1990年に発売され、アルバム曲でありながらもファンからの人気も高く、恐らく桑田さん自身も好きな曲であり、そのせいか(?)ライブでは恐ろしいほどの演奏率を誇る「希望の轍」。
数多くのライブで活躍しているということもあり、1曲目、メドレー、アンコール…と色々な場所で登場していますね。
というわけで、今回はどのライブのどのポジションで演奏されているのかをいつものように雑にまとめてみました(〇曲目ネタが尽きたという訳ではありま…せんとも言い切れない)。
今回も桑田さんがアルバム「稲村ジェーン」のサザンオールスターズ&オールスターズ、この曲自体の稲村オーケストラという名義を巧みに利用しているため(?)ソロも含んでおります。そして今回はAAAでのライブ、そしてフェス系も投入してしまいました。そのため例によって長くなってしまっているので、ご了承くださいませ…。
・歌うサザンに福来たる
24曲中(アンコール3曲を含む)16曲目(前後曲:真夏の果実/フリフリ’65)
初登場となったこのライブで早くも真夏の果実とフリフリ’65という終盤へ向かうバラード曲から煽りコーナーへと向かっていく間を繋ぐポジションに選曲されています。
稲村ジェーンのアルバム発売後初ライブということもあり、ここに置かれたのかも知れません(新曲の盛り上がり系な曲はこの頭のポジションもしくはラストに置かれる傾向があるので)。
先輩曲達への遠慮からか(?)今では定番となっている2番での「Baby Love」シャウトはまだ行なっておらず(ただCDバージョンよりも強調して歌われていますが)、若かりし頃の姿を見られる(?)逆に貴重なテイクとなっていますね。
また生放送版ではこの曲で中継が丁度終わりとなっており、早くも運の良さを示していますね(?)。
・THE音楽祭 1991
36曲中(アンコール3曲を含む)26曲目(前後曲:真夏の果実/ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY))
ポジションとしましては、歌うサザンに福来たると同じくバラード曲から煽りコーナーへと向かっていく間を繋ぐところに収まっています。
歌うサザンから歌う日本シリーズまでのライブでは、メドレー内での演奏だったブラティ・ファイトを除けば前後に真夏の果実が置かれており、シングル曲の先輩であった真夏の果実先輩とのセット売りがされていたのかも知れません(単に稲村ジェーンメドレーなだけでしょうが)。
・闘魂!ブラティ・ファイト
19曲中(アンコール3曲を含む)8曲目(メドレーコーナーの15曲中11曲目)
(前後曲:逢いたくなった時に君はここにいない/Eleanor Rigby)
サザン&ビートルズ合体メドレーでのご登場となり、初のメドレー内での演奏となりました。2番の「Be the one for tonight~」のところまで歌われています。また初めてライブでその後お馴染みとなる「Baby Love」シャウトが行なわれました。もしかしたらビートルズとプロレスという桑田さんの趣味全開で構成されていたこともあり、テンションが上がっていた副産物なのかも知れません(?)。
ちなみに生放送版(途中から録画という悲しい仕様)ではメドレーコーナーがばっさりとカットされているため数少ないカットとなっています。
あと関係ないですが逢いたくなった時~轍の流れはバラッド3と同じですね。
・歌う日本シリーズ1992~1993(南天群星 北京で逢いましょう)
27曲中(アンコール曲を含む)13曲目(前後曲:死体置場でロマンスを/真夏の果実)
初の中盤での出番となりました。ちょうどアルバム「世に万葉の花が咲くなり」曲の間に位置する4曲の1つとして選曲されており、他の3曲であるYOU・死体置場でロマンスを・真夏の果実という某海の家的な選曲の中で存在感を示していますね(?)。
