適当文集

140文字でも書けそうな事を引き延ばして雑に書くところ

桑田佳祐年越しライブ「ヨシ子さんへの手紙 ~悪戯な年の瀬~」の感想のようなものを

桑田佳祐年越しライブ「ヨシ子さんへの手紙 ~悪戯な年の瀬~」の初日12月27日公演にこっそりひっそりと行ってしまいました。ということでその感想のようなものです。

例のごとく記憶違いがあるかと思われますが、お許しください。

また長いよ。余計なことばっかり書いてるよ。申し訳ないよ。

 

 

今回のライブはチケットを取るのがまた大変でしたね。抽選に2度外れ、今回のライブは縁が無かったのね…と思い諦めてしまったのですが、後で後悔するのも…と思い、最後に一般で挑戦したところ30分後には何故か落ち着かなくなったので、何かがあったのでしょう。

なんやかんやあって当日になりました。ライブの参加は2015年の「おいしい葡萄の旅」の武道館公演以来だったので、約1年4ヶ月ぶりとなりました(サザンと桑田さん以外のライブには行ったことが無いので…)。宿に荷物を置いた後で横浜アリーナに移動しようとしたのですが、人身事故の影響で電車のルートがよく分からなくなってしまい時間がかかってしまいましたね。

無事について列にひっそりと並んでいたところスタッフの方に「関係者です」と言って案内されている人達を見ました。そんな普通にいるんですね。何か新鮮でした。

そのまま並んでいますと私の右側には子供さん(2~3歳くらい)を連れたお母様がいまして、左側には2人組の女性がいたのですが、その左側の女性が「そんな小さい子を連れてきて…」という会話を普通にしていたので、バトルが始まったらどうしようと1人子犬みたいに怯えておりました。

そして何とか無事ひっそりと会場潜入に成功し、しっかりとトイレを済まし席で待機していましたが、あのウェーブというものにはやはり慣れませんね。元から苦手な部類だったのですが、葡萄試聴会で「ここの会場は他の会場と比べて盛り上がっていないのでウェーブをしましょう!」という人がいまして強要、とは言わないまでもねえみたいなことがありまして…そこからもう駄目になってしまいました…(多分ライブという物が得意とは言えない自分にも多少の問題があるのだと思いますが…)。

今回のBGMは日本の曲でしたね。最近の物…といいますか夜遊びでやっていた2016年のベスト20のやつだったのでしょうか…もうあまり覚えていませんね…。偉大なる歌謡曲がBGMと予想していたのですが。

そうこうしているうちに諸注意のアナウンスがあり、UCCのCMが流れ会場のテンションが程良く上がったところでいよいよライブのスタートとなりました。

 

 

 

 

  1. 悪戯されて

「逢いたくなったら すぐおいで」その言葉を信じて横浜まで来ちゃいました…(のっけから気持ち悪くてごめんなさい)。

PVの冒頭部分がスクリーンに流れ、PVで曲が流れるタイミングと同じところで、スクリーン…といいますか幕が上がり階段の上2階(?)に桑田さんとサポートメンバーの皆様がそこに。

どこかで見たことが…と思いきやミュージック・ステーションに出演しこの曲を歌ったときとほぼ一緒じゃありませんか。なるほどMステはリハーサルを兼ねていたのですね(?)。違いといえばコーラスが後ろにいることと人数が9人(でしたよね?)に増えていたことでしょうか。

最後の「外苑並木の~」の部分は「横浜アリーナのなんちゃらかんちゃら(忘れた)に幸せがくるだろう」と替え歌になっていましたね。

バックステージからは皆様が位置に付いているところは見ることが出来たのでしょうか…。気になりますね。

この曲はどこに配置されるのだろうか…と思っていましたがまさかの1曲目とは…。まさに悪戯されたかのような(?)始まりとなりました。

公式だと0曲目扱いになっており、何故だろうと思いましたが、年明けのやさしい夜遊びで27曲×4日で108というこだわりがあり、その影響(?)で0曲目としたそうですね(こちらの感想は数字を直すのを面倒くさがったので1からのカウントとなっています)。

 

 

  1. ダーリン

「悪戯されて」という歌謡曲に対抗する(?)のは、発売時にド歌謡曲と桑田さん自身がおっしゃっていたダーリンでした。またUCCがスポンサーとなったこのライブの2曲目に早速当時アサヒ飲料WONDA」のCMに使われていたこの曲を持ってくるとは歌謡曲というよりもロックですね(?)(実質的には1曲目となりましたが)。

ここの青山では無く、横浜と思い出させて頂き(?)「ああ…今横浜に来て、ライブを見ているのだなあ…」と良い意味で今夢と現実の狭間という幸せの中にいるのよね…とここですでに感じてしまうのと同時に、あのCDに付いてきたバッチさんは元気だろうか…誰か会場で付けている人はいないのだろうかと早速どうでもいいことを考え始めていたのでした。

 

 

  1. 本当は怖い愛とロマンス

ふざけて胸を撫でるという悪戯をしたら捨てられてしまう男の曲という1曲目からの流れを何となく踏襲しているかのような流れですね(?)。

宮城ライブでの悲しい気持ちからのこの曲の流れが好きなので、今回逆ではありますが、連続で聴くことが出来たのでラッキーでした。

私が4年前に行きました「I LOVE YOU -now&forever-」ツアーの宮城公演では確か一部カットになっていた記憶があるので、やっとフルバージョンが聴けた…と嬉しかったですね。

初登場となった宮城ライブ以降、皆勤賞となっておりライブに欠かせない曲となりつつありますね。

 

 

  1. 悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)

普段は3曲歌った後にMCに入りますが、間を見ると「あれ…これはもしかして次に行く流れかしら…」と思っていたところでのこの曲でしたので、少し不意を突かれたような感じでした。

またソロライブでの連続出演記録が伸びましたね。序盤・中盤・終盤とポジションを問わず演奏されるところサザンでいう勝手にシンドバッド…というよりも希望の轍的ポジションになっているように思います。

ここで最初の銀テープパーンがあったでしょうか。恒例のイントロと共に柱さんご登場は年末で忙しかったのか(?)映像での出演となりました。次回は柱さんも生でお願いしたいですね。

 

 

MC

恒例のスタンドアリーナがありましたね。スタンドはラストだったので忘れていたのかも知れません。バックステージの方々には「皆さんは背景ですから」と。これがのちの伏線になるとは…。

そして桑田さんから重大発表が…。「子供が出来ました」…そして「家族になろうよ」と本当に某福山氏のことが大好きですよね。「そして墓を買う」には笑ってしまいました。

「今日は初日なので何でもやります」とも言っていましたね(その後も何度か言っていました)。

そんなこんなで懐かしい曲から…といって始まったのは…。

 

 

なんと「けいすけさん、色々と大変ねぇ」ツアー以来14年ぶりの演奏となりました。

X’masライブ・けいすけさんツアーそして今回といずれもMC明けで演奏されているのですね(さのさのさもそれっぽいですがどうなのでしょうか…)。すっと入りやすい曲なのでしょうか…。

1番の「鏡よ君に語ろう Hey, Na Na Na…….」は入りをフライングしてしまい、歌えなくなってしまってましたね。直後にすぐ「ごめんね」と謝っていましたがこれがライブなんですよねえ…(ちなみに最後の鏡よ…のところも若干怪しかったのですが…w)。

演奏終了後にも「ごめんなさい…w」と再度謝罪していましたね。いえいえそこが良いのですよ(謎のフォロー)。

懐かしい曲といってはいましたがアルバム「Keisuke Kuwata」は飛ばしていましたね。この後で演奏されるかと思いきや…。

 

 

  1. 飛べないモスキート(MOSQUITO)

この曲も「ROCK IN JAPAN FES.2002」以来14年ぶりですね。そろそろモスキート音を聴けるか怪しくなり始めていますが、その曲はちゃんと聴こえたのでほっとしました(?)。

かばう蝋燭もなく、暗い教室の隅で泣きながら過ごしていたような(いやまだ現在進行形かも(大袈裟シリーズ))私には(?)歌詞とは裏腹なサウンドのポップさに少しだけ恐怖を覚えていたので、この曲との距離の取り方がうまく出来ていなかったのですが、今回生で聴くことができ、やっと距離の取り方が分かった気がした…というよりもそんな考えはどうでもよかったのだ…とすべてを赤い川の水で(余計な一言)洗い流せて貰うことが出来ましたね。

 

 

  1. エロスで殺して(ROCK ON)

こちらもけいすけさんツアーぶりと久々ですね。ここで初めてシングルにもベストアルバムにも収録されていないアルバム曲のご登場となりました。

この後にも数曲SMをテーマにした曲がご登場しますが、個人的にはその中ではこの歌が好きだったのでラッキーでした。

ここまでのMCからの孤独の太陽からの3連発はかつてのX’masライブ、けいすけさんツアーでもあった流れだったので、過去の踏襲だったのでしょうか…。

ちなみにふと気が付いたのですが、孤独の太陽の中で「月(明かり)」という単語が出てくるのは、シングル曲の「月」以外ですとこれだけなのですね。

 

 

  1. 東京ジプシー・ローズ

次はROCK ONからのROCK AND ROLL HEROに行くのでは…と思っていたところでのこの曲だったので、今日は冴えているなと感じていました(?)(でも今これを書いてる段階で東京美人からのジプシー・ローズというのもありだったと気付いた)。

もう10年以上妖艶過多症が完治していないので(?)、この曲の頭のベース、間奏のギターとフルートの絡みがまた大好きでして…。

そういえばタイトルに東京という言葉が入っている曲で演奏されたのはこの曲だけでしたね。これは(特に本人曲の東京は)THE ROOTSを見てねという無言の宣伝の可能性があったのかもしれません(?)。

 

 

  1. SO WHAT?

東京ジプシー・ローズの終わりから次に繋げる流れがあり、ROCK AND ROLL HEROからの曲が来ると思いきやヘリコプターの音と映像が登場し、この曲が始まると同時にMUSIC MANコーナーに突入してしまいましたね。

ただ何となくその前奏的なところで「何かROCK AND ROLL HEROっぽくない気がする…もしかしてSO WHAT?あたりかも…」と思っていたところでのヘリだったので、この辺までは2016年最後の直感の冴えを発動させていました。

一時期MUSIC MANで何故かこの曲ばかり聴いていた時期がありましたね…。

ラストの「The end. Beautiful friends.」の声が大好きなのでカットされることなく歌われたので、安心しました(?)(何かそんな気がしたので)。

 

 

  1. それ行けベイビー!!

序盤のこの位置に来るとは意外でしたね。桑田さんのギターだけではなく他の楽器も演奏されていましたね(説明できない)。

紅白での復帰曲、宮城ライブと元気になろうぜの会ではライブの核となっていた曲になっていたように思う配置だったということもあり、今回この位置で歌われたことにより、良い意味でようやく普通の1曲になったように感じました。

またここの演奏で「ああ…これメンチカツ・ブルースもライブでやるな…」とも何故か思いました。

…そういえばおかしいな。ソロライブはI LOVE YOUツアーと今回で2回目なのに生でこの曲を観た聴いたしたのは初めてではないような気が…。その答えはいつか何処かで(?)。

 

 

  1. 月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)

この孤独の太陽からROCK AND ROLL HEROを経由してMUSIC MANへコーナー(捻りのないパクリ)のラストはこの曲でした。

ラストの方でバックモニターに映った太陽に桑田さんの顔を重ねているのが、孤独の太陽と月光の聖者達という真逆の存在を融合させていると言いますか、桑田さん自身が孤独の太陽であるのと同時に月光の聖者でもあるという多面性の「顔」を表していたりするのかしら…など考えれば考えるほど意味不明な物しか出てこない状態となりかけていましたが、この曲のパワーに無事消化され、結局は良かった…と恐ろしく単純な感想で行き載ることが出来たとさ(めでたいのかは知りません)。

 

 

MC

ここではメンバー紹介がありましたね。小道具と効果音を駆使するカースケさん、実は日本人なコーラスコンビ、深町さん何と67歳(そういえばそうでしたね)と色々ありましたが、今回ベースの竹下さんは初めての方でしたね。桑田さんが「かっこいいでしょ?」と言っておられましたが、確かに「今回のベースの人かっこいいけど誰だろう…」とモニターに映る度に思っていました。男ですがステージにいる人の中で2番目に抱かれても良いなと思いました(?)(1番はまあ分かりますでしょ)。誠さんのあのくだり28日以降も無事に(?)使われたのでしょうか…。

 

 

  1. 愛のプレリュード

今年(2016年)の曲から…というMCから始まったのは、2016年CMで初めて流れていた(ですよね?)この曲でした。

エゴサとやらを行なったところ夏のヨシ子さんナイトでは歌われておらず、今回初めてライブで演奏されたそうですね。

MCを挟んでいるとは言え、MUSIC MANからの選曲はどこか重さを感じるような曲が続いていたので、らしいと言いますか、180度違うサウンドに安心感を覚えましたね。

個人的には「恋人未満の僕でいい」の部分を聴きますと、ハワイよりも茅ヶ崎を思い浮かべるのは私だけでしょうか。

 

 

  1. 大河の一滴

煽りコーナーの頭に置かれるのでは…と予想していたので、この位置での演奏はちょっと意外でしたね。

ライトの使い方がとても格好良かったですね。2番では枯れ葉が舞っておりました。最初モニターで見て、映像を合わせているのかな、と思ってステージに目を戻しましたらちゃんと(?)実物が舞っていました。台詞のところはコーラスのお2人が担当されていましたね。

桑田さんも僕もここで大河の一滴にならずに良かったです(?)。

そんな私はブラックコーヒーがまだ飲めません。顔は老け顔なのに子ども舌とは私の事よ(どうでもいい)。

 

 

