適当文集

140文字でも書けそうな事を引き延ばして雑に書くところ

桑田佳祐「BIG MOUTH,NO GUTS!!」のセットリストを雑に予想してみた

いつもの妄想シリーズでございます。Twitterでやれ案件をこちらに持ってきてしまいました。

いらないセットリスト説明という名の駄文を書きたいがための移籍でございます。どうか「言い訳だけを心の中に置いてあなたへの優しさを忘れてた」記事と思って頂ければ(?)。

 

早速セットリスト予想を上げさせて頂きます。曲数は近年の年越しが絡むライブである「ヨシ子さんへの手紙 ~悪戯な年の瀬~」・「LIVE TOUR 2017 「がらくた」」を参考に28曲としました。


1.SMILE~晴れ渡る空のように~

2.悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOLE)

3.波乗りジョニー

MC

4.今でも君を愛してる

5.あなたの夢を見ています

6.飛べないモスキート(MOSQUITO)

7.太陽が消えた街

8.月

9.地下室のメロディ

10.東京

11.ヨシ子さん

MC

12.炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]

13.さすらいのRIDER

14.金目鯛の煮つけ

15.メンチカツ・ブルース

16.おいしい秘密

17.明日へのマーチ

18.鬼灯(ほおずき)

19.Soulコブラツイスト~魂の悶絶

20.Yin Yang

21.Blue~こんな夜には踊れない

22.大河の一滴

23.銀河の星屑

24.ROCK AND ROLL HERO

アンコール

25.若い広場

26.100万年の幸せ!!

27.月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)

28.祭りのあと


1曲目は「SMILE~晴れ渡る空のように~」を。「静かな春の戯れ ~Live in Blue Note Tokyo~」で初披露されていますが、それまでは「この曲は皆さんの前で…」ということを桑田さんがしばしば話されていたことと、歌詞にあります「ここから未来を始めよう」というフレーズが久しぶりの有観客ライブのスタートとしてはピッタリな気がしまして…。理想は「炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]」のMVが流れ、最後桑田さんがステージに向かうラストシーンからこの曲のイントロへ…というのがあれば良いわね…と。

2~3曲目は何となくポップな所謂イメージの中で最も分かりやすいといえます桑田佳祐を全面に出してきそうな感じがしまして、ある種その象徴ともいえる2曲をここで…という妄想でございます。声出しはNGということですので、序盤のまだ温まり切っていない空間である種やり逃げ的な感じで選曲しそうな感じがありまして…。あと「波乗りジョニー」先輩がほぼ終盤固定なので、敢えて序盤に演奏することで終盤の煽りを読みにくくされる効果もあるかな、というのも含みで考えて見ました。


MCを挟みまして4~11曲目は少しご時世的なものを挟みつつ如何にも序盤的な(?)並びを。「今でも君を愛してる」はサザンの「YOU」的な使い方な感じがありますね。何となくSMILEでなければこの曲が1曲目な気がしましたが、2017年の「この夏、大人の夜遊び in 日本で一番垢抜けた場所!! supported by ニッポンハム / Billboard Live 10th Anniversary」で1曲目をやったばかりだったのでこちらに。「太陽が消えた街」はワクチンと聴く度にこの曲の歌詞にある注射を思い出してしまうもので(?)。「地下室のメロディ」は世の中の諸々やTwitter等のSNSでの諸々を見る度に「地下室で平和を祈るのさ All through the night」となってしまう民として聴きたい曲ということで(?)。

そんなTwitterのTLで見たのですが、今のライブには1時間に1度の換気タイムが設けられていると…。今回のライブでその時間が組み込まれると考えますと、このコーナーのラストで1度区切りになりますので、ここで敢えての「ヨシ子さん」は面白いのではないのかと…。今回はヨシ子さん(実物)には本来顎の位置にあるマスクをしっかり着用していただき、曲ラストに「みなさん換気タイムです」(ヨシ子さん)「それ俺の台詞だよ」(桑田さん)といういつもの(?)小芝居の後に換気タイムを設けるとあまり違和感がないといいますか、演出に組み込めそうな気がします(多分私だけが思っている)。


2回目のMCはありますでしょうか。もしかすると変わりとして換気タイムに映像を流す可能性がありますね。ここで「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!︎」並みの長さなメンバー紹介映像を流すと時間ぴったりになりそうですね(?)。

換気タイム明けに、新曲コーナーとしてまず先頭打者に「炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]

」を持ってきそうな気がします。「開演お待ちどうさん~」の歌詞が、ある種換気タイム後の2部のスタートに良さそうな気がしますね。いかにも1曲目な曲ですが、だからこそ敢えてライブの1曲目よりもこういうポジションに持ってきそうな気がします。

新曲コーナーのあとの2曲はまあ私のアホなお遊びです…wごはんEPからのおいしいおかずのメドレーということにしていただけると(?)。

「明日へのマーチ」の前に公式では表記されない程度の(?)短めMCは入りそうですね。

「鬼灯」、この時点ではまだオンエアはされていないので何ともですがとりあえずこの位置に。オンエア後こっそり曲順をいじっていたらすみません(?)。


そして煽りコーナーでございます。まずは新曲「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」から。その後の「Yin Yang」・「Blue〜こんな夜には踊れない」はユニクロジーンズCMからの「お気に入りのOld blue jeans」(Yin Yangの歌詞、そしてBlueという、自分しか分からない自己満足メドレーとなっております(?)。さらにまた次にまた「心 ブルーにこんがらがって」の「大河の一滴」を持ってくるところ、我ながらしつこい連続ゲームしているな…という呆れと自覚はあります。

まあ今回は何となく煽りコーナーは渋めにして来るような予感を持っていたというのもあるのですが。

本編ラストは「ROCK AND ROLL HERO」を。最初は「Let's try again 〜kuwata keisuke ver.〜」をはめていたのですが、やりそうでやらない予感がしたので…(伝えるメッセージのニュアンスが少し違うといいますか…まあ普通にやりそうですけどねw)。そこはちょっとダークにソロっぽい毒っけを少しだして締めるのも今までの無観客配信ライブとの差別化にもなって面白いかな…と。ただおそらく本編最後の曲で年越しになるはずなので、それを考えるとHEROさんは色が違う気もするのですが…。まあここは「栄光に満ちた孤独なHERO」だったということでお茶を濁しましょう(?)。


さてアンコールでございます。

ここの1曲目が一番考えたかもしれません(真面目に妄想し過ぎでは…浮世は舞台とはいえ(?))。

最初は日替わり枠として、「DEAR MY FRIEND」と「MY LITTLE HOMETOWN」の「I LOVE YOU -now & forever-」収録枠を争った2曲を候補としていたのですが、ふいに閃いた「若い広場」を。「100万年の幸せ!!」は今回演奏しそうなので、サザンでいうところのLOVE AFFAIR的な使い方で。ラストは「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」と思わせておいてからの「祭りのあと」で敢えて何かをせず、いつもの桑田佳祐ライブの締めを…という流れにしました。そしてラストにSMILEが流れ振り出しに戻る(戻りません)というところまでがワンセットです(?)。

 

ということで、またも妄想しかない雑なセットリスト予想でございました。

しかし毎回思うのですが、こう考える時に案外自分の好きな曲や聴きたい曲をそこまで入れずバランスや諸々を優先してしまうのは、良いのか悪いのか…。

まあ毎回予想を遥かに凌駕する(何処かで聞いた売り文句)シン・セットリストにひれ伏すしかないのですが(?)。

 

サザン・ソロの既存曲で「ごはん味噌汁~」的並びを雑に作ってみた

先日、桑田さんの新作EPのタイトルが「ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼きfeat. 梅干し」となると発表がありましたね。何でも「究極の献立」が由来になっていると…。

そこでサザン・ソロの曲の中から歌詞、もしくは食べ物関係のCM等々で起用された曲を6つ組み合わせて、献立を考えたら面白いのでは…というお遊びシリーズでございます。しゃあない祗園さん Oh, 寒むFreezeな雑文でございますが笑い飛ばしていただければ(?)(言いたいだけ)。

 

「ラーメンからあげ焼きそばキムチビーフンfeat. 杏仁豆腐」

1.アロエ(杏仁豆腐)

2..LOVE KOREA(キムチ)

3.チャイナムーンとビーフン娘(ビーフン)

4.The Track for the Japanese Typical Foods called “Karaage” & “Soba” 〜 キラーストリート (Reprise)(からあげ)

5.いとしのフィート(ラーメン)

6.MY LITTLE HOMETOWN(焼きそば)

 

本家(?)が日本食で来ましたので、こちらはまず中華料理で攻めてみましょう。ええ、完全に「町中華で飲もうぜ」の影響を受けております(?)。

焼きそば(MY LITTLE HOMETOWN)以外はサザン名義曲なので惜しい(惜しい?)。アロエさんを分身(ジャージャー麺・杏仁豆腐)出来れば綺麗に行けるのですが。もしくはチャイナタウンという歌詞がある涙のアベニューで誤魔化しましょう(?)。

バラード系がないのが辛いところですが、割と曲のバランスは良い気がしますね。ただ食で再現する際には油による胃もたれに御用心を(?)。

ジャケットは是非毛ガニ飯店の店主さんでお願いしたいところですね。

 