死体置場でロマンスをからの流れですと、希望と言いながら2人が拉致された車の轍説が出てきそうな雰囲気ですね(?)。
ラストのラッパ隊によるパーパーパッのあれ(説明がうまく出来ないのでこの表現)はここが初めてですね。
北京ライブでも全体のセットリストは少し変わっていますが、轍は13曲目の演奏と変わっていないのでこちらでまた一緒にさせていただきました。
・しじみのお味噌汁コンサート
30曲中(アンコール3曲を含む)21曲目(前後曲:クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)/匂艶THE NIGHT CLUB)
音楽祭以来の煽りコーナーの先頭打者となりました。中継が入った大晦日の日だけか分かりませんが、Baby Loveでのシャウトはありませんでしたね。野太い感じで歌ってはいますが。この年のライブは弘さんの急病により、年明けにもまだ延期された4公演が残っていたので、多少喉の温存をしたかったのか、もしくはその後のマチルダBABYで暴れるために我慢していたのかも知れません(?)。
・ホタル・カリフォルニア
30曲中(アンコール3曲を含む)16曲目(前後曲:鎌倉物語/ニッポンのヒール)
原坊曲とアコースティックコーナーの間に配置されていますね(正確にはニッポンのヒールの前に鬼太鼓囃子がありますが)。なんと言いますか浮いているとまでは言いませんが、単独公演感がありますね(?)。
ラッパの前奏から始まるというのもあのイントロまで次は何が来るのだろうか…という期待を煽る効果があるのでしょうか(そして大歓声という名の爆発で完成となるのかも知れませんね…と書いていて、さらに思ったのはイントロからの大歓声というのも希望の轍という曲の1つの楽器のようなものなのかも、とふと…)。
・ザ・ガールズ万座ビーチ
30曲中(アンコール3曲を含む)16曲目(前後曲:愛は花のように(Ole!)/真夏の果実)
ここだけ見ると一瞬アルバム「Young Love」のツアーなのに「稲村ジェーン」のツアーではないのか…と勘違いしそうな稲村メドレーな感じのところに選曲されていますね。ちなみに平和の琉歌から太陽は罪な奴までの8曲のうち愛は花のように以外の7曲は「海のYeah!!」に収録されているということもあり、霞んでしまうとは言わないまでも、高いレベルの中で浮いてしまうことも埋もれてしまうことのない、良い意味で轍らしく無いような位置にいますね。
・牛
26曲中(アンコール3曲を含む)24曲目(アンコール1曲目)(前後曲:愛の言霊~Spiritual Message(アンコール前ラスト曲)/夕方Hold On Me)
初のアンコールでの登場となりました。比較的メジャー寄りの曲を外したこのライブでも選曲されるあたり、この曲の立ち位置といいますか、存在というのがこちらの思っている以上に大きい物なのかも知れません。
しかし終盤の煽りコーナーの形をかなり変えているためか、アンコールの希望の轍、夕方Hold On Me、Oh!クラウディアという3曲はすごくメジャー過ぎて(頭の3曲にも似たようなことが言えますが)、ここだけ夏の万座ビーチ感が残っている(轍以外選曲されていませんが)といいますか、「いつものサザン」で始まり締めているというのが、不思議なんだけど絶妙なセットリストだなと思います。
・モロ出し祭り~過剰サービスに鰻はネットリ父ウットリ~
34曲中(アンコール5曲を含む)31曲目(アンコール2曲目)(前後曲:Bye Bye My Love(U are the one)/いとしのエリー)
前回のライブおっぱいなんてプーで歌うサザン以降初めて選曲から外れましたが、20周年のこのライブではしっかりご登場となりました。
