適当文集

140文字でも書けそうな事を引き延ばして雑に書くところ

桑田佳祐年越しライブ「ヨシ子さんへの手紙 ~悪戯な年の瀬~」の感想のようなものを

桑田佳祐年越しライブ「ヨシ子さんへの手紙 ~悪戯な年の瀬~」の初日12月27日公演にこっそりひっそりと行ってしまいました。ということでその感想のようなものです。

例のごとく記憶違いがあるかと思われますが、お許しください。

また長いよ。余計なことばっかり書いてるよ。申し訳ないよ。

 

 

今回のライブはチケットを取るのがまた大変でしたね。抽選に2度外れ、今回のライブは縁が無かったのね…と思い諦めてしまったのですが、後で後悔するのも…と思い、最後に一般で挑戦したところ30分後には何故か落ち着かなくなったので、何かがあったのでしょう。

なんやかんやあって当日になりました。ライブの参加は2015年の「おいしい葡萄の旅」の武道館公演以来だったので、約1年4ヶ月ぶりとなりました(サザンと桑田さん以外のライブには行ったことが無いので…)。宿に荷物を置いた後で横浜アリーナに移動しようとしたのですが、人身事故の影響で電車のルートがよく分からなくなってしまい時間がかかってしまいましたね。

無事について列にひっそりと並んでいたところスタッフの方に「関係者です」と言って案内されている人達を見ました。そんな普通にいるんですね。何か新鮮でした。

そのまま並んでいますと私の右側には子供さん(2~3歳くらい)を連れたお母様がいまして、左側には2人組の女性がいたのですが、その左側の女性が「そんな小さい子を連れてきて…」という会話を普通にしていたので、バトルが始まったらどうしようと1人子犬みたいに怯えておりました。

そして何とか無事ひっそりと会場潜入に成功し、しっかりとトイレを済まし席で待機していましたが、あのウェーブというものにはやはり慣れませんね。元から苦手な部類だったのですが、葡萄試聴会で「ここの会場は他の会場と比べて盛り上がっていないのでウェーブをしましょう!」という人がいまして強要、とは言わないまでもねえみたいなことがありまして…そこからもう駄目になってしまいました…(多分ライブという物が得意とは言えない自分にも多少の問題があるのだと思いますが…)。

今回のBGMは日本の曲でしたね。最近の物…といいますか夜遊びでやっていた2016年のベスト20のやつだったのでしょうか…もうあまり覚えていませんね…。偉大なる歌謡曲がBGMと予想していたのですが。

そうこうしているうちに諸注意のアナウンスがあり、UCCのCMが流れ会場のテンションが程良く上がったところでいよいよライブのスタートとなりました。

 

 

 

 

  1. 悪戯されて

「逢いたくなったら すぐおいで」その言葉を信じて横浜まで来ちゃいました…(のっけから気持ち悪くてごめんなさい)。

PVの冒頭部分がスクリーンに流れ、PVで曲が流れるタイミングと同じところで、スクリーン…といいますか幕が上がり階段の上2階(?)に桑田さんとサポートメンバーの皆様がそこに。

どこかで見たことが…と思いきやミュージック・ステーションに出演しこの曲を歌ったときとほぼ一緒じゃありませんか。なるほどMステはリハーサルを兼ねていたのですね(?)。違いといえばコーラスが後ろにいることと人数が9人(でしたよね?)に増えていたことでしょうか。

最後の「外苑並木の~」の部分は「横浜アリーナのなんちゃらかんちゃら(忘れた)に幸せがくるだろう」と替え歌になっていましたね。

バックステージからは皆様が位置に付いているところは見ることが出来たのでしょうか…。気になりますね。

この曲はどこに配置されるのだろうか…と思っていましたがまさかの1曲目とは…。まさに悪戯されたかのような(?)始まりとなりました。

公式だと0曲目扱いになっており、何故だろうと思いましたが、年明けのやさしい夜遊びで27曲×4日で108というこだわりがあり、その影響(?)で0曲目としたそうですね(こちらの感想は数字を直すのを面倒くさがったので1からのカウントとなっています)。

 

 

  1. ダーリン

「悪戯されて」という歌謡曲に対抗する(?)のは、発売時にド歌謡曲と桑田さん自身がおっしゃっていたダーリンでした。またUCCがスポンサーとなったこのライブの2曲目に早速当時アサヒ飲料WONDA」のCMに使われていたこの曲を持ってくるとは歌謡曲というよりもロックですね(?)(実質的には1曲目となりましたが)。

