適当文集

140文字でも書けそうな事を引き延ばして雑に書くところ

サザンオールスターズ「おいしい葡萄の旅」の感想のようなものを(復刻修正版)

以前TwitterのTwitLongerという長文を書けるもの(雑な説明)に投げていた感想文を1ヵ所にまとめたくなったため、こちらに移籍させてみました(いちいち検索が面倒くさいという理由なのは内緒です)。…の「おいしい葡萄の旅」版です。

ただそちらに載せた後、あそこはああすれば…ここ間違ってる…というのがありましたので、人に嫌われそうな細かい男としまして(?)無駄に直してみました(文庫化みたいなものですね(?))。

ではここから先は約2年前の私(と時々現代の私)です(?)。

(この雑前文は「ひつじだよ!全員集合!」感想とほぼ同じです(コピペって便利))

 

 

サザンオールスターズライブツアー「おいしい葡萄の旅」の宮城初日4月18日にまたこっそりと行ってきてしまいました。ということで今回も懲りもせず、4か月近くの前の感想のようなものと前回以上に無駄の多い駄文をメモ代わりにだらだらと書いてしまったので架空の広場に置き去りたいと思います。(いい迷惑ですね)

完全に出すタイミングを逸してしまい、ほっときすぎて腐っているかもしれないのでお腹を壊さぬようにお読みください。えーそして長いです…

…とここまで本来は書いていたのですが、いつの間にか手元にチケットがあったので(?)実は8月18日の武道館公演の方にもこっそり行ってしまったのです…そういうことなので、宮城の感想に武道館の感想を足す形というまるでサザンのDVDの編集のような(?)文章となりますので、さらに長くなってしまいました…(武道館の感想には※を付けて書いていきたいと思います。…なんと手抜きな)

 

 

 さてさて、今回のライブは「葡萄」のアルバムツアーということでしたが、私自身アルバムツアーというのは初めてで、しかも新曲の発売からライブの日まで2週間ほどしかないというのも不安でしたね。とにかく「葡萄」が手元にやってきてからライブの日まで、「葡萄」を聴き続けてはいましたが、はたしてどこまで自分の中で消化することが出来たのでしょうか…。いつかは「私の体には葡萄色の紫の血が流れているんだ」と言えるくらいには消化できるようになりたいですね(それは病気の色だ)。ただその前に運よく試聴会に行けたのは大きかったですね。1度アルバムを通して聴けたうえにあのスクリーンに(PVのある曲以外は)歌詞だけが映るという曲の情報しか入ってこない約70分が自分の中へ葡萄を受け入れやすくなった重要な時間になったのでは…と今になって思ったり。

 

 

 そして当日、灼熱のマンピーの宮城スタジアムを入れれば3度目となる宮城セキスイハイムスーパーアリーナへ。なんとか会場に潜り込んで開演20分前にトイレにいったら長蛇の列。結局間に合いましたが、1曲目はトイレで聴く覚悟をしました(数分後そうならなくて本当に良かったと思うことに)。こういう時男に生まれて本当によかったなと思います。しかし並んでいる間にウェーブの練習とか会場に流れる映像への歓声は分かっていても「え…まさかもう始まったの…?」と思ってしまうので心臓に悪いですね。

今回もリストバンドがありました。過去2回とは違って四角い形でした。ひつじに続いて今回も終了後回収でした。(回収するとも何も言われず持ち帰った灼熱のマンピーでのリストバンドは宝物です…)

そういえば会場で流れてたのはサザンの曲でしたね。自分たちの曲を開演前に流すのは珍しいのでしょうか?それほどライブに行ったことが無いですし、他の方がどうなのかも分かりませんので…

 

※一方武道館公演当日、7月末まで悩み続けていました。個人的には1度観たならもういいかなといつもは思うのですが、今回はもちろん大満足でもう充分というのもあったのですが、上に書いているように今回「葡萄」というアルバムを消化する前に行ってしまったのかも…という後悔があり、でももう1回行くのは…というどうでもいい葛藤が自分の中でずっとあり、最後にはチケット挑戦してみよう、という思いの方が強くなり勝負に出る事にしました。

挑戦した先行で当たり前のように外した後、いつもなら諦めてしまうところを最後の抵抗で再挑戦した一般でうっかり取れてしまったチケットで(がらけーさんは偉大なり)こっそりと行くことになりました。

あえて水道橋から歩いて行くことにし、某大感謝祭風に言えば(?)東京ドームから神保町を経由して武道館へ、という感じで、東京サリーちゃん~栄光の男~亀が泳ぐ街~葡萄の曲というメドレーが頭の中で始まってしまいました(そこは聴いていけ)。

そしてなんだかんだで武道館に無事忍び込むことに成功し、この日流れていた多分ビートルズの曲をBGMに野球本を読むという、分かりやすいぼっちらしい時間の過ごし方をし、トイレも余裕を持って行けたので安心しながら(?)待っておりました。武道館は当然初めてだったので、回りを見てみると上の階段急でしたね…まるで大阪球場のようです(南海ホークスファンの方のみに向けたコメント)。

リストバンドは丸型でしたね。武道館型を期待したのですが(?)。

 

そんなこんなで舞台が暗転し、皆様がご登場。ライブが始まりました。

 

1.Tarako

イントロが流れてきた瞬間、「えっ…嘘でしょ…」と思うのと同時に一瞬で顔のニヤニヤが始まってしまいました(はい、気持ち悪いですね)。

この1曲目を予想出来た人はほとんどいなかったのではと。葡萄やアロエと同じ3文字で食べ物の曲名だったからこの曲が1曲目だったのでしょうか…。また全英語詞の歌というアルバム「葡萄」とはある意味正反対に位置するような曲ですから、そういった意味でもインパクトがありました(実はそれを狙っていたりもしたのでしょうか…)。それにしてもまるで口が葡萄の糖分を求めていたところにいきなりたらこの塩分を思いっきりぶち込まれた感じでしたね(?)。