アンコールが5曲というサザン史上最高数(NUDE MANツアーと流石だツアーの沖縄も5曲ですが…)の中Bye Bye My Loveといとしのエリーという70年代と80年代の代表作の間に配置されており、しかもライブでは牛以来2年ぶりというのがあのイントロが流れた後の大歓声に「やっと来たか…」「待ってました!」というのを強く感じますね。
生放送版は分かりませんが製品版で見ますとBaby Loveでのシャウトの際に、桑田さんを映していないのは何とも言えませんね。逆に歌う日本シリーズの方が過剰サービスな編集をしていますよね(?)。
・Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~
28曲中(アンコール4曲を含む)27曲目(アンコール3曲目)(前後曲:LOVE AFFAIR~秘密のデート/素敵な夢を叶えましょう)
ここで3連続アンコールでの選曲になりましたね。しかも1.2.3とどんどん後ろの方に移動していますね。しかしラストを飾るのはまだもう少し先となるのです…。
このライブでは大きなアレンジがありました。ラストの方で「静寂のハーモニー」「情熱よShine on me!!」という歌詞部分が追加されていました。
曲調のアレンジや一部カットなどは多々ありますが、原曲+新たな歌詞+アレンジというのは音楽祭での「海」やI LOVE YOUツアーの「銀河の星屑」などあまり見られないような気がします。
・晴れ着DEポン
21曲中(アンコール3曲を含む)11曲目(メドレーコーナーの18曲中16曲目)
(前後曲:THE END/思い過ごしも恋のうち)
久々にアンコールでの演奏ではなく、中盤での演奏となりましたね。このミレニアムメドレーとブラティ・ファイトのサザン&ビートルズ合体メドレーの両方で歌われたのはこの轍が唯一の曲となっているのは偶然でしょうか。だから前の曲はビートルズのナンバーだった訳でしたか(?)。
今回は1番のみの演奏となりました。そういえば轍をライブで歌う際には弾き語りを除けば、ギターを持っているのはメドレーコーナーの時だけですかね(2008年TBSでのテレビ用ライブでは持ってはいましたが、全部見たわけではないので情報お待ちしてます(?))。
36曲中(アンコール4曲を含む)1曲目(前後曲:/いなせなロコモーション)
初の序盤でのご登場であり、トップバッターとなりました。
以前ライブ1曲目についての雑なまとめにてちょいと書いてしまったので、詳しくはそちらを見ていただけますと…。
希望の轍と言いますとスタンドマイクでギター無しというのが多いかと思いますが、1曲目でこのスタイルというのは珍しいかと思われます。恐らくKAMAKURAツアーの1曲目であったいとしのエリーの時以来だったのではないのかと思います(一部見たことがないものがあるので自信はありませんが…)。
・ゴン太君のつどい
29曲中(アンコール4曲を含む)3曲目(前後曲:ネオ・ブラボー!! /真夏の果実)
初の年越し曲となりました。2番まで歌った後にカウントダウンがあり、年明け後に「情熱の~」から演奏が再開されました。
この年は20世紀から21世紀へ世紀を跨ぐ(漢字変換を間違えるとまずいですね(?))という年越しライブと言うこともあり、21世紀への希望を込めていたのかも知れません。
もしくは「遠く離れゆくエボシライン」や「忘われぬメロディライン」などサビの部分を茅ヶ崎ライブに当てはめると、20世紀と茅ヶ崎ライブに思いを馳せつつも、それが遠くなっていく未来(21世紀)へ向かってゆくという意味があったらいいな…などとも思ってしまいますね。
・建長寺ライブ
13曲中10曲目(前後曲:TSUNAMI/いなせなロコモーション)
27時間テレビ内で放送された音楽寅さんでのサザンライブです。公式サイトにセットリストが載っていないので入れるか迷いましたが、寅さんDVDBOXに収録されていますので、一応入れました。
当時カットされてしまい、放送はされていなかったので7年後の2010年にようやく映像化となりました。