ここの青山では無く、横浜と思い出させて頂き(?)「ああ…今横浜に来て、ライブを見ているのだなあ…」と良い意味で今夢と現実の狭間という幸せの中にいるのよね…とここですでに感じてしまうのと同時に、あのCDに付いてきたバッチさんは元気だろうか…誰か会場で付けている人はいないのだろうかと早速どうでもいいことを考え始めていたのでした。

 

 

  1. 本当は怖い愛とロマンス

ふざけて胸を撫でるという悪戯をしたら捨てられてしまう男の曲という1曲目からの流れを何となく踏襲しているかのような流れですね(?)。

宮城ライブでの悲しい気持ちからのこの曲の流れが好きなので、今回逆ではありますが、連続で聴くことが出来たのでラッキーでした。

私が4年前に行きました「I LOVE YOU -now&forever-」ツアーの宮城公演では確か一部カットになっていた記憶があるので、やっとフルバージョンが聴けた…と嬉しかったですね。

初登場となった宮城ライブ以降、皆勤賞となっておりライブに欠かせない曲となりつつありますね。

 

 

  1. 悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)

普段は3曲歌った後にMCに入りますが、間を見ると「あれ…これはもしかして次に行く流れかしら…」と思っていたところでのこの曲でしたので、少し不意を突かれたような感じでした。

またソロライブでの連続出演記録が伸びましたね。序盤・中盤・終盤とポジションを問わず演奏されるところサザンでいう勝手にシンドバッド…というよりも希望の轍的ポジションになっているように思います。

ここで最初の銀テープパーンがあったでしょうか。恒例のイントロと共に柱さんご登場は年末で忙しかったのか(?)映像での出演となりました。次回は柱さんも生でお願いしたいですね。

 

 

MC

恒例のスタンドアリーナがありましたね。スタンドはラストだったので忘れていたのかも知れません。バックステージの方々には「皆さんは背景ですから」と。これがのちの伏線になるとは…。

そして桑田さんから重大発表が…。「子供が出来ました」…そして「家族になろうよ」と本当に某福山氏のことが大好きですよね。「そして墓を買う」には笑ってしまいました。

「今日は初日なので何でもやります」とも言っていましたね(その後も何度か言っていました)。

そんなこんなで懐かしい曲から…といって始まったのは…。

 

 

なんと「けいすけさん、色々と大変ねぇ」ツアー以来14年ぶりの演奏となりました。

X’masライブ・けいすけさんツアーそして今回といずれもMC明けで演奏されているのですね(さのさのさもそれっぽいですがどうなのでしょうか…)。すっと入りやすい曲なのでしょうか…。

1番の「鏡よ君に語ろう Hey, Na Na Na…….」は入りをフライングしてしまい、歌えなくなってしまってましたね。直後にすぐ「ごめんね」と謝っていましたがこれがライブなんですよねえ…(ちなみに最後の鏡よ…のところも若干怪しかったのですが…w)。

演奏終了後にも「ごめんなさい…w」と再度謝罪していましたね。いえいえそこが良いのですよ(謎のフォロー)。

懐かしい曲といってはいましたがアルバム「Keisuke Kuwata」は飛ばしていましたね。この後で演奏されるかと思いきや…。

 

 

  1. 飛べないモスキート(MOSQUITO)

この曲も「ROCK IN JAPAN FES.2002」以来14年ぶりですね。そろそろモスキート音を聴けるか怪しくなり始めていますが、その曲はちゃんと聴こえたのでほっとしました(?)。

かばう蝋燭もなく、暗い教室の隅で泣きながら過ごしていたような(いやまだ現在進行形かも(大袈裟シリーズ))私には(?)歌詞とは裏腹なサウンドのポップさに少しだけ恐怖を覚えていたので、この曲との距離の取り方がうまく出来ていなかったのですが、今回生で聴くことができ、やっと距離の取り方が分かった気がした…というよりもそんな考えはどうでもよかったのだ…とすべてを赤い川の水で(余計な一言)洗い流せて貰うことが出来ましたね。

 

 

  1. エロスで殺して(ROCK ON)

こちらもけいすけさんツアーぶりと久々ですね。ここで初めてシングルにもベストアルバムにも収録されていないアルバム曲のご登場となりました。

この後にも数曲SMをテーマにした曲がご登場しますが、個人的にはその中ではこの歌が好きだったのでラッキーでした。

ここまでのMCからの孤独の太陽からの3連発はかつてのX’masライブ、けいすけさんツアーでもあった流れだったので、過去の踏襲だったのでしょうか…。

ちなみにふと気が付いたのですが、孤独の太陽の中で「月(明かり)」という単語が出てくるのは、シングル曲の「月」以外ですとこれだけなのですね。

 

