適当文集

140文字でも書けそうな事を引き延ばして雑に書くところ

ムクちゃんさんのソロ曲で個人的に好きな曲の話を少しだけ…

本日12月21日は関口和之さんのお誕生日ですね。おめでとうございます。

というわけで(?)関口さんのソロで好きな曲について書いてみたくなってしまったので、何となく書いてしまいました。流石に何曲も挙げますときりが無くなってしまうので、5曲挙げさせていただきます(サザン名義の曲は今回外していますのでご了承下さい)。

 

 

フトンへようこそ

(アルバム「砂金」)

砂金の曲はみんな好きなのですが、1曲だけ選ぶとしたらこの曲になりますね。

タイトルの印象とは違い曲調は「なんば君の事務所」の関口さんバージョンという感じでしょうか(絶対伝わらないだろうなあ…この表現)。

布団の気持ち良さを十分に感じるムクちゃんさんらしいテーマですね。ちょうどこの時期に布団に入りながらこの曲を聴いてしまうと、そのまま出られずに冬眠してしまいそうな恐ろしさがありますね(?)。

関口さんのアルバムの中では唯一ウクレレがフューチャーされていない今ではとても貴重なアルバムになっていますね(この路線でもう1枚アルバムを聴いてみたかった)。

 

 

前略ウクレレ

(アルバム「UKULELE CALENDAR」)

カレンダーとなっているのに、おまけとなっている13曲目のこの曲を選んでしまう暴挙を犯してしまいました。でも関口さんがボーカルを取っているのはアルバムの中でこの曲だけで好きなのでお許しください(?)。

春夏秋冬の手紙の1文を1つすつまとめたような曲ですね。君への手紙への返信用に使えそうです(?)。ウクレレと共に季節を楽しんでいるムクちゃんさんの姿が目に浮かぶようです(?)。

ちなみにこのアルバムはメンバー全員のソロCDの中で唯一6月25日発売になっています。

 

 

南たいへいよ音頭(Caribbean version)

(アルバム「World Hits!? of Southern All Stars」)

「綺麗」に収録されている同曲のセルフカバー…といいますか歌詞が結構変わっているため完全に別バージョンといっても良いのかも知れません。曲調もCaribbeanといいますかハワイ感がありますね。日本ハワイ化計画ならぬ南たいへいよ音頭ハワイ化計画は成功したようですね(?)。

そういえば関口さんはタイトルに音頭と付く曲が2曲あるのですね(これとスターダスト音頭)。噂では桑田さんのハダカDE音頭 ~祭だ!!Naked~はこれに対抗して作られたとか…(はい、嘘です。ごめんなさい)。

 

 

5963ロックンロール

(アルバム「UKULELE CARAVAN」)

ウクレレですが、ロックンロールです。関口さん曰く「多少ウクレレ惚け」はしているものの根っからのロックンローラー。(中略)ロックンロールに感謝と慰労の期道を込めずして唄など歌えません」とのこと。

ここからは私の都合の良い解釈なのですが、「あのエンドレスなサマー」「そんな身体を労ろう」「夏の王様」「また会えるかな」なんて歌詞を見ますと、実はサザンのことを歌っているのではと思ってしまいますね。結果的に翌年2013年に身体を労った夏の王様達とまた会うことが出来たので、予言的ソングになりましたね(?)(ということは5963というのはソロ活動を指していたのかも知れない(?))。

 

 

天国行きのバス

(アルバム「UKULELE CARAVAN」)

UKULELE CARAVANからもう1曲失礼して…この曲が関口さんボーカル曲の中で1番好きですね…。歌詞は夢で見たある出来事を下敷きにしています。

夏の曲ではありますが、(映像等でしか見たこと無いけど)ハワイの爽やかさでは無く、日本の夏のあの蒸し暑さを感じるような、関口さん曲の中では珍しい部類に入りますでしょうか。桑田さんの黄昏のサマー・ホリデイと一緒に聴くと、湿度の高い夏をこの冬でも感じられますね。こういう時に日本人で良かったと思ったり思わなかったり。

 

 

おまけ

北風小僧の寒太郎

(アルバム「Ukulele Picnic」)

5曲といいましたが、最後にコンピレーションアルバムに収録されているこの曲をおまけとして…。

そうです。あの童謡です(雑な説明)。時々桑田さんや原さんが夜遊びなどで童謡を生歌することがありますが、また違った良さがありますね。「みんなのうた」あたりで使われていてもおかしくないと思います。「寒うござんす」のところは本当に寒そうに聴こえますね。次は童謡カバーCDなんて如何でしょうか…、関口さん。

 

 

 

はい。結局雑な感想になってしまいました。でもこうして書いてみますと好きな曲が結構多かったことが改めて分かりましたね。という訳でムクちゃん曲の配信もそろそろお願いします。

そしてもう1つ思ったのですが、サザンや桑田さん、原さんと比べて関口さん曲(弘さんもですが)レビューや感想少なくないですか…私にはこれが限界なので、ちゃんと曲を聴いていて、音楽の知識があり、文章が書ける方どうか書いて下さい(他力本願)。

またそろそろ新しい関口さんボーカル曲を聴きたいですね…そろそろ何か動きがあったりするのでしょうか。こっそりと待っております。

 

改めまして関口さんお誕生日おめでとうございます。

 

 

 

あとがきのようなもの

最近ようやく「突然ですがキリギリス」を入手出来たので、関口さんの本も徐々に購入していければと思っています。

あと今年中にもう1つ位記事を書けたらと思います(5つ位半端にしている物がありまして…年末在庫処分では無いですよ。…多分)。

 

サザンオールスターズのライブでの「原由子ボーカル曲」を雑にまとめてみた

本日12月11日は原由子さんのお誕生日ですね。おめでとうございます。

そんな誕生日&還暦記念(?)に「THE MOTHER ~偉大なる原坊に感謝~」と題しまして(堂々とパク…リスペクトしていくスタイル)得意(?)の雑ライブまとめから原さんが歌ったところに焦点を当ててみたいと思います。

一応ボーカルを取っていると言うことでデュエット曲もカウントに入れております。

 

 

 

・デビューコンサート「胸さわぎ」

茅ヶ崎に背を向けて

まだソロボーカル曲が無く、ファーストアルバム「熱い胸さわぎ」でデュエットしていたこの曲でライブでの原坊の歌手人生が始まりました(大袈裟な書き方)。

本編ラスト曲ということもあり早くも重要なポジションに置かれた曲を歌うと言うこともあり、まさか緊張のあまりテンポを早く歌ってしまったりしたのでしょうか(某女呼んでブギネタ)。

 

 

・春五十番コンサート

茅ヶ崎に背を向けて

ラスト1曲前の演奏でした。歌詞は別バージョンだったようです(原さんパートが追加されているらしい…です。文字情報でのみ確認)。

勝手にシンドバッド思い過ごしも恋のうちの間に置かれるという今となっては非常に珍しい曲順となっています。

本編ラスト曲の思い過ごしも恋のうちでも「男は立てよ~」のところは原さんが歌っていますので、実は原坊がこのライブの煽り担当だった可能性がありますね(?)。

 

 

・Further on up the Road

茅ヶ崎に背を向けて

3連続のご登場となりました。3連続&情報が今のところ拾えず、流石に妄想ネタもないので次に行きましょう。

(ごめんなさい…何か見つかりましたら追記しますのでどうかお許しを…)

 

 

サザンオールスターズがやってくるニャーニャーニャー

ようこそみなさん/私はピアノ

1曲目雑まとめでも書いていますので、詳しくは省略しますが、このライブだけのオリジナル曲であるようこそみなさんはデュエット曲となっております。

さてアルバム「タイニイ・バブルス」のツアーと言うこともあり、ついにデュエットではない純粋なボーカル曲として私はピアノがご登場となりました。

そしてこのライブ以降は原坊曲が1曲は選曲されるという流れが定着することになります(一部例外はありますが)。

 

 

・ゆく年・くる年

私はピアノ/シャ・ラ・ラ/茅ヶ崎に背を向けて

なんと3曲歌っております(2曲はデュエット曲ですが)。

シャ・ラ・ラは本編ラスト、茅ヶ崎に背を向けてはアンコールラストと初期のサザンライブを支えた2代デュエット曲が重要な位置に置かれていますが、茅ヶ崎に背を向けてはこれ以後99年の「歌舞伎町ライブ」までライブでは演奏されなくなったこともあり、その後も共演を果たせていないため、この2曲が同じライブで歌われたのはこれが最後となっていますね。

 

 

・そちらにおうかがいしてもよろしいですか?

うさぎの唄/Loving You/シャ・ラ・ラ

このライブで初めて原由子名義の曲がサザンのライブで歌われました。

ちょうどこのツアーが始まってすぐ後に2ndシングルである「うさぎの唄」が発売されていたこともありシングルの2曲両方を歌っていますね。もしかしたらI Love Youはひとりごとも公演日によっては歌われていたりしたのでしょうか…。

ちなみにうさぎの唄の作詞は関口さん、Loving Youは原さん自身が、そしてシャ・ラ・ラは桑田さんとさりげなく青学トリオが原さん曲作詞家としてしかもステージに勢揃いしている色々な意味で貴重なライブとなっています。

 

 

・愛で金魚が救えるか サザンオールスターズ PAAPOOツアー’82

My Baby Shines On Me/I Love Youはひとりごと/私はピアノ/幸わせなルースター/誕生日の夜(シャ・ラ・ラ)

HARABOSEコーナーがあり何と5曲も演奏されています(公式のセットリストには載っていませんが、ビデオ版にはシャ・ラ・ラが収録されているので実質は6曲になるのでしょうか…)。ここも日替わりで曲が変わっていたりしたのでしょうか。

ちなみに誕生日の夜は結婚発表のあったこのツアーの2ヶ月後に発売となっており、結婚直後のリリースと言うこともあり記念ソング的扱いになっても良さそうですが、アルバムやハラッド等のベストにも収録されず、その後ライブでも演奏されていないため、ビデオの武道館コンサートに収録されているテイクはレアですね。

 

 

・青年サザンのふらちな社会学

流れる雲を追いかけて

ステレオ太陽族では原さんのボーカル曲が無かったため、2作ぶりのサザン名義での曲となりました。当初はこの曲をザ・ナンバーワン・バンドで小林克也さんに歌ってもらう予定だったそうです。

初めてデュエット曲が無しでのライブとなりましたね。シャ・ラ・ラさんがしばらく冬眠に入られたこともあり(?)これ以後はほぼ1曲原坊単独公演を見ることが出来るようになりました。

 

 

SASたいした発表会・私は騙された!!ツアー’83

かしの樹の下で/横浜Lady Blues

上でデュエットが云々と言って置きながら早速歌っています。しかも1曲目です。こうして見ますとほぼ無いとは思いますが、ライブの1曲目にあえて原坊曲を持ってきても面白い気がしますね。だって絶対に予想出来ないじゃないですか。

アルバム「綺麗」に収録されている原さん曲、そんなヒロシに騙されては公式のセットリストには載っていませんが、実は演奏している公演もあったそうで…。ツアーから30年以上が経った2016年になっても騙されるところでした(?)。

ちなみにそんなヒロシに騙されては原さんのソロライブ「花咲く旅路」では選曲されておらず、次に歌われたのが10年後の93年「しじみのお味噌汁コンサート」になるので、このツアーで選曲されていない日の公演に行った人からすればレアナンバー扱いになっていたかも知れませんね。

 

 

・熱帯絶命ツアー”出席とります”

シャボン

Oh!クラウディアと開きっぱなしのマシュルームの間という、終盤のバラードから煽り曲コーナーへ…という所謂サザンの王道パターンに割って入っているという珍しい位置に置かれています。なるほど実はシャボンは煽り曲だったのですね(?)。もしくはクラウディアとの歌詞に鳥が入っているメドレーをやりたかっただけなのかも知れません(?)。

 

 

・大衆音楽取締法違反”やっぱりアイツはクロだった!”実刑判決2月まで

シャボン

スタジアムツアーからTarakoを挟んでのホールツアーとなったこのライブでは7曲目と前回に終盤から一気に序盤へとポジションが移動しましたね。

このツアーの途中で行なわれた年越しライブ「縁ギもんで行こう」と産休によりライブ不参加となった「KAMAKURA TO SENEGAL サザンオールスターズAVECトゥレ・クンダ」では原坊曲が歌われていないため、86年からのサザンの活動休止前では最後の原さんボーカルソングとなりました。

 

 

真夏の夜の夢 1988大復活祭

鎌倉物語/あじさいのうた

85年2月以降約3年半ぶりの原さん曲は、原坊コーナーとして鎌倉物語・あじさいのうたというお子さんがお腹の中にいた時にレコーディングされた2曲が歌われました。

長男→次男の流れで演奏されていますが、このライブの22年後のソロライブ「はらばん」ではあじさいのうたからの鎌倉物語という次男から長男へという逆の順番が実現しています(?)。

実はその前の11年後の99年に「Mothers’ Love」というお母さん歌手が集まったライブであじさいのうた→鎌倉物語の流れをやってはいるのですが…。となると次は33年後の2021年には鎌倉物語→あじさいのうたという流れが見られる可能性がありますね(?)。

 

 

・夢で逢いまSHOW

ナチカサヌ恋歌

89年年越しライブの「いっちゃえ’89サザンde’90」では原さん曲の演奏がなかったため、2公演ぶりの原坊曲となりました。

がこのライブ以降、ナチカサヌ恋歌はサザンでもソロライブでも歌われていないため夢で逢えた方はラッキーですね(?)。それだけに真夏の果実のシングルB面に収録されているのは救いですね。夢ではなく現実で演奏されたという証明にもなりましたから(?)。

 

 

・歌うサザンに福来たる

愛して愛して愛しちゃったのよ

稲村ジェーン収録曲ではありますが、サザンのライブで原さんが歌うカバー曲は初ですね。これ以後「暮れのサナカ」でカバー曲を歌うまでは長らく唯一の座をキープしておりました。

といいますか、カバー曲であり、名義は「原由子&稲村オーケストラ」となっているこの曲がサザンのライブで演奏されているというのは、なかなか複雑に絡み合っている感がありますね(大復活祭で桑田さんのソロコーナーの中でKUWATA BAND名義の曲を歌っているのと似たようなものでしょうか…)。

 

 

・THE音楽祭 1991

かしの樹の下で/花咲く旅路

ライブでデュエットソングが歌われるのは、83年の私は騙された!!ツアーでの同じく、かしの樹の下で以来8年ぶりとなりました。

ちなみにこのライブがWOWOWで放送された際、横浜スタジアムのライブ映像でしたが、「かしの樹の下で会いたい 故郷の町でお前に」という歌詞を、8年ぶりの演奏というのに加え原さんの出身の横浜で聴けたのと言うのはリアルな再会感がありますね(?)。

紅白でも歌われ、原さんの曲の中でも知名度が高い曲と思われる花咲く旅路ですが、急遽歌った北京ライブ以外ではサザンのライブのセットリストに組み込まれたのはこのライブだけなのですね。ちょっと以外でしたね。

