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「KAMAKURA」収録曲のライブ演奏回数を雑にまとめてみた

約3年前に書きました雑文、「「熱い胸さわぎ」収録曲のライブ演奏回数を雑にまとめてみた」のKAMAKURA編でございます。何故急にKAMAKURAなのかと言う声がありそうですが、気分しだいなものですから(?)。

今回は公式サイトのライブデータに載っているライブから調べております(セットリストの近い北京公演と歌う日本シリーズ、特別公演となっている流石だツアーの沖縄は通常公演はそれぞれ1つとカウントしております)。アルバム発売後の「KAMAKURA TO SENEGAL サザンオールスターズAVECトゥレ・クンダ」からカウントしております。

ライブ名は略しております。一応最後に全ライブ名のリストの方を載せております。



Disc1

1.Computer Children

(6/29)

KAMAKURA/おっぱい/渚園/ゴン太君/ひつじ/葡萄)

1985年のKAMAKURAツアー後、なかなか演奏されていませんでしたが、1997年の「おっぱいなんてプー」で12年ぶりに復活以降はちょこちょこと演奏されるようになりましたね。

偶然なのかもしれませんが、おっぱい→渚園、ひつじ→葡萄と年越しライブで演奏した次のライブでも演奏されているのですね。たまたまその時のセットリストのコンセプトに合ったというだけなのかもしれませんが、次の大きなライブでもやりたいと思わせる何かがこの曲にはあるのかもしれませんね。

 

2.真昼の情景(このせまい野原いっぱい)

(1/29)

KAMAKURA

たった一度のみの演奏となっていますね。この時のツアーは原さんがお休みだったので、原さんはこの曲をライブで弾いたことが無いのですよね…。

今にして思えばKAMAKURAツアーの映像がテレビでオンエアされたというのは、貴重でしたねえ…。選曲した人に感謝ですね(?)。

 

3.古戦場で濡れん坊は昭和のHero

(4/29)

KAMAKURA/音楽祭/牛/ふざけるな)

今年のツアーでも演奏された曲でしたね。21世紀になって初、23年ぶりの演奏だったのですね。

何故かこの曲を演奏する時のサザンのメンバーの参加パターンが異なっており、KAMAKURAツアーでは原さんお休み、音楽祭では関口さんお休み、牛で初めて6人が揃い、ふざけるなツアーでは5人サザンとして初演奏となっていますね。

地味に毛ガニさんはフル参加されていますね。濡れん坊とは毛ガニさんのことだった可能性がありますね(?)。

 

4.愛する女性とのすれ違い

(7/29)

KAMAKURA/大復活祭/歌うサザン/歌舞伎町/晴れ着/海の日/マンピー)

Disc1の中では、シングル曲のメロディ(Melody)と同じトップの演奏回数となっておりますね。特に夏曲ということではないということもあるのか季節を問わず、ツアー・野外・年越し・ライブハウスと場所を選ばずに演奏出来る曲という立ち位置なのが大きいのでしょうか。

序盤に演奏されることが多いというのも、何と申しましょうか…アルバムKAMAKURAのComputer Children~古戦場で濡れん坊は昭和のHeroの頭3曲からのバラードのサザンという安心感と言いますか、良い意味での箸休め感がソフトに演奏しやすい要因なのかもしれません。

 

5.死体置場でロマンスを

(6/29)

KAMAKURA/ブラディ/日本シリーズ/晴れ着/ひつじ/葡萄)

6回のご登場のうち3回は年越しライブでの演奏と言うこともあり、年越しライブ曲、という印象が強めではありますでしょうか。またその年越しで演奏後、次のツアーライブでも選曲されるというパターンが2度あり(ブラディ・ファイト→歌う日本シリーズ、ひつじ→おいしい葡萄の旅)、久しぶりに演奏して手応えを掴んでツアーでも…となりやすい曲なのでしょうか。1番終わりのパーカッションと2番頭の替え歌で毛ガニさんを、間奏で大森さん・誠さんのギターからの関口さんのベースとミニソロ回し的パートがあるので、メンバーの見せ場を作りやすい、というのもあるのかもしれませんね。

 

6.欲しくて欲しくてたまらない

(6/29)

KAMAKURA/大復活祭/牛/ゴン太君/海の日/ふざけるな)

春(ふざけるな)夏(大復活祭・海の日)秋(KAMAKURA)冬(牛・ゴン太君)と四季を制覇している(?)曲ですね。

牛以降登場する時は、その前のライブが夏の割と王道の選曲のライブが多い、というのは偶然なのでしょうか(万座ビーチ→牛、茅ヶ崎ライブ→ゴン太君、流石だ→海の日、ラララ→ふざけるな)。マイナー、という感じはあまり無いように思いますが、ちょっと横道に逸れたくなった時に演奏されやすい曲なのでしょうか。マイナー曲と呼ばれながらも意外と出番が多くマイナー界のメジャー曲でお馴染み(?)の奥歯を食いしばれ先輩の立ち位置に近い存在なのかも知れません。