 

  1. 東京ジプシー・ローズ

次はROCK ONからのROCK AND ROLL HEROに行くのでは…と思っていたところでのこの曲だったので、今日は冴えているなと感じていました(?)(でも今これを書いてる段階で東京美人からのジプシー・ローズというのもありだったと気付いた)。

もう10年以上妖艶過多症が完治していないので(?)、この曲の頭のベース、間奏のギターとフルートの絡みがまた大好きでして…。

そういえばタイトルに東京という言葉が入っている曲で演奏されたのはこの曲だけでしたね。これは(特に本人曲の東京は)THE ROOTSを見てねという無言の宣伝の可能性があったのかもしれません(?)。

 

 

  1. SO WHAT?

東京ジプシー・ローズの終わりから次に繋げる流れがあり、ROCK AND ROLL HEROからの曲が来ると思いきやヘリコプターの音と映像が登場し、この曲が始まると同時にMUSIC MANコーナーに突入してしまいましたね。

ただ何となくその前奏的なところで「何かROCK AND ROLL HEROっぽくない気がする…もしかしてSO WHAT?あたりかも…」と思っていたところでのヘリだったので、この辺までは2016年最後の直感の冴えを発動させていました。

一時期MUSIC MANで何故かこの曲ばかり聴いていた時期がありましたね…。

ラストの「The end. Beautiful friends.」の声が大好きなのでカットされることなく歌われたので、安心しました(?)(何かそんな気がしたので)。

 

 

  1. それ行けベイビー!!

序盤のこの位置に来るとは意外でしたね。桑田さんのギターだけではなく他の楽器も演奏されていましたね(説明できない)。

紅白での復帰曲、宮城ライブと元気になろうぜの会ではライブの核となっていた曲になっていたように思う配置だったということもあり、今回この位置で歌われたことにより、良い意味でようやく普通の1曲になったように感じました。

またここの演奏で「ああ…これメンチカツ・ブルースもライブでやるな…」とも何故か思いました。

…そういえばおかしいな。ソロライブはI LOVE YOUツアーと今回で2回目なのに生でこの曲を観た聴いたしたのは初めてではないような気が…。その答えはいつか何処かで(?)。

 

 

  1. 月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)

この孤独の太陽からROCK AND ROLL HEROを経由してMUSIC MANへコーナー(捻りのないパクリ)のラストはこの曲でした。

ラストの方でバックモニターに映った太陽に桑田さんの顔を重ねているのが、孤独の太陽と月光の聖者達という真逆の存在を融合させていると言いますか、桑田さん自身が孤独の太陽であるのと同時に月光の聖者でもあるという多面性の「顔」を表していたりするのかしら…など考えれば考えるほど意味不明な物しか出てこない状態となりかけていましたが、この曲のパワーに無事消化され、結局は良かった…と恐ろしく単純な感想で行き載ることが出来たとさ(めでたいのかは知りません)。

 

 

MC

ここではメンバー紹介がありましたね。小道具と効果音を駆使するカースケさん、実は日本人なコーラスコンビ、深町さん何と67歳(そういえばそうでしたね)と色々ありましたが、今回ベースの竹下さんは初めての方でしたね。桑田さんが「かっこいいでしょ?」と言っておられましたが、確かに「今回のベースの人かっこいいけど誰だろう…」とモニターに映る度に思っていました。男ですがステージにいる人の中で2番目に抱かれても良いなと思いました(?)(1番はまあ分かりますでしょ)。誠さんのあのくだり28日以降も無事に(?)使われたのでしょうか…。

 

 

  1. 愛のプレリュード

今年(2016年)の曲から…というMCから始まったのは、2016年CMで初めて流れていた(ですよね?)この曲でした。

エゴサとやらを行なったところ夏のヨシ子さんナイトでは歌われておらず、今回初めてライブで演奏されたそうですね。

MCを挟んでいるとは言え、MUSIC MANからの選曲はどこか重さを感じるような曲が続いていたので、らしいと言いますか、180度違うサウンドに安心感を覚えましたね。

個人的には「恋人未満の僕でいい」の部分を聴きますと、ハワイよりも茅ヶ崎を思い浮かべるのは私だけでしょうか。

 

 

