適当文集

140文字でも書けそうな事を引き延ばして雑に書くところ

近年のサザンと桑田ソロライブ本編ラスト曲についてふと思ったことを

近年のライブ本編ラスト曲や演出が何と申しましょうか…。最後、曲終わりを普通に締めず、演出を加えたり、曲が固定されつつある感じがありまして、そのあたりで感覚的に思うところがあるので何とか言語化しようとした雑文でございます。

 

近年のサザンライブでは、本編ラスト曲に「マンピーのG★SPOT」がご登場されることが非常に多くなりましたね。特に30、35周年そして今年と、周年ツアーでは勝手にシンドバッドを押しのけて(?)このポジションに置かれました。

少し演出面について触れてみましょう。曲終了後に演出があったのは「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」の時からでしたでしょうか。ステージに登場していた神輿に乗ったきのことアワビの合体で終了という演出がありました。そして「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」では桑田さんの「下着を頭に被ったら~」という弾き語り音源が流れる中、男性ダンサーがパンツを拾う…などと演奏終了後に何かしらの演出が加えられるようになりました。

これは90年代以降に定番化し始めた終盤ダンサー大量投入という流れも大きいのではないのでしょうか。シンドバッドもその系統ではあると思うのですが、その演出がしやすい曲というのもあるのではないのでしょうか(HOTEL PACIFICが煽りコーナーで定番化したのもこの影響があるのでは…という話はまたいつか(?))。

良い見方をすれば未だ煽りコーナーの模索が続いている、と言いましょうか、攻めの姿勢を崩していないとも言えましょうか…。

これはやはりマンピーという選曲が大きい気がしますね。何と申しましょうか…「勝手にシンドバッド」は締めとして100点満点だと思うのですよね。全員を楽しませ、なおかつ納得させるといいますか。マンピーも終盤の大定番曲で、「茅ヶ崎ライブ~あなただけの茅ヶ崎~」や「真夏の大感謝祭」といった大きな区切りとなったライブで前述したような演出がなくともラストに選曲されたように、最後でも違和感の無い、シンドバッドに次ぐ、みんなのうたと並ぶ位というようなポジション(結果よく分からない)にいる曲になったのだとは思います。ただ同時にシンドバッドが満点過ぎるためか、どうしても100点になれない2番手的な位置になっている気がします(あくまで感覚的なあれです)。

だからこそ、と言いますか。ラストに演出を加えることで0か120を狙っているのでは…と思ってしまったのです。おそらく「何これ…」や「これはこれでサザンらしい」といった賛否両論といいますか、1人1人の価値観・解釈に敢えて委ねるようになったのではないのでしょうか。

それと5人サザンとしてのラスト定番曲としてのマンピーなのでは、という側面も見える気がするのですよね。もしくは21世紀のサザン、としての変化なのではないのかなと。

 

このようにラスト曲の後にこのような演出が分かりやすく加えられるようになったのは、恐らくですが2012年のソロライブ「I LOVE YOU -now & forever-」での「100万年の幸せ!!」になるのではないのでしょうか。あのエアバンド演出からの最後、ステージ中央に桑田さんとサポートメンバーが勢揃いしての小芝居(?)がありました。あれもアウトロが終わってからも続いていて、終わりだろうけどなかなか終わらない下がらないという雰囲気が会場に漂う演出だった気がします。

この前年が「Let's try again ~kuwata keisuke ver.~」という曲誕生の背景もありますが、締めとして綺麗だっただけに、逆といいますか桑田佳祐のイメージに忠実なところを付いてきたといいますか…。

あともしも30周年が無期限活動休止前ライブという側面がなく、ラスト曲として「I AM YOUR SINGER」が楽器を持たずメンバーがセンターに登場したときの演出になった時の世界観の再現だったりしたのかもしれません。まあこれは流石に妄想が過ぎますが。

そしてこの演出話に欠かせないのはやはり「ヨシ子さん」でしょう。2016~17年のソロライブ全てで本編ラスト曲となり、曲終了後のヨシ子さんへの絡みやヨシ子さんの一人芝居(?)こそ、この近年の演出の全て、といいますか。この演出やあの演出終わりから拍手までのあの何ともいえない「間」を具現化した曲がヨシ子さんになるような気がします(余談ですが私はこの微妙な「間」が好きだったりするのです…)。

この曲こそ0か100…いや、マイナスから無限大くらいの感想や解釈の振り幅があると思うのです。

まあソロはソロで一番盛り上がる曲である「波乗りジョニー」で1度も締めたことがない(石垣島ライブはありましたが、純粋なソロライブかと言われると難しいところですので…)ので、サザン的終わり方を避けているとも言えますし、基本的に新曲ラスト+演出をサザン以上に意識しているのかと思えますが果たして…。

 

またこの影響なのか分かりませんが、第2回以降のひとり紅白でも締め方が似たような形となっていますね。2013年の第2回ではジジイ・ガガとして「Born This Way~東京五輪音頭」を替え歌含みで、2018年の第3回では神良壁郎として「Havana(ダメなバナナ)」を締めに持ってくる、といった演出がありました。

これはアンコールラストの和田アキ男さんとセットで考える必要があるのかな…と思います。

本家紅白歌合戦は対戦形式なので最後に勝敗を決めますが、ひとり紅白ではこれはありません(第一回の時は野鳥の会がカウントという演出がありましたが結果は出ず)。敢えて和田アキ男というオスもメスをも超えたイエローマンな存在として、この方を出す事で男女も時代もそして勝敗も関係なく、どちらに対しても桑田さん流のリスペクトを示している…という風に解釈しておりまして、本編ラストも恐らくその意図をある程度汲みつつも、ああいうキャラクターを使い、替え歌でAAAならではのメッセージを伝えようとしているのでは…とも感じますね。

まあこういう演出にすることによって本家紅白との差別化を図っていただけでそれほどの意図は無かったのかもしれませんが。

あとこの2曲は締めの演出というより退場時に看護師と共にカートで下がる・バナナを光らせたりなどの、何かをやって、という感が上記の例と比べると若干薄めといいますか、そのキャラクターを忠実に演じた故の終わり方、という感じでしょうか。

 

さて、またも雑に振り返ってしまいました。

こう見てますと改めて「勝手にシンドバッド」の締めとしての凄さといいますか、ステージと客席の一体感は、他のどの曲でも出すことが非常に難しいということがより分かったような気がします。

 

果たして今後の本編ラスト曲はどうなっていくのでしょうか…。

桑田さんのソロライブでは、そういう盛り上がる系の新曲次第というところが大きい気がしますね。流石にヨシ子さんで今後も定着というのは考えにくいといいますか、2016~17年はもちろんあのライブでの置き所が難しい曲調であるというところがあるのだと思いますが、ヨシ子さんというキャラクターの誕生が結果的にあの本編ラストというポジションに置かれることに大きな影響を与えたように思います。

そしてサザンです。このままマンピーラストを軸に、シンドバッドその他諸々を使い分ける形となるのでしょうか。私個人としてはいつか「東京VICTORY」が定着する時が来るのでは…と妄想したりしてしまうのです。曲調としては少しラストとしては弱めで、何か特別な演出というのはしにくく、ダンサー投入曲ではありませんが、発売以降毎回ライブで演奏され、今年のツアーでは1曲目でしたが、近年の曲では終盤に定着しつつあることと、年々増すステージと客席との一体感を見ますと、また演出の少ない本編ラストに戻る時が来るとしたら今の60代サザンに適した温度感を持った曲だと思うので、1度使われたら案外定着しそうな気がするのですが…。

もちろんそういった新曲がご登場する可能性もまだまだある訳で…。桑田さんとしても同じような事を続ける方では無いのでまた新しい何かの演出が生まれてくるかもしれませんね。

 

まあこれだけ書いていてあれですが、何が来てもこっちで勝手に考えて都合良く解釈してしまうので、何でも良い…と言いますと語弊がありますが、受け止めて楽しむ次第でございます。

 

南條愛乃「Acoustic Live Tour Vol.1 17/47~わたしから会いにいきます!~」の感想のようなものを(福島編)

5月18日に郡山HIPSHOT JAPANで行なわれた南條さんのライブにひっそりこっそりとお邪魔してきてしまいました。その感想のようなものです。

 

とうの昔に書き終えていたのにうっかりそのままにしていたので、今更な投稿でございます。日本一遅いわたしから会いにいきますツアーの感想と思ってくだされば(?)

 

今回が初めての南條さんのライブとなりました。…と言いますか南條さんにお目に掛かるのが今回が初めてになるのですよね…。

またライブハウスというのも初めてで色々と不安がありましたが、近いところにいらして下さるこの時を逃したらもう一生行けないかも…という思いと、今年は逢いたい方に逢いに行く事を目標としていたこともあり、チケットチャレンジも無事突破しお邪魔することが叶いました。

さて当日会場に無事潜入、の前に文字情報ではよく見る別途ドリンク代の支払いが。払うのがちょっと嬉しかったです(?)。アルコールもあり開演前に呑んでいる方もいらっしゃいましたが、アルコールを呑むとよりトイレが近くなる身としては絶対出来ない行為だ…と思っておりました。

そんなことを考えている間に時間が。ある種の緊張感が襲い掛かる中ついに始まってしまう…。



1.スキップトラベル

オールスタンディングということで私が最も恐れていた事態が早くも起こってしまいました。「ステージが全く見えない…」。割と後ろ+背が低いというダブルコンボによって、南條さんもバンドメンバーの皆様が登場したところも分からず、不意打ちのような形でスタートを向かえてしまった形となっていましたね…。

ただあそこに南條さんがいる…歌が聴こえるという事だけで良いのではないか、と切り替えるのに時間が掛かりませんでしたね。こういう時自分の面倒くさい性格が役に立つものです(?)。

「わたしから会いにいきます」というツアー名にぴったりの1曲目でしたねえ。この曲の影響で私が出掛ける際に荷物が減るようになりました(?)(あともう1人とある方の歌の影響もありますが)。実際この日も車に置いてきたということもありますが、かなり最低限の装備でお邪魔しておりました。

いつもいつも思うのですが、初めての方のライブの1曲目というのは自分の中でやはり特別な曲になってしまうのだな…と。

 

2.今日もいい天気だよ

アコースティックライブ、ということでこれは歌うのでは…と思っていましたが、早速2曲目にご登場とは。

「僕の隣に君がいてくれたら 雨のちほら今日もいい天気だよ」のところで一瞬でしたが初めて南條さんの姿を拝見することが出来ました。もうそれだけで充分でした。後は後悔無く曲を聴くことが出来るな…と。そしてああ本当に実在するのね…と相変わらずお初な方に対して思ってしまう私よ。

もしきっとお姿を見れなくとも、そこにいる・声が聴こえる、というだけで「今日もいいライブだった」と思えてしまうのでしょうけど。

 

3.優しくつもる言葉の花

もし南條さんのライブに行くことがあったとしたら特に聴きたいと思っていた曲だったのでとても嬉しかったですね。アコースティックということもありより柔らかさと言いますか、優しさをより感じたように思いました。

MCを挟んではいますが、この最初の3曲で基本ライブ苦手おじさん(?)はだいぶ落ち着けたように思います。

 

4.あなたの愛した世界

ここでシングルA面曲が初登場されましたね。

誤解を恐れずに言いますと、今まではこの曲が苦手、といいますか、あまりピンと来ていなかったのですが、今回アコースティックバージョンで聴いてその気持ちが少し薄れた感じがありました。

 

5.光のはじまり

終盤に歌われるイメージがあったので、この位置に来るのかーと。

中盤で聴けたというのは新鮮でしたね。

 

6.一切は物語

これはまさかでしたね。好きな曲ではあったのですが、デュエット曲で曲調的にも今回はないかなと勝手に思っていたのでした…(この後のMCで沖縄でのFCイベントでも披露していたことを知るおじさん)。八木さんのコーラスも非常に良かったですね。細かい変化は覚えていませんが、照明の色の変化も曲にぴったりでしたね。

MCでも触れていましたが、この福島公演で初めての演奏だったのですね。ラッキーでした。

「光のはじまり」からの流れというのがまた…ねえ。

今回の個人的MVPだったかな…と。

 

7.君のとなり わたしの場所

2019年第1弾シングルということでおそらく演奏はするだろう…どこでだろうか…と考えていましたが、中盤スタートの位置でしたね。この位置にこういう曲が置かれるの好きなのです(?)。

「君の声をきくと うれしくなる 魔法みたい」このフレーズが今回とても響きましたね。そのまま南條さんへお返ししたい言葉ですね…。

 

8.そらほしひとつ

「優しくつもる言葉の花」とともにライブで特に聴きたい曲の二大巨頭のもう1曲も今回聴けてしまうとはね…。しかもよりやさしさが強調されてしまうアコースティックバージョンでですよ、奥さん(?)。

このあたりで今日は本当に来て良かった…と。もう終わりのようなテンションになってしまっておりました。しかしまだ半分なのです…。

 

9.Recording.

アルバムが発売の度に変わっていたジョルメディアのOPとEDでしたが、個人的にこの曲が一番印象に残っていたオープニング曲でして…。始まった瞬間にあ、ジョルメディアの曲だと1人ニヤニヤとしてしまいました(とても気持ち悪かったでしょう)。

私は声優さんをラジオから好きになることが多く、南條さんもそのお1人だったのですが、こうラジオと曲が結びつく瞬間がまたたまりませんでしたね。お姿が見えなかったのもまたラジオっぽくてある種の演出のように感じました。

切なくてではありませんでしたが、泣いてしまいましたよ…ええ…。

こうしてまた1つ特別な曲が増えてしまうのね…と。

この5分間は忘れることはないのかな…と。

 

10.Believe in myself

この曲も好きですねえ…。特に聴きたい曲を何曲かピックアップした時に割と最初の方に出てくる曲ですね。

個人的には応援歌といいますか、そういう立ち位置にいる曲でしてまたもう少し頑張ろうと思えるのですよね…。それを聴けるなんて、もうまた泣いてしまいますよ…。

 

11.誇ノ花

この曲に入る直前何となく空気が変わったかのような感じがありまして…。

どこか一節一節をより丁寧に歌っていたような印象があります。

 

12.OTO

原曲にはどこか冷たさといいますかクールな雰囲気を感じていたのですが、この時はクールさは残りつつ、どこか温かさが流れているように感じたといいますか…。

正直誇ノ花とこの曲は圧倒されていたといいますか、考えるより聴く方に意識を置いていまして、逆にあまり思い出せないという謎現象に襲われておりまして…。同じアレンジで同じ流れでもう1度聴きたい2曲でしたね。

 

13.0-未来-

ここでこの曲が来るとは…。最後の「奇跡も運命も全部」というフレーズがとても好きなのですよね。

後日ラジオで日替わり曲だったという話を聴きまして、この曲が固定ではなかったとは…とちょっと意外でしたね。

 

14.サヨナラの惑星

キーボード1本で原曲よりもスローな演奏でしたね。

アコースティックライブとはいえ、発売して間もない新曲の初披露がアレンジ版というのは不思議な感じがありつつ、そういう場に居合わせることの出来る幸せを感じておりました。

いつかCDに近いバージョンでも聴きたいなあ、と思っていたので、いつか2度目の逢瀬を…と。叶うかなあ…また勇気とタイミングですね。

 

15.THE MEMORIES APARTMENT

本編ラストはこの曲でした。何と申しましょうか…。この曲の「ようこそ ノックはいらない~ずっとキミを待っていたよ」や「君のとなり わたしの場所」や「Recording.」もそうなのですが、南條さんの書いた詞の中にこの日の自分にとても響くフレーズといいますか、リアルに伝わってくるところが多々ありまして、まさに今日この日にライブに来たことが自分にとって最も最善だったのかしらと思ったり、いやそれは好きになってからそこそこの時が流れて初めてお逢いしたということが重なった結果では…。などと考えてしまう私なのでありました。

 

16.わガまま♡ブれいん

アンコールはこの曲からでした。バンドメンバーの皆様によるソロパート回し良かったですね。こういうバンドメンバーの皆様にスポットライトが当たる瞬間がとても好きだったりするのです。

どこでだったのかは忘れてしまいましたが、歌っている途中で南條さんが噛んでしまったところがあって、「噛んだ!」と即言ったところは潔くて好きでした(?)。

そしてこの曲の後に「こんにちは!なんじょーさん!!」の挨拶収録がありましたね。ラジオから南條さんを好きになった身としては、こういう企画に参加出来たというのは大きな思い出になりましたね。まあこういう時に小声でしかだせないチキンおじさんなのですけど…。

 

17.・R・i・n・g・

ラストはこの曲でした。ラジオのオープニングである「わガまま♡ブれいん」演奏からの挨拶収録という流れから「サクラタイマー」が来るかしらとも思ってはいましたが。

この日の1つの大きな輪に入れたことが幸せでした。

もうそれ以外の言葉はありません…。



そして終演。あっという間の2時間でした。

…私、南條さんを好きになったのは2012年のあるラジオからだったのですよね。それ以前にもお名前やお声を知ってはいたのですが。それから7年、ソロのライブなど何度もチャンスがある中でようやく今回お邪魔することが出来ました。

