適当文集

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サザンオールスターズのライブ煽りコーナーでしか演奏されたことがない曲を雑にまとめてみた

サザンのライブには終盤の盛り上がる場面、所謂煽りコーナーがありますが、そこで定番として演奏される曲でもライブによっては序盤やアンコールなどで披露されることがありますが、中には煽りコーナーでしか演奏されていない曲もある訳で…。

今回はそんな曲にスポットを当てた雑文でございます。3回以上の曲でカウントいたしました。

 


4回

・開きっ放しのマシュルーム(熱帯/大衆音楽/おっぱい/セオーノ)

…と言いつつ3回というのがなく4回演奏曲に飛びます。まあ1984年「熱帯絶命ツアー夏“出席とります”」と1984~85年「大衆音楽取締法違反“やっぱりアイツはクロだった!”実刑判決2月まで」の2本は「人気者で行こう」というアルバムのスタジアム→アリーナツアーという流れですから、セットリストが変わっているとはいえ、3.5回くらいな感じでしょうか(?)(そこ、無理に3に合わせる必要は無い)。クロだったの間に行われた年越しライブ「縁ギもんで行こう」では披露されていない、というのがまた面白いのですが…。この時以降12年演奏されずでしたが、1997年年越しライブ「おっぱいなんてプー」、1999年「Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~」の世紀末に突如(?)降臨されましたね。

何と申しましょうか…。サウンド的にもライブで演奏するならどうしてもポジションが終盤のこの辺りになりやすい、というのがありますでしょうか。サザンのライブの終盤というのは、定番となっている曲から数曲+αという作りになっていることが多いですから、どうしても激戦になりやすいのもあるのかと思いますが。そんな定番曲を外したおっぱいなんてプー、同じくニューサザンとして臨み「さくら」サウンド中心のライブであったセオーノとも溶け込みやすかった、というようなタイミングであったのが大きかったのでしょうか。

故に21世紀になって演奏されていない、というのも何ともですね…。違う曲ではありますが「河の流れを変えて 自分も吞み込まれ」(吉田拓郎の唄)というフレーズのように「さくら」の世界と一緒に旅に出てしまった感がありますね。


BOHBO No.5(RIJF2005/みんな/ひつじ/ほぼほぼ)

2000年代に作られた曲の中で煽り専門曲となっているのが、この曲でしたね。

夏のフェスである「ROCK IN JAPAN FES.2005」での演奏以降は年越しライブ(2005年「みんなが好きです!」は秋からのツアーでしたがラストが年越しだったので大目に見てあげてください(?))での披露になり、冬ライブの曲という立ち位置を手に入れつつあるという珍しいところにいる曲になっていますね(おや…年越しライブでしか演奏されていない曲でお馴染み「素敵なバーディー(NO NO BIRDY)」さんの目線を感じますね(?))。とはいえ2014年年越しライブ「ひつじだよ!全員集合!」からは終盤大サビ以降がカットになるというアレンジとなっておりますが…。

かつてのライブ3曲目で年越し、という流れですと序盤披露ももしかするとあったのかもしれませんが、「みんなのうた」や「マンピーのG★SPOT」などの終盤定番&3曲目経験曲とは違って、序盤の3曲目演奏のイメージがあまり沸かないといいますか、どこか毛色の違いを感じてしまうのですよね…。


8回

・怪物君の空(KAMAKURA/ブラディ/北京/日本シリーズ/しじみ/牛/おっぱい/ひつじ)

ええ、ぶっちぎりでございます。ライブ演奏回数とイコールですから恐れ入ります。

1985年の「KAMAKURA TO SENEGAL サザンオールスターズAVECトゥレ・クンダ」ではライブ初登場にして本編ラスト曲という大役を務めました。以降は1992年「南天群星 北京で逢いましょう」「歌う日本シリーズ1992~1993」を除くと年越しライブでの披露となっており、BOHBO No.5と同じく、いや先輩として(?)年越しライブの煽り枠担当というポジションに収まった感がありますね(歌う日本シリーズも10月~2月のツアーでしたし、実質冬ライブ枠、ともいえるのかもしれませんが)。

煽り曲の中では夏感が薄い、というのと、前後の曲に「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」や「01MESSENGER ~電子狂の詩~」・「イエローマン~星の王子様~」といったデジタルサウンド曲や「勝手にシンドバッド」にBOHBO後輩という煽り定番曲とも組める相性の良さというのもあったのでしょうか。

何と申しましょうか…。打ち込みサウンドからなのか歌詞からなのか分かりませんが、曲から受ける「冷たさ」も冬に演奏される要素の一つになっているのでしょうか…。

 

と、以上でございます。

3曲…?という声もありそうですが、あくまで3回以上、煽りオンリーという縛りが影響しまして…。惜しいのが「ラッパとおじさん(Dear M.Y’s Boogie)」でしたね。煽り起用は(おうかがい/金魚/社会学/縁ギもん)ですが、その間に1度「SASたいした発表会・私は騙された!!ツアー '83」での序盤起用がありましたね。これには私も騙されるところでした(?)(言いたいだけシリーズ)。

「BOON BOON BOON~OUR LOVE[MEDLEY]」も扱いが微妙といいますか、(北京/日本シリーズ/おっぱい)という披露をされているのですが、北京ライブだけ「CHRISTMAS TIME FOREVER」の前に演奏されているのですよね。一応終盤のバラード曲後から本編終了までを(勝手に)対象にしているので、今回はすみませんでございます(?)。

ちなみに2回の曲でパっと浮かんだ曲があるのですが…。


・PARADISE(渚園/セオーノ)

君こそスターだ(海の日/サナカ)

・夢に消えたジュリア(海の日/サナカ)


何か共通点があるような、海のO…何でもございません。何も見ていませんね(?)。まあ単純に披露された2回が煽りコーナー、という珍しい立ち位置にいるのですが(最もPARADISEは煽りともその前ともいえる微妙な位置ではあるのですが)、3度目は果たして…。

 

と、以上でございます。最後に上記したものではライブ名を省略していますのでそちらを一覧を載せさせて頂きます。


開きっ放しのマシュルーム

・熱帯絶命ツアー夏“出席とります”(1984年)

・大衆音楽取締法違反“やっぱりアイツはクロだった!”実刑判決2月まで(1984~85年)

・おっぱいなんてプー(1997-98年)

・Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~(1999年)


BOHBO No.5

ROCK IN JAPAN FES.2005(2005年)

・みんなが好きです!(2005-06年)

・ひつじだよ!全員集合!(2014-15年)

・ほぼほぼ年越しライブ2020「Keep Smilin’~皆さん、お疲れ様でした!! 嵐を呼ぶマンピー!!~」(2020-21年)


怪物君の空

KAMAKURA TO SENEGAL サザンオールスターズAVECトゥレ・クンダ(1985年)

・闘魂!ブラディ・ファイト(1991-92年)

南天群星 北京で逢いましょう(1992年)

・歌う日本シリーズ1992~1993(1992~93年)

しじみのお味噌汁コンサート(1993-94年)

・牛(1996-97年)

・おっぱいなんてプー(1997-98年)

・ひつじだよ!全員集合!(2014-15年)