  1. あなたの夢を見ています

モニターの字幕を見てまず違和感が。なんと曲名が「あなたの夢をみています」となっているではありませんか。初日なので字幕さんも緊張していたのでしょうか(?)(他の日はちゃんと直っていたのだろうか)。今回ちょこちょここれはミス?という物を発見してしまったので、今回モニターを見る率がいつもより多かったのでしょう(この前にもフライングがありました。エロスで殺してだったかな?)。

この曲すごく「Keisuke Kuwata」感がありますよね。特にイントロが。でもMUSIC MANを得なければ歌えない曲なのだろうとまた訳の分からない余計なことを思ってしまうので、誰か何とかしてください(?)。

ライブに行けず家で寂しくあなたの夢を見ています…状態にならなくて良かったです(?)(上と同じような締め)。

 

 

  1. 傷だらけの天使

曲が始まる前に波音のSEが。しかしやけに長い、何かトラブルが…?と不安になり始めていたところで桑田さんが「すみません今着替えています」と一言。安心すると同時にそういえば最初のMCの時から何度か「暑くない?」と聴いていたのでそういえば…でしたね。

着替えてきましたが、下は完全にジャージでしたね。Tシャツにジャージのズボンというスタイルだったので、リハーサルかと錯覚しそうでした(?)。

百万本の赤い薔薇かメンチカツ・ブルースだろうか…と思っていたところでこの曲だったので不意打ち感がありました。

そういえば横浜ソングの1つでしたね。ライブ前日にたまたま聴いていたので、生で聴けて嬉しかったですね。今回この曲の良さがまた少し分かった気がしました。

歌詞に「背中の翼を広げ」「赤い薔薇」とあるので、次こそ百万本の赤い薔薇もしくは君への手紙が来るのでは…と思いきや…。

 

 

  1. 恋人も濡れる街角~Yin Yang

ポーン、ポンみたいなコーラス的なものから始まったのは、何と恋人も濡れる街角でした。歓声というよりも「おお…」というまさかこの曲を…というようなどよめきがありました。

しかし、やさしい夜遊びでの流す曲1番攻撃のだーはらさんもびっくりの(?)1コーラスのみの演奏でYin Yangに突入してしまいました(正直ちょっとだけ歌って次の曲に繋げそう…と妙に冷静に思ってはいました)。

悪戯されてと歌詞を見比べてみますと、リンクするところが多々あったので、当初はここに悪戯されてが置かれていたのでは…という妄想が広がりますね。

もしくが不思議な恋という名の17歳の時の命を懸けた恋が時を得て今夜訪れたのかも知れません(?)。

Yin YangもI LOVE YOUとサザン復活の間に位置してしまい、夜遊びライブでのみの披露だったので、ついに…という謎の感慨がありましたね。

いつかライブで見たい…と思っていた曲だったので、ようやく無事に聴けました。

あとこの曲の字幕は白だったのですが(曲によって白か青になっていました。悪戯され手などの一部の曲はフォントも変わっていましたね。しかし色はどういう基準で変わっていたのかは分からず…)、「Everynight, I’m so lonely.」のところだけは何故か青になっていましたね。

 

 

  1. メンチカツ・ブルース

誰ですか。この曲が始まったときに笑っていたのは(結構いましたよね?)。

CD版のアコースティックギターからエレキギターに変わっていましたね。駄洒落部分では映像が出る(コロッケの時はコロッケの画が、でもタマの時にはタマちゃんが、流石だツアーのマンピーヅラを思い出したのは私だけではないでしょう…)のと同時にコーラスのお2人が徐々に笑い始めるというのも芸が細かかったですね。

台詞部分は佐藤嘉風さんが担当されていましたが、キャベツを持たされたり、「還暦になって何を言っているんですか」という皆様の思いを代弁(?)するなど、メンチカツを差し入れたくなってしまう(?)ほどの活躍を見せておりました。

ピーで隠されていたとは言え、朝のハイキングロードであんなことをするのは流石にまずいですよね(真面目な突っ込み)。

 

 

MC

着替えの下りから、「最近の若いスタッフは頭の回転も早くて…」という話になり、急に1人のスタッフをステージに呼び出し紹介をしていました。女性のスタッフさんでタカナシさんと言っていたでしょうか。何か一言と桑田さん、しかし拒否するタカナシさん、すると桑田さん肩を組み「喋るまでは帰さないよ…w」と一言。これが公開セクハラですか…w。公開インタビューが終わると(結局話さなかったような…)「明日は○○(忘れました)だから準備しておいてよ」と予告していましたが、最終日までやったのでしょうか。

そして再びメンバー紹介時の誠さんに触れ、「明日から誠の部分はカットだなw」という下りがあり曲に入りました。

 

 

  1. 風の詩を聴かせて

波音のSEが流れているのにも関わらず、誠さん弄りを初めてしまったので(波音+そこでモニターに映った誠さんがアコースティックギターを抱えながら座っていたのを見て)、この曲かなと予想が出来てしまいました。

ちょうどヨシ子さんのシングルに収録されている女川ライブ版のこの曲を聴いて、ようやく良さといいますか、そういうものが9年という時間を掛けて分かってきたように感じてきたので、いつかライブで聴ければ…と思っていたところだったので、本当に今回聴けて良かったな…と。

そういえば東京ジプシー・ローズには「風の詩を聴け」という歌詞があるので、この曲をやるという伏線が張られていましたね(?)(呼び捨てライブの時にもう誰かは書いていそうですね)。

 

 

  1. JOURNEY

曲が始まる前に子供さんの(4~5歳くらいの子でしょうか)声で「くわたさーん」という呼びかけがあり(これがまたよく響いていました)、少し会場から笑いがこぼれた後に始まったのがこの曲でした。

まさかこの曲を歌うの…?というのが最初に浮かびました。夜遊びでのソロ曲リクエスト回で流してはいたので今回歌う可能性がありましたが、流れ+そのラジオでのリクエストから次は誰かの風の跡かな…と予想していたので尚更だったのかもしれません。

斜め前の方にいた人が立ったまま微動だにせずこの曲を聴いていたのが印象に残っています。まあ風の詩とここで立ったまま聴いていたのは、私の回りではあと私と2~3人だけでしたが。

完全に偶然の物でしたが、最初の子供の声が良い導入になったように思いますね。その子がいつかまたJOURNEYを聴いたときにこの日のことを思い出してくれたら良いな…とまるで父親のような目線になっていましたね。

最後のサビはカットになっていましたね。今回のライブでカットされた部分があったのはこの曲だけでしたね。

 

 

  1. 君への手紙

この曲から忘れかけていたリストバンド(毎回付けているのを忘れているような…)が光り出しました。会場にいる全員の腕に金メダルが宿りましたね(金(黄)色だったのかは忘れたけど)。

そういえばシングルの表題曲がバラード、というのは久しぶりですね。何となくサザンと比べてソロは冬のバラードが多いようなイメージがあります(白い恋人達君にサヨナラを…等々JOURNEYも秋という単語がありますしこっち寄りかしら…)。

私、サザン関係のCDを買いますとしばらくそれしか聴かなくなってしまうのですけど、君への手紙も例外ではなく購入日からこのライブ当日までひたすら聴いていまして(ヨシ子さんのシングル曲ご一行様も聴いたので、記録(?)はここで途絶える)、横浜アリーナに着いて4曲をもう一度聴いた時に「ああ…これ今日生で聴きたいね…」とようやく消化が出来たのか、スイッチが入ったのかは分かりませんが、とにかくそう思えたので、やっとただのバカから小粋なバカとしてこの曲を聴くことが許されたなと思いました(?)。

JOURNEYからの流れで聴きますと、君への手紙で歌われている「夢の欠片集めて」の夢というのが、JOURNEYでの「とうに忘れた幼き夢」では無いのかと…そして「寂しくて口ずさむ歌がある 名も知らぬ歌だけど 希望に胸が鳴る」この名も知らぬ歌が君への手紙、「夜中のラジオで聴いた ハートを切なくさせた歌よ」このハートを切なくさせた歌がJOURNEYなのでは…とリンクさせながら聴いてしまっていましたね(両曲とも希望に胸が鳴り、溢れますし(?))。しかしこんな時までこんな事を考えている私はやはり小粋の付かないただのバカですよね…。

 

 

  1. 真夜中のダンディー

ここから所謂煽りコーナーに突入となりました。フルバージョンで聴いたのは初めてだったでしょうか(I LOVE YOUツアー宮城ではどこかがカットされていたような記憶が)。

個人的には桑田佳祐名義の曲と言われて最初に思い浮かぶのはこの歌でしょうか(好き嫌いは別にしまして)。

「夢も希望も現在は格子の窓の外に~」のところはあの上げると言いますか、外すと言いますかの歌い方でしたね(説明できない)。

孤独の太陽の30代、ROCK AND ROLL HEROの40代、呼び捨てされ(?)MUSIC MANとなった50代、そして今回の還暦60歳となったすべてのダンディーさん、いずれも色が違って見えてまた素晴らしいなと思います(まだ23歳とは思えない貫禄ですね…私の方が年上というのが申し訳なく思えてきます(?))。きっとすべてを生で観ていたらどの時代の桑田“真夜中のダンディー”佳祐(某夜遊び風)が好きか論争が僕の中で終結することは多分無かったでしょう(?)。

 

 

  1. ROCK AND ROLL HERO

ダンディーさんの次はHEROさんが煽りコーナーでは呼び捨てライブ以来のご登場です。といいますか、真夜中のダンディーからのROCK AND ROLL HEROの流れは、けいすけさんツアー、呼び捨てライブに続いて3回目ですね(飲料系メーカーがスポンサーの時限定の流れかと思ったらマウントレ○ニアの時には2曲とも選曲すらされていなかったので残念でした(?))。

ソロではサザンとは一概終盤のこのコーナーであまり定番の流れを作っていない印象がありますが(意図的なのでしょうか…そういえばI LOVE YOUツアーでは2曲ともここのコーナーでは演奏されていませんでしたね)、この2曲はサザンで言うマチルダBABYとミス・ブランニュー・デイ的なコンビになりつつありますね。

映像で某次の大統領さんが出てくると思いましたが、出てきませんでしたね。まあまあまあ…そうですよね。確かこの曲とJOURNEYでは特にでしたが、イヤモニをずっと抑えながら歌っていましたね。故障か何かがあったのでしょうか…(そればかり気にしていた(スタッフか))。

 

 

  1. 波乗りジョニー

イントロに入る前の前奏がLet’s try againっぽかったので、波乗りジョニーのイントロになったときはちょっと騙された感がありますね。今度は青いテープがパーンしました。この曲では桑田さん黄色のアロハかジャケット(また忘れた)を羽織っていましたね。

なんと言いますか波乗りジョニーでの歓声・盛り上がり方を見ますと、色々あってソロの曲になったとは言え、ソロの世界でサザン的な顔の出来る曲というのは実はとても大事な気がします。何となくこの曲は(良くも悪くも)世間のイメージする桑田佳祐という曲じゃないですか…。そういう曲があるからこその(今回は選曲されていませんが)「月」や「東京」そして「ヨシ子さん」のような曲がより引き立つと言いますか、サザンでは主役になるようなところを、ソロであえて名脇役として起用するように見えてしまいますね(でももし実際にサザン名義で発売されていたらライブ終盤曲の仲間入りを果たせていたのでしょうか…太陽は罪な奴的なポジションには収まってた可能性もありそうですが)。

ここで余談を…(まあここまでそれしか書いてないけど)。今回のライブで私の席はいかにも身の丈にあったところ(?)でテープなんて届かないところだったので、無関心(さすがに近くに来たら取りますけど)にステージの方を見ていたのですが、スタッフの方がそのテープを渡しに持ってきたのですね。それに気付いた皆さんステージそっちのけで(それは言い過ぎか…)手を伸ばしていました。私はステージで歌っているお方を見るのに精一杯だったので、手を出さずいましたが、スタッフの方がいる通路側だったので、横の人に渡さないとと思い流石に…と横に来たときに手を出したのですが、何故かスタッフの方私の方にまで手を伸ばしていた隣の人にテープを渡したのです(まだ無関心気味だった私にも当然非がありますが)。思わず首をひねってしまったその時通路を挟んで隣にいた方が「はい!」と私にテープを分けてくれたのです…。人の優しさがこんなに身に染みたのは久しぶりでしたね…。あまり曲に思い出を持っていない私でしたが、波乗りジョニーは優しさという思い出が付加されたちょっと特別な曲になりましたね…。

 

 

  1. EARLY IN THE MORNING ~旅立ちの朝~

どうやらこの曲で年越しとなったそうで(ライブビューイング&WOWOWは見れずエゴサ情報)。

「愛よもう一度 今、蘇る」早速朝に愛が蘇るとはジョニーさんのジョニーさんはなかなかですね(?)(最低の下ネタ+波乗りジョニーさんへの著しい風評被害発言)。

恐らくラストにヨシ子さんを持ってくるだろうからあと1~2曲どう来るだろうかと思っていたので、そこどうするのかしらと思っていたら、この曲がありましたね。

宮城ライブとみんなで元気になろうぜの会では微妙に煽りコーナーからずれたところに選曲されていたので(明日へのマーチがありましたから)、中盤の終盤(?)というイメージがあるとはいえ、ここのコーナーに選曲されても違和感がない、といいますかようやくここに来てくれましたか感(?)がありますね。

あの曲中の声は、CD版の物でしたね。Tigerさんにはまだ荷が重かったのでしょうか(?)。これが清水美恵師匠が師匠と呼ばれる所以なのでしょう(?)。

うん…?美恵師匠…美恵さん…ヨシエさん…まさか…?