ただエディット版ということで編集がされており、1番の「oh my,oh yeah,」の後が2番の
「Be the one for tonight」へ飛んでしまい2番はほぼカットという編集になっております。
曲のカット自体珍しい轍さんですが、メドレー以外でこのような編集がされてしまうと言うのもある意味でレアではありますね。
・「流石(SAS)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」~カーニバル出るバニーか!?~
34曲中(アンコール4曲を含む)31曲目(アンコール1曲目)(前後曲:勝手にシンドバッド(アンコール前ラスト曲)/HOTEL PACIFIC)
アンコール1発目ですが、沖縄公演では「花~すべての人の心に花を~」のカバーを1曲目に披露しているので2曲目になっております。
本編ラストのシンドバッドやその前の腕振りみんなのうたやおーおー(雑)ボディ・スペシャルⅡ等で散々エネルギーを奪っていきながら、さらにアンコール1発目に大歓声まで奪っていくとはサザンの皆様はなんと欲しがりさんなのでしょう(?)(しかもその後さらに踊らせるとは…)。
こうして見ますとアンコールでの轍というのは、その前後の空気を一気に上げたり、下げたりせずに良い意味で適度に持続させる効果のようなものがあるのかもしれません。
・みんなが好きです
29曲中(アンコール4曲を含む)3曲目(前後曲:My Foreplay Music /神の島遙か国)
なんと3公演ぶりの演奏となりました(2度ライブで歌っていないだけでこの書き方)。ただ夏のROCK IN JAPAN FES.2005では披露してはいますが。
この後にMCを挟むとは言え、最初の2曲がステレオ太陽族からの選曲でその後キラーストリートコーナーに突入となるので2つを繋ぐ、まさにステレオ太陽族をキラーストリートへ案内する轍という重要な存在となっていますね(?)。
Big Star Bluesからリボンの騎士までの曲はどこか暗めな曲が続いている感があるので、より目立つと言いますか、良い意味で浮いているようにも思えます。
またツアーのラストは年越しライブとなっていたため、ゴン太君のつどい以来2度目の年越し曲となりました。
・真夏の大感謝祭
46曲中(アンコール4曲を含む)37曲目(前後曲:I AM A SINGER/OH!!SUMMER QUEEN~夏の女王様~)
久しぶりに煽りコーナーと呼ぶべきこの場所に配置されました。煽りコーナー文でも触れましたI AM YOUR SINGERとこの轍が「いつものサザン」に戻す効果があったと思いますが、このライブでの希望の轍というのはいつもの主役的存在から「いつものサザン」に戻し、その後のボディ・スペシャルⅡやマンピーのG★SPOTなどの定番の盛り上がり曲に繋げるという重大な任務を遂行しているように感じ、どこか脇役に徹しているように思えますね。
・灼熱のマンピー!!G★スポット解禁!!
32曲中(アンコール4曲を含む)32曲目(アンコール4曲目&ラスト曲)(前後曲:いとしのエリー/)
桑田さんのソロライブでは何度か経験していますが、サザンのライブでは初めてラストを飾る曲となりました(夢人島は除いています)。
いとしのエリーでラストかと思いきや、私を忘れられては困る、とばかりにご降臨され、主役の座を確保していくところに23歳となりすっかり大人となった貫禄が感じられますね(?)。
2000年の茅ヶ崎ライブ以来再び茅ヶ崎でのライブがありましたが、2000年には1曲目、この2013年にはラスト曲になっているというのも時の流れを感じると共に、いつまでも愛され続けている希望の轍という曲の立ち位置といいますか、凄さというものにただただひれ伏すばかりですね…。
・ひつじだよ!全員集合!