本当に楽しい時間でした。ありがとうございました。

また1つ大切な忘れられないものをいただいてしまいました…。

 

サザンオールスターズの公式サイト・別冊代官山通信・パーフェクトデータブック・公式データブックに載っているライブデータの違いを雑にまとめてみた

以前こちらに載せました雑文、「サザンオールスターズの公式サイトと別冊代官山通信、そしてパーフェクトデータブックに載っているライブデータの違いを雑にまとめてみた

」に今年2019年6月25日に発売された「サザンオールスターズ公式データブック 1978-2019」に記載しましたライブのセットリストの情報を追加して違いを雑にまとめて見ました(相変わらずの性格の悪さが隠せないまとめですね)。

公式本が出る度にとりあえずまとめる暇おじさんのお遊びと思ってください(?)。追記の情報に関しては基本的に代官山通信や旧公式サイト、個人サイトから引っ張って来ております。

…最初に言ってしまえばこの公式データブックと公式サイトの記載はほぼ一緒なのですけどね…。

一応記載されていないライブに関しては共通したデータは載っている…はずです…(見逃していたら申し訳ございません…)。



サザンオールスターズがやってくるニャーニャーニャー

公式サイト・公式データブックでは7/20の田園コロシアムのセットリスト、として載っていますが、別冊代官山通信・パーフェクトデータブックでは7/19と日付が微妙に異なっております。

基本的に内容は同じなのですが、8~9曲目の

8.Love Me Do~You're Gonna Lose That Girl〔The Beatles

9.ビートルズ・メドレー~いとしのエリー

が公式データブックでは

8.(ビートルズ・メドレー)Love Me Do~You're Gonna Lose That Girl

9.いとしのエリー

という記載に変わっております。

おそらく2曲メドレー形式のような記載で載っているため、ビートルズ・メドレーは8曲目の2曲を指している、という判断からこのような記載に変更したと思われます。

しかしこちらの個人サイトでは分かれている理由が記載されているので、おそらく公式データブックの修正は間違いだった可能性がありますね…。



ゆく年くる年コンサート

これは正確には違いでは無いのですが…。

日付の表記があるものはいずれも12/10の日本武道館公演と記載があるのですが、その日はこのライブ前にジョン・レノンが亡くなったというニュースがあり急遽「LOVE」が追加された…ということで当時テレビでもこのテイクは放送されているようですが、セットリストに反映されていませんよね…。急遽だったので記載されていないのか、もしくは別公演のものが載っているもののどちらかになりますが、実際放送された曲で記載の無いものがあるので、後者になるかと思います。

 

・青年サザンのふらちな社会学

まずセットリストを先に載せてみます。

 

2/4 新宿厚生年金会館(公式サイト・公式データブック)

1.Ya Ya(あの時代を忘れない)~DJ・コービーの伝説

2.女流詩人の哀歌

3.思い出のスター・ダスト

4.奥歯を食いしばれ

5.C調言葉に御用心

6.Oh!クラウディア

7.逢いたさ見たさ病めるMy Mind

8.流れる雲を追いかけて

9.来いなジャマイカ

10.夏をあきらめて

11.チャコの海岸物語

12.いとしのエリー

13.My Foreplay Music

14.ラッパとおじさん(Dear M.Y's Boogie)

15.NUDE MAN

16.Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)

17.匂艶THE NIGHT CLUB

18.Ya Ya(あの時代を忘れない)

アンコール

EN1.Plastic Super Star(Live In Better Days)

EN2.いなせなロコモーション

EN3.Just A Little Bit

EN4.勝手にシンドバッド

EN5.Imagine/John Lennon

 

12/18 横浜文化体育館(別冊代官山通信・パーフェクトデータブック)

1.Ya Ya(あの時代を忘れない)

2.DJ・コービーの伝説

3.思い出のスター・ダスト

4.女流詩人の哀歌

5.奥歯を食いしばれ

6.C調言葉に御用心

7.Oh!クラウディア

8.逢いたさ見たさ病めるMy Mind

9.流れる雲を追いかけて

10.来いなジャマイカ

11.夏をあきらめて

12.いとしのエリー

13.My Foreplay Music

14.ラッパとおじさん(Dear M.Y's Boogie)

15.NUDE MAN

16.Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)

17.匂艶THE NIGHT CLUB

18.Ya Ya(あの時代を忘れない)

アンコール

EN1.Plastic Super Star(Live In Better Days)

EN2.いなせなロコモーション

EN3.Just A Little Bit

EN4.勝手にシンドバッド

EN5.Imagine

 

公式サイト・公式データブックは2/4の新宿厚生年金会館公演、別冊代官山通信・パーフェクトデータブックが12/18の横浜文化体育館公演、という分け方をしていますね。見比べたところ、どうやら一部違うところはありますが、大体は別冊代官山通信はパーフェクトデータブックからの引用、という形のようですね。

変更は「女流詩人の哀歌」と「思い出のスター・ダスト」の演奏順が逆、「チャコの海岸物語」がカットになっています。

このツアーは毎回のようにセットリストが代わり他にも何パターンか個人サイト等に存在してるようですね(こちらのサイトに素晴らしくまとめられております…ありがたや…)。

 

・縁ギもんで行こう

公式サイト、そして公式データブックにセットリストが記載されていないシリーズです(?)。

しかし別冊代官山通信、そしてパーフェクトデータブックにはちゃんと載っていますね。コピペ忘れでしょうか(?)。

ちなみにかつてサザンのホームページが2つあった頃(現在のsas-fan.netアミューズとビクターで運営されていますが、これともう1つSTANDOOH! AREEENA!! C'MOOOON!!!というビクターが単独で運営していたサイトがありました。)には何故かSTANDOOH(以下略)の方にはこのライブのページすら無いという謎仕様となっておりました…。

検索すれば出てきますが一応セットリストを載せておきますね。需要という言葉は知りません(?)(ちなみに縁起者で行こうで調べても出てきます)。

 

1.いとしのフィート

2.メリケン情緒は涙のカラー

3.あっという間の夢のTONIGHT

4.東京シャッフル

5.匂艶THE NIGHT CLUB

6.ALLSTARS' JUNGO

7.赤い炎の女~サンバ~Happy New Year

8.年の始め

9.よどみ萎え、枯れて舞え

10.JAPANEGGAE(ジャパネゲエ)

11.夕方Hold On Me

12.Woman

13.Love

14.Imagine

15.Tarako

16.星降る夜のHARLOT(ラッパとおじさん(Dear M.Y's Boogie))

17.Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)

18.マチルダBABY

19.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

アンコール

EN1.ボディ・スペシャルⅡ

EN2.勝手にシンドバッド

EN3.Dear John

 

前回も書いていますが、別冊代官山通信そしてパーフェクトデータブックには16曲目は「星降る夜のHARLOT」と記載されているのですが、個人サイト様にあります放送されたデータを見ますと、15・17曲目の間に「ラッパとおじさん(Dear M.Y's Boogie)」が放送されているのです。実際16曲目をラッパとおじさんと記載しているところもいくつかありました。

おそらくパーフェクトデータブックで記載ミス、そのデータを基本引き継いでいる別冊代官山通信にもそのまま掲載、という流れでしょうかねえ…。

 

KAMAKURA TO SENEGAL サザンオールスターズAVECトゥレ・クンダ

公式サイト・公式データブックでは9/28の西武球場、別冊代官山通信・パーフェクトデータブックには10/5の横浜スタジアム公演のセットリストとなっておりますが、後者にアンコールの1曲目にテンケレンケが載っているだけという違いですね。

ただ当時テレビで放送された西武球場公演ではテンケレンケが演奏+放送されていますので記載漏れということになりますでしょうか…。

ちなみに昔の公式サイトですと15曲目の「Bye Bye My Love(U are the one)」のところに「星降る夜のHARLOT」が入っていました。その後サイトリニューアルか何かがあった際にBye Bye My Loveになっているので記載ミスだったのかも知れません…。

そして余談ですが、セットリストには記載がありませんが「Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)」も演奏されているようなのですよね。そういう音源をまとめたサイトに記載があり、また「SPACE MOSA」の全シングル曲紹介でBig Star Bluesに使われているライブ映像はこの時のテイクのようなのですよね…。

 

真夏の夜の夢 1988大復活祭

こちらは完全に違うセットリストが載っていますね。とりあえず先に引用致します。

 

公演日不明(公式サイト・公式データブック)

1.Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)

2.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

3.夕方Hold On Me

4.栞のテーマ

5.夏をあきらめて

6.愛する女性とのすれ違い

7.欲しくて欲しくてたまらない

8.顔

9.おいしいね~傑作物語

10.My Foreplay Music

11.匂艶THE NIGHT CLUB

〈原坊コーナー〉

12.鎌倉物語

13.あじさいのうた

〈桑田ソロコーナー〉

14.哀しみのプリズナ

15.路傍の家にて

16.今でも君を愛してる

17.いつか何処かで(I FEEL THE ECHO)

18.Blue~こんな夜には踊れない

19.スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)

20.遠い街角(The wanderin' street)

21.BAN BAN BAN

22.悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)

23.愛撫と殺意の交差点

24.Big Blonde Boy

25.ハートに無礼美人(Get out of my chevvy)

26.ALLSTARS' JUNGO

27.勝手にシンドバッド

28.マチルダBABY

29.ボディ・スペシャルⅡ

30.いなせなロコモーション

31.みんなのうた

32.メロディ(Melody)

アンコール

EN1.Bye Bye My Love(U are the one)

EN2.Oh!クラウディア

 

8/13 泉パークタウンスポーツガーデン(別冊代官山通信・パーフェクトデータブック)

1.Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)

2.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

3.夕方Hold On Me

4.栞のテーマ

5.夏をあきらめて

6.愛する女性とのすれ違い

7.夕陽に別れを告げて

8.欲しくて欲しくてたまらない

9.顔

10.おいしいね~傑作物語

11.My Foreplay Music

12.匂艶THE NIGHT CLUB

〈原坊コーナー〉

13.鎌倉物語

14.あじさいのうた

〈桑田ソロコーナー〉

15.哀しみのプリズナ

16.路傍の家にて

17.今でも君を愛してる

18.いつか何処かで(I FEEL THE ECHO)

19.Blue~こんな夜には踊れない

20.スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)

21.遠い街角(The wanderin' street)

22.BAN BAN BAN

23.悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)

24.愛撫と殺意の交差点

25.Big Blonde Boy

26.ハートに無礼美人(Get out of my chevvy)

27.ALLSTARS' JUNGO

28.勝手にシンドバッド

29.マチルダBABY

30.いなせなロコモーション

31.みんなのうた

アンコール

EN1.メロディ(Melody)

EN2.Bye Bye My Love(U are the one)

EN3.Oh!クラウディア

 

公式サイトとの違いは「夕陽に別れを告げて」が7曲目に入り、「ボディ・スペシャルⅡ」がカットになっていますね。そして「メロディ(Melody)」がアンコールの1曲目に移動となっております。

ちなみにこちらのサイトでは当時の代官山通信に記載された情報が載っており、最初の西武公演では「Ya Ya(あの時代を忘れない)」が1曲目、「BAN BAN BAN」が無し、「今でも君を愛してる」と「いつか何処かで(I FEEL THE ECHO)」の演奏順が逆だったとのことです。



・いっちゃえ’89サザンde’90

別冊代官山通信・パーフェクトデータブックの11曲目には「SLOW DOWN」が記載されていますが、公式サイト・公式データブックにはありません。

これは完全にミスですね…。

テレビの生放送版でも「JENNY JENNY」と「BE BOP-A-LULA」の間にしっかりと放送されていますし、何より昔のsas-fan.netを見ますと、

  1. JENNY JENNY
  2. BE BOP-A-LULA

と「11.SLOW DOWN」が抜けたものが記載されていたのです。おそらくそのまま引用し、曲順の数字のみ直した…と思われます。

しかし公式データブックでも直っていないとは…ねえ。

 

・夢で逢いまSHOW

公式サイトではどの公演日のセットリストか記載されていませんが、別冊代官山通信・パーフェクトデータブックには4/28の日本武道館最終公演の日付で記載されていますね。

そしてこの2冊では19曲目の「YOU」が抜けてたものが記載されています。

かつてサザンの公式サイトはアミューズとビクターで運営している「sas-fan.net」と(これは現在もある方ですね。後に統合されました)、ビクターが単独で運営していた「STANDOOH! AREEENA!! C'MOOOON!!!」という2つの公式サイトがありました。)

実はこれも統合前にSTANDOOH版では「YOU」の記載あり、sas-fan.net版では記載なし、という結果になっていますがこれはおそらく抜けている方が間違っているかと…。

当時の代官山通信でも「YOU」の記載はありますし…。そしてその代官山通信にも微妙な曲順の変更について載っています。18曲目の「逢いたくなった時に君はここにいない」が愛媛公演以降は9曲目に、札幌ではアンコールでローリング・ストーンズの「Jumpin' JackFlash」、武道館では「SLOW DOWN」が演奏されています(一目で分かるサイトはこちら)。

 

・歌うサザンに福来たる

別冊代官山通信・パーフェクトデータブックでは20曲目の「いなせなロコモーション」が抜けています。

テレビで放送された際、生放送版では途中で中継が終了してしまったため放送されず、後に放送された完全燃焼版でもカットされているため、もしかして…とも思いますが、完全燃焼版では「みんなのうた」終了後に明らかな編集があるので多分演奏しているとは思われます。

と書いたところで更にもう1つ…。このライブ公式サイトでは2本、別冊代官山通信では1本というように記載されていますね。

これは横浜アリーナの公式サイトで過去のスケジュールを確認したところ1公演のみでしたね。このライブは年越し1本のみのライブでしたが、表記が12月31日~1月1日となるので、おそらくそれで勘違いしたのかな…と思われます。

 

・THE音楽祭 1991

公式サイト・公式データブックではアンコールの「女呼んでブギ」「Ya Ya(あの時代を忘れない)」の2曲が抜けていますね。これは完全に記載漏れですね…。ちなみにsas-fan.net版ではアンコールの記載あり、STANDOOH 版ではアンコール記載なし、と引き継ぐ方を間違ったのでは…というツッコミを入れたくなりますね…。

ちなみにWOWOWで放送されたバージョン(横浜スタジアム公演)とは少しセットリストが違い、「恋はお熱く」がカットされ、アンコールの1曲目に「LOVE POTION No.9」が追加となっております。

2冊の本の方には公演日が書いてあり8/14のナゴヤ球場のセットリストが載っております。調べたところによるとナゴヤ球場以降のセットリストがWOWOW版と同じものになっているようで、この3つに載っているのは変更される前の物のようですね。

(噂では「恋はお熱く」と「LOVE POTION No.9」の両方を演奏している公演も存在するとかしないとか…)

 

南天群星 北京で逢いましょう

別冊代官山通信・パーフェクトデータブックには載っていますが、公式サイトにはデータ…といいますかページ事態がありませんね…。かろうじて公式データブックにはライブのタイトルだけが載っていますが。

しかし統合前のsas-fan.netには載っていたのです…。これもまた何故か引き継がれることがありませんでした。

ちなみに他にも古賀紅太ライブ、花咲く旅路ツアー、KUWATA BAND FINAL~ぼくら1987、そして伊豆だらけのローラなどという貴重なライブデータも引き継がれませんでした…。個人サイト様やパーフェクトデータブックを読めば補完は可能ではありますが、どういう事情があったのか(もしくは無かったのか)は分かりませんが、こういったデータが公式から失われるのはとても残念ですね…。

そして検索すれば出てくるでお馴染みの(?)セットリストがこちら

 

1.ネオ・ブラボー!!

2.フリフリ'65

3.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

4.君だけに夢をもう一度

5.せつない胸に風が吹いてた

6.GUITAR MAN'S RAG(君に奏でるギター)

7.ニッポンのヒール

8.ブリブリボーダーライン

9.ポカンポカンと雨が降る(レイニー ナイト イン ブルー)

10.涙のキッス

11.YOU

12.死体置場でロマンスを

13.希望の轍

14.真夏の果実

15.HAIR

16.BOON BOON BOON~OUR LOVE[MEDLEY]

17.CHRISTMAS TIME FOREVER

18.シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA

19.怪物君の空

20.DING DONG(僕だけのアイドル)

21.ボディ・スペシャルⅡ(BODY SPECIAL)

22.みんなのうた

23.勝手にシンドバッド

En1.愛は花のように(Ole!)

