特に望まれていないがらくたツアーの感想のようなもの東京編でございます。
えー…最初に申し上げますが、新潟編で(自分なりに)ちゃんと書いている(つもり)ので、今回は多少遊んでおります…と言いますか、別な趣味が顔を出しておりますので、ふざけている感が全く隠せていないのでご了承下さいませ…。
さて、また懲りもせず(?)今回は東京ドームの初日である11月11日の公演にこっそりひっそりと参加してきてしまいました。
のっけからどうでもいい話なのですが、私東京ドーム公演のチケットというものの縁が恐ろしく無い奴でして…。2015年のサザンのドームツアーである「おいしい葡萄の旅」は3度落選、今回も同じく3度外してしまいました。ただ中止になってしまった2010年の時は当選してはいたのですが…。恐らく私が野球好きでもあるので、「野球で先に来ない限りはドームのチケット運は低いままにしてあるぞ」という野球の神様あたりの悪戯されているのかも知れません(?)。
何だかんだで同行の方が当ててくださいました…。Mさん本当にありがとうございます。
さて当日ですが、東京ドームに到着し、いざ潜入…の前に、躊躇無く向かったのは、「野球殿堂博物館」。それまで東京ドームの中には1度も入ったことがないくせにここにはもう10回以上来ているでしょうか…。ここはもう実家のような安心感がありますね…(?)。いつもライブ前はずっと謎の緊張に襲われ、1人もがいているのですが、今回ここに来たことでかなり落ち着けました。
ちなみにですが、ちょうどこのライブの頃、栄光の男こと長嶋茂雄があの天覧試合でサヨナラホームランを打ったバットが26年ぶりに展示されていたのですよ、奥さん(この天覧試合の日付は偶然にも6月25日なのですよ…。繋がりましたね(?))。
まあそんな事を書いている私は、その長嶋と同時期に活躍し、同じく東京に本拠地を置いていたあるチームで背番号「3」を背負った選手のレリーフをべたべた触るという儀式という名のとても気持ち悪い行為を行なっていたことをここで懺悔します(?)(カープの選手が津田プレートを触ってグラウンドに出るのと同じと思って下さい…とこれはカープファンの方に怒られてしまう例えですね…大変失礼いたしました…)。
そんなこんなで時間が近付いてきたので、いざ東京ドームの中へ。人酔いしかけていましたが、何とか潜入に成功しました。ただ1つ大きな誤算が…。席に着いたのが、開演20分前でトイレに向かったのですが長蛇の列。「これは間に合わない…」と判断。引き返してしまいました…。一応野球殿堂博物館で用を済ましては来ていましたが、結果大きな不安とハンデ(?)を背負いその時を迎えることに。
しかしそのトイレへ向かう途中、若い頃の長嶋茂雄にそっくりな男性とすれ違えたので、悪いことばかりでは無かったですね(?)。これで東京ドームに来たな、と実感しておりました(?)。
入った時間が遅めだったこともあるのか会場で流れている曲は今回洋楽だけでしたかね…?基本サザン関係以外の音楽は分からない老人なのですが、開演前最後に流れていた曲だけは「あれ…これは…」と…。
このライブの数日前にPV集「MVP」に「SHE’S A BIG TEASER」が収録されるという告知がされていましたね。その「SHE’S A BIG TEASER」でコラボしたダリル・ホール&ジョン・オーツの「Private Eyes」が流れていたのです。
実は桑田さんの初東京ドームというのは、1988年10月14日のホール&オーツのライブにゲスト出演した時なのですね。その時最初に歌ったのがこの「Private Eyes」だったのです(他にも2曲共演しております)。
「もしかしたらおいしい葡萄の旅の時のHELPのように演奏したりするのかしら…」と少し思いましたが、そんなことはありませんでした。そりゃそうですよね。
そんなことを考えているうちに開演となりました。いざ2度目のがらくたライブの世界へ…。
1.しゃアない節
新潟で見ていたので、そういう登場ということは分かっていましたが、流石に見えにくかったですね。まあこれが本当のしゃアない節ですか(?)。ドームという広い空間でたった1人にしかスポットライトが当たらない演出、というのもまた凄いですねえ…。必然的に1対55000になってしまう訳で…。しかしそれで55000人が負けてしまうのですよねえ…。桶狭間の戦いで勝利した織田信長をも唸らせてしまう戦術ですね(?)。