33曲中(アンコール4曲を含む)3曲目(前後曲:フリフリ’65/気分しだいで責めないで)
この年は開演時間が約2時間前に変わったため、しじみのお味噌汁コンサート以来ほぼ定着していた(さのさのさツアーの時は違いましたが)、3曲目中(後)というタイミングでの年越しではありませんが、3度目のサザンの年越しライブ3曲目曲となりました(ソロなのでカウントしていませんが、さのさのさツアーでも3曲目でした)。もしかしたら3×3で9年ぶりの年越しライブであるというメッセージが込められているのかも知れません(?)(それだったらサザンが9年ぶりの年越しという方がいいような…というどうでもいい妄想シリーズ)。
あと個人的に私27日の公演の方にこっそりと言っていたのですが、その時はBaby Loveのシャウトがなかったのです。レアなものを見れたと思いましたが、31日ではシャウトしているんですね。どこかで変わったのか、最終日だけそうしたのか…気になるところですね。
ここからは桑田さんソロとAAAその他フェス等のまとめとなります
・さのさのさ
27曲中(アンコール3曲を含む)3曲目(前後曲:漫画ドリーム/ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY))
ここからはソロです。桑田さんソロでは初の全国ツアーとなったこのライブでも名義の曖昧さをうまく利用し(?)早速ご登場となりました。小倉博和さんと斎藤誠さんとの3人でアコースティックギターでの弾き語りという形での演奏となりました。さのさのさDVD(ビデオ)でのミス・ブランニュー・デイをそのまま希望の轍バージョンと思って下さい(雑な説明)。
のちにそれ行けベイビー!!は呼び捨てライブでのエレキギター1本で演奏した希望の轍がきっかけとなっていますが、ここでは逆に漫画ドリームがこの轍のきっかけになったのでは…と考えたりすると漫画ドリーム→希望の轍→それ行けベイビー!!という不思議な流れが出来ているようで面白いと思うのですが如何でしょうか…。
・Xmas LIVE in 札幌
28曲中(アンコール5曲を含む)26曲目(アンコール3曲目)(前後曲:真夜中のダンディー/夕方Hold On Me)
まだ数曲選曲されていたサザンの曲の1つとしてしっかりと札幌にも顔を出しております。
スタンドマイクで歌っておりますが、花道の一番前で歌っていたり、Baby Loveシャウト後にスタンドから外し、その後はハンドマイクで歌うなど珍しい流れを見ることが出来ます。
またあのイントロは原さんでも片山さんでもなく島健さんが弾いているというのもレアですね(実は98年のAAAでも弾いていますが)。
・呼び捨てでも構いません!!「よっ、桑田佳祐」SHOW
28曲中(アンコール5曲を含む)28曲目(アンコール5曲目&ラスト曲)(前後曲:祭りのあと/)
さのさのさのところでも少し触れました、エレキ1本での轍というのはこのライブですね。
12月31日の最終日のみの演奏でしたが、実はリハーサルの段階から何となく「やるかも…」準備はしていたとのこと。ですが最初から最後までうまくまとまっていたため最終日のみに演奏したとのことです。
その後DVDにもなっているのでこのテイクは有名になってはいますが、実はその前にNHKでの風の詩を聴かせてライブ、Music Loversライブでも放送されていませんが、最後におまけとしてエレキ1本での轍を弾いているのですよね(ソースは代官山通信)。ちなみにMusic Loversの方ではそれプラスエレキ1本TSUNAMIも演奏しているという、さらにレアなものをやっているとのことです。
ここでの演奏がのちのそれ行けベイビー!!に繋がったり、綺麗にサザンの30周年への「轍」となると思いきやまさかの…と色々と思い出してしまいますね。
・宮城ライブ~明日へのマーチ!!~
27曲中(アンコール4曲を含む)27曲目(アンコール4曲目&ラスト曲)(前後曲:祭りのあと/)
ちゃんとセットリストの中に組まれたライブでは初めてのラストソングとなりました。
WOWOW版ではどうなのか分かりませんが、製品版ではイントロを弾くシーンで弾いている人(今回は片山さんですかね)を映していないというのもなかなか無い編集ですね。
1番と2番の頭のところでは某千の風的な歌い方をしています。