En2.I Saw Her Standing There

En3.いとしのエリー

 

初日公演は「HAIR」まで演奏した後、「BOON BOON BOON」のイントロが少し流れた後に桑田さんが体調不良を訴え裏に下がったため、その後は

 

17.ギターソロ(大森隆志小倉博和

18.花咲く旅路

19.I SAW HER STANDING THERE(ここで桑田さんがステージに再登場)

20.いとしのエリー

 

という変更があったとのことです。

 

・歌う日本シリーズ1992~1993

別冊代官山通信・パーフェクトデータブックにはアンコールの1曲目に「いなせなロコモーション」が追加されています。過去の2サイトにも記載されてはいませんでしたが、個人サイト様等のページではしっかりと記載されていたので、多分この2つの方が合っているかと…。

ちなみにこのアンコール1曲目がいなせなロコモーションだったのは、ラストの日本武道館公演のみ(2つの本には2/5の最終公演の日付で載っています)でそれ以外の公演では「愛は花のように(Ole!)」だったとの事ですが、このアンコール1曲目について公式サイト・公式データブックには記載がありません。

 

・ザ・ガールズ万座ビーチ

公式サイトと別冊代官山通信、そして公式データブックには9/21の横浜スタジアム公演のセットリストが記載されていますが、パーフェクトデータブックには10/3の宜野座湾市海浜公園野外劇場版が記載されていますね。分かりやすく言いますと、ビデオ/DVDで発売されている「平和の琉歌」に収録されている沖縄公演のあれですね(適当な説明)。

アンコールのラストに「いとしのエリー」が記載されているだけで違いは無い…はずなのですが、1曲目の「お願いD.J.」が「DJ・コービーの伝説」と(多分)間違って記載されています。また台風で順延となった10月12日の横浜スタジアム公演では1曲目の「お願いD.J」が「いとしのエリー」に変更となっております。

 

・おっぱいなんてプー

公式サイトと別冊代官山通信、公式データブックは同じですが、パーフェクトデータブックの方は1ヵ所だけ違います。アンコールの2・3曲目である「Happy Birthday」と「LOVE AFFAIR~秘密のデート」の順番が逆になっています。サイト&別冊では「Happy Birthday」が先に来ていますね。

どうやら年越しの31日だけ「LOVE AFFAIR~秘密のデート」を先に演奏という変更があったようです。おそらくですが、この年越し公演の日は生中継が入り、新聞の番組欄には「できたてホヤホヤ最新作」という見出しがあったそうなので、放送時間内に間に合わせるために逆にしたのでは…と思ったのですが…(実際次のHappy Birthdayの途中で中継は終わる)。

なので両方がちゃんと載っていると思いきや、パーフェクトデータブックのみに公演の日付が記載されているのですが、これが12/27になっているのですよね…。27、31日の2公演がこの順番だった可能性も無いわけでは無いのですが、その可能性は低いかと思われます…。

 

・Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~

別冊代官山通信・パーフェクトデータブックには5/27の東京ドーム公演が載っており、途中の公演(5/9の福岡ドーム公演以降)でアンコール1曲目が「ニッポンのヒール」から「My Foreplay Music」した事は記載されていませんでした(公式サイトには載っています)。

ちなみに出ました、2サイト時代ではsas-fan.net版では別冊とパーフェクトと同じものが、STANDOOH 版では現在の公式サイト・データブックと同じものが記載されていました。

あとちなみにですが、リニューアル前のPC版の公式サイトでこのライブのセットリストを見ますと数字が20から急に31と飛んでいるという謎のミスがありました。

 

・ゴン太君のつどい

公式サイトと別冊代官山通信、公式データブックでは同じセットリストが記載されています(公式サイト版には公演日が書かれていませんが、31日のみアンコール1曲目に演奏した「虫歯のブルース~インディアン狂想曲[MELODY]」についてはちゃんと補足が書かれていますね)。

パーフェクトデータブック版ですと12/27の初日が載っています。実は微妙にセットリストが違うのです。

その部分だけ引用してみましょう

 

公式サイト・別冊代官山通信

4.真夏の果実

5.女神達への情歌(報道されないY型の彼方へ)

6.OH,GIRL(悲しい胸のスクリーン)

7.逢いたくなった時に君はここにいない

8.BLUE HEAVEN

9.Moon Light Lover

10.慕情

 

パーフェクトデータブック

4.真夏の果実

5.女神達への情歌(報道されないY型の彼方へ)

6.BLUE HEAVEN

7.OH,GIRL(悲しい胸のスクリーン)

8.逢いたくなった時に君はここにいない

9.Moon Light Lover

10.慕情

 

と「BLUE HEAVEN」が8曲目から6曲目へと微妙に移動しております。こちらは記載ミスでは…と思ったのですが、個人サイト様等で27日公演に行ったと思われる方はこのセットリストで書いている、というのをいくつか目にしたことがある、というのとパーフェクトデータブックの発売する前に出ていました「ファンによるファンのためのサザンオールスターズ」という本の中でこの27日公演のレポートが載っておりこちらでもパーフェクトデータブックと同じ曲順で書かれていたのでおそらく正しいのでは…と思います。ただどの公演から曲順が変わったのかは不明です。

そしてもう2つありまして、パーフェクトデータブックのアンコール1曲目に「虫歯のブルース~インディアン狂想曲[MELODY]」と記載があるのですがこれは前述した通り31日のみ演奏した曲なので間違いかと思われます(ファンによる~でもこの曲は載っていなかったので)。そしてラストのTSUNAMIの後に「歓喜の歌」が記載されていますね。これは本の方のレポートにあり、パーフェクトデータブックにはその時のものらしい写真が載っていますが、31日の映像では演奏されていないので少なくとも27日はパーフェクトデータブックがあっていると思われます。

 

おまけ

・灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!

4つ全てに載っていませんが、代官山通信には最初の日産スタジアム公演の時に5曲目の「愛する女性とのすれ違い」と6曲目の「涙のキッス」の順番が逆だった、という記載があります。



ということで公式データブックのデータを追加し、再改訂致しましたが如何だったでしょうか。何と申しましょうか…。本にする際情報の再確認はしていないことが分かってしまいましたね。まあ正解が分からなければどうしようもないわけですが…。

しかしこう重箱の隅を付いておいて言うのはあれですが、こういうデータ本が発売されることはありがたいことなのですよね…。それだけは忘れてはならないなと思いました。

 

サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」の感想のようなものを(東京編)

6月15日に東京ドームで行なわれたライブにまたまたこっそりとお邪魔してしまいました。その感想のようなものです。

宮城編西武編に続きましての感想3部作(?)のラストでございます。

 

この日は雨でしたね。もしソロのライブでしたか天気と会場が合わさって「東京」を演奏するには最高のシチュエーションだわね…と思いながら移動しておりました(?)。

いつもよりは少し早めに到着しまして野球殿堂博物館へ。「KUWATA 18」のユニフォームはなかったので残念でした(?)。

そして入場…席はまさかのこのツアー3連続での上手(一塁側)席。毛ガニさん側も良いですが、そろそろムクちゃん側の席は当たらないものでしょうか。そうか毛ガニさんが私を呼んでいるのか(?)。関口さんも呼んでくださることをお待ちしております。

アナウンスの方今回も気合いが入っていましたね。最後の方声が掠れていましたが翌日は大丈夫だったのでしょうか…。

そして5分ほど遅れての暗転だったでしょうか。いよいよ始まるね(CMの原坊ボイス)。



1.東京VICTORY

会場が暗くなった時と5人のシルエットが現れた時の歓声の響き方が凄かったですね。東京ドーム特有の響き方なのでしょうか…。あれで上手く私の中でスイッチが入った気がします。

今更気が付いたのですが、最初の年数がモニターに映る時、筆記体は当時のものをちゃんと再現していたのですね。

3回目にしてようやくちゃんと腕上げが出来たかな…と思います。

 

2.壮年JUMP

2番の替え歌部分は「東京ドームに帰って来たよ」…と。ああ帰ってきたという表現になるのねと…考えて見れば去年の「ちょっとエッチなラララのおじさん」の会場がNHKホールで40周年スタートの終着点と見れば、帰ってきたとなるのでしょうねえ。東京VICTORYのラストが原曲通り「TOKYO」だったこともよりその強調になった気がします。

「色んな歌ありがとうステージで」がグッと来てしまいましたね…。今回3度もこうしてサザンの皆様と歌にお逢いできたことに2曲目ながらも色々と感慨深いような胸がいっぱいになりかけておりました…。

 

3.希望の轍

私の別趣味で声優さんが好きなのですけど、その中で特に好きな方3人が既婚で、ついその方型の写真や動画で左手の薬指を見てしまう癖が知らず知らずのうちについてしまっていまして…。この曲のキーボードイントロで原さんの手元が映るとついつい左手を見てしまうのですよねえ…。そして微笑む私(どの立場から物を見ているのだろう…)。

1番の「Baby Love」のあとに続く「ah,ah」が加山雄三船長のカバー版ぽい歌い方だった、と思わず感じてしまったのは私だけということで(?)。

 

MC

今までとあまり変更点は無かった気がします。ツアーがラストと言うこととピックと間違えて、提灯を持っていたということくらいでしょうか。

 

4.闘う戦士たちへ愛を込めて

メットライフドームの時もそうだったのですが、この曲のイントロが流れると「あー」と「おー」が混ざったような歓声が上がるのが好きなのですよね…。

寄っといで、と簡単に言うにはチケットが取れない巨大都市の公演でしたね…とサビを聴く度に思っていた私は何なのか。

2番のサビ前だったか、モニターにODYさんの特に格好いい姿が映っていたのですよねえ…。正直抱かれても良いかと思いました(?)。

 

5.SAUDADE〜真冬の蜃気楼〜

何と申しましょうか…。この曲で少し落ち着くのと同時に、「過去への扉を叩いて生きるの?」から比較的新しい曲の続いていた流れから徐々に昔の楽曲が披露される流れに変わるのが良いなあ…と。

 

6.彩〜Aja〜

この日はおそらく今回のツアーの宮城初日の雪に次ぐ悪天候でしたね。終演後外に出てみるとほぼほぼやんでいましたが、まさにこの瞬間の時間、目の間にいる人たちが雨の間に間に現れた虹なのだなあ…と思いつつ、それはサザンと出逢ったこの約13年にも言えることなのでは…と少しだけ勝手に泣きそうになっておりました(?)。

 

7.神の島遥か国

会場、青いライト、あの腕振り「みんなが好きです!」の東京ドーム公演のDVDで見たやつだ感が凄かったです(?)。既に2回見ていましたが、1番新鮮な気持ちで見れた気がします。

冒頭TIGERさんによる沖縄民謡ソング(元ネタがあるのでしょうが…)が追加されていましたね(夜遊びで元ネタの話をされていましたね)。

 

8.青春番外地

間奏で毛ガニさんがスティックを持ちながら、チャンバラのような動きをしていたのが、とても可愛かったです。それが後ろのモノクロな映像と妙にマッチしていたのは毛ガニさんのキャラによるものでしょうか(?)。

 

9.欲しくて欲しくてたまらない

サザンを聴くようになった割とすぐな時期に聴いた彩、(DVDを最初から順番で再生したので結果的に)キラーストリートで初めてライブバージョンを聴けた神の島、そして2006~7年頃に某動画サイトで頻繁に見ていたこの曲と、今よりもより純粋に好きだった時(あの時代もあの時代で割ともう既にひねくれて気はしますが…w)に強く触れてきた曲がここで続いたので、昔を思い出すことが多いゾーンでもあったなあ…と。

でもやはりなんだかんだでリアルタイムの「今」のサザンが自分の中の1番なんですよね、きっと。

 

10.Moon Light Lover

モニターに映る歌詞を見て今更気が付いたのですが、この曲には「愛がスローに満ちたワイン」と「愛はスローにちょっとずつ」に近い歌詞が登場していたのですね…。選曲と作詞の時期が重なっていたのかなどの関係性は分かりませんが、こういうワードが不意に登場していたことに気付ける瞬間があるのが、同じツアーライブに何度もお邪魔する醍醐味の1つなのかな…と。

この曲には匂艶という単語も出てきますし、匂艶THE NIGHT CLUB→Moon Light Lover→愛はスローにちょっとずつ→…と歌詞やタイトルの一部分から切り取った楽曲連想ゲーム(?)が今後も続くかもという楽しみが増えましたね(?)。

 

11.赤い炎の女

終盤にセリフが追加されていましたね。何とかの愛が何だとか(全然思い出せないおじさん)。原曲だと英語の部分だったので、BLUE HEAVENのラスト「あなたが~」という語りの英語版が8cmシングルに記載されているの逆版で、あの英語の日本語版を披露しているのでは…とも思ったりしておりました(そもそもあれはちゃんと言葉なのか…)。

 

12.北鎌倉の思い出

赤い炎の女で立ち上がった皆さんも一斉に座っていたので、独り占めじゃとばかりにステージをじっと見ながら聴いておりましたが、しかし数列前にいらしたHappyの法被を着ていた方は立っていたので完全に独り占めではなかったので残念でした(?)。

この曲が好き、ということもありますが、同時にサザンだと原さん曲枠はほぼ1曲になってしまうので、次いつ生で聴けるか分からんぞ、だから耳と目に焼き付けよう…という気持ちが強かったのかも知れませんね。

 

MC

どんどん長くなるメンバー紹介…という名のネタ大会。今回は写真や映像での休憩コーナーが無かったのでおそらくここで休憩を兼ねているゆえの長さだったのでしょうか。

なんだかんだで桑田さんが誠さんに「童貞OLD MAN」と言っていたことが1番残っています。

ラストはODYさんが再度僕ラッパーじゃないですと、桑田さんに言ってから仮面さんの笑い声と微妙に変わっていましたね。あの時の桑田さんの表情の顔芸感は流石コミックバンドのリーダーですね(?)。

 

13.古戦場で濡れん坊は昭和のHero

イントロで何の気なしにスッと立ち上がったのですが、北鎌倉の時以上に回りの方が座ったままだったので、座り直すべきか悩んでしまいました。ただ私の後ろが通路だったので妨げにはならないだろうし、この曲が好きなのだから良いでしょう…どうか許して下さい、という気持ちで立っていました。

間奏は何度聴いても濡れん坊になってしまうのでは(?)という位に大好きなのですよねえ…(雨で入場前には既に濡れん坊でしたが(?))。このために今日まで生きていたようなものです(?)。

 

14.JAPANEGGAE(ジャパネゲエ)

今回のモニターに映る歌詞を見てしまう率ナンバーワンは間違いなくこの曲でしたね。

「世も知…」のあとに毛ガニさんが叩く「パカン」という何かの音とそれを叩く時の毛ガニさんが妙に好きなのですよね。

 

15.女神達への情歌(報道されないY型の彼方へ)

4人いたダンサーに加えて、風船を沢山付けたダンサーの方が増えていたのとラストで「Hey」という掛け声が追加されていましたね。

この曲で立ち上がる方がそこそこいらっしゃいましたね。ああそうか、そりゃあAVがテーマの曲ですから「立つ」人はいますよね。

 

16.慕情

高音のところを少し苦しそうに歌っていましたね。ツアー終盤ということでかなり喉に疲労が溜まっていたのかしらと…。ただ語弊があるかもしれませんがこういう少し枯れたとまでは言わないまでも少し高音が苦しそうな声割と好きだったりするのですよね…。

 

17.愛はスローにちょっとずつ

「君だけが希望の光」という歌詞でしたでしょうか。そこのパートでライトが客席全体にふわーと広がっていく演出が凄く良かったですね。本来はこちらがステージ側を希望の光として勝手に見ているのに(?)。

結局この3回の中でこれというような感想を紡ぐことは出来ませんでした。でもいつか何らかの形として音源化された時に先に曲の景色を見ている、というのはきっと今までとは違う視線でその「新曲」と久しぶりにまた出逢えるような気がします。

 

18.ゆけ‼︎力道山

「イヤハヤ」での腕組みが好きですね。ええ。毎回後ろの力道山を見がちでしたが流石に今回はステージをしっかり(?)見ました。

この曲の1番で「僕は力道山」2番で「ゆけ!!力道山」と目線が変わるのが好きなのですよね。この2つで当時の大衆のヒーローとしての力道山を感じることが出来る気がします。

 

19.CRY 哀 CRY

この曲でサウンドが前後と一気に変わるからなのか意図的なのかは分かりませんが、毎回サビになるとボーカルよりも演奏の音が大きく、ボーカルが聴こえにくいような感じがずっと残ってしまいましたね…。ただそれでボーカルを追いかけようとしたおかげかライブ後にこの曲を車で歌っていた時に初めてサビが上手く歌えたのですね(当社比)。これは意外な発見になりました…。

 

20.HAIR

スポットライトが最初桑田さん1人に当たっていたのですが、その後演奏される楽器が増えるのと同時に弘さん→関口さん→原さん→毛ガニさんの順で(原さんと毛ガニさんは同時だったかも知れない)徐々にメンバー1人1人にライトが当たっていったのは何か良かったですね。元々特に大好きな曲ではあったのですけど、そういう視覚的情報もあってさらに好きになりましたね。そろそろ4曲目の殿堂枠に入れようと思います(?)。

宮城編でも書いていますがツアー序盤、曲のラストを「(その会場名)で歌っちゃった」という替え歌で締めていまして、その評判が私のTwitterのタイムラインですとまあよろしくなくて。それが西武公演から原曲通りの締めになったのですが、その時から締めにくると「どっちかしら…」と身構えてしまう自分がいてねえ…(私は聴けるなら多少のそういうことはまあ仕方ないわね…で終わらせようとしてしまう間違えだらけの妄想タイプなので(?))。原曲通り終わるとTLの方々の安堵する表情が見えていました(?)(いや別に顔は知らないのですけど)。