 

 

  1. ヨシ子さん

ラストはやはり2016年を彩った(?)この曲でございました。

R&BもEDMもHIPHOPも…あ、あと演歌も分からない、いやそれ以前に九十年代のノリからどうも分かっていない私ではありますが、割と早い段階で惚れちゃったのでライブ前に好きな曲ですと言えるくらいにはなっていったので良かったです(?)。

ただ生で観てもヨシ子さんで登場するヨシ子さん(?)はやはりまだ怖いですね…。こちらに慣れるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

歌詞の字幕では「真夏の太陽 スゲェ High!!」の所にくると何故か遅れて出てきていましたね。他の公演では直っていたのでしょうか。

音楽番組に出演したときと同じように色々な方がご登場していましたが、本編最後にダンサーさんが大量降臨されるサザンでの勝手にシンドバッドマンピーのG★SPOTとはまた違う盛り上がりがありましたね。

最後は「やってらんねーよ」と言い残し桑田さんはステージから下がっていきました。イイ歳こいてヨシ子さんを約1万5千人の前で捨てていくとは、還暦にもなりますと捨てられた悔しさは相当だったのでしょう(?)。

 

 

アンコール

  1. 幸せのラストダンス

出てくるまでの時間がいつもよりも長く感じたので、けいすけさんノーリターンだったらどうしようと不安になりましたが、無事に戻ってこられたので安心しました(?)。

幸せのラストダンス、この曲もまた大好きでして…。別に結婚したいわけでもそんな相手がいるわけでも無いのですが、何ですかねえ…語彙力が無いので言葉では説明できないのですけど、この曲を聴いていたある瞬間に「あ…これ好きだわ…」というスイッチが入ってしまったようでして…。I LOVE YOUツアーではこのスイッチが入る前だったので、今回は2回目とはいえ初めて生で聴いたような位に嬉しかったですね。

ここで幸せのラストダンス→百万本の赤い薔薇→可愛いミーナの薔薇メドレーが来るのでは…と思っていましたが、ありませんでしたね。

あとこの曲で「所帯」という言葉を聴く度に男はつらいよの方の寅さんを思い出し(寅さんは結婚するか、を所帯を持つかというので)、それと同時に歌っている人は当然桑田さんなので、勝手に音楽寅さんが結婚した時のテーマソングとしています…というどうでもいい締めをして次に行きましょう。

 

 

  1. 白い恋人達

本編の方で演奏しなかったので、あえて外しに来たのかなと思っていたらアンコールでの演奏でしたね。もしかしたらラストソングかな…とライブに来る前は予想はしていましたが、まさかでした。

バックステージのリストバンドとモニターの雪の映像がすごくマッチしていて、雪が降って積もっているように見えるのが演出としては今回1番だったと思います。

そういえば最初のMCでバックステージの方々に対して「後で行くからねー」と言っていましたが、この曲でようやく(と言ったら失礼かしら…煽りコーナーの時に行くと思っていたので)そちらの方へ向かっていきましたね。あえて白い恋人達の時に行くというのが、なかなかにくいことをしますな…と謎の第三者目線になっておりました。

 

 

28.祭りのあと

ラストはやはりこの曲でした。まさに「胸に残る祭りのあとで 花火は燃え尽きた」というところが私的にライブのラストにピタリとあうフレーズだなと思います。

白い恋人達のラストで涙と歌いきった後に、「涙も枯れ果てた」この曲を持ってくるあたり狙っているなと思いました。

ラストと言うこともありダンサーの皆様の全員登場されていましたが、「野暮でイナたい~」のところでしたかヨシ子さんが何度かジャンプしていましたね。なるほどこれがディスコでフィーバーですか(?)。

間奏のハーモニカは自分が吹く、と桑田さんが吹いておられましたね。さのさのさの祭りのあとが個人的に好きなテイクなので、それに近いと呼べる物が生で観ることが出来て良かったですね。

ラストのサビを「横浜の街に~」のように替え歌をせず原曲通りに入ったので、「1度歌詞を原曲と同じで聴きたいので、そのまま最後までお願いします…」と願っていたので(?)その通りになってほっとしました(?)。

…「お前だけが死ぬほど好きさ」のところでこっそりとステージのセンターの人に指を指していたのは私です…でもそれは内緒です。

 

 

祭りのあとが終わり、もう一度メンバー紹介、センター集合の後は割と早く退場されましたね。近くの方が「帰るのは早いのよねー」と言っていたのが妙に印象に残っております。個人的には退場の際に桑田さんと深町さんが握手していたシーンがすごく焼き付いていますね。確かに良いシーンだと思っていましたが、かなり鮮明に残っているなと今書きながら思っています。

そして終演後お土産にUCCのコーヒーが貰えると言うことで会場から出る際に貰ったのですが、どうやら数が足りなかったようで、私のもう少し後ろの人には貰えない人が結構いらしゃったみたいですね。スタッフの方も「まだ人がいるのにコーヒーが無い」と駆け回っていましたね。

そんな様子を見ているととても強い風が吹きまして(雨も降っていましたね)。柵が倒れると同時に凄い音が…。なんと会場正面から見て左にある(グッズの大きい看板があった方です)階段の上のテントが壊れ金具が転がってきていましたね。割と近くに(というか一番階段近くにいたような…)いたのでとりあえず金具を拾って渡しましたが…。巻き込まれた人はいなかったようで安心しました(多分基本負のオーラを纏っていると言われている私のせいです。申し訳ございません)。

 

 

 

さてさて改めてライブの方を振り返ってみますと、KUWATA BAND曲無しは前回のI LOVE YOUツアーでもあったので、あまり驚きはありませんでしたが、Keisuke Kuwataからはシングル曲の悲しい気持ち以外の選曲はありませんでしたね。孤独の太陽(5曲)とMUSIC MAN(6曲)からの選曲が多かったこともあり、これはちょっと以外でした。

孤独の太陽からROCK AND ROLL HEROそしてMUSIC MAN…のコーナーはラジオで「曲順が決まってない」と言っていたところなのかなと思いながら聴いていましたね。

2016年に発売された曲の中で、唯一百万本の赤い薔薇は演奏されませんでしたね。美しい瞳に酔ってしまい選曲するのを忘れていたのでしょうか(?)。次回以降歌って貰えることをそれなりに期待しましょう。

 

今回は子供が出来た以外は(?)特に何も発表がありませんでしたね。となると今アルバムを作っているとのことなので、秋あたりにアルバム発売、そして年越しライブを含むツアーという流れになるのでしょうか…。まあここはあまり考えても仕方が無いので楽しみに待つことにします。

 

 

 

…私、サザンをちゃんと聴き始めたのは2005年の末からで、ソロの曲を初めて意識して聴いたのは2006年になるので、今回のこのライブはちょうどソロ曲を聴き始めてから10年目の区切りに当たるのですね。なので少しだけ特別な想いを持っていたり持たなかったりでした(去年のおいしい葡萄の旅も同じようなことを思っていましたが)。

当時は10年後も好きでいられるのだろうか…と謎の長期的願望をしていましたが、好きでいましたね…。前年も同じように思ってはいましたが、2006年というのが、あまりにもサザン(ソロ含め)漬けの生活を行なっていたので、余計に好きでいられて本当に良かったと改めて実感出来たライブでした…。

 

またひとつとても大切な思い出を頂いてしまいました。桑田さん、サポートメンバーの皆様、スタッフの皆様本当にありがとうございました。

あと3年位はしつこく生きていようと思いました(?)。

またもし逢えることが出来れば最高に嬉しいですので、次回以降も縁が続くことを祈りながら、この無駄に長い文章を締めたいと思います。

そしてここまで読んでしまった方ありがとうございました。そしてすみません。

2017年となってしまいましたが、これでようやく2016年を終えることが出来ました。皆様良いお年を。

 

 

 

あとがきのようなもの

いい加減WOWOWに加入したいです…と10年間思っているだけで行動しない結局は小粋と頭に付くにはまだまだ遠いただのバカな私なのでした。

 

桑田佳祐のライブ1曲目について雑にまとめてみた(今更のサザンライブ1曲目の追記のようなもの)

約5ヶ月前にこちらに書きました、サザンのライブ1曲目についての雑まとめにはソロの方が入っていませんでした。のちのライブ関係のまとめではソロの混入という大復活祭を彷彿とさせる(?)構成をしているので、年越しライブまで残りわずかというこの時期に桑田さんのソロライブでの1曲目について雑にまとめてみました。

えー…ちなみにソロといいましてもAAAはまとめていません(だってカバーした曲の原曲のこと知らないし…というサザン以外の無知を晒すだけの必要の無い言い訳)。

 

 

 

・さのさのさ

洒落男

(そんな言い訳をして始めたのに早速カバー曲だった…)

製品版ですと再生後すぐに漫画ドリームに入るため、そのイメージが強いと思われますが、正確な1曲目はこの曲なんですね(まあ公式のセットリストにもそう載っていますが…)。

カバー曲ではありますが、一部替え歌がされているところがあり製品版ではラストの「38で妻子持ち でもまだまだチン○は硬い」というところが収録されています。31日の生放送では放送されなかったので、ここだけしか見ることが出来ませんね。

ちなみに桑田さん曰く、ここの部分を小倉博和さんはツアーの初めの頃は嫌がっていたらしいですが、後半になるにつれノってきたらしいです(ここは数年に1度は夜遊びでこの頃の話になると出てくるのでチェックしましょう(?))。

 

 

古賀紅太 No Reason! ライブハウスツアー

HOTEL PACIFIC

桑田さん以外には3人しかサポートメンバーがいないためかこの曲はカラオケ音源です。カラオケといってもちゃんとCDのオフボーカル版なので、その音源を借りることの出来た古賀紅太さんはなかなか優遇されていたようですね(?)。

ちなみに原坊のコーラスも入っているので、ガイドボーカル感がありますね(?)。

 

 

・Xmas LIVE in 札幌

きよしこの夜~OVERTURE~サンタが街にやってくる

公式ではこのようになっていますが、桑田さんが登場し歌ったのは、サンタが街にやってくるからのようです(エゴサとやらでの情報)。まさに桑田サンタが札幌にやってきたを分かりやすく示した1曲目と言えますね(?)。

 

 

ROCK IN JAPAN FES.2002

希望の轍

茅ヶ崎ライブの再現…ではありませんね。ちょっと前に希望の轍雑まとめで色々書いていますので、今回は省略いたします。ごめんなさい。

 

 

・けいすけさん、色々と大変ねぇ

HOLD ON(It’s Alright)

今まではカバーだったり、サザンだったりでしたので、初めて桑田佳祐名義の曲での1曲目となりました。

ソロ初のドームツアーのオープニングを飾ることになりました。

個人的にはこの曲はソロで時にザ・1曲目感があると思いますね。「僕のステージを見て頂戴」なんて歌われなくとも見ますよ、もちろん。

 

 

・呼び捨てでも構いません!!「よっ、桑田佳祐」SHOW

哀しみのプリズナ

「さぁ部屋中を暗くしてくれ」「○〇の夜を君と過ごそう」「一番逢いたいのは誰だい」などの声が響いてからのプリズン(格子)から一番逢いたい方がご登場という、早速思わず呼び捨てしてしまいたくなるような始まりでしたね。88年のアルバム発売から、19年の時を経て1曲目のポジションに置かれることになりました(一応大復活祭でのソロコーナーでも1曲目になってはいますが、これは例外にしております)。

 

 

・アコースティックライブin石垣島

明日晴れるかな

民放FM全国53局で同時に生中継されたこのライブで1曲目に選ばれたのは、前年のシングルで知名度もあるでしょうこの曲でした。

サザンではちょこちょこありましたが、ソロでは初のバラードナンバーでの始まりでしたね。

他のライブと比べても終盤以外は落ち着いた曲が多く選曲されているように見え、その中ですと違和感の無い1曲目に思えます。

 

 

・宮城ライブ~明日へのマーチ!!~

青葉城恋唄

大震災から約半年後に行なわれたライブであり、桑田さんの手術後初の本格的なライブで最初に演奏されたのは、宮城の所謂ご当地ソングと言われるこの曲でスタートしました。

自分の歌では無く、この曲を最初に持ってきたのもやはりこのライブが普通のライブとは少し違うもの、という空気を今でも感じてしまいますね。

このライブ以降、「I LOVE YOU -now&forever-」では替え歌で、サザンの「灼熱のマンピー」宮城公演と計3回演奏されるなど、実は多くのサザンやソロ名義の曲よりも優遇されているというのは気付かない方が良かったのかも知れませんね(?)。

 

 

・年忘れ!!みんなで元気になろうぜ!!の会

それ行けベイビー!!