「カレースムージーメンチカツリンゴオムレツfeat. コカ・コーラ

1.EARLY IN THE MORNING(リンゴ)

2.愛のささくれ~Nobody loves me(スムージー

3.僕のお父さん(カレー)

4.メンチカツ・ブルース(メンチカツ)

5.大河の一滴(オムレツ)

6.ROCK AND ROLL HEROコカ・コーラ

 

ソロは洋食で固めてみました。ご飯物をもう少し、という方にはオムレツ(大河の一滴)をオムライス(OSAKA LADY BLUES ~大阪レディ・ブルース~)に変更可能となっております(?)。

デザート枠は今回リンゴ(EARLY IN THE MORNING)としましたが(私が好きだからという理由)、バナナとマンゴーが一緒に楽しめる「こんな僕で良かったら」に変更も可能です(?)。

そして飲み物ですが、洋食にはやはりコカ・コーラになりますでしょうか(私はコーラ飲めないのですけどね、余談)。ピザがあれば完璧だったのですが(?)。

曲として見ましてもライブ定番曲がそこそこ顔を出していますし、ベスト盤の一部を切り取った、と見ても違和感があまりなさそうですね。

しかし「メンチカツ・ブルース」先輩はコロッケもありますからおかず曲(何か違う意味になるような…)としてはとても優秀ですね。

 

「ご飯パンそば粉もんタコスfeat. ドーナツ」

1.HOLD ON(It's Alright)(パン)

2.OSAKA LADY BLUES ~大阪レディ・ブルース~(粉もん)

3.からっぽのブルース(カレー)

4.HAIR(ドーナツ)

5.天国オン・ザ・ビーチピリ辛タコス)

6.ヨシ子さん(上鴨そば)

 

さあ皆さん大好き炭水化物のコーナーがやって参りました。ダイエット中の方はお気を付けて(?)。

パン枠の「HOLD ON(It's Alright)」ですが、今回のライブツアーでEPが「ごはん味噌汁~」という中で敢えて1曲目に持ってくるという、「おいしい葡萄の旅」での「葡萄なのにTatako…?」という戦術を見たいところですね(?)。

このコーナーですとオムライスもある「.OSAKA LADY BLUES ~大阪レディ・ブルース~」師匠はちょいと優秀過ぎますね。これぞまさに大阪です(?)。

カレー枠は地味に曲が多いのですよね…(今回出た物以外ですと猫もそうですし)。甘口辛口的な感じで使い分けましょう。

そばはラーメンに置き換えも出来ますのでこちらもお好みで(?)。

 

「ビールワインウイスキー焼酎水割りfeat. ノンアル」

 

1.太陽は罪な奴(ビール(CM))

2.恋の女のストーリー(ウィスキー)

3.ワイングラスに消えた恋(ワイン)

4.大河の一滴(焼酎(商品名))

5.おいしい秘密(プレアル)

6.SEA SIDE WOMAN BLUES(水割り)

 

最後は飲み物(お酒)に限定してみました。正直水割り(SEA SIDE WOMAN BLUES)はちょっとズルい気がしましたがお許しを。

大河の一滴」は最早…ですが、ネタと言うことで…w。

ご時世的に20時以降には使えないメニューですね。お家で楽しみましょう。

つまみはキムチ(LOVE KOREA)やチーズ(女流詩人の哀歌(CM))あたりで是非(?)。

 

と4つほど考えてみました。キリがないのでこの辺りでストップしたいと思います。

今回「Tarako」だったり天ぷら屋という歌詞のある「今宵あなたに」などといった曲を登場させられませんでしたので、是非こういった曲を使って構成してみては如何でしょうか(?)。

 

1996年「ザ・ガールズ 万座ビーチ」のセットリストを今更雑にみてみる

今年はサザンオールスターズのアルバム「Young Love」がそしてそのアルバムツアーである、Southern All Stars Stadium Tour 1996「ザ・ガールズ 万座ビーチ」から25年という年に当たりますね。そこで(?)このライブのセットリストについて今更&見たことがないのにも関わらず偉そうに(?)振り返ってみようという雑文でございます。

例によって何となくのコーナー分けをしまして、そのブロック毎に書いていくスタイルで進めていこうと思います。



1.お願いD.J.

(10月12日の横浜スタジアム公演では「いとしのエリー」)

2.フリフリ'65

3.いなせなロコモーション

1~3曲目から振り返っていきましょう。

1曲目は「お願いD.J.」ですね。当時の代官山通信ライブレポートによりますと、メンバー登場前に当時、そしてその後も長く桑田佳祐やさしい夜遊びでオープニング曲として起用されていたピンク・フロイドの「原子心母(Atom Heart Mother)」が流れていたそうですね。ラジオのオープニング曲からラジオがテーマの曲で始まる、というのが物凄く良いですよね…。まさに「あんたのすべてがMusic」ですよ(?)。そして台風による中止で順延となった横浜スタジアム公演では「いとしのエリー」に。これは沖縄公演でのダブルアンコールという形で披露した、尚且つ順延である意味おまけ公演としてのサービス的な側面もあったのでしょうか。

2~3の流れは一転してザ・野外ライブというコンビですね。とはいえ2曲目常連といえます「フリフリ'65」師匠は実はどちらかというと年越しライブでの2曲目登場が多いので(夏は「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」の方が2曲目が多い)、貴重といえば貴重かもしれませんね。とはいえ「ROCK IN JAPAN FES.2005」でも2曲目だったので割と珍しい感じではないのかも知れませんが。

 

4.Young Love(青春の終わりに)

5.あなただけを~Summer Heartbreak~

6.マリワナ伯爵

7.Moon Light Lover

8.Soul Bomber(21世紀の精神爆破魔)

9.汚れた台所(キッチン)

10.恋の歌を唄いましょう

4~10曲目は所謂アルバム「Young Love」のコーナーですね。アルバムタイトル曲である「Young Love(青春の終わりに)」から始まるというのが、ベタというと失礼ですが、ある意味で王道といえるスタートともいえるのかもしれません。その次に前年のヒットシングルであり、「ホタル・カリフォルニア」では終盤の核ともいえるところで演奏されていた「あなただけを~Summer Heartbreak~」が来るというのが、あくまでアルバムの1曲、として演奏されている感じが良いですね。その後がYoung Loveの陰の方になる曲が続くというのが、後のアルバムツアーを見ると意外といいますか、早いともいいますか…。このあたりの流れが何となく次回作の「さくら」に繋がっている気がしますね。

「ドラマで始まる恋なのに」をもし演奏していたらこのコーナー(あなただけをの次あたり?)でしょうか…?

 

11.平和の琉歌

12.C調言葉に御用心

13.夏をあきらめて

14.涙のキッス

15.愛は花のように(Ole!)

16.希望の轍

17.真夏の果実

11~17曲目に参りましょう。

最初のYoung Loveの15曲目こと(?)「平和の琉歌」はコーナー的にどっちに入れるか迷いましたがこちらに。ここは夏のザ・王道コーナーですね。この前後の屋外ライブを見ましてもこれだけの並びはなかなかないと思いますね。「愛は花のように(Ole!)」以外は2年後の「海のYeah!!」に収録されていますね。だからザ・王道とも感じてしまうのですが。

夏のツアーとなりますと、「THE音楽祭-1991-」以来5年ぶりとなりますので、お久しぶりの出血大サービス、ということもあったのでしょうか。

サザンのアルバムのツアーですと、割と過去のアルバムから連続で選曲されるコーナーが設けられることが多いのですが、このツアーでそういうコーナーがあるとすれば、「稲村ジェーン」収録曲が続く15~17曲目になるのでしょうか…。夏曲が続いている流れなので、アルバムのコーナーという訳ではないかと思いますが、結果的こういう形で稲村ジェーンに触れる結果になったのは面白いと思います。

 

18.太陽は罪な奴

19.胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ

20.愛無き愛児~Before The Storm~

21.恋のジャック・ナイフ

22.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

23.マチルダBABY

24.マンピーのG★SPOT

25.ボディ・スペシャルⅡ(BODY SPECIAL)

26.みんなのうた

27.愛の言霊~Spiritual Message

18~27曲目まで一気に行きましょう。

夏曲の流れのまま「太陽は罪な奴」から再びYoung Loveコーナーへ。所謂煽りコーナー前のバラード枠ではありますが、ここに「愛無き愛児~Before The Storm~」が入るというのも、また珍しい緩急の付け方、といいますかアルバムの繋がりの中ではありますが、意図的に強調されている感じがありますね。

「恋のジャック・ナイフ」からの煽りコーナーはまた凄まじいですね。ちなみに初日のつま恋多目的広場公演では「マチルダBABY」がなかったらしいです。アンコールで演奏されていますが、「勝手にシンドバッド」抜きで新曲を加えた時のベストセレクトという感じがありますね。1998年の「スーパーライブin 渚園『モロ出し祭り~過剰サービスに鰻(ウナギ)はネットリ父(チチ)ウットリ~』」以降は、「ボディ・スペシャルⅡ(BODY SPECIAL)」→「マンピーのG★SPOT」という流れで固定されていますので、マンピー→ボディスペ、となっているのは今見ますとレアな流れですね。