  1. 大河の一滴

煽りコーナーの頭に置かれるのでは…と予想していたので、この位置での演奏はちょっと意外でしたね。

ライトの使い方がとても格好良かったですね。2番では枯れ葉が舞っておりました。最初モニターで見て、映像を合わせているのかな、と思ってステージに目を戻しましたらちゃんと(?)実物が舞っていました。台詞のところはコーラスのお2人が担当されていましたね。

桑田さんも僕もここで大河の一滴にならずに良かったです(?)。

そんな私はブラックコーヒーがまだ飲めません。顔は老け顔なのに子ども舌とは私の事よ(どうでもいい)。

 

 

  1. あなたの夢を見ています

モニターの字幕を見てまず違和感が。なんと曲名が「あなたの夢をみています」となっているではありませんか。初日なので字幕さんも緊張していたのでしょうか(?)(他の日はちゃんと直っていたのだろうか)。今回ちょこちょここれはミス?という物を発見してしまったので、今回モニターを見る率がいつもより多かったのでしょう(この前にもフライングがありました。エロスで殺してだったかな?)。

この曲すごく「Keisuke Kuwata」感がありますよね。特にイントロが。でもMUSIC MANを得なければ歌えない曲なのだろうとまた訳の分からない余計なことを思ってしまうので、誰か何とかしてください(?)。

ライブに行けず家で寂しくあなたの夢を見ています…状態にならなくて良かったです(?)(上と同じような締め)。

 

 

  1. 傷だらけの天使

曲が始まる前に波音のSEが。しかしやけに長い、何かトラブルが…?と不安になり始めていたところで桑田さんが「すみません今着替えています」と一言。安心すると同時にそういえば最初のMCの時から何度か「暑くない?」と聴いていたのでそういえば…でしたね。

着替えてきましたが、下は完全にジャージでしたね。Tシャツにジャージのズボンというスタイルだったので、リハーサルかと錯覚しそうでした(?)。

百万本の赤い薔薇かメンチカツ・ブルースだろうか…と思っていたところでこの曲だったので不意打ち感がありました。

そういえば横浜ソングの1つでしたね。ライブ前日にたまたま聴いていたので、生で聴けて嬉しかったですね。今回この曲の良さがまた少し分かった気がしました。

歌詞に「背中の翼を広げ」「赤い薔薇」とあるので、次こそ百万本の赤い薔薇もしくは君への手紙が来るのでは…と思いきや…。

 

 

  1. 恋人も濡れる街角~Yin Yang

ポーン、ポンみたいなコーラス的なものから始まったのは、何と恋人も濡れる街角でした。歓声というよりも「おお…」というまさかこの曲を…というようなどよめきがありました。

しかし、やさしい夜遊びでの流す曲1番攻撃のだーはらさんもびっくりの(?)1コーラスのみの演奏でYin Yangに突入してしまいました(正直ちょっとだけ歌って次の曲に繋げそう…と妙に冷静に思ってはいました)。

悪戯されてと歌詞を見比べてみますと、リンクするところが多々あったので、当初はここに悪戯されてが置かれていたのでは…という妄想が広がりますね。

もしくが不思議な恋という名の17歳の時の命を懸けた恋が時を得て今夜訪れたのかも知れません(?)。

Yin YangもI LOVE YOUとサザン復活の間に位置してしまい、夜遊びライブでのみの披露だったので、ついに…という謎の感慨がありましたね。

いつかライブで見たい…と思っていた曲だったので、ようやく無事に聴けました。

あとこの曲の字幕は白だったのですが(曲によって白か青になっていました。悪戯され手などの一部の曲はフォントも変わっていましたね。しかし色はどういう基準で変わっていたのかは分からず…)、「Everynight, I’m so lonely.」のところだけは何故か青になっていましたね。

 

 

  1. メンチカツ・ブルース

誰ですか。この曲が始まったときに笑っていたのは(結構いましたよね?)。

CD版のアコースティックギターからエレキギターに変わっていましたね。駄洒落部分では映像が出る(コロッケの時はコロッケの画が、でもタマの時にはタマちゃんが、流石だツアーのマンピーヅラを思い出したのは私だけではないでしょう…)のと同時にコーラスのお2人が徐々に笑い始めるというのも芸が細かかったですね。

台詞部分は佐藤嘉風さんが担当されていましたが、キャベツを持たされたり、「還暦になって何を言っているんですか」という皆様の思いを代弁(?)するなど、メンチカツを差し入れたくなってしまう(?)ほどの活躍を見せておりました。

ピーで隠されていたとは言え、朝のハイキングロードであんなことをするのは流石にまずいですよね(真面目な突っ込み)。

 