 

 

・闘魂!ブラティ・ファイト

じんじん

連続で原さんソロ曲のご登場となりました。某放送局の受信料を払っていますとこの年出場した紅白歌合戦で花咲く旅路も見ることが出来ましたので、原坊デーになりますね(?)。ちなみに時間は被っていないので、ビデオで見る必要は無いですね(?)。

この曲の前が「死体置場でロマンスを」ですが、連続して聴きますと、拉致された彼女は助かったけど、彼とはもう会えない…という物語の続きに聴こえてしまいますね(?)。

 

 

・歌う日本シリーズ1992~1993(南天群星 北京で逢いましょう)

ポカンポカンと雨が降る(レイニー ナイト イン ブルー)/花咲く旅路(北京ライブ1日目のみ)

サザン名義のオリジナル曲では「夢で逢いまSHOW」以来の演奏となりました。

曲のイントロ前に大森さんがいますが、小倉さんのギターソロがあるので、そこだけ見ますと大森さん脱退後のライブかソロライブと勘違いしてしまいそうですね(?)。

北京では花咲く旅路が歌われていますが、これはライブ途中で桑田さんが体調不良によりステージから下がってしまっている間に急遽歌われました。当時向こうで発売されていたカセットテープか何かにもサザンの曲に混じって花咲く旅路が収録されていた物が売られていたらしいので(多分許可は取っていない物でしょうが…)知名度があったのでしょうか…。

 

 

・しじみのお味噌汁コンサート

流れる雲を追いかけて/鎌倉物語/シャボン/そんなヒロシに騙されて/じんじん

PAAPOOツアー以来の5曲演奏となっています。しかし中継では関東のみ延長版がありましたが、一部CM等でカットがあり、流れる雲を追いかけてと鎌倉物語が狙われてしまい、シャボンの途中から中継再開となっています。ちなみにこの3曲はこの時点でライブ版がテレビで放送されたことが無いという悲運を味わっています。特に流れる雲を追いかけてはNUDE MANツアーはラジオ放送もなかったために放送されたライブ音源が(多分)存在という何ともな事になっています。

逆にそんなヒロシに騙されては少し後のことになりますが、ライブでちょこちょこ顔を出すようになるなど、ライブ定番曲への足がかりとなったライブとなりました。

 

 

・ホタル・カリフォルニア

鎌倉物語

ソロライブ「花咲く旅路」版はWOWOWで放送されていますが、サザン版は初めての映像&製品化となりました。しかし現段階で(さよならベイビーのB面である大復活祭のライブ音源を除けば)製品化された鎌倉物語はこれが唯一なのですね。

 

 

・ザ・ガールズ万座ビーチ

恋の歌を唄いましょう

ライブでの演奏はこの時のみでビデオ&DVD「平和の琉歌」での30秒くらいだけ見ることの出来るのが唯一のライブ映像という不遇なのか何なのかという扱いになっていますね。

少し話としてはズレますが(いつもだけど)、この曲はアルバム「Young Love」に収録されていますが、「Love(愛)」と曲名に入っている、胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ・愛の言霊~Spiritual Message~・Young Love(青春の終わりに)・Moon Light Lover・愛無き愛児~Before The Storm~はライブで複数回演奏されていますが、ドラマで始める恋なのに・恋の歌を唄いましょう・恋のジャック・ナイフと「恋」が曲名に付く曲はライブで1度もしくは1度も演奏されていないというのは偶然なのでしょうか…。

 

 

・牛

平和の牛歌

これは…デュエット曲と言っても良いのでしょうか…?まあ一応原さんも歌ってはいるので該当すると判断しましたが。

原坊のアカペラというのはこれでしか見ることが出来ないかなり貴重なものですね。皆様是非「平和の琉歌」のDVDを買いましょう(?)(アミューズとビクターの関係者的発言)。

 

 

・おっぱいなんてプー

シャ・ラ・ラ

何とPAAPOOツアー以来15年ぶりの演奏となりました。このライブ以降サザンでも桑田さんソロライブでも時々演奏されるようになりましたね。

噂によればようやく愛で金魚を救うことが出来たためライブに顔を出せるようになった説と単純におっぱいに釣られて横浜の町から出てきた説があるらしいですね(お前の中だけだろシリーズ)。

 

 

・モロ出し祭り~過剰サービスに鰻はネットリ父ウットリ~

涙の天使に微笑みを

3公演ぶりにデュエット曲以外での原さん曲とはなりましたが、ソロ曲となりました。この曲も好きではありますが、やはりサザンのライブではサザン名義での原さん曲を聴きたいなーとは思いますね。一説にこの頃サザンのシングルの売り上げが伸び悩んでいたのは、ライブで原さん曲が聴けない一部ファンの影響があった…なんて訳はないですね…(2連続

で申し訳ございません…)。

たまに桑田さんのソロライブでサザンの曲をやるのは…的なものを見ますが、原坊では見たことがありませんね。まあ公式で「ハラッド」というサザン&ソロというベストが出ているので、そこまで気にする必要は無いのかも知れませんが…。

実は製品版ではもう少し長いイントロがあったらしいのですが、カットとなっています。

 

 

・Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~

唐人物語(ラシャメンのうた)

秋に発売された「さくら」というアルバムの中で唯一の春の曲でお馴染み(?)唐人物語さんのご登場です。

まさにこの春のツアーにぴったりで、またNO-NO-YEAH/GO-GO-YEAH~CRY 哀 CRYという3曲の次に選曲されているということもありこの曲の温かさといいますかそういうものが色濃くなっているように思えますね。

個人的な話ですがサザンの原さん曲の中では1番好きな曲なのです…いつかは生で聴いてみたいですねえ…いや歌っているライブを発売していただければ…2年ぐらいは寿命が延びそうです(?)。

 

 

・’99 SAS 事件簿in歌舞伎町

私はピアノ

ソロライブを除けばサザンのライブでは何とPAAPOOツアー以来(そういえばPAAPOOツアー以来って多いですね…)17年ぶりの演奏となりました。

余談ですが同じくアルバム「タイニイ・バブルス」に収録されこのライブで歌われた弘さんの松田の子守歌は「闘魂!ブラティ・ファイト」のメドレー内で歌われているので、実は松田の子守歌よりも間が空いているというのは、私がサザンテストを作ったときに(絶対に作るわけがない)出ますので是非覚えて置いてください(?)。

 

 

・晴れ着DEポン

茅ヶ崎に背を向けて/そんなヒロシに騙させて

茅ヶ崎に背を向けては歌舞伎町ライブでも選曲されていますが、桑田さん1人で歌ってしまっているので、デュエットされたのは「ゆく年・くる年」以来19年ぶりとなりました。21世紀になる前に間に合って良かったですね(?)。

そんなヒロシに騙させてはメドレーコーナーでのご登場となりました。1番のみの演奏となりました。ちなみに次の曲には松田の子守歌が選曲されており騙した「ヒロシ」とはやはり弘さんだったのでは…という説が確信となったとかならないとか言われているとかいないとか…。

ちなみに生放送版では2曲ともカットされてしまっています。

 

 

茅ヶ崎ライブ~あなただけの茅ヶ崎

茅ヶ崎に背を向けて/鎌倉物語

茅ヶ崎に帰ってきてのライブでしたが、海に向かって歌っているので、背を向けているのは間違いではないですね(?)。

茅ヶ崎に背を向けてが3連続で演奏されるのは、胸さわぎからFurther on up the Roadの3連続以来ですね。しかも今回は全部4曲目というおまけ付きとなっています。

ラストの方に「その隣は平塚 砂混じりの茅ヶ崎 小田原にちと遠い」という歌詞が追加されています。

そして原さんの曲は鎌倉物語となりました。茅ヶ崎ライブにピタリとはまる原坊ソングはもうこれしかないでしょう(灼熱のマンピーも茅ヶ崎でライブをやっていますがツアーなので多少矛盾した発言ですがまあ許されるでしょう(?))。

 

 

・ゴン太君のつどい

唐人物語(ラシャメンのうた)

バラッド3発売後でコーナーがあったということもあり、バラッド3に唯一収録されている原坊曲ということで演奏されました。

…今気付いたのですが、バラッドシリーズで原さんの曲が1曲のみの収録となっているのはこの「3」だけなのですね。やはり「Young Love」の「恋」シリーズはライブではなかなか日が当たりにくいようで…。

 

 

・「流石(SAS)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」~カーニバル出るバニーか!?~

私はピアノ/シャ・ラ・ラ

2曲ともメドレーコーナーの中で演奏されました。

割とお久しぶりな曲が多い中で私はピアノというのは割とベタな選曲に思えますね。

前回演奏された歌舞伎町ライブから4年ぶりとあまり間がありませんでしたが、サザンのライブでは(ソロでは歌っていますが)これが最後の演奏となり現段階で13年経っており、PAAPOOから歌舞伎町までの17年に迫りそうですね。

1番のみの演奏となりました。

真夏のライブでのシャ・ラ・ラは今のところ「そちらにおうかがいしてもよろしいですか?」とこれだけですね。しかも「雪になりそな~」の部分はカットせずに演奏していますね。まさにMERRY X’MAS IN SUMMERですね(?)。

 

 

・真夏の夜の生ライブ~海の日スペシャル~

そんなヒロシに騙されて

「女猪木に玉触られて」ではありません(あれ…女でしたっけ?そんなでしたっけ?昔某所で観たっきりなので曖昧です…)。

メドレー内での演奏だった「晴れ着DEポン」を除けばフルバージョンでの演奏は「しじみのお味噌汁コンサート」以来11年ぶりとなりました。

このライブと大感謝祭の影響からか、夏のライブでは鎌倉物語かこの曲、というイメージが個人的に定着しつつあります。

 

 

・暮れのサナカ

ブルー・ライト・ヨコハマ

「歌うサザンに福来たる」以来のカバー曲となりました。ただ愛して愛して愛しちゃったのよはライブ前にアルバム、そしてシングルカットされているため、そういう形ではなくライブでのカバーという見方をすれば初と言ってもいいのかもしれません。

とはいえのちにこの曲も翌年「BOHBO No.5」でスタジオ収録版のカバーが収録されていますが、ライブ版とはいくつか違いがあるらしいと昔何処かで見た記憶があります(これもまたライブ版を見たのが遠い昔のことで曖昧…というか多分見ても分からないし、音楽的語彙が乏しいため説明が出来ない可能性が高そうです…)。

 

 

・みんなが好きです

リボンの騎士

キラーストリートでは2枚組ということもあり初めて原さんボーカル曲が2曲収録されたアルバムとなりましたが、その中でライブではこのリボンの騎士が選曲されました。

一方で選曲から漏れてしまった、山はありし日のままはまだライブで演奏されて事は無く、「ハラッド」にも収録されずというのは残念ですね…。

個人的に初めてDVDでこのライブのリボンの騎士を見たときに出てきたダンサーさんを見まして、「サザンのライブってこういうこともするんだ…」と何か見てはいけない物を見てしまったかのような反応をしていましたね。

 

 

・真夏の大感謝祭

そんなヒロシに騙されて

メドレーコーナーでの演奏となりました…といいますかそんなヒロシに騙されてのメドレー内混入率高いですよね。

メドレーでの演奏でしたが、フルコーラス歌われました。

このメドレーの中でアルバム「綺麗」からはこの曲のみの選曲で、他のアルバムからは2曲以上選曲されているので、この曲になったのは必然だったのかも知れませんね(個人的には綺麗は好きなアルバムなので、もう1~2曲聴きたかったですね…)。

 

 

・灼熱のマンピー!!G★スポット解禁!!

人生の散歩道

原由子名義の曲を除けば、サザン名義での原さん作詞+シングルB面曲からの選曲というのは初めてですね。

シングルではこの曲の前に、ライブでは後に栄光の男が置かれていますが、順番が変わるだけで「人生」…といいますかそういうものの見方が変わってくる気がします。

この曲好きなのですが、ライブで見た後になってさらに好きになってしまったので、もう一度見ることが出来ればまた違った見方が出来そうなのでまた生で聴いてみたい物です…。

 

 

・ひつじだよ!全員集合!

鎌倉物語/シャ・ラ・ラ

室内&年越しライブで鎌倉物語が演奏されたのは、「しじみのお味噌汁コンサート」以来21年ぶりとなりました。こうしてみますと原坊曲はうまくローテーションされていますね。一方でもうせめて1~2曲聴きたい…とも思ってしまいますね。

そして横浜コーナーではシャ・ラ・ラさんがご登場されました。ソロでは01年・11年とこの時期に歌われていますが、サザンでは「おっぱいなんてプー」以来17年ぶりに12月に歌われました。

横浜でこの2曲が同じライブで聴けるなんてとても贅沢な時間だったな…と今更ながらに思ってしまいます。

 

 

・おいしい葡萄の旅

ワイングラスに消えた恋

なんとハンドマイクでダンサーさんとも絡みながらのセンターでの歌唱となりました。サザンのライブでハンドマイクで歌うのは「しじみのお味噌汁コンサート」(連続登場ですね)でのじんじん以来になるでしょうか。

後ろでは天井棧敷の怪人さんらしき方が指揮棒を振ったりなんやかんやしていましたが、コーラスの所ではしっかりとコーラスをしているのに妙な愛おしさを感じましたね(最後なのに原坊ではなく桑坊締めするとはなんたることか)。

 

 

 

という訳でざっくりと振り返ってはみました。

ここで演奏回数が複数回の曲を出してみましょう(公式のセットリストからの計算でデュエット曲は除きます)。

 

5回 私はピアノ・鎌倉物語

4回 そんなヒロシに騙されて

3回 シャボン

2回 流れる雲を追いかけて・唐人物語(ラシャメンのうた)・じんじん

 

 

やはり私はピアノ・鎌倉物語がトップで通算5回演奏されています。また私は騙された!!ツアーでも演奏した公演があるらしい、という情報をカウントに加えればそんなヒロシに騙されても5回になりますね。何となくアルバム発売時にはそのアルバム収録曲を演奏し、その他のライブではこの3曲が基本ローテーションされる…というのがパターンになっているのかもしれません。

その中で唐人物語が90年代の曲で唯一複数回演奏されていますね。今後サザンの活動が再開される時にはまた聴けるでしょうか。

 

原坊ソロ曲もちょこちょこ演奏していますが、複数回演奏されたのは意外にもじんじんだけでしたね(北京の花咲く旅路は除いています)。

渚園のところでも書きましたが、ほぼ1曲固定の原さん曲でサザンのナンバーではなく、ソロの曲を演奏するというのに「えー」と思う人は少なからずいるのでしょうか…?