本編ラストは「愛の言霊~Spiritual Message」、センター中央の球体が開き花のセットになるという仕様でしたが、ビデオ/DVDでのダイジェスト版ですと開いてそこへ桑田さんが、というシーンで終わってしまうので、どういう結末(?)を迎えるのか気になるところですね。

 

En1.ニッポンのヒール

En2.勝手にシンドバッド

En3.心を込めて花束を

En4.いとしのエリー

(沖縄宜野湾市海浜公園野外劇場公演のみ演奏)

アンコールでございます。

「ニッポンのヒール」から始まりますが、これは1994年の桑田さんソロツアー「さのさのさ」と同じですね。1999年の「Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~」でも途中「My Foreplay Music」に代わるまではこの曲でしたので、この頃は仕切り直しの頭に使いやすい曲だったのでしょうか…。

2曲目はシンドバッド、このツアー毛ガニさんが腰痛で残念ながら欠席となりましたが、毛ガニさんが居ない時にシンドバッドを演奏する時はアンコールで演奏されることが多い傾向があるのは偶然なのでしょうか…(2005年「みんなが好きです!」、2008年「真夏の大感謝祭」(この時は一応この曲で登場してはいますが)。2003年の「SUMMER LIVE 2003「流石(SASが)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」~カーニバル出るバニーか!?~」は本編ラストですが、25周年+3年ぶりのサザンというのがありそうですね)。

ラストはYoung Love最後の曲でもある「心を込めて花束を」、CD版では編曲が宮川泰となっていてメンバーの演奏ではない曲ではありますが、それをバンド演奏という形では初披露となる、というのがライブらしくて、尚且つそれが締めとなるというのが何か良いですよね…。

そして沖縄ではダブルアンコールという形になるのでしょうか。急遽「いとしのエリー」を。こちらも平和の琉歌ビデオ/DVDにフルが収録されていますが、仕方ない事情だったとはいえ毛ガニさんがいなかったことだけが残念だったと思います…。



さて雑に振り返ってみました。こう見ますとアルバムツアーにも関わらず、渚園や2000年の「茅ヶ崎ライブ」に負けず劣らずなセットリストになっていたのだな、と改めて感じましたね。

よく「Young Love」というアルバムは原点回帰という言葉は付くのを目にしますが、ライブに関してもある意味サザン=夏というイメージに乗っかった、ある意味での原点回帰ともいえるような感じがあったのかもしれませんね。だからこそこの年と翌年の年越しライブ「牛」や「おっぱいなんてプー」のセットリストがあのような形になったことや次のアルバムが「さくら」というのが反動、というと違うのかも知れませんが、そうなっていったのはある意味で必然だったのかしら…と。

 

最初に書きましたが、当時を体験していませんので、セットリストから読み取っただけの都合の良い解釈な妄想と嗤って流して頂ければ幸いでございます。このシリーズの次は…果たしてどうしましょうか…。

 

もし稲村ジェーンのアルバムツアーがあったらセットリストはどうなっていたのか雑に考えてみる

本日6月25日、稲村ジェーンのDVD/Blu-rayの発売となりましたね。

公開当時の1990年9月1日にサウンドトラックアルバムがリリースされましたが、サントラということもあったのかアルバムツアー・ライブは行われませんでした。ということで稲村ジェーンDVD/Blu-ray発売記念としまして(?)、もし稲村ジェーンのアルバムツアーが行われたらというセットリストを31年越しに考えていきたいと思います。

流石に0から作るとそれこそ自由過ぎてしまいますので、稲村ジェーンから数曲演奏され、実質アルバムライブという形に近いこの年の年越しライブである「歌うサザンに福来たる」をベースに考えていきたいと思います。また曲数は「夢で逢いまSHOW」と同じく27曲で組んでいきたいと思います。

早速ですが、妄想セットリストを晒していきましょう、どうか嗤って下さいませ(?)。

 

1.忘れられたBIG WAVE

2.お願いD.J.

3.いなせなロコモーション

MC

4.マリエル

5.愛は花のように(Ole!)

6.マンボ

7.LOVE POTION No9

8.悪魔の恋

9.東京サリーちゃん

10.稲村ジェーン

11.愛して愛して愛しちゃったのよ

MC

12.YOU

13.C調言葉に御用心

14.思い過ごしも恋のうち

15.チャコの海岸物語

16.さよならベイビー

17.真夏の果実

18.希望の轍

19.フリフリ'65

20.Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)

21.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

22.匂艶THE NIGHT CLUB

23.みんなのうた

24.勝手にシンドバッド

アンコール

En1.恋はお熱く

En2.Bye Bye My Love(U are the one)

En3.Ya Ya(あの時代を忘れない)

 

さて得意のいらない解説に入りましょう。

1曲目はアルバムからと行きましょう。前回のライブに当たる「夢で逢いまSHOW」でも1曲目に「さよならベイビー」を持っていていましたし、あり得る選曲、というのと「忘れられたBIG WAVE」は初披露された年越しライブ「いっちゃえ'89サザンde'90」では生中継された時にちょうど始まった曲(実際はライブ4曲目)で完全燃焼版では何故か1曲目に放送されていたので、ここで正真正銘の1曲目(?)として披露されれば面白いのでは(お前だけ)という理由でございます。

2曲目の「お願いD.J.」はあれから10年も~の後に約10年前の曲が来たら…という選曲ですね。ちょうど10年前ですと1980年ですから「ふたりだけのパーティ」あたりになりそうですが、「歌うサザンに福来たる」でお願いD.J.を選曲していますし、当時歌う可能性が高そうということでこちらにしてみました。

4曲目からは稲村ジェーンコーナーでございます。…えっ、悪魔の恋は稲村ジェーンに収録されていない…?。歌詞に「稲村ジェーンJAWS」とありますので名誉枠ということでお許しを(?)。こう見ますと序盤にスペイン語曲を固めてしまっていますねえ…。ただ変に分けにくい感じもありましたし、歌うサザンのようにアルバム「Southern All Stars」と混ぜる形で序盤のコーナーを構成した方がしっくり来るように自分で組んでみて思いました。

さて2度目のMC明けは「YOU」から。何となくリアル感ありませんか(?)。いっちゃえ~でも発売前のアルバム曲の中から演奏されていますし、当時から既に桑田さんのお気に入り感が存分に漂っていますよね。「C調言葉に御用心」~「チャコの海岸物語」は歌うサザンから選抜で。翌年の「THE音楽祭 -1991-」でもC調~思い過ごしの流れをやっていますし先取りです(?)。

さよならベイビーから「真夏の果実」・「希望の轍」は映画主題歌メドレー的な感じで捉えていただければ。本当は「モーニング・ムーンは粗雑に」から「朝方ムーンライト」か「恋の女のストーリー」あたりも入れたかったのですが、バランスを考えてしまうのが私の悪いところ(?)。ここは1曲挟んでいますが、煽りの「Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)」で補いましょう。「フリフリ'65」で挟んでいるのは、轍→フリフリ(とその逆)があっても、轍→ビッグスターという流れがなかった、ビッグスター→フリフリの流れはあるので、逆にすれば繋がるのは…という判断です。まあ「ひつじだよ!全員集合!」の1~3曲目の流れをひっくり返したと言えばそれまでなのですが…w。

煽りは歌うサザンを軸に+まあシンドバッドはこの時期のセットリストを見ればやりますでしょう、と。地味にこの頃「みんなのうた」に取られがちだった本編ラストをお願い致しましょう。

アンコール1曲目は稲村ジェーンの番宣や試写会でやたらと(失礼)起用されていた「恋はお熱く」先輩を。その流れで演奏することを期待しての起用です(?)(妄想で期待とは)。

「Bye Bye My Love(U are the one)」は夢で逢いまSHOW・歌うサザンで連続アンコールだったということでここでも。もしくは「夕方Hold On Me」あたりになりそうですが。

ラストは歌うサザンと同じく「Ya Ya(あの時代を忘れない)」を。余談ですが、実際歌うサザンでのYa Yaはタイミングがベストといいますか、「サザンオールスターズ-真夏の夜の夢-1988大復活祭」のライブツアー初日の西武球場1曲目以来、2年ぶりの演奏を年越しのラストで、というのがサザン復活から稲村ジェーンまでの活動の一区切りとそういうスタートの1曲目というどうしても大きくピックアップされがちな看板を綺麗に下ろせた感が今見るとあるように思いますね。

 

…という訳で雑に組んでみました。まあ一生答えの出るものでは無いですし、十人十色なものになる妄想ではございましたが、こんなBIG WAVE…いやさざ波も稲村ジェーン一色の中にあっても良いではありませんか…とたまには自分を肯定して締めたいと思います(?)。

 

2013~2020年のサザンオールスターズライブの楽曲演奏回数を雑にまとめてみた

5月のやさしい夜遊びは桑田さんの楽曲制作期間として2週にわたってお休みの稲村ジェーン特集でしたね。去年は諸々で活動が制限されていましたが、今年は本格的にソロとしてまた動き出しそうですね。