ライブでは1997年「おっぱいなんてプー」以来実に18年ぶりの演奏でした。そんな曲を当たり前のようにオープニングに持ってくるなんて…この目で観て、聴いてきたはずの今でもまだちょっと驚きが残っている1曲目でした。

こう観てしまったという補正があるかと思いますが、近年で最高の1曲目ではないかと。

しかし生で聴ける日が唐突にやって来るとは…

※前に1度観に行っていて1曲目が分かっていても、いざ始まると高揚感は前回となんら変わらないものなのですね…

 

2.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

Tarakoの衝撃からのこのライブ大定番曲への流れ。ただ私自身エンジンがかかるのが遅いのか、こういう曲が2曲目に来ると「あ、あ…」となっているうちに終わってしまうので、少し悔いを残してしまいますね。そして拳を上げるところは分かっているはずなのに何度かタイミングを逃してしまう私は相変わらずノリ方が下手というか、悪いというか…

ちなみにライブの2曲目で一番演奏されているのがこの曲のようですね(次点はMy Foreplay Musicとフリフリ‘65らしいです)。

今回希望の轍、LOVE AFFAIR、イエローマン茅ヶ崎でお留守番となったため(?)3度のドームツアーすべてで演奏された唯一の曲となりました。

※ふと回りを見てみると(何早速よそ見をしている)、一部座ってじっと見てるところがあって、もしかしてあそこが関係者席なのかしら…と思わず気になってしまいました。私みたいなノリ方の駄目な奴は、1度ああいう風にただじっとライブを観てみたいものですな…

 

3.ロックンロール・スーパーマン 〜Rock'n Roll Superman〜

なんとなくミス・ブランニュー・デイを聴いたときに、今回の3曲目はこれが来るかな…、と薄らと思っていました。今回も風船はありませんでしたね。2005年「みんなが好きです」から今回のライブまで唯一の皆勤賞曲となりましたが、序盤、終盤、アンコールとどこでも演奏されるあたり、第2の希望の轍的ソングとなりつつあるような気がします。今回のライブではその希望の轍を演奏しなかったこともあり、よりそんな感じがしましたね。連続登場はどこまで続くのでしょうか。今のところ運よく行けているサザンのライブでは毎回聴けているので、最初の頃とかなり印象が変わってきた曲ですね。

※私の見ているところだとステージと天井の日本国旗が一緒に眼に入ってくるので「嗚呼 お日様~」の部分であの日の丸がまさにお日様に見えたような、そんな気がしました。

 

MC

年齢調査が。アリーナにいた10代の人が標的に。私は中途半端な年齢で良かった(?)最高齢の方にはサイン入りTシャツをプレゼントしていましたが、こういうのは珍しい気が。他のところではどうだったのでしょうか?

さて、ここから葡萄コーナーへ突入のようです。

※最初にステージを組んだスタッフへの感謝が。今日はみんなおひとり様ですねという話から他の公演に行った人―と聴く場面も、そして年越しでのあの髭を買ってきて付けて出たら怒られちゃったと、木村主任を責めるという夜遊びリスナーにはうれしい(?)絡みが(おそらく会場にいるほとんどの人が夜遊びを聴いているのでしょうが…)。

 

4.青春番外地

MC明けはこの曲だろうなーとは思っていました。この曲からどことなく漂う昭和感がとても好きです。どのサザンのアルバムでも2曲目になっていそうな感が良いですね(?)

個人的には夜遊びで初解禁になった時ちょうど居酒屋に行っていた両親を車で迎えに行っていて、酔っぱらった両親を乗せた酒臭い車の中の空間とラジオの電波の悪さが、この曲に何故かすごくマッチしていて良くも悪くもそのイメージが残ってしまっていますね…(そんな事を思いながら、夜遊び中に呼び出した両親にはちょっとイラっとしてしましたが…w(土曜日の23時からは基本駄目と言ってはあったのですが))。

 

5.イヤな事だらけの世の中で

予想していたよりも早いご登場でしたね。終わってみればここで聴けて良かったと思いましたが。確かこの曲からステージの後ろに大きな葡萄の絵の暖簾(?)が2本出てきていましたね。(もしかしたら青春番外地で出ていたかも…)その後曲によって出てきたり引っ込んだりしていました(武道館では5本でしたね。メンバーと一緒ですね)。

葡萄収録曲の中ではこの曲のイントロが一番好きですね。曲の雰囲気もどこか懐かしくもあり新しくも感じる不思議な雰囲気が漂っている気がします(サザン以外ほとんど聴いていない奴が何を言っている)。実は最初に聴いた時はあまりピンとこなかったのですが(自分の中で消化するのに時間がかかるみたいで大半の曲はそんな感じなもので…)、試聴会で聴いた後、家に帰るまでやけにこの曲のイントロが頭で何回もリピートされるようになってきてから変わってきたのか、CDで聴いてからやっと「ああ…これは」と少しは分かった気がします。

※とても暑かった会場の中で、「小雪が舞っている」のところで急に涼しい風を感じ、一瞬何かそういう現象が…?と思ったら斜め前の人のうちわの風でホッとしました(?)。

 

6.バラ色の人生

モニターの映像は分かりやすくスマホ(主にSNSとやら)が出てきていましたね。映像の動画再生場面からサビに行く演出は好きです。

イヤな事だらけの世の中でからの流れで聴きますと、確かに世の中はイヤな事が多いけれど、そんな中でもバラ色の人生と言えるようなそんな恋愛をしたい、という風にまた違った曲への感想が生まれたりしましたね。