震災後、そして病後初の本格的なライブであり(その前の夜遊びライブは除いています)、またいつもと比べてファンの方々を多く映している編集やその場から感じる空気もあり、会場が本当に一体となっている唯一無二といっても良いのかも知れない希望の轍だと思います。
・年忘れ!!みんなで元気になろうぜ!!の会
28曲中(アンコール4曲を含む)28曲目(アンコール4曲目&ラスト曲)(前後曲:月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)/)
呼び捨てライブに続いて31日最終日にエレキ1本という演奏でした。このライブでの1曲目がそれ行けベイビー!!だったこともあり、親と子の再会と言えますね(?)。
また1人での弾き語りに始まり、弾き語りに終わるというまさにソロ活動という言葉がぴったりですね(?)。
またこの年(2011年)はこのライブと宮城ライブ、そして夜遊びでのライブの3つすべてでラストが希望の轍となっていますね。これはやはり偶然ではなく意図的なのでしょう…。
(ここの項目特に雑だなあ…)
Act Against AIDS’ 94
5曲中2曲目(前後曲:夏をあきらめて/ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY))
さのさのさツアーの間でサザンとしてステージに出るという逆は良くありますが非常に珍しい、しかもソロのイメージの強いこのAAAという舞台でもしっかりご登場しています。
ちょうどこの2曲目の途中から中継がされたということで、轍さんのTV運はなかなかなものがありますね(?)。
またさのさのさツアーではアコースティックで演奏された希望の轍とミス・ブランニュー・デイが同じ並びでしかも中継されるという偶然もありました(この2曲のみ放送されたそうです)。
Act Against AIDS’ 98 オールリクエストショー
30曲中(アンコール4曲を含む)25曲目(前後曲:MERRY X’MAS IN SUMMER/真夜中のダンディー)
本編ラスト1曲前に配置されていますね。こうして見ますと本編ラストに置かれても面白いのではないのでしょうか。
このライブではイントロを島健さんが弾いていますが、ライブで原さん以外の方が弾くのは多分初めてではないでしょうか。
しかしこの当時からすでにライブ大定番曲であったこの曲をリクエストするとは…まさかこの曲が好きすぎて桑田さん自身のリクエストだったのではという説が僕の中で生まれつつありますね(?)。
14曲中(アンコール2曲を含む)1曲目(前後曲:/夏の日の少年)
茅ヶ崎ライブ以来の1曲目登場がまさかソロ名義参戦でのフェスになるとは、轍さん自身も思ってはいなかったでしょう(?)。
しかしフェスというステージで観客を1つにすると言いますか「ザ・桑田佳祐」を演出するにはベストな1曲では無いでしょうか。その後の夏の日の少年から東京まで明るく楽しいというイメージのサザンとは少し離れた曲が続くので、尚更そう感じるのかも知れません。
あと多分片山さんが初めてライブで轍のイントロを弾いたのはこのライブですかね…(映像を見たことがないので…申し訳ございません)。
14曲中(アンコール1曲を含む)10曲目(前後曲:真夏の果実/HOTEL PACIFIC)
ソロで参戦した2002年に続けて、サザンとして参戦したこの年でも演奏しております。といいますか2002年で演奏されたサザン名義の3曲(希望の轍・マンピーのG★SPOT・HOTEL PACIFIC)はすべて演奏されていますね。
ただ特別番組として放送されたものでは轍さん含めその3曲すべてカットになってしまっているという悲しい事態となっております…(逆に2002年版はこの3曲すべて放送されています)。
ということもあり現段階で(多分)放送・映像化されていない唯一の希望の轍となっています。
Ap bank fes‘06
6曲中5曲目(前後曲:波乗りジョニー/奇跡の地球)
次の曲がMr.Childrenとのコラボ曲の奇跡の地球ですので、実質的にはラスト曲と言って良いでしょうか。
稲村ジェーン発売から16年目にして、原曲でキーボードを弾いている小林武史さんがついにライブであのイントロを弾くという親との再会のようなシーンがありましたね。ちなみにサザン等でのライブ版とは違い原曲とほぼ同じスピードで弾いています。