 

ムクちゃんダンス

このダンスも見納めなのですね…。今更ですけどダンスで流れる曲が「忘れられたBIG WAVE」なのは「遠くに揺れてるあの日の夢」とダンサーになるのが夢という関口さんのMCに掛かっていたのでしょうか…。

しかし今回の関口さんはラップでベースを弾いたり踊ったりとあまり休憩の無い忙しいツアーでしたね。

 

21.当って砕けろ

ライブに行くたびにイントロが始まった瞬間の盛り上がりの凄さが大きくなっていたように思います。ポップであの勝手にシンドバッドのB面曲ですから知名度もあるかと思いますが、自分の中で思っていたものよりも化けた、といいますかその存在感の大きさにようやく気付けたのだと思います。

Wantedがなんと今回はちゃんと(?)出来ました。それだけ楽しめていたのか、いつもよりテンションが自然と上がっていたのでしょうか。

 

22.東京シャッフル

もしかしたらこの曲に備えて当って砕けろのところで自然とテンションのスイッチを入れていたのかも知れません。

このツアーでの個人的MVPを上げるとしたら、HAIRとこの曲になるでしょうか。HAIRは毎回長ったらしい感想という名の適当な解釈を上げてしまうのですけど、この曲に関してはただただ良かった、好き、という感想以上のものが出てこないのですよね。今回無理矢理にでも言葉にしようとする好きと言葉に表せない好きの2つの感情を持てたことが不思議だけど良かったのかな…とツアーが終わった今感じたりしておりますね…。

 

23.DJ・コービーの伝説

小林克也さんのトークの中で「友人のサザンオールスターズ」と言っていたのが何か良いなあと思っておりまして…。ウブなスーパーDJはやはり違いますね(?)。締めが「See You Next Week」なので2会場以上連続でライブに行かれた方は本当にNext Weekになるのね…と今更思っておりました。多分変わっていないはずですが、翌日の千秋楽では「Coming soon」とかに変わったりしていないかなとも期待(?)しておりました。

 

24.わすれじのレイド・バック

ラストが「ひとりひとりを抱きしめたいのさ」から「これからも一緒に盛り上がろうぜ」に変わっていましたね。こっちの方が25周年感から40周年ライブ仕様になって良かった気がします。

モニターに映った昔の写真のメンバー5人のソロショットと交互にステージにいるメンバーを映していたのもベタなのでしょうけど、やはり良いなあと思ってしまいますね。

 

25.思い過ごしも恋のうち

そういえば最初桑田さん向けて紙テープが舞っていましたが最初は紙吹雪だったような…。多分どちらかの記憶が間違っているかと。

しかし改めまして当って砕けろからこの曲までの歓声が凄かったですね。それまでの良い意味で抑制されていた思いが爆発していたと言えるのでしょうか。

 

26.はっぴいえんど

何故かミラーボールを撫で回していましたね。地球儀に見立てて船での旅を表していたのでしょうか(精一杯の都合の良い解釈)。

ジャンルとしてはバラードなのでしょうけど、少しラフな感じで桑田さん自身の小休止になりつつも、ハンドマイクで動く準備体操のような役割の配置だったのかなと思いました。

 

27.シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA

恋の季節に入る前、「弘、関口、誠、シュラバ★ラ★バンバやれよ」というプチツッコミ(?)がありましたね。その時の誠さんの「知りませーん」と言いたげな後輩らしくない表情が好きです(?)。あとそのツッコミの時にシュラバ★ラ★バンバをスムーズに連呼する桑田さん凄いと思いました(未だスムーズに言えないおじさん)。

 

28.マチルダBABY

桑田さん何故かサングラスをかけて歌っていましたね。SP風ダンサーと合わせたのでしょうか…。

余談ですが最後の特効爆発でトイレが近い私の尿意も爆発してしまったようで(?)この後しばらく尿意と戦うことに…。

 

29.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

ライブ用前奏と原曲イントロで歓声を2回貰えるのは演奏している方としては狙っているものなのでしょうか。

イントロの腕上げ今回は上手く出来たように思いますが、光るリストバンドを付けていた腕と逆の腕を上げてしまう私よ。

 

30.イエローマン〜星の王子様〜

仮面さんが手を広げた瞬間の5つある大きなモニターの全てが黄色になるは見ていて壮観でしたね(三塁側のモニターは確認出来なかったけど多分そうなっていたはず)。

この曲を作っている時に東京ドームで5万人が手を振るところを想像していたという話を急に思い出したので、その時ばかりは客席を360度見回しておりました。

 

31.マンピーのG★SPOT

仮面さんマンピーのヅラを付け終わるまでちゃんとマントを広げて正面から見えないように隠してくれるのとても優しいですね(?)(横からだと見えるのでしょうけど)。

東京のヅラは頭に東京タワーとスカイツリーが載っており、「てやんでえ東京」(えがねに見えたのですけど、意味的にえになりますよね…)「もっとこんかい!」と書いてあった旗が付いていました。

この本編終了後メンバーとダンサーの方々が下がるのと同時にトイレに駆け込む私でございました…。

 

32.I AM YOUR SINGER

急いでトイレから戻ってきたまさにその瞬間、メンバーがステージに再登場というぴったりなタイミングでした。タイミングが良すぎて実質メンバーでは…?と思ったりしました(?)。

冒頭のブラスアレンジはカットになっていました。

今回は泣きませんでした(?)。ようやく純粋にアンコール1曲目として受け止められた気がします。

 

33.LOVE AFFAIR〜秘密のデート

イントロの自動観客総立ちマシーン感(?)は今回のツアーも健在でしたね。何と申しましょうか…。きっとあの歓声と総立ちをステージから見るのはやはり快感なのではと思ったりもするのです。そういう曲が何曲かはあると思うのですが、セットリストの何処にでも配置しやすく多分桑田さんも歌いやすくてお気に入りな曲、という立ち位置にいるのだなーと。でもなんだかんだでアンコールにいらっしゃるのが1番お似合いな気がします。

そういえばアウトロの「Be My Baby」無かったような…(私が忘れてるか見逃しているだけかもしれない)。

 

34.栄光の男

曲に入る前の長嶋茂雄引退試合の映像で「永久に不滅です」のあと、引きの映像になり後楽園球場が移るのですが、そのカメラの位置と今回私がいた一塁側の席が割とマッチする位置だったので、引退試合を生で観ていたような幻想を抱いておりました(?)。

あと気になったのが1番でモニターに映る長嶋が映像から写真に変わっていたことですね。2番でモニターに映るイチローが写真なのでそれに合わせたのでしょうか…。

もしこのライブが他の公演のように18時スタートですと、だいたい21時過ぎにこの曲が始まり、あの天覧試合でサヨナラホームランを打った時間とほぼほぼ重なっていたなーと(ちなみにその天覧試合の日は6月25日なのです…)。

やっと東京ドームでこの曲が聴けました。このライブの前に野球殿堂博物館に行きまして国民栄誉賞授賞式で長嶋が持っていた金のバットや現役時代のユニフォームを見ていたのでより長嶋茂雄を濃く感じていた気がします。

誕生からこのツアーまで全てのライブで演奏されていますが、最近ふと思ったのは栄光の男、という曲は桑田さん・サザンにとって自身の一種の応援歌なのかな…と。

今回のツアーの途中まで演奏されていた「ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~」もなのですが、50代から60代(ロックンロール・スーパーマンですと40代から50代)へステップアップする少し前に作られた曲でお気に入りソングになる曲はそんな立ち位置にいるような気がするのです…。意図的なのか自然と出てしまったのかはもちろん分かりませんが、毎回のようにライブで演奏するのは、ファンのためというよりも自分たちのために必要なほんの少しのわがままな要素なのかもしれません。

ロックンロール・スーパーマンは、「I'm a Rock'n Roll Superman」と少し背伸びをするためのおまじないの曲というイメージに対して、栄光の男は「栄光の男にゃなれない」とある意味での等身大を表しているように思うのですよね。ここの温度差といいますか年齢の変化が見えるフレーズが40年常に変化してきた自分たちと共に年齢を重ねてきたファンの姿が合わさって形になった曲のように今回受け止められた気がしました。

(逆に「DIRTY OLD MAN~さらば夏よ~」やソロですが「君にサヨナラを」のような曲は年齢を前面に出し過ぎた結果あまりライブでやらないのかしらとも勝手に思ったりしておりました(両方とも私は大好きな曲なのですけどね…))

 

35.勝手にシンドバッド

ダンサーの方々と共にジャビットくんと寅さんも登場されていましたね。何と申しましょうか、ある意味での大都市東京の象徴と下町東京の象徴といえる2つが同じステージにいるというのも不思議でしたね。終盤でしたかジャビットくんが弘さんに向けて手を振っていたのですが弘さんは見えていたのだろうか。

あと「男はつらいよ」の映画が12月公開予定でおそらくその前後にこのライブの製品版が発売されると思われるので、サブリミナル効果にはぴったりですね(?)。

ライブで何度かこの曲とお逢いしていますが、今回初めてちゃんと「今何時?」を言えた気がします。

栄光の男からこの曲の流れ好きなのですよね…。長嶋引退の1974年、大学1年生だった桑田佳祐を始め、まだ何者でもなった学生達がバンドを組み、コンクールで入賞、そしてデビュー前に加入した毛ガニさんという最後のピースが揃い、バンドとしてもあのデビュー曲も完成する…。そしてこのライブでMCで無視され続けていた毛ガニさんが大爆発してこの曲が始まる…というのが妙にマッチしているように思えまして…。「栄光の男たち」になった40年が込められているような気分に勝手になっていたのです。

 

36.旅姿四十周年(旅姿六人衆)

過去2つの感想のようなもので色々と書いていましたが、最後の「お前が目の前にいるならいい ステキな今宵を分け合えりゃ また逢えるまではこの時を忘れないでいて」これだけで全てが吹き飛びますし、きっと忘れないだろう…と思えるだけで、もうそれだけで良いのだろう…と思うのですよ。はい。



そして終演…。毎回感じていましたがあっという間の3時間30分でございました。ステージをメンバーが回っているときに帰り始めている方がちらほらいらっしゃったのですけど、桑田さんが「バイバーイ」と言ったときに、ちょうど横の通路を歩いていたお父さんに背負われていた女の子が振り返って手を振っていたのですね。その姿が妙に印象に残っていますね。その景色を忘れないでいて欲しいな…と。

最後ステージに手を振り替えさずに拝んでしまう私でございました。

もう胸がいっぱいでした…。

 

…終わってしまいましたねえ。もう一度「ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~」も聴きたかったかなと思いましたが、これが完成形ですからね。そんな思いはまた次回に。



サザンオールスターズとサポートメンバー、スタッフのツアーに関わった全ての皆様ありがとうございました。どうかゆっくりとお休みください…。

 

色んな歌ありがとうステージで。幸せな東京、そしてツアーでした。

 

サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」の感想のようなものを(西武編)(ネタバレあり)

5月11日に埼玉メットライフドームで行なわれたサザンのライブにお邪魔してきてしまいました。例のごとくその感想のようなものです。

長いです。そして前回同様ツアー中の感想ですので、ネタバレがばっちり含まれておりますので、まだ今回のライブに行っていない方はご注意くださいませ…。

前回の宮城編を踏まえて書いているところもありますので、気になる方はそちらも是非(両方読むのは長くて大変かと思いますが…)。

 

さて今回の会場のメットライフドームですが、一時期埼玉に住んでいた頃に野球観戦で何度か訪れたことがありまして、野球好きとしてはいつか野球とサザンの両方で訪れたいと思っていまして、今回その夢がようやく実現しました(東京ドームはがらくたツアーでお邪魔できましたが未だ野球観戦は叶わずでして…)。

今回は新幹線+電車移動でしたが、電車で久しぶりに見た光景がちょこちょこありまして以外と覚えているなと。そんなこんなで会場に到着しました。西武ドームは7年ぶりだったでしょうか。

そして会場へ潜入。いつも野球観戦の時は三塁側に座っていたのですが、今回の席は一塁側でトイレが分からず…。無事空いていたので開演まで余裕がありましたがその往復でもう疲れてしまいました(?)。

開演前のアナウンス、テンションが随分高かったですねえ…。2日間同じ方が担当されるでしょうし翌日の喉が心配でした(?)。そういえば扇子などを掲げないようにと特に念入りにアナウンスしていましたね。

さていよいよ開演です。ここからはネタバレのオンパレードです(?)。行きますよ。ここからはネタバレで「ふざけるな」というのは無しですよ(?)。



1.東京VICTORY

まだ明るい中でのスタートでしたが、あの幕の演出しっかりと影が映っていて良かったです。どうでもいいのですけど、幕は下がるでしたね(前回どうだったのか忘れてしまっていた)。ただ光るリストバンドとなりますと、あまり目立たないような印象がありましたね。ラストはSAITAMAになっていましたね。原曲に最も(場所的な意味で)会場でしたが、また離れてしまいますね(?)。

 

2.壮年JUMP

曲が始まる前に手を2回ほど振っていましたが、あの局地的にアリーナ席から手を振り返すのを遠目から見るの嫌いではないですね(?)。

前回は2曲目は早いかな、と思っていたのですが、1番の「待ちわびた瞬間は今」や「命の限り声あげて」は、東京VICTORYでのオーオーからの流れを踏襲しているかのように思えてきまして、自分の中で勝手に納得しておりました。

あと2番での替え歌で、メットライフドーム、ではなく西武ドームと歌っていたのが少し気になりました。この後の大阪(京セラドーム)、福岡(ヤフオクドーム)といったネーミングライツのあるドーム公演があるので分かりませんが、もしかしたら西武公演が映像化もしくは放送されるのかしら…とうっすら考えておりました。

 

3.希望の轍

ラッパアレンジからのスタートであのイントロが始まる訳ですが、隣の席のお姉さまがラブ・ストーリーは突然にのジャケットでの小田和正さんもビックリなくらい(?)仰け反っておりました。それほど好きな曲だったのでしょうか…。私は見た感じがテンション低めなので、隣がそういう人だと逆に安心します(?)。

イントロで烏帽子岩の映像が出ていましたが、よく見ますとあれは茅ヶ崎物語の映像だったのですね。いつの間に追加されていたのでしょうか…(宮城では無かったような)。

 

MC

西武ドーム愛してるよー、所沢も愛してるよーと。そして壁がない事に触れる桑田さん。飛んで埼玉をネタにしたことを言っていましたが、忘れてしまいました。

スタンドー、アリーナーもありましたが、私の席はフィールドビューシートというグラウンドのファールゾーンにせり出たところだったのですが、場所が場所だけにどっちで反応しようか一瞬悩んでいる方が多かったですね。割とスタンドで反応する方が多かったような。

今日は長いです。それでは次が最後です。というお約束に、反応が良いからついやってしまう…wと自己ツッコミを入れておりました。

 

4.闘う戦士たちへ愛を込めて

イントロが始まった時、近くから「あー」という一言が聞こえてきたのですが、あれは4曲目でやるのかという反応だったのでしょうか…。

何と申しましょうか…かつてのコクド、いや堤義明西武グループを牛耳っていたいた時の事が何となく頭の中を回っていたのですね。こういうところで野球好き拗らせおじさんが出てきてしまうのはいい加減に何とかしたいですねえ…。

あと確かラララのおじさんの時かROCK IN JAPAN FES.2018の時にこの曲のイントロを弾くキーボードの位置と同じだったか確認したかったのにまた忘れてしまいました。

 

5.SAUDADE〜真冬の蜃気楼〜

始まりの音が「いつか何処かで(I FEEL THE ECHO)」とそっくりだったので一瞬あれ、となりました。同じキーボードを使っているのでしょうか…。

「都会じゃ癒えない旅情の音を静かに聴かせて」が沁みるくらいにはこの曲の世界に浸っていましたね。

しかしついさっき未来のドアを開けてもらったのに、過去への扉を叩いて生きてしまうとは(?)。

 

6.彩〜Aja〜

冬から春の曲へ。しかしこの日はかなり暑かったですね…。でもこの曲が爽やかな春の風になっていた気がします(隙間からの風をたまたま感じていただけの可能性もありますが(?))。

「夢の中へ僕を連れてって」…まさか後半夢か現実か分からなくなる瞬間が訪れることになるとは…。

 

7.神の島遥か国

イントロでの手拍子、あのリズムはこの曲だけで客席の皆様がほとんどやっているというのを見ますと、何と申しましょうか…ポップな一体感が欲しい時に確実な答えが出せる曲として使っているのかしら、と。闘う戦士〜やバラードナンバーが続いたところで切り替えといいますか、良い意味で空気を変えられる曲になっているのかと感じました。