ここのせめぎ合いは原さんのソロライブをやっていただければ解決しそうなので(?)またそろそろお願いしたいですね、ソロだけに(本当にごめんなさい)。

 

 

さてどうでもいいますが現在この雑文を書き終えたのは、ちょうど誕生日直前の夜遊びを聴きながらですので何かこの誕生日当日に発表があるのかまだ分かっていませんが、どんな発表がありましたでしょうか(この夜遊び直後のタイミングでしか原坊誕生日の日に更新するチャンスが無いもので…と以下、言い訳を心に置かずあなたへの優しさを忘れた文)。

最も可能性がありそうなのは、桑田さんの時と同じように原さんのソロ楽曲の配信解禁でしょうか。過去CDの再販は98年が最後になっており、桑田さんの配信解禁を見ますとここでリマスター版のCD再販というのは考えにくいですから。でもこれなら関口さんと弘さんの曲も配信して欲しいですね。特に1stアルバムは92年にCD版が出ただけでその後の再販が無いので、特にお願いしたいですね。

あとは未だCD化されていない「ウルワシマホロバ」と「ヘヴン」がCD化されるのか配信されるのを期待したいですね。理想はCD化+はらばんDVD(BD)で発売なんてあると、最高ですがまあ無いでしょうね。

それとライブなんてどうでしょう…なんてハードルを無駄に上げ続けても仕方が無いので、いい加減に締めましょう。

 

 

改めて原由子さんお誕生日おめでとうございます

 

 

 

あとがきのようなもの

もし原さんソロライブがあったら(まだ言うか)「使い古された諺を信じて」「おしゃれな女(Sight of my court)」が聴けたらなあ…とずっと思っています。

 

君への手紙…ではなく君にサヨナラをのことについて今更ながら少々

本日12月9日は「君にサヨナラを」が発売されて7年。つまりは7歳のお誕生日ですね。おめでとうございます。

という訳で(?)君への手紙の発売からまだ2週間少々という中にも関わらず、空気を読まずに感想もまだ書かずTwitterでも呟かず(そういえば未だヨシ子さん御一行様も感想をまだちゃんと紡げていない…)という現在進行形の皆様に悪戯されてしまいそうな(?)状況であえて君にサヨナラをについてちょっとだけ失礼します。自分語り的なものが多分今までよりも1番酷いので、引き返すなら今のうちですよ(?)。

 

 

君にサヨナラを」…好きなんです(まあここに書いている時点でそうなんですけど)。

DIRTY OLD MANの時にも書いたのですが、初めて夜遊びで聴いたときに「ああ…これは…」と一聴き惚れをしてしまいましてね…。ラジオで初めて聴いた時に「これは好きかも…」となったのはこの2曲ですね(この頃までは良い意味で純粋だったのでしょう…(?)今ではこんなに汚れた灰色の僕になってしまいました(?))。

なんと言いますか…曲の持つ雰囲気でこれは…ともなったのでしょうが、こういう年齢を重ねてそれを受け入れているように思うような曲が私は好きなのかも知れませんね(おかしいな、当時はまだ私××歳だったはずなのに(年齢非公開とか芸能人っぽいことをやってみる…というか今も戸籍上はそこまでの年齢では無いはず))。

人生大惨敗へGoしている身としましては、「またひとつため息」というところでハッとさせられてから(物心のついた時からため息ばっかりついて…と良く言われていまして)の「「幸せ?」と聞かれて素直に“Yes”と言いたい…言わねば!!」でとどめを刺されてしまいましたね。だって昔から今まで「Yes」と言えたことがないもの…

いや…サザン(桑田さん)のライブを見ている時に聞かれれば言えるでしょうけど、それは夢の時間だから当たり前のことだし…云々となってしまう面倒くさい私です。

そんな未だ素直にYesと言えることが出来ない自分を愛しく思っていたりするのですが(ごめんなさいそれは嘘です)。

 

もうひとつ思うのは「君」というのは実はもう1人の自分なのでは…とも思うときがあるのです。多分歌詞から拝借した言の葉を使わせていただくと、素直に幸せと言えない退屈な人生を歩んでいる自分と決別したいという気持ちが私のどこかにあるからそう思い、この曲に投影しそうになるからかもしれませんね(ここ最高に気持ち悪いことを書いていますね)。

 

まあつまりは「君にサヨナラを」を聴いてしまうと長くも面白くもない自分の人生を思い返してしまい、単純に好きな曲という感情といつの間にか複雑に絡み合ってしまい、ただ単に好きな曲、というものから特別な1曲になってしまったという面倒くさい事例を無駄に長く晒しただけの文だったのでした。ちゃんちゃん(効果音)。

 

 

…最後に無理矢理「君への手紙」に繋げてしまえば、君への手紙が「燃える夏を過ぎれば 実りの秋が来る」と歌っていますが、君にサヨナラをはその実りの秋をも過ぎてしまった冬というイメージがありますね。ただ寒いだけの寂しい冬ではなく、その中で暖かさを感じるような…そんな曲に思います。そして時が流れても溢れた希望を胸に生きて行きまた春がやってくる…というのも、暖かさの要因の1つなのかも知れません。

 

もうひとつ…夜中のラジオで聴いたハートを切なくさせた歌と冬の街に流れる懐かしい歌が一緒の歌だと良いな…なんて思ってしまうのです…。

 

 

 

あとがきのようなもの

THE ROOTSのBDも観ましたが、CX版(普通にフジテレビ版と書け)のOPとEDの謎の音楽評論家さんがご登場した部分は収録されていないではないですか。まさこさんが気になる会…おっと、小野ちゃんさんの密かなファンクラブ会員としては(?)ビ○ターさんへの抗議も考えないと行けませんね(大袈裟)。ここが収録されていないだけで売り上げが12枚くらいは変わりますよ(?)(そんなアホなこと言っているから…以下略)。

 

希望の轍が歌われたライブとその諸々を雑にまとめてみた

1990年に発売され、アルバム曲でありながらもファンからの人気も高く、恐らく桑田さん自身も好きな曲であり、そのせいか(?)ライブでは恐ろしいほどの演奏率を誇る「希望の轍」。

数多くのライブで活躍しているということもあり、1曲目、メドレー、アンコール…と色々な場所で登場していますね。

というわけで、今回はどのライブのどのポジションで演奏されているのかをいつものように雑にまとめてみました(〇曲目ネタが尽きたという訳ではありま…せんとも言い切れない)。

今回も桑田さんがアルバム「稲村ジェーン」のサザンオールスターズ&オールスターズ、この曲自体の稲村オーケストラという名義を巧みに利用しているため(?)ソロも含んでおります。そして今回はAAAでのライブ、そしてフェス系も投入してしまいました。そのため例によって長くなってしまっているので、ご了承くださいませ…。

 

 

 

・歌うサザンに福来たる

24曲中(アンコール3曲を含む)16曲目(前後曲:真夏の果実/フリフリ’65

初登場となったこのライブで早くも真夏の果実フリフリ’65という終盤へ向かうバラード曲から煽りコーナーへと向かっていく間を繋ぐポジションに選曲されています。

稲村ジェーンのアルバム発売後初ライブということもあり、ここに置かれたのかも知れません(新曲の盛り上がり系な曲はこの頭のポジションもしくはラストに置かれる傾向があるので)。

先輩曲達への遠慮からか(?)今では定番となっている2番での「Baby Love」シャウトはまだ行なっておらず(ただCDバージョンよりも強調して歌われていますが)、若かりし頃の姿を見られる(?)逆に貴重なテイクとなっていますね。

また生放送版ではこの曲で中継が丁度終わりとなっており、早くも運の良さを示していますね(?)。

 

 

・THE音楽祭 1991

36曲中(アンコール3曲を含む)26曲目(前後曲:真夏の果実/ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY))

ポジションとしましては、歌うサザンに福来たると同じくバラード曲から煽りコーナーへと向かっていく間を繋ぐところに収まっています。

歌うサザンから歌う日本シリーズまでのライブでは、メドレー内での演奏だったブラティ・ファイトを除けば前後に真夏の果実が置かれており、シングル曲の先輩であった真夏の果実先輩とのセット売りがされていたのかも知れません(単に稲村ジェーンメドレーなだけでしょうが)。

 

 

・闘魂!ブラティ・ファイト

19曲中(アンコール3曲を含む)8曲目(メドレーコーナーの15曲中11曲目)

(前後曲:逢いたくなった時に君はここにいない/Eleanor Rigby)

サザン&ビートルズ合体メドレーでのご登場となり、初のメドレー内での演奏となりました。2番の「Be the one for tonight~」のところまで歌われています。また初めてライブでその後お馴染みとなる「Baby Love」シャウトが行なわれました。もしかしたらビートルズとプロレスという桑田さんの趣味全開で構成されていたこともあり、テンションが上がっていた副産物なのかも知れません(?)。

ちなみに生放送版(途中から録画という悲しい仕様)ではメドレーコーナーがばっさりとカットされているため数少ないカットとなっています。

あと関係ないですが逢いたくなった時~轍の流れはバラッド3と同じですね。

 

 

・歌う日本シリーズ1992~1993(南天群星 北京で逢いましょう)

27曲中(アンコール曲を含む)13曲目(前後曲:死体置場でロマンスを/真夏の果実

初の中盤での出番となりました。ちょうどアルバム「世に万葉の花が咲くなり」曲の間に位置する4曲の1つとして選曲されており、他の3曲であるYOU・死体置場でロマンスを・真夏の果実という某海の家的な選曲の中で存在感を示していますね(?)。

死体置場でロマンスをからの流れですと、希望と言いながら2人が拉致された車の轍説が出てきそうな雰囲気ですね(?)。

ラストのラッパ隊によるパーパーパッのあれ(説明がうまく出来ないのでこの表現)はここが初めてですね。

北京ライブでも全体のセットリストは少し変わっていますが、轍は13曲目の演奏と変わっていないのでこちらでまた一緒にさせていただきました。

 

 

・しじみのお味噌汁コンサート

30曲中(アンコール3曲を含む)21曲目(前後曲:クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)/匂艶THE NIGHT CLUB)

音楽祭以来の煽りコーナーの先頭打者となりました。中継が入った大晦日の日だけか分かりませんが、Baby Loveでのシャウトはありませんでしたね。野太い感じで歌ってはいますが。この年のライブは弘さんの急病により、年明けにもまだ延期された4公演が残っていたので、多少喉の温存をしたかったのか、もしくはその後のマチルダBABYで暴れるために我慢していたのかも知れません(?)。

 

 

・ホタル・カリフォルニア

30曲中(アンコール3曲を含む)16曲目(前後曲:鎌倉物語/ニッポンのヒール)

原坊曲とアコースティックコーナーの間に配置されていますね(正確にはニッポンのヒールの前に鬼太鼓囃子がありますが)。なんと言いますか浮いているとまでは言いませんが、単独公演感がありますね(?)。

ラッパの前奏から始まるというのもあのイントロまで次は何が来るのだろうか…という期待を煽る効果があるのでしょうか(そして大歓声という名の爆発で完成となるのかも知れませんね…と書いていて、さらに思ったのはイントロからの大歓声というのも希望の轍という曲の1つの楽器のようなものなのかも、とふと…)。

 

 

・ザ・ガールズ万座ビーチ

30曲中(アンコール3曲を含む)16曲目(前後曲:愛は花のように(Ole!)/真夏の果実

ここだけ見ると一瞬アルバム「Young Love」のツアーなのに「稲村ジェーン」のツアーではないのか…と勘違いしそうな稲村メドレーな感じのところに選曲されていますね。ちなみに平和の琉歌から太陽は罪な奴までの8曲のうち愛は花のように以外の7曲は「海のYeah!!」に収録されているということもあり、霞んでしまうとは言わないまでも、高いレベルの中で浮いてしまうことも埋もれてしまうことのない、良い意味で轍らしく無いような位置にいますね。

 

 

・牛

26曲中(アンコール3曲を含む)24曲目(アンコール1曲目)(前後曲:愛の言霊~Spiritual Message(アンコール前ラスト曲)/夕方Hold On Me)

初のアンコールでの登場となりました。比較的メジャー寄りの曲を外したこのライブでも選曲されるあたり、この曲の立ち位置といいますか、存在というのがこちらの思っている以上に大きい物なのかも知れません。

しかし終盤の煽りコーナーの形をかなり変えているためか、アンコールの希望の轍、夕方Hold On Me、Oh!クラウディアという3曲はすごくメジャー過ぎて(頭の3曲にも似たようなことが言えますが)、ここだけ夏の万座ビーチ感が残っている(轍以外選曲されていませんが)といいますか、「いつものサザン」で始まり締めているというのが、不思議なんだけど絶妙なセットリストだなと思います。

 

 

・モロ出し祭り~過剰サービスに鰻はネットリ父ウットリ~

34曲中(アンコール5曲を含む)31曲目(アンコール2曲目)(前後曲:Bye Bye My Love(U are the one)/いとしのエリー

前回のライブおっぱいなんてプーで歌うサザン以降初めて選曲から外れましたが、20周年のこのライブではしっかりご登場となりました。

アンコールが5曲というサザン史上最高数(NUDE MANツアーと流石だツアーの沖縄も5曲ですが…)の中Bye Bye My Loveといとしのエリーという70年代と80年代の代表作の間に配置されており、しかもライブでは牛以来2年ぶりというのがあのイントロが流れた後の大歓声に「やっと来たか…」「待ってました!」というのを強く感じますね。

生放送版は分かりませんが製品版で見ますとBaby Loveでのシャウトの際に、桑田さんを映していないのは何とも言えませんね。逆に歌う日本シリーズの方が過剰サービスな編集をしていますよね(?)。

 

 

・Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~

28曲中(アンコール4曲を含む)27曲目(アンコール3曲目)(前後曲:LOVE AFFAIR~秘密のデート/素敵な夢を叶えましょう

ここで3連続アンコールでの選曲になりましたね。しかも1.2.3とどんどん後ろの方に移動していますね。しかしラストを飾るのはまだもう少し先となるのです…。

このライブでは大きなアレンジがありました。ラストの方で「静寂のハーモニー」「情熱よShine on me!!」という歌詞部分が追加されていました。

曲調のアレンジや一部カットなどは多々ありますが、原曲+新たな歌詞+アレンジというのは音楽祭での「海」やI LOVE YOUツアーの「銀河の星屑」などあまり見られないような気がします。

 

 

・晴れ着DEポン

21曲中(アンコール3曲を含む)11曲目(メドレーコーナーの18曲中16曲目)

(前後曲:THE END/思い過ごしも恋のうち

久々にアンコールでの演奏ではなく、中盤での演奏となりましたね。このミレニアムメドレーとブラティ・ファイトのサザン&ビートルズ合体メドレーの両方で歌われたのはこの轍が唯一の曲となっているのは偶然でしょうか。だから前の曲はビートルズのナンバーだった訳でしたか(?)。

今回は1番のみの演奏となりました。そういえば轍をライブで歌う際には弾き語りを除けば、ギターを持っているのはメドレーコーナーの時だけですかね(2008年TBSでのテレビ用ライブでは持ってはいましたが、全部見たわけではないので情報お待ちしてます(?))。

 

 

