適当文集

140文字でも書けそうな事を引き延ばして雑に書くところ

今更ながらサザンオールスターズ「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」の感想のようなものを

この前古いパソコンのデータを漁っていたら、このライブの感想メモを発掘しまして…。

そのままゴミ箱に入れて消去してしまうのも少し勿体ないと思ったので、文章のゴミ箱でお馴染み(?)のこちらで供養されていただきます。

流石にメモをそのまま載せるのもアレですので、改めて製品版を見た感想のようなもので補填しております。なるべく2013年当時にこんなことを考えていたなあ…ということを書いていますが、2017年の私が多少出てきていますので、純粋な感想では無いことをどうかお許しくださいませ。

それでは特に望まれていない世界で一番遅い「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」の感想のような物でございます。

 

 

私がこっそりと会場に潜入しましたのは、ツアー最終日、9月22日の宮城スタジアムの公演でございました。私としては前年のソロライブ「I LOVE YOU -now & forever-」ツアー以来2度目のライブとなりました。

仙台駅までは車で行き、その後シャトルバスに乗って会場まで向かったのですが、そのバスに乗っておられた男性の方の横顔がとても桑田さんに似ていまして、一瞬「…えっ…?」となりました。

そんなこんなで会場に到着し、無事に侵入に成功しました。席に着くと見慣れない物が…。袋にリストバンドが入っており、説明書を見ますと(この前サザンBOXを整理していたらこの説明書が出てきました…持って帰ってきたのかい…4年前の私よ…)、どうやら光るとのこと、その後テストがあり、一斉に光ったときに歓声が上がっていましたね。

この時半袖で出掛けていたのですが、やけに9月の風が身体をしめらせてきたので(?)、ライブグッズであったパーカーを購入し着まして、寒さから尿意が来ないことを祈りながら待機しておりました。

そうしていますとアナウンスが始まり…。

 

オープニング

ここのアナウンス煽ってましたねー。ちょっと引っ張りすぎたような。「おっ勃ちません」位までで良かったような気がします。

そして下からサザ…SMAPの皆さん(?)がご登場しました。って両サイドにあったセットはこのためだけに用意されていたのですね…w。

改めてサザンオールスターズと紹介されると大歓声が。私はニヤニヤ(気持ち悪い)。

風船がたくさん上げられていましたね。会場に来る途中民家があったので、そこまで飛んでいかないか心配になりました(誰目線だ)。一部の風船は結構空中に残っていましたね。サザンファンだったのでしょうか(?)。

ちなみに私のいた席からサザンの皆様は米粒よりは大きく見えましたね。柿の種ぐらいでしたでしょうか(?)。

 

1.YaYa(あの時代を忘れない)

メンバーが位置に付き(いつの間にかサポートメンバーの皆様も集結していましたね)、聴こえてきたのはこの曲のイントロでした。

イントロを聴いた瞬間「うわーまたベタだなー」と思いました。悪い意味では無く、無期限活動休止前最後のライブである「真夏の大感謝祭」のラスト曲をそのまま持ってくるというのも正統派な選曲だなー、という思いがありました(ライブ冒頭からこんなことを考えていた自分は何なのか、まあ今も何ですけどね…)。

後ろのモニターに早くもメンバー5人を映すなど、復活を印象づけるのにはこれ以上にない曲ではありますよね。

しかしこれが生サザンの初めての曲となった訳ですから、このYaYaを忘れない…とも思いました(雑)。

日替わりでここに「海」が選曲されていましたね。こちらを現地で聴いていたら、どんな感想を思ったのでしょうか…(いつかこの曲もライブで聴きたいですね…)。

 

2.My Foreplay Music

個人的サザンライブ2曲目3人衆の1人であるこの曲(あと2人はミス・ブランニュー・デイフリフリ’65)が、今回代表として(?)選曲されていましたね。

私「みんなが好きです」のDVDが初めて見た、そして多分1番見たライブ映像だったので、その「みんなが好きです」と同じ2曲目の曲だったので、YaYaの作った雰囲気から少しずつ熱が上がり始めたといいますか、入りやすかった面がありましたね。

 

3.勝手にシンドバッド

My Foreplay Musicからそのまま繋げてくる流れだったので、どの曲が来ると思いきやまさかの勝手にシンドバッドという選曲でしたね…と言いたかったのですけど、実は会場に着いたときにまだリハーサル中だったようで、ちょうどこの2曲を演奏しているのを聴いてしまっていたのですね…。慌てて逃げましたが、早く来すぎてしまった自分を責めたかったですね…。

1番終わりで後ろのモニターに「35年間ありがとう」の字幕が出ましたが、デビュー曲のこの曲で出てくるの良いなあ…と思いながら見ておりました。

しかし映像で見てみますと、客席にいる皆様、このテンションがMAXになる曲とはいえ、3曲目から全開となっている方々が多く(当たり前ですが)、まだ客席でノりきれていなかった自分を思い出してしまい「涙が止まらない どうしよう」状態になりそうです(?)。

 

4.YOU

やっと微熱くらいになり始めた私には、丁度良い温度の曲でしたね(?)。とても落ち着いてMC後のスタートを切れたと思います(あっ勿論私のテンションが、です)。

サビの「YOU」というところで桑田さんとファンで指の指し合いをしてるのは良いですよね(自分を含めない第三者目線)。ただ、「blue」のところで桑田さんに指を指すのはどうなのでしょうか。踊ってくれなくなったらどうするのでしょうか(?)。

 

5.愛する女性とのすれ違い

この曲が始まった瞬間思わず「あっ…」と声が出てしまいましたね。この曲大好きなのですよ。確かこのライブ前日のやさしい夜遊びで掛けており、「もしかしたら…」と思ってはいたのですが…。

何度「'99 SAS 事件簿 in 歌舞伎町」のビデオでこの曲を見たことでしょうか…。初サザンで聴けるとは。今振り返ると1番テンションが高かったところだったのかも知れません。

(そして今現在このライブの愛する女性とのすれ違いを何度も見ているという…)

 

6.涙のキッス

バンドスタイルでの演奏は(ソロのX’masライブを除けば)2000年の「茅ヶ崎ライブ」以来だったでしょうか。

ちなみに日産スタジアムの公演のみ、涙のキッスと愛する女性とのすれ違いの曲順が逆だったようですね。この情報、何故か代官山通信には載っているのに公式サイトのセットリストには掲載されていないという(よくある)謎仕様となっていますね…。

 

7.夏をあきらめて

9月で少し寒かったこともあり、会場の雰囲気に合っていたと思います。

「背中で見てる渚よ」のところでモニターに桑田さんの背中を映していたのがとても良いなあ…と見ておりました。

ちなみにライブでは良く演奏される曲ですが、DVD化したのはこのライブが初めてなのですねえ(ビデオ版のみでは歌舞伎町ライブがありますが、あれもあれで隠し撮り的な編集なんですよねえ)。

 

8.タバコ・ロードにセクシーばあちゃん

イントロ前に前奏が付いていましたね。「あれこの音もしかして…」と思った瞬間にこの曲が始まりました。

活動再開のシングルが「ピースとハイライト」というタバコの銘柄が2つ入っていたタイトルだったこともあり、この曲が選曲されるのでは…と一部で話題になっていましたが、本当に演奏されるとは…。

(2017年のひとりごと:2015年の「おいしい葡萄の旅」の時もツアー名から「おいしいね~傑作物語」をやるのでは…の流れで本当にやったので、そういった意味ではごく一部の期待に応えているのかも知れませんね(?)。)

前回演奏されたのは2003年「「流石(SAS)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」~カーニバル出るバニーか!?~」でのメドレーコーナーだったので、フルで演奏されるのは1996年の年越しライブ「牛」以来になりますね。

 

9.Moon Light Lover

前日の夜遊びで「この曲もやるんだけどね」的なネタバレを桑田さんからされていたので、「ここで登場でしたか…」となりました(曲の流れ的にここかな…と思っていましたが)。

月は出ているかな…と思い、上空を見てみたところ月の代わりに、冒頭に飛ばされていた風船さんがまだ空にいらっしゃっておりました。特等席にしかも無料でライブを見ているとはなんて奴でしょうか(?)。

しかし「Young Love」収録のこの曲を、「90 years old」と歌詞にある曲の次に持ってくるとは、セクシーばあちゃんもまたつらい思いをしてしまいそうですね(?)。

ベストアルバム「海のYeah!!」「バラッド3」に収録され、1998年「渚園」、2006年「夢人島」という夏ライブでも演奏されているのを見ますと、桑田さんのお気に入りソングなのでしょうか。

 

10.さよならベイビー

「消えた夏灯り」と冒頭の歌詞に合うように回りはすっかり暗くなっていましたね。時間も考えた選曲だったのでしょうか。

大体10年に1回ライブで演奏しているイメージの曲なので(夢で逢いまSHOW、音楽祭、渚園、暮れのサナカ)、もしかしたらやるかしら…と思っていたらご登場してしまいましたね。

アルバム曲が続いたこともあり、ここで夏のシングル曲を…というものがあったのでしょうか。

 

11.愛の言霊~Spiritual Message~

イントロに入る前の前奏のところで、後ろの方にいたおばさまが「来るよ、来るよ」とネタバレしそうな勢いだったので、少しビクビクしていました(曲の雰囲気で何となく予想は出来ていたとはいえ)。ちなみにその後も微妙にネタバレしそうな勢いで同伴の方に話していたので、時々別の意味で落ち着かなくなってしまっていました。

 

12.人生の散歩道

屋号返還の儀(?)、メンバー紹介後、新曲を2曲…と言って始まったのは、何と「あまがえるちゃん」…?。映像の後に原さんボーカルのこの曲が始まりました。今までサザン名義の原坊曲だけでは無くソロ名義の曲を演奏することがありましたが、原さん作詞曲を演奏するのは珍しいですね。1988年「大復活祭」での「あじさいのうた」以来になりますでしょうか。

桑田さんがコーラスをしつつも振り付け(?)をしており、「HOTEL PACIFIC」や「100万年の幸せ!!」など培ったダンス力(?)を遺憾なく発揮していましたね(?)。

このライブで演奏された曲の中では手拍子が1番合う曲では無いでしょうか。

(2017年のひとりごと:この後何度も聴いている内により好きになった曲の1つなので、いつかまたライブで聴きたいですね…。)

 

13.栄光の男

あまがえるちゃん」次回予告からの原さんナレーションで長嶋茂雄引退試合の映像が入り、この曲のイントロが流れましたね。

緑のレーザー良いですよね。ただこの色を見たときに、「長嶋が南海ホークスに入団直前だったのを巨人に逆転されてしまった南海ホークスファンの仕業では…(当時ユニフォームが緑基調だった)」と思ってしまう私は何なのでしょうか。

「居酒屋の小部屋で 酔ったフリしてさ 足が触れたのは故意(わざ)とだよ」のところで足をぶつけ合っていたカップルだか夫婦らしき方が5つくらい前の席にいましたね。しかしそれを見て「カップルだけど実はLOVE AFFAIR(不倫)だったりして…」と思ってしまう私は何なのか(デジャブ)。

 

14.ラチエン通りのシスター

モニターに秋のフォトグラフとメンバーの昔の写真がいくつか映り、セットもいつの間にか準備され、アコースティックコーナーとなりました。

そして始まりましたはこの曲。茅ヶ崎でのライブを念頭に置いて選曲されたのかなと思ったり。

 

15.NEVER FALL IN LOVE AGAIN

秋らしい曲でちょうど時期もピッタリでしたが、まさかこの曲が来るとは…。9月の風に身体をしめらされていた身にはとても染みました(?)。

1991年の「THE音楽祭」以来22年ぶりの演奏となりましたね。

ライブは8月から始まっていたので、8月の間は違う曲が選曲されていたらどうしようかと謎の心配をしておりました(特に八月の詩あたり選曲されていたら何もかも駄目なDarlinになっているところでした(?))。

 

16.神の島遙か国

元気な奴を…といって始まったこの曲で、座っていた人たちが一斉に立ち上がっていましたね(後ろの人のことを考えていない空気の読めない私はずっと立って聴いていましたが…)。

サザン3大沖縄ソング、そしてキラーストリート曲の中では、ライブ等で演奏されているのを見ますと、この中では桑田さんのお気に入りソングなのかも知れませんね。

 

17.慕情

アコースティックコーナーのラストを締めたのは、このバラードでしたね。過去2度ライブでは演奏されていますが、「歌う日本シリーズ1992~1993」ではラスト曲、2000年年越しライブ「ゴン太君のつどい」ではバラッド3コーナーのラストと、区切りになりやすい曲ですね。

モニターの映像が白黒だったのが、良かったですね…。

 

18.太陽は罪な奴

アコースティックコーナーが終わり、鈴の音が聴こえてきたということは…。そうです。野外ライブではよく降臨される(…といっても「流石だツアー」以来10年ぶりでしたが)罪な奴(?)こと太陽は罪な奴さんご登場です。

ここで初めてギターなしのハンドマイクスタイルで歌っておりましたね。

割と「夏」のサザン曲というイメージのある曲の1つにこの曲が入るので、ここで聴けて嬉しかったと思う反面もう少し暑い時期に聴きたかったな…と気候を少しだけ恨んでしまいました。

 

19.Bye Bye My Love(U are the one)

ライブアレンジバージョンでしたね。これも好きな曲でしたので、身も心も溶けそうでした(?)。しかしあのモニターの映像は何だったのでしょうか…。もしかするとあれが女晴れだった可能性がありますね(?)。

「波音は情事のゴスペル~」のところは「仙台は雨も無く~」と替え歌になっていましたね。もし雨が降っていたら原曲通り歌っていたのか雨専用歌詞(?)があったのか気になりますね。

 

20.真夏の果実

波の音が聴こえた時、もしかして…と思いましたがその通りでしたね。ついにこの曲が…というよりももう終盤に差し掛かったのか…という気持ちの方が強かったですね。

初め一瞬違和感がありまして…何かと思いよくステージを見てみると、ハンドマイクで歌っているではありませんか。この曲はスタンドマイクで歌っている姿のイメージしか無かったので(それまで製品化されているこの曲は全部そうだったはず)、珍しいな、と見ていました。

 

21.LOVE AFFAIR~秘密のデート

ここに映画主題歌+バラードメドレーという感じで次は「蛍」かしら…と予想していたら、突然の「マリンルージュで~」と来たので、不意を突かれたようになってしまったと同時に「この胸に~」と始まるライブ版「みんなのうた」みたいね…と思ってたりしていました。