ということで(?)、(この時もソロ活動を挟んではいますが)2013年の「SUPER SUMMER LIVE 2013「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」」から2020年の「ほぼほぼ年越しライブ2020「Keep Smilin’~皆さん、お疲れ様でした!! 嵐を呼ぶマンピー!!~」」までのマンピーに始まりマンピーに終わる(?)7回のライブでの楽曲演奏回数を雑にまとめてみたいと思った文章でございます。

ちなみにこちらがライブの一覧となります。


・SUPER SUMMER LIVE 2013「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」(2013年)

・ひつじだよ!全員集合!(2014-15年)

・おいしい葡萄の旅(2015年)

・キックオフライブ2018「ちょっとエッチなラララのおじさん」(2018年)

・“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!︎(2019年)

サザンオールスターズ特別ライブ2020「Keep Smilin’~皆さん、ありがとうございます!!~」(2020年)

・ほぼほぼ年越しライブ2020「Keep Smilin’~皆さん、お疲れ様でした!! 嵐を呼ぶマンピー!!~」(2020-21年)


毎度のことながら、テレビ用のライブや「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」は集計から除外しております。

7回のライブのうち1度だけ演奏された曲についても載せておりませんので、ご容赦くださいませ…。

それでは2回演奏された曲から載せていきます。


2回 29曲

海、Ya Ya(あの時代を忘れない)、YOU、タバコ・ロードにセクシーばあちゃん、Moon Light Lover、さよならベイビー、愛の言霊~Spiritual Message~、神の島遥か国、慕情、Bye Bye My Love(U are the one)、涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~、蛍、HOTEL PACIFIC、いとしのエリー、Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)、フリフリ’65、あっという間の夢のTONIGHT、JAPANEGGAE、死体置場でロマンスを、Computer Children、LONELY WOMAN、SAUDADE~真冬の蜃気楼~、シャ・ラ・ラ、愛と欲望の日々イエローマン~星の王子様~、BOHBO No.5、青春番外地、天井棧敷の怪人、闘う戦士へ愛を込めて


2回演奏曲は数が多いため、改行せずに雑多に並べております。

この29曲でセットリスト組めるのでは…というラインナップでございますね。「愛の言霊~Spiritual Message~」や「HOTEL PACIFIC」といった所謂ライブ定番といえます曲も顔を出しておりますね。

「慕情」ですが使われ方を見ますと、代役、ということでは勿論ありませんが、何となく「TSUNAMI」のポジションを担っている感じがありますね。

「LONELY WOMAN」や「あっという間の夢のTONIGHT」など年越しライブでのみ登場曲や「死体置場でロマンスを」・「Computer Children」といった年越し→ツアーという流れで続けて、というパターンの曲もいらっしゃいますね。

そして「BOHBO No.5」先輩は再びフルで演奏される日はやってくるのでしょうか…。


3回 6曲

My Foreplay Music

太陽は罪な奴

ピースとハイライト

ボディ・スペシャルⅡ

チルダBABY

エロティカ・セブン


このままライブの煽りコーナーとして持ってきても違和感がなさそうですね。おっとそこの方、ギターを壊して歌い出し間違えそうな流れがあるとは言ってはいけません(?)。

太陽は罪な奴」はサザンのデビュー日であり、自身の発売日である6月25日に行われた「キックオフライブ2018「ちょっとエッチなラララのおじさん」」「サザンオールスターズ特別ライブ2020「Keep Smilin’~皆さん、ありがとうございます!!~」」という2つのライブでも「勝手にシンドバッド」「ミス・ブランニュー・デイ」「みんなのうた」と同じく6月25日シングル3曲とともに選曲されるなど、夏=サザンというイメージの代表曲となった感じでしょうか。

エロティカ・セブン」先輩も「真夏の大感謝祭」以降は煽りコーナー定番の1つとして定着した感がありますね。煽りでマンピーとシンドバッドがコンビとして登場することが少なくなったのも影響したのでしょうか。1993年の曲ではありますが煽りの幅がより拡がりましたね。


4回 4曲

真夏の果実

みんなのうた

匂艶THE NIGHT CLUB

はっぴいえんど


このあたりになりますとザ・定番という曲が並びますね。

特に「はっぴいえんど」は初登場の「おいしい葡萄の旅」から「サザンオールスターズ特別ライブ2020「Keep Smilin’~皆さん、ありがとうございます!!~」」を除いて演奏されているなどすっかり定番となりましたねえ。「今」のサザン、という感じがありますね。

おいしい葡萄の旅とラララのおじさんの2回、この4曲が揃い踏みで登場されているなど四天王感があります(?)。

また「真夏の果実」は夏が絡むツアーと6月25日が絡むライブでは必ず演奏されています。


5回 4曲

LOVE AFFAIR~秘密のデート

ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

マンピーのG★SPOT

希望の轍


まさに皆さん、いつもありがとうございますというメンバーですね(?)。

ここの4曲はそのまま「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」で演奏されていますし、サザンのスタンダードといいますか、勿論元々知名度もあるかと思いますが、ファンの皆様だけではない場で演奏出来る所謂名刺代わりになる曲達という感じなのでしょうか。

マンピーさんも轍さんも演奏回数1位にはならないというのは意外と言えば意外、なのでしょうか。この2曲はRIJFの為にラララのおじさんでは演奏せずに温存したと桑田さんも話していましたし、定番だけどここ一番の曲としても起用出来るという強みを改めて感じますね。

何となくこのあたりは1曲1曲のパワーが強い曲が並んでいる感じがありますね。


6回 4曲

勝手にシンドバッド

栄光の男

ロックンロール・スーパーマン~Rock’n Roll Superman~

東京VICTORY


1位には4曲が並びましたね。大方予想通りといえばそうなるのでしょうか。

しかし「勝手にシンドバッド」と「ロックンロール・スーパーマン~Rock’n Roll Superman~」はふざけるなツアーでちょうど入れ替えされた曲同士ということで実質5.5回といったところでしょうか(?)。

「東京VICTORY」師匠は初ライブの「ひつじだよ!全員集合!」から皆勤という脅威の演奏率100%ソングとなっております。あなたこそまさに金色に光る一番星(?)。

シンドバッド以外の3曲は2005年以降の曲、というのもまた興味深いですね。ちゃんと現在進行形といいますか世代世代でライブ定番となる曲が生まれているのは流石といいますか…。

 

以上雑にまとめてみました。まあ上にも書きましたが、それが良いか悪いかは別としまして予想通りでしょう…w。

演奏回数が多い曲に近年のものが増えるのは、発売前後のライブではほぼ披露されるということが勿論あるからだと思いますが、自分たちが好き、もしくは今のサザンのアンセムとして続けて演奏しているように見えますね。一方で長年のライブ定番曲たちは(一部の例外はありますが)ここ一番での登場、という使い方、もしくは一定のペースになった、という感じでしょうか。

何と申しましょうか…。演奏率的にも曲の年代的にもある程度のバランスを保っている、ということなのでしょうか。


まあごちゃごちゃと書いてきましたが、今その時に演奏したい曲をやる、というのが伝わってくるのが良いのですよね、きっと。

 

2005年ライブツアー「みんなが好きです!」のセットリストを今更雑に振り返ってみる

趣味関連で何故かずっと覚えている言葉や一文というものがあると思うのですが、私の中でそれに該当する1つが「FILM KILLER STREET (Director's Cut) & LIVE at TOKYO DOME」のブックレット桑田さんインタビューの「リハーサルからツアーの最後までセットリストが変わっていない」話なのです。この頃にサザン好きとなった私には当時そのことが珍しいということが分からず、あまりピンとこない話ではあったのですが、サザンを知っていくにつれ、なるほど…と感じるようになっていたのです。

そんな「みんなが好きです!」のセットリストを改めて何となく振り返ってみたくなってしまい筆を取った雑文でございます。

 

セットリストに沿って、何となくコーナーになっていると思われることで区切りまして書いていこうと思います。

 

1.Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)

2.My Foreplay Music

3.希望の轍

まず最初のMCに入る前、スタートの3曲を振り返ってみます。

1曲目は「Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)」スタートの定番曲ともいえますが、実はライブ1曲目は「歌うサザンに福来たる」以来実に15年ぶり、2014年の「ひつじだよ!全員集合!」でライブ1曲目起用単独1位となるのですが、この時は「女呼んでブギ」と並んでいたのですよね…というのは余談です。

Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)~My Foreplay Musicと2曲続けてアルバム「ステレオ太陽族」からの選曲となりましたが、初のドームツアーで前回のアルバムツアーでもある1999年「Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~」では「JAPANEGGAE」~「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」とアルバム「人気者で行こう」から2曲続けていましたし、1つ過去のアルバムからメドレーのような形でライブをスタートさせるというのは、偶然なのかも知れませんが面白いですよねえ…。また新しいサザンを模索していた時の人気者で行こう、2枚組の所謂「大作」アルバムを完成させてのステレオ太陽族、というのは当時のサザン、桑田さんの心境と言うと大袈裟ですが、ちょっと意味深な感じがあったり無かったり。