茅ヶ崎ライブ~あなただけの茅ヶ崎

36曲中(アンコール4曲を含む)1曲目(前後曲:/いなせなロコモーション

初の序盤でのご登場であり、トップバッターとなりました。

以前ライブ1曲目についての雑なまとめにてちょいと書いてしまったので、詳しくはそちらを見ていただけますと…。

希望の轍と言いますとスタンドマイクでギター無しというのが多いかと思いますが、1曲目でこのスタイルというのは珍しいかと思われます。恐らくKAMAKURAツアーの1曲目であったいとしのエリーの時以来だったのではないのかと思います(一部見たことがないものがあるので自信はありませんが…)。

 

 

・ゴン太君のつどい

29曲中(アンコール4曲を含む)3曲目(前後曲:ネオ・ブラボー!! /真夏の果実

初の年越し曲となりました。2番まで歌った後にカウントダウンがあり、年明け後に「情熱の~」から演奏が再開されました。

この年は20世紀から21世紀へ世紀を跨ぐ(漢字変換を間違えるとまずいですね(?))という年越しライブと言うこともあり、21世紀への希望を込めていたのかも知れません。

もしくは「遠く離れゆくエボシライン」や「忘われぬメロディライン」などサビの部分を茅ヶ崎ライブに当てはめると、20世紀と茅ヶ崎ライブに思いを馳せつつも、それが遠くなっていく未来(21世紀)へ向かってゆくという意味があったらいいな…などとも思ってしまいますね。

 

 

建長寺ライブ

13曲中10曲目(前後曲:TSUNAMI/いなせなロコモーション

27時間テレビ内で放送された音楽寅さんでのサザンライブです。公式サイトにセットリストが載っていないので入れるか迷いましたが、寅さんDVDBOXに収録されていますので、一応入れました。

当時カットされてしまい、放送はされていなかったので7年後の2010年にようやく映像化となりました。

ただエディット版ということで編集がされており、1番の「oh my,oh yeah,」の後が2番の

「Be the one for tonight」へ飛んでしまい2番はほぼカットという編集になっております。

曲のカット自体珍しい轍さんですが、メドレー以外でこのような編集がされてしまうと言うのもある意味でレアではありますね。

 

 

・「流石(SAS)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」~カーニバル出るバニーか!?~

34曲中(アンコール4曲を含む)31曲目(アンコール1曲目)(前後曲:勝手にシンドバッド(アンコール前ラスト曲)/HOTEL PACIFIC)

アンコール1発目ですが、沖縄公演では「花~すべての人の心に花を~」のカバーを1曲目に披露しているので2曲目になっております。

本編ラストのシンドバッドやその前の腕振りみんなのうたやおーおー(雑)ボディ・スペシャルⅡ等で散々エネルギーを奪っていきながら、さらにアンコール1発目に大歓声まで奪っていくとはサザンの皆様はなんと欲しがりさんなのでしょう(?)(しかもその後さらに踊らせるとは…)。

こうして見ますとアンコールでの轍というのは、その前後の空気を一気に上げたり、下げたりせずに良い意味で適度に持続させる効果のようなものがあるのかもしれません。

 

 

・みんなが好きです

29曲中(アンコール4曲を含む)3曲目(前後曲:My Foreplay Music /神の島遙か国)

なんと3公演ぶりの演奏となりました(2度ライブで歌っていないだけでこの書き方)。ただ夏のROCK IN JAPAN FES.2005では披露してはいますが。

この後にMCを挟むとは言え、最初の2曲がステレオ太陽族からの選曲でその後キラーストリートコーナーに突入となるので2つを繋ぐ、まさにステレオ太陽族キラーストリートへ案内する轍という重要な存在となっていますね(?)。

Big Star Bluesからリボンの騎士までの曲はどこか暗めな曲が続いている感があるので、より目立つと言いますか、良い意味で浮いているようにも思えます。

またツアーのラストは年越しライブとなっていたため、ゴン太君のつどい以来2度目の年越し曲となりました。

 

 

・真夏の大感謝祭

46曲中(アンコール4曲を含む)37曲目(前後曲:I AM A SINGER/OH!!SUMMER QUEEN~夏の女王様~)

久しぶりに煽りコーナーと呼ぶべきこの場所に配置されました。煽りコーナー文でも触れましたI AM YOUR SINGERとこの轍が「いつものサザン」に戻す効果があったと思いますが、このライブでの希望の轍というのはいつもの主役的存在から「いつものサザン」に戻し、その後のボディ・スペシャルⅡやマンピーのG★SPOTなどの定番の盛り上がり曲に繋げるという重大な任務を遂行しているように感じ、どこか脇役に徹しているように思えますね。

 

 

・灼熱のマンピー!!G★スポット解禁!!

32曲中(アンコール4曲を含む)32曲目(アンコール4曲目&ラスト曲)(前後曲:いとしのエリー/)

桑田さんのソロライブでは何度か経験していますが、サザンのライブでは初めてラストを飾る曲となりました(夢人島は除いています)。

いとしのエリーでラストかと思いきや、私を忘れられては困る、とばかりにご降臨され、主役の座を確保していくところに23歳となりすっかり大人となった貫禄が感じられますね(?)。

2000年の茅ヶ崎ライブ以来再び茅ヶ崎でのライブがありましたが、2000年には1曲目、この2013年にはラスト曲になっているというのも時の流れを感じると共に、いつまでも愛され続けている希望の轍という曲の立ち位置といいますか、凄さというものにただただひれ伏すばかりですね…。

 

 

・ひつじだよ!全員集合!

33曲中(アンコール4曲を含む)3曲目(前後曲:フリフリ’65/気分しだいで責めないで

この年は開演時間が約2時間前に変わったため、しじみのお味噌汁コンサート以来ほぼ定着していた(さのさのさツアーの時は違いましたが)、3曲目中(後)というタイミングでの年越しではありませんが、3度目のサザンの年越しライブ3曲目曲となりました(ソロなのでカウントしていませんが、さのさのさツアーでも3曲目でした)。もしかしたら3×3で9年ぶりの年越しライブであるというメッセージが込められているのかも知れません(?)(それだったらサザンが9年ぶりの年越しという方がいいような…というどうでもいい妄想シリーズ)。

あと個人的に私27日の公演の方にこっそりと言っていたのですが、その時はBaby Loveのシャウトがなかったのです。レアなものを見れたと思いましたが、31日ではシャウトしているんですね。どこかで変わったのか、最終日だけそうしたのか…気になるところですね。

 

 

ここからは桑田さんソロとAAAその他フェス等のまとめとなります

 

・さのさのさ

27曲中(アンコール3曲を含む)3曲目(前後曲:漫画ドリーム/ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY))

ここからはソロです。桑田さんソロでは初の全国ツアーとなったこのライブでも名義の曖昧さをうまく利用し(?)早速ご登場となりました。小倉博和さんと斎藤誠さんとの3人でアコースティックギターでの弾き語りという形での演奏となりました。さのさのさDVD(ビデオ)でのミス・ブランニュー・デイをそのまま希望の轍バージョンと思って下さい(雑な説明)。

のちにそれ行けベイビー!!は呼び捨てライブでのエレキギター1本で演奏した希望の轍がきっかけとなっていますが、ここでは逆に漫画ドリームがこの轍のきっかけになったのでは…と考えたりすると漫画ドリーム→希望の轍→それ行けベイビー!!という不思議な流れが出来ているようで面白いと思うのですが如何でしょうか…。

 

 

・Xmas LIVE in 札幌

28曲中(アンコール5曲を含む)26曲目(アンコール3曲目)(前後曲:真夜中のダンディー/夕方Hold On Me)

まだ数曲選曲されていたサザンの曲の1つとしてしっかりと札幌にも顔を出しております。

スタンドマイクで歌っておりますが、花道の一番前で歌っていたり、Baby Loveシャウト後にスタンドから外し、その後はハンドマイクで歌うなど珍しい流れを見ることが出来ます。

またあのイントロは原さんでも片山さんでもなく島健さんが弾いているというのもレアですね(実は98年のAAAでも弾いていますが)。

 

 

・呼び捨てでも構いません!!「よっ、桑田佳祐」SHOW

28曲中(アンコール5曲を含む)28曲目(アンコール5曲目&ラスト曲)(前後曲:祭りのあと/)

さのさのさのところでも少し触れました、エレキ1本での轍というのはこのライブですね。

12月31日の最終日のみの演奏でしたが、実はリハーサルの段階から何となく「やるかも…」準備はしていたとのこと。ですが最初から最後までうまくまとまっていたため最終日のみに演奏したとのことです。

その後DVDにもなっているのでこのテイクは有名になってはいますが、実はその前にNHKでの風の詩を聴かせてライブ、Music Loversライブでも放送されていませんが、最後におまけとしてエレキ1本での轍を弾いているのですよね(ソースは代官山通信)。ちなみにMusic Loversの方ではそれプラスエレキ1本TSUNAMIも演奏しているという、さらにレアなものをやっているとのことです。

ここでの演奏がのちのそれ行けベイビー!!に繋がったり、綺麗にサザンの30周年への「轍」となると思いきやまさかの…と色々と思い出してしまいますね。

 

 

・宮城ライブ~明日へのマーチ!!~

27曲中(アンコール4曲を含む)27曲目(アンコール4曲目&ラスト曲)(前後曲:祭りのあと/)

ちゃんとセットリストの中に組まれたライブでは初めてのラストソングとなりました。

WOWOW版ではどうなのか分かりませんが、製品版ではイントロを弾くシーンで弾いている人(今回は片山さんですかね)を映していないというのもなかなか無い編集ですね。

1番と2番の頭のところでは某千の風的な歌い方をしています。

震災後、そして病後初の本格的なライブであり(その前の夜遊びライブは除いています)、またいつもと比べてファンの方々を多く映している編集やその場から感じる空気もあり、会場が本当に一体となっている唯一無二といっても良いのかも知れない希望の轍だと思います。

 

 

・年忘れ!!みんなで元気になろうぜ!!の会

28曲中(アンコール4曲を含む)28曲目(アンコール4曲目&ラスト曲)(前後曲:月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)/)

呼び捨てライブに続いて31日最終日にエレキ1本という演奏でした。このライブでの1曲目がそれ行けベイビー!!だったこともあり、親と子の再会と言えますね(?)。

また1人での弾き語りに始まり、弾き語りに終わるというまさにソロ活動という言葉がぴったりですね(?)。

またこの年(2011年)はこのライブと宮城ライブ、そして夜遊びでのライブの3つすべてでラストが希望の轍となっていますね。これはやはり偶然ではなく意図的なのでしょう…。

(ここの項目特に雑だなあ…)

 

 

Act Against AIDS’ 94

5曲中2曲目(前後曲:夏をあきらめて/ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY))

さのさのさツアーの間でサザンとしてステージに出るという逆は良くありますが非常に珍しい、しかもソロのイメージの強いこのAAAという舞台でもしっかりご登場しています。

ちょうどこの2曲目の途中から中継がされたということで、轍さんのTV運はなかなかなものがありますね(?)。

またさのさのさツアーではアコースティックで演奏された希望の轍ミス・ブランニュー・デイが同じ並びでしかも中継されるという偶然もありました(この2曲のみ放送されたそうです)。

 

 

Act Against AIDS’ 98 オールリクエストショー

30曲中(アンコール4曲を含む)25曲目(前後曲:MERRY X’MAS IN SUMMER/真夜中のダンディー

本編ラスト1曲前に配置されていますね。こうして見ますと本編ラストに置かれても面白いのではないのでしょうか。

このライブではイントロを島健さんが弾いていますが、ライブで原さん以外の方が弾くのは多分初めてではないでしょうか。

しかしこの当時からすでにライブ大定番曲であったこの曲をリクエストするとは…まさかこの曲が好きすぎて桑田さん自身のリクエストだったのではという説が僕の中で生まれつつありますね(?)。

 

 

ROCK IN JAPAN FES.2002

14曲中(アンコール2曲を含む)1曲目(前後曲:/夏の日の少年)

茅ヶ崎ライブ以来の1曲目登場がまさかソロ名義参戦でのフェスになるとは、轍さん自身も思ってはいなかったでしょう(?)。

しかしフェスというステージで観客を1つにすると言いますか「ザ・桑田佳祐」を演出するにはベストな1曲では無いでしょうか。その後の夏の日の少年から東京まで明るく楽しいというイメージのサザンとは少し離れた曲が続くので、尚更そう感じるのかも知れません。

あと多分片山さんが初めてライブで轍のイントロを弾いたのはこのライブですかね…(映像を見たことがないので…申し訳ございません)。

 

 

ROCK IN JAPAN FES.2005

14曲中(アンコール1曲を含む)10曲目(前後曲:真夏の果実/HOTEL PACIFIC)

ソロで参戦した2002年に続けて、サザンとして参戦したこの年でも演奏しております。といいますか2002年で演奏されたサザン名義の3曲(希望の轍マンピーのG★SPOTHOTEL PACIFIC)はすべて演奏されていますね。

ただ特別番組として放送されたものでは轍さん含めその3曲すべてカットになってしまっているという悲しい事態となっております…(逆に2002年版はこの3曲すべて放送されています)。

ということもあり現段階で(多分)放送・映像化されていない唯一の希望の轍となっています。

 

 

Ap bank fes‘06

6曲中5曲目(前後曲:波乗りジョニー/奇跡の地球)

次の曲がMr.Childrenとのコラボ曲の奇跡の地球ですので、実質的にはラスト曲と言って良いでしょうか。

稲村ジェーン発売から16年目にして、原曲でキーボードを弾いている小林武史さんがついにライブであのイントロを弾くという親との再会のようなシーンがありましたね。ちなみにサザン等でのライブ版とは違い原曲とほぼ同じスピードで弾いています。

「情熱の~夏の日は陽炎」のところは桜井さんに歌われてしまっています。つまりこれは次の奇跡の地球への伏線だったのですね(?)。

ここで歌った6曲のうち3曲は映像化されていますが、他2曲がMr.Children絡みなので(innocent worldと奇跡の地球)持ち曲の中で、いとしのエリー真夏の果実波乗りジョニーという恐ろしくハイレベルな曲達との戦いを制し(?)しっかりと唯一の映像化を果たすという快挙(?)を果たしています。

 

 

・THE夢人島Fes.2006

14曲中14曲目(前後曲:マンピーのG★SPOT/)

ラスト曲…といいますか、他の出演者の方々と歌っており、夢人島Fes全体のラストを飾るというとても大きなポジションを担っています。

そういえば初日では加山雄三さんが出演されていましたが、この轍合唱には参加せず(当たり前と言えば当たり前ですが)、のちにCDやライブ等でカバーをするなど、独り占めにしてしまうあたり、船長としての貫禄を感じますね(?)。

 

 

SWEET LOVE SHOWER 2009

10曲中10曲目(前後曲:波乗りジョニー/)

ラスト曲ですが、夢人島と同じくその日の出演者の方々と一緒に歌っていますね。

こう最後に皆様が歌っているのを見ますとそろそろ音楽の教科書に合唱曲として載せても良さそうですね(?)(もしかしてもう載ってますかね…)。

これ以降フェス系のライブには参加していませんが、今後参加する際にもラストに他の出演者の方々との轍を見ることになるのでしょうか…。

 