「みんなが好きです」まではアンコール定番曲になっていましたが、それ以降はアンコールでは演奏されていませんね。ワンパターンにならないようにしているのか、「真夏の大感謝祭」で3曲目に置いてバリエーションが広がったのでしょうか。

 

22.涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~

そのまま繋げてこの曲が演奏されましたね。なんとライブでは2003年の「流石だツアー」以来10年ぶりのご登場となりました。ここでダンサーさんがバーと大量召喚されましたね(人生の散歩道でも数人登場していますが)。

関係ない話ですが、私の妹がこの曲が主題歌に使われていたドラマを見ており、その時からこの曲が好きだったらしく、そのせい(?)で「サザンファンになったのはこっちが先だから」と事あるごとに言われてしまうので、先に生で見ることが出来て少しだけ溜飲が下がる思いがしましたね(?)。

 

23.蛍

映像が入り(一本杉の物とか)、曲が始まった瞬間にリストバンドが光りましたね。「おお…」という歓声…では無く、驚きの声のように聴こえました。曲に入るまで静寂の時間があったので、その声がどんな歓声よりも大きく聴こえたように思います。

前後の曲が盛り上がる曲だったこともあり、良い意味で浮いていた、といいますか浮き世の世界から現実に引き戻されるような感覚がありましたね。

どこか桑田さんも丁寧に歌っているように見えました。あの緑の光、ステージからはどのように見えたのでしょうか…。

 

24.ピースとハイライト

Tigerさんのコーラスの後に、サザンデビュー日の前日、6月24日に某Yahooで聴くことが出来たあのイントロが。再び盛り上がりコーナーになりましたね。

ここで2度目の風船が飛びましたね。サバイバルを勝ち抜き(?)最後までライブを見ていた風船さんがいましたね(なんてうらやましい(?))。

この曲の全貌を初めて聴いたときに試行錯誤したのだろうなあ…と思ってしまいました。

今までのサザン活動再開時の新曲を振り返りますと、みんなのうたマンピーのG★SPOT・涙の海で抱かれたい(I AM YOUR SINGERもありますけどこれは微妙ですね…)といかにもサザンらしい、といえるような曲で(そういえば今回この3曲すべて演奏しましたね)、今回5年ぶりの活動と言うことで過去のように正統派で行くのか、それとも少しずらしてくるのか考えていましたが(マンピーはこっち側かも知れませんね…)、なるほどなーと…。

これからまたたくさん聴いて少しずつ好きの苗を育てていこうと思っていました。

(2017年のひとりごと:好きの苗は少しずつ育っている気がします、でも(葡萄の曲すべてに言えるかも知れませんが)まだまだです。)

 

25.マチルダBABY

そのまま繋げてこの曲に入りましたね。炎が出てくるのと同じよう…いやそれ以上に客席の熱が一気に上がったように思います。

そんな中私は、ある不安が。それはサビ終わりのあの爆発です。覚悟して身構えていましたが、もう最初の爆発で「きゃー」ですよ(?)。その後は体が震えてやまむというくらい(?)特効ドカンにビクビクしておりました。

好きですけどこの曲は映像で見るのが一番良いのでは…と思ったりして。

 

26.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

斎藤誠さんのギターソロからこの曲へ。これが噂のマチルダからミスブラという繋ぎですか(マチルダの時点で予想は出来た)。この繋ぎ、熱さとクールさが絶妙に合わさっているように聴こえてまた良いですよね…。

間奏は原曲に近い物でしたね(多分)。

 

27.みんなのうた

「真夏の大感謝祭」でアンコール「夕方Hold On Me」前に歌われていた「あの日から何度目の~」がここで使われていましたね。製品版で見ていますとここで前の席の方はカッパを着ていますが、この方々は次がみんなのうたということを知っていた人たちなのですね…。

一緒に出てきため組の方々はマチルダの時に出てきてもらわないと(?)。

ホースでの放水、前にいなくて、もしくはスタッフでは無くて良かったと思いました(寒さに負けた老人のぼやき)。

 

28.マンピーのG★SPOT

R-18解禁となりついに姿を表しましたはツアータイトルにもなっているこちらの曲。

今回のヅラではティッシュが出てくる仕様となっておりました。

そして突然両サイドから御神輿に乗りご登場したきのこさんとアワビさん。最後に合体しておりましたが、その合体の後ろで静かに去って行くメンバーのシュールさは癖になりそうですね(?)。

最後のマンピーのところ、間違えなくあの言葉を言ってましたね…。

 

アンコール

29.青葉城恋唄

さっき練習した曲と言って始まったのは、宮城ライブでもカバーしていたこの曲。

ちゃんと宮城ライブのDVDを見ていたので、反応できて良かったです(?)。

他の会場でもその場所にちなんだ曲をそれぞれ歌ったのかなと思ったら、宮城だけだったのですね。

 

30ロックンロール・スーパーマン~Rock’n roll Superman~

ここでようやく来ましたね。「キラーストリート」曲が…。キラーストリートは初めて買ったCDでもあるので、ある種の特別感がありライブに来たからには1曲でも聴ければ…という思いがあったので、(シングル曲の涙の海で抱かれたいや神の島遥か国がありましたが)ここでようやく…という思いがあり嬉しかったですね…。

 

31.フライングゲット・ブルース~HOTEL PACIFIC

そしてまた好きなシングルである「DIRTY OLD MAN~さらば夏よ~」のB面曲「太陽に吠える!!」が…と思いきや…あれ…?何か某アイドルさんぽい曲のフレーズだか何かが…と思っている内に始まったのはこれまた大好きな1曲が。

何と言いますか…「HOTEL PACIFIC」は初めて聴いてすぐに好きになって、それが今現在まで変わっていないので大きな理由は無いのですが。

そういえば入場前にモーレツな感じの格好をされていた集団を見ましたね。これがネタバレというやつですか(?)。でも今回はダンサーさん方の格好は某AなKのBさん風だったので、セーフとしておきましょう(?)。

私、席は通路側だったのですが、皆さん通路に出て踊っていましたね。そんな中踊っていなかったのは謝罪物でしたね…(踊るのに集中してステージを見逃したくなかったのです…という言い訳)。

 

32.いとしのエリー

あと「約」1曲です。と短めのMCが入った後にこの曲が。

終盤マイクを向けられましたけど、私なんかがあの場では歌うことは出来ませんよ…ええ…(しかもかなり音痴だし、某カラオケ採点ではこの曲で30点台を叩き出していますからね)。

しかし最後溜めていましたねえ…。でもあれくらいが「復活」とどうしても頭に付けたくなってしまうこの活動再開のライブではちょうど良かったのかも知れませんね。

このエリーの時に、顔に1滴だけ雨のようなものが降ってきたのですね…。今回のライブツアーではほとんど雨が降らなかったとのことでしたが、「なんだ…やっぱりサザンは雨バンドだったんだ…」と何故か少しだけ嬉しくなってしまいました。

(2017年のひとりごと:今だったら絶対この雨は大河の一滴だったと間違いなく書いてますね(書いてる)。)

あとどうでも良いですが、某Twitterでフォロワーさん同士の会話でこの曲のネタバレをうっかり見てしまい、SNSの怖さを知りましたね(?)。

素晴らしいラスト曲だった…と思っていたのですが…?。

 

33.希望の轍

聴き慣れたイントロが。そういえばほぼ毎回ライブで演奏しているこの曲、まだやっていませんでしたね。

ソロでは宮城ライブや弾き語りでのおまけ的ポジションでラスト曲に演奏されることがありましたが、まさかサザンでもラスト曲になるとは。

もうエリーですっかり終わりの気持ちになっていたので、テンションを戻す前に曲が終わってしまった感じでした、

 

そしてラストにはミュージカル風のコント(失礼)があり、無事にライブ終了となりました。これのおかげで終わり感をもう一度作れたので助かりました(?)。

花火もありましたね。そそくさと帰る方もいましたが、まあどのみち混みますし、クールダウンも兼ねて椅子に座ってライブのことを思い返しながらぼーと花火を見ておりました(後ろの方で上がっていたので、首はホットになっていましたが(?))。

 

ただ帰りシャトルバスに乗るのに2時間近く掛かりましたね(スタジアムから出てきたのがゆっくりだったこともありますが)。回りからでも結構不満の声が多く聞こえてきていました。ちゃんとトイレに行っておいて正解でした(?)。

 

 

以上が2013年夏の思い出でございました。極力当時思っていたことを書いてみましたが、どうでしょう…。何度も製品版を見ているのでそっちの感想が多少紛れ込んいるでしょうがどうかそこは大目に見ていただけますと…。

しかしいくらメモを発掘したとはいえ、ソロの年に4年前のサザンライブの感想とは何をしているのでしょうか。しかも春に夏ライブのことを書くとは…。なので(?)ちゃんとリアルタイムに書いており、TwitterのTwitLongerにひっそりと載せていました。「ひつじだよ!全員集合!」と「おいしい葡萄の旅」も無駄に移籍されてきたので、季節的バランスはとれたと思うので(?)、無理矢理ごまかせたことにしておいてください(ライブ感想タグからどうぞ。リンクの付け方よく分からないというのは内緒です…)。

 

 

あとがきのようなもの

「I LOVE YOU -now & forever-」のツアーにも行っていますが、記憶力の低下のためこちらの感想はどうしようかな…状態です(ここに書くとやらないパターン)。

 

桑田佳祐名義曲のライブ演奏回数を雑にまとめてみた

先週の(今週もですが)やさしい夜遊びのお題はソロナンバーリクエストでしたね。それを聴いていたときにふと、この曲はライブで何度演奏されたのかしら…とうっかり気にし始めてしまいました。というわけで(?)今年はソロ活動30周年という理由付けを行ない、ボウリングのスコアが100いくかいかないボウリング場で格好付けられない私ではありますが(蛇足文)、数多くありますソロ名義の曲のライブ演奏回数を調べてみました。一応以下のライブから集計致しました。

 

真夏の夜の夢 1988大復活祭

・さのさのさ

・X’mas LIVE in 札幌

・けいすけさん、色々と大変ねぇ

・呼び捨てでも構いません!!「よっ、桑田佳祐」SHOW

・宮城ライブ~明日へのマーチ!!~

・年忘れ!!みんなで元気になろうぜ!!の会

・I LOVE YOU -now&forever-

・ヨシ子さんへの手紙 ~悪戯な年の瀬~

古賀紅太 No Reason! ライブハウスツアー

ROCK IN JAPAN FES.2002

・アコースティックライブin石垣島

SWEET LOVE SHOWER 2009

音楽寅さん武道館ライブ

・ULTRAヨシ子デラックス!ナイト

 

私の勝手な基準ではありますが、基本時にテレビ用や夜遊びライブは除いております。

大復活祭は実質的にサザンとソロのジョイントライブと言ってもいいと思いますので、ほぼアルバム「Keisuke Kuwata」限定となりますがカウントしました。

また古賀紅太ツアーからの6つもフェス関係や、ファンクラブ限定とイベント色が強いため迷いましたが一応入れてみました。()内のライブの記載順が年代別になっていないのはそのためです(大復活祭~悪戯、古賀紅太~ヨシ子ナイトと2つに分けた物と思っていただければ)。

一応ソロ活動が行なわれた年ごとに区切ってみました。

曲横の(0/0)は発売後の(演奏数/ライブ数)です。発売前に先行で演奏された曲に関しては(/)にはカウントせず、横に補足的なものを載せております。

曲下の()は演奏したライブとなっております。

流石に1つ1つライブ名を載せていくと文字数が大変なことになってしまうので、見にくいですが

(大復活祭・さのさのさ・X’mas・けいすけさん・呼び捨て・宮城・元気・I LOVE YOU・悪戯・古賀紅太・RJF・石垣島・SLS・寅さん・ヨシ子ナイト)

と簡略化しております。

一応上に書きましたライブリストの順番となっております。

表にすればもっと見やすかったかも知れませんが、私にその技術は無かったので、技術のある方はどうぞ自由にお使いください(ミス等あったらごめんなさい…ちょこちょこチェックして発見したらこっそり直します…)。

一応活動期別に分けてあります。

 

1987~1988年

・悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)(12/15)

(大復活祭・さのさのさ・X’mas・けいすけさん・呼び捨て・宮城・元気・I LOVE YOU・悪戯・古賀紅太石垣島・SLS)

・LADY LUCK(0/15)

(ライブ演奏無し)

・いつか何処かで(I FEEL THE ECHO)(4/15)

(大復活祭・X’mas・呼び捨て・I LOVE YOU)

・SHE'S A BIG TEASER(0/15)

(ライブ演奏無し)

・哀しみのプリズナー(4/15)

(大復活祭・X’mas・けいすけさん・呼び捨て)

・今でも君を愛してる(4/15)

(大復活祭・X’mas・I LOVE YOU・寅さん)

・路傍の家にて(2/15)

(大復活祭・けいすけさん)

Dear Boys(0/15)

(ライブ演奏無し)

・ハートに無礼美人(Get out of my Chevvy)(4/15)

(大復活祭・さのさのさ・X’mas・けいすけさん)

・Big Blonde Boy(1/15)

(大復活祭)

・Blue~こんな夜には踊れない(5/15)

(大復活祭・X’mas・けいすけさん・呼び捨て・ヨシ子ナイト)

・遠い街角(The wanderin' street)(3/15)

(大復活祭・X’mas・呼び捨て)

・愛撫と殺意の交差点(1/15)

(大復活祭)

・誰かの風の跡(2/15)

(けいすけさん・寅さん)

 

やはり悲しい気持ちは圧倒的でしたね。演奏されなかった3つはROCK IN JAPAN・寅さん武道館・ヨシ子ナイト、とフェスとイベント色の強いライブとなっており、ツアーや年越しという公式サイトのソロライブリストに記載されているようなライブでは、皆勤となっており、ソロ界の「勝手にシンドバッド」「希望の轍」と言っても良いポジションになっていますね。

他に目立つ回数演奏しているのは、いつか何処かで(4回)、哀しみのプリズナー(4回)、今でも君を愛してる(4回)、ハートに無礼美人(4回)、Blue~こんな夜には踊れない(5回)となりますでしょうか。その中でハートに無礼美人はけいすけさんツアーまでは終盤曲の一員としてイベント計を除けば皆勤していましたが、その後は15年演奏されていません。ソロ曲が増えてきた影響もあるのかと思いますが、初期からソロライブの終盤を支えてきたと言える曲だけにこのまま封印状態にあるのは惜しいですね…。