そして3曲目は安定の「希望の轍」。サザンとしては初めて年越しライブが絡むアルバムツアーで、この頃はライブ3曲目が年越し曲というのがイコールになっていましたし、年越しとこの後MCを挟んで4曲目から「キラーストリート」の世界に入る1歩手前という2つの区切りがある、と考えますと、それを任せられる曲としてはベストだったのかな…と。

スタートは所謂定番と言いますか、良い意味で演者もやり慣れた、客席側も聴き慣れた3曲とも言えますし、2枚組30曲のアルバムということでスタートからもしかしたらキラーストリートのナンバーをやるのでは…というある種の期待と不安をまず意図的に消そうとしたところもあったのではないのでしょうか。

 

4.神の島遥か国

5.セイシェル ~海の聖者~

6.愛と死の輪舞

7.JUMP

8.愛と欲望の日々

9.別離

10.ごめんよ僕が馬鹿だった

11.リボンの騎士

キラーストリートコーナーその1、といったところでしょうか。

先行シングル「BOHBO No.5」との両A面シングル曲でもありました「神の島遙か国」からこのブロックはスタートしました。結果的にキラーストリート収録のシングル曲は、この曲と「愛と欲望の日々」、そして本編ラストの「BOHBO No.5」の3曲だけでしたね。まあ愛と欲望の日々からがアルバムの先行シングルだった、と思えば納得出来るような…。「涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~」はサザン活動再開・25周年シングルという単独感がありますし、「彩~Aja~」と「君こそスターだ/夢に消えたジュリア」は前年2004年の「真夏の夜の生ライブ~海の日スペシャル~」・「暮れのサナカ」で共に同じような位置で演奏されていましたし(彩は3・4曲目、スターとジュリアはセットで煽り頭)、使い方がそこに限られてしまうタイプの曲なのかな、と。3回続けて同じようにはしたくなかったという事だったのかも知れませんね。

ここの8曲は比較的キラーストリートの中でもポップな部類に入るタイプの曲が多い印象ですね。その一方でポップさが被らないといいますか、(「八月の詩」や「LONELY WOMAN」を演奏しなかったように)曲のテイストが被らないように配置しているように感じましたね。

 

12.YOU

13.海

14.栞のテーマ

15.Bye Bye My Love(U are the one)

ここは海のYeahコーナーといいますか、世間のイメージする夏のサザンメドレーともいえるコーナーになりますでしょうか。

所謂ライブ定番といえる曲達ではありますが、「YOU」と「海」は2003年の「建長寺ライブ」でも演奏されてはいますが、ファンクラブ限定・なおかつ放送されず(製品化も2010年)という事で、実質「茅ヶ崎ライブ」以来5年ぶり、「栞のテーマ」は「シークレットライブ’99 SAS 事件簿in歌舞伎町」以来6年ぶり、「Bye Bye My Love(U are the one)」は「晴れ着DEポン」以来6年ぶりと実はちょいとお久しぶりな方々でしたね。

この前後のアルバムツアーである、セオーノでは「Young Love」、おいしい葡萄の旅では「KAMAKURA」と過去のアルバム曲を連続で演奏するブロックがありました。今回はオリジナルアルバム単体というよりも夏曲を集めたまさにベストアルバム「海のYeah!!」からのチョイスという感じになりましたね。

栞のテーマはアルバムのライターノーツの中で「ひき潮〜Ebb Tide〜」のところで名前を挙げていましたし、そういったところでの選出だったりしたのでしょうか…。

これは「ROCK IN JAPAN 2005.」への出演の影響もありそうですね。「TSUNAMI」以降からキラーストリートまでの間にサザンへ興味を持った方向けにとも見えますし、この後の2ndキラーストリートコーナーをより引き立たせるための対比として良い意味での前座といいますか、その間の混沌の渦に呑まれていく感じが美味なる多面体としてのサザンを味わえるように今見ますと思えますね。

 

16.からっぽのブルース

17.恋するレスポール

18.夢と魔法の国

19.キラーストリート

20.限りなき永遠の愛

序盤のキラーストリートコーナーが表の陽であるとしたら、このコーナーは裏の陰、といえますでしょうか。こういう形でキラーストリートが2枚組のアルバムということをライブでも再現している感が良いですよねえ。

アルバムの1枚目の1曲目、始まりの曲である「からっぽのブルース」でこのコーナーが始まるというのもより強調感があるといいますか、先程までの空気が一気に変わったというのが画面越しでも伝わってきますね。

このコーナーがみんなが好きです!というライブの「核」になっていると思います。ここの魅せる、といいますか、演者がやりたいことをしているのが、(勿論喜ぶ方もいますが、声を挙げるということではなく)客席側を黙らせる、特にドームの5万人が沈黙とともにステージを見る、というのも演者としてはまた盛り上げるのとは違う快感があるのかな…と。

改めてこう流れで見ますと、緩急というのは大事だと…。野球で160キロのボールを投げても投げ続ければやがて打者に捉えられてしまうように、一辺倒にならないようにコーナー毎にうまく押したり引いたりをしているように感じますね。最初のキラーストリートコーナー以降はアンコールまで、4~5曲をセットに色の違うブロックを組み合わせて構成しているのも、メリハリをきっちりと付けていたのかな…と思います。

 

21.ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~

22.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

23.マチルダBABY

24.イエローマン~星の王子様~

25.BOHBO No.5

煽りコーナーが新曲で始まり新曲で締める、というのもアルバムツアーならでは、という感じがあって良いですよね。今ではすっかり常連としてベテラン感を出しています「ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~」先輩のライブ初陣と初々しい感じがありますね(?)。流れもあるのか次の「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」師匠も煽りでは珍しくギター持ちでしたね。逆の流れでおいしい葡萄の旅でも登場されていますし相性は良かったのですね。

前回のアルバムツアーの本編ラストであった「イエローマン~星の王子様~」の次にラストとして「BOHBO No.5」が来るのも前回と繋がっている感じがあって好きな流れです。RIJ2005では「勝手にシンドバッド」の次というポジションでしたし、急遽シングルにしたというのも頷けますね。

個人的にはからっぽのブルースから続けて、ここのBOHBOまでの流れが、製品版でのドームの密閉された巨大な空間と合わさって漂ってくるダーク感のようなものがあって大好きなのですよね…セオーノやその後のドームツアーとはまた違う何かを感じてしまったりするのです…。

今から見ますと煽りに「マンピーのG★SPOT」が入っていないのが、珍しいといいますか新鮮といいますか…。ただこの2003~05年の煽りを見ますと、「ボディスペ・マンピー・シンドバッド」と「ミスブラマチルダ」の2つの組み合わせどちらかを起用するというのが傾向としてあるのですよね(暮れのサナカ3曲目にマンピーというのはありましたが、あくまで煽りの中での話と言うことで…)。ライブの大定番ではありましたが、扱いといいますか明らかに立ち位置が変わったのは、2013年の「SUPER SUMMER LIVE 2013「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」」と個人的には感じておりまして、そうなる前の2003~05年という時代の煽りの模索といいますか、期待に応えつつも同じ事はしないように…と組み立てている感じが伝わってくるのが結構好きだったりするのですよね…。

 

En1.勝手にシンドバッド

En2.TSUNAMI

En3.LOVE AFFAIR~秘密のデート

En4.心を込めて花束を

アンコール頭でいきなりシンドバッドというのは珍しいですよね。次の「TSUNAMI」への流れを見ますと、この年ちょうどそのシンドバッドからTSUNAMIまでのシングルが12cm盤として再販されていますし、それを踏襲した流れだったのかしら…と(Big Star Bluesでの大復活祭の時のようなovertureも「フリフリ’65」のシングルにライブテイク音源が収録されていたのもあったりしたのでしょうか…)。よくよく考えますと2005年は8年ぶりのオリジナルアルバム「キラーストリート」発売が最も大きいトピックスであったと思うのですが、ROCK IN JAPAN出演にこの44枚のシングル再販となかなかなトピックスが続いていましたねえ…。そういうことも引っくるめたセットリストと考えると一度も変えなかったのは奇跡、と桑田さんが仰っていたのも分かる気がしますね。

ラストは「心を込めて花束を」。キラーストリート収録ではないこの曲を持ってくるのは、おや…と思いましたが、でも何となく「限りなき永遠の愛」も「ひき潮〜Ebb Tide〜」もライブのラスト、という感じがあまりイメージ出来ないのですよね。勿論最後に来てもおかしくはありませんし、その方がよりアルバムツアーの締めに相応しいとは思うのですけども、みんなが好きです!というライブの締めと見ると何処かズレを感じてしまうといいますか…。

おそらく私の中でこの2曲は悲しみや終わり感が強い曲になっているのだと思うのです。(毎度のことではありますが)所謂解散説もありましたし、マイルドな曲で…というのがあったのかもしれません。

みんなが好きです、の最後に心を込めて花束をというのが、こちら側へのプレゼント感があって、そういった意味ではこのツアー名の締めとしては良かったのかも知れません。

…前にふと思ったのですが、歌詞のパパとママが、「パパ(Disc1)とママ(Disc2)に花束を」、とキラーストリートへのお疲れ様を表していたら面白いな…と。

 