この曲が始まったときに(と言いますか歓声が上がったとき)無意識に立ち上がったのですが、席が割と上の方だったので、角度が結構ありましてとても怖かったですね…(高所恐怖症おじさん)。流れで(?)3曲目までは立っていたのですが、その後は要所で立つに(?)留めました(怖いなら止めなさい)。
上記しましたように、ドームの中へに入る前に野球殿堂博物館に行きましたが、もう1ヵ所と言って良いのか分かりませんが、鎮魂の碑という石碑を見ておりまして…。それは戦争で亡くなったプロ野球選手の名や追悼文が刻まれているのですね(ちなみにこれは外にありまして、博物館の中にはプロ経験者を除いた野球関係者の名が刻まれたものがあります)。それを見てこの曲を聴きますと、沢村栄治や景浦將、そして個人的に好きな田部武雄、中河美芳…という戦地に赴き、戻ってくることの無かった当時の野球選手に思いを馳せずにはいられませんね…。
2.男達の挽歌(エレジー)
この曲でステージ全体が明るくなり見やすくなったこともあるのか、1曲目以上の歓声があったように思いますね。
帽子を被っていましたが、そういえば新潟では被っていましたっけ…。忘れてしまいました…(被っていなかったように記憶していますが…)。
東京ドームで「ここで一発キメたら~」というところを聴きますと、ホームランのことに聴こえてしまいますね(?)桑田さんですし(?)(その昔ホームラン王のタイトルを取ったことのある桑田武という選手が大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)にいまして…ちなみに晩年読売ジャイアンツでも1年プレーしたことがあります…がこれはまだ東京ドームの完成する20年近く前の後楽園球場時代のお話でした…)。
そしてこの曲といえば「ダンディハウス」のCMソングでしたね。東京ドームのベンチにありますブルペンに繋がる電話にはダンディハウスの広告が入っているので、それを踏まえた選曲だったりするのかな…と野球好き老人は勝手に解釈してしまうのです。
3.MY LITTLE HOMETOWN
少年時代のことを歌っている曲を大人になりプロの歌手として暮らしている街東京で歌っている、というのも勝手にですが桑田佳祐という1人の人物の何と申しましょうか…「歴史」というものを感じてしまったりもするのです…。
花火の演出は新潟初日から続いているようですが、やはり広い場所になりますとまた印象が変わって見えますね。これでホームランも2本目が出ましたね(?)。
MC
早速「松山千春です」と先制攻撃が(?)。夜遊びでもやっていました「果てしない~」というところを何度も歌う桑田さん。残りの公演でどなたが登場されるのか楽しみですね(?)。
ここでも何か質問がある方は挙手を、とおっしゃっていましたが、今回は前の席の方は拾われていましたねえ。最初の方はただ質問もなく挙手していた方でしたが(桑田さんに勢いで挙げちゃったでしょ?とツッコミが)、2人目の方は名前付きで「愛してる」と言って欲しいというまさかのリクエストが(ヒロコさんでした)、予想外だったこともあったのか「えっ」という反応でしたがしっかりと答えておりました。会場にいた他のヒロコさんはラッキーでしたね。ヨシ子さんだったらより面白かったのですが(?)、仕込み感が出そうなのでヒロコさんで良かったですね(?)。
4.愛のプレリュード
ジャケットはこの曲の前に脱いでおられましたね。今回のツアーの各公演での、どのタイミングでジャケットを脱ぐのかを知りたくなります(?)(謎目線)。
「愛してる」と言った後にこの曲ですから、ヒロコさんとは恋人未満で終わってしまったようです(?)(大失礼)。ええ…ライブ中はそんなことばかり考えていますとも…。
ステージがブルーになるので、グラウンドにいる方々が波のように見えていましたね。こういう広いところですとお客様も演出に含まれるのが良く分かりますね(?)。
5.愛のささくれ~Nobody loves me
新潟公演では、緊張からか(?)モニターに曲名と歌詞が表示されていませんが、今回はしっかりとモニターさんは仕事をしておりました(?)。ささくれていなくて良かったです(?)。