そして実質的なアルバムツアーと言っていい、大復活祭で演奏されていない曲が(シングルB面の2曲は除いて)2曲、誰かの風の跡とDear Boysがありますね。誰かの風の跡はけいすけさんツアーと寅さん武道館の2回となっていますが、発売から14年目にして初演奏だったのですね。サザンの「ジャズマン(JAZZ MAN)」の17年目のライブ初演奏といい勝負をしていますね(?)。その為か(?)演奏された2回とものちに製品化されていますね(けいすけさんDVDとCD本当は怖い愛とロマンスのボーナストラック)。

もう1曲Dear Boys、こちらは今現在までライブで一度も演奏されたことの無い曲になっています。桑田さん曰くお子様の2人に向けて書いた歌とのことなので、曲として完成した時点でもうお2人にプレゼントしたものであり、もう自分の物では無いのでライブでは…という思いがあるのでしょうか…。

 

1993~1994年

真夜中のダンディー(8/14)

(さのさのさ・X’mas・けいすけさん・呼び捨て・I LOVE YOU・悪戯・古賀紅太・RJF)

・黒の舟唄(0/14)

(ライブ演奏無し)

・月(8/14)

(さのさのさ・X’mas・けいすけさん・呼び捨て・宮城・I LOVE YOU・古賀紅太・RJF)

・A LOVER'S CONCERTO(0/14)

(ライブ演奏無し)

・漫画ドリーム(2/14)

(さのさのさ・呼び捨て)

・しゃアない節(4/14)

(さのさのさ・X’mas・けいすけさん・寅さん)

・エロスで殺して(ROCK ON)(3/14)

(さのさのさ・けいすけさん・悪戯)

・鏡(4/14)

(さのさのさ・X’mas・けいすけさん・悪戯)

・飛べないモスキート(MOSQUITO)(4/14)

(さのさのさ・X’mas・悪戯・RJF)

・僕のお父さん(2/14)

(さのさのさ・古賀紅太

・すべての歌に懺悔しな!!(1/14)

(さのさのさ)

孤独の太陽(1/14)

(さのさのさ)

・太陽が消えた街(1/14)

(さのさのさ)

・貧乏ブルース(1/14)

(さのさのさ)

・JOURNEY(3/14)

(さのさのさ※青学祭ではカット・悪戯・古賀紅太

・祭りのあと(9/14)

(さのさのさ・X’mas・けいすけさん・呼び捨て・宮城・I LOVE YOU・悪戯・古賀紅太・RJF)

 

シングル3曲の圧倒的演奏率ですね…。MUSIC MAN収録曲中心とはいえ、この3曲すべて演奏しなかった「年忘れ!!みんなで元気になろうぜ!!の会」は改めて見てみますと珍しい部類になるライブだったのですね…。

アルバム曲ですと、しゃアない節・鏡・飛べないモスキートが4回、次いでエロスで殺して・JOURNEYが3回演奏されています。偶然かも知れませんが、JOURNEY以外の曲はすべてアルバム序盤に収録されている曲に偏っていますね。真夜中のダンディー以降JOURNEY前の曲になりますと、すべてさのさのさツアーっきりの演奏になっています。ただ最近の夜遊び(4月22日放送回)でまだ一度のみの演奏となっている貧乏ブルースについて「いつかライブでやりたい」的発言をしていたので、もしかしたら…という期待をしてしまいますね。

そして2回演奏されている漫画ドリームと僕のお父さんはその2回共に製品化されているという誰かの風の跡に近い扱い(?)になっていますね(しかも映像化なので扱いは上かも知れませんね(?))。

 

2001~2002年

波乗りジョニー(10/13)

(X’mas・けいすけさん・呼び捨て・元気・I LOVE YOU・悪戯・古賀紅太・RJF・石垣島・SLS)

・黄昏のサマー・ホリデイ(2/13)

(RJF・寅さん)

・MUSIC TIGER(0/13)

(ライブ演奏無し)

・PRIDEの唄~茅ヶ崎はありがとう~(0/13)

(ライブ演奏無し)

白い恋人達(6/12)

(X’mas・けいすけさん・呼び捨て・元気・I LOVE YOU・悪戯)

・踊ろよベイビー1962(0/12)

(ライブ演奏無し)

・東京(5/11)

(けいすけさん・呼び捨て・I LOVE YOU・RJF・寅さん)

・夏の日の少年(2/11)

(けいすけさん・RJF)

・可愛いミーナ(3/11)

(けいすけさん・呼び捨て・I LOVE YOU)

・HOLD ON(It's Alright)(1/10)

(けいすけさん)

ROCK AND ROLL HERO(6/10)+発売前にROCK IN JAPAN FES.2002で演奏

(けいすけさん・呼び捨て・I LOVE YOU・悪戯・SLS・寅さん)

・或る日路上で(1/10)

(けいすけさん)

・影法師(2/10)

(けいすけさん・呼び捨て※福岡公演1日目のみ演奏)

・BLUE MONDAY(1/10)+発売前にROCK IN JAPAN FES.2002で演奏

(けいすけさん)

・地下室のメロディ(2/10)

(けいすけさん・呼び捨て)

・JAIL~奇妙な果実~(1/10)

(けいすけさん)

・東京ジプシー・ローズ(3/10)+発売前にROCK IN JAPAN FES.2002で演奏

(けいすけさん・呼び捨て・悪戯)

どん底のブルース(1/10)

(けいすけさん)

・質量とエネルギーの等価性(1/10)

(けいすけさん)

・ありがとう(0/10)

(ライブ演奏無し)

・素敵な未来を見て欲しい(0/10)

(ライブ演奏無し)

 

1993~1994年のシングル3曲の演奏率もなかなかでしたが、波乗りジョニーはそれ以上でしたね。演奏されなかったライブが3回というのは、悲しい気持ちと同じですね。演奏されなかったのは宮城ライブ・寅さん武道館・ヨシ子ナイトで後ろ2つはイベント色の強いライブ(悲しい気持ちのところと同じ事書いていますね…)ということもあり、実質演奏しなかったのは、宮城ライブだけになりますね。

白い恋人達は年越しライブとツアーが冬まで続く時には必ず選曲されていますね(I LOVE YOUツアーは9月スタートでしたがしっかり歌っていましたね)。

可愛いミーナはアンコール定番曲、というイメージがありましたが、3回しか歌われていないのは意外でした。一応すべて演奏されたライブは製品化されているのもあるのかも知れません(けいすけさんDVDは途中から始まって途中で終わってしまいますが…)。

東京は曲名に似合わず(?)全国ツアーとなると必ず演奏されていますね(単独でも武道館で演奏されているのは流石です(?))。

そしてアルバムからはタイトル曲でもあるROCK AND ROLL HEROの演奏回数は半分以上となっていますが(孤独の太陽とは真逆ですね…)、他には東京ジプシー・ローズの3回が目立つ程度ですね…。後に反省点の多いアルバムと振り返っていることもあるかも知れません。ただその中で比較的ポジティブ寄りな発言をしているHOLD ON(It's Alright)はそろそろ…という期待もしたいものです。

踊ろよベイビー1962・ありがとう・素敵な未来を見て欲しいが一度も演奏されていませんね。ありがとう・素敵な未来を見て欲しいはどこかアルバムのボーナストラック感があるためそれも影響しているのでしょうか。踊ろよベイビー1962は弘さんと毛ガニさんが参加しているソロとしてはかなり珍しい、半サザン的な扱いになってしまっているのでしょうか…。

このあたりの曲は特に演奏する曲が偏っていますね。

 

2007~2008年

明日晴れるかな(5/9)

(呼び捨て・宮城・I LOVE YOU・石垣島・ヨシ子ナイト)

こんな僕で良かったら(2/9)

(呼び捨て・元気)

・男達の挽歌(エレジー)(2/9)

(呼び捨て・寅さん)

風の詩を聴かせて(4/9)

(呼び捨て・宮城・悪戯・石垣島

・NUMBER WONDA GIRL ~恋するワンダ~(2/9)

(呼び捨て・宮城)

・MY LITTLE HOMETOWN(2/9)

(呼び捨て・I LOVE YOU)

・ダーリン(6/9)

(呼び捨て・元気・I LOVE YOU・悪戯・石垣島・寅さん)

・現代東京奇譚(1/9)

(I LOVE YOU)

・THE COMMON BLUES ~月並みなブルース~(1/9)

(寅さん)

DEAR MY FRIEND(2/8)

石垣島・寅さん)

 

シングルのA面曲の演奏率が高いのは当然と言えますが、明日晴れるかなよりもダーリンの方が1つ上回っているのは意外でした。序盤・中盤・終盤とセットリストのどこにでも配置しやすいというのがある、というのと特に近年桑田さんの音楽ルーツとして「歌謡曲」というものがフィーチャーされている中でダーリン発売当時この曲について自ら「ド歌謡曲」とおっしゃっており、その象徴…とは言わないまでも、ソロとして活動するのには外せない曲となっているのかも知れません。

THE COMMON BLUES ~月並みなブルース~は音楽寅さんのアンプラグドライブ企画の中でも歌われていますが、(夜遊びライブ等を除いた)ライブでたった1日しか演奏されていない曲というのもかなり珍しいですよね(サザンだと近年では八月の詩になりますでしょうか…(夢人島1日目のみ演奏))。DEAR MY FRIENDも似たようなポジションになっていますが。

このソロ活動期で発表された曲はすべて何かの形で演奏され、放送されていますし、現代東京奇譚もAAA2008で歌っていますので、アンプラグドライブを含めると複数回演奏されているというのもまた珍しいですしのちに好きになった人にとっても有難いですね(?)。

 

2009~2013年

君にサヨナラを(2/6)

(元気・寅さん)

・声に出して歌いたい日本文学〈Medley〉(1/6)

(I LOVE YOU)

・HONKY JILL ~69(あいなめ)のブルース~(1/6)

(寅さん)

本当は怖い愛とロマンス(4/5)

(宮城・元気・I LOVE YOU・悪戯)

・EARLY IN THE MORNING~旅立ちの朝~(4/5)

(宮城・元気・悪戯・ヨシ子ナイト)

・現代人諸君(イマジン オール ザ ピープル)!! (2/5)

(宮城・元気)

・ベガ(1/5)

(元気)

・いいひと~Do you wanna be loved?~(2/5)

(宮城・元気)

SO WHAT?(3/5)

(宮城・元気・悪戯)

・古の風吹く杜(2/5)

(宮城・元気)

・恋の大泥棒(1/5)

(元気)

・銀河の星屑(4/5)

(宮城・元気・I LOVE YOU・ヨシ子ナイト)

・グッバイ・ワルツ(1/5)

(元気)

・OSAKA LADY BLUES~大阪レディ・ブルース~(3/5)

(宮城※MIYAGI LADY BLUESとして替え歌で演奏・元気・I LOVE YOU※大阪公演のみ演奏)

傷だらけの天使(2/5)

(元気・悪戯)

・それ行けベイビー!! (3/5)

(宮城・元気・悪戯)

・狂った女(1/5)

(元気)

悲しみよこんにちは(1/5)

(元気)

・月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)(4/5)

(宮城・元気・I LOVE YOU・悪戯)

・明日へのマーチ(4/5)

(宮城・元気・I LOVE YOU・ヨシ子ナイト)

・Let's try again~kuwata keisuke ver.~(3/5)

(宮城・元気・I LOVE YOU)

・ハダカ DE 音頭~祭りだ!! Naked~(1/5)

(宮城)

・幸せのラストダンス(2/3)

(I LOVE YOU・悪戯)

・CAFE BLEU(カフェ・ブリュ)(1/3)

(I LOVE YOU※涙をぶっとばせ!!追加後はカット)

・100万年の幸せ!! (2/3)

(I LOVE YOU・ヨシ子ナイト)

・MASARU(0/3)

(※音楽寅さん2012SPライブでは演奏)

・愛しい人へ捧ぐ歌(1/3)

(I LOVE YOU)

・Yin Yang(イヤン)(1/2)

(悪戯)

涙をぶっとばせ!! (0/2)

(※発売前にI LOVE YOU -now&forever-ツアー福岡公演2日目から最終日まで演奏)

・おいしい秘密(0/2)

(※AAA2013では演奏)

 

「MUSIC MAN」について「後悔するようなアルバムにしたくなかった」という発言がありましたが、ライブ回数が決して多くない中で複数回演奏されている曲が多く、その発言通り後悔していないアルバムになっているのかも知れません。

その中で本当は怖い愛とロマンスと月光の聖者達はヨシ子ナイトを除けば、今のところ発売後皆勤曲となっていますね。またI LOVE YOU -now&forever-ツアー以外(とヨシ子ナイト)で演奏されているEARLY IN THE MORNINGとSO WHAT?、それ行けベイビー!!、そして悪戯な年の瀬では選曲から外れてしまいましたが銀河の星屑もライブ定番、と言ってもいい曲になっていますね。

明日へのマーチとLet's try again~kuwata keisuke ver.~も悪戯な年の瀬で選曲されませんでしたが、特に明日へのマーチは女川ライブなど夜遊びのライブでも定番となっており、今後もセットリストにしっかり入ってきそうですね。Let's try again~kuwata keisuke ver.~も当初は宮城ライブ限定かと思われましたが、ソロ楽曲では意外に少ない腕を上げて「ヘイヘイ」出来る(?)終盤曲として欠かせない1曲になりつつあるのでしょうか。

Yin Yangも発売後にサザン活動再開があり、悪戯な年の瀬までは夜遊びでのライブのみの演奏となっており、同じく収録された涙をぶっとばせ!!とおいしい秘密が先にライブデビューしてしまうなど波乱の1曲(?)となってしまっていましたね。

 

2016年

・ヨシ子さん(2/2)

(悪戯・ヨシ子ナイト)

大河の一滴(2/2)

(悪戯・ヨシ子ナイト)

・愛のプレリュード(2/2)

(悪戯・ヨシ子ナイト)

・百万本の赤い薔薇(1/2)

(ヨシ子ナイト)

・君への手紙(1/1)

(悪戯)

・悪戯されて(1/1)

(悪戯)

・あなたの夢を見ています(1/1)

(悪戯)

・メンチカツ・ブルース(1/1)

(悪戯)

 

こちらは去年のシングル曲という事もありますが、百万本の赤い薔薇以外はすべて悪戯な年の瀬で演奏されています。しかもその百万本の赤い薔薇もイベントとは言えヨシ子ナイトで歌っているため一応すべて演奏していることにはなりますね。