 

アコースティックライブin石垣島

20曲中(アンコール5曲を含む)19曲目(アンコール4曲目)(前後曲:いとしのエリー/心を込めて花束を)

本編の方で真夏の果実を演奏の際にゲストという形で登場した原さんがこの希望の轍で再び登場しております。公式サイトで見ますと、with原由子となっていますね。また轍さんに新たな名義が加わってしまいましたね(?)。

このライブ後にほぼ同じセットリスト(いとしのエリーがカット)のテレビ用ライブがありましたが、そこでの轍はBaby Loveシャウト無かったのですよね。石垣島の方はどうだったかと調べようと思ったら録音したMDを聴ける環境が現在無いため確認できていません。ごめんなさい…。

 

 

 

という訳で雑な振り返りでした。

今回もサザンとソロのみと思っていましたが、AAAやフェスでも何回も歌われているという事実に目を背けるわけにはいかなかったため(?)結果またも長文となってしまい、申し訳ございません。流石に夜遊びライブまでは網羅できませんでした…。機会とやる気があればいつかは…(やらないパターン)。

 

しかし改めて1つにしてみますと、本当頻繁に轍演奏してるなーと実感しますね。

ライブの様々なところで顔を出しているのを見ますと桑田さん本人が轍を好き、というよりもセットリストのどこにでも組み込みやすい、使い勝手の良さを買っているのかも知れません。

 

あの印象的なイントロをライブで弾いたことのあるのは、原さん、片山さん、島健さん、小林さんの4人になるのですね。音声だけ引っ張ってきて4人のうち誰がイントロを弾いているでしょうかゲームをやりたくなりますね(?)。

 

今回これを書くのに様々なライブの希望の轍を持っている限りではありますが、一通り見ていました。そのせいか色々なライブのイントロとBaby Loveシャウトの演奏とシーンが頭の中で混ざってしまいしばらく大変でした(希望の轍さんにかまけていたせいか、書いている間にヨシ子さんに悪戯されてしまいました)。

 

ここのブログ、キラーストリート→Young Love→希望の轍とどんどん過去の方へ戻ってしまっていますね…。次はKAMAKURAあたりにの時代に飛ばされそうですね(?)。

 

今回は1曲にスポットライトを当ててみましたが如何でしたでしょうか。

意外と大変だったので次はもう少し書きやすそうな曲でチャレンジしたいですね(?)(そもそも書きやすい曲とは何なのでしょう)。

 

 

またうっかりと1万字を超えてしまいました…ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。もっと簡潔にまとめられるように精進していきたいです。

 

 

 

あとがきのようなもの

 

実は希望の轍よりも東京サリーちゃんに惚れちゃっています(またそんなこというからヨシ子さんに捨てられるのよ)。

 

Young Love(青春の終わりに)から今10年・20年と経って

アルバム「Young Love」発売から今年で20年となっていたのですね。

と同時に若過ぎた日を妬んでから20年、その若過ぎた日からはもう30年の時が流れてしまったのですね。

と言うことですので(?)そのYoung Love から10年前、そして10年後と20年後の今年を得意の(?)都合の良い解釈で何とか無理矢理繋げないだろうかと何となく羅列した結果がこちらです。

 

 

「現在(いま)10年経って若過ぎた日が妬ましい…」その10年前に当たるのは1986年…この年と言えばKUWATA BANDでの活動ですね。約1年間でシングル4枚・アルバム1枚のリリース、2度のライブツアーを行うなど非常に精力的な活動をしていました。

ただ後に桑田さんはアルバム「NIPPON NO ROCK BAND」については何故英語で歌ってしまったのか…という後悔と反省的発言をしていたり、シングル「ONE DAY」についてもあまり好きな曲では無いらしく他のシングル3曲がソロのライブでは度々演奏されていますが、この曲に関しては2007年の「呼び捨てでも構いません!!「よっ、桑田佳祐」SHOW」ライブで演奏されるまで20年封印状態になってしまうなど(これはサザン等含め良くあることと言えることかも知れませんが…)、この年がちょうど10年前に当たりますし、まさに欲望のままに駆け抜けた若過ぎた日として振り返っているのかも…

(余談ですが前述の勝手なこじつけで都合の良い解釈をすると96年のアルバムツアー「ザ・ガールズ万座ビーチ」ではすべてスペイン語で歌われている「愛は花のように(Ole!)」が選曲されているのは面白いと思うのですがどうでしょう…(そもそも桑田さん選曲の「HAPPY!」にも収録されているので、単にお気に入りソングの1つとしてライブで選曲されただけでしょうが…)いやその年の年越しライブ「牛」で全英語詩のTarako歌っているし…と言われてしまうとあれなのでこれ以上は黙ります)

 

そんな Young Love から10年経った2006年はみんな大好き(?)「DIRTY OLD MAN ~さらば夏よ~」のリリース、そして夢人島フェスがありましたね。

DIRTY OLD MANの歌詞をちょいと見てみますと、「あの日の熱い僕はもういない 燃え尽き死んだはずさ」「夢のような過去が巡るよ Merry-go,Merry-go-round」「振り向くほどに人生は悪くない」…等々何となくYoung Loveの主人公のさらに10年後のような気がしないでもないですね。

YoungからOLDという単語がタイトルに入る曲がこの10年経った後に出てくるというのも不思議な巡り合わせですね。

Young Loveが過去だけを振り返っているのに対して、DIRTY OLD MANは過去を振り返りつつ今そして未来に向かっているところが、年を重ねているなと感じますね(?)。

(また余談ですが、86年・96年・06年・そして16年と桑田さんが30代・40代・50代・60代とちょうど変わってゆく年に当たっているというのは偶然でしょうか…ええ偶然でしょうね。)

ただこの年は夢人島フェスがありましたが、サザン単独でのライブというのがありませんでしたね。サザンとして活動していた年では唯一この年だけのことだったので、思えば2年後の無期限活動休止宣言に繋がっていたのかもしれません。

 

今年2016年はソロの年となり、還暦初のシングルとなったのは「ヨシ子さん」でしたね。

大河の一滴をTVで歌う際のスーツ姿など年齢とその年にしか出せない色気を感じさせつつ、そのヨシ子さんで自分をオッサンと言うところに60歳の余裕を感じますね(?)。

他にも愛のプレリュードは文字通り「Young Love」感がありますし、百万本の赤い薔薇は歌詞に「「愛と平和」なんてのは 遠い昔の夢か」なんてフレーズがあったり、どこか感じるスケベ心には人生大逆転へGo出来たはっぴいえんどな未来のように見えますね(?)。

 

そして11月21日には新曲「君への手紙」がリリースされますね。まだ夜遊びでの数回しか聴けていないので、紡げるほどの事は言えませんが、「君」というのが過去への自分を指しているのでは無いのかと思ってしまいまして…。まあたまたまYoung Love(青春の終わりに)を聴いた後に夜遊びでこの曲を初めて聴いたことと、ちょうど10年区切りで色々とその頃のサザンだったりソロだったりを調べていた中で、公開された歌詞を眺めてみると何か繋がっている気がするなあ…と薄ら思っただけなのですが…。

 

 

10年という単語だけで何かよく分からない文が出来てしまいましたね…。

まだまだ今年の曲は聞き込みが足りないので(そりゃ10年の差がありますからねえ…という言い訳)、時が経てばより1本の線で繋ぐことが出来るかも知れませんし、まったく関係ないなあともなるのかもしれません。

これからあと1ヶ月、実りの秋が来るまでゆっくりと待ちたいと思います…。

ここからまた10年の時が流れた時ヨシ子さんを振り返ったときに若過ぎた日として(?)妬ましく思ってしまうのでしょうか…

その答えを確かめるべく2026年まで私もそれなりに頑張りたいです(?)。

 

 

 

あとがきのようなもの

前回がキラーストリート、今回がYoung Loveだったので、さくらは…?と言われるかも知れませんが、思いついたままに書いているので飛ばしたわけではないのでご了承下さい(別に誰も思わない)。

 

キラーストリートという麗し My hometownなアルバム

今から11年前の2005年10月5日はキラーストリートの発売日でしたね。

この11年という絶妙に半端な時期にキラーストリートの思い出と言いますか、戯れ言的な物を垂れ流して行きたいと思います。いつものまとめのような文では一切ございませんので、自分語り的な物がお嫌いな方は、申し訳ございませんが、戻るボタンをお願い致します。

 

 

 

そもそもキラーストリートというアルバムは私が初めて買ったCDなのですね(この時点でもうどうでもいい文章だと言うことが分かりますね)。

TSUNAMIからの5年の潜伏期間(?)を経て、たまたまCMで聴いてしまったLONELY WOMANでサザンオールスターズという物をちゃんと聴いてみよう…となりまして、家族に聞いてみますと、妹の部屋に2003~2004年のシングル4枚があったのです(現在でもサザン位しか聴いていない私なんかとは違い、妹そして弟は音楽好きで、幅広く聴いている2人なのです…)。

 

そこで毎回CD(とCDラジカセ)を借りて聴いていましたが、毎回借りるのも面倒だったので、何か自分で買わなければ…となり、初めてCDショップへ行きました。

前情報なしで出かけてしまったので、どれを買えばいいのか分かりませんでしたが、LONELY WOMANが収録されている、2003~2004年のシングル曲がほぼ収録されているため妹から借りる必要がなくなるということで「キラーストリート」というCDを買うことにしました(TSUNAMIが収録されているバラッド3と悩みましたが、シングルが親の部屋にあり貰えたのでこの選択となりました)。

これが運命の分かれ道になってしまいました(?)。

 

購入日は覚えていませんが、11月か12月の土曜日だったことは記憶しています(当時土曜日に聴いていたラジオがあり、CDを聴いた後にそのラジオを聴いていたので)。

ちなみにDVD付きの方を購入したのですが、4500円というのが高いのか安いのか分からず、アルバムの値段の基準がこの金額になってしまいました。

ちなみに動いているサザン、というのをこのDVDで初めて見ることになりました。それまでは見たという記憶が無いのですね…多分それまで興味を持っていなかったので、単に記録に残っていないだけだったのかと思います。

(初めて顔と名前を見たのは妹からCDを借りたときでした。桑田という人が歌っているのか…女性のメンバーがいるのか…などもそこで知りました。実は桑田佳祐という名前だけは学校で流れていた白い恋人達の歌詞カードのコピーで知ってはいましたが、サザンのボーカル=桑田佳祐ということを知らず、「この曲を歌っている桑田って人、TSUNAMIを歌っているサザンの人の声に似ているな…」と「好きなサザンの曲は波乗りジョニー」という人に違和感を覚えない位の思い込みをしておりました…。)

 

家に帰り早速聴きました。そこで流れ始めたのが、「からっぽのブルース」でした。気持ち悪い言い方をすれば、からっぽのブルースのあのイントロが流れた瞬間から「これがサザンなのか…」と思うのと同時に、私のサザン史と言う物が始まり、今まで私の中で空っぽだった音楽というものに大河の一滴が落ち始めた瞬間だったのでは、とうまいことを言おうとして結局訳の分からない文になりそう(なっている)なので止めましょう(?)。

 

それから翌年海のYeah!!を買うまで3~4ヶ月ほぼ毎日ひたすらキラーストリートを聴き続けました。時間が無いときは1枚だけどちらかのCDは聴いていましたね。その時は「今日は金と銀のディスクどっちを聴こうか…」と某チョコボールのエンゼル感のある(?)どうでもいい悩みがありましたね。

その期間でアルバムの中で1番好きな曲が本当に良く変わっていました(現在ではDisc1がからっぽのブルース、Disc2では八月の詩に10年以上経ちようやく落ち着いてきました)。

 

しかし1曲だけ未だにどうしても苦手な曲が…名前は出しませんが…。

 

その後に発売となったDVDでライブ版を見ましたが、夢の魔法の国のSTOPアレンジに驚き、リボンの騎士BOHBO No.5でのダンサーの格好に驚いてしまったり(これは未だにありますが)と、現曲からこんな風になるのか…これがライブという物なのか…というのもここで知ることとなりました。

 

ただ聴き過ぎた故の弊害(?)もあり、ひき潮 ~Ebb Tide~のライターノーツに記している「ある意味栞のテーマを超えられないと思った…」云々を読んでから栞のテーマを聴いてしまったので、「こっちよりひき潮の方が良いのに…」となってしまい、栞のテーマの良さを知るのに時間がかかってしまうという事態になってしまいました(いや自分のせいである)。

 

 

まあ色々と忘却されつつある10年前の事についてまた長々と書いてしまいましたね。

 

その後桑田さんの口からもこのキラーストリートについてあまり良い事を聴くこともなく、サザン特集的な雑誌でこのアルバムのレビューを見るとネガよりな事を書かれていることが多いというのもまあなんと言いますか私は変に冷めているところがあるので、残念とまでは言いませんが、「そんなものなのだろう…」と思っていました。

 

なので、ライブで聴きたい思いはありますが、「まあ今回もロックンロール・スーパーマン位かね…」と諦めの気持ちでいました。それがあの「ひつじだよ!全員集合!」でLONELY WOMANをうっかり見て、聴いてしまったがために、あの曲もこの曲も生で聴いてみたいというのが芽生えてしまいましたね…(ただ封印していただけかも知れませんが)。

これが「知らずに済めば良かった 聴かずにおけば良かった」なのか…と思ったり、思わなかったり。

まったくLONELY WOMANは罪な奴ですよ(?)。

 

この頃の解散説を知るのは随分後のことになりました。そう言われれば分からないでもないですが、このアルバムを最後に解散というのは何かストレート過ぎてサザンらしく無いようにも思いますね。

その代わりと言ってはあれですが、無期限活動休止という引き金を引くことにはなってしまいましたね。

だからこそ「葡萄」という続きが待っていたのですが。

今思うと35周年、葡萄へ辿り着くためにキラーストリートという道を歩くのは必然だったのかも知れません…。

 

 

私にとってキラーストリートというアルバムは最後に戻ってきてしまう実家と言いますか、あの映画「男はつらいよ」でいう、寅さんの帰る場所である「とらや」のようなアルバムになってしまっていますね。

どんなにあのアルバムは良い、これも良いと思っても戻ってしまう、ふとしたときに思わず

手に取ってしまうような麗しの宮城…ではなく麗し My hometownなCDです。

このキラーストリートが1番なのか、最高のアルバムなのかと言われれば、そうですとははっきり言い切れる自信はまだまだありません(第一1番好きなアルバムという物が未だ決まらず…)。

しかしただ1つ自信を持って言えることがあるとするならば、

「私にとってキラーストリートはたった1つの特別なアルバムである」…と。

 

 

P.S

Ya Ya(あの時代を忘れない)さんも今日で34歳でしたか…

忘れてしまっていたとは、僕は最低ですね。すなわちYa…(以下自重)

 

