適当文集

140文字でも書けそうな事を引き延ばして雑に書くところ

Young Love(青春の終わりに)から今10年・20年と経って

アルバム「Young Love」発売から今年で20年となっていたのですね。

と同時に若過ぎた日を妬んでから20年、その若過ぎた日からはもう30年の時が流れてしまったのですね。

と言うことですので(?)そのYoung Love から10年前、そして10年後と20年後の今年を得意の(?)都合の良い解釈で何とか無理矢理繋げないだろうかと何となく羅列した結果がこちらです。

 

 

「現在(いま)10年経って若過ぎた日が妬ましい…」その10年前に当たるのは1986年…この年と言えばKUWATA BANDでの活動ですね。約1年間でシングル4枚・アルバム1枚のリリース、2度のライブツアーを行うなど非常に精力的な活動をしていました。

ただ後に桑田さんはアルバム「NIPPON NO ROCK BAND」については何故英語で歌ってしまったのか…という後悔と反省的発言をしていたり、シングル「ONE DAY」についてもあまり好きな曲では無いらしく他のシングル3曲がソロのライブでは度々演奏されていますが、この曲に関しては2007年の「呼び捨てでも構いません!!「よっ、桑田佳祐」SHOW」ライブで演奏されるまで20年封印状態になってしまうなど(これはサザン等含め良くあることと言えることかも知れませんが…)、この年がちょうど10年前に当たりますし、まさに欲望のままに駆け抜けた若過ぎた日として振り返っているのかも…

(余談ですが前述の勝手なこじつけで都合の良い解釈をすると96年のアルバムツアー「ザ・ガールズ万座ビーチ」ではすべてスペイン語で歌われている「愛は花のように(Ole!)」が選曲されているのは面白いと思うのですがどうでしょう…(そもそも桑田さん選曲の「HAPPY!」にも収録されているので、単にお気に入りソングの1つとしてライブで選曲されただけでしょうが…)いやその年の年越しライブ「牛」で全英語詩のTarako歌っているし…と言われてしまうとあれなのでこれ以上は黙ります)

 

そんな Young Love から10年経った2006年はみんな大好き(?)「DIRTY OLD MAN ~さらば夏よ~」のリリース、そして夢人島フェスがありましたね。

DIRTY OLD MANの歌詞をちょいと見てみますと、「あの日の熱い僕はもういない 燃え尽き死んだはずさ」「夢のような過去が巡るよ Merry-go,Merry-go-round」「振り向くほどに人生は悪くない」…等々何となくYoung Loveの主人公のさらに10年後のような気がしないでもないですね。

YoungからOLDという単語がタイトルに入る曲がこの10年経った後に出てくるというのも不思議な巡り合わせですね。

Young Loveが過去だけを振り返っているのに対して、DIRTY OLD MANは過去を振り返りつつ今そして未来に向かっているところが、年を重ねているなと感じますね(?)。

(また余談ですが、86年・96年・06年・そして16年と桑田さんが30代・40代・50代・60代とちょうど変わってゆく年に当たっているというのは偶然でしょうか…ええ偶然でしょうね。)

ただこの年は夢人島フェスがありましたが、サザン単独でのライブというのがありませんでしたね。サザンとして活動していた年では唯一この年だけのことだったので、思えば2年後の無期限活動休止宣言に繋がっていたのかもしれません。

 

今年2016年はソロの年となり、還暦初のシングルとなったのは「ヨシ子さん」でしたね。

大河の一滴をTVで歌う際のスーツ姿など年齢とその年にしか出せない色気を感じさせつつ、そのヨシ子さんで自分をオッサンと言うところに60歳の余裕を感じますね(?)。

他にも愛のプレリュードは文字通り「Young Love」感がありますし、百万本の赤い薔薇は歌詞に「「愛と平和」なんてのは 遠い昔の夢か」なんてフレーズがあったり、どこか感じるスケベ心には人生大逆転へGo出来たはっぴいえんどな未来のように見えますね(?)。

 

そして11月21日には新曲「君への手紙」がリリースされますね。まだ夜遊びでの数回しか聴けていないので、紡げるほどの事は言えませんが、「君」というのが過去への自分を指しているのでは無いのかと思ってしまいまして…。まあたまたまYoung Love(青春の終わりに)を聴いた後に夜遊びでこの曲を初めて聴いたことと、ちょうど10年区切りで色々とその頃のサザンだったりソロだったりを調べていた中で、公開された歌詞を眺めてみると何か繋がっている気がするなあ…と薄ら思っただけなのですが…。

 

 

10年という単語だけで何かよく分からない文が出来てしまいましたね…。

まだまだ今年の曲は聞き込みが足りないので(そりゃ10年の差がありますからねえ…という言い訳)、時が経てばより1本の線で繋ぐことが出来るかも知れませんし、まったく関係ないなあともなるのかもしれません。

これからあと1ヶ月、実りの秋が来るまでゆっくりと待ちたいと思います…。

ここからまた10年の時が流れた時ヨシ子さんを振り返ったときに若過ぎた日として(?)妬ましく思ってしまうのでしょうか…

その答えを確かめるべく2026年まで私もそれなりに頑張りたいです(?)。

 

 

 

あとがきのようなもの

前回がキラーストリート、今回がYoung Loveだったので、さくらは…?と言われるかも知れませんが、思いついたままに書いているので飛ばしたわけではないのでご了承下さい(別に誰も思わない)。