ちなみに余談ですが、年越しライブでやるのでは…と思われていた大河の一滴と銀河の星屑の組み合わせと100万年の幸せ!!と百万本の赤い薔薇の組み合わせはすでにヨシ子ナイトでやっていたというのは割と盲点でしたね。

 

以上がソロ曲雑まとめになります。ここで「おい、KUWATA BANDの曲はカウントしないのか」という声があるかは分かりませんが、一応おまけとして載せておきます。

 

おまけ

KUWATA BAND名義曲

・BAN BAN BAN(5/15)

(大復活祭・さのさのさ・X’mas・呼び捨て・宮城)

・スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)(7/15)

(大復活祭・X’mas・けいすけさん・呼び捨て・宮城・SLS・ヨシ子ナイト)

・MERRY X’MAS IN SUMMER(6/15)

(さのさのさ・X’mas・呼び捨て・宮城・古賀紅太・SLS)

・ONE DAY(1/15)

(呼び捨て)

SUPER CHIMPANZEE名義曲

・北京のお嬢さん(1/14)

(さのさのさ)

 

SUPER CHIMPANZEEから北京のお嬢さんも載せてみました…といってもさのさのさツアーで演奏したきりとなってしまっていますが。

KUWATA BAND名義曲ですと、スキップ・ビートの演奏回数が一番多かったのは予想通りでしたが、1回差でBAN BAN BANよりもMEERY X’MAS IN SUMMERが多かったのは意外でした。

その中でX’mas・呼び捨て・宮城ライブの3回で共演を果たしていますね。近年のソロライブで歌っていないところを見ますと、呼び捨てライブでシングル4曲演奏を最後にそれ以後のライブでは純粋なソロ名義曲でライブを…と考えていたのかも知れません(宮城ライブやイベントライブのような物は別として)。

 

 

というわけで雑にではありますが、まとめてみました。やはりシングル曲…と言いますか、悲しい気持ちと波乗りジョニーは強かったですね。ライブの回数が10回以上(ROCK AND ROLL HEROまで)の曲で見ますと演奏率にしますと約80%と77%と圧倒的な確率を叩き出していますね。次いで祭りのあとが約64%となっています(計算が間違っていたらごめんなさい)。

ちなみにもし仮に次のライブでダーリンが演奏されますと70%という確率になります(現段階では約67%)。

アルバム曲ではROCK AND ROLL HEROが飛び抜けていますね。補足のROCK IN JAPAN FES.2002を入れますと11回中7回ですからサザンで言うマチルダBABYポジションになりつつありますね。MUSIC MAN収録の銀河の星屑・それ行けベイビー!!・月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)は今後どうなるかが気になります。

以前サザンのライブで1度しかもしくは1度も演奏していない曲でセットリストを組んだら的な事を書いたことが出来ますが、そろそろソロ楽曲でも出来そうですね。まあギリギリではありますし…そっちと比べるのもあれですが…。

まあとにかく次のライブでどんな選曲がされるのか、桑田さんに「ネットでセットリストについて何ちゃら…」と怒られない程度(?)に妄想していきたいと思います。

 

 

あとがきのようなもの

そういえばソロライブでは大きな夏のライブやったことないですよね(フェス系以外で)。今年はそういったところもどうなるのか気になりますね…。

 

2000年の長嶋茂雄とサザンオールスターズ

「ハンカチを振り振りあの人が引退(さ)るのを立ち喰いそば屋のテレビが映してた…」

 

プロ野球史においてあまりにも有名な長嶋茂雄引退セレモニーのシーンを歌ったこの曲は、2013年、当時5年ぶりに活動を再開したサザンオールスターズの「栄光の男」である。

桑田佳祐国民栄誉賞を受賞した長嶋から影響を受け作った曲である。そんな長嶋とサザンの2000年に焦点を当ててみたいと思う

 

20世紀の最後の年、俗に言う世紀末、2000年の長嶋(プロ野球)と桑田(サザン)と言えば、やはりONシリーズと呼ばれた日本シリーズ、サザンならば「TSUNAMI」の大ヒットからの桑田佳祐の故郷で行なわれた茅ヶ崎ライブという出来事が大きなトピックスであるのは間違いないであろう。この2つの出来事はファンにとってまさに世紀末最後の祭りといえる。

 

当時のサザンと長嶋が監督を務めていた読売ジャイアンツは少し似たような歩みをしており、4年前の1996年にサザンはシングル「愛の言霊~Spiritual Message~」とアルバム「Young Love」の大ヒット後、98年にベストアルバム「海のYeah!!」は大きな売り上げを残したものの97~99年まではシングル・アルバム共に売り上げが伸びず悩む時期が続いていた。一方でジャイアンツも96年に最大11.5ゲーム差を逆転した「メークドラマ」でリーグ優勝を飾ったものの日本一は逃し、翌97年にはBクラスの4位という結果に終わった。98,99年もAクラス(3位、2位)こそ維持するものの優勝は逃しており、98年には長嶋の監督退任の報道も流れるなど、安定しない時代であった。

 

そのような状況の中1999年に翌年へと続く変化が始まる。98年には20周年ライブを日本の中心である渚園で行い、99年の初のドームツアーこそ成功を収めてはいたが依然CDの売り上げは伸びなかった。そんな中9月にファンクラブ限定のシークレットライブを行った。そこで桑田曰く「刺激を受けた」とのことであり、その流れでとある曲が生まれ、2000年という世紀末を駆け抜けていくことになる…。

 

ジャイアンツも3年連続で優勝を逃してしまった。当時3年連続で優勝を逃すというのは球団のワースト記録であった。現在では4年連続が記録となっているが、1人の監督で3年間優勝が出来なかったのは、長嶋(第1次監督の時を含め2度)と王貞治の2人だけである。

特にこの時代のジャイアンツといえば毎年のように大金を使い補強に乗り出すのが恒例行事のようになっていたが、この年のオフも大補強を行っている。

主な選手としては、FAで前ホークスの工藤公康、前カープ江藤智、外国人で前阪神ダレル・メイ、ドラフトでは1位に高橋尚成を指名し獲得するなどチームのウィークポイントであった先発左腕、三塁手の穴を埋める大補強を行ない、翌年の優勝へ向けた動きを進めていた。

また、新入団した江藤がカープ時代に付けていた背番号「33」は長嶋が付けていたこともあり、長嶋が「33」を江藤に譲り新たな背番号を付けることになる。(余談であるが、江藤自身は背中がスマートに見えることから1度1桁の背番号を付けてみたいと考えており、もし仮に背番号を変えるなら移籍の時が唯一のチャンスだと思っていたが、長嶋から直接「33」を譲ると言われたら断れない、と後に語っている。)

 

2000年、新年早々に両者は大きな話題を集めることになる。シングル「TSUNAMI」の大ヒットと長嶋茂雄背番号「3」の復活である。

前年、FAとなった江藤智を獲得する際、自らの背番号33を譲り、現役時代に背負っていた所謂、「栄光の背番号3」(OB戦等を除けば)を26年ぶりに付けるとあり、キャンプには連日ファン・マスコミが押し寄せた。しかし長嶋はすぐに「3」を見せることなくジャンパーを着て封印し続けた。その時はようやく2月12日になりやってきた。

長嶋がジャンパーのジッパーに手をやり、脱ぐまでの悲鳴のような大歓声とフラッシュを覚えている人は多いだろう。

そんな背番号「3」の復活が報道されている中、とある曲が大ヒットを記録しつつあった。サザンオールスターズが1月26日に発売し、後に300万枚近くの売り上げを記録することになるシングル「TSUNAMI」である。

前年に行われたライブから「刺激を受けて」作成された曲である。

このTSUNAMIの大ヒットと茅ヶ崎ライブの成功がサザンを国民的バンドと言われるのに決定的な影響を与えることになる。

 

「3」という背番号…。「栄光の男」でも歌われている長嶋茂雄引退試合でのセレモニーの中でも電光掲示板に「ミスターG 栄光の背番号3」と映し出されていたように、「3」というのは栄光に彩られた現役時代のスーパースター長嶋茂雄を象徴する数字である。

監督としての長嶋は背番号に「90」(75~80年)、「33」(93~99年)を付けていたが、この2つの背番号は人間長嶋・中間管理職長嶋の象徴のようなものになってしまった感がある。特に最初の監督時代は、主力選手の高齢化、球団初の最下位、空白の一日江川事件)と華やかに彩られていた選手時代とは別の、監督として時に苦悩を覗かせるような問題と立ち向かうことになった。同時に監督としてカンピューターと揶揄された采配や様々な発言により(これに関しては現役時代からではあるが)所謂天然の人という現役時代のある種神格化された存在から愛すべき陽気なおじさんというキャラクターが定着した番号と(実際最初の監督になった頃の野球漫画ではそのようなキャラクターの変化が見られる)言えるのではないのだろうか。

 

そのような中での「3」の復活…もちろん長嶋自身の意思もあったと思われるが同時にどこか読売の「都合」というのも見えてしまうところがある。

 

あの長嶋巨人時代の大補強というのは、もちろんチーム力のアップ、敵チームの戦力ダウンという要素はもちろんあるのだが、読売グループによる長嶋茂雄という存在を守りそれと同時に読売グループを守るためのものだった、と思える面もある(のちに長嶋自身はこの毎年の補強について、チームに刺激を与えなければなれ合いが生まれるため、チーム内に緊張感を創り、競争を煽りたかったと語っている)。

少し時は戻るが長嶋の最初の監督時代(75~80年)6年間で2度リーグ優勝は果たしたものの日本一にはなれず、監督長嶋の采配にも疑問視が付き、辞任という名の解任となっている。

この時一人の監督を解任しただけで読売新聞は部数を大きく落としてしまうのである(一説には数十万部とも言われている)。

1975年監督1年目の長嶋は全く勝つことが出来なかった。全球団に負け越し球団初にして唯一の最下位という結果となる。しかし毎日球場にファンはやってきた。当時後楽園球場の過去最高の動員数を記録したのだという。

長嶋の復帰は92年オフ、翌年にJリーグのスタートを控えていたこともありプロ野球人気への影響が囁かれていた時期であった。しかしサッカーというスポーツに長嶋茂雄という1人の人物で対抗しようとしていたところに根強い長嶋人気とそれに頼り切りの球界(というより読売と言えるだろうか)の都合が見えてしまうのだが…。

前置きが長くなってしまったが、そんなタイミングでの背番号「3」はファンに栄光の背番号をもう一度見せようというファンサービスというところや興行としての面もあったと思うが、同時に自らの退路を断つという覚悟もあったのかもしれない。何故なら長嶋茂雄と背番号「3」というのは、完全にイコールで繋がっていたものである。プロ野球のイメージを変えたと言われ、ここで打って欲しいという場面で必ずと言って良いほど快打を飛ばした神格化された存在の象徴のようなものであった、正に栄光の背番号だったのである。だから監督として付けた「90」「33」はどこか人間長嶋茂雄・中間管理職長嶋茂雄という番号になってしまっていたのではないのだろうか。

だからその背番号3を復活させるというのは極論すれば「神」を再び背負うことになるのである。そこで結果が出なければ、長嶋と言えどこれ以上「3」を背負うことは許されない…そう思わせてしまうような魔性の番号なのである。

 

2000年、新年早々の1月26日にあるシングルCDが発売された。

サザンオールスターズの「TSUNAMI」である。これがまた爆発的に売れてしまったのである。前年までのシングル売り上げの低迷から脱却した起死回生のCDとなった。

夏のイメージが強いサザンであるが1月に発売されたCDには「起死回生」「復活」という言葉が合うような作品が偶然にも名を連ねているのである。82年の1月に発売となった「チャコの海岸物語」はアルバムこそ売れていたが、シングルの売り上げは低迷していた80~81年からの脱却となった(こうして見るとTSUNAMIのヒットの流れはチャコをなぞっているように見える)。そして90年の1月にはアルバム「Southern All Stars」がリリースされたが、これは前回の「KAMAKURA」から活動休止期間を挟み5年ぶりのオリジナルアルバムとなった。バンド名をそのままアルバム名にしており「復活」を意識しているように見える。…というように共通点が見えるのは偶然だろうか。

 

その「TSUNAMI」がヒットチャートを賑わせている中で、とある活動が行なわれていた。1999年末に行なわれた年越しライブで桑田から「今年(年明け後の発言)の夏は海が見えるところでライブがしたい」という発言があったのである。またそこで茅ヶ崎を示唆する発言もあったため、翌年(2000年)故郷への凱旋ライブが実現するのか…?という期待があったとも思われるが、こういった発言は桑田にとってよくあることなので、そこまでの空気は無かったのではないだろうか。

しかし年が明け発売された「TSUNAMI」は売れに売れた。サザンにとって最大のBIG WAVEがやって来たのである。最初にその波に乗ったのは、サザンでは無く、そのファンであったのではと言えるのかも知れない。

ライブの開催に向け、茅ヶ崎市民のグループが署名運動を始めたのである。最終的に約5万人の署名を集めライブの開催決定となった。

結果的にボランティアによる交通整備やゴミ拾いが行なわれるなど、ファン・市民が主体となったライブとなったのである。ファン・市民もまたオールスターズであり、世紀末とTSUNAMIの大ヒットの波に巻き込まれてしまったのかもしれない。

 

共に「20世紀最後の宴」への準備が着々と進んでいた。

ジャイアンツは満塁ホームランからサヨナラホームランの連発という劇的な形でリーグ優勝を決め、パリーグではONのOである王貞治が監督を務める福岡ダイエー(現ソフトバンク)ホークスが前年に続き優勝した。これにより日本シリーズジャイアンツ対ホークスの組み合わせとなり、かつてのチームメイトでON砲と呼ばれたコンビが監督として相まみえるという往年のONファン、というよりプロ野球ファンが最も見たかった「監督」の対決だったのではないだろうか。

サザンも茅ヶ崎でのライブ開催が正式に決定後ライブに向け、ライブ開催1ヶ月前に7月に新曲「HOTEL PACIFIC」を発売、ライブを念頭に置いた曲であるためか、歌詞に「茅ヶ崎」という地名が入る曲はデビュー曲の「勝手にシンドバッド」、桑田自身が初めて作った曲といわれファーストアルバムにも収録されている「茅ヶ崎に背を向けて」以来、実に22年ぶりとなった(提供曲は除く)。

 

斯くして2つの宴は開催されたのである。結果から言えば、日本シリーズは4勝2敗で、ジャイアンツが6年ぶりの日本一となり、茅ヶ崎ライブは公演時間約4時間、演奏曲数は当時最多タイとなる36曲のセットリストで2日間行なった。