「情熱の~夏の日は陽炎」のところは桜井さんに歌われてしまっています。つまりこれは次の奇跡の地球への伏線だったのですね(?)。
ここで歌った6曲のうち3曲は映像化されていますが、他2曲がMr.Children絡みなので(innocent worldと奇跡の地球)持ち曲の中で、いとしのエリー・真夏の果実・波乗りジョニーという恐ろしくハイレベルな曲達との戦いを制し(?)しっかりと唯一の映像化を果たすという快挙(?)を果たしています。
・THE夢人島Fes.2006
14曲中14曲目(前後曲:マンピーのG★SPOT/)
ラスト曲…といいますか、他の出演者の方々と歌っており、夢人島Fes全体のラストを飾るというとても大きなポジションを担っています。
そういえば初日では加山雄三さんが出演されていましたが、この轍合唱には参加せず(当たり前と言えば当たり前ですが)、のちにCDやライブ等でカバーをするなど、独り占めにしてしまうあたり、船長としての貫禄を感じますね(?)。
・SWEET LOVE SHOWER 2009
10曲中10曲目(前後曲:波乗りジョニー/)
ラスト曲ですが、夢人島と同じくその日の出演者の方々と一緒に歌っていますね。
こう最後に皆様が歌っているのを見ますとそろそろ音楽の教科書に合唱曲として載せても良さそうですね(?)(もしかしてもう載ってますかね…)。
これ以降フェス系のライブには参加していませんが、今後参加する際にもラストに他の出演者の方々との轍を見ることになるのでしょうか…。
アコースティックライブin石垣島
20曲中(アンコール5曲を含む)19曲目(アンコール4曲目)(前後曲:いとしのエリー/心を込めて花束を)
本編の方で真夏の果実を演奏の際にゲストという形で登場した原さんがこの希望の轍で再び登場しております。公式サイトで見ますと、with原由子となっていますね。また轍さんに新たな名義が加わってしまいましたね(?)。
このライブ後にほぼ同じセットリスト(いとしのエリーがカット)のテレビ用ライブがありましたが、そこでの轍はBaby Loveシャウト無かったのですよね。石垣島の方はどうだったかと調べようと思ったら録音したMDを聴ける環境が現在無いため確認できていません。ごめんなさい…。
という訳で雑な振り返りでした。
今回もサザンとソロのみと思っていましたが、AAAやフェスでも何回も歌われているという事実に目を背けるわけにはいかなかったため(?)結果またも長文となってしまい、申し訳ございません。流石に夜遊びライブまでは網羅できませんでした…。機会とやる気があればいつかは…(やらないパターン)。
しかし改めて1つにしてみますと、本当頻繁に轍演奏してるなーと実感しますね。
ライブの様々なところで顔を出しているのを見ますと桑田さん本人が轍を好き、というよりもセットリストのどこにでも組み込みやすい、使い勝手の良さを買っているのかも知れません。
あの印象的なイントロをライブで弾いたことのあるのは、原さん、片山さん、島健さん、小林さんの4人になるのですね。音声だけ引っ張ってきて4人のうち誰がイントロを弾いているでしょうかゲームをやりたくなりますね(?)。
今回これを書くのに様々なライブの希望の轍を持っている限りではありますが、一通り見ていました。そのせいか色々なライブのイントロとBaby Loveシャウトの演奏とシーンが頭の中で混ざってしまいしばらく大変でした(希望の轍さんにかまけていたせいか、書いている間にヨシ子さんに悪戯されてしまいました)。
ここのブログ、キラーストリート→Young Love→希望の轍とどんどん過去の方へ戻ってしまっていますね…。次はKAMAKURAあたりにの時代に飛ばされそうですね(?)。
今回は1曲にスポットライトを当ててみましたが如何でしたでしょうか。
意外と大変だったので次はもう少し書きやすそうな曲でチャレンジしたいですね(?)(そもそも書きやすい曲とは何なのでしょう)。
またうっかりと1万字を超えてしまいました…ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。もっと簡潔にまとめられるように精進していきたいです。
あとがきのようなもの
実は希望の轍よりも東京サリーちゃんに惚れちゃっています(またそんなこというからヨシ子さんに捨てられるのよ)。