この曲の初聴きは、試聴会でしたが、サザンに興味を持って以降新曲のフルバージョンは夜遊びで聴いていたので、映画館での初聴きというのはなんだか不思議な経験でしたね。

個人的にはアナログ人生というタイトルの方が好きだったかも。

「完璧すぎる世間を 嗤ってやりたいな」という部分が何故だかすごく好きです、はい。

あと「このバラ色の人生を 分けてあげたいな」というところを聴いてしまうと、こっち側はそう思っても、歌っている本人は絶対に自分の人生をバラ色だとは思ってないのだろうな…とついつい考えてしまう私はやっぱり…なあ…(嗚呼…こういうことを思うからダメなのでしょうね)。

まあそんなことを言いつつも10年近く愛の魔法に酔わされ続けているのですが…。

※ここまで来てしまったら、今度もずっとほろ酔いでも何でも、悲しくて酔えなくなるまでは酔い続けようと謎の決心をしてしまいました。

 

7.Missing Persons

なんとなく中盤あたりにMr. ブラック・ジャック~裸の王様~とセットで歌うのではと予想していましたが。

映像は思っていたよりも落ち着いていましたね。まあ仕方のないことかもしれませんが。

ライブで聴いてようやくかっこ良さと言いますか、そういうものが分かった曲でしたね。ライブ終了後に聴いた葡萄の中で聴こえ方が変わっていたのもこういう感想になったのかも知れません。私はやはり全体像を掴むのに時間がかかるタイプだなと…。

 

8.平和の鐘が鳴る

この曲も中盤以降に来るのではと思っていたら、まさかこんな序盤に鐘が鳴るとは…。映像はこの曲の話に出ていたNHKの番組の映像でしょうか(見ていないので分かりません…)。

試聴会での「貴方」という2文字がスクリーンに浮かんだ時の印象が今でもすごく強く残っていますね。そのせいなのかこの曲にようやく少しピンと来たのが仙台へ移動中のライブの前最後に聴いた時だったのかもしれません。その時初めて「やっとこの曲はちゃんとライブで聴けるかも知れない…」と良く分からないことを思った事を覚えています。ただその一方で(この曲に限らずですが)もう少し聴いてからライブにいた方が良かったかも…と思いながら観ていましたが…。

※武道館に来て、それまでは貴方(You)というのが、自分の方にようやくほんの少しだけ向いてきたのかなと思えるようになり(本当にほんのちょっとだけですよ)、私の中でやっと平和の鐘が鳴ったような気がしました…。

 

9.彼氏になりたくて

ある種の重さを感じた2曲が続いたところでの「彼氏になりたくて」は良い位置にいるな…と。これはアルバムの曲順でも感じましたね。ここでようやく落ち着けた気がします。

最初に聴いた時からどこか暖かさを感じる曲だなとずっと思っていたのですが、聴いているうちにLONELY WOMANに似た暖かさかなと…。そのせいかなんとなく男性版LONELY WOMANだなと勝手に都合のいい解釈をしちゃっております(この2曲とも招待状と乗車券が消えてしまっていますね、そういえば)。

 

10.はっぴいえんど

ここまで披露された葡萄の曲の方々はどこか哀しさややるせなさなんかを感じるような物が多かったところでこの曲が来たというのは良かったですね。なんとなく彼氏になりたくてが演奏された時に次はこれかな…なんて思っていたりしていましたが。

この曲は桑田さんからメンバーに向けて歌った曲ということですが、何度か聴いているうちにI AM YOUR SINGERと繋がっているように思えてきまして、実ははっぴいえんどI AM YOUR SINGERの続き…もしくは同じ主人公なのではないのかと思ったり。

例えば「旅の途中で羅針盤 キミに預けたら」のところは2008年の無期限活動休止の時に言っていたサザンの屋号を預けます、という発言に繋がっているように聴こえてしまったり(あてなき旅の途中で預けたのかな…なんて妄想も)

他にも太陽が沈むのを…というところは昇る朝日に繋がってるように見えたり(その太陽というのがおそらく…と)、みんなでアンコールしたLove songはイカす仲間が奏でる愛の歌じゃないのかな…などなど色々とついつい感じてしまったり。

以上が実に都合のいい解釈でした(以上とある日のつぶやきから引用)。

※まさかいつの間にか宮城で羅針盤を預かっていて、武道館で返しに来る事になるとはね…。

そして2番で「旅の途中がハッピーエンドなら…」と間違えてしまうというらしい間違いが。でもこれがサザンなんですよね、きっと。

 

11.黄昏のビギン~天井棧敷の怪人

知らない曲が始まったと思って、モニターの字幕の方を見たら、ああなんか夜遊びとか何かで聴いたような気がするなと…(サザン以外の音楽は全くと言っていいほどの無知な物で…)。

そして多分1番が終わった後に天井棧敷の怪人が。最後のよいしょっとは桑田さんが言っていたような。ダンサー演出といい舞台感が凄く出ていたと思います(舞台も見たことないくせに何を)。

個人的に怪物君の空と連続で演奏してもらって、怪物君と怪人さんの共演が観たかったですね(?)