とはいえ、当然監督だけでは試合にはならず、ライブには曲が無ければならない。これもまたその場に相応しい選手・曲が揃っていたのである。

主なメンバーを上げてみると、ジャイアンツには松井秀喜清原和博高橋由伸桑田真澄工藤公康上原浩治、ホークスには小久保裕紀松中信彦城島健司井口資仁秋山幸二…とMVPや沢村賞のタイトル獲得者、後の三冠王、メジャーリーガー、監督経験者というそのままオールスター・日本代表となってもおかしくない選手がスタメンに名を連ね、控えにも左殺しの代打の切り札(この頃はまだ代打1本では無かったが)大道典良や守備の名手でバントの神様川相昌弘など玄人好みな選手が脇を固めるなど、球界を代表する「O」と「N」の雌雄を決する戦いに相応しい豪華メンバーだったのである。

茅ヶ崎ライブで演奏された曲も、勝手にシンドバッドいとしのエリーチャコの海岸物語涙のキッス愛の言霊~Spiritual Massage~・真夏の果実TSUNAMIといったヒットシングルや、希望の轍・マチルダBABY・マンピーのG★SPOTなどのライブ定番曲、そしてファンの間では隠れた名曲と言われている、ラチエン通りのシスター・冷たい夏という曲が顔を揃え、有名どころの曲が多く、恐らくはライブ開催までの恩返しやTSUNAMIから入った新しいファンを念頭に置いたベストアルバム的な当時考えられる最も「分かりやすい」と言える選曲だったのではないだろうか。

 

さてこの日本シリーズであるが、当事者となったOとNの心境は周囲の盛り上がりとは、少し違う物があったようだ。後に雑誌の企画で長嶋はこのシリーズについて、「正直いってやりづらかった」と述べている。長嶋にとって王は戦友であり、勝負の世界であるため勝たないと行けないがそれが辛かった、と振り返っている。王も長嶋の発言に同意しつつも選手やファンの気持ちを考えると、巨人に勝って日本一にさせたい、と答えている。またこう付け加えている。「もう一度対戦し、対戦成績を1勝1敗にしておきたいという気持ちもあるのも事実(笑い)」と。これは恐らく本音では無いだろうか。結果的には翌年両チームとも優勝を逃し、長嶋は監督の座から退いた。もしもであるが、ONシリーズに2度目があれば王が勝ったのでは無いだろうか。これは2人の現役時代と被らせてみると長嶋の後を追い、王は最終的には成績面では長嶋を圧倒しているが、人気面では長嶋には及ばなかった。単純に「成績」だけを見れば、王は長嶋の上を行くのである。しかしこの結果的にたった1度きりの日本一決定戦となってしまえば長嶋が勝ってしまうのである。もう長嶋茂雄というのは言葉では説明できないそういう星の下に生まれているのである。

 

桑田佳祐茅ヶ崎ライブには、今までとは違うプレッシャーがあったのでは無いのだろうか。

ライブ前に発売された「HOTEL PACIFIC」であるが、制作時から曲のアレンジについて随分悩んでおり、CD版の完成後も手直しを行なっていたという。桑田自身このレコーディング中何度か口にしていたという言葉がある。「茅ヶ崎のステージの上、みんなの前でこの曲を演奏している絵をイメージするとさ…」。

桑田曰くこの曲の完成版は茅ヶ崎ライブで披露することが出来たとのことである。

このライブ以降も茅ヶ崎江ノ島、エボシ岩とサザン的名所が歌詞の中に顔を出し、ファンも踊れる振り付き曲としてライブの定番の1つとなったのである。

このライブから数年後、2006年に行なわれたとあるインタビューでこのようなことを話していた。「(友人や芸能関係者と吞みにいた際にギターがありサザンを歌ってと言われても)サザンは絶対に歌わなかったんですよ。こう見えてイヤでね、そういうのが。それは“サザンの桑田”っていうのは世を忍ぶ仮の姿で、本当の僕は違う姿なんだっていう気持ちが強かったからなんですよ…」。この意識が最も強かったのが、「7年くらい前かな」。ちょうど茅ヶ崎ライブの前に当たる。この茅ヶ崎ライブにおいてはその「世を忍ぶ仮の姿」と「本当の姿」が何処か曖昧になっていたのでは無いだろうか。シングル「HOTEL PACIFIC」、ライブの選曲・演出は「サザンの桑田」として出来るファンや茅ヶ崎市民への恩返しであったと言えるが、本番のステージ上ではどうだっただろうか。故郷である茅ヶ崎でのライブであったが、桑田自身予想しなかった位大きな物となってしまいある種のやりづらさがあったのでは無いのだろうか。ライブ開催までの経緯、地元凱旋という今までに無かった物が重なったこともあり、「サザンの桑田」に徹することが出来ず、「本当の姿」が見え隠れしていたのかもしれない。どこか映像を見てみると「サザンの桑田」を維持するためか、堅さを感じてしまうのである。またこのライブ後にメンバーの1人ギターの大森隆志が休養に入り、翌年脱退という流れがあった。今にして思うとこのライブの時には6人ではこれが最後と言うことを、どこかで感じていたのでは無いのだろうか。これも堅いと思った要因の1つかも知れない。

この茅ヶ崎ライブ以降桑田の作る歌詞に「茅ヶ崎」という言葉が入る曲が何曲か発表されている。またサザンでは無く、ソロではあるがテレビの企画で茅ヶ崎の海の家でライブを行なったり、アルバムの先行試聴会の最終日を茅ヶ崎とするなど、かつてよりも茅ヶ崎との距離がぐっと近付いていったのでは無いのだろうか。

 

この翌2001年、ジャイアンツ・ホークスともに優勝を逃し、長嶋は監督勇退を発表した。また前記したが、サザンのギタリスト大森が前年末の休養のからサザンからの独立、脱退が発表された。これにより、ONシリーズはこれが最初で最後のシリーズとなり、サザンもデビュー時のオリジナルメンバーでのライブは茅ヶ崎ライブが最後となってしまった。

その後、2004年にプロ野球は球団合併・1リーグ構想という球界再編が起こり、サザンは2008年にバンドとして無期限活動休止を発表した。過去を振り返れば、大小問わず様々な出来事があったが、この2つの年は句読点を打つような世間を巻き込んでしまう非常に大きな物であった。

こうして見ると2000年の出来事というのはプロ野球サザンオールスターズにとって、20世紀最後の祭であったのと同時に、昭和の終わりと言えるのでは無いか。

同時に球界再編・無期限活動休止というのは、この2000年からカウントが始まった必然の物だったのかも知れない。しばらくは昭和という名の亡霊と両者は戦っていたのでは無いのだろうか。この2つを乗り越えて、ようやく平成が始まった、とは言い過ぎだろうか。

 

そして無事に両者が「平成」を迎えることが出来た2013年、長嶋(と松井秀喜)に国民栄誉賞を受賞した。またこの年サザンは5年ぶりの活動再開が発表された。

2000年の日本一を決めた本拠地東京ドームで国民栄誉賞の授与を受けた長嶋、また桑田も2000年以来となった茅ヶ崎公園野球場で行なったライブでのステージ上で市民栄誉賞の授与を受けるなど両者は再び同じ年に大きな出来事が重なったのである。

やはり栄光の男と呼ばれるような男達にはこのような巡り合わせが起こってしまう物なのだろうか…。

 

 

2016年8月に野球が2020年に行なわれる東京オリンピックの追加種目として採用された、と発表された。そんな中ふと何気なく観たニュースで長嶋茂雄をその東京五輪野球で総監督にという案も、とあった。時を同じくして開会式で歌って欲しい歌手というアンケートがテレビやネットでいくつか行なわれていたが、サザンオールスターズは常に上位で名を連ねていた。「国民的」という看板を得てしまった両者であるがゆえ、日本の一大イベントといえる自国開催のオリンピックに名前が出てくるのも(スポンサー等の兼ね合いなどがあるにせよ)、当然と言えるかも知れないが、2020年にサザンはデビュー42年目の年となり、リーダーの桑田佳祐も64歳、長嶋茂雄に至っては84歳という年齢になる年である。

また天皇陛下の退位により近く「平成」という時代が終わるという報道もあった。「国民的」という言葉が死語に近付いているこの時代の後に新たな「栄光の男」は現れるのだろうか。

いや、桑田佳祐自身が「栄光の男」の中でもうこのように歌っているではないか。

「生まれ変わってみても 栄光の男にゃなれない 鬼が行き交う世間 渡り切るのが精一杯…」

 

 

長めのあとがきのようなもの

はい、以上でございます。ここからはいつも通りの私(?)です。

愚痴と言い訳中心なので、お気を付けて(?)(ここからは特に読まなくても大丈夫です(?))。

野球とサザンが好きな私としましては、ずっとこの好きな物をうまく合わせた(ちゃんと溶け込めているのかは何ともですが…)雑文に1度は挑戦したいと思っていまして今回ようやく実現することが出来ました。

別に気にされる方はいないかと思われますが、今回はですます調で無いのは、最初はですます調で書いていたのですが、書いている内に個人的に違和感があったのでこうなりました(つまり特に意味は無いのです。敬称略も同じような理由です)。

2000年の云々とタイトルにしておきながら、茅ヶ崎ライブ後のシングル「この青い空、みどり ~BLUE IN GREEN~」と年越しライブ「ゴン太君のつどい」のことを書いていないのは、タイトルを最後まで「2000年のONシリーズと茅ヶ崎ライブ」と悩んだ名残だと思ってください(?)。

「では無いか…」的なものが多いのは申し訳ありません。フィクション物と思って呼んでいただければ幸いです…。

多分次からはいつも通りゆるいテーマになりますのでご安心を(?)。

それでは長文失礼致しました。

 

弘さんのソロで好きな歌について雑に書いてみた

本日4月4日は松田弘さんのお誕生日ですね。おめでとうございます。

関口さんの時にも書いていますが、個人的によく定期的に早く関口さんと弘さんのソロ曲も配信してくださいとぼやいていますので、DEAR MY FRIENDがひっそりと配信された今、その勢い維持していただくために(?)弘さんのソロ曲で好きな物を勝手に挙げていこうと思います。

好きな順番ではなく、一応年代ごとに並べてあります。

 

 

蒼いパリッシュ

(アルバム「EROS」収録)

いきなりベタな曲を挙げてしまいましたね(?)。サザンでは何曲かありましたが、弘さんソロの中で唯一作詞作曲が桑田さんの曲ですね。原坊ソロ以外では桑田さんがサザンのメンバーに提供した唯一の曲になります。

桑田さん成分が強いのか良い意味で「EROS」というアルバムの中で毛色が違うと言いますか浮いているように聴こえますね。

19年後にアルバム「[FUTARi.]O.S.T.」で小倉さんのギター1本のセルフカバーバージョンが収録されていますが、ボーカルにより大人の色気を感じるテイクになっていますね。ちなみにEROS版よりもテンポが速くなっております。弘さん曰く、消化不良な部分が残っており、リベンジも気持ちもあったとのことです。

 

それでも時は

(シングル、アルバム「DRMS」収録)

ミニアルバム「DRMS」と同時に発売されたシングル曲でもあります。

弘さんの声と歌詞やメロディがとても合っていて、桑田さんの作るバラードとはまた違う雰囲気を持つと言いますか、もう大好きな曲ですね…。

ちなみに作詞の相田毅さんは、あまり売れなかったけど自分の好きな曲という質問にこの曲を挙げています。

そういえばこの曲を公式サイトで歌詞を見ようとすると何故か最初の1行のしかも半端な所しか掲載されていないので、もしうっかりこれを見てしまった関係者の方どうか修正をお願い致します。

シングルとアルバムではバージョンが微妙に違います。が私には正直どこがどう違うのかよく分かりません…。

 

Thursday Music Club

(アルバム「DRMS」収録)

「DRMS」の1曲目ですね。木曜日(のラジオ)が好きな私なので、当然この曲も好きになるわけで(?)。

前回のソロアルバム(シングル)から14年の時が流れていますが、声にEROS以上のエロスを感じてしまいますね(?)。

サザンではまずないいかにソロ、というサウンドですね。このアルバムの雰囲気は全体的に後の「GOOD CELEBRATION」に繋がっているように聴こえるように思います。

 

微笑みを君と…

(アルバム「[FUTARi.]O.S.T.」収録)

8人の女性アーティストとのデュエットソングが終わり、弘さん単独ボーカル曲が3続きますが、その最初の曲ですね。

君というのが8曲のそれぞれの女性主人公に宛てた…と言いますか、このアルバムを含め、過去の「EROS」「DRMS」というアルバムも愛を歌う曲がほとんどですので、そのすべての曲の主人公がハッピーエンドの結末になるとしたら…ということを思わず想像してしまう曲ですね…これもまた好きなのよ…。

ちなみにこの「[FUTARi.]O.S.T.」に収録されている弘さんソロ3曲はカラオケにも入っています。ほぼサザンしか歌わないでお馴染みの私ですが、ソロコーナーをやるときにはこの曲は高確率で入りますね(実にどうでもいい)。

 

Dear One

(アルバム「[FUTARi.]O.S.T.」収録)

そういえば青いパリッシュを含めてしまうと、このアルバムのソロ曲すべてをここに載せてしまっていますね…。どうかお許しを(?)。

この曲は弘さん曰くサザンを女性に見立てて作詞をしたとのこと。確かにそれを踏まえて歌詞を見てみますと「砂まじりの街 ただ走ってきたけど」というフレーズには思わず目を引かれてしまいますね。また「もう一度朝日(ひ)は登る」にのちのサザンでのはっぴいえんどに繋がっていると思ってしまいます。

ちなみにこの曲のレコーディングには小倉さん・斎藤さん・片山さんというサザンでもソロでもお馴染みの3人が参加されていますね。この疑似サザン感(?)がより曲を引き立たせているような気がします。

 

愛という名の季節(とき)

(アルバム「GOOD CELEBRATION」収録 ※名義はBOOGIE MATSUDA & FUNKY★FREAKS)

このアルバムの中では唯一単独ボーカルを取っている曲ですね。アルバムのラストを飾る曲ではありますが、そこまでバラードという感じでもないですね(このアルバムの中ではバラードの部類にはなりますが)。

個人的には「DRMS」に収録されていても違和感のない曲だと思います。

関係ないですが、季節で(とき)というのはかつて素敵なバーディー(NO NO BIRDY)のB面で弘さん作詞作曲曲の「遙かなる瞬間(とき)」に続いて2度目のルビ振りなのですね。瞬間から季節に変わったのにも心境の変化が感じられますね(?)。