ちょうど1年前の紅白歌合戦を思い出すような1曲目となりました。

3番は少し歌詞を変えて歌っていますね。

さのさのさでのアコースティックギター1本登場に次いでのエレキギター1本でのご登場とこのサザンでは見れない1人だけスポットライトを浴びての1曲目というのにソロとサザンの違いという物を1番感じるように思います(え…歌舞伎町の私の世紀末カルテ…まああれは最後に原坊が後ろで弾いているし…セーフということで…)。

 

 

・I LOVE YOU -now&forever-

悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)

ツアー名と同じアルバム「I LOVE YOU -now&forever-」と同じく1曲目でのご登場となりました(まあ3曲目まで同じなのですけどね)。

あのイントロが流れた後に下からポーンと桑田さんがご登場でしたね。ちなみに私このライブ見に行ったのですが、どこから出てくるのだろうかと回りを見渡していたため、出てきた瞬間を見逃すという大失態を犯していたのでした…(人生初ライブだったのに)。

 

 

 

ということでざっくりとまとめてみました。まだ2度1曲目となった曲というのは無いのですね。

ソロではアルバムの1曲目=ライブの1曲目というパターンが多く見られますね。ただ1曲目には選曲されていなくても2曲目に選曲されることが多いですね(その場合は1曲目にカバー曲が置かれていますね)。

今年の年越しライブではどの曲が1曲目に演奏されるのか楽しみですね。個人的にはメンチカツ・ブルース→漫画ドリーム(原曲バージョン)→それ行けベイビー!!の流れで、言葉通りの(?)まさにソロライブという1曲目(というか3曲目まで)を見てみたいですね。

(いや…モニターにユアタイムならぬクワタイムと出てからの百万本の赤い薔薇という予想も捨てがたい…)

 

 

 

あとがきのようなもの

27日に雨が降ってしまったら、桑田さんのせいでは無く私のせいです(小生が関東に行くとだいたい雨、時々雲になるという所謂雨男なのです…)。

…と天気予報を確認してみたら本当に雨ではありませんか…本当にごめんなさい

 

ムクちゃんさんのソロ曲で個人的に好きな曲の話を少しだけ…

本日12月21日は関口和之さんのお誕生日ですね。おめでとうございます。

というわけで(?)関口さんのソロで好きな曲について書いてみたくなってしまったので、何となく書いてしまいました。流石に何曲も挙げますときりが無くなってしまうので、5曲挙げさせていただきます(サザン名義の曲は今回外していますのでご了承下さい)。

 

 

フトンへようこそ

(アルバム「砂金」)

砂金の曲はみんな好きなのですが、1曲だけ選ぶとしたらこの曲になりますね。

タイトルの印象とは違い曲調は「なんば君の事務所」の関口さんバージョンという感じでしょうか(絶対伝わらないだろうなあ…この表現)。

布団の気持ち良さを十分に感じるムクちゃんさんらしいテーマですね。ちょうどこの時期に布団に入りながらこの曲を聴いてしまうと、そのまま出られずに冬眠してしまいそうな恐ろしさがありますね(?)。

関口さんのアルバムの中では唯一ウクレレがフューチャーされていない今ではとても貴重なアルバムになっていますね(この路線でもう1枚アルバムを聴いてみたかった)。

 

 

前略ウクレレ

(アルバム「UKULELE CALENDAR」)

カレンダーとなっているのに、おまけとなっている13曲目のこの曲を選んでしまう暴挙を犯してしまいました。でも関口さんがボーカルを取っているのはアルバムの中でこの曲だけで好きなのでお許しください(?)。

春夏秋冬の手紙の1文を1つすつまとめたような曲ですね。君への手紙への返信用に使えそうです(?)。ウクレレと共に季節を楽しんでいるムクちゃんさんの姿が目に浮かぶようです(?)。

ちなみにこのアルバムはメンバー全員のソロCDの中で唯一6月25日発売になっています。

 

 

南たいへいよ音頭(Caribbean version)

(アルバム「World Hits!? of Southern All Stars」)

「綺麗」に収録されている同曲のセルフカバー…といいますか歌詞が結構変わっているため完全に別バージョンといっても良いのかも知れません。曲調もCaribbeanといいますかハワイ感がありますね。日本ハワイ化計画ならぬ南たいへいよ音頭ハワイ化計画は成功したようですね(?)。

そういえば関口さんはタイトルに音頭と付く曲が2曲あるのですね(これとスターダスト音頭)。噂では桑田さんのハダカDE音頭 ~祭だ!!Naked~はこれに対抗して作られたとか…(はい、嘘です。ごめんなさい)。

 

 

5963ロックンロール

(アルバム「UKULELE CARAVAN」)

ウクレレですが、ロックンロールです。関口さん曰く「多少ウクレレ惚け」はしているものの根っからのロックンローラー。(中略)ロックンロールに感謝と慰労の期道を込めずして唄など歌えません」とのこと。

ここからは私の都合の良い解釈なのですが、「あのエンドレスなサマー」「そんな身体を労ろう」「夏の王様」「また会えるかな」なんて歌詞を見ますと、実はサザンのことを歌っているのではと思ってしまいますね。結果的に翌年2013年に身体を労った夏の王様達とまた会うことが出来たので、予言的ソングになりましたね(?)(ということは5963というのはソロ活動を指していたのかも知れない(?))。

 

 

天国行きのバス

(アルバム「UKULELE CARAVAN」)

UKULELE CARAVANからもう1曲失礼して…この曲が関口さんボーカル曲の中で1番好きですね…。歌詞は夢で見たある出来事を下敷きにしています。

夏の曲ではありますが、(映像等でしか見たこと無いけど)ハワイの爽やかさでは無く、日本の夏のあの蒸し暑さを感じるような、関口さん曲の中では珍しい部類に入りますでしょうか。桑田さんの黄昏のサマー・ホリデイと一緒に聴くと、湿度の高い夏をこの冬でも感じられますね。こういう時に日本人で良かったと思ったり思わなかったり。

 

 

おまけ

北風小僧の寒太郎

(アルバム「Ukulele Picnic」)

5曲といいましたが、最後にコンピレーションアルバムに収録されているこの曲をおまけとして…。

そうです。あの童謡です(雑な説明)。時々桑田さんや原さんが夜遊びなどで童謡を生歌することがありますが、また違った良さがありますね。「みんなのうた」あたりで使われていてもおかしくないと思います。「寒うござんす」のところは本当に寒そうに聴こえますね。次は童謡カバーCDなんて如何でしょうか…、関口さん。

 

 

 

はい。結局雑な感想になってしまいました。でもこうして書いてみますと好きな曲が結構多かったことが改めて分かりましたね。という訳でムクちゃん曲の配信もそろそろお願いします。

そしてもう1つ思ったのですが、サザンや桑田さん、原さんと比べて関口さん曲(弘さんもですが)レビューや感想少なくないですか…私にはこれが限界なので、ちゃんと曲を聴いていて、音楽の知識があり、文章が書ける方どうか書いて下さい(他力本願)。

またそろそろ新しい関口さんボーカル曲を聴きたいですね…そろそろ何か動きがあったりするのでしょうか。こっそりと待っております。

 

改めまして関口さんお誕生日おめでとうございます。

 

 

 

あとがきのようなもの

最近ようやく「突然ですがキリギリス」を入手出来たので、関口さんの本も徐々に購入していければと思っています。

あと今年中にもう1つ位記事を書けたらと思います(5つ位半端にしている物がありまして…年末在庫処分では無いですよ。…多分)。

 

サザンオールスターズのライブでの「原由子ボーカル曲」を雑にまとめてみた

本日12月11日は原由子さんのお誕生日ですね。おめでとうございます。

そんな誕生日&還暦記念(?)に「THE MOTHER ~偉大なる原坊に感謝~」と題しまして(堂々とパク…リスペクトしていくスタイル)得意(?)の雑ライブまとめから原さんが歌ったところに焦点を当ててみたいと思います。

一応ボーカルを取っていると言うことでデュエット曲もカウントに入れております。

 

 

 

・デビューコンサート「胸さわぎ」

茅ヶ崎に背を向けて

まだソロボーカル曲が無く、ファーストアルバム「熱い胸さわぎ」でデュエットしていたこの曲でライブでの原坊の歌手人生が始まりました(大袈裟な書き方)。

本編ラスト曲ということもあり早くも重要なポジションに置かれた曲を歌うと言うこともあり、まさか緊張のあまりテンポを早く歌ってしまったりしたのでしょうか(某女呼んでブギネタ)。

 

 

・春五十番コンサート

茅ヶ崎に背を向けて

ラスト1曲前の演奏でした。歌詞は別バージョンだったようです(原さんパートが追加されているらしい…です。文字情報でのみ確認)。

勝手にシンドバッド思い過ごしも恋のうちの間に置かれるという今となっては非常に珍しい曲順となっています。

本編ラスト曲の思い過ごしも恋のうちでも「男は立てよ~」のところは原さんが歌っていますので、実は原坊がこのライブの煽り担当だった可能性がありますね(?)。

 

 

・Further on up the Road

茅ヶ崎に背を向けて

3連続のご登場となりました。3連続&情報が今のところ拾えず、流石に妄想ネタもないので次に行きましょう。

(ごめんなさい…何か見つかりましたら追記しますのでどうかお許しを…)

 

 

サザンオールスターズがやってくるニャーニャーニャー

ようこそみなさん/私はピアノ

1曲目雑まとめでも書いていますので、詳しくは省略しますが、このライブだけのオリジナル曲であるようこそみなさんはデュエット曲となっております。

さてアルバム「タイニイ・バブルス」のツアーと言うこともあり、ついにデュエットではない純粋なボーカル曲として私はピアノがご登場となりました。

そしてこのライブ以降は原坊曲が1曲は選曲されるという流れが定着することになります(一部例外はありますが)。

 

 

・ゆく年・くる年

私はピアノ/シャ・ラ・ラ/茅ヶ崎に背を向けて

なんと3曲歌っております(2曲はデュエット曲ですが)。

シャ・ラ・ラは本編ラスト、茅ヶ崎に背を向けてはアンコールラストと初期のサザンライブを支えた2代デュエット曲が重要な位置に置かれていますが、茅ヶ崎に背を向けてはこれ以後99年の「歌舞伎町ライブ」までライブでは演奏されなくなったこともあり、その後も共演を果たせていないため、この2曲が同じライブで歌われたのはこれが最後となっていますね。

 

 

・そちらにおうかがいしてもよろしいですか?

うさぎの唄/Loving You/シャ・ラ・ラ

このライブで初めて原由子名義の曲がサザンのライブで歌われました。

ちょうどこのツアーが始まってすぐ後に2ndシングルである「うさぎの唄」が発売されていたこともありシングルの2曲両方を歌っていますね。もしかしたらI Love Youはひとりごとも公演日によっては歌われていたりしたのでしょうか…。

ちなみにうさぎの唄の作詞は関口さん、Loving Youは原さん自身が、そしてシャ・ラ・ラは桑田さんとさりげなく青学トリオが原さん曲作詞家としてしかもステージに勢揃いしている色々な意味で貴重なライブとなっています。

 

 

・愛で金魚が救えるか サザンオールスターズ PAAPOOツアー’82

My Baby Shines On Me/I Love Youはひとりごと/私はピアノ/幸わせなルースター/誕生日の夜(シャ・ラ・ラ)

HARABOSEコーナーがあり何と5曲も演奏されています(公式のセットリストには載っていませんが、ビデオ版にはシャ・ラ・ラが収録されているので実質は6曲になるのでしょうか…)。ここも日替わりで曲が変わっていたりしたのでしょうか。

ちなみに誕生日の夜は結婚発表のあったこのツアーの2ヶ月後に発売となっており、結婚直後のリリースと言うこともあり記念ソング的扱いになっても良さそうですが、アルバムやハラッド等のベストにも収録されず、その後ライブでも演奏されていないため、ビデオの武道館コンサートに収録されているテイクはレアですね。

 

 

・青年サザンのふらちな社会学

流れる雲を追いかけて

ステレオ太陽族では原さんのボーカル曲が無かったため、2作ぶりのサザン名義での曲となりました。当初はこの曲をザ・ナンバーワン・バンドで小林克也さんに歌ってもらう予定だったそうです。

初めてデュエット曲が無しでのライブとなりましたね。シャ・ラ・ラさんがしばらく冬眠に入られたこともあり(?)これ以後はほぼ1曲原坊単独公演を見ることが出来るようになりました。

 

 

SASたいした発表会・私は騙された!!ツアー’83

かしの樹の下で/横浜Lady Blues

上でデュエットが云々と言って置きながら早速歌っています。しかも1曲目です。こうして見ますとほぼ無いとは思いますが、ライブの1曲目にあえて原坊曲を持ってきても面白い気がしますね。だって絶対に予想出来ないじゃないですか。

アルバム「綺麗」に収録されている原さん曲、そんなヒロシに騙されては公式のセットリストには載っていませんが、実は演奏している公演もあったそうで…。ツアーから30年以上が経った2016年になっても騙されるところでした(?)。

ちなみにそんなヒロシに騙されては原さんのソロライブ「花咲く旅路」では選曲されておらず、次に歌われたのが10年後の93年「しじみのお味噌汁コンサート」になるので、このツアーで選曲されていない日の公演に行った人からすればレアナンバー扱いになっていたかも知れませんね。

 

 

・熱帯絶命ツアー”出席とります”

シャボン

Oh!クラウディアと開きっぱなしのマシュルームの間という、終盤のバラードから煽り曲コーナーへ…という所謂サザンの王道パターンに割って入っているという珍しい位置に置かれています。なるほど実はシャボンは煽り曲だったのですね(?)。もしくはクラウディアとの歌詞に鳥が入っているメドレーをやりたかっただけなのかも知れません(?)。

 

 

・大衆音楽取締法違反”やっぱりアイツはクロだった!”実刑判決2月まで

シャボン

スタジアムツアーからTarakoを挟んでのホールツアーとなったこのライブでは7曲目と前回に終盤から一気に序盤へとポジションが移動しましたね。

このツアーの途中で行なわれた年越しライブ「縁ギもんで行こう」と産休によりライブ不参加となった「KAMAKURA TO SENEGAL サザンオールスターズAVECトゥレ・クンダ」では原坊曲が歌われていないため、86年からのサザンの活動休止前では最後の原さんボーカルソングとなりました。

 

 

真夏の夜の夢 1988大復活祭

鎌倉物語/あじさいのうた

85年2月以降約3年半ぶりの原さん曲は、原坊コーナーとして鎌倉物語・あじさいのうたというお子さんがお腹の中にいた時にレコーディングされた2曲が歌われました。

長男→次男の流れで演奏されていますが、このライブの22年後のソロライブ「はらばん」ではあじさいのうたからの鎌倉物語という次男から長男へという逆の順番が実現しています(?)。