都会の真ん中で聴くこの曲もまた背伸びをしているなと思いました(?)(単純)。
やはり現段階でがらくたの中では1番好きな曲と再認識できたこともありますが、東京でこの曲を聴けたのはまた良かったですね…。
6.大河の一滴
あの縦になるライトが好きなのですが、流石ドームと言うこともあり大幅に増量されていましたね。これが光の世界ですか(?)。
間奏の台詞のところは新潟と比べてゆったりとしていたような。何と申しましょうか…こういう台詞のある曲は序盤に置いておくと今回のような替え歌と言いますか、遊びやすくなるのかな…と思ったり。
果たして駅のホームで待ち合わせをしてドームまでやって来た方はどの位いたのでしょうか(?)(まあきっと混雑でそれどころではないですね…)。
7.簪/かんざし
前奏が追加されていましたね(どの公演からこのアレンジが入ったのでしょうか…?)。映像に薔薇が映っていたので一瞬曲順(と演出)が変わった…?と思いましたが、その前奏の曲調を考えるとそんなことは無い…とすぐに思ったので忙しい一瞬でした(?)。
まだ…この曲の良さを分かるには私は幼いのでしょう…(もしくはただの馬鹿なだけですね)。
まあ孤独を気取ってはいるので(?)そろそろ何かがピンとくることを期待しましょう(?)。
8.百万本の赤い薔薇
前回新潟で聴いた際には喜びの感情が漏れ出てしまったので、今回は座っていたこともあってか落ち着いてステージを見る+聴くことが出来ましたね。
この曲を聴く度にステージの中央にいるあの人に百万本の赤い薔薇を捧げたくなります(?)がそんなことを思う方もまた100万人ほどはいるのでしょう(?)。
この曲を東京ドームで聴いて、1993年のシーズンオフにFA宣言した当時のジャイアンツの投手槙原寬己を引き留める際監督だった長嶋が薔薇の花束を持って槙原の自宅を訪れた話を思い出していたのは、あの空間の中できっと私だけでしょう…。
9.あなたの夢を見ています
なんですのあの娘達は。パンツを見せながら踊っていたわよ。ハレンチね。
ああいうのはセクシーとは言わないのよ。1番が終わった時位のタイミングでモニターに映っていた眼鏡を直していた片山さんの姿、あれこそがセクシーというのよ。
まあ若い娘に大人の色気はまだまだ出せる物では無いから仕方ないわね。
10.サイテーのワル
本当サイテーですわよ。貴方。貴方と出会ってしまって私の人生は大きく変わってしまったのよ。でも魔法が解けない限りはそんなサイテーな貴方について行ってしまうのよ…。本当に罪な男ね…。
…大変失礼致しました。私の中の女子という名のオネエがうっかり出てしまいました(?)。これではあなたの夢…では無く、悪夢を見せつけてきたサイテーのワルという汚名が着せられてしまいますね(自業自得)。
大河の一滴の時もそうでしたが、広い会場ですとライト、と言いますかレーザーの演出が非常に映えますね…。
今回は最後までモニターが映っていたので、新潟公演で途中モニターが消えてしまったのはやはりトラブルだったのでしょうか…?。
MC
サイテーのワルで出ていました炎が「思ったより勢いがあって熱かった…」とおっしゃっていましたね。以前「I LOVE YOUツアー」で銀河の星屑を演奏した際に出ていた炎が客席にいても結構な熱を感じましたので、ステージは相当熱いのだろう…と考えていたことがあったので、色々と大変ねえと思っておりました。
そしてメンバー紹介へ。金原さんのパー子さん物真似の完成度が更に高まっていましたね。ただ金原さんコーラスも担当しているので、あの声は喉に負担にならないか心配になります(?)。角田さんは暴言が話題となりました某議員の方を物真似するつもりが、忘れてしまったのか後ろを振り返りカンペらしきもの(桑田さん曰く「なんだその汚い紙は」)を見返してしまうという痛恨のミスが。まあまあ皆さんミュージシャンなのですから、何処かのコミックバンドの「目立ちたがり屋の芸人」さんのようにはうまくいかないようですね(?)。
11.古の風吹く杜
はい。野球の話です(自重できずすみません)。
かつて東京ドームが完成する前、隣には後楽園球場という球場がありまして…。更に過去へ眼を向けますと、野球の変化球の1つであるカーブを初めて投げた日本人と言われます、平岡凞という人物が日本初の民間鉄道車両メーカー、平岡工場を設立した場所というのが、現在東京ドームになっているのです。