今のところ葡萄の曲の中で一番好きな曲ですかねー。曲名も歌い方も曲の雰囲気もすごく良いですね…素晴らしいです…

試聴会で初めて聴いた時に、「御来場の皆さん」のところでまさかこのために替え歌したのか…?とそんな訳がないことを一瞬でも思ってしまった自分はなんなのでしょうか。

※字幕と言えば武道館ではモニターがセンターにしかなかったので、曲名と歌詞が出ていませんでしたね。もうみんな分かっているんでしょ、というメッセージだったのかもしれません(?)。ステージの見にくい恐らく参加席と思われるところにはセンター固定カメラの映像が観れる小さな画面がありました。

 

12.ワイングラスに消えた恋

劇団サザンオールスターズが誇る大女優マダムゆうこりんがご登場。

今回は桑田さんが言っていたようにハンドマイクで歌って少し踊って(?)いました。京都物語でTVに出ていた時にハンドマイクで歌うのは見ていましたが、…ふと気付くと原さんが歌っている後ろの方に蝶ネクタイで指揮棒を持って、たまにコーラスをしている方がいましたが、あれはもしかして天井棧敷の怪人さんだったのでしょうか…。

またそろそろ原さんのソロライブなんてどうでしょうか…毛ガニさんの流れに乗って(?)来年あたり還暦ライブなんてどうでしょう?(もちろん今すぐにでもお願いしたいものですが)

※歌って踊る原さん。まさに武道館で舞踏会でしたね(?)。怪人さんが最初仮面をつけていましたね。すぐ外していましたが。毛ガニさんや弘さんと絡もうとしたりしつつも、コーラスはきちんとしている怪人さんがなんだか愛おしかったですね(?)。ハンドマイク原さん(?)も24年ぶりの武道館となりましたね。確かこの91年の原さんソロライブがサザン関係で初めてWOWOWで放送されたライブだったと、どこかで読んだことがあったようなのを思い出しました(何故今更ここで)。そしてそのライブのセットリストが公式には載っていないという愚痴はまたどこかで(?)。

 

MC2

主なところを要約すると

松田独眼竜弘さん

サザンの仲間外れ毛ガニさん

TIGERさんが猫を踏む

関口さん、仙台(千台)ネタは桑田さんもソロライブで来た時に似たような替え歌やっていましたよ

ここからは古い曲を…70年代、80年代、90年代とか…と言って始まったのは…

※やはり武道館と言う事もあるのか、ビートルズの話が。そこからビートルズ風のメンバー紹介をとなっていました(ただ徐々にいつもの感じになっていたような)。その後サザンの初ライブが、武道館に近い九段会館だったという話を(その時桑田さんは「春五十番コンサートで…」と言っていましたが最初のコンサートは「胸さわぎ」でしたね。しかし30年以上前のタイトルが出てくるのは流石ですね…)。そしてここで沖縄では急にやって失敗したので、ちゃんと練習してきたビートルズの曲を1曲と…

 

12.5.Help!

これは音楽寅さんで見たことがあると、何とか分かった曲でした。多分自分の曲をやるよりも楽しいんだろうなーというか本当楽しそうね、と思っていたら。終了後「これが1番楽しいかも…」と一言。ですよね…w

 

13.よどみ萎え、枯れて舞え

まさかのこの曲が、嬉しかったですね(さっきからまさかと嬉しかったばかり…語彙の無さと頭の悪さが丸出しですね)。どこか葡萄に収録されていても良いような曲な気がします。

この曲の雰囲気が好きで、何年か前に突然「ライブに行くことがあったらこの曲は聴いてみたい…」と思った時があったので、不意打ち感がありましたが、数年越しの夢が叶ってしまう形となってしまいました。

…関係無いですが、このあとの流れの中で「そういえばこの曲はKAMAKURAのライブの時でもこんな感じで紛れ込んでたような…」なんて急に思い出してしまうくらいには(詳しくはKAMAKURAツアーのセットリストをチェックして下されば…)まだどこか冷静な自分がいることにちょっとガクっとしましたね…(まるでそのライブを見ていたかのような発言)。

 

14.顔

Tarakoに次ぐ衝撃でしたね…いや、喜びはそれ以上だったのかもしれません。

老け顔な事もあり(?)大好きな曲の1つだったので本当にうれしかったですね…(学生時代顔をネタにされていたのも好きになった要因かもしれませんね)。

まさに忘れ難き顔(?)。

大感謝祭でのメドレーでも演奏されていますが、単独での演奏となると88年の「大復活祭」以来実に27年ぶり…まさに完全体での大復活でしたね(?)しかし本当今回は次に何が来るか油断の出来ないライブでしたね…。

しばし浮世を忘れてしまいました。

※正面からの顔もモニターも見れない席だった私はただ横顔を見ていたのさ。

 

15.Happy Birthday

この曲がきた瞬間思わずステージに向かって一礼してしまいました。何故かというと私事ではありますが、私がうっかり生まれてしまったのが、このライブに行った4月なもので…(その日はまだ誕生日を迎えていませんでしたが)サザンからの少し早いプレゼントをもらえたような気がして嬉しかったのです…。終わった後もまた一礼。

間奏は少し短くなっていたような。

※しかし8月という個人的に誕生日に関係ない時に聴いても感じる幸福感は何なのでしょうか…。

(2017年のひとりごと:この修正版を上げたのもギリギリですが4月になってしまいましたね。これは偶然ということで…。)

 

16.死体置場でロマンスを

この辺りから「あれ?今回KAMAKURAのライブツアーでしたっけ…?」と思ってしまっていました。2番では「ひつじだよ!全員集合!」の時と同じように毛ガニさん還暦ネタでの替え歌でした。ただ前回での「今年ついに…」というところが「去年ついに…」となっていましたが。

個人的には間奏で関口さんにダンサーが大接近してきた時のあの表情が忘れられません…w

この会場でこの歌を聴く日がやってくるとはね…

※もしかしたら前回の武道館経験者として選曲されたのでは…などと思ってしまったり(最近初めて歌う日本シリーズのビデオを見た影響もあるのかもしれません)。

 