実はその前の11年後の99年に「Mothers’ Love」というお母さん歌手が集まったライブであじさいのうた→鎌倉物語の流れをやってはいるのですが…。となると次は33年後の2021年には鎌倉物語→あじさいのうたという流れが見られる可能性がありますね(?)。

 

 

・夢で逢いまSHOW

ナチカサヌ恋歌

89年年越しライブの「いっちゃえ’89サザンde’90」では原さん曲の演奏がなかったため、2公演ぶりの原坊曲となりました。

がこのライブ以降、ナチカサヌ恋歌はサザンでもソロライブでも歌われていないため夢で逢えた方はラッキーですね(?)。それだけに真夏の果実のシングルB面に収録されているのは救いですね。夢ではなく現実で演奏されたという証明にもなりましたから(?)。

 

 

・歌うサザンに福来たる

愛して愛して愛しちゃったのよ

稲村ジェーン収録曲ではありますが、サザンのライブで原さんが歌うカバー曲は初ですね。これ以後「暮れのサナカ」でカバー曲を歌うまでは長らく唯一の座をキープしておりました。

といいますか、カバー曲であり、名義は「原由子&稲村オーケストラ」となっているこの曲がサザンのライブで演奏されているというのは、なかなか複雑に絡み合っている感がありますね(大復活祭で桑田さんのソロコーナーの中でKUWATA BAND名義の曲を歌っているのと似たようなものでしょうか…)。

 

 

・THE音楽祭 1991

かしの樹の下で/花咲く旅路

ライブでデュエットソングが歌われるのは、83年の私は騙された!!ツアーでの同じく、かしの樹の下で以来8年ぶりとなりました。

ちなみにこのライブがWOWOWで放送された際、横浜スタジアムのライブ映像でしたが、「かしの樹の下で会いたい 故郷の町でお前に」という歌詞を、8年ぶりの演奏というのに加え原さんの出身の横浜で聴けたのと言うのはリアルな再会感がありますね(?)。

紅白でも歌われ、原さんの曲の中でも知名度が高い曲と思われる花咲く旅路ですが、急遽歌った北京ライブ以外ではサザンのライブのセットリストに組み込まれたのはこのライブだけなのですね。ちょっと以外でしたね。

 

 

・闘魂!ブラティ・ファイト

じんじん

連続で原さんソロ曲のご登場となりました。某放送局の受信料を払っていますとこの年出場した紅白歌合戦で花咲く旅路も見ることが出来ましたので、原坊デーになりますね(?)。ちなみに時間は被っていないので、ビデオで見る必要は無いですね(?)。

この曲の前が「死体置場でロマンスを」ですが、連続して聴きますと、拉致された彼女は助かったけど、彼とはもう会えない…という物語の続きに聴こえてしまいますね(?)。

 

 

・歌う日本シリーズ1992~1993(南天群星 北京で逢いましょう)

ポカンポカンと雨が降る(レイニー ナイト イン ブルー)/花咲く旅路(北京ライブ1日目のみ)

サザン名義のオリジナル曲では「夢で逢いまSHOW」以来の演奏となりました。

曲のイントロ前に大森さんがいますが、小倉さんのギターソロがあるので、そこだけ見ますと大森さん脱退後のライブかソロライブと勘違いしてしまいそうですね(?)。

北京では花咲く旅路が歌われていますが、これはライブ途中で桑田さんが体調不良によりステージから下がってしまっている間に急遽歌われました。当時向こうで発売されていたカセットテープか何かにもサザンの曲に混じって花咲く旅路が収録されていた物が売られていたらしいので(多分許可は取っていない物でしょうが…)知名度があったのでしょうか…。

 

 

・しじみのお味噌汁コンサート

流れる雲を追いかけて/鎌倉物語/シャボン/そんなヒロシに騙されて/じんじん

PAAPOOツアー以来の5曲演奏となっています。しかし中継では関東のみ延長版がありましたが、一部CM等でカットがあり、流れる雲を追いかけてと鎌倉物語が狙われてしまい、シャボンの途中から中継再開となっています。ちなみにこの3曲はこの時点でライブ版がテレビで放送されたことが無いという悲運を味わっています。特に流れる雲を追いかけてはNUDE MANツアーはラジオ放送もなかったために放送されたライブ音源が(多分)存在という何ともな事になっています。

逆にそんなヒロシに騙されては少し後のことになりますが、ライブでちょこちょこ顔を出すようになるなど、ライブ定番曲への足がかりとなったライブとなりました。

 

 

・ホタル・カリフォルニア

鎌倉物語

ソロライブ「花咲く旅路」版はWOWOWで放送されていますが、サザン版は初めての映像&製品化となりました。しかし現段階で(さよならベイビーのB面である大復活祭のライブ音源を除けば)製品化された鎌倉物語はこれが唯一なのですね。

 

 

・ザ・ガールズ万座ビーチ

恋の歌を唄いましょう

ライブでの演奏はこの時のみでビデオ&DVD「平和の琉歌」での30秒くらいだけ見ることの出来るのが唯一のライブ映像という不遇なのか何なのかという扱いになっていますね。

少し話としてはズレますが(いつもだけど)、この曲はアルバム「Young Love」に収録されていますが、「Love(愛)」と曲名に入っている、胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ・愛の言霊~Spiritual Message~・Young Love(青春の終わりに)・Moon Light Lover・愛無き愛児~Before The Storm~はライブで複数回演奏されていますが、ドラマで始める恋なのに・恋の歌を唄いましょう・恋のジャック・ナイフと「恋」が曲名に付く曲はライブで1度もしくは1度も演奏されていないというのは偶然なのでしょうか…。

 

 

・牛

平和の牛歌

これは…デュエット曲と言っても良いのでしょうか…?まあ一応原さんも歌ってはいるので該当すると判断しましたが。

原坊のアカペラというのはこれでしか見ることが出来ないかなり貴重なものですね。皆様是非「平和の琉歌」のDVDを買いましょう(?)(アミューズとビクターの関係者的発言)。

 

 

・おっぱいなんてプー

シャ・ラ・ラ

何とPAAPOOツアー以来15年ぶりの演奏となりました。このライブ以降サザンでも桑田さんソロライブでも時々演奏されるようになりましたね。

噂によればようやく愛で金魚を救うことが出来たためライブに顔を出せるようになった説と単純におっぱいに釣られて横浜の町から出てきた説があるらしいですね(お前の中だけだろシリーズ)。

 

 

・モロ出し祭り~過剰サービスに鰻はネットリ父ウットリ~

涙の天使に微笑みを

3公演ぶりにデュエット曲以外での原さん曲とはなりましたが、ソロ曲となりました。この曲も好きではありますが、やはりサザンのライブではサザン名義での原さん曲を聴きたいなーとは思いますね。一説にこの頃サザンのシングルの売り上げが伸び悩んでいたのは、ライブで原さん曲が聴けない一部ファンの影響があった…なんて訳はないですね…(2連続

で申し訳ございません…)。

たまに桑田さんのソロライブでサザンの曲をやるのは…的なものを見ますが、原坊では見たことがありませんね。まあ公式で「ハラッド」というサザン&ソロというベストが出ているので、そこまで気にする必要は無いのかも知れませんが…。

実は製品版ではもう少し長いイントロがあったらしいのですが、カットとなっています。

 

 

・Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~

唐人物語(ラシャメンのうた)

秋に発売された「さくら」というアルバムの中で唯一の春の曲でお馴染み(?)唐人物語さんのご登場です。

まさにこの春のツアーにぴったりで、またNO-NO-YEAH/GO-GO-YEAH~CRY 哀 CRYという3曲の次に選曲されているということもありこの曲の温かさといいますかそういうものが色濃くなっているように思えますね。

個人的な話ですがサザンの原さん曲の中では1番好きな曲なのです…いつかは生で聴いてみたいですねえ…いや歌っているライブを発売していただければ…2年ぐらいは寿命が延びそうです(?)。

 

 

・’99 SAS 事件簿in歌舞伎町

私はピアノ

ソロライブを除けばサザンのライブでは何とPAAPOOツアー以来(そういえばPAAPOOツアー以来って多いですね…)17年ぶりの演奏となりました。

余談ですが同じくアルバム「タイニイ・バブルス」に収録されこのライブで歌われた弘さんの松田の子守歌は「闘魂!ブラティ・ファイト」のメドレー内で歌われているので、実は松田の子守歌よりも間が空いているというのは、私がサザンテストを作ったときに(絶対に作るわけがない)出ますので是非覚えて置いてください(?)。

 

 

・晴れ着DEポン

茅ヶ崎に背を向けて/そんなヒロシに騙させて

茅ヶ崎に背を向けては歌舞伎町ライブでも選曲されていますが、桑田さん1人で歌ってしまっているので、デュエットされたのは「ゆく年・くる年」以来19年ぶりとなりました。21世紀になる前に間に合って良かったですね(?)。

そんなヒロシに騙させてはメドレーコーナーでのご登場となりました。1番のみの演奏となりました。ちなみに次の曲には松田の子守歌が選曲されており騙した「ヒロシ」とはやはり弘さんだったのでは…という説が確信となったとかならないとか言われているとかいないとか…。

ちなみに生放送版では2曲ともカットされてしまっています。

 

 

茅ヶ崎ライブ~あなただけの茅ヶ崎

茅ヶ崎に背を向けて/鎌倉物語

茅ヶ崎に帰ってきてのライブでしたが、海に向かって歌っているので、背を向けているのは間違いではないですね(?)。

茅ヶ崎に背を向けてが3連続で演奏されるのは、胸さわぎからFurther on up the Roadの3連続以来ですね。しかも今回は全部4曲目というおまけ付きとなっています。

ラストの方に「その隣は平塚 砂混じりの茅ヶ崎 小田原にちと遠い」という歌詞が追加されています。

そして原さんの曲は鎌倉物語となりました。茅ヶ崎ライブにピタリとはまる原坊ソングはもうこれしかないでしょう(灼熱のマンピーも茅ヶ崎でライブをやっていますがツアーなので多少矛盾した発言ですがまあ許されるでしょう(?))。

 

 

・ゴン太君のつどい

唐人物語(ラシャメンのうた)

バラッド3発売後でコーナーがあったということもあり、バラッド3に唯一収録されている原坊曲ということで演奏されました。

…今気付いたのですが、バラッドシリーズで原さんの曲が1曲のみの収録となっているのはこの「3」だけなのですね。やはり「Young Love」の「恋」シリーズはライブではなかなか日が当たりにくいようで…。

 

 

・「流石(SAS)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」~カーニバル出るバニーか!?~

私はピアノ/シャ・ラ・ラ

2曲ともメドレーコーナーの中で演奏されました。

割とお久しぶりな曲が多い中で私はピアノというのは割とベタな選曲に思えますね。

前回演奏された歌舞伎町ライブから4年ぶりとあまり間がありませんでしたが、サザンのライブでは(ソロでは歌っていますが)これが最後の演奏となり現段階で13年経っており、PAAPOOから歌舞伎町までの17年に迫りそうですね。

1番のみの演奏となりました。

真夏のライブでのシャ・ラ・ラは今のところ「そちらにおうかがいしてもよろしいですか?」とこれだけですね。しかも「雪になりそな~」の部分はカットせずに演奏していますね。まさにMERRY X’MAS IN SUMMERですね(?)。

 

 

・真夏の夜の生ライブ~海の日スペシャル~

そんなヒロシに騙されて

「女猪木に玉触られて」ではありません(あれ…女でしたっけ?そんなでしたっけ?昔某所で観たっきりなので曖昧です…)。

メドレー内での演奏だった「晴れ着DEポン」を除けばフルバージョンでの演奏は「しじみのお味噌汁コンサート」以来11年ぶりとなりました。

このライブと大感謝祭の影響からか、夏のライブでは鎌倉物語かこの曲、というイメージが個人的に定着しつつあります。

 

 

・暮れのサナカ

ブルー・ライト・ヨコハマ

「歌うサザンに福来たる」以来のカバー曲となりました。ただ愛して愛して愛しちゃったのよはライブ前にアルバム、そしてシングルカットされているため、そういう形ではなくライブでのカバーという見方をすれば初と言ってもいいのかもしれません。

とはいえのちにこの曲も翌年「BOHBO No.5」でスタジオ収録版のカバーが収録されていますが、ライブ版とはいくつか違いがあるらしいと昔何処かで見た記憶があります(これもまたライブ版を見たのが遠い昔のことで曖昧…というか多分見ても分からないし、音楽的語彙が乏しいため説明が出来ない可能性が高そうです…)。

 

 

・みんなが好きです

リボンの騎士

キラーストリートでは2枚組ということもあり初めて原さんボーカル曲が2曲収録されたアルバムとなりましたが、その中でライブではこのリボンの騎士が選曲されました。

一方で選曲から漏れてしまった、山はありし日のままはまだライブで演奏されて事は無く、「ハラッド」にも収録されずというのは残念ですね…。

個人的に初めてDVDでこのライブのリボンの騎士を見たときに出てきたダンサーさんを見まして、「サザンのライブってこういうこともするんだ…」と何か見てはいけない物を見てしまったかのような反応をしていましたね。

 

 

・真夏の大感謝祭

そんなヒロシに騙されて

メドレーコーナーでの演奏となりました…といいますかそんなヒロシに騙されてのメドレー内混入率高いですよね。

メドレーでの演奏でしたが、フルコーラス歌われました。

このメドレーの中でアルバム「綺麗」からはこの曲のみの選曲で、他のアルバムからは2曲以上選曲されているので、この曲になったのは必然だったのかも知れませんね(個人的には綺麗は好きなアルバムなので、もう1~2曲聴きたかったですね…)。

 

 

・灼熱のマンピー!!G★スポット解禁!!