 

MC

着替えの下りから、「最近の若いスタッフは頭の回転も早くて…」という話になり、急に1人のスタッフをステージに呼び出し紹介をしていました。女性のスタッフさんでタカナシさんと言っていたでしょうか。何か一言と桑田さん、しかし拒否するタカナシさん、すると桑田さん肩を組み「喋るまでは帰さないよ…w」と一言。これが公開セクハラですか…w。公開インタビューが終わると(結局話さなかったような…)「明日は○○(忘れました)だから準備しておいてよ」と予告していましたが、最終日までやったのでしょうか。

そして再びメンバー紹介時の誠さんに触れ、「明日から誠の部分はカットだなw」という下りがあり曲に入りました。

 

 

  1. 風の詩を聴かせて

波音のSEが流れているのにも関わらず、誠さん弄りを初めてしまったので(波音+そこでモニターに映った誠さんがアコースティックギターを抱えながら座っていたのを見て)、この曲かなと予想が出来てしまいました。

ちょうどヨシ子さんのシングルに収録されている女川ライブ版のこの曲を聴いて、ようやく良さといいますか、そういうものが9年という時間を掛けて分かってきたように感じてきたので、いつかライブで聴ければ…と思っていたところだったので、本当に今回聴けて良かったな…と。

そういえば東京ジプシー・ローズには「風の詩を聴け」という歌詞があるので、この曲をやるという伏線が張られていましたね(?)(呼び捨てライブの時にもう誰かは書いていそうですね)。

 

 

  1. JOURNEY

曲が始まる前に子供さんの(4~5歳くらいの子でしょうか)声で「くわたさーん」という呼びかけがあり(これがまたよく響いていました)、少し会場から笑いがこぼれた後に始まったのがこの曲でした。

まさかこの曲を歌うの…?というのが最初に浮かびました。夜遊びでのソロ曲リクエスト回で流してはいたので今回歌う可能性がありましたが、流れ+そのラジオでのリクエストから次は誰かの風の跡かな…と予想していたので尚更だったのかもしれません。

斜め前の方にいた人が立ったまま微動だにせずこの曲を聴いていたのが印象に残っています。まあ風の詩とここで立ったまま聴いていたのは、私の回りではあと私と2~3人だけでしたが。

完全に偶然の物でしたが、最初の子供の声が良い導入になったように思いますね。その子がいつかまたJOURNEYを聴いたときにこの日のことを思い出してくれたら良いな…とまるで父親のような目線になっていましたね。

最後のサビはカットになっていましたね。今回のライブでカットされた部分があったのはこの曲だけでしたね。

 

 

  1. 君への手紙

この曲から忘れかけていたリストバンド(毎回付けているのを忘れているような…)が光り出しました。会場にいる全員の腕に金メダルが宿りましたね(金(黄)色だったのかは忘れたけど)。

そういえばシングルの表題曲がバラード、というのは久しぶりですね。何となくサザンと比べてソロは冬のバラードが多いようなイメージがあります(白い恋人達君にサヨナラを…等々JOURNEYも秋という単語がありますしこっち寄りかしら…)。

私、サザン関係のCDを買いますとしばらくそれしか聴かなくなってしまうのですけど、君への手紙も例外ではなく購入日からこのライブ当日までひたすら聴いていまして(ヨシ子さんのシングル曲ご一行様も聴いたので、記録(?)はここで途絶える)、横浜アリーナに着いて4曲をもう一度聴いた時に「ああ…これ今日生で聴きたいね…」とようやく消化が出来たのか、スイッチが入ったのかは分かりませんが、とにかくそう思えたので、やっとただのバカから小粋なバカとしてこの曲を聴くことが許されたなと思いました(?)。

JOURNEYからの流れで聴きますと、君への手紙で歌われている「夢の欠片集めて」の夢というのが、JOURNEYでの「とうに忘れた幼き夢」では無いのかと…そして「寂しくて口ずさむ歌がある 名も知らぬ歌だけど 希望に胸が鳴る」この名も知らぬ歌が君への手紙、「夜中のラジオで聴いた ハートを切なくさせた歌よ」このハートを切なくさせた歌がJOURNEYなのでは…とリンクさせながら聴いてしまっていましたね(両曲とも希望に胸が鳴り、溢れますし(?))。しかしこんな時までこんな事を考えている私はやはり小粋の付かないただのバカですよね…。

 

 

  1. 真夜中のダンディー

ここから所謂煽りコーナーに突入となりました。フルバージョンで聴いたのは初めてだったでしょうか(I LOVE YOUツアー宮城ではどこかがカットされていたような記憶が)。