まさに日本野球史の古の風が吹く場所と言えるのです…。なので野球好きとしましては野球の歴史に思いを馳せてしまうのです…(ちゃんとステージを見なさい)。
ドーム内で吹いているのは、一部で色々と言われている空調の風だけではないのです…(?)。
12.悲しみよこんにちは
やはりこの曲は好きですねえ…ただただじっとステージを見つめることしか出来ないわけで…。こういう悲しみならいつでもこんにちはしたいものですがねえ…。現実は何ともです(?)。
ただ「たとえ宇宙(そら)が堕ちて来ようとも」のところでドームの屋根が堕ちることを一瞬でも心配してしまう私は何なのか(だって東京ドームの屋根は空気圧のなんちゃらで膨らましていますし…(謎の言い訳))。
13.Dear Boys
良かった…。セットリストから外れていない…とほっとしました(?)。
結果的にアルバム「Keisuke Kuwata」からはこの曲と悲しい気持ちだけの選曲だったので、より貴重感が出てきますね(?)。
そういえばこの曲は斎藤誠さんが初めて桑田さんソロ曲のレコーディングに参加した曲になるのでしたね。そんな曲を誠さんが還暦となる直前のタイミングとなるこのツアーで演奏している…というのも何と申しましょうか…ソロ30年、というものをまた改めて感じてしまうわけで…。
ちゃんとこの曲は映像化お願いしますね(?)(しつこい)。
14.東京
東京で東京を聴くというのは憧れでしたね(?)(厳密には1回ありましたが)。
東京ドームという東京の中でも非日常感があり、綺麗な東京を移しているような場所で、「東京」という場所のダークさを醸し出しているような、ある種の重さのあるこの曲を聴くというのもなかなか不思議な感覚がありましたね…。
桑田さんも東京で東京を歌う、ということに何かを感じていたりするのでしょうかねえ…?(多分こちらが思っているほどのものはない気がしますが)。
15.Yin Yang
「恋人も濡れる街角」の替え歌は東京バージョン(?)でしたね。「東京の町並みの変わって~東京都…?京都」という京都オチでしたね(?)。
からのYin Yangでしたね。こういうダンサーの皆様ご登場曲はやはりアリーナよりもドームのような広い会場に合う気がしますね…。
しかしあの方はやはりヨシ子さん…?確かに言われてみるとそう見える気がしますが、いややはりそんな訳が…。
16.君への手紙
稲川ジェーン・フジオカさんの映像、やはり怖いですねえ…(主な原因は稲川さんではなくあの方なのですが)。恋人も濡れる街角の替え歌のオチはここに繋がるわけですか(?)。映像終了後に「こんな男のために~温かい応援を(だったかな…)」という字幕が出てからの君への手紙へ…という流れになっていましたね。どの公演から始まったのでしょうか…。
やはり55000人の中でもせっかくリストバンドがピカーと光っているのに腕を振らずにただただステージを見つめるだけの小粋な馬鹿になれない私でございました。
17.若い広場
少しMCがあり「まだまだひよっこ」と言い曲が始まる流れは変わりませんでしたが、ドラマの台詞(ですよね…)とはいえ、桑田さん自身が本当にそう思って言っていそうなのが伝わってくるなあ…と謎目線で思ってしまうのです…。
そういえばこの歌声喫茶という名の東京ドームさん、このライブの時点で29歳という年齢なのですね。桑田さんの約半分で、ソロ活動スタートの後に生まれていますから、こちらこそまだまだひよっこ、ですね(?)。
ちなみに後楽園球場は50年で閉場となったので、実は桑田さんの方が後楽園球場より年を重ねているのですね…。
18.ほととぎす[杜鵑草]
凄く良かった…。とただただそれだけですね…。新潟の時はまだぼんやりとしていたのですが、この東京ドーム公演で聴いた時にその思いだけが巡っていました…。
実は新潟公演の後からこの日まで「がらくた」を敢えてあまり聴かないようにしてみたのですね…。どうしても何かを掴もうとしたり、色々と考えてしまう…という自分の面倒くさい部分が出てしまうので、新潟前まで時間があれば聴けるだけ聴いていたこともあったので思い切って逆のことをしてみようかと…。
今回、特にこの曲においては少し効果があったのかな…と思います。見事に印象が変わりました…。
19.過ぎ去りし日々(ゴーイング・ダウン)