人生の散歩道

原由子名義の曲を除けば、サザン名義での原さん作詞+シングルB面曲からの選曲というのは初めてですね。

シングルではこの曲の前に、ライブでは後に栄光の男が置かれていますが、順番が変わるだけで「人生」…といいますかそういうものの見方が変わってくる気がします。

この曲好きなのですが、ライブで見た後になってさらに好きになってしまったので、もう一度見ることが出来ればまた違った見方が出来そうなのでまた生で聴いてみたい物です…。

 

 

・ひつじだよ!全員集合!

鎌倉物語/シャ・ラ・ラ

室内&年越しライブで鎌倉物語が演奏されたのは、「しじみのお味噌汁コンサート」以来21年ぶりとなりました。こうしてみますと原坊曲はうまくローテーションされていますね。一方でもうせめて1~2曲聴きたい…とも思ってしまいますね。

そして横浜コーナーではシャ・ラ・ラさんがご登場されました。ソロでは01年・11年とこの時期に歌われていますが、サザンでは「おっぱいなんてプー」以来17年ぶりに12月に歌われました。

横浜でこの2曲が同じライブで聴けるなんてとても贅沢な時間だったな…と今更ながらに思ってしまいます。

 

 

・おいしい葡萄の旅

ワイングラスに消えた恋

なんとハンドマイクでダンサーさんとも絡みながらのセンターでの歌唱となりました。サザンのライブでハンドマイクで歌うのは「しじみのお味噌汁コンサート」(連続登場ですね)でのじんじん以来になるでしょうか。

後ろでは天井棧敷の怪人さんらしき方が指揮棒を振ったりなんやかんやしていましたが、コーラスの所ではしっかりとコーラスをしているのに妙な愛おしさを感じましたね(最後なのに原坊ではなく桑坊締めするとはなんたることか)。

 

 

 

という訳でざっくりと振り返ってはみました。

ここで演奏回数が複数回の曲を出してみましょう(公式のセットリストからの計算でデュエット曲は除きます)。

 

5回 私はピアノ・鎌倉物語

4回 そんなヒロシに騙されて

3回 シャボン

2回 流れる雲を追いかけて・唐人物語(ラシャメンのうた)・じんじん

 

 

やはり私はピアノ・鎌倉物語がトップで通算5回演奏されています。また私は騙された!!ツアーでも演奏した公演があるらしい、という情報をカウントに加えればそんなヒロシに騙されても5回になりますね。何となくアルバム発売時にはそのアルバム収録曲を演奏し、その他のライブではこの3曲が基本ローテーションされる…というのがパターンになっているのかもしれません。

その中で唐人物語が90年代の曲で唯一複数回演奏されていますね。今後サザンの活動が再開される時にはまた聴けるでしょうか。

 

原坊ソロ曲もちょこちょこ演奏していますが、複数回演奏されたのは意外にもじんじんだけでしたね(北京の花咲く旅路は除いています)。

渚園のところでも書きましたが、ほぼ1曲固定の原さん曲でサザンのナンバーではなく、ソロの曲を演奏するというのに「えー」と思う人は少なからずいるのでしょうか…?

ここのせめぎ合いは原さんのソロライブをやっていただければ解決しそうなので(?)またそろそろお願いしたいですね、ソロだけに(本当にごめんなさい)。

 

 

さてどうでもいいますが現在この雑文を書き終えたのは、ちょうど誕生日直前の夜遊びを聴きながらですので何かこの誕生日当日に発表があるのかまだ分かっていませんが、どんな発表がありましたでしょうか(この夜遊び直後のタイミングでしか原坊誕生日の日に更新するチャンスが無いもので…と以下、言い訳を心に置かずあなたへの優しさを忘れた文)。

最も可能性がありそうなのは、桑田さんの時と同じように原さんのソロ楽曲の配信解禁でしょうか。過去CDの再販は98年が最後になっており、桑田さんの配信解禁を見ますとここでリマスター版のCD再販というのは考えにくいですから。でもこれなら関口さんと弘さんの曲も配信して欲しいですね。特に1stアルバムは92年にCD版が出ただけでその後の再販が無いので、特にお願いしたいですね。

あとは未だCD化されていない「ウルワシマホロバ」と「ヘヴン」がCD化されるのか配信されるのを期待したいですね。理想はCD化+はらばんDVD(BD)で発売なんてあると、最高ですがまあ無いでしょうね。

それとライブなんてどうでしょう…なんてハードルを無駄に上げ続けても仕方が無いので、いい加減に締めましょう。

 

 

改めて原由子さんお誕生日おめでとうございます

 

 

 

あとがきのようなもの

もし原さんソロライブがあったら(まだ言うか)「使い古された諺を信じて」「おしゃれな女(Sight of my court)」が聴けたらなあ…とずっと思っています。

 

君への手紙…ではなく君にサヨナラをのことについて今更ながら少々

本日12月9日は「君にサヨナラを」が発売されて7年。つまりは7歳のお誕生日ですね。おめでとうございます。

という訳で(?)君への手紙の発売からまだ2週間少々という中にも関わらず、空気を読まずに感想もまだ書かずTwitterでも呟かず(そういえば未だヨシ子さん御一行様も感想をまだちゃんと紡げていない…)という現在進行形の皆様に悪戯されてしまいそうな(?)状況であえて君にサヨナラをについてちょっとだけ失礼します。自分語り的なものが多分今までよりも1番酷いので、引き返すなら今のうちですよ(?)。

 

 

君にサヨナラを」…好きなんです(まあここに書いている時点でそうなんですけど)。

DIRTY OLD MANの時にも書いたのですが、初めて夜遊びで聴いたときに「ああ…これは…」と一聴き惚れをしてしまいましてね…。ラジオで初めて聴いた時に「これは好きかも…」となったのはこの2曲ですね(この頃までは良い意味で純粋だったのでしょう…(?)今ではこんなに汚れた灰色の僕になってしまいました(?))。

なんと言いますか…曲の持つ雰囲気でこれは…ともなったのでしょうが、こういう年齢を重ねてそれを受け入れているように思うような曲が私は好きなのかも知れませんね(おかしいな、当時はまだ私××歳だったはずなのに(年齢非公開とか芸能人っぽいことをやってみる…というか今も戸籍上はそこまでの年齢では無いはず))。

人生大惨敗へGoしている身としましては、「またひとつため息」というところでハッとさせられてから(物心のついた時からため息ばっかりついて…と良く言われていまして)の「「幸せ?」と聞かれて素直に“Yes”と言いたい…言わねば!!」でとどめを刺されてしまいましたね。だって昔から今まで「Yes」と言えたことがないもの…

いや…サザン(桑田さん)のライブを見ている時に聞かれれば言えるでしょうけど、それは夢の時間だから当たり前のことだし…云々となってしまう面倒くさい私です。

そんな未だ素直にYesと言えることが出来ない自分を愛しく思っていたりするのですが(ごめんなさいそれは嘘です)。

 

もうひとつ思うのは「君」というのは実はもう1人の自分なのでは…とも思うときがあるのです。多分歌詞から拝借した言の葉を使わせていただくと、素直に幸せと言えない退屈な人生を歩んでいる自分と決別したいという気持ちが私のどこかにあるからそう思い、この曲に投影しそうになるからかもしれませんね(ここ最高に気持ち悪いことを書いていますね)。

 

まあつまりは「君にサヨナラを」を聴いてしまうと長くも面白くもない自分の人生を思い返してしまい、単純に好きな曲という感情といつの間にか複雑に絡み合ってしまい、ただ単に好きな曲、というものから特別な1曲になってしまったという面倒くさい事例を無駄に長く晒しただけの文だったのでした。ちゃんちゃん(効果音)。

 

 

…最後に無理矢理「君への手紙」に繋げてしまえば、君への手紙が「燃える夏を過ぎれば 実りの秋が来る」と歌っていますが、君にサヨナラをはその実りの秋をも過ぎてしまった冬というイメージがありますね。ただ寒いだけの寂しい冬ではなく、その中で暖かさを感じるような…そんな曲に思います。そして時が流れても溢れた希望を胸に生きて行きまた春がやってくる…というのも、暖かさの要因の1つなのかも知れません。

 

もうひとつ…夜中のラジオで聴いたハートを切なくさせた歌と冬の街に流れる懐かしい歌が一緒の歌だと良いな…なんて思ってしまうのです…。

 

 

 

あとがきのようなもの

THE ROOTSのBDも観ましたが、CX版(普通にフジテレビ版と書け)のOPとEDの謎の音楽評論家さんがご登場した部分は収録されていないではないですか。まさこさんが気になる会…おっと、小野ちゃんさんの密かなファンクラブ会員としては(?)ビ○ターさんへの抗議も考えないと行けませんね(大袈裟)。ここが収録されていないだけで売り上げが12枚くらいは変わりますよ(?)(そんなアホなこと言っているから…以下略)。

 

希望の轍が歌われたライブとその諸々を雑にまとめてみた

1990年に発売され、アルバム曲でありながらもファンからの人気も高く、恐らく桑田さん自身も好きな曲であり、そのせいか(?)ライブでは恐ろしいほどの演奏率を誇る「希望の轍」。

数多くのライブで活躍しているということもあり、1曲目、メドレー、アンコール…と色々な場所で登場していますね。

というわけで、今回はどのライブのどのポジションで演奏されているのかをいつものように雑にまとめてみました(〇曲目ネタが尽きたという訳ではありま…せんとも言い切れない)。

今回も桑田さんがアルバム「稲村ジェーン」のサザンオールスターズ&オールスターズ、この曲自体の稲村オーケストラという名義を巧みに利用しているため(?)ソロも含んでおります。そして今回はAAAでのライブ、そしてフェス系も投入してしまいました。そのため例によって長くなってしまっているので、ご了承くださいませ…。

 

 

 

・歌うサザンに福来たる

24曲中(アンコール3曲を含む)16曲目(前後曲:真夏の果実/フリフリ’65

初登場となったこのライブで早くも真夏の果実フリフリ’65という終盤へ向かうバラード曲から煽りコーナーへと向かっていく間を繋ぐポジションに選曲されています。

稲村ジェーンのアルバム発売後初ライブということもあり、ここに置かれたのかも知れません(新曲の盛り上がり系な曲はこの頭のポジションもしくはラストに置かれる傾向があるので)。

先輩曲達への遠慮からか(?)今では定番となっている2番での「Baby Love」シャウトはまだ行なっておらず(ただCDバージョンよりも強調して歌われていますが)、若かりし頃の姿を見られる(?)逆に貴重なテイクとなっていますね。

また生放送版ではこの曲で中継が丁度終わりとなっており、早くも運の良さを示していますね(?)。

 

 

・THE音楽祭 1991

36曲中(アンコール3曲を含む)26曲目(前後曲:真夏の果実/ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY))

ポジションとしましては、歌うサザンに福来たると同じくバラード曲から煽りコーナーへと向かっていく間を繋ぐところに収まっています。

歌うサザンから歌う日本シリーズまでのライブでは、メドレー内での演奏だったブラティ・ファイトを除けば前後に真夏の果実が置かれており、シングル曲の先輩であった真夏の果実先輩とのセット売りがされていたのかも知れません(単に稲村ジェーンメドレーなだけでしょうが)。

 

 

・闘魂!ブラティ・ファイト

19曲中(アンコール3曲を含む)8曲目(メドレーコーナーの15曲中11曲目)

(前後曲:逢いたくなった時に君はここにいない/Eleanor Rigby)

サザン&ビートルズ合体メドレーでのご登場となり、初のメドレー内での演奏となりました。2番の「Be the one for tonight~」のところまで歌われています。また初めてライブでその後お馴染みとなる「Baby Love」シャウトが行なわれました。もしかしたらビートルズとプロレスという桑田さんの趣味全開で構成されていたこともあり、テンションが上がっていた副産物なのかも知れません(?)。

ちなみに生放送版(途中から録画という悲しい仕様)ではメドレーコーナーがばっさりとカットされているため数少ないカットとなっています。

あと関係ないですが逢いたくなった時~轍の流れはバラッド3と同じですね。

 

 

・歌う日本シリーズ1992~1993(南天群星 北京で逢いましょう)

27曲中(アンコール曲を含む)13曲目(前後曲:死体置場でロマンスを/真夏の果実

初の中盤での出番となりました。ちょうどアルバム「世に万葉の花が咲くなり」曲の間に位置する4曲の1つとして選曲されており、他の3曲であるYOU・死体置場でロマンスを・真夏の果実という某海の家的な選曲の中で存在感を示していますね(?)。

死体置場でロマンスをからの流れですと、希望と言いながら2人が拉致された車の轍説が出てきそうな雰囲気ですね(?)。

ラストのラッパ隊によるパーパーパッのあれ(説明がうまく出来ないのでこの表現)はここが初めてですね。

北京ライブでも全体のセットリストは少し変わっていますが、轍は13曲目の演奏と変わっていないのでこちらでまた一緒にさせていただきました。

 

 

・しじみのお味噌汁コンサート

30曲中(アンコール3曲を含む)21曲目(前後曲:クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)/匂艶THE NIGHT CLUB)

音楽祭以来の煽りコーナーの先頭打者となりました。中継が入った大晦日の日だけか分かりませんが、Baby Loveでのシャウトはありませんでしたね。野太い感じで歌ってはいますが。この年のライブは弘さんの急病により、年明けにもまだ延期された4公演が残っていたので、多少喉の温存をしたかったのか、もしくはその後のマチルダBABYで暴れるために我慢していたのかも知れません(?)。

 

 

・ホタル・カリフォルニア

30曲中(アンコール3曲を含む)16曲目(前後曲:鎌倉物語/ニッポンのヒール)

原坊曲とアコースティックコーナーの間に配置されていますね(正確にはニッポンのヒールの前に鬼太鼓囃子がありますが)。なんと言いますか浮いているとまでは言いませんが、単独公演感がありますね(?)。