ライブの振り返りとしては以上でございます。

 キラーストリート収録曲のライブ演奏についても少し…。

このライブでは30曲中15曲、アルバムから演奏されましたね。

演奏されなかった15曲を見てますと、上記しましたが9曲は涙の海から愛と欲望の日々までのシングル収録曲となっていますね。やはりそこで区切っていた感じなのでしょうかね…。残りの6曲は、

・山はありし日のまま
・殺しの接吻~Kiss Me Good-Bye~
・八月の詩
・Mr.ブラック・ジャック~裸の王様~
・The Track for the Japanese Typical Foods called “Karaage” & “Soba”~キラーストリート(Reprise)
・ひき潮~Ebb Tide~

 となっておりますね。

「八月の詩」は翌年の「THE夢人島Fes.2006 WOW!! 紅白! エンタのフレンドパーク Hey Hey ステーション …に泊まろう!」の1日目で、「Mr.ブラック・ジャック~裸の王様~」は夜遊びライブで演奏はされましたが、残りの4曲は未だ披露無し、となっております。

ただ2019年の「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」では候補として「殺しの接吻~Kiss Me Good-Bye~」が上がっていましたし、このライブで彩が15年ぶりに演奏されるなど、「今」の方がライブでキラーストリート曲が演奏される感じが何となくあるような気がします。勿論アルバムツアーで見れることがベストなのでしょうが、時を得て演奏される、というのが時を駆けるよという感じがありませんか(?)。そういうところでもしかして…の期待をある意味で持たせてくれるというのが、初めて買ったCDということもあり、キラーストリートというアルバムに特別な偏愛を抱いている身としては楽しみだったりするのですよね…。

 

…というささやかなる偏愛(?)を晒したところで締めたいと思います。 

 

桑田佳祐「静かな春の戯れ ~Live in Blue Note Tokyo~」の感想のようなものを

3月7日に配信されました桑田佳祐「静かな春の戯れ ~Live in Blue Note Tokyo~」をうっかりこっそりと見ておりました。その感想のようなものです。

まだ見逃し配信期間ということで、毎度のことではございますが、曲順や内容等々だらだらと書いておりますので、未視聴の方には思いっきりネタバレとなっておりますので、その辺りどうかご注意下さいませ…。

 

さて私は今回も応援団枠の配信の方へお邪魔させて頂いておりました。開場時間に配信サイトへアクセスしますと、アルバム「がらくた」が頭から流れておりましたね。君への手紙のあたりで画面が切り替わり、ブルーノート東京の正面の映像が。そこから扉が開き店内へ…。

会場では既にサポートメンバーの皆様が待機しておりましたね。そこへ桑田さんがやって来てステージへ。椅子に腰掛けギターを抱え始まったのは…。

 

1.ソバカスのある少女〔ティン・パン・アレー

何とカバー曲からのスタートとなりました。ソロでは過去に「さのさのさ(洒落男)」「Xmas LIVE in 札幌(きよしこの夜~OVERTURE~サンタが街にやってくる)」「宮城ライブ ~明日へのマーチ!!~(青葉城恋唄)」と持ち歌ではない曲スタートがあったので、珍しいという訳ではありませんが不意打ち感はありましたね。

何と申しましょうか…。サザンでの配信ライブでの「YOU」と「ふたりだけのパーティ」がどうしてもタイトルからある種の意図を感じさせてしまうところがありましたが、ソロでは敢えてそれを避けようとしたのではないのでしょうか。もしくは配信ライブも3度目になりますから、ここで1つ遊びを入れたくなってしまったのかもしれませんね。

桑田さんのギターから始まりましたが、オリジナルのようなテンションでしれっと軽妙に歌ってしまうところが流石といいますか、この方には勝てないなと改めて思った次第でございます(別に勝とうとしている訳ではない)。まさに静かな春の戯れというライブ名に相応しいスタートだったのではないのでしょうか。

 

2.孤独の太陽

カバーが続くのか、持ち歌へ行くのか…というところで不意に始まった感がありました。

1994年の「さのさのさ」ツアー以来実に27年ぶりとなる演奏にも驚きましたが、まさかこの2曲目、持ち歌として実質1曲目のこの位置に来るとは…。

しかも当時の放送版でも製品版でもこの曲はカットされていたので、初めてライブ映像として配信された瞬間でもあるのですよね。

青いライトに照らされて歌う桑田さん。なるほど…孤独の太陽とは青い太陽なのですね(?)つまり大洋ホエールズ…(違います)。孤独な街並みはBlueと歌う曲もありますし、そういう認識なのかもしれませんが(思い付いて書いて見たものの繋がっていない)。

所謂ソーシャルディスタンスの世の中で孤独という言葉が入るタイトル曲をここで持ってくるのが、サザンでの配信ライブ1曲目だった「YOU」や「ふたりだけのパーティ」とはまた違うリアル感といいますか未だ収束の見えない苦しみを代弁しているように感じたりもしましたね。一方でブルーノート東京というサザンでの横浜アリーナとはまた違ったステージだからこその、おひとりさま感だったりあなた独りの為の太陽としての桑田佳祐、という風にも捉えられるような、2つの感覚が同時に訪れる不思議な時間でしたね。

…そういえば桑田さんやさしい夜遊びでよく孤独のグルメの話をされていますが、まさか孤独のグルメ孤独の太陽的な連想で今回セットリストに入れていたりして…。

 

3.若い広場

次いきます、という一言と共に聴き慣れたイントロが。一気に安心感が出たといいますか。

「若過ぎた夏でさえ 今よりも愛のそばにいた」からの若い広場という流れですから、過去を思い返すといいますか、1つの物語になっている気がしますね。

照明が一気に明るくなったのと「肩寄せ合い~」のところでスタッフの皆様の姿が映ったこともあり、青い照明と孤独の太陽というタイトルとの対比といいますか陰と陽が表現されていたように思いました。

「都会の隅」「夜の酒場」まさにブルーノート東京で歌うにはぴったりなフレーズがあったなあ…と。

 

MC

桑田佳祐です、とちゃんと名乗りをするのは珍しいですよね(?)。大好きな場所で大好きなメンバーと…というのが桑田さんらしくて良いですよねえ。少し大人っぽい感じで、というのが今宵のキーワードになりそうです。

 

4.DEAR MY FRIEND

イントロと共に桜が映っておりましたね。

まさに今の季節にぴったりな1曲。過去には2008年の「石垣島ライブ」・2010年の寅さん武道館イベントと2度演奏されていますが、今回も含め全て3月に歌われていますね。何と申しましょうか…3月曲としての役割を全うされているといいますか…。

今ご時世的に卒業式が縮小されたりもしくは中止になったりという状況の中で、もしこの配信ライブを見ている卒業を控えている学生の方がいらっしゃれば、この曲が桑田さんからの卒業プレゼントになって欲しいと思いましたし、そんな想いを桑田さんも持っていたりするのかな…と思ってしまったりするのですよ…。

 

5.こんな僕で良かったら

「ライブ in 神戸&横浜 2011~年忘れ!! みんなで元気になろうぜ!!の会~」以来10年ぶりの演奏とちょいとお久しぶりの登場でしたね。

この曲は歌いそうな予感はありましたね。このライブのある意味でキーワードといえます「大人」の雰囲気にあうジャズな曲として頭に浮かんでおりましたね。

何となくアメリカン・エキスプレスのCMを思い出してしまい、そちらをずっと頭の片隅に置きながら見ておりました。あの時期がちょうど初めてリアルタイムでのソロ活動を見ていたもので思い出深いのですよね…。

「波音のスウィングに揺れながら 幸福に逢いにゆこう」…いや、逢いに行く前にもうすでに今幸福に逢えておりますよ…。

 

6.愛のささくれ~Nobody loves me

初演奏となりました「この夏、大人の夜遊び in 日本で一番垢抜けた場所!! supported by ニッポンハム / Billboard Live 10th Anniversary」以来(ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017含め)皆勤ですね。愛のささくれ大好きおじさんとしては嬉しい(?)。

「張り裂けそうな前のボタン」…あら、もう胸元が開いていらっしゃるじゃありませんか(?)。

何と申しましょうか…如何にも桑田佳祐の書く世界感だと思うのですけど、サザンで作るのとは多分違う、まさにソロ名義での作品であるというのが強く感じる曲なのですよね。

「体良く フラれて 愛のささくれ」のささくれを最後ささくれぇー↑と上げる歌い方が、がたくたツアー新潟初日公演で見た時に近くて個人的に嬉しかった場面ですね(?)。

ところで夜明けのスムージーには、こんな僕で良かったらでご登場されたパパイヤとバナナは入っていたのでしょうか(?)。

 

7.簪/かんざし

「がらくたツアー」と同じピアノの導入があってから入る形になっていましたね。

桑田さんも座ったままではありましたが、ここで初めてギターを外し、ハンドマイクで歌っておりましたね。まさにグランドピアノの為にある曲という感じでしたね。

CD音源やがらくたライブよりもテンポが少し遅めでよりしっとりと歌っているような印象ですね。

多分表現としてはおかしいですし、うまく伝えられないと思うのですけど、このライブの簪は物凄い血が濃い「死」を感じるのですよね…。

 

8.SO WHAT?