ちなみに毛ガニさんも参加していますが、公式の歌詞のページですと参加ミュージシャンの記載が間違っているのですよ…。正しい物はCDを確認しましょう(ここに書けや)。

 

 

というわけで好きな曲を並べてみました。こう見てみますと私弘さんボーカル曲好きなんだな…と改めて実感しましたね。あとそういえば「[FUTARi.]O.S.T.」からデュエット曲を1つも出していませんでしたね…。某バンドのリーダーKさんが「女って怖い」と歌っていたので、変に1曲上げるのも怖いと思いまして(?)(うっかり忘れていたわけではないですよ…多分)。まあソロ曲をピックアップしたという事にしておいてください。

改めまして弘さんお誕生日おめでとうございます。

 

 

あとがきのようなもの

この謎誕生日雑文もあとは毛ガニさんだけですね…。本の読書感想文あたりになりそうですね(?)(ここに書くとやらないパターン)。

 

ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)が歌われたライブを雑にまとめてみた

希望の轍」に続き、1曲にスポットライトを当てて見ました雑シリーズの第2弾として今回は1984年に発売されたライブ定番曲の1つである「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」が演奏されたライブをまとめてみました。

今回も何曲で歌われているのかも記しております。

ライブの2曲目、もしくは終盤という場所に配置される事の多い印象がありますが果たしてどのような結果になるでしょうか。

例によって桑田さんソロ+公式に載っているAAAやフェス等のライブも記載しております。

 

・熱帯絶命ツアー夏”出席とります”

20曲中(アンコール2曲を含む)17曲目(前後曲:ボディ・スペシャルⅡ/Dear John)

初のライブご登場となりましたが、早速ラスト1曲前に配置されていますね。当時の新曲とはいえボディ・スペシャルⅡの後というのはボディ・スペシャルⅡよりも前の方で演奏される今となっては珍しいポジションにいますね。

ちなみにこの頃放送されていた「サザンの勝手にナイト あっ!う○こついてる」ではこのライブの模様がダイジェストで流れており、この曲も少しだけ放送されていました。

 

・大衆音楽取締法違反”やっぱりアイツはクロだった!”実刑判決2月まで

25曲中(アンコール3曲を含む)21曲目(前後曲:マチルダBABY/JAPANEGGAE)

メロディ(Melody)のシングルB面に収録されているライブ音源はこのライブの物ですね。ちなみにこの音源武道館公演のものですが、最終日のではないらしいです(昔そう何処かで見た記憶がある)。3日間開催しているので、1日目か2日目のどちらかでしょうか…。今となっては謎です(いつか掘り起こしたい)。

もしかしたら最終日の音源は実刑判決を受け封印されてしまったのかも知れません(?)。

このライブで初めて、のちの名コンビとなるマチルダBABYさんと連続で演奏されました。

 

・縁ギもんで行こう

22曲中(アンコール3曲を含む)19曲目(前後曲:マチルダBABY/ボディ・スペシャルⅡ(アンコール))

初にして2017年現在でも唯一のライブ本編ラスト曲として歌われています。

「大衆音楽取締法違反”やっぱりアイツはクロだった!”実刑判決2月まで」のツアー途中だったこともありセットリストに大きな変化はありませんが、本編ラスト曲だったJAPANEGGAEが中盤に移動してしまったたためこの位置となりました。もしかすると人気者で行くための先行シングルだったため、縁ギもんな曲としてラスト曲に昇格したのでしょうか(?)。

またこの前後で演奏されているマチルダBABYとボディ・スペシャルⅡ(こっちはアンコールですが)もライブ終盤曲の大定番ですが、ラスト曲になったことはないと考えますと、大きな勲章を得ている感がありますね(?)。

 

KAMAKURA TO SENEGAL サザンオールスターズAVECトゥレ・クンダ

22曲中(アンコール2曲を含む)18曲目(前後曲:Brown Cherry/勝手にシンドバッド

ミス・ブランニュー・デイからの勝手にシンドバッドというのはかなり珍しい流れですね(元々シンドバッドはアンコール曲でツアーの途中からこの位置に移動したので、その前のミス・ブランニュー・デイ~怪物君の空という流れの方が違和感が無いように思えます。個人的にですが…)。

このライブは原さんが産休のため参加していないため、サザンのライブでこの曲のイントロを原坊が弾いていないというのはこのライブが唯一となっていますね。

 

真夏の夜の夢 1988大復活祭

33曲中(アンコール2曲を含む)2曲目(前後曲:Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)/夕方Hold On Me)

初めてミス・ブランニュー・デイさんもう一つの定位置である2曲目での演奏となりました。

ただこのツアー最初の公演であって西武球場ではYa Ya(あの時代を忘れない)が1曲目に演奏されていたため、当初は3曲目に置かれていたというのは見てはいけない物を見てしまった感がありますね(?)。

個人的にはこの序盤のビッグスターの悲劇と名の付く曲から人気者で行こうというアルバムから連続で演奏されるというのがみんなのうたからのおいしいね~傑作物語の流れの逆バージョンをどことなく感じてしまうのは多分私だけでしょう…。

 

・いっちゃえ’89サザンde’90

23曲中(アンコール2曲を含む)5曲目(前後曲:忘れられたBIG WAVE/フリフリ’65

またしても序盤、しかも5曲目という位置に置かれています。ただこの年越しライブでは次の曲のフリフリ’65が年越しソングとなっており、そこに繋げるということではこの位置はなるほどなと思います。

ちなみにこのライブの生放送版では前曲の忘れられたBIG WAVEから中継が始まっているため、テレビで見ていた人には2曲目になるという謎の奇跡(?)が起こっています。もしかしたらTBSの中にミス・ブランニュー・デイ2曲目派の人がいたのかもしれません(?)。

 

・夢で逢いまSHOW

27曲中(アンコール3曲を含む)2曲目(前後曲:さよならベイビー/フリフリ’65

2曲目でのご登場ですね。ここまで大復活祭以降のライブはすべて序盤で演奏されていますね。ここで終盤曲というイメージにプラスしてミス・ブランニュー・デイ=2曲目という印象が付いたのかも知れません。

このライブでの前後曲はシングル曲でもありますが、アルバム「Southern All Stars」に収録されているので、その間に人気者で行こう収録のこの曲を入れているところを見ますと、まだまだサザンは人気者で行こうという気持ちが強かったのでしょう(?)。

 

・歌うサザンに福来たる

24曲中(アンコール3曲を含む)18曲目(前後曲:フリフリ’65/匂艶THE NIGHT CLUB)

この位置での演奏はKAMAKURAライブ以来約5年ぶりとなりました。

そしてふと気付いてしまったのですが、前後にフリフリ’65が来ることが多いですね。この頃はマチルダBABYよりもフリフリ’65さんに心奪われていたのかも知れません。もしくはLOVE AFFAIRの可能性もありそうですね(?)。

ちなみに生放送版ではすでに中継が終わってしまっているため放送されておらず、のちに放送された録画バージョンでしか見ることが出来なかったようです。

 

・THE音楽祭 1991

36曲中(アンコール3曲を含む)27曲目(前後曲:希望の轍/マチルダBABY)

前曲の希望の轍からそのままの流れでこの曲に突入しました。…といいますか、轍さんから匂艶THE NIGHT CLUBまで6曲連続で切らずに続けて演奏しているという、凄まじい繋ぎとなっていますね。

マチルダBABYさんとのコンビは縁ギもんで行こう以来なんと6年ぶりとなりました。+初めてのミスブラ→マチルダの流れとなりました。

 

・闘魂!ブラティ・ファイト

19曲中(アンコール3曲を含む)11曲目(前後曲:怪物君の空/マチルダBABY)

KAMAKURAツアーでは新婚旅行中に離婚してしまった(?)怪物君の空とのコンビが久々に復縁となりました。個人的80年代終盤デジタル煽り曲3人衆(長い)が連続演奏という揃い踏みを果たした貴重なライブとなりました。

間奏のアレンジは音楽祭とほぼ同じですね。個人的に他のライブと比べて原さんのコーラス(特に1番)が大きめに聴こえる気がします。

 

・歌う日本シリーズ1992~1993(南天群星 北京で逢いましょう)

27曲中(アンコール3曲を含む)3曲目(前後曲:フリフリ’65/君だけに夢をもう一度)

ネオ・ブラボー!!フリフリ’65からこの曲が3曲目に来るという、そのままライブ終盤の流れになっていてもおかしくない、早くもとどめを刺しに来ているかのような位置に置かれていますね。

間奏のギターのところで大森さんよりも小倉さんの方を映しているのが、今見ると複雑な物がありますね…。そういえばさのさのさツアーや石垣島ライブでのアコースティック版を除けば、サザンのライブでこの曲を小倉さんが弾いたのはこの時だけになるのでしょうか…(北京はここにカウントしていますので)。

ラストはそのままマチルダBABYが始まりそうなアレンジですよね。

 

・ホタル・カリフォルニア

30曲中(アンコール3曲を含む)22曲目(前後曲:あなただけを~Summer Heartbreak~/フリフリ’65

しじみのお味噌汁コンサートで初めて演奏されず、連続演奏記録が途切れてしまいましたが、すぐにこのライブで復活となりました。…と言いたいところですが、歌う日本シリーズは93年の2月までツアーが組まれており、94年にはソロのさのさのさツアー、サザンで登場したAAAで演奏されているので、ここまで88年から1年に1度は演奏されていることにはなりますね。

セイヤと掛け声が入っており祭り感がありますが、思えばサザンの夏のライブ=お祭りというのはここから始まったのではと…今更ながらに感じますね。

ちょこちょこバックモニターの映像が挿入されていますが、目がチカチカしてしまうのは私だけでしょうか…。

演奏が終わると共に爆発が起こるのは、当初マチルダBABYさんが選曲されていた名残だったのでしょうか…。

 

・ザ・ガールズ万座ビーチ

30曲中(アンコール3曲を含む)22曲目(前後曲:恋のジャック・ナイフ/マチルダBABY)

皆さんお待ちかねの(?)闘魂!ブラティ・ファイト以来5年ぶりのマチルダさんとの名コンビ復活となりました。いやむしろ恋のジャック・ナイフを加えての新デジタルトリオを結成していたのかも知れません(?)(その理論だとジャック・ナイフさんは脱退してしまったことになるが)。

スタンドマイクで歌われるミス・ブランニュー・デイさんも珍しいテイクではないのでしょうか。

ビデオ/DVD「平和の琉歌」ですと、誰のため~間奏前のところのみ収録となっていますので、間奏がどのようなアレンジになっているのかが見ることが出来ないのが残念ですね。

 

・モロ出し祭り~過剰サービスに鰻はネットリ父ウットリ~

34曲中(アンコール5曲を含む)25曲目(前後曲:マチルダBABY/匂艶THE NIGHT CLUB)

「牛」と「おっぱいなんてプー」で演奏されておらず、ミス・ブランニュー・デイさんにとっては珍しい空白期間が…と思いきや97年に放送された「01MESSAGE」での屋上ライブではしっかりとご登場していたのでした。

マチルダ→ミス・ブランニュー・デイの流れは「縁ギもんで行こう」以来なんと13年ぶりとなりました(その間の万座ビーチまではミスブラ→マチルダの流れ)。

1番でマイクがキーンとハウリングしていますが、2日分映像があるのに何故こちらのテイクをチョイスしたのでしょうか(いちいち細かい指摘)。

ちなみにDVD(ビデオ)版は1日目の映像らしいので、WOWOW版を持っている方は是非見比べてみましょう(煽りコーナーまとめと同じような締め)。

 

・Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~

28曲中(アンコール4曲を含む)2曲目(前後曲:JAPANEGGAE/エロティカ・セブン

渚園のライブDVD(ビデオ)でのインタビューでサザンの所謂定番と言われている物の封印を示唆していましたが、早くも2曲目にして大定番曲であるこの曲が定番の位置に何事もなかったかのようにいらっしゃっておりますね。やはりライブでよく見るタイプの君は外せなかったのでしょうか(?)。それともJAPANEGGAEからの流れですので、まだまだ人気者でいたいという強い気持ちの表れでしょうか(このネタ天丼しすぎでは)。

…結構この2曲目ミスブラさんに当時の苦悩と言いますか、そういうものが見え隠れしている気がします…。

イントロの歓声が製品版レベルで大きいですね。ほぼ生中継で放送しているWOWOWの中では珍しい編集版のみの放送だったためかかなり製品版に近い編集がされているようですね。もしかするとこのまま製品化の予定があったのでしょうか。

 

・晴れ着DEポン

21曲中(アンコール3曲を含む)11曲目(メドレーコーナーの18曲中7曲目)

(前後曲:マチルダBABY/爆笑アイランド)

メドレー内で演奏されたこともあり、中盤でご登場したある種珍しいテイクですね。

マチルダからイントロ無しですぐ歌い出しました。ちなみに1番のみの演奏でした。

前曲のマチルダもですがテンポがいつものライブ版よりも遅くなっておりCD版に近い(むしろそのまま?)ものになっていますね。

スタンドマイク+ギターで歌うのは(さのさのさを除いて)もしかすると初だったのでしょうか(私は映像で見れた物ですとこれが初でした)。後述しますがこれ以後このスタイルでの演奏が何回か出てきます。

このライブも定着しないトリオでお馴染みの(?)勝手にデジタル3部作(マチルダBABY~ミス・ブランニュー・デイ~爆笑アイランド)が密かに組まれておりました。

 

茅ヶ崎ライブ~あなただけの茅ヶ崎

36曲中(アンコール4曲を含む)28曲目(前後曲:HOTEL PACIFIC/マチルダBABY)

公式のセットリストにはSEとありますが、ミス・ブランニュー・デイさんの前座らしく(?)デジタルな音のものが使われていますね(雑な説明)。他のライブでも頭に付いていそうですが、ちゃんと記載するあたり、当時の茅ヶ崎ライブの熱を感じることが出来ますね(?)。

間奏はセオーノとほぼ変わっていませんね。

踊るHOTEL PACIFICさんと花道を走り始めるなど動きがあるマチルダBABYさんに挟まされていますとこの曲のクールさがより強調されているように思いますね。

 

・暮れのサナカ

27曲中(アンコール3曲を含む)21曲目(前後曲:夢に消えたジュリア/マチルダBABY)