17.Computer Children

死体置場でロマンスをとこの曲の時の映像はひつじの時とはあまり変わっていなかったような。前回のひつじでも見ていましたが、やはり良いな…と改めて。

ここまでKAMAKURAからの曲が4つ続きましたが、ひつじで聴けなかった人への短縮版として演奏したのか、KAMAKURAと葡萄という2つのアルバムの比較のコーナーにしたかったのかな…なんて妄想が始まってしまいましたね(と思ったけど、そういえばさくらの時はYoung Love、キラーストリートの時は海のYeah!!収録曲を続けて演奏していたコーナー的なところがあったので珍しい事ではなかったのかもしれない…)。

ここでKAMAKURAコーナー(?)は最後でしたが、今後のライブでも過去のアルバム曲コーナー的な物があるといいなあ…とささやかでわがままな希望が出てきてしまいますよね…(次は綺麗あたりお願いします…と早速わがままな希望)。

※あの指差しで腕を振るあれあるじゃないですか。この曲でそれをやる時「外で遊べない Computer-Child」というところでステージに向かって指を指すのはいいものか…と考えてしまい、結局手拍子に終始してしまうという謎の約5分間を過ごしてしまいました(ソロの悲しい気持ちの時はそんなことを考えてなかったので本当なんなのか)。でもミス・ブランニュー・デイの時も結局はやってなかった僕…。

 

18.栞のテーマ

まさかのドクダミ・スパークのテーマに映像が付いてのCM(?)が流れ(ぶどう味新発売的なネタをやるかなと思ったけどCD音源のままでした)、その直後に演奏されたのがこの曲。そういえばその映像内で海のYeah!!という字が映っていたのはここからの3曲の伏線だったのかもしれません。(3曲とも海のYeah!!収録されている曲ですね)

2005年「みんなが好きです」以来10年ぶりとなりましたが、音楽寅さんの時の山中湖ライブや宮城ライブ、夜遊びライブなどソロ関係で演奏されることが多かったこともあり、お久しぶり感はあまりなかったような。

実はそれまであまりピンと来ていなかった曲だったのですが、今回初めて生で聴けてやっと良さが分かってきたような気がする1曲でした(遅い)。

 

19.あなただけを~Summer Heartbreak~

今回のライブではTarakoと顔に次いで驚いた曲でしたね…1999年「晴れ着DEポン」のメドレー以来でしたが単独演奏となるとYoung Loveのライブツアーだった1996年「ザ・ガールズ万座ビーチ」以来と実に19年ぶりで一番間が空いていましたから…まさか聴けるとはなんて思ってもいませんでした。

7月の沖縄で聴けた人はちょっと羨ましいなと思ったり。

※8月に聴けたというのも良かったですね…。

 

20.真夏の果実

夏のライブではほぼ演奏される曲ですが、今回のツアーは春~夏なのでどうなのかなと思っていましたが、やりましたね。まあやらない理由がないですが。(そういえば夏のライブで必ずと言っていいほど演奏されている愛の言霊は今回やらなかったですね)

前回演奏した灼熱のマンピーの時と同じく、ハンドマイクで歌っていましたが、今までほとんどのライブではマイクスタンドに置いていたと思うので、ステージの右に左に動きながら歌う真夏の果実は珍しいというかまだ新鮮だったといいますか…見慣れない分どこか若干の違和感がありましたね。

 

MC3

ここまでで20曲終わりましたと聴いた時は「もうそんなにやってたのか…」と…まさにあっという間の夢のTONIGHTですね。

ここからはセットリストがネットに上がったりするけど、次からはここはいらない、外すべきと言われるコーナー、でも歌っちゃうよ的なことを話していたので、期待感が高まりました。

※ここのMCはあまり変わっていませんでしたが、話の流れから桑田さんが私はガラケーですが、ガラケーの人はいますか?と聴かれ、手を挙げられて良かったです(?)。

そして結局は感想をこんな無駄に長くネットに垂れ流してしまうこんな私でした…。

 

21.おいしいね~傑作物語

そんなMCから始まったのはこの曲。百人一首の件から最初は世に万葉の花が咲くなりの曲かCRY 哀 CRYあたりが来るのかと。

今回のライブツアー名が発表になった時にこの曲をテーマソングとして(?)やるのではないのかと思った人は少なからずいたのではと思いますが、本当にやってしまうとは…。

発売の頃の事を調べたりしていると、この曲は怒りの曲というイメージでしたが、この時代に聴くと、どこか嘆きの感情が強いように聴こえました。

皆さんが一度は通るように(?)一時期みんなのうたよりも聴いていたので、もう本当においしかったです(?)。

※おいしい(葡萄だ)ね そりゃ見事(なアルバムとツアー)だね。

 

22.Soul Bomber(21世紀の精神爆破魔)

これが来るのかーと。頭痛持ちとしては頭痛の度にこの曲を思い出してしまう程度には好きです(ただ頭痛にうならされているだけかもしれない)。

おいしいねとこの曲を今のサザンが歌うというのも、またいろいろと思ってしまったり。

この曲は1999年の「セオーノ」以来だったので、21世紀になって精神爆破魔さん初めての登場でしたね(もしくは復活?)。おめでとうございます(?)。

※サビで手拍子が変わってしまうのに対応できずに終わってしまうという、実に回りに迷惑な私でございました。

 

23.01 MESSENGER~電子狂の詩~

バラ色の人生とComputer Childrenを演奏したあたりからなんとなーくやると思っていました。これで3大ネット(ゲーム)への風刺曲そろい踏みという形になったのでしょうか?