ヘリコプターの音が。となるとこの曲しかありません。

意外な選曲、とも思ったのですが、これまたブルーノートの雰囲気にぴったりで…。

何と申しましょうか…。愛のささくれでは女性の誘いに失敗し何も成し遂げていないのに対して、この曲は良いのか悪いのか成し遂げているという対比の間に「死」(簪/かんざし)があるのが、興味深いといいますか、画面越しだからこそ多分普段ライブを見ている時には気が付かないところに不意に気付いてしまったりするのですよねえ。

ラストにSo what?をもう一度歌ったかと思っていましたら「This is the end」と締め。まさに、といったところでしょうか。

 

9.東京ジプシー・ローズ

テンポが遅めでしたね。特にサビが分かりやすくスピードダウンしていましたね。流れと会場に合わせた感じでしょうか。

ラストのラストでは「Singing sha la la la Rock & Roll And sha la la la Baby Doll In sha la la la 東京ブルーノート」とビルボードライブの時と替え歌。毎箇所替え歌していたビルボードライブと比べて数を減らしたのは、ビルボードの後「盛り上がると思ったのにあまり反応がなった」というような内容の振り返りをしていたことが残っていたのでしょうか…。

今回はSO WHAT?からのこの曲でしたが、2016年の「ヨシ子さんへの手紙~悪戯な年の瀬~」では逆の流れではありましたがこの組み合わせで演奏されていましたね。繋げやすい曲なのでしょうか。

 

10.グッバイ・ワルツ

Overtureのキーボードを弾く深町さんの手がまた素敵でしたね。

DEAR MY FRIENDで映っていた桜が今度は逆光で画面に再登場されておりました。

いやあアレンジが重い…重い…。何と申しましょうか…東京の湿気たっぷりな重さとは違い、低気圧の影響で受ける頭痛のような体にずっしりとくる重さを物凄く感じまして…。

ただその一方で桑田さんのボーカルは少し余裕があるといいますか、良い意味で曲の雰囲気に完全に飲まれていないような、CD版とはまた違う作っていないどこか物語を俯瞰しながら歌っている感じが曲のアレンジとボーカルがまた絶妙なバランスで釣り合いを取っていたなあ…と。

こんな僕で良かったらとこの曲で歌詞に出てくるワルツは全く違うものだと思うのですが、それを「僕」と「俺」の一人称の違いでより表わしているようにふと思っておりました。

私、グッバイ・ワルツがとてもとても大好きな曲でして、去年の夜遊びでの生歌で演奏された時も思わず立ち上がってしまうほど喜んだ物でしたが、またそれとは違う喜びがありましたね。

実はこの曲に少しもやもやした思い出がありまして…2011年夜遊びでの「33回目のデビュー記念日に勝手にひとりで生歌スペシャル」でも演奏されたのですが、聴いた時この歌で震災を絡めた替え歌パートがあったのですよね。その時は好きな曲&ライブという形では初披露ということもあり「何故この曲で…?」という思いがあったのですね。まあ後で色々と解釈したり意図を掴もうと考えるタイプなので、一応の納得はしていたのですが、やはり少しうーん…という気持ちが残っておりまして。その年の年末「元気になろうぜ‼︎の会」の時も歌ってはいましたが、ライブに行っていない&当時はWOWOWに入っていなかったということで、タイミングを逃してしまっていました。だから、なのかもしれませんが、もやもやを払拭したというよりも、沁みたといいますか言葉に出来ない思いをまた抱いてしまった訳で…。

2021年3月7日、グッバイ・ワルツは私の中でより特別な曲となりました…。

 

11.月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)

おぼろ月(東京ジプシー・ローズ)・蜉蝣月(グッバイ・ワルツ)と月が歌詞に登場する流れからラストにやってきたのはやはりこの曲でした。

2曲目の孤独の太陽ともある種タイトルが真逆ともいえますし(月と太陽、孤独と複数形、月と太陽が最初か後に付くかもありますね)、MCを挟んでいるとはいえ流れとしては一区切り、という解釈にもなりますでしょうか。

この位置で歌われるのは何となく予想しておりましたね。サザンでの配信ライブでは「シャ・ラ・ラ」「Ya Ya(あの時代を忘れない)」というコーナーの締めには比較的強めな曲が続いていましたし、ここはソロでも踏襲しそうだな…と。ソロでそのポジションとなるとこの曲になりそうと思いまして(ヨシ子さんへの手紙で一度この位置での演奏は経験がありますから尚更そう思ったのかもしれません)。

簪に続いてこの曲もハンドマイクで歌っていましたね。ただこの時はギターを掛けたまま、左手で持ちながらでしたね。このスタイルがまた良くて…。いつものラフな衣装とは違う、シックなシャツとベストの渋い衣装と相まって、更に映えたように思います。

MVのスーツ姿も思い出しましたが、良い意味で老けたと言うと失礼でしたが、きっちり10年の年齢を重ねているからこその格好良さに歌唱だったのではないのでしょうか。だからこそ「二度とあの日の僕には 戻れはしないけど〜」がよりリアルな言葉として届いたのかな…と。

 

MC

ここでメンバー紹介が。サザンの時と同じくソロ回しでのメンバー紹介となりました。配信ライブでのお約束、となりつつありますね。誠さん、桑田さんの紹介の時にくわた、くわたけいすけ~と桑田を2回言いますとミドルネームに聞こえてしまいますよ。

次はカバーコーナーへとのことです。

 

12.かもめ〔浅川マキ〕

カバーコーナーの1曲目は浅川マキさんのかもめでした。音楽寅さんや夜遊びの生歌での演奏は何度かありましたが、バンドメンバーとライブ形式で、というのは確か初でしたね。

一輪の花にスポットが当たっていましたが、別に桑田さんの横にも花が。そちらはその後もステージにいらっしゃっておりましたね。ただこの曲の歌詞通りの花だったとすると、ずっとステージにあるのはちょっと意味深で怖いですよね…w。

そういえば以前文春の連載で浅川マキさんに付いて触れていた回で締めに、彼女のような「純」な弾き語りライブをしたい、と書いておられましたね。今回がその「純」なライブ、となっているのかは分かりませんが、何となくこのライブはこの曲を、浅川マキを歌うために開催したようにこの曲を歌う桑田さんを見た時に強く感じてしまったのですよね…。それだけ生き生きとしていたように見えたのです。

 

13.灰色の瞳〔加藤登紀子長谷川きよし

大好きな2人の大好きな曲です、と。コーナーと言っていたのでもう2~3曲は続くと思ったのですが。

2人曲ということでTIGERさんとのデュエットとなりましたが、「偉大なる歌謡曲に感謝~東京の唄~」での新宿そだちとあちらはライブではありませんが、2回も桑田さんとデュエットするというのも珍しいことではないのでしょうか。それほどシンガーとしてのTIGERさんへの信頼が厚い、という裏返しになるのでしょうが。

大人のライブを、というキーワードがまさにぴったりなカバーでしたね。所々映像も灰色になるのがまた良かったのですよね…。

 

14.東京

そんな雰囲気の前奏があったとはいえ、ここで東京さんは不意打ちなどでは済みませんね(?)。よりインパクトがあった気がします。

元々こういう曲ではありますが、今、このご時世を過ごしておりますとよりダークさが響くといいますか…。そしてがらくたツアー東京ドーム公演でも感じたのですが、画面越しでも東京で歌われる東京はどこか漂う空気感が違うなと…。

間奏は桑田さんのギターだからこその曲ですし、そこが大きいのは分かっているのですが、敢えてギターなしのボーカルに集中したテイクもいつかは見てみたいわね…とこのステージで見まして思った次第でございます…。でも誠さんがあの間奏弾くのは(畏れ多いという意味で)多分嫌がるだろうなあ…w。

 

15.SMILE~晴れ渡る空のように~

少し曲紹介のMCが入りましたね。本日皆様の前で初めて歌わせていただきます…と。

事前に公式Twitterで告知のあった(夜遊びでも匂わせてはいましたが)この曲の初披露はこのタイミングでしたね。多分この辺りとは思ってはいたのですが。

MCを挟んでいるとはいえ、東京からこの曲へというのはほうほう…となっておりました(?)(謎目線シリーズ)。東京は雨降り、から晴れ渡る空のように、と変わるのが良いですよね…。今のところ開催するということですが、去年の延期から今年もし100%万全でオリンピックが行われる世界線になっていたらこれほど美しい流れはないとは思いますが。

発表から1年経ってリリースなしの初披露となりました。いつもは新曲に関しては先にライブで聴いても、その後聴き込んでいないとこれという感想を紡げないタイプなのですが、夜遊びで毎週のように流れているのを1年聴いて、のライブだったので全体を把握していないけど分かる・口ずさめるといういつもと感覚が違ったのですよね…。そのような中で「ここから未来を始めよう」のフレーズが今までよりも入ってきた、といいますか、きっと今日から始まるのだろうな…と素直に思ってしまったのですよね…。その未来で「SMILE~晴れ渡る空のように~」にお逢いしたいな…と。その日がいつか何処かで来ることを願っております。