ちなみにメットライフドームを本拠地としています埼玉西武ライオンズには、山川穂高という沖縄出身で沖縄限定のオニオンビールのCMに出ている選手がいまして、まさかそこを踏まえて選曲したのだろうかと一瞬思いました(そんな訳がない)。

 

8.青春番外地

ライトが全体的に紫になっているのが、「葡萄」感があって良いなと思っていたのですが、よく見るとピンクっぽくも見えて、もしかして葡萄ではなくて「桜吹雪」にかかっているのだろうか…?と悩んでおります(?)。

私の2列前にご夫婦と思わしき2人組がいらっしゃっていて、男性の方が何やらチケットホルダーに入れている紙を女性の方に見せていたのですが、よく見ますと今回のセットリストのカンペでしたね。そういうリストを用意する旦那さんの優しさに惚れました(?)。あとリストがあると次の曲だったりを声に出してネタバレする事がないので賢いなと思いました。あとはそういうものに注目してしまう私のようなアホがいなければいいわけです(?)。

 

9.欲しくて欲しくてたまらない

イントロが始まった瞬間、飛び上がって喜んでいる方が眼に入ってきました。なるほどこれが所謂ガチ勢という方でしたか(?)。

この曲のイントロとアウトロの良さといいますか、今回改めて良いなあ…と。あのイントロの焦らすような長さとアウトロの余韻が曲名とマッチしているように感じまして、よりこの曲が好きになりましたね。

 

10.Moon Light Lover

イントロ前の片山さんがオルガンを弾くところで片山さんだけに当たる黄色のライト、あれ月を表現していたのでしょうか…。モニターで見てステージを改めて見た時にようやく気がつきました。おっちょこちょいと睨まれそうですね(?)。

サビに入る前のあー、というコーラスのところで歌う桑田さんとコーラスをしながらドラムを叩く弘さんの2ショットがまた大好きでしてねえ…。これだけでテンションが上がってしまう単純なおじさんです(?)。

 

11.赤い炎の女

あの最初の誠さんのギターがやはり稲村ジェーンに聴こえてしまいますねえ…。もしかするとかつて真夏の大感謝祭での「ボディ・スペシャルⅡ」の間奏で「Big Star Blues」のイントロをさりげなく混入させていたように実は稲村ジェーンのイントロかどこかを混ぜていたりしていたのでしょうか。

モニターで後ろの女と女(めとめ)の激し目な絡みが割と映っていたように記憶していますが、そういうのが好きな方には歓喜の瞬間でしたね(?)。2人とも赤いドレスなのも細かい、いやそれは当然でしょうか。

青春番外地の辺りから座っている方が周りにはそこそこいたのですが、宮城の時同様、この曲が始まると立ち上がる人が多くいらっしゃっていまして、何となくこの曲はそういう立ち位置の曲になっているのね…と思わず感じてしまいました。

 

12.北鎌倉の思い出

イントロの壮大さといいますか、そういう雰囲気がこの広いドームという会場にあっているように感じました。また外が見える半分野外といえる特殊な作りが、モニターのあの自然の(鎌倉の?)映像と溶け込みやすくなっていたのでは…と思いたかったのですけど、よく見ると外は大分日が落ちてきてしまうタイミングでしたね…。そこだけは太陽さんに頑張って欲しかった(?)。

原坊曲の時になりますと、カメラの角度からか原さんと関口さんののほほんコンビの2ショットがよく映るのでそれが密かな楽しみだったりもするのです…。

 

MC

ここでメンバー紹介がありました。桑田さん以外のサザンのメンバーはお面を最初につけるのですが(弘さんだけはジャイアンツのキャップ)、そのお面に合ったBGMが追加されていましたね。関口さんのお面、最初からカールおじさんでしたっけ…?。宮城ではもたついていた関口さんにほっこりして(?)見逃しておりまして…。

TIGERさんの紹介の時虎の鳴き声が入っていましたね。余談ですが阪神タイガースが1985年に唯一の日本一を決めたのはこの球場でしたね。

ODYさんとTIGERさんのラップは字幕の歌詞通りでしたね(宮城では語尾が〜だよ、が〜だぜ、というような感じで微妙に字幕とズレていた)。ODYさんのまだ桑田さんからのフリに慣れていない感じ愛おしい(?)。

そして何故か一句詠むコーナーが、原さんはTSUNAMIの歌詞から引用した一句を披露していましたね。オチの菅坡さんはまさかの清原ネタ。まあ西武ドームでしかも「桑田」がいるからこそ出来るネタですよね。…ここで清原の事を書こうとしましたが長文に長文を重ねる形になりそうなので自重致します(?)。

 

13.古戦場で濡れん坊は昭和のHero

この曲でトイレに行く人多かったですね。確かにそのまま濡れん坊になる可能性を考えるとやむを得ないのでしょうか(?)。

今回のメットライフドーム西武球場時代から数えますと初めて昭和・平成・令和の3つの元号でサザンがライブを行なった場所となる訳ですが、この曲からはいつぞやのSONGSでの「時を駆けるサザン」のコーナーといえるのではないのでしょうか。

古戦場のイントロが誘う昭和に始まり、古典の世界・平成最初のシングル・戦後のヒーロー、そしておそらく何らかの形で令和にリリースされるだろう新曲…。まさに40年、いやそれ以上の歴史が詰まっているのではないのだろうかとふと思ってしまったのです…。

そういう思いを持つともう駄目ですね。さらにこの曲を好きになってしまうので困ります(?)。

 

14.JAPANEGGAE(ジャパネゲエ)

古戦場くらいから完全に日が暮れて来まして、外が見える分より曲と雰囲気がマッチしていると感じました。完全に野外というわけではありませんが、かつて渚園の「夕陽に別れを告げて」は夕陽の見える時間を逆算して選曲したという話のように、この古戦場からの選曲はある程度日が暮れる時間を計算して選曲されていたりしたのでしょうか…。

ラストの「愛苦ねば 世も知…」というところをセオーノやひつじだよでは「愛苦ねば 世も知…れずぅー」というような歌い方をしていたかと思いますが、今回は「愛苦ねば 世も知れず」を2回続けた後に「世も知…」で終わっていましたね。

この曲が始まった瞬間の響めきとその後に流れるあの独特の雰囲気がとても好きですね…。

 

15.女神達への情歌(報道されないY型の彼方へ)

ダンサーの方の服装あんなにギンギラギンでしたっけ…黒っぽい衣装だったような…。前回の宮城は演奏したことの喜びは大きすぎてそこまで記憶できていませんでしたね…。ただいつの間にか2人から4人に増えていたところは覚えていて再確認出来たので良かったです(?)。

あと映像もあんなに裸シーンか多かったでしたっけ…?。下着姿までだったのが、より脱いでいまして胸のところに星マークとかのシーンになっていたような…。これもしかして宮城で映像とダンサーの方を殆ど見ていないことがバレてしまう結果になった可能性がありますね(?)。

 

16.慕情

曲前に波の音が追加されていましたね。これはやはり掛け声対策だったりするのでしょうか…。ゴン太君のつどいや灼熱のマンピーでもそうだったと思うのですが、MC前やコーナーラストにこの曲が選曲されていますね。そういう締め、といいますか区切りの曲として以外だと少し配置しにくいというのもあったりするのでしょうか。

「水に投げた小石の跡が~」で投げる素振りをしたあとモニターで止めどなく輪を広げる演出素敵でしたね。その投げる素振りを利き腕ではない左手でやっていたのが、右手でマイクを持っていたから当たり前なのですけど、何故かとても印象に残ってしまっているのですね。もしかすると右だとそんなに記憶していなかったのかも、と思うくらいには。

 

17.愛はスローにちょっとずつ(仮)

多分タイトルはこのままいくとおっしゃっていましたが、逆にここまできて変わってしまっては曲名で混乱を招きそうです(?)。

歌詞の中での一人称が「俺」なのが、あっ、となりました。何となくなのですが、私の中で「僕」の曲はフィクション感が、「俺」の曲は等身大の桑田さんに近いような主人公、という感じを受けるのですね。なので、何と申しましょうか…。いい意味でカッコ付け過ぎないけどリアル感が漂うところがあるのかしら、と現段階では感じました。

 

18.ゆけ‼︎力道山

前回の宮城では気が付かなかったのですが、桑田さんのギターがガンガン鳴っていましたね。「僕は力道山」と歌うくらいですから、かなり攻めの姿勢だったのでしょう(?)。

ドームの大きなモニター、そして数多くの人々で力道山の映像を見ますと、あの時代の街頭テレビや電気屋の前に集まって一心不乱に画面を見ていた、というのはこういう感覚だったのかしら…と思いましたね。

 

19.CRY 哀 CRY

音圧といいますか、サウンドが前後と変わった影響もあるのか、サビに入るとボーカルが少し聴こえにくかったのは私だけでしょうか…。

個人的に今まで少し取っ付きにくい曲という印象を持っていたのですが、目の前で演奏しているところを見ますと、徐々にそういう印象が薄くなってきました。あと3回くらい見たら完全に払拭されそうです(?)。

 

20.HAIR

桑田さんの弾き語りのような形でのスタート、桑田さん1人にスポットライトが当たっていたのが、音が厚くなるにつれ弘さんや関口さんにもライトが当たり…というところで気が付いたのですが、過去この曲が演奏されたのが、1992年の「北京で逢いましょう」と「歌う日本シリーズ」の2回で、そのライブの時に休んでいた関口さんはHAIRを演奏するのはこのツアーが初めてだったのですね…。ということは6人揃って演奏されたことが無いということでもあったのですね…。これは盲点でした…。

そんなことを思いつつまた食い入るようにステージを見ておりました。あのフルートがまた良いんですよねえ。

ラストは原曲通りに歌っていましたね。宮城の感想で今の桑田さんで原曲通りの締めで聴いたらどうなるのだろう、というようなことを書いていたりしましたが、結局は最後に照れ隠しなのか歌詞を変えてしまう桑田さんも、格好良く締める桑田さんのどっちも桑田さんの「顔」なのだなと改めて感じました。

多分近年の桑田さんというのは意図的におどけるキャラの顔を軸にしていると思うのです。それは年齢的なものや国民的という冠を付けて語られることがあることに抗う、という程ではありませんが、悪戯心を敢えて出しているような気がします。それが良くも悪くもこういうギラギラとしていた頃の完成されている曲におどけという形で反映させていたのかも知れませんね。

ただ今回原曲通りで終わらせたというのは、ツアーで演奏するにつれ、この曲にはやはり格好良さの顔で行くべきと言う雰囲気を感じ取ったのかも知れませんね。

実際歌う日本シリーズのビデオとはまた違う、味わい深さや良い意味での枯れた雰囲気を感じ取れた気がしますね。元々HAIRは大好きな曲であるのですが、この2つの顔を同じツアー中にそれも実際生で聴くことが出来たというのはまた格別でしたね…。もう多分好きな曲として寄り添い続けられるのだろうなと…。

…ただこの会場では「歌っちゃった」と歌って欲しかったという思いが少しだけあったのですね…。それが何故かは26曲目の諸々で察してください(?)。

 

21.当って砕けろ

とても歓声が大きかった記憶があります。周りの盛り上がり加減も凄かったですね。テンションが上がり過ぎたのか、隣のお姉様がぶつかってきてしまいましたが、まさに当って砕けろでしたね(?)(ちなみにちゃんと謝っていました、念のため書いておきます(?))。

今回はWantedを割とちゃんと出来たので良かったです(?)。

 

22.東京シャッフル

この曲はやると分かっていても、そして何度聴いても嬉しい曲の1つですねえ。いつかフルバージョンで、という思いももちろんありますが、こういうメドレーコーナーで末永く時々登場頂ければ幸せですね。

終演後、同行の方に去年の紅白歌合戦NHKホールに登場したのがこの曲以来、と言われていてそういう選曲だったのですかね。という話をされて、確かに…と納得しておりました。

 

23.DJ・コービーの伝説

小林克也さん登場のところとイントロでの2回の歓声、みんな大好きコービーという感じがひしひしと伝わってきますね(?)。

前回カットがあってどこだっけ、となっていたのは「おりこうな奴〜Mr.DJ」の部分でしたね。

そしてカットされると思われていたのか、逢えないこの夜は〜の前に歓声が上がっていましたね。ただそのラストを歌ってもう一度歓声が上がる二重構造割と好きなのですよね…とよく考えたらこの曲の時は結果的に最初と最後2回歓声が上がるのですね…。全く欲しがりさんなんだから(?)。

 

24.わすれじのレイド・バック

写真増えていたような…。ただ何となくライブで使われる写真決まっていませんか…。まあ使いたくても編集で誤魔化しきれないというのもあるのかもしれませんが。

当って砕けろとこの曲は、流石だツアーのメドレーコーナーの1曲目とラストなのですよね。東京シャッフルも大感謝祭のメドレーで演奏された事もありますし、過去の周年ライブのエッセンスを少し混ぜていたりしていたのでしょうか。

 

25.思い過ごしも恋のうち

毛ガニさんのパーカッションスタートですが、そこでベースの音が宮城と比べて大きめに聴こえていました。

わすれじで少し熱を落とした分、この曲に入る時の盛り上がりがさらにもう一段上がったように感じました。

しかし「ひとりひとりを抱きしめたいのさ」と歌った後に、思い過ごしも恋のうちとよりその気にさせるメドレーなのはずるいですね(?)。

ふと気が付いたのですが、年越しや単発のライブでの出番が多く、ツアー参加となりますと、「THE音楽祭-1991-」以来になるのですね。

 

26.はっぴいえんど

改めてこの公演で感じたのですが、当って砕けろからマンピーのG★SPOTまで回りの熱が高いままなのですね。だからこそここでクールダウン、もしくは1度座って休まれる方は休みましょう的選曲だったのかもしれません(わすれじも座りにくい曲な感じですし…)。しかし「もっと行きますかー」と桑田さん…w。

ここでハンドマイクになるのもギター+スタンドマイクからいきなり煽りに入るよりも、左右に動いて次に備える準備体操のようなポジションとしての採用だったのかもしれません。

今回私はこのメットライフドーム公演を特別楽しみにしていました。あれは忘れもしない2010年7月28日の事です。その日私は初めてのプロ野球観戦を控えていました。お昼頃何気なくサザンの携帯サイトを覗いたところ、桑田さんの病気が公表されていました。そこからはテレビとパソコンを付け、その情報をひたすら追い掛け、その間も色々な感情や考えが頭の中を駆け巡っていました。そんな状態だったのでとても観戦に行くような気分ではなかったのですが、家にいてもどうしようもないので観戦に出掛けました。

当然頭の中はそのことでいっぱいだったので、虚ろな感じで眺めているという状態でした(それでも内容はそれなりに覚えているのだから不思議)。その観戦に行った球場というのが、西武ドームだったのですね…(ちなみに西武vsロッテ戦)。

その日から約9年後にサザンがライブをその会場で行なう…偶然とは言えこれは何かの巡り合わせだろうと思いました。だからこの公演だけはどうしても…という想いが強くありました。そして幸いにしてお邪魔する事が出来ました。

ここまではそれを特別意識することは無かったのですが、桑田さんが動き三塁側に向かった時、はっとしました。

あの日の席は三塁側自由席、今回は一塁側で見ていたので、ちょっと視界に桑田さんとあの日の席が収まるのです…。そして曲は2番のサビに。それがですね、あの日の自分に歌ってもらっているように思えてしまったのですね…。ああそうか…はっぴいえんどがあの日とこの瞬間の私にとってイカす仲間が奏でる愛の歌だったのね…と。涙は耐えたのですがグっときました。

2019年5月11日、はっぴいえんどは私にとって特別な1曲となりました。

 

27.シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA

この曲が来ると分かっていて感慨にふけっている暇はありません(?)。

えびばでだんすですから(?)(こう言っていたの歌う日本シリーズの時でしたっけ)。

そりゃ大好きなERIKOのところで原さんを映すのはもはやマストなのでしょうか。

ラップ部分カットの恋の季節部分では何と映像に女装した舞台監督の南谷さんが。いったい何人の被害者を出せば気がすむのでしょうか(?)。しかしツアー中の忙しい時にそういう映像を撮っていたとは頭が下がります…。

 

28.マチルダBABY

さあみんな大好きマチルダさんです。今回も特効の爆発に備えていたのですが、爆発音が後ろから聴こえていたような…どうやら野外で打っていたようで…。ここでしか出来ない演出ですね(?)。

この時に登場したダンサーさんの動き、SPのような服装で、銃を構えたりする以外は「みんなが好きです」と同じだったかしら…(もしくは少しアレンジがあったのでしょうか)。

しかし爆発後の皆様の「イェー」という反応、まだまだ私は追いつけないようで…(同じことを「おいしい葡萄の旅」の感想でも書いているおじさん)。

 

29.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

「意味のない流行の言葉〜」のところ、今回は普通に歌っていましたね。うっかり歌ってしまったのか、間違えるのに飽きてしまったのか(?)。

この曲とマチルダBABY、そして勝手にシンドバッドの3曲はKAMAKURAツアーから万座ビーチまでの西武球場時代の公演全てと今回の西武ドーム公演で演奏された曲になるのですね。サザンのAKD砲と呼びたくなりますね(?)(ネタが古い&野球好きにしか伝わらない)。