煽りコーナーの先頭打者がご登場されると同時に会場のボルテージが上がりましたねえ。流石ドームのような会場ですと歓声や熱気が一気に上がるのがよく分かりますね(謎目線シリーズ)。
あのギラギラの衣装、遠くの方から見ますととても怪しい人に見えますね(失礼)。2005年、サザンでの「みんなが好きです!」東京ドーム公演が収録されているFILM KILLER STREETでの「歌っていなければ変質者です」というMCを思い出してしまいました(?)。
今回は歌っていても変質者ですね(大失礼)。
そういえば今回「シェケナベイべー」と叫んでいなかったように思いますが、もしかして新潟の時に思った某ロックンロールの方をモデルにした服装では無かったのでしょうか…?。
20.オアシスと果樹園
更にボルテージが上がった…と言いますか、過ぎ去りし日々で暖まったところでラストまで一気に…という流れが整った感じがしました。
そういえば間奏での「かーたやまくん、あーつおちゃん」他のメンバーの方にも応用できますよね(さーいとうくん、まーこちゃっんとか)。実は片山さん以外のメンバーでこっそりとやっている人がいるのかも知れないと勝手に思っておりました(?)(でも実際の所私の回りで言っている方やはりあまりいなかったような…(単に私に聴こえていないだけかも知れませんが)。
21.悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)
今回いくつか個人的な決め事のようなものを持って臨んでいたのですが、その1つに「サビの指さしを失敗したり小さくやっても気にしないようにする」という何じゃそりゃな決め事がありました。いつも周りの人の迷惑にならないだろうか…(建前)、指さしに意識を向け過ぎてステージを見ることが二の次になってしまうのではないか…(本音)。ということをついつい考えてしまうということがありまして…。途中までは気にしていなかったのですが、「Anyone would~」のところでも指さしがあるのをうっかり忘れていたのです…。そこから先はお察しの通りです(?)。
ミス・ブランニュー・デイの時の拳突き上げなど家で曲を聴いたり見たりする時にはほぼ完璧に出来る(出来ているはず…)のに何故会場では必ずミスを犯してしまうのでしょうか…(以上愚痴タイムでした…申し訳ございません…)。
22.波乗りジョニー
会場のテンションはもう最高潮に達していましたね。上の方の席も揺れており、とても怖かったですね…。流石に煽りコーナーということもあり過ぎ去りし日々から立ち上がっていたので余計にでしたね…。
しかしこの曲の盛り上がりは本当に凄いですね…。微妙にそのテンションについて行けないのがねえ…なーんか変に冷静な部分が残ってしまうのですよ。勿論「わー」とテンションは上がっている訳なのですが…(当社比)。
「弱気な性と裏腹なままに 身体疼いてる」が妙に染みてしまうこの頃ですね(?)。
23.ヨシ子さん
ついにサタデー・ナイトに東京ドームという名のディスコでフィーバーを目撃することが出来ました(?)。はるばる京都から東京にヨシ子さんがやって来ましたね(MCのフラグ回収)(?)。
最後ヨシ子さんが上へ上へと雲を掻き分けて頂上に達した時に思ったことがありまして…。今回ヨシ子さんの衣装が白い着物に赤い帯では無いですか、それが日本国旗のように見えてしまったのですね…。一瞬武道館かと思いましたが(?)、桑田さんがヨシ子さんのシングル発売の時に無国籍の匂いが…といったコメントをしていましたが、何やかんや言ってもヨシ子さんは純粋な日本国籍の日本人だったのね…と謎の納得をしてしまいました。
そしてヨシ子さんが喋り出し本編は終了となりました。
アンコール
24.スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)
イントロに入る前のライブ用の前奏を片山さんが弾いているところで、桑田さん「長いよ」と一言(勿論冗談でしょうが)。苦笑いという名の笑みを浮かべつつイントロへ入っていきました。
都会の真ん中で「スケベ」がこだましましたね(?)。しかし55000人が「Woman,Say」に「Yeah」と返すというのはなかなかレベルの高い集団ですね(?)。
