適当文集

140文字でも書けそうな事を引き延ばして雑に書くところ

サザンの歌詞に「慕情」が使われている曲を雑にまとめてみた

桑田さんの歌詞の中で頻出ワードの1つとも言える「慕情」という単語。実際に何曲に使われているのかを調べてみました。…と言いましてもサザンの公式サイトで検索すれば1発で出てくるのでまとめる必要は無いでしょうが一応年代別には並べたのでお許しを…。

一応韻を踏むのに使われていることもあるので、おまけで(?)「無情(無常)」も付けました(いわゆる蛇足)。慕情と無情の両方が使われている曲には※が付いております(無常の場合は(※無常)としました)。

「情」という言葉で調べると数が増えてしまうので(情熱とか)今回は「無情(無常)」のみとしました。

漏れがありましたらごめんなさい…(一部何故か検索に出ないものがあるのです…UKULELE CARAVANの曲とか)。

一応ソロ曲も含んでおります。

 

 

慕情

サザン(9曲)

・慕情(1992年)※

・亀が泳ぐ街(1992年)

クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)(1993年)

・ドラマで始まる恋なのに(1996年)※

・BLUE HEAVEN(1997年)※

・CRY 哀 CRY(1998年)(※無常)

・マイ フェラ レディ(1998年)

・彩~Aja~(2004年)

・恋するレスポール(2005年)※

 

ソロ(3曲)

・エロスで殺して(ROCK ON)(1994年)

風の詩を聴かせて(2007年)(※無常)

・ベガ(2011年)

 

 

無情のみ

サザン(9曲)

・怪物君の空(1985年)

ネオ・ブラボー!! (1991年)

・ホリディ~スリラー「魔の休日」より(1992年)

・せつない胸に風が吹いてた(1992年)

マンピーのG★SPOT(1995年)

・Moon Light Lover(1996年)

・01MESSENGER~電子狂の詩~(1997年)

・PARADISE(1998年)

・LONELY WOMAN(2004年)

 

桑田ソロ+コラボ含む(5曲)

・飛べないモスキート(MOSQUITO)(1994年)

・ダーリン(2007年)

・現代東京奇譚(2007年)

・光の世界(2002(1993)年)

・奇跡の地球(1995年)

 

原坊ソロ(1曲)

・横浜Lady Blues(1983年)

 

無常のみ

サザン(2曲)

・NO-NO-YEAH/GO-GO-YEAH(諸行無常)(1998年)

・涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~(2003年)

 

桑田ソロ(2曲)

・東京ジプシー・ローズ(2002年)

悲しみよこんにちは(2011年)

 

 

 

…ということでまとめて見ました。さて、以下いらないと評判の蛇足コメントコーナーです。

 

慕情という言葉が初めて使われたのは、1992年からなのですね。そのまま曲名となっている慕情があるので、恐らくはこの曲が初めて使われたものだと思われますが、同じ年…と言いますか、同じアルバム「世に万葉の花が咲くなり」に収録されている亀が泳ぐ街に使われているので、もしかしたら亀が泳ぐ街で先に使って桑田さんが気に入り慕情(曲の方)に発展していった…という説を作ってしまいたくなりますね(?)。

 

曲数としては昔ぼそっとTwitterでつぶやいていましたが(忘れていた)、サザン9曲、ソロ3曲と当初思ったよりも少ないですね。定期的に使われていると思いきや、ベガ以降もう約5年使われていないというのも意外な結果です。日本語にこだわったアルバムである「葡萄」でも実は1曲も慕情という言葉を使っていないというのは、偶然なのか意図的なのか気になるところでありますね。…といってもマイ フェラ レディから彩 ~Aja~までも約6年の空白があるのでそこまで考えてはいないのかもしれません。

 

ちょっと目線を変えて「無情」という言葉から見てみると、慕情よりも前に怪物君の空で出てくるのですね。その後慕情とともに90年代ソングを彩るワードとして登場しています。

実は無情の方が歌詞に出てくる曲数が多いのですね。

サザン名義の曲では単独で9曲+慕情とセットで4曲の合計13曲、ソロでも奇跡の地球・光の世界のコラボ曲を含めて5曲という結果でした。この記事のタイトルの慕情を無情に変えた方が良いのかも知れませんね(?)。

 

また横浜Lady Bluesが唯一サザン・桑田ソロ以外のメンバー曲の歌詞に無情が使われているという貴重な(?)曲となっています。

もしかしたら慕情は桑田ボーカル曲専用単語として商標登録されているのかもしれません(?)。

 

「無常」の方はサザン・ソロ共に2曲ずつという結果でした。諸行無常という単語が使われているNO-NO-YEAH/GO-GO-YEAHを除くと他の3曲は2000年代になって以降に登場しているというのも面白いですね。

それに比例してか無情がPARADISEからLONELY WOMANまでこちらもまた約6年空くことになります。

 

 

という訳でまたもや雑にまとめてしまいました。

改めて見てみますと上の方にも書きましたが、慕情は90年代ワードといった感じですね(無情もですが)。頻繁に使われているイメージが強いのは同名の曲があり、曲の方の慕情を好きな人も多く、そこそこカバーされている。バラッド3にも歌詞に慕情とあるものが3曲収録されている…などの要素があったりもするのでしょうか…?

 

そして次はどんな曲に「慕情」が登場するのでしょうか…?こっそり注目したりしなかったりでいきたいと思います(?)。