個人的には桑田佳祐名義の曲と言われて最初に思い浮かぶのはこの歌でしょうか(好き嫌いは別にしまして)。

「夢も希望も現在は格子の窓の外に~」のところはあの上げると言いますか、外すと言いますかの歌い方でしたね(説明できない)。

孤独の太陽の30代、ROCK AND ROLL HEROの40代、呼び捨てされ(?)MUSIC MANとなった50代、そして今回の還暦60歳となったすべてのダンディーさん、いずれも色が違って見えてまた素晴らしいなと思います(まだ23歳とは思えない貫禄ですね…私の方が年上というのが申し訳なく思えてきます(?))。きっとすべてを生で観ていたらどの時代の桑田“真夜中のダンディー”佳祐(某夜遊び風)が好きか論争が僕の中で終結することは多分無かったでしょう(?)。

 

 

  1. ROCK AND ROLL HERO

ダンディーさんの次はHEROさんが煽りコーナーでは呼び捨てライブ以来のご登場です。といいますか、真夜中のダンディーからのROCK AND ROLL HEROの流れは、けいすけさんツアー、呼び捨てライブに続いて3回目ですね(飲料系メーカーがスポンサーの時限定の流れかと思ったらマウントレ○ニアの時には2曲とも選曲すらされていなかったので残念でした(?))。

ソロではサザンとは一概終盤のこのコーナーであまり定番の流れを作っていない印象がありますが(意図的なのでしょうか…そういえばI LOVE YOUツアーでは2曲ともここのコーナーでは演奏されていませんでしたね)、この2曲はサザンで言うマチルダBABYとミス・ブランニュー・デイ的なコンビになりつつありますね。

映像で某次の大統領さんが出てくると思いましたが、出てきませんでしたね。まあまあまあ…そうですよね。確かこの曲とJOURNEYでは特にでしたが、イヤモニをずっと抑えながら歌っていましたね。故障か何かがあったのでしょうか…(そればかり気にしていた(スタッフか))。

 

 

  1. 波乗りジョニー

イントロに入る前の前奏がLet’s try againっぽかったので、波乗りジョニーのイントロになったときはちょっと騙された感がありますね。今度は青いテープがパーンしました。この曲では桑田さん黄色のアロハかジャケット(また忘れた)を羽織っていましたね。

なんと言いますか波乗りジョニーでの歓声・盛り上がり方を見ますと、色々あってソロの曲になったとは言え、ソロの世界でサザン的な顔の出来る曲というのは実はとても大事な気がします。何となくこの曲は(良くも悪くも)世間のイメージする桑田佳祐という曲じゃないですか…。そういう曲があるからこその(今回は選曲されていませんが)「月」や「東京」そして「ヨシ子さん」のような曲がより引き立つと言いますか、サザンでは主役になるようなところを、ソロであえて名脇役として起用するように見えてしまいますね(でももし実際にサザン名義で発売されていたらライブ終盤曲の仲間入りを果たせていたのでしょうか…太陽は罪な奴的なポジションには収まってた可能性もありそうですが)。

ここで余談を…(まあここまでそれしか書いてないけど)。今回のライブで私の席はいかにも身の丈にあったところ(?)でテープなんて届かないところだったので、無関心(さすがに近くに来たら取りますけど)にステージの方を見ていたのですが、スタッフの方がそのテープを渡しに持ってきたのですね。それに気付いた皆さんステージそっちのけで(それは言い過ぎか…)手を伸ばしていました。私はステージで歌っているお方を見るのに精一杯だったので、手を出さずいましたが、スタッフの方がいる通路側だったので、横の人に渡さないとと思い流石に…と横に来たときに手を出したのですが、何故かスタッフの方私の方にまで手を伸ばしていた隣の人にテープを渡したのです(まだ無関心気味だった私にも当然非がありますが)。思わず首をひねってしまったその時通路を挟んで隣にいた方が「はい!」と私にテープを分けてくれたのです…。人の優しさがこんなに身に染みたのは久しぶりでしたね…。あまり曲に思い出を持っていない私でしたが、波乗りジョニーは優しさという思い出が付加されたちょっと特別な曲になりましたね…。

 

 