サザンオールスターズのライブでの「煽りコーナー」について雑にまとめてみた

そうです。1曲目のやつの二番煎じです。渚園ライブのDVDで桑田さんが「マチルダからシンドバッドまでの流れを見るといつのサザンなのか分からない」的な発言をしていますが、ではその盛り上がる所謂煽りコーナーと呼ぶべきところで実際どのような選曲をされているのかを得意(?)の雑にまとめて見ました。

例によって公式サイトに載っているライブをまとめています。一応後半のバラード曲後の流れからまとめていますが(直前の曲も一応()で書いてはおります)、私の適当な基準でここからかな…という選択をしているので、ライブによっては「何故この曲が入っていない」「これは違うのでは」という声があると思いますので、その時はどうかこの雑すぎるブログを嗤ってやってください(?)。

えーあと長いです…。ごめんなさい…。

 

 

 

・デビューコンサート「胸さわぎ」

気分しだいで責めないで~女呼んでブギ~勝手にシンドバッド茅ヶ崎に背を向けて

(別れ話は最後に)

 

記念すべきデビューライブで、もうすでに流れとしては完成されている感がありますね。ここの前のバラッドコーナー的なところでも恋はお熱く・別れ話は最後に、を演奏しているのでなおさらですね。

そんな中でラストは茅ヶ崎に背を向けてだったようです。これから生まれ育った故郷・茅ヶ崎を離れて東京で音楽をやっていくという決意や桑田さん自身初めて作ったオリジナル曲(と言われている)という思い入れ…などと色々な都合の良い解釈という名の妄想が膨らんでしまいますね。

その後もFurther on up the Roadまではこの終盤コーナーで顔を出し、ゆく年・くる年ではアンコールラストに歌われるなど初期のサザンライブでは重要な位置を占める曲になっていますね。ただその後は歌舞伎町ライブまで19年間ライブから背を向けてしまっていました(ただ茅ヶ崎ライブから現在までまた16年背を向けてしまっていますね…)。

 

 

・春五十番コンサート

女呼んでブギ~勝手にシンドバッド茅ヶ崎に背を向けて~思い過ごしも恋のうち

いとしのエリー

 

前回から気分しだいで責めないで思い過ごしも恋のうちに変わり、最後に持ってきた形となりました。それ以外は胸さわぎと変わりませんでしたね。

いとしのエリーが終わり、女呼んでブギからこのコーナーがスタートしましたが、よく(?)「こんなバラードを作る人がマンピーみたいな曲を…」というネタ的な文を見ることがありますが、いとしのエリーから女呼んでブギの流れはこの先駆け感がありますね(?)。

 

 

・Further on up the Road

思い過ごしも恋のうち茅ヶ崎に背を向けて~勝手にシンドバッド

いとしのエリー

 

今までの4曲から3曲となってしまいましたが意外にもこのライブで初めて(公式のセットリストでは)勝手にシンドバッドがラストで演奏されたようです。

前回の春五十番ツアーから3ヶ月後のツアーで新曲も10月にC調言葉に御用心のシングルが1枚出ただけというスケジュールでレコーディングに専念したくなりますし、TVではないですが、胸につかえたままで眠るだけのHard Day’s Nightだから、と歌ってしまいますね(?)。

 

 

サザンオールスターズがやってくるニャーニャーニャー

C調言葉に御用心わすれじのレイド・バックいなせなロコモーション

(働けロック・バンド(Workin’ for T.V.))

 

休養明けで約7ヶ月ぶりとなったこのライブも煽りコーナーは3曲でした。

ちなみにこのライブラジオで一部が放送されていますが、いなせなロコモーションは桑田さんが歌っていない部分が多々あり原さんの曲みたいになっていますね…w

また初めて勝手にシンドバッドを演奏しないライブとなりました。

とある公演では、ごめんねチャーリー~FIVE ROCK SHOW~ふたりだけのパーティ~いなせなロコモーション、という今から見ると何とも濃いセットリストになっていたそうです(ツアー終盤の頃にシャ・ラ・ラのシングルが発売となっているので、この頃のセットリストと思われます)。

 

 

・ゆく年・くる年

女呼んでブギ~気分しだいで責めないでいなせなロコモーション勝手にシンドバッド~シャ・ラ・ラ

涙のアベニュー

 

それまでのライブ終盤の総括的なセットリストとなっていますね。ラスト曲はシャ・ラ・ラと初のバラッド曲となっています。

余談ですが、このライブで演奏された勝手にシンドバッドいとしのエリーなど以外の曲のほとんどはしばらくライブではお目にかかれなくなっていますね。女呼んでブギもいっちゃえ’89サザンde’90まで9年間が空いているとは意外でした(実は公式のセットリストには載っていませんが次のライブのそちらにおうかがいしてもよろしいですか?では1曲目で歌うときもあったらしいので、本当は8年の間になるのですが…)。

 

 

・そちらにおうかがいしてもよろしいですか?

Hello My Love~My Foreplay Music~奥歯を食いしばれ~ラッパとおじさん(Dear M.Y’s Boogie)~Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)~いなせなロコモーション~シャ・ラ・ラ

栞のテーマ

 

一気に曲数が増え7曲も演奏されています。いなせなロコモーションとシャ・ラ・ラ以外はガラッと曲が変わりアルバムステレオ太陽族の曲がほぼ中心となっています。

その中で異彩を放っている(?)のが、奥歯を食いしばれでしょう。牛とおっぱいなんてプーで演奏されているので、マイナー曲の枠に入りそうですが、春五十番ツアーから大衆音楽取締法違反ライブまでは割とよく演奏されており、マイナー曲の中のメジャー曲という扱いをしてもいいのかもしれません(?)。

 

 

・愛で金魚が救えるか サザンオールスターズ PAAPOOツアー’82

ラッパとおじさん(Dear M.Y’s Boogie)~R&Rメドレー~いなせなロコモーション

いとしのエリー

 

さっそくR&Rメドレーという謎がありますね…。カバーコーナーだったのでしょうか。

前回のライブからラッパとおじさんは次のライブまでこのコーナーで演奏されているのですね。この頃は盛り上がる曲として定番化していたようですが、縁ギもんで行こうで演奏されて以降32年封印されているのでこの曲のノリというものをいつか聴いてみたいですね。

このライブが収録されているビデオ「武道館コンサート」だと公式のセットリストには載っていない曲があるのですが、その中の勝手にシンドバッドやシャ・ラ・ラなどはこのコーナーで演奏されているのでしょうか…?そして選曲の違いは2日行われた武道館ライブでセットリストを変えていたのかも知れませんね。もしくは武道館以前のセットリストが載っている可能性もありますが。

 

 

・青年サザンのふらちな社会学

My Foreplay Music~ラッパとおじさん(Dear M.Y’s Boogie)~NUDE MAN~Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)~匂艶THE NIGHT CLUB~Ya Ya(あの時を忘れない)

いとしのエリー

 

シャ・ラ・ラに続いてYa Yaがバラード曲ながらラスト曲となっています。

公演によっては走れ!!トーキョー・タウンをこのコーナーで演奏しているのですね(NUDE MANとBig Star Bluesの間に演奏されているセットリストを見たことがあります)。

この頃になりますとシンドバッドはこの位置には置かず、新曲+前年の曲でこの終盤コーナーを構成しており、常に新しいことに挑戦していく姿勢が感じられたりや第1次勝手にシンドバッド封印期間に突入していたのでは…などとついつい見ることの出来なかった当時に思いを寄せてしまいますね…(フェス等ではこの位置で演奏していますが)。

ちなみにこのライブのアンコールではシンドバッドを演奏しているので完全封印という訳ではありませんが。

 

 

SASたいした発表会・私は騙された!!ツアー’83

D.J.コービーの伝説~東京シャッフル~ALLSTARS’ JUNGO~Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)~ボディ・スペシャルⅡ~YELLOW NEW YORKER

(NEVER FALL IN LOVE AGAIN)

 

今でもライブ終盤大定番曲であるボディ・スペシャルⅡさんの初登場となった記念すべき(?)ライブです。

その一方ラスト曲でありながらその後以降演奏されていない(YELLOW NEW YORKER)というのもこの曲だけではないのでしょうか。これが明暗というやつでしょうか…。

Big Star Bluesも1曲目の定番になるまではこの位置での演奏が多くライブ定番曲としての地位を固めていった感がありますね。

 

 

・熱帯絶命ツアー”出席とります”

開きっぱなしのマシュルーム~祭はラッパッパ~Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)~ボディ・スペシャルⅡ~ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)~Dear John

(シャボン)

 

前年のボディ・スペシャルⅡに続いて現在でもライブ大定番曲の1つであるミス・ブランニュー・デイもご登場し、早くも続けて演奏されるなど、後の怒濤の終盤コーナーの形が作られ初められていますね。

ラストはDear Johnとアルバムラスト曲でありバラードを演奏していますが、バラードラストはこのライブが最後になりました(大復活祭も実は…というのがあるのですが後述します)。

 

 

・大衆音楽取締法違反”やっぱりアイツはクロだった!”実刑判決2月まで

星降る夜のHARLOT~Tarako~祭はラッパッパ~開きっぱなしのマシュルーム~Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)~マチルダBABY~ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)~JAPANEGGAE(ジャパネゲエ)

涙のアベニュー

 

星降る夜のHARLOTはここに入れて良いのか悩みました…ただ恋の女のストーリー・涙のアベニューという流れがあってなので一応こちらに入れました。

マチルダBABYとミス・ブランニュー・デイの鉄板コンビはこのライブで初めて揃うことになりました。

Tarako以降の流れはボディ・スペシャルⅡとマチルダBABYの入れ替えがあったのとラストのJAPANEGGAE以外は前回とあまり変わっていませんね。

 

 

・縁ギもんで行こう

Tarako~ラッパとおじさん(Dear M.Y’s Boogie)~Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)~マチルダBABY~ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

(imagine)

 

終盤定番曲でありながら唯一ミス・ブランニュー・デイさんがラストを飾ったのがこのライブなのですね。ただボディ・スペシャルⅡやマチルダBABYもラスト未経験ではあるのですが。

ちなみにアンコールではありますが、ボディ・スペシャルⅡ~勝手にシンドバッドという流れがこっそりと記念すべき(?)初登場をしているので、アンコールを無視すれば、マチルダBABY~ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)~ボディ・スペシャルⅡ~勝手にシンドバッドという鉄板の流れが密かに完成されていました。

 

 

KAMAKURA TO SENEGAL サザンオールスターズAVECトゥレ・クンダ

古戦場で濡れん坊は昭和のHero~マチルダBABY~Bye Bye My Love(U are the one)~Computer Children~Brown Cherry~ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)~勝手にシンドバッド~怪物君の空

(メロディ(Melody))

 

ここもBye Bye My Love以降にしても良かったのかも知れません。ただマチルダBABYが入っていますと難しいところですね。

ちなみにシンドバッドは初めの公演の方ではアンコールで演奏されていますが、のちにこの位置に移動となりました。しかしデジタル色の強い曲が揃う中で急にラララと来るのは違和感と言いますか不意打ち感がありますね。

この煽りコーナーにシンドバッドが登場したのはゆく年・くる年以来5年ぶりとなりました。

 

 

真夏の夜の夢 1988大復活祭

ALLSTARS’ JUNGO~勝手にシンドバッド~マチルダBABY~ボディ・スペシャルⅡ~いなせなロコモーションみんなのうた~メロディ(Melody)

(ハートに無礼美人(Get out of my Chevvy))

 

3年ぶりのサザン復活ライブ、桑田さんのソロコーナーのあとにALLSTARS’ JUNGOからこのコーナーがスタートしました。ソロからのオールスターと名の付くこの曲でサザンとして再登場してからの勝手にシンドバッドは復活を印象づける繋ぎだったのはないのでしょうか。この位置のシンドバッドというのも珍しいですね。

ちなみに公式サイトではラストがメロディ(Melody)となっていますが、他の個人サイト様だったりを見ますとみんなのうたがラストとなっていて、メロディはアンコールの1曲目という表記も見られます。

果たしてどちらが本当なのでしょうか…。この翌年大復活祭のビデオ上映会というものがあったとのことなので、そのときに流したビデオを発売して貰って映像を見た上で判断しましょう(?)。

 

 

・いっちゃえ’89サザンde’90

みんなのうた勝手にシンドバッド

(逢いたくなった時に君はここにいない)

 

え…2曲…と皆様思っているでしょうが、私もそう思いました。洋楽カバーコーナーの後にアルバム「Southern All Stars」コーナー的なものがあり、YOU、悪魔の恋、逢いたくなった時に君はここにいないの3曲のあとにこの2曲となっていたので、バラードの次基準なものでこうなってしまいました。

勝手にシンドバッドの本編ラスト演奏はなんとFurther on up the Road以来10年ぶりになるのですね…これはちょっと驚きでした。

後述しますが、このみんなのうた勝手にシンドバッドという2曲、この第2次サザン(88~93年)のライブの象徴的なところがあるので、それを示唆してるようなしてないようなという選曲ですね(?)。

 

 

・夢で逢いまSHOW

YOU~Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)~マチルダBABY~ボディ・スペシャルⅡ~勝手にシンドバッドみんなのうた

(逢いたくなった時に君はここにいない)

 

YOU、Big Star Bluesと現在では1曲目など序盤曲の定番になりつつある曲がここのコーナーに来るというのもすごく興味が沸いてきますね(?)。

縁ギもんで行こうのアンコールでは実現していましたが、この枠では初のボディ・スペシャルⅡ~勝手にシンドバッドという流れが初登場したライブでもありました。

ちなみにミス・ブランニュー・デイとマチルダBABYが同じライブで選曲され別々に演奏されるのは大復活祭以来ですが、この後はおいしい葡萄の旅まで26年間見られないある意味貴重な(?)テイクとなりました。

 

 

・歌うサザンに福来たる

希望の轍フリフリ’65ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)~匂艶THE NIGHT CLUB~みんなのうたいなせなロコモーション

真夏の果実

 

年越し曲に勝手にシンドバッドが序盤に演奏されており、ここには登場しませんが、割とこちらがイメージする「サザンのライブ」(の終盤)というものがこのあたりから出来てきたのではないのでしょうか。

ちなみにラストのいなせなロコモーションは生放送版・再放送版でも放送されず、生で見に行った人しか見れないという貴重なものとなっています。

 

 

・THE音楽祭 1991

希望の轍ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)~マチルダBABY~みんなのうたフリフリ’65~匂艶THE NIGHT CLUB~勝手にシンドバッドネオ・ブラボー!!