ラッパの前奏から始まるというのもあのイントロまで次は何が来るのだろうか…という期待を煽る効果があるのでしょうか(そして大歓声という名の爆発で完成となるのかも知れませんね…と書いていて、さらに思ったのはイントロからの大歓声というのも希望の轍という曲の1つの楽器のようなものなのかも、とふと…)。

 

 

・ザ・ガールズ万座ビーチ

30曲中(アンコール3曲を含む)16曲目(前後曲:愛は花のように(Ole!)/真夏の果実

ここだけ見ると一瞬アルバム「Young Love」のツアーなのに「稲村ジェーン」のツアーではないのか…と勘違いしそうな稲村メドレーな感じのところに選曲されていますね。ちなみに平和の琉歌から太陽は罪な奴までの8曲のうち愛は花のように以外の7曲は「海のYeah!!」に収録されているということもあり、霞んでしまうとは言わないまでも、高いレベルの中で浮いてしまうことも埋もれてしまうことのない、良い意味で轍らしく無いような位置にいますね。

 

 

・牛

26曲中(アンコール3曲を含む)24曲目(アンコール1曲目)(前後曲:愛の言霊~Spiritual Message(アンコール前ラスト曲)/夕方Hold On Me)

初のアンコールでの登場となりました。比較的メジャー寄りの曲を外したこのライブでも選曲されるあたり、この曲の立ち位置といいますか、存在というのがこちらの思っている以上に大きい物なのかも知れません。

しかし終盤の煽りコーナーの形をかなり変えているためか、アンコールの希望の轍、夕方Hold On Me、Oh!クラウディアという3曲はすごくメジャー過ぎて(頭の3曲にも似たようなことが言えますが)、ここだけ夏の万座ビーチ感が残っている(轍以外選曲されていませんが)といいますか、「いつものサザン」で始まり締めているというのが、不思議なんだけど絶妙なセットリストだなと思います。

 

 

・モロ出し祭り~過剰サービスに鰻はネットリ父ウットリ~

34曲中(アンコール5曲を含む)31曲目(アンコール2曲目)(前後曲:Bye Bye My Love(U are the one)/いとしのエリー

前回のライブおっぱいなんてプーで歌うサザン以降初めて選曲から外れましたが、20周年のこのライブではしっかりご登場となりました。

アンコールが5曲というサザン史上最高数(NUDE MANツアーと流石だツアーの沖縄も5曲ですが…)の中Bye Bye My Loveといとしのエリーという70年代と80年代の代表作の間に配置されており、しかもライブでは牛以来2年ぶりというのがあのイントロが流れた後の大歓声に「やっと来たか…」「待ってました!」というのを強く感じますね。

生放送版は分かりませんが製品版で見ますとBaby Loveでのシャウトの際に、桑田さんを映していないのは何とも言えませんね。逆に歌う日本シリーズの方が過剰サービスな編集をしていますよね(?)。

 

 

・Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~

28曲中(アンコール4曲を含む)27曲目(アンコール3曲目)(前後曲:LOVE AFFAIR~秘密のデート/素敵な夢を叶えましょう

ここで3連続アンコールでの選曲になりましたね。しかも1.2.3とどんどん後ろの方に移動していますね。しかしラストを飾るのはまだもう少し先となるのです…。

このライブでは大きなアレンジがありました。ラストの方で「静寂のハーモニー」「情熱よShine on me!!」という歌詞部分が追加されていました。

曲調のアレンジや一部カットなどは多々ありますが、原曲+新たな歌詞+アレンジというのは音楽祭での「海」やI LOVE YOUツアーの「銀河の星屑」などあまり見られないような気がします。

 

 

・晴れ着DEポン

21曲中(アンコール3曲を含む)11曲目(メドレーコーナーの18曲中16曲目)

(前後曲:THE END/思い過ごしも恋のうち

久々にアンコールでの演奏ではなく、中盤での演奏となりましたね。このミレニアムメドレーとブラティ・ファイトのサザン&ビートルズ合体メドレーの両方で歌われたのはこの轍が唯一の曲となっているのは偶然でしょうか。だから前の曲はビートルズのナンバーだった訳でしたか(?)。

今回は1番のみの演奏となりました。そういえば轍をライブで歌う際には弾き語りを除けば、ギターを持っているのはメドレーコーナーの時だけですかね(2008年TBSでのテレビ用ライブでは持ってはいましたが、全部見たわけではないので情報お待ちしてます(?))。

 

 

茅ヶ崎ライブ~あなただけの茅ヶ崎

36曲中(アンコール4曲を含む)1曲目(前後曲:/いなせなロコモーション

初の序盤でのご登場であり、トップバッターとなりました。

以前ライブ1曲目についての雑なまとめにてちょいと書いてしまったので、詳しくはそちらを見ていただけますと…。

希望の轍と言いますとスタンドマイクでギター無しというのが多いかと思いますが、1曲目でこのスタイルというのは珍しいかと思われます。恐らくKAMAKURAツアーの1曲目であったいとしのエリーの時以来だったのではないのかと思います(一部見たことがないものがあるので自信はありませんが…)。

 

 

・ゴン太君のつどい

29曲中(アンコール4曲を含む)3曲目(前後曲:ネオ・ブラボー!! /真夏の果実

初の年越し曲となりました。2番まで歌った後にカウントダウンがあり、年明け後に「情熱の~」から演奏が再開されました。

この年は20世紀から21世紀へ世紀を跨ぐ(漢字変換を間違えるとまずいですね(?))という年越しライブと言うこともあり、21世紀への希望を込めていたのかも知れません。

もしくは「遠く離れゆくエボシライン」や「忘われぬメロディライン」などサビの部分を茅ヶ崎ライブに当てはめると、20世紀と茅ヶ崎ライブに思いを馳せつつも、それが遠くなっていく未来(21世紀)へ向かってゆくという意味があったらいいな…などとも思ってしまいますね。

 

 

建長寺ライブ

13曲中10曲目(前後曲:TSUNAMI/いなせなロコモーション

27時間テレビ内で放送された音楽寅さんでのサザンライブです。公式サイトにセットリストが載っていないので入れるか迷いましたが、寅さんDVDBOXに収録されていますので、一応入れました。

当時カットされてしまい、放送はされていなかったので7年後の2010年にようやく映像化となりました。

ただエディット版ということで編集がされており、1番の「oh my,oh yeah,」の後が2番の

「Be the one for tonight」へ飛んでしまい2番はほぼカットという編集になっております。

曲のカット自体珍しい轍さんですが、メドレー以外でこのような編集がされてしまうと言うのもある意味でレアではありますね。

 

 

・「流石(SAS)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」~カーニバル出るバニーか!?~

34曲中(アンコール4曲を含む)31曲目(アンコール1曲目)(前後曲:勝手にシンドバッド(アンコール前ラスト曲)/HOTEL PACIFIC)

アンコール1発目ですが、沖縄公演では「花~すべての人の心に花を~」のカバーを1曲目に披露しているので2曲目になっております。

本編ラストのシンドバッドやその前の腕振りみんなのうたやおーおー(雑)ボディ・スペシャルⅡ等で散々エネルギーを奪っていきながら、さらにアンコール1発目に大歓声まで奪っていくとはサザンの皆様はなんと欲しがりさんなのでしょう(?)(しかもその後さらに踊らせるとは…)。

こうして見ますとアンコールでの轍というのは、その前後の空気を一気に上げたり、下げたりせずに良い意味で適度に持続させる効果のようなものがあるのかもしれません。

 

 

・みんなが好きです

29曲中(アンコール4曲を含む)3曲目(前後曲:My Foreplay Music /神の島遙か国)

なんと3公演ぶりの演奏となりました(2度ライブで歌っていないだけでこの書き方)。ただ夏のROCK IN JAPAN FES.2005では披露してはいますが。

この後にMCを挟むとは言え、最初の2曲がステレオ太陽族からの選曲でその後キラーストリートコーナーに突入となるので2つを繋ぐ、まさにステレオ太陽族キラーストリートへ案内する轍という重要な存在となっていますね(?)。

Big Star Bluesからリボンの騎士までの曲はどこか暗めな曲が続いている感があるので、より目立つと言いますか、良い意味で浮いているようにも思えます。

またツアーのラストは年越しライブとなっていたため、ゴン太君のつどい以来2度目の年越し曲となりました。

 

 

・真夏の大感謝祭

46曲中(アンコール4曲を含む)37曲目(前後曲:I AM A SINGER/OH!!SUMMER QUEEN~夏の女王様~)

久しぶりに煽りコーナーと呼ぶべきこの場所に配置されました。煽りコーナー文でも触れましたI AM YOUR SINGERとこの轍が「いつものサザン」に戻す効果があったと思いますが、このライブでの希望の轍というのはいつもの主役的存在から「いつものサザン」に戻し、その後のボディ・スペシャルⅡやマンピーのG★SPOTなどの定番の盛り上がり曲に繋げるという重大な任務を遂行しているように感じ、どこか脇役に徹しているように思えますね。

 

 

・灼熱のマンピー!!G★スポット解禁!!

32曲中(アンコール4曲を含む)32曲目(アンコール4曲目&ラスト曲)(前後曲:いとしのエリー/)

桑田さんのソロライブでは何度か経験していますが、サザンのライブでは初めてラストを飾る曲となりました(夢人島は除いています)。

いとしのエリーでラストかと思いきや、私を忘れられては困る、とばかりにご降臨され、主役の座を確保していくところに23歳となりすっかり大人となった貫禄が感じられますね(?)。

2000年の茅ヶ崎ライブ以来再び茅ヶ崎でのライブがありましたが、2000年には1曲目、この2013年にはラスト曲になっているというのも時の流れを感じると共に、いつまでも愛され続けている希望の轍という曲の立ち位置といいますか、凄さというものにただただひれ伏すばかりですね…。

 

 

・ひつじだよ!全員集合!

33曲中(アンコール4曲を含む)3曲目(前後曲:フリフリ’65/気分しだいで責めないで

この年は開演時間が約2時間前に変わったため、しじみのお味噌汁コンサート以来ほぼ定着していた(さのさのさツアーの時は違いましたが)、3曲目中(後)というタイミングでの年越しではありませんが、3度目のサザンの年越しライブ3曲目曲となりました(ソロなのでカウントしていませんが、さのさのさツアーでも3曲目でした)。もしかしたら3×3で9年ぶりの年越しライブであるというメッセージが込められているのかも知れません(?)(それだったらサザンが9年ぶりの年越しという方がいいような…というどうでもいい妄想シリーズ)。

あと個人的に私27日の公演の方にこっそりと言っていたのですが、その時はBaby Loveのシャウトがなかったのです。レアなものを見れたと思いましたが、31日ではシャウトしているんですね。どこかで変わったのか、最終日だけそうしたのか…気になるところですね。

 

 

ここからは桑田さんソロとAAAその他フェス等のまとめとなります

 

・さのさのさ

27曲中(アンコール3曲を含む)3曲目(前後曲:漫画ドリーム/ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY))

ここからはソロです。桑田さんソロでは初の全国ツアーとなったこのライブでも名義の曖昧さをうまく利用し(?)早速ご登場となりました。小倉博和さんと斎藤誠さんとの3人でアコースティックギターでの弾き語りという形での演奏となりました。さのさのさDVD(ビデオ)でのミス・ブランニュー・デイをそのまま希望の轍バージョンと思って下さい(雑な説明)。

のちにそれ行けベイビー!!は呼び捨てライブでのエレキギター1本で演奏した希望の轍がきっかけとなっていますが、ここでは逆に漫画ドリームがこの轍のきっかけになったのでは…と考えたりすると漫画ドリーム→希望の轍→それ行けベイビー!!という不思議な流れが出来ているようで面白いと思うのですが如何でしょうか…。

 

 

・Xmas LIVE in 札幌

28曲中(アンコール5曲を含む)26曲目(アンコール3曲目)(前後曲:真夜中のダンディー/夕方Hold On Me)

まだ数曲選曲されていたサザンの曲の1つとしてしっかりと札幌にも顔を出しております。

スタンドマイクで歌っておりますが、花道の一番前で歌っていたり、Baby Loveシャウト後にスタンドから外し、その後はハンドマイクで歌うなど珍しい流れを見ることが出来ます。

またあのイントロは原さんでも片山さんでもなく島健さんが弾いているというのもレアですね(実は98年のAAAでも弾いていますが)。

 

 

・呼び捨てでも構いません!!「よっ、桑田佳祐」SHOW

28曲中(アンコール5曲を含む)28曲目(アンコール5曲目&ラスト曲)(前後曲:祭りのあと/)

さのさのさのところでも少し触れました、エレキ1本での轍というのはこのライブですね。

12月31日の最終日のみの演奏でしたが、実はリハーサルの段階から何となく「やるかも…」準備はしていたとのこと。ですが最初から最後までうまくまとまっていたため最終日のみに演奏したとのことです。

その後DVDにもなっているのでこのテイクは有名になってはいますが、実はその前にNHKでの風の詩を聴かせてライブ、Music Loversライブでも放送されていませんが、最後におまけとしてエレキ1本での轍を弾いているのですよね(ソースは代官山通信)。ちなみにMusic Loversの方ではそれプラスエレキ1本TSUNAMIも演奏しているという、さらにレアなものをやっているとのことです。

ここでの演奏がのちのそれ行けベイビー!!に繋がったり、綺麗にサザンの30周年への「轍」となると思いきやまさかの…と色々と思い出してしまいますね。

 

 

・宮城ライブ~明日へのマーチ!!~

27曲中(アンコール4曲を含む)27曲目(アンコール4曲目&ラスト曲)(前後曲:祭りのあと/)