 

7.Happy Birthday

(6/29)

KAMAKURA/歌うサザン/牛/おっぱい/晴れ着/葡萄)

この曲も6回中4回年越しライブでご登場、と年越しライブ曲といえる曲の1つになっていますね。この時だけはHappy BirthdayならぬHappy New Yearに改名しているのでしょうか(?)。おいしい葡萄の旅ではKAMAKURAツアー以来実に30年ぶりに横浜以外の場所で歌われるという開かない空に俺を閉じこめて状態(違う曲)からようやく脱したライブとなりました(?)。

 

8.メロディ(Melody)

(7/29)

KAMAKURA/大復活祭/音楽祭/茅ヶ崎/海の日/大感謝祭/ひつじ)

シングル曲ということもあるのか、Disc1の中では最もライブ演奏された曲となりました。

ひつじ以外は全て夏のライブで演奏されており、アルバムでは前曲となるHappy Birthdayとは真逆の扱いになっているのは面白いですね。ちょうどひつじとおいしい葡萄の旅で変わるのも某映画の私たち入れ替わってる、的な感がありますね(?)

音楽祭から茅ヶ崎ライブまで8年、間があいた以外は夏のライブで定期的に演奏されていますね。

 

9.吉田拓郎の唄

(2/29)

KAMAKURA/流石)

流石だツアーで18年ぶりに演奏されました。原さんはKAMAKURAツアーでお休みだったので、この時が初めての演奏となりました。これは関口さんがHAIRをお休みだった歌う日本シリーズ以来に演奏されたふざけるなツアーで初めてライブでベースを弾いた27年に次ぐ年数になるのではないのでしょうか(もし今後、マリワナ伯爵、恋のジャック・ナイフ、平和の琉歌のどれかが毛ガニさんがいるる時に演奏されればこちらにも抜かれてしまうのですが…(23年))。

どうでも良い余談ですが偶然にもこの曲が演奏される年は阪神タイガースが優勝していますね(1985、2003年)。

 

10.鎌倉物語

(5/29)

(大復活祭/しじみ/ホタル/茅ヶ崎/ひつじ)

原さんボーカル曲の中では「私はピアノ」の6回に次いでサザンのライブで演奏されている曲ですね。歌謡曲テイストとポップテイストでうまく使い分けているという事でしょうか…。

夏のライブ3回・年越し2回と両方で差もなく演奏されていますが、しじみ以降は神奈川県の中でのみしか歌われていないのですね…。まあタイトル通りといえばそうなのかもしれませんが…。

 

Disc2

1.顔

(4/29)

KAMAKURA/大復活祭/大感謝祭/葡萄)

KAMAKURA・大復活祭と連続で演奏されて以降はしばらく出番がありませんでしたが、大感謝祭で20年ぶりに演奏されました。この時はメドレーコーナー内での演奏で一部カットでしたが、おいしい葡萄の旅ではついに完全体でのご登場となりました。

 

2.Bye Bye My Love(U are the one)

(11/29)

KAMAKURA/大復活祭/SHOW/歌うサザン/音楽祭/渚園/歌舞伎町/晴れ着/みんな/大感謝祭/マンピー)

アルバム「KAMAKURA」収録曲の中では最もライブで演奏されている曲となっておりますね。

ファン人気もあり中盤・メドレー・アンコール、夏・年越し・スタジアム。ライブハウスと場所を選ばずに選曲出来る曲ということも要因としては大きい感じでしょうか。

今後も数字が伸びていく曲になることでしょう。

 

3.Brown Cherry

(1/29)

KAMAKURA

KAMAKURAツアーでのみ演奏された曲ですね。真昼の情景と全く同じで、原さんがお休みでライブで弾いたことが無く、この唯一のライブ演奏がテレビでオンエアされた曲ということに現時点でなっております。

昔何処かの個人サイトで見ました、歌舞伎町ライブでこの曲を演奏して欲しいと絶叫していた女性の方がいたという話が今でも忘れられませんね…w。

 

4.Please!