真夏の果実

 

桑田さんが渚園ライブのDVD(ビデオ)で言っていた流れに最も近いライブではないのでしょうか。ボディ・スペシャルⅡは選曲されていませんが、8曲も歌われるなど当時の盛り上がり定番曲をほぼ詰め込んだカロリーオーバーなセットリストですね。

ただネオ・ブラボー!!がこのコーナーで演奏されたのはこれが唯一でその後は1・2曲目での演奏となっています。

希望の轍も2連続でこの盛り上がりコーナーの先頭打者として登場し、後のライブ定番曲としての貫禄を見せる前の若かりし姿を感じることが出来ますね(?)。

 

 

・闘魂!ブラティ・ファイト

怪物君の空~ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)~マチルダBABY~みんなのうたフリフリ’65~HELTER SKELTER~勝手にシンドバッド

(君だけに夢をもう一度)

 

プロレスを合体させつつ、中盤にはビートルズとの合体メドレーも披露するなど、サザンのライブ史上最も桑田さんの趣味寄りのライブでしょう。

ライブ終盤、盛り上がりのところということもあり、プロレスラー+実況も登場するなど、なかなか不思議な所謂カオスな雰囲気となっていますね。

怪物君の空もこのライブで6年ぶりに演奏され、その後も(歌う日本シリーズを除けば)90年代の年越しライブでちょいちょい顔を出すことになります。

ちなみに生放送版(実は途中から前日の映像になってしまうのですが…)では怪物君が再放送版ではマチルダがカットとなり、この流れでの完全版は放送されずとなっています。

 

 

・歌う日本シリーズ1992~1993(南天群星 北京で逢いましょう)

BOON BOON BOON~OUR LOVE[MEDLEY]~シュラバ★ラ★バンバ~怪物君の空~DING DONG(僕だけのアイドル)~ボディ・スペシャルⅡ~みんなのうた勝手にシンドバッド

(CHIRSTMAS TIME FOREVER)

 

北京ライブとはBOON BOON BOONとCHIRSTMAS TIME FOREVERの演奏順が逆となっていますが、こちらでひとまとめにしてしまいました。

このライブにはビデオ版が存在しますが、数曲のカットがあり、ここでは怪物君の空、そしてシュラバ★ラ★バンバのイントロ前に演奏されていた部分があったらしくそこがカットとなっています。

実はアルバムツアーの中でこのライブが唯一ラストにシンドバッドを歌っています。

しかしDING DONG(僕だけのアイドル)~ボディ・スペシャルⅡの流れ、幼い少女を狙い大人の女性と絡み合うとは何という変態さんなのでしょうか…w

 

 

・しじみのお味噌汁コンサート

希望の轍~匂艶THE NIGHT CLUB~シュラバ★ラ★バンバ~ボディ・スペシャルⅡ~怪物君の空~マチルダBABY~エロティカ・セブン

クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)

 

大復活祭からこれまで見られた、終盤に勝手にシンドバッドみんなのうた、もしくは両方を演奏していたというある種のパターンから外れた選曲となっていますね(シンドバッドはアンコール、みんなのうたは年越し曲として3曲目に歌われてはいますが)。

このライブ後1年のサザン休止がありますが、もしもう少しサザンの活動を続いていればこの終盤のセットリストも少し変わったものになったのかも知れません。

とはいえ希望の轍、マチルダやボディ・スペシャルⅡ、匂艶などの曲もしっかり演奏されてはいるので、近年で言えばおいしい葡萄の旅あたりが近い感じでしょうか。

マチルダでのギター破壊からエロティカの歌い出しミスなど(他の日の公演では無事に歌えていたのでしょうか)、今も語られる名場面(迷場面?)が生まれるなど、15年にふさわしいライブだったのではないでしょうか。

 

 

・ホタル・カリフォルニア

あなただけを~Summer Heartbreak~ ~ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)~フリフリ’65~ボディ・スペシャルⅡ~エロティカ・セブンマンピーのG★SPOT勝手にシンドバッド

真夏の果実

 

2年ぶりの活動再開でのライブ、音楽祭・渚園と並ぶ終盤のTHE王道感を強く感じますね。

製品版では曲順がいじられておりあなただけを、がバラードコーナー(夕陽に別れを告げて・真夏の果実)前に置かれ、エロティカ・セブンがカットとなっています。

なので王道パターンの一つであるボディ・スペシャルⅡ~マンピーのG★SPOT勝手にシンドバッドという流れがライブに先駆けてビデオで初登場ということになってしまいました(ライブでは3年後の渚園でこの流れが本当に実現します)。

 

 

・ザ・ガールズ万座ビーチ

恋のジャック・ナイフ~ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)~マチルダBABY~マンピーのG★SPOT~ボディ・スペシャルⅡ~みんなのうた愛の言霊~Spiritual Massage

(愛無き愛児~Before The Storm~)

 

マンピーのあとにボディ・スペシャルⅡというのは逆の流れが定着している今ではレアではないでのでしょうか。

恋のジャック・ナイフからマチルダのデジタルトリオは残念ながら(?)今回のみのトリオとなってしまっていますね。ちなみに初日の公演ではマチルダはカットされていたらしくその後の公演で追加されたようです。

ラストが愛の言霊というのも、盛り上がって、盛り上がって(誤字じゃないよ)終わる展開や初期のバラード締めとはまた違うものがあったのではないのでしょうか。

Young Loveというアルバムの雰囲気、夏の野外スタジアムツアーということもあるのか、またこれ以降のアルバムツアーがドームになった影響なのかは分かりませんが、アルバムツアーの中では最もサザンというイメージとぴったりと合うライブだと思います。

 

 

・牛

瞳の中にレインボウ~古戦場で濡れん坊は昭和のHero~欲しくて欲しくてたまらない~悲しみはメリーゴーランド~怪物君の空~愛の言霊~Spiritual Massage~平和の牛歌

エロティカ・セブン

 

このライブはどこで切るかとても迷いました。バラード曲→盛り上がりコーナーへという流れが無く(強いて言えばMoon Light Loverになりますがその後が10曲あるので…)、

一応エロティカ・セブンがアコースティックバージョンなのでそこで分けました。

瞳の中にレインボウはゆく年・くる年以来16年ぶりの演奏となりました。その後も15年後の2011年の夜遊びライブで歌っているので、次は14年後でしょうか(?)。

KAMAKURAから4曲連続で演奏されていますね。アルバムの発売が丑年だったからでしょうか…。

平和の牛歌はアカペラソングでDVD「平和の琉歌」にもボーナストラックとして収録されているあれですね(雑な紹介)。

 

 

・おっぱいなんてプー

世界の屋根を撃つ雨のリズム~おいしいね~傑作物語~開きっぱなしのマシュルーム~BOON BOON BOON~OUR LOVE[MEDLEY]~怪物君の空~01MESSENGER~電子狂の詩~

(シャ・ラ・ラ)

 

サザン史上最もコアな選曲と言われているライブ。終盤曲もなかなかなものとなっております。世界の屋根を撃つ雨のリズムはライブではこれ一度っきりとなっておりレアの中のレアになっていますね。

開きっぱなしのマシュルームは大衆音楽取締法違反により実刑判決を受けて以来13年ぶりに娑婆に出ての演奏となりました(?)。

BOON BOON BOON~怪物君~01MESSENGERの何とも言えない絶妙な濃さは見てみたかったですね…。

 

・モロ出し祭り~過剰サービスに鰻はネットリ父ウットリ~

マチルダBABY~ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)~匂艶THE NIGHT CLUB~ボディ・スペシャルⅡ~マンピーのG★SPOT勝手にシンドバッド

(PARADISE)

 

LOVE AFFAIR~秘密のデートとPARADISEは入れても良さそうですが、製品版はマチルダから始まり、桑田さんのインタビューもありこうしてしまいました。

マチルダ→ミス・ブランニュー・デイという流れは縁ギもんで行こう以来13年ぶりとなりました(それまでは連続で演奏されるときはミス・ブランニュー・デイ→マチルダという流れでした)。そして匂艶を挟み、ボディ・スペシャルⅡ~マンピーのG★SPOT勝手にシンドバッドという、これ以後のライブでも度々登場することになる。もう1つの流れも完成となりました。

20周年ライブと言うこともあり、全体的に見てもなかなかなものを感じるセットリストですね。同時に苦悩と言いますか、そういうものも見えてきてしまうのですが…。

ちなみにこのコーナーの製品版はほとんど初日の方の映像らしいですね。WOWOW版をお持ちの方は違いが分かりうらやましいですね。

 

 

・Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~

愛の言霊~Spiritual Message~PARADISE~ブリブリボーダーライン~GIMME SOME LOVIN’~生命果てるまで~ ~開きっぱなしのマシュルーム~マンピーのG★SPOTみんなのうたイエローマン~星の王子様~

(私の世紀末カルテ)

 

初のドームツアーであり、渚園DVDでのインタビューでの封印発言後「ニューサザン」として初ライブでもありました。

愛の言霊~Spiritual MessageからのPARADISEは新しいマチルダ→ミス・ブランニュー・デイを作りたかったのでは…と今見ると思ってしまいますね。

その中でもマンピーやみんなのうたなどの煽りゾーン定番曲も選曲されているあたりにバランスを取る難しさが見られますね(単純に桑田さんがこの2曲を好きなだけなのかも知れない)。中盤にYoung Loveコーナーがあったのも同じ理由かも知れません。

ブリブリボーダーライン、GIMME SOME LOVINとみんなのうた、そしてイエローマンと腕ふりソングが一気に選曲されたライブだったのですね。なるほどこれがニューウェーブサザンということでしたか(?)。

 

 

・’99 SAS 事件簿in歌舞伎町

Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)~フリフリ’65~ボディ・スペシャルⅡ~勝手にシンドバッド

栞のテーマ

 

ファンクラブ限定として突如開催されたシークレットライブで演奏曲もKAMAKURA(85年)以前の曲中心となっておりました。Big Star Bluesがこの位置に来るのは夢で逢いまSHOW以来9年ぶりとなりましたね。ちなみにボディ・スペシャルⅡからの勝手にシンドバッドというのも同じく夢で逢いまSHOW以来となりました。

個人的にはボディ・スペシャルⅡはこのライブのテイクが一番好きですね…。あのなんと言いますか熱狂を見ますと、野外の大きなステージよりもあの狭い少人数のライブハウスのような空間の方があっているように思えますがいかがでしょうか。

ビデオ版ですとそのボディ・スペシャルⅡ以外は半端なところでカットという編集になっているので完全版はどうだったのか…本当に見たいですね。

ビデオ版のシンドバッドの終わり方(編集)はサザン史上屈指の消化不良さではないのでしょうか…。

 

 

・晴れ着DEポン

Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)~フリフリ’65~ボディ・スペシャルⅡ~勝手にシンドバッド

TSUNAMI

 

ここのコーナーは歌舞伎町と一緒ですね。というより全体的に重複が多くなっているのは、歌舞伎町ライブが急でしかもファンクラブ限定ライブだったということもあり、年越しでも…という気持ちがあったのでしょうか。

ボディ・スペシャルⅡが終わりシンドバッドに入る前のところは歌舞伎町とは少し変わっています(曲に入るまで長くなっているといった方がいいでしょうか)。

煽りコーナーの春のセオーノと歌舞伎町・晴れ着で被る曲が1曲もなかったというのは珍しいですね。

 

 

茅ヶ崎ライブ~あなただけの茅ヶ崎

HOTEL PACIFIC~ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)~マチルダBABY~フリフリ’65~ボディ・スペシャルⅡ~マンピーのG★SPOT

TSUNAMI

 

茅ヶ崎ライブのために作られたといってよいHOTEL PACIFICからスタートしました。このライブ以降2000年代の曲の中ではこの煽りコーナーでよく顔を出す曲となりましたね。

シンドバッドが中盤のメドレーで歌われたこともあり、初めてラスト曲にマンピーさんが選曲され、これ以後はラストの定番曲の1つとなりました。

全体的に渚園のセットリストと近いものがありますね。だからこそのラストマンピーだったりしたのでしょう。

このライブ以降はマチルダBABY~ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)とボディ・スペシャルⅡ~マンピーのG★SPOT勝手にシンドバッドという流れを分けて使っていますね(どちらかから1つゲスト的な感じでご登場ということはありますが)。

今後この流れ(+シンドバッド)は見られないのかも知れませんね。

 

 

・ゴン太君のつどい

HOTEL PACIFIC~匂艶THE NIGHT CLUB~勝手にシンドバッド~ボディ・スペシャルⅡ~マンピーのG★SPOTみんなのうた

(この青い空、みどり~BLUE IN GREEN~)

 

煽りコーナーで選曲されながらシンドバッドがラストではないのは音楽祭以来となりますね。ボディ→マンピー→シンドバッドの流れを崩しているのも、珍しく意外なものではないのでしょうか。

みんなのうたのラストは夢で逢いまSHOW以来でしたね。TSUNAMIの大ヒット、茅ヶ崎ライブの開催、そして21世紀へ…という1年だったと思うとみんなのうたというタイトルの曲がここに来るのは納得ですね。

 

 

・「流石(SAS)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」~カーニバル出るバニーか!?~

涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~~イエローマン~星の王子様~~みんなのうた~ボディ・スペシャルⅡ~マンピーのG★SPOT勝手にシンドバッド

真夏の果実

 

2年間が空いての活動再開であり25周年のライブ、ラストはやはりシンドバッドでしたね。製品版では、桑田さんの上半身裸が見れる貴重な(?)ものとなっているので、皆様DVD買いましょう(?)。

イエローマンはセオーノのラスト以来2度目の煽りコーナーでのご登場でしたね。今回も順番は逆となっていますがみんなのうたと共に腕振りコンビとして定着すると思いきやセットで演奏されたのは今のところこれが最後となっていますね。

 

 

・真夏の夜の生ライブ~海の日スペシャル~

君こそスターだ~夢に消えたジュリア~みんなのうた~ボディ・スペシャルⅡ~マンピーのG★SPOT勝手にシンドバッド

思い過ごしも恋のうち

 

君こそスターだの前が女呼んでブギ、思い過ごしも恋のうちだったのでここに入れるか悩みましたが、MCを挟んでいるのと当時の新曲であったこの曲からスタートとしました。

みんなのうたからシンドバッドまでの流れは流石だツアーと同じですね。

このライブ以降ボディ→マンピー→シンドバッドの3曲の流れは現在までやらなくなってしまったのですね。大感謝祭では当初その選曲をしていたそうですが、そこでシンドバッドが外されてしまったのが、運命の分かれ道でしたね(?)。

 

 

・暮れのサナカ

君こそスターだ~夢に消えたジュリア~ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)~マチルダBABY~HOTEL PACIFIC~愛と欲望の日々

(LOVE AFFAIR~秘密のデート)

 

海の日ライブからはボディ→マンピー→シンドバッドの3曲を外し、変わりにミス・ブランニュー・デイ→マチルダというもう1つの切り札を投入していますね。

君こそスターだからの夢に消えたジュリアはセットで歌われていますが、桑田さんの君こそスターだの発言を見ますと、夢に消えたジュリアも歌う可能性は低いのでしょうか…。

マチルダで爆発に気合いを入れすぎて(?)天井が燃えてしまったのはこのライブでした。

ラスト2曲は踊れる曲と、2曲セットになっている曲で構成されていますね。

 

 

・みんなが好きです

ロックンロール・スーパーマン~Rock’n Roll Superman~ ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)~マチルダBABY~イエローマン~星の王子様~ ~BOHBO No.5

(限りなき永遠の愛)

 

ロックンロール・スーパーマンの風船は定番になるのかと思いきやここと真夏の大感謝祭のみでしたね。

ミス・ブランニュー・デイからイエローマンまでのデジタル感のある流れはセオーノに通じるものがある気がしますね。ドーム公演となるとダークな色が強くなる傾向があるのかも知れません。

このライブ後のインタビューでセットリストを変える必要がなかったのは奇跡的な発言をしていますが、近年のキラーストリートへの発言を聴きますと今どう思っているのか少し気になりますね(ライブはまた別でしょうが)。

 

 

・真夏の大感謝祭

I AM YOUR SINGER希望の轍~OH!!SUMMER QUEEN~夏の女王様~ ~エロティカ・セブンHOTEL PACIFIC~ボディ・スペシャルⅡ~マンピーのG★SPOT

TSUNAMI

 

30周年にして無期限活動休止前のライブという今までとは違った重さを持ったライブ、その終盤は新曲だったI AM YOUR SINGERからスタートしましたが、直前のいとしのエリー真夏の果実TSUNAMIのバラード3連続というこれが終わると無期限活動休止…という思いが強くなり始めたときに楽器を持たずに歌われ、その次に希望の轍という流れがMCでも言っていた「いつものサザン」に戻す効果があったのではないでしょうか。

エロティカがこの位置に来るのはホタル以来13年ぶりとなりました。

ラストのマンピーでの金メダルヅラとピーマンヅラと2種類がありましたが、どちらが好きかでアンケート取りたくなりますね(?)。

 

 

・灼熱のマンピー!!G★スポット解禁!!