  1. EARLY IN THE MORNING ~旅立ちの朝~

どうやらこの曲で年越しとなったそうで(ライブビューイング&WOWOWは見れずエゴサ情報)。

「愛よもう一度 今、蘇る」早速朝に愛が蘇るとはジョニーさんのジョニーさんはなかなかですね(?)(最低の下ネタ+波乗りジョニーさんへの著しい風評被害発言)。

恐らくラストにヨシ子さんを持ってくるだろうからあと1~2曲どう来るだろうかと思っていたので、そこどうするのかしらと思っていたら、この曲がありましたね。

宮城ライブとみんなで元気になろうぜの会では微妙に煽りコーナーからずれたところに選曲されていたので(明日へのマーチがありましたから)、中盤の終盤(?)というイメージがあるとはいえ、ここのコーナーに選曲されても違和感がない、といいますかようやくここに来てくれましたか感(?)がありますね。

あの曲中の声は、CD版の物でしたね。Tigerさんにはまだ荷が重かったのでしょうか(?)。これが清水美恵師匠が師匠と呼ばれる所以なのでしょう(?)。

うん…?美恵師匠…美恵さん…ヨシエさん…まさか…?

 

 

  1. ヨシ子さん

ラストはやはり2016年を彩った(?)この曲でございました。

R&BもEDMもHIPHOPも…あ、あと演歌も分からない、いやそれ以前に九十年代のノリからどうも分かっていない私ではありますが、割と早い段階で惚れちゃったのでライブ前に好きな曲ですと言えるくらいにはなっていったので良かったです(?)。

ただ生で観てもヨシ子さんで登場するヨシ子さん(?)はやはりまだ怖いですね…。こちらに慣れるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

歌詞の字幕では「真夏の太陽 スゲェ High!!」の所にくると何故か遅れて出てきていましたね。他の公演では直っていたのでしょうか。

音楽番組に出演したときと同じように色々な方がご登場していましたが、本編最後にダンサーさんが大量降臨されるサザンでの勝手にシンドバッドマンピーのG★SPOTとはまた違う盛り上がりがありましたね。

最後は「やってらんねーよ」と言い残し桑田さんはステージから下がっていきました。イイ歳こいてヨシ子さんを約1万5千人の前で捨てていくとは、還暦にもなりますと捨てられた悔しさは相当だったのでしょう(?)。

 

 

アンコール

  1. 幸せのラストダンス

出てくるまでの時間がいつもよりも長く感じたので、けいすけさんノーリターンだったらどうしようと不安になりましたが、無事に戻ってこられたので安心しました(?)。

幸せのラストダンス、この曲もまた大好きでして…。別に結婚したいわけでもそんな相手がいるわけでも無いのですが、何ですかねえ…語彙力が無いので言葉では説明できないのですけど、この曲を聴いていたある瞬間に「あ…これ好きだわ…」というスイッチが入ってしまったようでして…。I LOVE YOUツアーではこのスイッチが入る前だったので、今回は2回目とはいえ初めて生で聴いたような位に嬉しかったですね。

ここで幸せのラストダンス→百万本の赤い薔薇→可愛いミーナの薔薇メドレーが来るのでは…と思っていましたが、ありませんでしたね。

あとこの曲で「所帯」という言葉を聴く度に男はつらいよの方の寅さんを思い出し(寅さんは結婚するか、を所帯を持つかというので)、それと同時に歌っている人は当然桑田さんなので、勝手に音楽寅さんが結婚した時のテーマソングとしています…というどうでもいい締めをして次に行きましょう。

 

 

  1. 白い恋人達

本編の方で演奏しなかったので、あえて外しに来たのかなと思っていたらアンコールでの演奏でしたね。もしかしたらラストソングかな…とライブに来る前は予想はしていましたが、まさかでした。

バックステージのリストバンドとモニターの雪の映像がすごくマッチしていて、雪が降って積もっているように見えるのが演出としては今回1番だったと思います。

そういえば最初のMCでバックステージの方々に対して「後で行くからねー」と言っていましたが、この曲でようやく(と言ったら失礼かしら…煽りコーナーの時に行くと思っていたので)そちらの方へ向かっていきましたね。あえて白い恋人達の時に行くというのが、なかなかにくいことをしますな…と謎の第三者目線になっておりました。

 

 

28.祭りのあと

ラストはやはりこの曲でした。まさに「胸に残る祭りのあとで 花火は燃え尽きた」というところが私的にライブのラストにピタリとあうフレーズだなと思います。

白い恋人達のラストで涙と歌いきった後に、「涙も枯れ果てた」この曲を持ってくるあたり狙っているなと思いました。

ラストと言うこともありダンサーの皆様の全員登場されていましたが、「野暮でイナたい~」のところでしたかヨシ子さんが何度かジャンプしていましたね。なるほどこれがディスコでフィーバーですか(?)。