 

30.イエローマン〜星の王子様〜

仮面さん登場でモニターが黄色になるの良いですね。仮面さんの仮面が黄色になっていて(宮城もそうだったかもしれないけど、白っぽく見えた)、あの方がイエローマンという認識が正解ということでよろしいのでしょうか。

間奏明けの「Goin×2 とっぽいよ」の部分は確か「おっぱい、おっぱいでっかいな」と歌っていましたね。みんなが好きですの時は食べたいな、と歌っていたのであの当時より性欲が少し落ち着いたのでしょうか(?)。

この曲が終盤の煽りに来る時前後の曲によって印象が変わるというイメージが個人的にありまして、ミス・ブランニュー・デイの後だと少しクールな残るのように感じて、だから仮面さんの演出があったのかなーとなど思っておりました。

 

31.マンピーのG★SPOT

今回のヅラには「さいたマンピーのG★SPOT」と書いてあり、おでこには埼玉県の形を模したものがついており、ドームの場所あたりに目印と矢印が付いておりました。そして今回気が付いたのですが、あのマイクを握っている腕、指の感じとマニキュアを見ますに女性の腕だったのですね。

あの終盤、下着を被った男性ダンサーさんと水着の女性ダンサーさん両方が登場するところにどこかヨシ子さんの雰囲気を感じるのは私だけでしょうか…。

モニターに出て来る男女の浮世絵的なあれ宮城では違うものが出ていたような…?。まあここまで来ましたら何でもいいですね(?)。

マンピーが終わり、皆様が後ろに下がった後、後ろにいましたカップルらしき2人組の会話が聞こえてきまして、ライブが初だったと思われる彼女さんが「最後終わりますとかさよならとか言わないんだね」と彼氏さんに聞いていた事が妙に残っています。

 

32.I AM YOUR SINGER

アンコールでメンバー再登場時に再びカップルさんの会話が。

彼女さん「みんな違うTシャツ着るんだー」

彼氏さん「売り上げが変わるからね」

…まあそうなのでしょうけど、現実感があり過ぎるストレートな解答でしたね…w。

実はこの曲で泣いてしまったのですね…。また左右に動いて三塁側に行った時です。はっぴいえんどの時の余韻も残っていたからだと思うのですが、ああこのサザンオールスターズというのはI AM YOUR SINGERならぬ自分にとってのMY ONLY BANDなのだなと思った瞬間もう駄目でしたね…。私はどの分野でもそうなのですが、あまりファンという言葉を使うのが好きではなく、また面倒くさいタイプなのでファンと名乗ることもあまりしないのですが、この時だけはこの方たちのファンで良かった、出逢えて良かったと素直に思うことが出来ました。

また1つ特別な曲が増えてしまいました。

最後にあの日の私が見えたなあ…ちょっとはファンらしくなったんじゃないの、と泣きながら苦笑いしている私が。

 

33.LOVE AFFAIR~秘密のデート

曲順がアンコール3曲目(34曲目)から2曲目に変わっていましたね。ハンドマイクとギター持ちを交互は流石に面倒だったのでしょうか(?)。

「ひつじだよ!全員集合!」のLONELY WOMAN、ラララのおじさんのDIRTY OLD MAN~さらば夏よ~の時といい、何故私が泣いてしまった曲の次にはさくらからのナンバーが演奏されてしまうのでしょうか…。特にこの曲には2度も被害を与えてしまいました(?)。

「ボウリング場で~」の格好付けはセンターモニターにボウリングのピンが登場、見事ストライクを決めるという演出が加わっていましたね。ライブ前、花道という名のボウリングレーンを作ってライブ中に投げて欲しい、などと呟いたことがありましたが近いことをやりましたね(?)。

…泣いて吹っ切れたのか何なのかよく分からないというのと誤解を招くかも知れませんが、ここから終わりまで今までのライブの中で1番楽しかったのですね…。珍しくハイテンションになったのか、ゾーンに入ったのか分かりませんが…。

そういえばイントロ前の汽笛のSEのところで後ろからボソっと「LOVE AFFAIR…」と言った声が聞こえてきたのですね。あれは分かっていたのか、もしかしてという意味だったのか謎ですが、タイミング的に微妙にネタバレになってしまいましたね。何か霊的なものでなかったことを祈ります(?)。

 

34.栄光の男

曲順が変わってしまったため、長嶋茂雄の「33」ネタが使えないではないですか(?)。その代わりにアンコール「3」曲目になりましたから、落ち着く場所に落ち着いたというべきでしょうか。ちなみに長嶋的34といえば、プロデビュー戦での4打席4三振という有名な試合、あの試合でその4三振を奪ったのは「34」を付けた国鉄スワローズ金田正一だった…という都合の良い解釈で如何でしょうか(?)。

ドームといいますか、野球場でこの曲を聴けたのはまた格別な喜びがありましたねえ…。前回のドームツアー、おいしい葡萄の旅と今回で2連続ドームツアーでの演奏となりましたが、やはり野球場、ということも念頭にあったりするのでしょうか…。

弘さんがライオンズのキャップを被っていましたね。今後もその会場を本拠地としたチームのキャップを被るのだとすれば、京セラドームはどうなるのでしょうか…。本拠地としてはオリックスになりますが、阪神ですかね…。ただ巨人ファンの弘さんが阪神の帽子をかぶるのかという疑問があるのと、2番でイチローの写真が出ることを考えるとオリックスかなーと勝手に予想しております。

 

35.勝手にシンドバッド

メンバー紹介で一言も喋らせて貰えないどころか、名前も呼んで貰えなかった毛ガニさんがついに爆発(?)。ただようやくの名乗りが「毛ガニです」。皆さんそれで分かりますが、よくよく考えると渾名を言って実際は名乗ってないですね…w。

毛ガニさんの「ふざけるなー!」のあと、ツアーの挿絵(?)が5人それぞれモニターに映るとまさかまさかの勝手にシンドバッドが。夜遊びで言っていた変更したというのはここだったのですね。「行くぞー!」と珍しい毛ガニさんの煽りからにスタートと同時に、マンピーでなくなっていた銀テープそして金テープが発射されました。

…私、運が良いことにテープが落ちてくる場所にいたのですが、テープに関してはまあうまく自分の所に落ちてきてとれればと、それよりステージを見たいという考えで今回もそうしていたのですが、近くの方がテープを集めるのに必死だったのか私のいる前、後ろにまで身を乗り出してテープを取っていたのですね。まあ気持ちも分かりますし、別に取られることに関しては構わないのですが、私は一応ステージを見ている、ということを少しだけ分かっていただけてもらえていればなと…(ちなみにテープは同行の方から頂きました。感謝です)。まあ同じ金銀でも金・銀・パールプレゼントであれば私も一目散に取りに行くでしょうが(?)(ネタが古い)。

そんな余談は置いておきまして、今回は今までで一番「今何時?」が出来ました、といいますかようやくちゃんと参加出来た、という感じでしょうか。いや本当に楽しかった、素敵だった、夢のようだった…というような感想しかありません。バルーンに出ていました「祭」というのがまさに、でしたね。

 

36.旅姿四十周年(旅姿六人衆)

ラストはこの曲、イントロの歓声からの曲名がモニターに出たときの響めきがドームで人数がいるということもあるのか、とても大きく聴こえました。

もしかして「シュラバ★ラ★バンバ」での南谷さんご登場は「Mr.Nanya」が以外と伝わっていない、という感じがあったのを反映した結果だったりしたのでしょうか…?。

ラストはまた逢おうね、と3回くらい続けていましたね。元気にさようならというようなフレーズも1回ありました。渚園のように「Do you remember~」で終わるのも良いですけど、あれはあれで完成されたテイク過ぎてねえ…。多分同じ事をしても…という判断だったのかなと(でも宮城では「Do you remember~」と「また逢おうね」が混ざっていたような記憶が…)。もしくは英語に頼るよりも分かりやすくストレートに感謝を伝えたかったのかも知れませんね。

「忘れない」ではなく「また逢おうね」…次逢える時を楽しみにしております。

 

そしてエンディング、ここでも最後まで呼ばれない毛ガニさん…w。最後全員がセンターに出てくると流れていたのは「壮年JUMP」ではなく「また逢う日まで」。また逢えるまではこの時を忘れずにいて、ですから未来のドアを開け去っていく曲よりも、一緒に未来でまた逢いましょう感を出せるこちらに変えたのでしょうか。もしくはひとり紅白BOXの宣伝だった可能性が(?)。

最後はメンバー5人が残り左右へ移動。あの肩を組んではないちもんめのように足を上げるポーズは何か元ネタがあったのでしょうか。

そして5人が下がり終演、となりました。

 

 

今回は私自身が色々な想いを抱き、特別に楽しみにしていた公演だったこともあり、おそらく生涯に残る忘れられないライブとなりました。

ただその一方で座席にゴミを残したり、規制退場の指示に従わない方を見たりして何とも言えない気分にもなりましたね。

メンバーやスタッフの方が最高のものを見せてくださっていたので、こちら側もそういった態度やマナーで、その最高に答えなければいけないな、と改めて思いました。

 

そういえば帰りの電車で聴こえてきた会話がありまして、ご家族同士の話のようだったのですが、お子さんの1人に「四年生でこのライブを見れたのはうらやましいねー」と話しかけたあとに、ポツリと「私もその頃にライブを体験してみたかったなー」と言っていたあの流れが何故か頭に残っているのですね。

それだけ40年、というのは長いものですし、現在進行形で生きているバンドなのだなとしみじみ思ってしまいました。

 

宮城の感想よりは短くするつもりでしたが、結局同じような文章量になってしまいました。改めてここまで読んで下さった方、本当にありがとうございました。

 

ありがとう、埼玉幸せでした。

サザンオールスターズと関係する皆様、また逢いましょう。

 

原由子1stアルバム「はらゆうこが語るひととき」を語りたい

私、車の中で歌う人なのですが、原さんの「My Baby Shines On Me」歌っていたときに、急にそのポップさに強く惹かれてしまったのですね…(元々大好きな曲だったのですが)。

そこでアルバム「はらゆうこが語るひととき」を聴き返して見まして「これは良いなあ…」と改めて感じてしまったので、思わず筆を執ってしまった次第でございます。

例のごとく音楽的な事には触れられないので思ったことをつらつらと書いているだけなので、そのあたりはお許しください…。



1.My Baby Shines On Me

いやあポップです…。イントロから疾走感といいますかひたすらポップです。

「私はピアノ」やソロデビューシングル曲の「I Love Youはひとりごと」の歌謡曲感、といいますか少し気怠さの残るようなイントロで始まる曲と対照的で、後の「恋は、ご多忙申し上げます」や「ハートせつなく」といった原坊ポップ路線の元祖、と言える気がします。

原さんの歌唱にもかわいさ、といいますかふわっとした原さんボーカルのイメージがこの曲で現れ始めたようにも思いますね。

この年のサザンのアルバム「ステレオ太陽族」の1曲目「Hello My Love」はどこか曲調や歌詞を見ますとこの曲のアンサーソングといいますか男性目線の曲のように思うことがあります。

 

2.おしゃれな女(Sight of my court)

作詞作曲が斎藤誠さんの1曲。雰囲気がどことなく「別れ話は最後に」に近い気がします。

おしゃれな女、という曲名ではありますが、登場人物を学生時代の原さんを見ている桑田さんという風に見ますと何故かしっくり来てしまうのは私だけでしょう。

「冷たい月曜日」もなのですが、何となく誠さんが原さんに作る曲は桑田さんと比べて少しクール、といいますか少し距離があるような印象があります。

 

3.I Love Youはひとりごと

原坊ソロデビュー曲であり放送禁止となってしまった波乱の曲ですね。

きっと桑田さんが歌っていたら何も言われなかったと思うのですよね。多分原さんが歌っているというのと、それまでの「女呼んでブギ」や「I AM A PANTY(Yes, I am)」などの前科(?)があるのでここで1つお灸を据えてやろうという面倒くさい存在がいたのかもしれませんね。

台詞部分で最後にオカマちゃんが「やめてよ」というのはヤられてしまった…ということをよく見ますが、実はロンリープレイの事では無いのかと思ったりもするのです。だってI Love Youはひとりごと、なのですから…。

 

4.しっかりJohn-G

原さんの作詞作曲で「I Love Youはひとりごと」のB面だったということから、原さん初の世に出た自作曲となるのでしょうか。

John-Gとは何なのかと調べて見たのですが、某掲示板に桑田さんと色々な渾名で呼び合っていてその時原さんがそう呼ばれていた…とあったのですが事実なのでしょうか。

それを踏まえて失恋した原さん、という目線で聴きますと納得出来る気がしますが…。

 

5.うさぎの唄

作詞関口和之・作曲宇崎竜童という不思議な組み合わせの1曲ですね。まさか宇崎さんもHARABOSEによって童謡的サウンドになるとは予想出来なかったでしょう(?)。

シングルっぽくない曲調だけどもシングルカット、というのは当時のサザンの流れを汲んでいたのでしょうか。

後の「チャイナムーンとビーフン娘」や「あたたかな春の日に」もそう思うのですが、関口さんの作詞する原さんボーカル曲は、何と申しましょうか…原さんのこういう人生もあったのではないか…というような原さんのイメージからズレ過ぎず、なおかつ親近感のある世界観の曲になっているところの絶妙なバランス感が素晴らしい…と勝手に思っているのです…。

 

6.がんばれアミューズ

レコード盤ですとここからB面になる影響もあるのか、編曲がHARABOSEの曲から八木正夫とクレジットされる曲が多くなり、その1曲目ですね。そしてジャズですねえ。

会社の当時の重役の名前や給料への不満、そして途中で「エリー my love so sweet」と桑田さんが歌うといったお遊びが満載ですね。ただバックの演奏が八木さん編曲ということもあるのかちゃんとしている(失礼)…といいますかおしゃれですよねえ。

97年の年越しライブ「おっぱいなんてプー」でのジャズメドレー前のMCで桑田さんが、「ジャズの真似事のようなことをしていて…」と話していましたが、八木さんと2人で作曲したこの曲を含めた「はらゆうこが語るひととき」というアルバムのことはどう思っていたのでしょうかねえ…。

そして今年アミューズに関する云々な報道がありましたが、今この曲を聴きますとねえ…。「社員の立場になってね」という歌詞が身に染みます…(私はどのポジションにいるのだろうか)。

 

7.いにしえのトランペッター

全曲に続き、作詞桑田佳祐、作曲桑田佳祐八木正生、編曲八木正生というクレジットの曲ですね。やはりこのあたりは色が違いますね。何と言いますか桑田さんと八木さんの実験といいますか、2人が交わった時の化学反応を探っていた時期だったのかも知れませんね。

いにしえのトランペッターとはルイ・アームストロングのことで間奏で桑田さんが物真似をしていますねえ。この翌年小林克也さんのバンド、ザ・ナンバーワン・バンドのアルバム「もも」に「My Peggy Sue」というルイ・アームストロングテイストの曲を提供しているので、この頃の桑田さんが嵌まっていた時期だったのかもしれません。

 

8.Loving You

ジャズ色の強い曲が2つ続いた中でこういう原坊流ポップスといえる曲調の曲がきますと安心感がありますね。

何と申しましょうか…シンプルなラブソング、といえる曲ですが、途中で桑田さんの歌唱部分があるなど、恋の成分がより濃いように思えます。

ドラムが弘さんなのも2人を見守っている感じがして良いですね(?)。

話題に出ることは少ないように思いますが、1998年に発売された原さんベストアルバムのタイトルがこの曲からとった「Loving You」だった、というのがなんか良いですよねえ…「やっと少しは大人になれるみたい」という歌詞が特別な意味を持った気がします。

 

9.幸わせなルースター

冒頭1分くらいは「おしゃれな女(Sight of my court)」のインストが流れます。分かりやすくいえば「夕陽に別れを告げて~メリーゴーランド」の逆バージョンです(かえって分かりにくい)。

ルースターとは気取った男・うぬぼれ屋という意味だそうです。ということは冒頭のインストはおしゃれな女とは対照的な人物という意味で付けていたりしているのかも知れませんね。

あと今までこの曲の作詞は桑田さんだと思っていたのですが、原さんの作詞だったのですねえ…。英語の使い方や「もっとはみだしていたれりゃ」などというところがとても桑田さんっぽいと思っていまして…。…それと「Let It Boogie」の歌詞の中で「幸わせ」とあったので、その先入観を持っていたのかも知れません…。

 

10.Last Single X'mas

ラストは再び桑田八木コンビの1曲、桑田さんにしては珍しく(?)シンプルなクリスマスソングになっていますね。後のサザン名義で小林武史さんが編曲に加わっている「クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)」や「CHRISTMAS TIME FOREVER」とサウンドを聞き比べるのも面白いのかも知れません。

しかし既に付き合っていることがある程度知られており翌年結婚するとはいえ、この時期に「Last Single X'mas」という曲名の歌を原さんに作る、というのはこっちが思っている以上に大きい意味があったのかもしれませんね…。