アルバムバージョンでの演奏だったのでタイトルは正確には、(The Return of)01 MESSENGER~電子狂の詩~になりますね。ということは16年ぶりにライブにリターンして来たということで(?)。

これもライブで聴きたかったので(まあ結局ほとんどの曲がそうなんですが)、もう本当に今回はねえ…。

次はシングルバージョンも是非…。

この3曲で、葡萄のライブツアーだということをまた少し忘れてしまっていました。

※レーザーの演出がよく見えましたが、あれいいですね…宮城とは違う角度から観ることが出来て良かったでしたよ…

 

24.ブリブリボーダーライン

前3曲の流れからだとちょっと拍子抜けしてしまった感じですね。もしかしたらイエローマンさんの代打だったのかもしれません(手を振るのと黄色は葡萄の色じゃないですからね(?))。同時に終盤への足がかりかなとも感じましたが。個人的にどこか不思議なノリの曲だなーと思っていたので、生で観れて良かったと楽しさが改めて分かった曲ですね。今回葡萄収録曲以外で今までと一番印象が変わった曲でしょうか?もちろん良い方に。

※左右の人の腕の振りが逆だったのですが、こういう時間にいる私はどうすればいいのでしょうか?結局小さくなってこそっと腕を振る私に誰か良い案を下されば…。

 

25.道

桑田さんがギターを持って演奏されるとばかり思っていましたが、ハンドマイクで歌ってましたね。まあ歌うたいに楽器は必要なかったのでしょう。ベンチに座る桑田関口コンビの2ショットがとても良かったですね…。もしかしたらこのライブでのベストシーンかもしれません。そしてセルフで枯れ葉撒き。

暗転している中で見えたセット準備のスムーズさに謎の関心をしておりました。

そういえばこの曲の時だけは座って聴いている人が多かったですね。前の方は立っている人が多かったのですが、ふと振り向くと後ろの人、スタンドの人は結構座っていましたね。

この曲も架空の主人公がいるらしいですが、聴いているとやっぱりイコールで結びたくなりますよね…。

今までのロックンロール・スーパーマンでもI AM YOUR SINGERでもROCK AND ROLL HEROでもMUSIN MANのように憧れやなりきりのように、どこか武装しているように見える人物像に比べて、極力装備の無い、ただどこかで過去の色々な人物たちのその要素をもっているような桑田佳祐に一番近いようで最も遠い人物だなと良く分からないことを思ってしまいます…(ええ、途中から何を言っているか自分でも分かっていませんとも)。

 

26.栄光の男

序盤で演奏されると思っていたので終盤のこの位置に置かれていたとはちょっと意外でした。道からの流れですと道の主人公がこの曲を歌っているように見えて、「生まれ変わってみても 栄光の男にゃなれない」というフレーズの響き方が今までと違って聴こえてきました。

ちなみにこの栄光の男、アルバムでは11曲目ですが、あの天覧試合で長嶋にサヨナラホームランを打たれ、打倒長嶋茂雄に燃え、最大のライバルと言われた阪神タイガースの投手村山実の背番号「11」と同じなんですよね。おそらくは偶然なのでしょうけど、もし意図的だったら流石しか言えませんが…村山について書き出すと多分止まらなくなるのでここまでにしておきます(ちなみにその天覧試合が行われたのは6月25日、つまりサザンのデビュー日と同じという別な偶然もあったり)。

今回のツアーでは東京ドーム公演がありましたが、もし後楽園球場が残っていたらそこで聴いてみたかったなあ…と。なのでいつかせめて神宮球場で…(そっちもそっちで絶対に無い)。

※そして武道館でこの曲を聴いた時、どうしてもプロ野球の父と言われ、武道館の建設にも関わった正力松太郎が頭をよぎってしまうのです…。この人がいなければ、プロ野球や長嶋、そしてこの武道館公演はどうなっていたのだろうか…なんてことなどを考えてしまいましたね…(捻くれた野球史好きな物ですいません…この事も表や裏の色々な想像が止まらなくなるのでストップします)。

 

27.東京VICTORY

道から東京VICTORYまでの流れ良かったですね…。この曲がアンコール前最後に演奏かなと予想していたのですが。ここでリストバンドが思い出したかのように光出す。

葡萄に収録されたシングル曲の中で印象が一番大きく変わった曲ですね。感覚的な物なのでどう変わったのか説明しにくいのですが、アルバムで通して聴いていた時に突然この曲が鮮明に聴こえてきた瞬間がありまして、なんというか今まで脳内での映像が白黒だったものが一気に鮮明なカラーの映像になったかのような何とも言えない不思議な感覚が走りましたね…。うーんやっぱりうまく説明できない…(本当自分の語彙の無さが腹立たしいですね)。

そんなこともあってか今回のライブで聴くのが特に楽しみな曲の1つでした。

感想としては良かった…なんて言葉しかないけど、ひつじの時の良かったとはまた違うものだった…ね。

※東京で聴く東京VICTORY…自分の中でこの曲の印象が変わってしまったことも含め去年とはすべてが本当に変わってしまった曲だなと…そんななのにWowが未だちゃんと出来ない私でした。

 

28.アロエ

あれですよね、杏仁豆腐とジャージャー麺が食べたいけど1人で中華料理屋に行く勇気がない人を応援する曲でしたよね(絶対に違う)。

中華料理人風の恰好をした毛ガニさんを見た時に一瞬でもあり得ないのに、「もしかしてチャイナムーンとビーフン娘やるのか…」と思ってしまう私はなんなのか。あと給食のおばさんにも見えましたね。

ただミラーボール的な物が出てきていたので、アロエ愛と欲望の日々のどっちかかなと。

PVの踊りをしている人結構いましたね。私はしませんでしたが、踊っていた左隣の方の手が何度か当ってしまい、申し訳なく思ってしまいました。そういえば前にいたおば…お姉さまが終始ノリノリだったことを今更ここを書いてる時に思い出す。