 

16.明日へのマーチ

東京は雨降り、のちに晴れ渡る空となり、それは遙かなる青い空となるのです…という1本のストーリーになっておりますね。やはり桑田さんは天気の子だったのでしょうか(?)。よく雨を降らせますからね(?)。

冗談はさておき(?)東京とある意味でそれを中心としている曲という流れの後、「願うは遠くで生きる人の幸せ」の歌ですから。遠くが東北ではなく東北を含めた全てのまさに遠くの人たち全てにSMILEを届ける3月(マーチ)になったような…。笑顔の架け橋としての明日へのマーチだったように思いました。

 

17.大河の一滴

所謂煽りコーナーに入ったと見てよろしいのでしょうか。煽り頭のこのポジションで使われそうなイメージがあったのですが、この位置での起用は今回初でしたね。

還暦から高齢者となったこの5年間をどの位置でもどの広さの会場でもきっちりと支えるまさにいぶし銀な曲になりつつありますね。まさに黒の円熟ですね(?)。

間奏の台詞部分はもうTIGERさんとのコンビ芸となった感がありますね。今回はコーラスに田中雪子さんも参加されていますし、女性2人のシュラバ★ラ★バンバな台詞展開(?)になるのでは…と密かに期待…おっと予想していたのですがそんなことはなく(当たり前…いや、当たり前なのだろうか…)。

 

18.スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)

ここで来ますかKUWATA BAND。デビュー35周年あめでとう(?)。

KUWATA BAND代表といえばすっかりこの方になりましたね。

Lennonが流れる Rock Cafe」ならぬ「Kuwataが歌う Jazz Club」といったところでしょうか(?)。しかしスケベと連呼する曲でありながらもブルーノート東京の雰囲気にぴったりなのですよね。終盤のここで披露されるというのがまたニクいといいますか、大人な雰囲気といいつつ、桑田佳祐の一面であるエロ枠をきっちりとかましてくるお約束は外さないところは流石ですね。何と申しましょうか…年齢を重ねることからこそ出てくる良さといいますか、曲自身が共に年齢を重ねて洗練されてゆくことで違和感無く溶け込んでいったような印象ですね。

「Woman,Say!! Yeah.」の所謂ファンとのコール&レスポンス部分をサポートメンバーの皆様全員とソロ回しのような形で行うという無観客ならではの試みが。配信ライブだけのお遊びなのかもしれませんが、有観客になった時でも試して欲しいですね。深町さんと角田さんあたりの返しは生で是非拝見したいものです(?)。

 

19.真夜中のダンディー

スキップ・ビートからの年齢を重ねることで違う味わいを見せる曲メドレー(長い)素晴らしかったですね…。しかし21時前に真夜中とはまだちょいと早いですね(?)。

途中「Get Back」を弾いていたのですね。Twitter実況を眺めつつのライブ鑑賞はこういう事が分からない身としては利点の1つですよね。

「夢も希望も〜」のところはやはり(?)カットでしたね。また1つ消えたのは嗚呼このフレーズだった…と替え歌したくなりますね(?)。そうなるとヨシ子さんへの手紙初日でのフルバージョン歌唱はレアですよねえ。

個人的に「Brother」のコーラスを片手でピアノを弾きながら、もう片手はマイクを握りながらしていた片山さんのあの一瞬は物凄く大好きです(?)。

曲の終了後、桑田さんの今回のライブについてのインタビュー映像が流れ、この曲で本編は締めとなりましたね(映像にいく直前よく見ると桑田さんが立ち上がっているので、締めの形は作っていたようですが)。

 

20-21.Iko Iko〔Dr.John〕~ヨシ子さん

こちらから曲名のところは公式のセットリストに乗っとって…。

映像がライブ会場に戻ると既に皆様はスタンバイ。アンコール行きます、と桑田さん。

ここで三度のカバーが。洋楽ナンバーは今宵初でしたね。Dr.Johnさんといえばレンタルショップのサザンのコーナーに並んでいるでお馴染みの(?)(私の住んでいる地域だけでしょうか…)サザンカバーオムニバスCD「All of mid-summer blossoms」で「逢いたさ見たさ病めるMy Mind」をカバーしておりますので気になる方はチェックです(?)。

最初音の雰囲気で神の島遙か国が始まるのかと思いました(?)。Twitterで同じことを思った方が何人がいらして安心しました(?)。

何と申しましょうか…桑田さんが洋楽を歌う時の声良いですよね。やはり日本語と発音が違う影響があるのか、こう唐突に洋楽が入りますとその違いが分かるといいますか。今まで英語分かりません、で洋楽ライブはあまり多く見ていなかったのですが(「Acoustic Revolution」は好きで何度も見てはいるのですが)、もう少し本腰を入れて見てみようかと思いました。

…と思っていたところでヨシ子さんが。Iko…アイ子と聞き間違ってしまったのでしょうか(?)。しかし本体の方はノーリターンでございましたが。

メドレー形式となりましたが、TIGERさんと田中雪子さんのコーラスに洋楽感があり、違和感無く繋げるのに大きな役割を果たしていたように思いました。

2016-17年のソロでは全てのライブで本編ラスト、という良くも悪くも固定されたポジションでの演奏でしたが、アレンジやライブコンセプトもあったのかと思いますが、今回の演奏でもっとセットリストの中を自由に動けるようになったのでは…と。

 

22-23.君をのせて〔沢田研二〕~悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)

またもやカバーに戻り、登場しましたはジュリーでございます。まさかブルーノート東京→東京→TOKIO→ジュリーという連想があったのでしょうか(?)。

曲調や照明も相まってここで一息、といいますか、あのヨシ子さんの次、ということですから持ち歌よりもカバー曲で仕切り直す方が続けるには良い、という判断だったのでしょうか。

曲が終わると照明のキラキラ感が。もうあの曲しかありません。

ここでようやくやって参りました。ライブ連続演奏記録(ROCK IN JAPAN FES.2002などのイベント関係は除く)はまだまだ途切れそうにはないようで。

悲しい気持ちがアンコールで演奏されるのは今回が初めてでしたね。1曲目・序盤・中盤・煽りと本当にどこでも使われるまさにユーティリティプレーヤーです。

この曲がソロデビュー曲というのは、周知の事ですが、君をのせても沢田研二としてのソロデビュー曲だったのですね。今回どちらを先に歌おうと考えたのかは分かりませんし結果的にそうなっただけなのかもしれませんが、敢えてデビュー曲通しをメドレー形式でぶつけてくるところに、桑田さんのジュリーへのリスペクトと、共に現役であるならこそのある種歌手として勝負するという矜持のようなものを感じてしまうのですよね…。

 

24.明日晴れるかな

最後の曲はすっかりライブのラスト曲として定着したこの方でした。

1人弾き語りのような形で始まるのが、近年のライブでのアカペラスタートを踏襲している感がありますね。

コンセプト自体が違うものではありますが、サザンでの「勝手にシンドバッド」や「みんなのうた」のように明るく締めるのではなくバラードである意味いつも通り終わる、というのが所謂サザンとソロの違いといいますか(会場の違いも勿論あると思いますが)、より寄り添ってくれているような感じがありましたね。

明日へのマーチもそうなのですが、桑田さんの描く未来は明日なのですよね。SMILEのここから未来を始めよう、と全てがここで繋がって締まるのが、まるで長い時間を掛けて完成した1本の映画を観ていたかのようないつものライブとは違う感覚を持ったところでいつの間にか曲は終わっておりましたね。

 

曲が終わると、桑田さんが立ち上がり、春まだ遠くが流れる中、再度のメンバー紹介を。

素晴らしい春をお迎え下さい。お身体に気を付けて。というあいさつとともに、またブルーノート東京でお逢いしましょう。ここはお酒も食事も凄くおいしいですよ。と締め。エンドロールが流れライブは終了となりました。

 

 

さて雑に振り返って見ましょう。

今回の大きなところはやはりカバーになりますでしょうか。上で何だかんだと怪文書のように(?)書いてはみましたが、結局のところは桑田さんが歌いたい曲を歌った、というそれだけの理由だったような気がしますね。だってあれだけ生き生きと楽しそうに歌う姿を見ますとねえ…w。配信ライブだからこそある意味客席の様子を伺う必要がない、好きな曲を自由に歌ってやる、という思いもあったのかもしれませんね。

持ち歌で見ますと、2000年以降の曲が多かったですね。だからこそより孤独の太陽インパクトが大きかったように思います。

夜遊びで「Blue〜こんな夜には踊れない」を忘れていた…とおっしゃっていましたが本当に忘れていたとは…w。そもそもがシングル曲の悲しい気持ちを除くと「Keisuke Kuwata」から1曲も選曲されていなかったという。まさかアルバムの存在自体をお忘れに(?)。

冗談は置いておきまして、キャリアの後半曲中心で構成しても当たり前ですがきちんと成立するのですから恐れ入ります(?)。

 

毎回思うことですが、このような状況の中配信ライブを開催して下さり、桑田さんを始めサポートメンバー・スタッフの皆様本当にありがとうございました。

また1つ大切なものを頂いてしまいました。この静かな春は忘れません…。