そんな曲をやさしくしっとりとした原さんのボーカルで堪能しアルバムを締める…というのは本当に美しいと思います。



さて以上でございます。

今更遅すぎるかもしませんが、改めて名盤だな…と。それに平成の最後の最後で気が付くことが出来て良かったですね…。

こういう不意な気付きに次の時代でも巡り逢いたいですね…。

 

サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」の感想のようなものを(宮城編)(ネタバレあり)

3月31日にセキスイハイムスーパーアリーナで行なわれたサザンオールスターズのライブにお邪魔してきてしまいました。例のごとく感想のようなものです。

毎度の事ながら長いです。本当読んでくださる方に申し訳無く思っております。

セットリストやライブ中の諸々に思いっきり触れていますので、ネタバレを避けている方はこれ以上は危険ですのでツアー終了まで読むのをお待ちくださいませ…。

 

さて今回は宮城の2日目を見に行けることとなりましたが、帰り時間の事を考えまして車で向かうことになりました。同行の方がいましたので車の中で色々と話しながら向かったのですが、おかしいな、みんないい子とハラフウミ、そして声優さんの話をしたことしか記憶がないですね。あと今年限りで引退される森昌子さんの「そんなヒロシに騙されて」のカバーを車内で流すという謎の行動もしておりました。

そして何やかんやで現地に到着いたしました。看板の前で写真をお願いされるというベタな経験をしました。ただ普段スマホのカメラ機能はQRコードを読むくらいにしか使っていなかったので、ちゃんと撮れていたのかが心配なおじさんです(?)。あの日の16時くらいに写真をお願いした2人組の女性の方失敗していたらごめんなさい。まあここを見ていないでしょうけど。

そして会場入り、今回はライブ数日前の薄い体調不良、やはり行くの止めようかしら…というマリッジブルー的精神状態にならず安心していたのですが、席に着くと発症してしまいました(?)。まあこれは一生治らないのでしょうねえ…30分がとても長く感じました。

 

さあここからがネタバレに入ります。良いですね?本当に大丈夫ですね?では行きますよ(ここを読んでいたらもう1曲目が見えてしまっているのでしょうけど)。



1.東京VICTORY

会場が暗転すると幕に時計が映り、1978年から2019年まで文字が順々に流れ、最後に2019と映った後、この曲のイントロとともに何と腕を上げる5人のシルエットが。そして歌い始めると同時にギターを弾く桑田さん1人のシルエットに変わりました。「それ行け Get the chance」と歌い終わるとともに幕が上がるという演出からライブはスタートしました。

リストバンドが1曲目から光りだすとは思わず。

最後の「TOKYO」が「TOHOKU」と代えられていましたね。つまり他会場でもそうなるということなのでしょうが、ツアー最後にちゃんと(?)歌詞通り「TOKYO」に戻るのはずるいですね(?)。

個人的に3曲目に演奏されるのでは…と予想していたので、頭に来ることに違和感はありませんでしたが、演出にやられた、という感じでしたね。ある意味でベタなのかもしれませんがあの影は本当に良くて…。2年前の2017年のとある方のライブで似たような演出で登場を見たことがありましたが、それがサザンでも見ることが出来るなんてねえ…。近い時期に好きになった物同士なのでより特別感を勝手に抱いてしまうのですよね…。

 

2.壮年JUMP

早くも2曲目にこの曲が演奏されるとは…。早くても中盤以降、と思っていたので不意打ち感と同時に、スタートしてすぐの「色んな歌ありがとうステージで」には若干のもう終了です感が漂ってきていましたね(?)。

2番では「再会の日 宮城に帰ってきたよ」と替え歌がありましたね。そこでの「セキスイハイムスーパーアリーナへやってきた」のあの文字の詰め込み方大好きですね…。多分この会場名が1番長くなるはずなので何だか得した気分です(?)。

この曲何故か今回とても聴きたかった曲なのですよね…。どうしてなのかは分かりませんがそういうテーマの曲を未来のドアを開けてくれた人たちが演奏する、ということに何かを感じていたのかも知れません…。

 

3.希望の轍

ラッパスタートアレンジでしたね。このバージョンは好きだったので嬉しかったですが、もしかすると1995年の「ホタル・カリフォルニア」以来になるでしょうか。

ここまでの3曲は繋げずに毎回切っていたこともあってか、とても丁寧に演奏されていたように思いましたね。

 

MC

宮城(東北だったかな?)に帰ってきました、と。どこから来たのー?で青森の人ーとやっている中で「名古屋!」と答えた人に東北で聞いているの、と返していた一連の流れは結構好きです(?)。

今日が初日のつもりでやります、昨日は適当にやりましたw(すぐに冗談ですけど…wと言っておりましたが)とサービス発言を挟みつつ。元号の話もしていましたが、これは次のMCの時だったような気もしますね…と早速記憶が曖昧です。

 

4.闘う戦士たちへ愛を込めて

MC明け最初の曲は昨年発表されたこの曲でした。この曲の4曲目予想だけは当たりましたね(だから何だという話ですが)。

ギター持ちで歌うのは今回が初になりますでしょうか…(テレビではスタンドマイク、去年のライブではハンドマイクだったような)。

がらくたツアーの大河の一滴を彷彿とさせるような縦のライト…良いですねえ…。

この曲では両サイドのモニターに表示された歌詞とともにセンターにある大きなモニターにも巨大都市や闘う戦士たちを映した上に歌詞が全編写っていましたね。

しかし4曲目にして「壮年JUMP」この曲の2曲が演奏させてしまうとは…。今後の展開がますます読めなくなってきた頃でしたね。

 

5.SAUDADE〜真冬の蜃気楼〜

SAUDADEさんとはまたお逢いしたかったのですよね…。あれは忘れもしない2014年の「ひつじだよ!全員集合!」の時のことです。当時のライブ感想にも書いているのですが、その前に演奏された「LONELY WOMAN」に魂を持って行かれまして、次のこの曲の記憶がほぼ無い…という大変失礼なことをしてしまったので、いつか向き合える日が来てくれたら…という個人的思いがあったのです…。

弘さんのやさしくシンバルを叩く音(?)(語彙力の無さよ)からバラード系が来るのかしら…と思っていたところにこの曲。前日は積もるくらいの雪が降っていたこともあり、シチュエーションとしてはベストだったのではないのでしょうか。

「扉を叩いて生きるの」の部分は前回のように伸ばさずに原曲と同じ感じで終わりました。ラストの「蜃気楼」を2回歌うのは同じでしたが。ただツアーのどこかで不意に伸ばす公演もありそうではありますね。

しかし蜃気楼が舞い上がった2曲後に真冬の蜃気楼とはちょいと早すぎやしませんか(何がだ)。

 

6.彩〜Aja〜

やさしいシンバル(?)から披露されたのは何と2004年「暮れのサナカ」以来15年ぶりにご登場のこの曲。春スタートのツアーということもありセットリスト予想ではちらほらと名前が挙がっていることが多かった曲でしたが、個人的にはほぼ同じ時期に行なった前回のツアー「おいしい葡萄の旅」で演奏されなかったので、どうかしら…と思っていたのですが披露されましたね。これをやるんだ…という驚きに似た響めきが起きていたような。

この曲は妹が大好きな曲でしてねえ…。お察しの通り妹の名前は「あや」なのです(字は違う)。家に帰った時1番最初に聞かれたのはこの曲を演奏したか、でした(普段は立場の弱い兄なので、ここぞとばかりに自慢してやりました)。

まあ個人的にアルバム「キラーストリート」にはある程度の思い入れがあるので、そういう事を抜きに嬉しい選曲だったのですが…。桑田さんとボウリング友達になってくれた神木隆之介くんさんには感謝です(?)。

この2曲はほぼ原曲通りだったと記憶しております。

 

7.神の島遥か国

続けて「キラーストリート」収録曲からの選曲は嬉しかったですね(シングル曲ではありますが…)。キラーストリートの中ではすっかりライブ定番のナンバーになりましたね。

三線のオリジナルイントロがあってから原曲イントロに入りました。

ヨイヨイとウイウイのところは原曲くらいのあまり上げない感じで歌っておりましたね。

今回スタンド席だったのですが、サビでアリーナ席の方々の腕が揺れるのを見ますと青いライト効果もあったのか、まさに波のようでステージよりそっちを見てしまいそうになる時がありました。

後、お子様を連れたお父さんらしき方が何度か席を外し道を歩いているところが目に入っていたのですが、この曲の時は歩きながらリズムを取り少しだけ揺れていたのが妙に印象に残っていますね…w。

 

8.青春番外地

このブロックで初めて「海のOh, Yeah!!」収録曲以外の曲が演奏されました。

気が付いたのですが、「彩~Aja~」を除いた「SAUDADE~真冬の蜃気楼~」からこの曲までの3曲は「セオーノ=SAUDADE」「みんなが好きです=神の島遙か国」「おいしい葡萄の旅=青春番外地」と過去3回のドームツアーで最初のMC明けの1曲目、全体で見ると4曲目に演奏されている曲なのですね(一応彩も暮れのサナカでは4曲目に演奏された事がありましたが…)。これは偶然なのか意図的だったのかとても気になりますね…。もしツアー終了後の夜遊びで質問回があったら投稿してみましょうかねえ…。

 

9.欲しくて欲しくてたまらない

ここでこのライブ初の80年代曲のご登場です。イントロでの吐息(溜息?)TIGERさんが担当されていましたが、声量の大きさもあるのかまあ強い強い(?)そりゃ泣き濡れてさ迷うような男では、恋人も萎えてしまいますわね(?)。ってこの吐息部分今まであまりライブで再現はされていなかったような気が。

この曲は昔某動画サイトで海の日ライブを何度も見た記憶がありますね。多分そのバージョンのお陰で割と早い段階で好きになったと思っているので、今回生で聴けて嬉しかったですよええ。ラストの長めのアウトロも地味に好きだったりするので(多分)カットされずに演奏されたのも良かったですね。

 

10.Moon Light Lover

2013年の「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」以来6年振りの演奏となりました。割と周年ライブで演奏されていますね(20.35.40周年ライブ)

6年前は野外で隣の宮城スタジアムでこの曲を聴いていたので、何だかその時のことを思い出してしまいました(それが私にとっての初サザンでした。所謂余談です)。

6年前は曇り、今回は雨とこの曲を演奏した日にまだ月を拝むことが出来ていませんが、このツアー中巡り合う時が来るのでしょうか。

 

11.赤い炎の女

冒頭のギター、最初は「稲村ジェーン」か「愛は花のように(Ole!)」が来るのでは…と思いました。が始まったのはこちら。

ダンサーさんが今回初めて登場したのはこの曲だったでしょうか。

アルバム「綺麗」が好きな身としてはライブではなかなか「マチルダBABY」以外の曲にお逢いできないことがいつも少しだけ残念だったりするのです…。だからこそ今回のこの曲は嬉しかった。この曲のイントロが流れた時回りで座っていた人が3人くらい立ち上がったのですが、同士を見つけた気がして嬉しかったですね(?)。

ちなみにMoon Light Loverからのこの曲、というのは「渚園ライブ」、「夢人島Fes.」に続いて3回連続なのですよね。繋げやすいのか実はMoon Light Loverもそういうことを描いている曲だったのか(?)。

確か「渚園ライブ」でやっていた狐の耳ポーズやるかな…と思って凝視していたのですがやらず。代わりに(?)両手でイヤモニを抑えるところは見れましたので妥協しました(?)。

 

12.北鎌倉の思い出

まさか赤い炎の女の後に原坊曲という分かりやすいこと(?)はやらない…いやそういうことやりそうとせめぎ合っていましたがやりましたね。

原坊枠は大方の予想通りこの曲でしたね。今回は複数曲を期待していたのですが。

後ろの映像良かったですね。良い意味でサザンっぽくなくて。あじさいとかはそれっぽいといいますか原さんっぽいとは言えそうですが。

しかし改め…なくても思いますが本当に原さんの声は良いですね…。もっと他の曲が聴きたいですねえ…。

 

MC

メンバー紹介がありました。近くにサポートメンバーガチ勢(?)がいらっしゃいまして、誠さんと片山さんに黄色い声援を飛ばしておりました。私も片山さんを「あっくん」呼びしたかったです(?)。誠さんへのチェリーボーイネタはだいぶ長くなってきましたね(?)。

サザンのメンバー紹介では東北楽天ゴールデンイーグルスの帽子を被った弘さん、某バンドのピエロさんの仮面をして一言も喋らせてもらえなかった毛ガニさん、桑田さんが「ベースの…あっ間違えた」と順番を間違えたのがツボに入ってしまった忍者ハットリ君…ではなく原さん、お面を忘れそうになり桑田さんに突っ込まれていたダンサーになりたい夢を持っていたサザンの高木ブーこと関口メンディー…ではなく和之の方の関口さん、という順番でした。メンバー紹介が終わり暗くなるとこのMCの時からずっといらっしゃった、マントを着けた謎の仮面さんが笑いながら去って行きましたがあの方はいったい…?

 

13.古戦場で濡れん坊は昭和のHero

この曲のイントロでMCでの雰囲気から一変した感がありました。

間奏のキーボードとドラムの絡み好きなのですよね…。

去年関口さんが自身のラジオの「NO-FO-FON TIME」でこの曲を流した際、ベースをトゥレ・クンダに絶賛された、というお話をしていたので、なるべくベース音を聴くように頑張りました(?)。

一気に昭和のHeroとの別れがありました平成末…そんなことも頭を掠めました。

これは「牛」のライブ映像で惚れましたねえ…。今回は特にサザンが好きになった頃某動画サイトで毎日のように見ていた曲達と出会えたのが嬉しいのと同時に、謎の総括感があって不安になります(?)。

過去演奏されたライブでは「KAMAKURAツアー=原さんお休み」「音楽祭=関口さんお休み」「牛=6人」で、そして今回は5人体制で初演奏と毎回サザンメンバーの組み合わせが異なっているという謎の立ち位置にいる曲ですね。

 

14.JAPANEGGAE(ジャパネゲエ)

続いて演奏されたのはなんとJAPANEGGAEですよ。奥さん。

この辺りからああ…濃いコーナーに突入していたのね…と実感しておりました。

しかし「ひつじだよ」で聴いた時にはかなりの感動があったはずなのに、今回はほぼ100%パッケージ化されるだろうから何度も見れるなあと考えていた自分のそういうところが嫌ですねえ…。もっと純真な気持ちのおじさんとして見ていたかった(?)。

確か次の曲に繋げず1度ちゃんと終わらせて…というテイクは珍しいのでは無いのでしょうか(あれ…でも繋げていたような…ここ特に私の記憶怪しいですね…)。

 

15.女神達への情歌(報道されないY型の彼方へ)

そしてこの曲ですよ。奥さん…おっとこの曲で奥さんはいけませんね(?)。

まさかこの曲を生で聴く日がやってくるとは…。夜遊びで流していたのでもしかして…と思ってはいましたが。

「ゴン太君のつどい」の時と同じ入り方だったでしょうか。あのコーラスとギターを聴けたのはねえ…。

そういえば平成最初のシングルはこの曲でしたね。それも選曲理由の1つでしょうか。

後で公式のTwitterに載っていたスポーツ新聞の画像を見たのですが、今回演奏した曲の中からこの曲名が割と載っていましたね。これでは報道されたY型の彼方へになってしまうでは無いですか(?)。

ライブが終わった後、映像に出ていたのはそういう人だったのでしょうかねと話したのですが、それだったらもっとそういう映像になるでしょ、と返され妙に納得してしまう私なのでした。

 

16.慕情

ここで初めてギターを持たずにハンドマイクで歌っていましたね。

キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ、と言われたからといって初めてマイクを握って歌う曲がバラードとは流石反抗心に溢れていますね(?)。

こういうバラードナンバーを演奏する前のあのいつもより少し長めの間が好きだったりするのですけど、あそこで「桑田ー」などと叫ぶのはもったいないなあと思いますね(何処かのタイミングで「和之ー」という変化球を投げた方もおられましたね)。ただその後にイントロが始まると静寂と拍手がより美しく感じるのは皮肉でしょうか…。

 

17.愛はスローにちょっとずつ(仮)

曲に入る前短いMCがありました。これからライブで育てていく曲です、と。タイトルは仮という事でしたが、2番にこのフレーズが入っていましたね。

感想は…誤解を産むかも知れませんが今のところありません。ラジオでの新曲解禁の時もそうなのですが、最初はこういう曲なのね…と思うだけでそれ以上の感想が思い浮かばないのです。とはいえ私も新曲の種を頂いたので、これからゆっくりと感想という名の花を咲かせられるよう育てていくつもりです。

 

18.ゆけ‼︎力道山

プロレスの試合の映像が。そうなればこの曲しかありません。白黒の昭和の映像ですね。このあたり何となくですが、昭和と平成(現在)を行き来するようなイメージだったのでしょうか。