ちゃんとセットリストの中に組まれたライブでは初めてのラストソングとなりました。

WOWOW版ではどうなのか分かりませんが、製品版ではイントロを弾くシーンで弾いている人(今回は片山さんですかね)を映していないというのもなかなか無い編集ですね。

1番と2番の頭のところでは某千の風的な歌い方をしています。

震災後、そして病後初の本格的なライブであり(その前の夜遊びライブは除いています)、またいつもと比べてファンの方々を多く映している編集やその場から感じる空気もあり、会場が本当に一体となっている唯一無二といっても良いのかも知れない希望の轍だと思います。

 

 

・年忘れ!!みんなで元気になろうぜ!!の会

28曲中(アンコール4曲を含む)28曲目(アンコール4曲目&ラスト曲)(前後曲:月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)/)

呼び捨てライブに続いて31日最終日にエレキ1本という演奏でした。このライブでの1曲目がそれ行けベイビー!!だったこともあり、親と子の再会と言えますね(?)。

また1人での弾き語りに始まり、弾き語りに終わるというまさにソロ活動という言葉がぴったりですね(?)。

またこの年(2011年)はこのライブと宮城ライブ、そして夜遊びでのライブの3つすべてでラストが希望の轍となっていますね。これはやはり偶然ではなく意図的なのでしょう…。

(ここの項目特に雑だなあ…)

 

 

Act Against AIDS’ 94

5曲中2曲目(前後曲:夏をあきらめて/ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY))

さのさのさツアーの間でサザンとしてステージに出るという逆は良くありますが非常に珍しい、しかもソロのイメージの強いこのAAAという舞台でもしっかりご登場しています。

ちょうどこの2曲目の途中から中継がされたということで、轍さんのTV運はなかなかなものがありますね(?)。

またさのさのさツアーではアコースティックで演奏された希望の轍ミス・ブランニュー・デイが同じ並びでしかも中継されるという偶然もありました(この2曲のみ放送されたそうです)。

 

 

Act Against AIDS’ 98 オールリクエストショー

30曲中(アンコール4曲を含む)25曲目(前後曲:MERRY X’MAS IN SUMMER/真夜中のダンディー

本編ラスト1曲前に配置されていますね。こうして見ますと本編ラストに置かれても面白いのではないのでしょうか。

このライブではイントロを島健さんが弾いていますが、ライブで原さん以外の方が弾くのは多分初めてではないでしょうか。

しかしこの当時からすでにライブ大定番曲であったこの曲をリクエストするとは…まさかこの曲が好きすぎて桑田さん自身のリクエストだったのではという説が僕の中で生まれつつありますね(?)。

 

 

ROCK IN JAPAN FES.2002

14曲中(アンコール2曲を含む)1曲目(前後曲:/夏の日の少年)

茅ヶ崎ライブ以来の1曲目登場がまさかソロ名義参戦でのフェスになるとは、轍さん自身も思ってはいなかったでしょう(?)。

しかしフェスというステージで観客を1つにすると言いますか「ザ・桑田佳祐」を演出するにはベストな1曲では無いでしょうか。その後の夏の日の少年から東京まで明るく楽しいというイメージのサザンとは少し離れた曲が続くので、尚更そう感じるのかも知れません。

あと多分片山さんが初めてライブで轍のイントロを弾いたのはこのライブですかね…(映像を見たことがないので…申し訳ございません)。

 

 

ROCK IN JAPAN FES.2005

14曲中(アンコール1曲を含む)10曲目(前後曲:真夏の果実/HOTEL PACIFIC)

ソロで参戦した2002年に続けて、サザンとして参戦したこの年でも演奏しております。といいますか2002年で演奏されたサザン名義の3曲(希望の轍マンピーのG★SPOTHOTEL PACIFIC)はすべて演奏されていますね。

ただ特別番組として放送されたものでは轍さん含めその3曲すべてカットになってしまっているという悲しい事態となっております…(逆に2002年版はこの3曲すべて放送されています)。

ということもあり現段階で(多分)放送・映像化されていない唯一の希望の轍となっています。

 

 

Ap bank fes‘06

6曲中5曲目(前後曲:波乗りジョニー/奇跡の地球)

次の曲がMr.Childrenとのコラボ曲の奇跡の地球ですので、実質的にはラスト曲と言って良いでしょうか。

稲村ジェーン発売から16年目にして、原曲でキーボードを弾いている小林武史さんがついにライブであのイントロを弾くという親との再会のようなシーンがありましたね。ちなみにサザン等でのライブ版とは違い原曲とほぼ同じスピードで弾いています。

「情熱の~夏の日は陽炎」のところは桜井さんに歌われてしまっています。つまりこれは次の奇跡の地球への伏線だったのですね(?)。

ここで歌った6曲のうち3曲は映像化されていますが、他2曲がMr.Children絡みなので(innocent worldと奇跡の地球)持ち曲の中で、いとしのエリー真夏の果実波乗りジョニーという恐ろしくハイレベルな曲達との戦いを制し(?)しっかりと唯一の映像化を果たすという快挙(?)を果たしています。

 

 

・THE夢人島Fes.2006

14曲中14曲目(前後曲:マンピーのG★SPOT/)

ラスト曲…といいますか、他の出演者の方々と歌っており、夢人島Fes全体のラストを飾るというとても大きなポジションを担っています。

そういえば初日では加山雄三さんが出演されていましたが、この轍合唱には参加せず(当たり前と言えば当たり前ですが)、のちにCDやライブ等でカバーをするなど、独り占めにしてしまうあたり、船長としての貫禄を感じますね(?)。

 

 

SWEET LOVE SHOWER 2009

10曲中10曲目(前後曲:波乗りジョニー/)

ラスト曲ですが、夢人島と同じくその日の出演者の方々と一緒に歌っていますね。

こう最後に皆様が歌っているのを見ますとそろそろ音楽の教科書に合唱曲として載せても良さそうですね(?)(もしかしてもう載ってますかね…)。

これ以降フェス系のライブには参加していませんが、今後参加する際にもラストに他の出演者の方々との轍を見ることになるのでしょうか…。

 

 

アコースティックライブin石垣島

20曲中(アンコール5曲を含む)19曲目(アンコール4曲目)(前後曲:いとしのエリー/心を込めて花束を)

本編の方で真夏の果実を演奏の際にゲストという形で登場した原さんがこの希望の轍で再び登場しております。公式サイトで見ますと、with原由子となっていますね。また轍さんに新たな名義が加わってしまいましたね(?)。

このライブ後にほぼ同じセットリスト(いとしのエリーがカット)のテレビ用ライブがありましたが、そこでの轍はBaby Loveシャウト無かったのですよね。石垣島の方はどうだったかと調べようと思ったら録音したMDを聴ける環境が現在無いため確認できていません。ごめんなさい…。

 

 

 

という訳で雑な振り返りでした。

今回もサザンとソロのみと思っていましたが、AAAやフェスでも何回も歌われているという事実に目を背けるわけにはいかなかったため(?)結果またも長文となってしまい、申し訳ございません。流石に夜遊びライブまでは網羅できませんでした…。機会とやる気があればいつかは…(やらないパターン)。

 

しかし改めて1つにしてみますと、本当頻繁に轍演奏してるなーと実感しますね。

ライブの様々なところで顔を出しているのを見ますと桑田さん本人が轍を好き、というよりもセットリストのどこにでも組み込みやすい、使い勝手の良さを買っているのかも知れません。

 

あの印象的なイントロをライブで弾いたことのあるのは、原さん、片山さん、島健さん、小林さんの4人になるのですね。音声だけ引っ張ってきて4人のうち誰がイントロを弾いているでしょうかゲームをやりたくなりますね(?)。

 

今回これを書くのに様々なライブの希望の轍を持っている限りではありますが、一通り見ていました。そのせいか色々なライブのイントロとBaby Loveシャウトの演奏とシーンが頭の中で混ざってしまいしばらく大変でした(希望の轍さんにかまけていたせいか、書いている間にヨシ子さんに悪戯されてしまいました)。

 

ここのブログ、キラーストリート→Young Love→希望の轍とどんどん過去の方へ戻ってしまっていますね…。次はKAMAKURAあたりにの時代に飛ばされそうですね(?)。

 

今回は1曲にスポットライトを当ててみましたが如何でしたでしょうか。

意外と大変だったので次はもう少し書きやすそうな曲でチャレンジしたいですね(?)(そもそも書きやすい曲とは何なのでしょう)。

 

 

またうっかりと1万字を超えてしまいました…ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。もっと簡潔にまとめられるように精進していきたいです。

 

 

 

あとがきのようなもの

 

実は希望の轍よりも東京サリーちゃんに惚れちゃっています(またそんなこというからヨシ子さんに捨てられるのよ)。

 

Young Love(青春の終わりに)から今10年・20年と経って

アルバム「Young Love」発売から今年で20年となっていたのですね。

と同時に若過ぎた日を妬んでから20年、その若過ぎた日からはもう30年の時が流れてしまったのですね。

と言うことですので(?)そのYoung Love から10年前、そして10年後と20年後の今年を得意の(?)都合の良い解釈で何とか無理矢理繋げないだろうかと何となく羅列した結果がこちらです。

 

 

「現在(いま)10年経って若過ぎた日が妬ましい…」その10年前に当たるのは1986年…この年と言えばKUWATA BANDでの活動ですね。約1年間でシングル4枚・アルバム1枚のリリース、2度のライブツアーを行うなど非常に精力的な活動をしていました。

ただ後に桑田さんはアルバム「NIPPON NO ROCK BAND」については何故英語で歌ってしまったのか…という後悔と反省的発言をしていたり、シングル「ONE DAY」についてもあまり好きな曲では無いらしく他のシングル3曲がソロのライブでは度々演奏されていますが、この曲に関しては2007年の「呼び捨てでも構いません!!「よっ、桑田佳祐」SHOW」ライブで演奏されるまで20年封印状態になってしまうなど(これはサザン等含め良くあることと言えることかも知れませんが…)、この年がちょうど10年前に当たりますし、まさに欲望のままに駆け抜けた若過ぎた日として振り返っているのかも…

(余談ですが前述の勝手なこじつけで都合の良い解釈をすると96年のアルバムツアー「ザ・ガールズ万座ビーチ」ではすべてスペイン語で歌われている「愛は花のように(Ole!)」が選曲されているのは面白いと思うのですがどうでしょう…(そもそも桑田さん選曲の「HAPPY!」にも収録されているので、単にお気に入りソングの1つとしてライブで選曲されただけでしょうが…)いやその年の年越しライブ「牛」で全英語詩のTarako歌っているし…と言われてしまうとあれなのでこれ以上は黙ります)

 

そんな Young Love から10年経った2006年はみんな大好き(?)「DIRTY OLD MAN ~さらば夏よ~」のリリース、そして夢人島フェスがありましたね。

DIRTY OLD MANの歌詞をちょいと見てみますと、「あの日の熱い僕はもういない 燃え尽き死んだはずさ」「夢のような過去が巡るよ Merry-go,Merry-go-round」「振り向くほどに人生は悪くない」…等々何となくYoung Loveの主人公のさらに10年後のような気がしないでもないですね。

YoungからOLDという単語がタイトルに入る曲がこの10年経った後に出てくるというのも不思議な巡り合わせですね。

Young Loveが過去だけを振り返っているのに対して、DIRTY OLD MANは過去を振り返りつつ今そして未来に向かっているところが、年を重ねているなと感じますね(?)。

(また余談ですが、86年・96年・06年・そして16年と桑田さんが30代・40代・50代・60代とちょうど変わってゆく年に当たっているというのは偶然でしょうか…ええ偶然でしょうね。)

ただこの年は夢人島フェスがありましたが、サザン単独でのライブというのがありませんでしたね。サザンとして活動していた年では唯一この年だけのことだったので、思えば2年後の無期限活動休止宣言に繋がっていたのかもしれません。

 

今年2016年はソロの年となり、還暦初のシングルとなったのは「ヨシ子さん」でしたね。

大河の一滴をTVで歌う際のスーツ姿など年齢とその年にしか出せない色気を感じさせつつ、そのヨシ子さんで自分をオッサンと言うところに60歳の余裕を感じますね(?)。

他にも愛のプレリュードは文字通り「Young Love」感がありますし、百万本の赤い薔薇は歌詞に「「愛と平和」なんてのは 遠い昔の夢か」なんてフレーズがあったり、どこか感じるスケベ心には人生大逆転へGo出来たはっぴいえんどな未来のように見えますね(?)。

 

そして11月21日には新曲「君への手紙」がリリースされますね。まだ夜遊びでの数回しか聴けていないので、紡げるほどの事は言えませんが、「君」というのが過去への自分を指しているのでは無いのかと思ってしまいまして…。まあたまたまYoung Love(青春の終わりに)を聴いた後に夜遊びでこの曲を初めて聴いたことと、ちょうど10年区切りで色々とその頃のサザンだったりソロだったりを調べていた中で、公開された歌詞を眺めてみると何か繋がっている気がするなあ…と薄ら思っただけなのですが…。

 

 

10年という単語だけで何かよく分からない文が出来てしまいましたね…。

まだまだ今年の曲は聞き込みが足りないので(そりゃ10年の差がありますからねえ…という言い訳)、時が経てばより1本の線で繋ぐことが出来るかも知れませんし、まったく関係ないなあともなるのかもしれません。

これからあと1ヶ月、実りの秋が来るまでゆっくりと待ちたいと思います…。

ここからまた10年の時が流れた時ヨシ子さんを振り返ったときに若過ぎた日として(?)妬ましく思ってしまうのでしょうか…

その答えを確かめるべく2026年まで私もそれなりに頑張りたいです(?)。

 

 

 

あとがきのようなもの

前回がキラーストリート、今回がYoung Loveだったので、さくらは…?と言われるかも知れませんが、思いついたままに書いているので飛ばしたわけではないのでご了承下さい(別に誰も思わない)。