「葡萄」収録曲の中でまだまだこの曲は良さをちゃんと分かってないままだったかな…とライブ中にあらためて思ってしまいました。この時は何故だか分かっていなかったのですが、どうやら私はまだアロエが苦手なようなですね…。その理由も分かってないのですが…。

※最近気づいたのですが、苦手な理由と言うのは、多分色々と考え過ぎて聴いていたようなのですね…あまり深く考えずに聴き始めてからは少し苦手感が薄れてきていました。なので武道館でもう1度聴き、観ることが出来て4月に思ったある種の後悔を吹き飛ばす楽しさを感じることが出来ましたが、恐らく8~9割の人があの踊りを踊っていたので驚きましたね…。やっぱり踊れた方がいいのかなあ…でもPVそんなに見てないしなあ…と新たな不安が生まれてしまうということに(これこそ勝負に出るものではないのであろうか)。

 

29.マチルダBABY

この曲が始まった瞬間特攻の爆発への覚悟をしました。正直逃げたかったです(?)あのボッ、ボッと出てくる炎の熱さも感じましたがステージはもっと熱かったんだろうなあ…と(何故かそこだけ冷静)。そして毎回爆発直前で手拍子を…といいますか動きを止めて身構える私は本当ただのチキン野郎でした。まさに体が震えてやまぬという感じでしたね(大袈裟)。

ちなみに私この曲のCD版のスピードもライブと比べて猫を被ってる感があって(?)結構好きなのです(というかアルバムの綺麗がただ好きなだけかもしれない)。

そういえばミス・ブランニュー・デイとマチルダBABYを同じライブで離れ離れで歌われたのはいつ以来だろうかと思って調べてみたら90年の「夢で逢いまSHOW」以来だったようですね。だから今回のライブは夢だったわけだ(?)

※あの特攻の爆発の後で、「イェーイ」と回りの皆様言っておられましたが、チキンな私にはとてもとても…いやいや…。

 

30.エロティカ・セブン EROTICA SEVEN

チルダでの炎を消化してしまうような、奥歯も凍るようなキスをしたい曲が。マチルダBABYからエロティカ・セブンの流れで1993年の「しじみのお味噌汁」でのあれを思い出した人は私以外にもきっといたはず。

大感謝祭で演奏されてから何故かまたしばらくは演奏されないのではと勝手に思っていたので驚きました。

そういえばセオーノから大感謝祭の間まで9年間演奏しなかったのは「君もエロティカ・セブン~」(当時サザンの6人+君で7人)が出来なくなるからだと勝手に思っていました(えっ、シングルのジャケットは5人だったから関係ないって?あ…そうですね…ごめんなさい)。

※1番と2番の最初では前川清さんが降臨していましたね…w。

 

31.ボディ・スペシャルII (BODY SPECIAL)

葡萄、Tarakoアロエ、杏仁豆腐、ジャージャー麺、ロマンティックなジュース、しじみのお味噌汁(これは関係ない)…等々をすべて吐き出してしまいそうな曲が始まってしまいました。

また特攻の爆発を(以下省略)前回のひつじの時にかなり遠慮がちに腕を上げてしまっていて終わった後に後悔したので、今回は前回より頑張ったつもりです。でもまあなかなかね…。もちろん心はハイテンションになってはいるのですがライブに慣れていないせいかなかなか表にまでは出せないのです…(言い訳)。マチルダBABYの時もでしたが、ビクビクしながらも特攻の爆発の時には天井を見上げて思わず確認してしまいますね…残念ながら天井棧敷の怪人さんはいませんでした(いや違うそこじゃない)。

※冒頭のギターのところで私の回りでは、「誠さーん」や「まこっちゃーん」との呼びかけをしている方が何人もいましたね。

 

32.マンピーのG★SPOT

銀テープがパーン。今回は灼熱のマンピーの時のような演出は無く、ハゲヅラもかぶっていなかったので割とシンプルなマンピーを見れた気がしてなんか新鮮でしたね。過去にもハゲヅラをかぶっていないライブもたまにありましたが、実際に見てしまいますとレアなものを見たかのような、妙な嬉しさがありましたね。あと私はやっぱり水着のお姉さんが苦手なようだ。

そういえば今年でマンピーさん成人なんですね。(凄く今更ながら灼熱の時は18歳ですからそういった意味でも解禁だったんですね(?))おめでとうございます(?)。

ラストマンピーさんもすっかり定着しましたね。ここで一旦終了しアンコールへ続きます。

※なんと武道館ではまさかのハゲヅラが登場。付けているところもばっちり観てしまいました。灼熱のマンピーの時と同じく、上からティッシュが出るタイプのものでしたね。ノリノリだった隣の人が「あ…ヅラかぶってる」と素の反応をしているのがちょっと面白かったです。最後の弘さんドラムソロのところで、片山さんの前あたりでハゲヅラをとった桑田さんが徐々に弘さんに近づいてくるのが、なんか気になっていましたね…w。

最後の特攻が来るのをずっとビクビクしながら待っていたので疲れました(?)。

 

33.C調言葉に御用心

メンバーご登場前にアブダ・カ・タブラの1か3をバックにダンサーさんによるちょっと洋画風(?)な演出が。

そしてアンコール1曲目はこの曲でした。アンコール前の熱気もあってか、どこか爽やかさを感じましたね。いい曲だなーと今更ながらに改めて実感。

確か「砂の浜辺で~」からはカットだったような気が。

ふとホーン隊の方を見た時に山本拓夫さんだけは立ってステップを踏んでいました。確か楽器は持ってなかったと思いますが…

※どうやらここが会場によって曲が変わっていたようで。

 