私はプロレスを全くといっていいほど知りませんが、ステージよりもその映像の方に目が行ってしまっていたのですね。この曲が好きなので、曲と映像を合わせたい、という思いもありましたが、惹き付けるものを感じてしまっていたのでしょうね…。何となく力道山が人気だったことを理解したような気がします。

終盤のラップ部分は変わっていましたね。しかしどんな感じだったか記憶から抜け落ちてしまっているので次回こそしっかりと焼き付けたいです。

 

19.CRY 哀 CRY

ゆけ!!力道山が「雅や」で終わりからの「雅白たへの」でスタートするという宮城で雅なメドレーが披露されました(もっと上手いように言いたかった)。

歌詞の下には現代語訳が表示されていました。モニターの映像の和の感じはおいしい葡萄の旅での「おいしいね~傑作物語」を思い出させますね。

「恋ひめやも」のところでセオーノと同じくシャウトをしていたような…。「ますらをや~」のところはTIGERさんが担当されていましたね。渚園では桑田さん、セオーノでは清水美恵師匠が担当されていたので三者三様で楽しめますね(?)。

 

20.HAIR

ついに生で目の前で演奏しているところを見ることが出来ました。自分の好きなサザンの曲でベスト10に入りますね…日によってはナンバーワンです(?)。

ただただステージを食い入るように見て聴いておりました。ある意味では呆然としていたのかも知れません。これが夢なら醒めなければ良いけどねえ…と思いながら。

最後の「セキスイハイムスーパーアリーナにて歌っちゃった」は、現実に戻って来れたので助かりました(?)と思いつつ、つくづく桑田さんは三枚目だな、と思っておりました。多分普通に終わらせるのは照れがあったのでしょうかね。何となくこの曲は不思議な格好良さがあるように思うのです。熱くも無くだからといってクール過ぎず、壮大に見えて実は狭いように見える、表裏一体感が色濃くある曲と思っていまして…。そのある種の二枚目感が今の桑田さんには気恥ずかしく、あの5分間があまりにも完璧で崩したくなってしまったのかな…と。

余談なのですけど私は人を見る時に、眼が割と重要なファクターだったりするのですよね。昔の特に90年代前半あたりの桑田さんの眼って初めて見た時に物凄く怖く見えたのですね…。多分その頃に巡り合っていたら好きになっていなかっただろうな、と思ったくらいには。でも「歌う日本シリーズ」のビデオでこの曲を見た時に、その眼とこの曲の不思議な格好良さがとても私の中でマッチしていたのですね。だから、かもしれませんが今のどこかやさしい眼には最後のおどけがそれはそれでマッチしているような気がしないでもないですね。だからこそ今の桑田さんで原曲通りに聴いたら何を思うのだろうか…というのもあります。今後どうなるのかは分かりませんが、まあどっちしても呆然と聴いて良かった…という4文字にきっと集約させて終わってしまうのでしょうが。

 

21.当って砕けろ

HAIRのあと突然「忘れられたBIG WAVE」が。まさかと思いきや生演奏ではなくCD音源で何と関口さんが踊り出す。モニターには「ダンサーの夢を叶えています」と。メンバー紹介での伏線がここで回収されました。後ろでこっそりと踊っていた毛ガニさんも可愛かったです(?)。そして最後にまたあの謎の仮面さんが。最後が引き笑いだったので会場から笑いが漏れました。

そして始まったのこの曲。センターのモニターには「SOUTHERN ALL STARS」初期のロゴを模した映像が固定されておりました。

2番がカットになっていたでしょうか。「Wanted」のところはもう少しちゃんとのれたかな…と反省。そういえば70年代の曲が登場したのはここで初だったのですね。

「本当の幸せ あなたは教えてくれたの 私に 何かにつけて」…本当その通りです。

 

22.東京シャッフル

HAIRは夜遊びで流していたので、もしかして…が心の片隅にあったのですが、これは本当に個人的サプライズでした…。あの大感謝祭のテイク何度見返したことが…。その曲が目の前で演奏されているのがもう…ね。

2番の間奏のところからラストへ飛んだところで、メドレー宣言はありませんでしたが察しました。

またこの後もお逢いできるのは嬉しい…。

 

23.DJ・コービーの伝説

映像で小林克也氏登場。ベストヒットUSASだったかSASだったか忘れてしまいましたが、あのスタジオですね。ロックンロールを聞かせてくれ、と言われればこの曲しかありません。ザ・ナンバーワン・バンドの写真の克也さんは格好良く、映像の中でおどける克也さんは可愛かったです(?)。

2番かどこかの一部にカットがありましたが、2003年の流石だツアーで歌わなかった「逢えないこの夜は~」はありましたね。その前に歓声が上げってしまったのは流石だツアーの影響でしょうか。

 

24.わすれじのレイド・バック

ライブ恒例の昔の写真がモニターに映し出されておりました。

ラストに「ひとりひとりを抱きしめたいのさ」はありましたが、あっさりと終わらせましたね。あれは25周年ライブで完成されている気がするのでそれで良かった気がします。

ここでメドレーは一区切りかしら…と思っていましたが…。

 

25.思い過ごしも恋のうち

何と続いておりました。毛ガニさん大活躍のイントロ。盛り上がっておりましたねえ。はい。ボルテージが一気に上がりましたね。

スタッフの方が桑田さんの回りで紙吹雪を蒔いていたのはこの曲でしたっけ…。

これも聴けて良かったですね。今回は特にセットリストの予想が付かない分、いつか聴いてみたいと思っていた曲が不意に来ると語彙を失ってしまいますね。

ここから煽りコーナー突入かしら…でも何か挟んできそうと思っていましたが果たして正解は…?。

 

26.はっぴいえんど

正解は1曲挟むでした(?)。挟むとしたらバラード系だとは思っていましたがはっぴいえんどだったとは真夏の果実辺りを予想していたので「ほうほう…なるほど」と誰目線だよ状態になっていました。

ギター持ちで歌うイメージがあるのですが、今回含め今までのライブはハンドマイクで歌っているのですね。この曲で右に左にうろうろ(失礼)と。あーなるほど、桑田さん自身が船になっていたのですね。

「ボクよりも長く生きるキミよ」で特定の誰かを映さなくて良かった。ここで今回も1人こっそりとステージを指してしまう私でありました。

 

27.シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA

終盤盛り上げの所謂煽りコーナーの先頭打者としてドームツアー初登場されました。

最初緑のライトとともに「江ノ島 Southern All Stars Golden Hits Medley」の冒頭のような起動音(?)が流れたので、一瞬イエローマンかと思いましたが、緑のライトのはずがないしなあ…と思っていたところであのイントロが。割と歓声が大きかった記憶があります。

私も特に好きな曲の1つだったこともあり、手拍子のテンションが高くなっていた気がします(当社比)。

そして「そりゃ大好きなERIKO」のところで原さんを映すのはお止めなさい(?)

終盤のラップ前のところで「シュラバ…シュラ…シュラバ」と急にバグが発生したような歌い方をしたと思ったら、急に聞いたことがある歌謡曲が(調べたら「恋の季節」だったようで)。そんなにラップが面倒なら先に言ってくだされば(?)。もしくは先程華麗なラップを披露されていたODYさんに押しつければ(?)良かったのに。まあ曲が始まった時に多分カットするだろうなあとは思っていたのですが(何故かそこだけ冷静)。

 

28.マチルダBABY

そのままイントロに繋げていたと記憶しております。

さあ困りました(?)。勿論好きな曲でライブ映えもしますし当然テンションも上がっているわけですが、私あの特効というものが大変苦手でございまして…。とはいえ灼熱のマンピーやおいしい葡萄の旅で慣れつつあったのですが、ラスト3回目のドカンは自分の予想外のタイミングだったのでビクッとなってしまいました。まだまだ修行が足りませんね。

1度右足を高く上げようとして、うまくいかなかったのが半分くらいで止めたところがありました。

ドームツアーではセオーノ以外のライブ終盤の煽りコーナーで演奏されており、ドームにおける終盤の定番となりつつありますね。

 

29.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

チルダBABYが演奏されたと言うことは次はこれですよね。前回のおいしい葡萄の旅で既に唯一のドームツアー皆勤曲となっていましたが、その記録がまた更新されましたね。

ちなみに演奏順が2曲目→煽り→2曲目→煽りで交互に置かれているので、もし次回ドームツアーはある時は2曲目ですね(?)。

アレンジは多分去年と同じだったでしょうか。「意味の無い流行の言葉と見栄のIllusion」での間違いは定着したとみてよろしいのでしょうか。ミスから生まれた歓声に酔っているのでしょうか(?)(替え歌のつもり)。

個人的にマチルダは「動」、ミス・ブランニュー・デイは「静」のイメージがあり、今までは静→動の流れの方が好きだったのですが、灼熱のマンピーとともに生で観たのはいずれもこの流れなので段々こっちもありなのでは…と思っておりました(単純)。

 

30.イエローマン〜星の王子様〜

謎の仮面さん三度ご登場。仮面さんがイエローマンなのか、イエローマンvs仮面さんの劇場版(?)的なあれなのかというどうでもいいことを考えていたのは私(いつものこと)。謎の仮面さんはストーリー的に(?)マチルダBABYから悪魔の要塞の主として登場して欲しかったですね。

前2曲の順番が逆ではありますが、この3曲の流れは「みんなが好きです!」と同じなのでみんなが好きですのライブが好きな私はとても嬉しい流れでしたね…。

流れて的にもしかしてラスト曲では…と思っていたのですが、最後は仮面さんとその部下(?)が桑田さんを囲んで…?

 

31.マンピーのG★SPOT

ライブ版のベースからではなくイントロ手前のギターからスタートしていたような…。

モニターに仮面さんの仮面が映り、ヅラを被った桑田さんが。

イントロで銀テープがパーン。スタンドなので当然届きませんでしたが、スタッフの方が銀テープを配っておりました。しかし私のちょうど隣でテープはラストに。まあそういう運は無いと分かっていたので、そんなものよね…と。

今回のヅラはRIJF2018のパンツを被ったヅラに予想通りマイクを握っているオブジェが鎮座しておりましたね。両サイドには「牛タン大好き」とありました。会場毎に変わるのでしょうね。今回はダンサーさんの乳首が守られていて良かった(?)。

最後曲が終わりメンバーが後ろへはける中で、「下着を頭に被ったら~」という夜遊びのオリジナル曲生歌で歌いそうな曲が流れ本編終了となりました。あのちょっと微妙な間があった後に起こる拍手が割と好きです(?)。

 

32.I AM YOUR SINGER

「さあみんなでLove Songアンコール」と歌っておきながら自らがアンコールで登場するというニクいやつ(?)11年ぶりにライブ会場へ帰ってきましたI AM YOUR SINGERさんがアンコール1曲目でした。

ダンサーの服装とホーン隊のヨーロピアンな格好(最初は和服で雨笠的なものを被っているうように見えたので、ここで「男はつらいよ」でも演奏するのか…と思っていました)、それっぽい演奏が始まったので「Bye Bye My Love(U are the one)」かと思いきやまさかの…でしたね。

そういえばMVや真夏の大感謝祭で披露していた振り付けはありませんでしたね。

あの年…2008年の無期限活動休止宣言は当時意外と冷静に受け止めていた気がします。今まで何度も休止しているのに何故わざわざ宣言したのだろう、ただそういう宣言をしたからには簡単には再活動は無いかもなあとは思いました。ただあの大感謝祭のセットリストを見た時にこれは…相当長いかもう再活動はないかも…と今更ながらに感じたことをとてもよく覚えています。

ある意味でその象徴のような曲にいつの間にかしていてしまったのかな…と。

今回の演奏でようやくあの無期限活動休止前の最後のシングル曲、から数あるサザンの1曲になった…といいますか1つ背負っていた物を下ろすことが出来た良かったなあと…。

 

33.栄光の男

長嶋茂雄引退試合での「私は今日引退いたしますが、我が巨人軍は永久に不滅です」がまるまる流れてから曲がスタートしました。1番の途中で再び長嶋のプレー映像が。打席に立つ映像のフォームを見る度に「だいたい使われるのこの映像よね…」と思ってしまう私。

2番ではイチローの写真(だったような)が使われていて、昭和と平成の終わりと改めて実感させられた野球好きでした。

今これを書いていて気が付いたのですけど、長嶋茂雄が2度目の巨人監督を務めた時に93~99年まで背負った番号が「33」だったのですね。そしてこの曲は33曲目の演奏…狙ったのでしょうか…。何だか東京ドーム公演でこの曲を(セットリスト変更がなければ)演奏する、ということがとても楽しみになってきました。そういえばイチローが現役最後のプレーをしたのも東京ドームですよねえ…不思議な巡り合わせです。

 

34.LOVE AFFAIR〜秘密のデート

やはりこの曲はアンコールが合っていますね。あのイントロでもう1つ高揚感を持ってきつつ、かといって勝手にシンドバッドみんなのうたのような煽り曲のように上げすぎない絶妙なバランスを持っている曲のような気がします。

「ボウリング場で~」のところでやたら切れの良いフォームで再現する桑田さんをようやく生で観ることが出来ました。後ろで男女のダンサーさんがLOVE AFFAIRしている中で流れる街のボウリング場のピンの存在感よ。あれが動いて実はピンすけさんだった、という展開も少しだけ期待したのですが(?)。

アウトロでの「Be My Baby」、去年からのブームは続いているようですね。

 

35.ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~

1~2分ほどの前奏がありましたがあれはオリジナルでしょうか…。多分何かのカバー曲だとは思うのですが。

キラーストリートのイメージ=ロックンロール・スーパーマンの私にとっては、あの好きになり始めた頃の所謂原点を改めて思い出させてくれる大切な曲であり、ほぼ全てのライブで演奏されていると言うことで、同時に全てのライブ経験の思い出にいる曲でもあるのですね。おまじないと言いますか、自分にとっての鍵みたいな存在ですね。

ただ頑張るためのおまじないの曲とはそれほど思っていないので面倒くさいやつだなと我ながら思います。

しかし今回のアンコールはハンドマイク→ギター持ち→ハンドマイク→ギター持ちと忙しいですね(?)。

この曲がラストでも十分良かった気がしました。この時までは。

 

36.旅姿四十周年(旅姿六人衆)

最初はOh!クラウディア…?と思っていましたが、表示された曲名は「旅姿四十周年」。二重の意味で驚きました。

よく考えて見ると曲に入る前、宮城からスタートしたツアー、全国へ行ってきます。という内容の事を話していたので、「毎日違う顔に出逢う 街から街へと」に繋がっていたのですね。「Mr.Suizu」が「Mr.Nanya」に変わっていたのにはニヤリとしてしまいました(?)。モニターには「Mr.Nanyaらが~」と表示されていましたが、Mr.Nanyaさんら~がとさんを付けて歌っていたのは、リスペクトだったのでしょうか。もしくは南谷さんからの圧力が(?)。

LOVE AFFAIRの終わり辺りから時間が来てしまったのか帰り始める人がちょこちょこいらっしゃったのでこの曲が見れず…という方もいたでしょうね…。

何だかんだで40周年の締めとしてはピッタリですね。しかもツアーで歌われているので終わりとまた新しい地での始まりが待っている…というのが良いなと改めて。

ただ、何と申しましょうか…こういう曲名変更は曲へのリスペクトを欠いてしまった気がしたのと同時に、今までと違った重い荷物を背負わせてしまったなあ…とも思ってしまったりしたのです。

ただ個人的に今までは何かのタイミングで不意に演奏があるのでは…と思っていたはずなのにクラウディアとの勘違いで、ああ無意識にも演奏されることはない、と思っていたのだなあと気が付いてしまったのが少しだけショックでしたね。まだまだにわかのおじさんです(?)。



そして終演。それほど引っ張ること無くステージを下がっていたように覚えています。「ヨシ子さんへの手紙~悪戯な年の瀬~」で私の席の近くの人が呟いていた、「出てくるのは遅いけど、帰るのは早いのよねえ」という一言が頭の中でこだましておりました。

そういえば三ツ矢サイダーを1本貰えましたね。また賞味期限ギリギリまでとっておいてしまいそうです。

余韻の中で高速道路に乗り車で帰宅、「或る日路上で」のような事態になることが無く良かった(?)。

 

さて何となく振り替えてみます。やはり「勝手にシンドバッド」を演奏しなかったのは意外でしたね。ラララのおじさんから紅白までしっかりやっていたので、40周年イヤーの中ではもう十分、という判断だったのでしょうか。ドームツアーではみんなが好きです以外で演奏していないので、そういうのもあるのかもしれませんね。

同時に2018年に王道はやり尽くしたのでこのセットリストになった、ということでしょうか。

とりあえずは今回のツアーで演奏された闘う曲たちに愛を込めたいと思います(?)。

えー・・・これだけ書いておいてあれですが、まだまだ答えが出せていないこともありますので、多分何処かのタイミングで振り返りや総括的なものを書くと思いますので、うっかり発見してしまった際には寛容な心と温かい目で見逃してくださいませ…(?)。



色んな歌ありがとうステージで。幸せな宮城でした。