なんと4公演ぶりの演奏と最も間が空きましたね。もしかするとこれが渚園のDVD(ビデオ)で言っていた封印をこちらが忘れていた頃になって(マチルダさんとセットで)密かに行なわれていたのかも知れません(?)。

イントロ前のSEは茅ヶ崎ライブと多分同じですが、公式のセットリストにはSEと記載されていませんね。この辺の謎記載シリーズで何かしたいですね(?)。

ソロのさのさのさを除くとサザンのライブで初めて斎藤誠さんはこの曲を演奏していますね。

 

・みんなが好きです

29曲中(アンコール4曲を含む)22曲目(前後曲:ロックンロール・スーパーマン~Rock’n Roll Superman~/マチルダBABY)

レーザーの使われ方がいかにもこの曲らしくて良いですよね…。後ろの大きなモニターといいDVDにもなっている東京ドームのような広い室内の会場がこの曲には合っているように見ると思いますね。一方であのPVの映像が少し使われていたり、客席では前曲のロックンロール・スーパーマンの時に降ってきた風船がデジタルの中にアナログを感じます。

晴れ着以来、煽りコーナーでは初のスタンドマイク+ギターで歌っており、実はこういうところでマンネリにならないようにしているのでは…と思ったり思わなかったり。

マチルダと連続で演奏されているテイクでほんの一瞬とは言え1度切っているのも珍しいですね。

個人的にはアレンジももちろんですが、初めて見たライブ版ミスブラさんということもあり1番好きなテイクですね。

 

・真夏の大感謝祭

46曲中(アンコール4曲を含む)2曲目(前後曲:YOU/LOVE AFFAIR~秘密のデート)

1曲目となったYOUで客席の方を指さし、2曲目のこの曲のサビで逆にファンの方から指を指されるという最初から30周年に相応しい(?)やりとりが行なわれていますね。

間奏はコーラス押しのアレンジになっていますね。

ガチョーンやシェーなどアナログなギャグを所々織り交ぜているのもこの曲に合わなそうで合っていますよね(?)。

色々なテイクを見ていますと原さんが華麗なステップ(?)を踏みながらキーボードを演奏しているのは野外ステージが多い(目立つ?)気がします。もしかしたら世を忍ぶ仮の姿としてミスブラさんが原さんに乗り移っている可能性がありますね(?)。

 

・灼熱のマンピー!!G★スポット解禁!!

32曲中(アンコール4曲を含む)26曲目(前後曲:マチルダBABY/みんなのうた

誠さんのギターソロからこの曲が始まります。「みんなが好きです」のところで書いた室内が合うというのもこのライブから始まった光るリストバンド演出が広い野外公演を見ますと早くも揺らいでしまいそうになりますね(?)。

このライブと「真夏の大感謝祭」では客席が比較的よく映ることもあり、歌詞の中にある「教えられたままのしぐさに酔ってる」が腕上げや指さしにマッチしているようで何かそれに気付いてしまうと申し訳ない気持ちになりますね(?)。

どうでもいいですが、茅ヶ崎版の映像で間奏前に原さんと片山さんの2人が弾いているところが真上から映されているカットが何故か好きなのです…。

 

・おいしい葡萄の旅

36曲中(アンコール4曲を含む)2曲目(前後曲:Tarako/ロックンロール・スーパーマン~Rock’n Roll Superman~)

出だしと間奏のアレンジは「灼熱のマンピー」とほぼ同じですね。

ドーム版のDVD(BD)ですと服が赤や紫になりますし、ライトの色や桑田さんの赤ギターもあり、思わず君に心はRainbowになってしまいそうですね(?)。

この曲もスタンドマイク+ギターでの演奏ですね。これは恐らく次のロックンロール・スーパーマンでギターが弾きたいため外すのが面倒だった説を唱えたいですね(?)(失礼)。

ちなみに3回行なわれたドーム公演で皆勤してるのはこのミス・ブランニュー・デイさんだけとなりました。

 

 

ソロ・イベント

・さのさのさ

27曲中(アンコール3曲を含む)4曲目(前後曲:希望の轍/鏡)

ギターとハーモニカだけでのアコースティックバージョンとなっております。

希望の轍もそうですが、キーボード(シンセサイザー)でのイントロのイメージが強い曲をあえて漫画ドリームの構成のままアコースティックギターで、というのも桑田さんらしいと言いますか、装飾を外しているのをより強調しているように思いますね。

どうでも良い個人的な話をします。このライブで最初に歌われた洒落男を除くとミスブラさんは3曲目になりますが、2曲目に来る印象のせいで(?)よく漫画→ミスブラ→轍という曲順と勘違いしてしまうので、ここやツイッターで発見した際はこいつアホだなあと思いつつご指摘お願い致します(?)。

 

Act Against AIDS 1994

5曲中3曲目(前後曲:希望の轍/真夏の果実

ソロでのさのさのさツアーの間でサザンとして演奏したAAAライブですね。

6人集合での演奏だったので、流石にここではアコースティックバージョンではなかったでしょう(見たことがないのです…)。

ちなみにこの5曲中この曲と希望の轍が生放送されています。偶然とは言えさのさのさツアーでアコースティックで歌われていた曲が放送されたというのは面白いですね。

 

ROCK IN JAPAN FES.2005

14曲中(アンコール1曲を含む)7曲目(前後曲:汚れた台所/夏をあきらめて)

フェスとはいえ、中盤に演奏されるというのは、「晴れ着DEポン」のメドレーコーナー以来ですが、単独としては唯一のテイクですね。

終盤に汚れた台所~ミス・ブランニュー・デイという流れもありそうですけどねえ(ただ見てみたいだけシリーズ)。

NHK特番やMUSIC-ON TVでもカットされずに放送されているようですね(2連続見たことがない)。

 

・アコースティックライブin石垣島

20曲中(アンコール5曲を含む)13曲目(前後曲:悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)/いなせなロコモーションJohnny B. Goode

えー最初に謝罪をしますが、ここで書くのは正確にはほぼ同じセットリストで歌われたTBSライブ版の方です。本物(?)は聴けましたらここに追記します…。

桑田さんのギターから始まりますが、最初弾き始めたときと歌い始めたときの2回歓声が上がるのは、もしかして…で1度歓声を上げてしまい、歌い始めてやっぱり、となったのでしょうか…。

徐々に他の楽器の音が追加させていきますね。「ヨシ子さんへの手紙 ~悪戯な年の瀬~」でのそれ行けベイビー!!みたいなものです(?)。

さのさのさツアーでのアコースティックバージョンは無骨な感じですが、こちらは体温が高い沖縄のような程良さがありますね(?)。

 

 

と言うわけで雑に書き出してみました。ここで2曲目と煽りコーナーに使われた回数を出してみました。サザンでのライブだけで出しております(AAAとROCK INはカウントしておりません)。

 

2曲目 5回

煽り 14回

(5曲目のいっちゃえ’89サザンde’90と3曲目の歌う日本シリーズ、メドレーコーナーでの晴れ着DEポンは入っておりません)

 

煽りコーナーで使われるのが14回と圧倒的に多かったですね-。五分五分くらいのイメージがあったので意外な(というのは変ですかね)結果でした。

2曲目で演奏されているライブというのが、大きなライブ(大復活祭と真夏の大感謝祭)とアルバムツアー(夢で逢いまSHOW、セオーノ、おいしい葡萄の旅)と夏のライブやツアーで、単独の年越しライブでは1度もないのですねえ。

何となく夏の煽り曲(勝手にシンドバッド、ボディ・スペシャルⅡ、マンピーのG★SPOT)と冬の煽り曲(ミス・ブランニュー・デイとマチルダBABY)に分けているように見えますね。もしくは夏の煽り曲に入れたような曲が年越しソングになりやすい影響があるのかもしれません。

 

さて以下おまけです。

 

おまけ

書いている内に気になってしまったのでおまけとして…。

この2曲が連続で歌われる時の順番(マチルダ→ミスブラかミスブラ→マチルダか)の回数をまとめてみました。では早速出してみましょう。

 

マチルダBABY~ミス・ブランニュー・デイ 5回

(大衆音楽、縁ギもん、渚園、晴れ着、マンピー)

ミス・ブランニュー・デイ~マチルダBABY 6回

(音楽祭、闘魂、万座、茅ヶ崎、サナカ、みんな)

 

こちらは拮抗していますね。夏の大きなライブ、ツアー、年越しとバランス良く分かれていますね。ただ最近コンビで登場していた「灼熱のマンピー」でのマ→ミは縁ギもん~渚園で14年ぶり、晴れ着からマンピーで13年ぶりと多少レア感がありますね(?)。ミ→マはほぼ5年ごとにやっていることになりますね(ただ最後の「みんなが好きです」からですと今年で12年空くことになりますが…)。

私は個人的にミスブラ→マチルダの流れが好きですね。静のミスブラ、動のマチルダというイメージがあるので、静から動へという感じがあって終盤へよりうまく盛り上がっていけそうというのもありますので(盛り上がるのが下手な人の言い訳)。

卵が先か鶏が先かみたいになっていますが(?)如何でしたでしょうか。

 

いやー今回もうっかり結構な演奏回数の曲をチョイスしてしまいましたね。

次はどうしましょうか…と言いつつ一応2曲位まで候補は絞ってあるので、気が向けばやるかも知れませんのでその時はまた長くなってしまいそうですが、どうかお許しを…。

 

(今回は希望の轍に続く2回目なので、ミスター2曲目である(?)この曲を選んだというのは内緒です)

 

あとがきのようなもの

次はマチルダBABYで無いことは確かです(嫌いなわけではない、むしろ好きよ)。

 

桑田佳祐がボーカル参加している曲を雑にまとめてみた

本日2月26日は桑田佳祐さんの61歳のお誕生日ですね。おめでとうございます。

桑田さんネタですとどんなテーマにしようかなと思っていましたが、4割くらい書いてそのまま放置していたものを慌てて完成させたというのは内緒です。

と言うわけで(?)今回はサザンやソロ名義以外でボーカルを取っている曲を集めてみました。ちなみに原坊曲やコーラス参加の曲は除いております。恐らく抜けが多々あるかとも思われますので、その際は申し訳ございません…。

 

 

・六本木のベンちゃん

(1982年 ザ・ナンバーワン・バンド アルバム「もも」収録曲)

あれ…この曲は嘉門雄三さんという別の人…というくだらないボケはさておきましょう。

小林克也さんとのデュエット曲となっていますね。作詞もお2人の名義となっているので、どちらがどこを作詞したのかを妄想するだけで1時間は時間をつぶせそうですね(?)。

「I LOVE YOU -now & forever-」の完全生産限定版のボーナスCDに収録されている曲ではありますが、2012年以前からそこそこの知名度はあったと思います(そういえば桑田さんが夜遊びをお休みしている時ゲストに克也さんが来たときに流していた記憶があります)。

レコードですとシングルにもなっているんですねえ。調べてみて知りました。

ちなみにレコード以外ですと、2012年以前にはアルバム「もも」が91年、04年(期間限定)にCDでの再発があり、ベストアルバム「ももんこ」が93年に出ており(数年くらい前までは新品でも買えていたような…)音源としては手に入れることが出来ていたようですね。また2015年にはタワーレコード限定で再販され(通販在庫では取り扱いなしとなっています…)、iTunes等の配信でも「ももんこ」を入手することが可能となっています。

ちなみにベンちゃん以外にも「もも」にはスライドギター(でよろしいですかね…)をBAN BAN BAN(余計)弾いている「ブルースだ~れ!」(ももんこにも入っています)、最後の方で嘉門さんがちょいと登場する「My Peggy Sue」と桑田さん成分が多めなので(?)見つけたら是非確保しましょう(?)。

 

茅ヶ崎は今日も黄色い

(1983年 ザ・ナンバーワン・バンド アルバム「東京あたり」収録曲)

実は小林克也さんと嘉門雄三さんのデュエット曲はもう1曲あったのです。個人的にはこっちの方が好きかも知れません(結局はどっちも好きなのですが…これがDDというやつですか(?))

曲名は見て分かるとおり長嶋は教祖…おっと、「長崎は今日も雨だった」のパロディ(オマージュ?)ですね。…といいますか曲調はもちろん、歌い方も(特にライブやテレビでの)「悪戯されて」の前川清さん風な歌い方をしています。この頃からもうレコードに収録されているのにも関わらず悪戯していたのですね(?)。

ちなみに歌詞にアルバムタイトルの「東京あたり」が登場しております。そしてこの曲にはPVがあり実は今も某所で見れてしまいますよ…(小声)。…嘉門さんは出ませんけど。

CD版としましては、93年の「ももんこ」、2015年にはタワーレコード限定ではありますが、「東京あたり」が再販(ネット通販では現在在庫無しとなっておりますが…)していますが、実はこの再販版正確に言いますと、カセット版のCD化になるのです。何が違うのかといいますと、この曲のカラオケバージョンが収録されているのと、桑田さんと克也さんの歌っているパートが逆になっています。六本木のベンちゃんで例えますと、ベンちゃんが克也さん、おじさんが桑田さんになったということです(余計にわかりにくい)。2つうまく合体させればソロバージョンが作れそうですね(?)。

ちなみにレコード版(歌い出しが克也さん)はiTunes等で購入することが出来ますが、「茅ケ崎」と入力しないと出て来ない時があるので気を付けましょう(?)。

 

・ユーアー Bad Girl, We Are ザ・ニッポンイチ

(1985年 小林克也とザ・ナンバーワン・バンド アルバム「はっぱすいすい」収録曲)

作詞作曲ボーカル参加曲のあった「もも」「東京あたり」は多分比較的有名だったとは思いますが、実はもう1曲このアルバムでザ・ナンバーワン・バンドの曲に参加しています。…と言っても実はこの曲には桑田さんの名前がクレジットされていません。どうやらレコード会社か何かの契約の問題で名前を出すことが出来なかったためらしいです。

この曲は桑田さんの他にも色々な方がノークレジットで参加している(桑田さんももちろんですが声で分かる人もいます…といいますか堂々と名乗っている人がいますし、曲名で検索すれば出てきます…)ので歌っている部分は少しではありますが(関口さんの人気なんかラララ(We're the 二次会)よりは長いくらいです(?))、一応ボーカルを取っているのでこちらに記載いたしました。

歌っている歌詞のところもネタバレしていいのか分からないのである程度伏せますが、「あの後の曲のフレーズがここで出てくるとは…」となりますよ(雑すぎるヒント)。

こちらのアルバムもタワレコ限定で最近(2016年10月)初CD化されているので(私もこれで聴くことが出来ました)、気になる方は早めの購入を致しましょう(タワレコの回し者ではありませんよ、一応)。