間奏のハーモニカは自分が吹く、と桑田さんが吹いておられましたね。さのさのさの祭りのあとが個人的に好きなテイクなので、それに近いと呼べる物が生で観ることが出来て良かったですね。

ラストのサビを「横浜の街に~」のように替え歌をせず原曲通りに入ったので、「1度歌詞を原曲と同じで聴きたいので、そのまま最後までお願いします…」と願っていたので(?)その通りになってほっとしました(?)。

…「お前だけが死ぬほど好きさ」のところでこっそりとステージのセンターの人に指を指していたのは私です…でもそれは内緒です。

 

 

祭りのあとが終わり、もう一度メンバー紹介、センター集合の後は割と早く退場されましたね。近くの方が「帰るのは早いのよねー」と言っていたのが妙に印象に残っております。個人的には退場の際に桑田さんと深町さんが握手していたシーンがすごく焼き付いていますね。確かに良いシーンだと思っていましたが、かなり鮮明に残っているなと今書きながら思っています。

そして終演後お土産にUCCのコーヒーが貰えると言うことで会場から出る際に貰ったのですが、どうやら数が足りなかったようで、私のもう少し後ろの人には貰えない人が結構いらしゃったみたいですね。スタッフの方も「まだ人がいるのにコーヒーが無い」と駆け回っていましたね。

そんな様子を見ているととても強い風が吹きまして(雨も降っていましたね)。柵が倒れると同時に凄い音が…。なんと会場正面から見て左にある(グッズの大きい看板があった方です)階段の上のテントが壊れ金具が転がってきていましたね。割と近くに(というか一番階段近くにいたような…)いたのでとりあえず金具を拾って渡しましたが…。巻き込まれた人はいなかったようで安心しました(多分基本負のオーラを纏っていると言われている私のせいです。申し訳ございません)。

 

 

 

さてさて改めてライブの方を振り返ってみますと、KUWATA BAND曲無しは前回のI LOVE YOUツアーでもあったので、あまり驚きはありませんでしたが、Keisuke Kuwataからはシングル曲の悲しい気持ち以外の選曲はありませんでしたね。孤独の太陽(5曲)とMUSIC MAN(6曲)からの選曲が多かったこともあり、これはちょっと以外でした。

孤独の太陽からROCK AND ROLL HEROそしてMUSIC MAN…のコーナーはラジオで「曲順が決まってない」と言っていたところなのかなと思いながら聴いていましたね。

2016年に発売された曲の中で、唯一百万本の赤い薔薇は演奏されませんでしたね。美しい瞳に酔ってしまい選曲するのを忘れていたのでしょうか(?)。次回以降歌って貰えることをそれなりに期待しましょう。

 

今回は子供が出来た以外は(?)特に何も発表がありませんでしたね。となると今アルバムを作っているとのことなので、秋あたりにアルバム発売、そして年越しライブを含むツアーという流れになるのでしょうか…。まあここはあまり考えても仕方が無いので楽しみに待つことにします。

 

 

 

…私、サザンをちゃんと聴き始めたのは2005年の末からで、ソロの曲を初めて意識して聴いたのは2006年になるので、今回のこのライブはちょうどソロ曲を聴き始めてから10年目の区切りに当たるのですね。なので少しだけ特別な想いを持っていたり持たなかったりでした(去年のおいしい葡萄の旅も同じようなことを思っていましたが)。

当時は10年後も好きでいられるのだろうか…と謎の長期的願望をしていましたが、好きでいましたね…。前年も同じように思ってはいましたが、2006年というのが、あまりにもサザン(ソロ含め)漬けの生活を行なっていたので、余計に好きでいられて本当に良かったと改めて実感出来たライブでした…。

 

またひとつとても大切な思い出を頂いてしまいました。桑田さん、サポートメンバーの皆様、スタッフの皆様本当にありがとうございました。

あと3年位はしつこく生きていようと思いました(?)。

またもし逢えることが出来れば最高に嬉しいですので、次回以降も縁が続くことを祈りながら、この無駄に長い文章を締めたいと思います。

そしてここまで読んでしまった方ありがとうございました。そしてすみません。

2017年となってしまいましたが、これでようやく2016年を終えることが出来ました。皆様良いお年を。

 

 

 

あとがきのようなもの

いい加減WOWOWに加入したいです…と10年間思っているだけで行動しない結局は小粋と頭に付くにはまだまだ遠いただのバカな私なのでした。