(0/29)

ライブ演奏無し。

 

5.星空のビリー・ホリディ

(0/29)

ライブ演奏無し。

 

6.最後の日射病

(0/29)

ライブ演奏無し。

 

7.夕陽に別れを告げて~メリーゴーランド

(8/29)

KAMAKURA/大復活祭/SHOW/ブラディ/ホタル/渚園/流石/大感謝祭)

この曲も圧倒的に夏のライブ登場率が高いですね。ブラディ・ファイトは珍しい年越し演奏で且つサザン&ビートルズ合体メドレー内での披露とレアとレアが組み合わさった(?)ライブでしたね。

Bye Bye My Love(U are the one)に次ぐ演奏率ですが、大感謝祭以降12年演奏されていませんね。似た立ち位置のせつない胸に風が吹いてたと併用から徐々に出番を奪われつつある曲となっているのでしょうか…。ちなみに毛ガニさんは流石だツアー・大感謝祭をお休みしていたので、渚園以降22年演奏していない曲になっているのですね…。

 

8.怪物君の空

(7/29)

KAMAKURA/ブラディ/日本シリーズ/しじみ/牛/おっぱい/ひつじ)

5回が年越しライブでのご登場と、年越しライブ用煽り曲という立ち位置になっていますね。ブラディからおっぱいまで4連続で年越しライブにご登場しており、あのこの頃の年越しライブではよく出てきていた干支のオブジェ的なあれを怪物君ということにしていたのかもしれません(?)。

また年越し公演はなかったとはいえ歌う日本シリーズも年を跨いだツアーで1992年は12月30日までライブを行っていましたし、年越しライブ曲、という印象は余計に強くなっている感がありますね。

 

9.Long-haired Lady

(0/29)

ライブ演奏無し。

 

10.悲しみはメリーゴーランド

(3/29)

KAMAKURA/音楽祭/牛)

3回と演奏回数としては多くありませんが、毎回アレンジが変わっているというこれもまた色々な意味で珍しい立ち位置にいる曲になっていますね。

ロック感が強くなった音楽祭以降のアレンジでの演奏はソロのさのさのさツアーを含めて偶然にもすべてにサポートメンバーの片山さんが参加されていますね。

KAMAKURAツアーお休みの原さんといい、サザンを支えるキーボードコンビは原曲に近いバージョンを演奏したことがないというのは不思議な巡り合わせですね。



ということで雑にまとめてみました。

ちなみに1曲も演奏されなかったライブは(いっちゃえ/万座/セオーノ/サナカ/ラララ)の5つでした。

何と申しましょうか…割とコンセプトがはっきりとしているライブになると敬遠されがちという感じでしょうか。

このアルバムからライブでは演奏されない曲がちょくちょく顔を出すようにもなりましたね。

あとは割合どのライブにも1曲は何かしら演奏されるという感じで、夏はこの曲、年越しはこの曲と分かれている傾向が強い曲が多いですね。

 

さてまたいつかのタイミングではどのアルバムがまとめられるのでしょうか。まあフェードアウトの可能性の方が高そうですが(?)。

 

KAMAKURA TO SENEGAL サザンオールスターズAVECトゥレ・クンダ(1985年)

サザンオールスターズ-真夏の夜の夢-1988大復活祭(1988年)

・いっちゃえ'89サザンde'90(1989-90年)

Southern All Stars 夢で逢いまSHOW(1990年)

・歌うサザンに福来たる(1990-91年)

THE音楽祭 -1991-(1991年)

・闘魂!ブラディ・ファイト(1991-92年)

・歌う日本シリーズ1992~1993(1992~93年)

しじみのお味噌汁コンサート(1993-94年)

・ホタル・カリフォルニア(1995年)

Southern All Stars Stadium Tour 1996「ザ・ガールズ 万座ビーチ」(1996年)

・牛(1996-97年)

・おっぱいなんてプー(1997-98年)

・スーパーライブin 渚園『モロ出し祭り~過剰サービスに鰻(ウナギ)はネットリ父(チチ)ウットリ~』(1998年)

・Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~(1999年)

・シークレットライブ’99 SAS 事件簿in歌舞伎町(1999年)

・晴れ着DEポン(1999-2000年)

茅ヶ崎ライブ~あなただけの茅ヶ崎~(2000年)

・ゴン太君のつどい(2000-01年)

・SUMMER LIVE 2003「 流石(SASが)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」~カーニバル出るバニーか!?~(2003年)

・真夏の夜の生ライブ~海の日スペシャル~(2004年)

・暮れのサナカ(2004-05年)

・みんなが好きです!(2005-06年)

・真夏の大感謝祭(2008年)

・SUPER SUMMER LIVE 2013「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」(2013年)

・ひつじだよ!全員集合!(2014-15年)

・おいしい葡萄の旅(2015年)

・キックオフライブ2018「ちょっとエッチなラララのおじさん」(2018年)

・“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!︎(2019年)