ピースとハイライト~マチルダBABY~ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)~みんなのうたマンピーのG★SPOT

(蛍)

 

5年ぶりの復活となったライブ、蛍の演奏の際会場で配られていたリストバンドが光り出すという演出があり(茅ヶ崎と宮城のみ)、ピースとハイライトからはずっとピカピカしていましたね。

マチルダが始まったとき、どうマンピーに繋ぐのだろうかと思いきや意外と曲数を使わなかった印象がありますね。

ピースとハイライトからマチルダへの流れは愛することを躊躇わなかったから囚われの彼女を助けに向かったというストーリーが出来そうですね(?)。

ラストのマンピーさんは18禁仕様(?)となっています。まさにG★SPOT解禁という感じでしたね(?)。

 

 

・ひつじだよ!全員集合!

爆笑アイランド~愛と欲望の日々イエローマン~星の王子様~ ~怪物君の空~BOHBO No.5~ボディ・スペシャルⅡ~勝手にシンドバッド

(東京VICTORY)

 

直前のピースとハイライトと東京VICTORYを入れても良さそうでしたが、紅白コーナーの2曲と言うこともあり、時間調整のコーナーから煽りコーナーとしました。

爆笑アイランドがここに来るのは初ですね。いかにも年越しライブという感じがしますね(?)。怪物君はおっぱいなんてプー以来17年ぶりの演奏となりました。

BOHBOは2番が終わりにいきなりボディ・スペシャルⅡになってしまいました。もしかしたら本当に時間調整として演奏されたのかも知れません。

この年はいつもと年越しの時間が変わったため、ラスト曲のシンドバッドが年越し曲となりました。

 

 

・おいしい葡萄の旅

栄光の男~東京VICTORY~アロエ~マチルダBABY~エロティカ・セブン~ボディ・スペシャルⅡ~マンピーのG★SPOT

(道)

 

これもどこで切るかが難しいライブですね。東京VICTORYかアロエにしようと思いましたが、東京ドームでも演奏しましたし(?)、過去と未来の曲繋がりということで栄光の男からとしました。

アロエからマチルダBABYの流れは勝負に出ろ、勝負に行こうと言われ、囚われの彼女を助けに向かったというストーリーが出来そうですね(デジャブ)。

3度目のドーム公演となりましたが、ボディ・スペシャルさんは意外にも初登場でした。

そういえばシンドバッドもみんなが好きですのアンコールで演奏されただけで、ドームでは煽りコーナーで選曲されたことがないのですね。何となくアロエ以降の流れは灼熱のマンピーのセットリストと入れ替えた方が過去のドーム公演ぽいと言いますか、しっくり来るような気もしますね。

 

 

 

と言うわけでまたまた雑に振り返ってしまいました。

ここでラスト曲として複数回演奏された曲をまとめて見ましょう。

 

11回 勝手にシンドバッド

4回 マンピーのG★SPOT

3回 いなせなロコモーション

2回 みんなのうた、シャ・ラ・ラ

 

圧倒的にシンドバッドの回数が多いですね。いっちゃえ’89サザンde’90以前は1度のみのラストでしたが、その後演奏率が急上昇しています。実は平成(90年代)以降にラスト曲としてほぼ定着していたと調べてみて分かりましたが、これはかなり意外でした。

マンピーは茅ヶ崎ライブから10回中4回ラストに登場するなど、近年驚異の打率となっていますね。

みんなのうたは大復活祭の謎が解ければ、同率銅メダルのチャンスなので(?)、死活問題になりそうですね(?)。

いなせなロコモーションはアンコールではありますが海の日ライブ以来演奏されていないというのはこのラスト曲メンバーの中では最長記録となっているので、次またサザンでのライブの時はどうなるのでしょうか(石垣島ライブでは演奏していますが)。

 

もう1つこの煽りコーナーで歌われた回数の多い曲を集計してみました。

 

19回 勝手にシンドバッド

18回 ボディ・スペシャルⅡ

15回 マチルダBABY

14回 ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

13回 みんなのうた

11回 マンピーのG★SPOT

9回 Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)

7回 怪物君の空・フリフリ’65

6回 いなせなロコモーション・匂艶THE NIGHT CLUB

 

大方予想通りの結果では無いでしょうか、ミス・ブランニュー・デイとマチルダは灼熱のマンピーまで同率でしたが、おいしい葡萄の旅でマチルダのみ煽りコーナーで演奏されたため、1つ数を伸ばしました。

この中ではBig Star Bluesと怪物君が意外と回数が多かったですね。現在では1曲目の定番として君臨していますが、終盤でも登場率が高かったとは…。

シンドバッドの終盤演奏でラスト以外が8度あるのは多いのか少ないのか悩むところですね。

 

この煽りコーナーの頭、もしくはラスト(両方に)に新曲を持ってくる傾向がありますね。スイッチの切り替え的な効果があるのでしょうか…。

特にラスト曲では新曲かシンドバッドもしくはマンピーという形が近年多いですね。

 

やはり初期の方ですとここのコーナーも大きくセットリストが変わっているライブがあるのでしょうか。一応発見したものは書いてはいますが、それ以外も出てきそうですね。

 

 

そして今年の年越しライブが開催されると発表されましたね。あれ…今年はソロでの年越しなのにソロの煽りコーナーはまとめないのか…?という声は恐らく一切無いと思いますが、一応おまけ的な形でまとめて見ましたので、よろしければどうぞ見てくださいませ。

 

 

おまけ

・さのさのさ

北京のお嬢さん~ハートに無礼美人(Get out of my Chevvy)~貧乏ブルース~ボディ・スペシャルⅡ~すべての歌に懺悔しな!!~真夜中のダンディー

(祭りのあと)

 

と言うわけで延長戦ということで(?)今回はソロもちょっとやってみました。まだソロではアルバム2枚+KUWATA BAND曲ということもありサザンからボディ・スペシャルⅡ先生が助っ人として登場しています。ただここだけ見るとまんまサザンですね。

そして中国に潜伏していたという噂(?)のSUPER CHIMPANZEEから北京のお嬢さんも再来日を果たしています。

北京~貧乏ブルースの流れは見てみたいですね…。しかし製品版では貧乏ブルース以外収録されず(無礼美人さんはほんの一瞬だけ姿を見せますが)、生放送版(実は途中から前日の録画に変わってしまうのですが…)でも北京のお嬢さん・ハートに無礼美人という女性2人がカットされてしまっているので残念ながら…ですね。

 

 

古賀紅太 No Reason! ライブハウスツアー

MERRY X’MAS IN SUMMER~悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)~真夜中のダンディー勝手にシンドバッドみんなのうた

(月)

 

前曲の月とMERRY X’MAS IN SUMMERは桑田さんがキーボードを弾きながら歌っています。ビデオ版ですと途中で一刀両断されているのは残念ですね。

真夜中のダンディーでは弘さんが、みんなのうたでは関口さんが登場し、コップでの水まきを行うという珍しいシーンがあります。

徐々にサザンのメンバーがステージに登場してからのみんなのうたというのもちょうどこの頃の諸々を思うと何と言いましょうか…楽しそうに演奏していても複雑なものがあったのでは…とついつい考えてしまいますね。

 

 

・Xmas LIVE in 札幌

波乗りジョニー~悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)~Blue~こんな夜には踊れない~ハートに無礼美人(Get out of my Chevvy)~みんなのうた

白い恋人達

 

悲しい気持ちと波乗りジョニーのコンビ結成はこのライブから始まりました。アルバム「孤独の太陽」からは選曲されず、怒濤の「Keisuke Kuwata」3連発が放たれましたね。

しかしこの夜は聖夜にも関わらず踊れなかったり、無礼美人に拒まれたり散々な夜になっていますね(?)。

ラスト曲はみんなのうたでした。古賀紅太ライブでもラストで歌われているので、歌舞伎町と晴れ着の終盤の選曲が同じなのと似たような理由でしょうか…。

 

 

・けいすけさん、色々と大変ねぇ

真夜中のダンディーROCK AND ROLL HERO~JAIL~奇妙な果実~ ~Blue~こんな夜には踊れない~ハートに無礼美人(Get out of my Chevvy)~質量とエネルギーの等価性

どん底のブルース)

 

初めてソロ名義の曲のみで選曲されたライブでもちろんこの煽りコーナーでもソロ曲のみで構成されています。

KUWATA BANDとはまた違うロック色の強い曲が並んでいますね。

質量とエネルギーの等価性では爆発があったのですが、札幌で爆発させすぎてしまい、その後のライブでは無くなってしまったそうです(あれ…どこかで聞いたような…)。

製品版ですと、真夜中のダンディーは途中で、Blueは丸々カットとアレンジがされている2曲が悲しい扱いとなっております。

 

 

・呼び捨てでも構いません!!「よっ、桑田佳祐」SHOW

ダーリン~悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)~波乗りジョニー真夜中のダンディーROCK AND ROLL HERO

明日晴れるかな

 

ライブ全体の選曲としては、2007年のシングル3曲+TOP OF THE POPSという感じですね。

東京から真夜中のダンディーまでのシングル8曲連続登場が1つのハイライトではないでしょうか。その中でのダーリンから最後まで鮮やかに駆けてゆくこの5曲のスピード感は圧巻ですね。

桑田ソロ映像作品では初めて全曲収録されたライブと言うことも重なり、1つの区切り感もありますね。

 

 

・宮城ライブ~明日へのマーチ!!~

ハダカDE音頭~祭だ!!Naked~ ~銀河の星屑~悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)~本当は怖い愛とロマンス~Let’s try again~Kuwata keisuke ver.~

(明日へのマーチ)

 

震災から約半年後に行われた宮城でのライブ、ハダカDE音頭のような所謂「お約束」もありつつ、ラスト2曲となった、本当は怖い愛とロマンスは病気から復帰の紅白でも歌われた桑田さん自身の復帰曲であり、チャリティーソングであったLet’s try againをソロバージョンとして作り直しラスト曲とするなど、ライブの肝となる非常に大きなところではないのでしょうか。

 

 

・年忘れ!!みんなで元気になろうぜ!!の会

銀河の星屑~悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)~波乗りジョニー~Let’s try again~Kuwata keisuke ver.~

(明日へのマーチ)

 

宮城ライブからハダカDE音頭が外れ、本当は怖い愛とロマンス波乗りジョニーがチェンジとなりました。

波乗りジョニーはやはり「波」という言葉から宮城では選曲から外れたのでしょうか。

Let’s try againも宮城限定かと思いましたが、今回そして次回でも選曲されており、果たして今後のライブでも定番化するのでしょうか。

 

 

・I LOVE YOU -now&forever-

ダーリン~銀河の星屑~Let’s try again~Kuwata keisuke ver.~ ~波乗りジョニー~100万年の幸せ!!

 

悲しい気持ちが1曲目にご登場となり、けいすけさんライブ以来煽りコーナーからは外れてしまいました。

銀河の星屑はラストが少し追加されていますね。Let’s try againと波乗りジョニーの間では色々な名前が出たりYMCAがあったり慌ただしかったですね(恒例の雑な説明)。

100万年の幸せ!!は某バンドのようにエアでした。あと私宮城の公演にこっそりと行っていたのですがポンポン大仏様はまだいなかったように記録しています(人生初ライブの記憶すら薄れているとは老化を止めることは出来ないのですね…(?))。

 

 

も一つおまけを…

 

花咲く旅路

ハートせつなく~イロイロのパー~じんじん

(少女時代)

 

花咲く旅路・想い出のリボン・少女時代と大感謝祭のバラード3連発と双璧をなす(?)3曲のあとに(関係ないですがのちに出たベストアルバム「Loving You」でも同じ順番で選曲されていますね)原坊曲の中ではかなりポップな曲であるハートせつなくからこのコーナーはスタートと原さんのライブでもサザンの流れは踏襲されているようですね。

 

 

「はらばん」鎌倉ライブ

ハートせつなく~恋は、ご多忙申し上げます~じんじん~夢をアリガトウ

(京都物語)

 

私はピアノと京都物語もいれても良さそうでしたが、ハートせつなくのポップさに負けてしまいました(?)。花咲く旅路ライブでは中盤に演奏されていた恋は、ご多忙申し上げますが今回ここに来ていますね。じんじんは原坊ソロにおける勝手にシンドバッド感がありますね(とすると前回のライブはハートせつなく=ボディ・スペシャル、イロイロのパー=マンピー説が出来そうですね(?))。

ラストは夢をアリガトウ。こちらからそのままサザンの皆様にお返ししたいお言葉ですね。

 

 

 

という訳でソロの方もいかがだったでしょうか。しれっと原坊ソロまで混ぜ込むという暴挙を犯してしまいました。

流石にAAAまでとなりますと、私が大河の一滴か銀河の星屑になりそうなので(?)ここまででお許しください…。

 

さてさて今年の年越しライブの選曲はいったいどうなるのでしょうか。ソロとしての単発年越しライブは実質初(元気になろうぜの会は神戸での公演はクリスマスライブ感がありますし、単発の年越しライブとするのは微妙なところですね…)ということもあり、お久しぶりな曲やついにこの曲が…という選曲もありそうですね。となると年越し曲も重なるであろう煽りコーナーも楽しみではありますね。

行けるのか、行くのかは運次第でしょうが、年末まで生きざるを得ない理由がまた出来てしまいました。

 

P.S

9月の風を感じている間に完成させる予定だったのに、10月になってしまいました。

9月31日だと思ってください(?)