そしてふと気が付いてしまったのですが、今回ソロでは2度目のドーム公演となりましたが、ドーム公演で演奏されたKUWATA BAND曲はこのスキップ・ビートだけなのですね。ソロで3度目のドームツアーがある際にはこの細かい部分も注目していきたいですね(?)。
25.明日へのマーチ
ギターを持ちつつ、曲事にギターを代えるんですけどギターの音ってどうして同じじゃ無いんですかねえ…ということをチラッとおっしゃっていましたね。そういえば新潟でも同じようなことを言っていたことを書いていて思い出しました。
次はゆずの曲やりますと、冗談で言ったところまさかの大歓声が。桑田さん「練習してくれば良かった…w」。そしてTHE ALFEEやりますと誤魔化して(?)おりました(一瞬歌ったような感じでしたが聴き取れず…)。そこは「果てしない~」をもう1度やりましょう(?)。
もしかすると今後の公演のために練習してくる可能性はありそうですね(この雑文が世の片隅に出ている頃には答えが出ているのでしょうね…)。
今回ギターを持って歌う曲は切り札的存在なものが多い気がしますね。
東京という特に色々な場所から人がやってくる街で故郷を思うこの曲を聴けたというのも何かこう来るものがありますね…。I LOVE YOUツアーの仙台で聴きましたテイクと対極にあるような2つのこの明日へのマーチを時を得て聴くことが出来たのは自分の中で何かが繋がった気がします…。
26.白い恋人達
鈴の音が鳴り始めた瞬間に「キャー」と叫ぶ方がいましたね。フライング感があって少し笑ってしまいました。「ダーリン」だったらどうしたのでしょう(?)(もしかしたらダーリンだと思っていたのかも知れないのでそれはそれでごめんなさい)。
そういう悲鳴が起こってしまうように(?)改めてこの曲の偉大さ…と言いますかそういったものを感じましたね…。
27.祭りのあと
悪戯な年の瀬の感想のようなものでも書いたのですが、白い恋人達ラストの「涙~」からの「涙も枯れ果てた」の流れは何度見ても美しいなと思います。
「今日も汚れた人ごみに 背中丸めて隠れてる」のところで55000人の中にいる自分を投影してしまった粋で優しい馬鹿になれない気持ち悪いだけの私でございました…。
28.明日晴れるかな
そしてラスト曲へ…。もう思い残すことが無い…というラストですね、個人的には…。
「今日は良い1日だった…。また今日のような日を迎えられるようにもう少し生きよう…」とほんの少しだけ前向きになれる締めですね、ええ…。
そして終演。いやー終わった瞬間からの我先に帰るぞ、というような人の流れを見ますと一気に現実に引き戻されますね…。ただそんな人の流れをボーっと眺めている夢と現実の狭間のような時間が好きだったりするのですが。
そして頂きました、サザンのメンバーのシルエットが入った三ツ矢サイダー、10公演行けばこのサザン缶でボウリング出来るなーと思ったところでああちゃんと現実に戻ったのだなと感じましたね(?)。
さてさて何だかんだで結局は遊びきれていない中途半端な感想のようなものになってしまいましたね。まあこれは性格の問題なので仕方が無いですね(?)(言い訳)。
初ドームでしたが、密閉された空間で5万人以上が1人(とサポートメンバーの皆様)に注目する3時間という経験が出来たのはまた違ったライブの見方が出来たような気がしました。
何度か立ち上がりましたが、個人的に1度やってみたかった座ってライブを見るという目標が達成できたのも良い経験となりました。また敢えてアルバムを聴き込まず(新潟公演前には出来るだけ聴き込んでいましたよ)にライブへ…というもう1つの普段と逆な事もでき、ようやくライブという物を少しずつ分かるようになったのかなと、うっかり自分に自惚れてしまいそうになりました(?)。こういうところがダメですね…。
そして何とまさかの最後に横浜篇へと続きます。いい加減に長いだけの雑文の垂れ流しは止めなさいというお怒りの声が聞こえてきますが、2017年最後の我が儘と思ってお許し下さい…(いや年明けに書くつもりなので2018年最初の我が儘になってしまう…なら許されませんね…)。
東京、ありがとうございました。次は野球で逢いましょう。
あとがきのようなもの
ジャイアンツの歴代永久欠番プレートが見えなかったのがある意味で1番残念だったことかも知れませんね(?)