あと関係ないですが、サザンのファンの方々が書いた「ファンによるファンのためのサザンオールスターズ」という本には、メンバーの参加曲一覧と言う項目があり、この曲がちゃんと記載されているので、一部では知られていたのですね(私はこの本でこの曲の存在を知りました)。

 

・ジャンクビート東京

(1987年 Real Fish featuring 桑田佳祐いとうせいこう シングル「ジャンクビート東京」収録)

いとうせいこう氏との全面ラップという当時、いや今現在でもほぼ無いであろう(少しラップの入っている曲はいくつかありますが)珍しい1曲ですね。Real Fishは「Bye Bye My Love(U are the one)」で編曲にクレジットされていますね。

私この曲が大好きなのですが、歌詞は怖いですよね。でも歌ってしまう…(ストレスが溜まっている時に特に歌いたくなりますね。あ、それだといつもか…)。

声がこの時代の歌よりもデビュー当時のものに近いように聴こえます。所々に「ラララ…」と勝手にシンドバッドのメロディが入っていますが、そこが流れている時に「出てこいよ 懐かしいよ」と歌っているのが良いですよね。

ちなみに87年にReal Fishアルバム「4(When the world was young)」で早くもCD化していたのですね。その後は2007年に「遊星箱」という限定再発CDBOXに(何とPV付きで)収録されました(現在は購入できず)。そして2016年にはタワレコでアルバムが再販(桑田レア音源マニアにはタワーレコード様には足を向けて眠れませんね(?))されたため「I LOVE YOU -now & forever-」の限定盤を買えなかった方は狙い目ですね…といいたいところですが、実は2010年に発売された「ラップ歌謡 あの娘にカセットあげよう」というオムニバスアルバムにひっそりと収録されています…(名義が違うためかサザン公式では特にアナウンスはされていませんでしたね…それほど界隈でも話題になっていなかったような…)。

どうでもいい余談ですが、オークションで「4(When the world was young)」をオークションで入手→その後すぐに「ラップ歌謡 あの娘にカセットあげよう」が発売され収録されていることを知り購入→「I LOVE YOU -now & forever-」の限定盤に収録…ということで結果1曲のために計3回のCDを購入した私はまったく悪趣味ですね。笑い物ですね(これが言いたいだけ)。

 

・Crosstown Traffic

(1993年 村田陽一 アルバム「SOLID BRASS2」収録)

ジミ・ヘンドリックスさんのカバーですね(ですねとか言いながら原曲を知らず…)。

村田陽一さんは92年のサザンのアルバム「世に万葉の花が咲くなり」が初めての参加になりますでしょうか…(数曲参加されていますが、ブリブリボーダーラインでは管編曲に名を連ねていますね)。ライブには映像化された物でいくつか挙げますと「夷撫悶汰レイト・ショー」「ひとり紅白歌合戦」などにも参加されています。

ボーカルとしましてはこの頃より少し前の「SHE'S A BIG TEASER」の歌い方に近い物がありますでしょうか…。疾走感といいますか、そういうものがまたサザンには無い感じで良いですね(語彙力無し)。

この曲もI LOVE YOUボーナスCDに収録されると思ったのですがねー(レコード会社が同じビクターでしたし…)。

「SOLID BRASS2」以外には、2001年の「ディケイド(リミックス、ベスト&モア)」というアルバムにも収録されています(私はこっちのCDを確保しました)。ちなみに2枚とも新品では入手は難しいようですね(中古であればそこまでの値段はしないようですが…)。…と思いきや「SOLID BRASS2」はMEG-CDという形で新品が購入可能なのですね(よく分からないのでただ引用)。

 

・LONG DISTANCE LOVE

(1997年 オムニバスアルバム「ROCK AND ROLL DOCTOR」収録)

「I LOVE YOU -now & forever-」の完全生産限定版のボーナスCDにも収録されている曲ですので知っている方も多いと思われる曲ですね。

あの大晦日とお正月に聴きたくなる曲でお馴染みの(?)「いとしのフィート」のフィートである、リトル・フィートのトリビュートアルバムに日本人として唯一参加し歌われた曲ですね。

桑田さんの音楽ルーツは様々なところで語られていたり、ライブやラジオで歌われることがありますが、このようにレコーディングされたものがCDとして発売されるのは珍しいのでは無いのでしょうか。

現在でもAmazon等では新品で発売されており、iTunes等でもダウンロードが可能ですが、何故かこの曲だけはダウンロード版では購入できないようですね。やはり権利の問題でしょうか…。

日本以外でも発売されている(らしい)このアルバム、他の国の方々はこのジャパニーズの方の歌を聴いてどのような感想を抱いたのでしょうか…(ちなみにこのCDの企画は日本発信らしく、ライターノーツには日本人にリトル・フィートの魅力を伝えるにはこれ以上の適任者はいない、的な事が書いてあります…)。

 

・THE WHITE ROOM~SUNSHINE OF YOUR LOVE~KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR

(1998年 村上“ポンタ”秀一 アルバム「Welcome To My Life」収録)

村上“ポンタ”秀一さんの25周年記念として作られたこのアルバムですね(Amazonのレビュー参照)。

1983年に原さんのアルバム「Miss YOKOHAMADULT」、97年には「涙の天使に微笑みを」のB面曲「悲しき口笛」でもドラムで参加しており、原さんのレコーディングに関わることの方が多いですが、桑田さん関係ではザ・ナンバーワン・バンドの嘉門さん提供曲ではほぼドラムで参加していたり、1996年にAAA「夷撫悶汰レイト・ショー」ではライブでドラムを演奏していたりしていますね。

KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR…といいますか、天国への扉はKUWATA BANDのライブカバーバージョンや今年の1月に夜遊びで流れた19歳の頃に歌っていたテイクと比べるのも面白いかも知れません。

あとネタバレになってしまいますが、曲の間に2人の会話が少し入るのですが、桑田さんが「やっぱ弘の(ドラム)方がいいや」と(冗談交じりに)発言しており、本当に弘さんが好きなんだな…と再確認が出来ます(?)。

このCDも配信版がありますが、何とまたカットされております…。恐らくサザンiTunes解禁前に配信されていたからかと思われますが、やはりア○ューズさんはその当たりは厳しいようですね…(ということで良いんですかね… そんじょそこらの会社とちがうのでしょうか…)。

 

 

とりあえずは以上でしょうか。7曲となりますね。これが多いのか少ないのかは、まあ置いておくとしまして、今更ながらに気が付いたのですが、去年の桑田さん還暦記念(?)でソロ曲が配信となりましたが、「I LOVE YOU -now & forever-」の完全生産限定版のボーナスCDは配信されていないのですね…(六本木のベンちゃんはザ・ナンバーワン・バンドのアルバムが配信されているというのを除いてI LOVE YOUのCDとしてという意味で)。上にも書いていますが、「ROCK AND ROLL DOCTOR」と「Welcome To My Life」では分かりやすく(露骨にとも言えますが…)カットされていますね。幸か不幸か中古やオークションであれば、そこまでの価格を出してまで…ということは無いのですが…。

とりあえず、お節介おじさんとしまして(?)自分の把握している部分での購入方法も載せてありますが、リンクを載せる気力までは残っていなかったので(そこが重要では)、興味を持った方は各自検索をお願いします(これでステマとは言われないな(?))。

 

そういえば、「I LOVE YOU -now & forever-」にレア音源を収録予定となった時に、上記の曲のことは全く頭に無く(当時CD音源で入手出来る物がいくつかありましたからね)、音楽寅さんで作った曲や、明治のチョコCM曲、KUWATA BANDのスタジオ収録版「SMOKE ON THE WATER」あたりが収録されるのでは…という予想をしていたことを書いている内に思い出しました(ほぼ外れでしたね…まだまだ修行が足りないようです(?))。

 

こんなまとめでいいのだろうか…。それはさておきまして、改めて桑田さんお誕生日おめでとうございます。恐らくあるであろう、アルバムとツアー、こっそりと楽しみに待っております…。

 

 

あとがきのようなもの

タイトルは「桑田さんのお仕事 82~98 ~魅惑のボーカル参加集~」とどっちにしようか3分ほど迷いました(?)が、もうすでにありそうだったので辞めました(?)。

 

サザンのメンバーがライブで演奏したことが無い曲を雑にまとめてみた

先日このようなツイートをしまして…。

「ゴン太君のつどいでのネオ・ブラボー!!は関口さんが初めてライブで演奏したテイクになるのね…(一部抜粋)」

それでふとまた余計なことを思ってしまいました。「メンバーが休養中の時にしか演奏していない曲があるのでは無いのか…」と…。

と言うわけで調べてみました(もしかしたらある意味で不謹慎なネタになってしまうのでしょうか…すみません…)。桑田さんと弘さんは皆勤しているので、原さん、関口さん、毛ガニさんの3人で調べました。抜けがありましたらごめんなさい。ちなみに重複している時は先に演奏されたライブの所のみに書いております。

 

 

原坊

KAMAKURA TO SENEGAL サザンオールスターズAVECトゥレ・クンダ

・真昼の情景(このせまい野原いっぱい)

・Brown Cherry

 

原さんが欠席したのはこのライブだけなので必然的に演奏がこのライブで1度きりとなったこの2曲が演奏したことがない曲となりました。

真昼の情景はライブで演奏されることが比較的多いDisc1収録の曲の中では不遇扱いですね…。といいますか、2曲とももう32年演奏されていないのですね…。Brown CherryはHAPPY!に収録されていたので、それ中心のセットリストだった「ホタル・カリフォルニア」がラストチャンスだったのかもしれません。

逆に吉田拓郎の唄は「「流石(SAS)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」~カーニバル出るバニーか!?~」で18年ぶりに演奏されると共に初めて原さんは演奏するという、こういう駄文を書きたいような人にとっては2重の意味で嬉しい出来事でしたね(?)(その頃は知らなかったくせに何を抜かすか)。

もうひとつどうでもいいことを付け足しますと「いとしのエリー」はライブでは(ラジオ等ではありましたが)82年の「青年サザンのふらちな社会学」からこのKAMAKURAライブまで空いていましたが、原さんはさらに89年年越しライブの「いっちゃえ’89サザンde’90」で何と7年ぶりに演奏するという意外な空白期間がありました。

 

 

ムクちゃん

THE音楽祭 1991

・LOVE POTION NO.9

(・花咲く旅路)※

闘魂!ブラティ・ファイト

(・じんじん)※

歌う日本シリーズ1992~1993(南天群星 北京で逢いましょう)

・GUITAR MAN’S RAG(君に奏でるギター)

・ポカンポカンと雨が降る(レイニー ナイト イン ブルー)

・HAIR

・亀が泳ぐ街

・CHRISTMAS TIME FOREVER

しじみのお味噌汁コンサート

クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)

 

※は原由子名義曲

 

ちょうど休養期間にアルバム「世に万葉の花が咲くなり」が発売されていたため、このアルバム収録曲から多く未演奏曲が出てしまいましたね。「君だけに夢をもう一度」は99年年越しライブ「晴れ着DEポン」のメドレー内では演奏されていますが、フルはまだ演奏していないという原さんの「吉田拓郎の唄」の扱いに近いものがありますね(?)。

時々サザンのライブで演奏されている原坊ソロ曲の2曲も演奏出来ずにいます。その変わり(?)後に2000年の「チャイナムーンとビーフン娘」では作詞、2012年のアルバム「UKULELE CARAVAN」に収録されている「あたたかな春の日に」にボーカルで参加してもらうなど、その穴を埋める行動をしていますね(?)。

冒頭にも書きましたが、00年年越しライブ「ゴン太君のつどい」でのネオ・ブラボー!!は関口さんが初めてライブで演奏したテイクになりましたが、この時大森さんが休養に入っているため、6人サザンでは結局1度も演奏されていないのですねえ。CDのジャケットが6人で写っているだけに若干の複雑な思いを抱いてしまいますね。

 

 

毛ガニさん

ザ・ガールズ万座ビーチ

・マリワナ伯爵

・恋の歌を唄いましょう

・平和の琉歌

・恋のジャック・ナイフ

「流石(SAS)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」~カーニバル出るバニーか!?~

・雨上がりにもう一度キスをして

(・アミダばばあの唄)※カバー曲

みんなが好きです

セイシェル~海の聖者~

・愛と死の輪舞

・JUMP

・別離

リボンの騎士

・からっぽのブルース

・恋するレスポール

・夢と魔法の国

キラーストリート

・限りなき永遠の愛

真夏の大感謝祭

・OH!!SUMMER QUEEN~夏の女王様~

 

アルバム「Young Love」「キラーストリート」のツアーを欠席していることもあり、この2枚からの未演奏曲が大部分を占めていますね。

間が空いた初披露曲は「涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~」になるでしょうか、03年の「流石だツアー」から10年後の2013年「灼熱のマンピー!!G★SPOT解禁!!」で初めての演奏になりましたね。

アルバムツアーを2つ欠席しているため「恋の歌を唄いましょう」「リボンの騎士」と原坊ボーカル曲は演奏していませんね。しかし褥に行かなくてはならなかったり、癒やしに現われてしまうなど、毛ガニさんの腰と貞操が(?)心配ですね(?)。

「平和の琉歌」は演奏していませんが「平和の牛歌」は参加していま…あれ…?ま、まあ最後に出てきますのでセーフでしょう…(書きたかっただけシリーズ)。

ちなみに「真夏の大感謝祭」での「I AM YOUR SINGER」は参加していたため(といいますかメンバー全員楽器を演奏していませんからね…)一応ここからは外しております。

 

 

はい、と言うわけで雑にまとめてみました。こうして見ますと結構ありますね。サザン名義の曲ですと25曲になりますね。一応頑張ればセットリストを組めそうですね(?)。

ちなみに大森さんがまだ独立前で(一応休養という名目となっている)開催されたライブ「ゴン太君のつどい」ですと、「夏の日のドラマ」「この青い空、みどり~BLUE IN GREEN~」の2曲が大森さんが演奏したことが無い曲として追加になりますね。

 

何か書いていてデジャブ感があると思ったら、以前に書いた、サザンのライブで演奏されたことがない、もしくは1度だけみたいな駄文に近いものがありますね。

余分なコメントが増えただけでしたごめんなさい。

これが締めです…(何か今回全体的に特に雑ではないか…)。

 

 

あとがきのようなもの

何気なくした呟きで1つ文がでっち上げられるのですね。もう少しツイッターという架空の広場を愛そうかなと思いました(?)。