33.匂艶THE NIGHT CLUB

そして武道館ではこの曲でした。人がびっしりと入っている武道館がNIGHT CLUB に変貌してしまうとまさに情熱以上の熱さが。C調言葉とは違ってマンピーからの熱をそのまま引き継いだような感じでしたね。この曲でリストバンドは光りませんでしたが、匂艶だから七色に光ったりするといいのにねとちょっと思ったり。まあ難しいのでしょうが。

 

34.ピースとハイライト

銀テープがパーン(2回目)。個人的にはC調言葉に御用心からの流れは良かったですね。今後使っていきたいです(何にだ)。

映像の方はかなりシンプルになっていましたね。でもこっちの方がいいかも。

2013年サザン復活の時のシングルでしたね。初めて聴いた時には、今までの活動再開のシングルよりいい意味で肩の力が抜けてるなと思いつつも、サザンが再活動したことへのいろいろな思いや、この曲はきっと試行錯誤したんだろうなあ…と余計に感じたものがあって、それがずっと残っていたのですがこの2年間、ライブで聴いたり、葡萄で聴いたりでそのいろいろと感じたものが薄まっていき、「ああ…良いな…」とようやく曲への方に思いが向いてきたのかなとようやく感じることができました。

 

35.みんなのうた

みんなのうたに入る前に「あの日から何度目の…」のあの曲が。個人的には大感謝祭と灼熱のマンピーで完結して欲しかったので、ちょっとうーんという思いが。しかしなんか登場する度にあの曲さん徐々に長くなっていますね。あと3~4年すれば完成しそうな勢いです。

歌詞はあまり間違えていなかったと記憶。これまた逆に珍しいものを見れた気がします…w。

今回のみんなのうたは聴けた時すごく嬉しかったんですよね…何故かは良く分からないのですが…。

途中の歌詞で仙台にまた来るねと。いつかは私の住んでいる街にも…とは意外と思わない私よ。

※アンコール位からでバテてきてしまっていて、この腕振りで力を使ってしまおうと思ったら、また左右の人の振りが逆という悲劇(?)が。途中のところは武道館またやろうねと、でも次も22年後というのはご勘弁を。

あと7回ジャンプしたのは、ここでしたっけ?(マンピーとどっちかの時だったのですが抜けてしまいました…)私今度はタイミングを失敗して6回ジャンプになってしまい、あと1回ジャンプ出来ませんでした…。

 

36.蛍

アルバムと同じくラストはこの曲でした。リストバンドの色は緑じゃなかったですね。前回演奏された灼熱のマンピーでは腕を振るのに必死で、ステージをあまりちゃんと見れていなかったので、あまり腕を振らずに聴いておりました。もしこの日に行かれた方がいましたら、飛んでいなかった1匹の蛍の主は私です。ごめんなさい。

※また腕を振らずに棒立ちで聴いてしまいました。ごめんなさい。でも隣の人も途中から腕を振らなくなったので、きっと許されますね(?)。Tarakoで始まり、蛍で終わった葡萄のツアー、まるで3文字と言うのが、裏テーマだったのでは…となんてまたまたくだらないことを考えてながらの会場を後にしておりました…

 

そしてライブの最後には恒例になりつつある「おおブレネリ」(調べました)を替え歌で回していき終了。誠さんの動きのキレがやたら良かった気が。そしてオチに便利な(?)金原さん。

劇団サザンオールスターズらしい(?)終わり方でしたね。

※蛍が終わると桑田さんはメンバーや各スタッフチームすべての人にありがとうと感謝の気持ちを伝えており、すごく暖かい空間でしたね…「おおブレネリ」は無しかなと思ったらもう1曲とやりますと言い、(大歓声がありましたが…w)しっかりやるとあたり流石でした(?)。

最後に2度「死ぬなよー」と桑田さんは仰っておりましたが、いつもライブが終わると、もうこれで死んでもいいや…といつも思ってしまっています…それくらい満足以上の何かが生まれてしまうのです…

 

 

さてライブが終わって改めて振り返ってみますと、葡萄収録曲以外は前年の「ひつじだよ!全員集合!」のセットリストと入れ替えても違和感が無かったかのような、どこか少しマニアックさを感じる曲が多かった気がしますね。「大感謝祭」や「灼熱のマンピー」がこちらから見ている、いかにもサザンというイメージのライブであった反動なのでしょうか…?。

 

今回は勝手にシンドバッド希望の轍、LOVE AFFAIR~秘密のデートなどライブ大定番曲が演奏されませんでしたから、余計にそう思ったのかも知れません。

今後名前を出した3曲を1曲もやらないライブを観ることがあるのかな…?なんてちょっと思ったり(特に勝手にシンドバッド希望の轍の両方を演奏しなかったライブと言えば「おっぱいなんてプー」と2004年の「暮れのサナカ」だけで10年に1度物ですからね…。

御開帳みたいなものか(?))。

 

そういう意味ではまたすごくレアなライブを観てしまったのだな…と。

個人的には希望の轍を演奏しないライブを1度観てみたかったので(ほとんどのライブでやっている分逆を観たくなってしまっていて…)、ある種の嬉しさがありました(へそ曲がりで本当すいません)。

 

しかし毎回のようにライブでは10年以上ぶりという曲が出てくるというのも、昔からのファンには懐かしく、最近ファンになった方には新鮮に感じる嬉しいサプライズですね。今後も長年演奏していないあれやこれを聴いてみたいものです…(ただキラーストリートからでも10年ぶりになってしまうのですね…時の流れとは恐ろしい)。

 

「葡萄」からは天国オン・ザ・ビーチのみが演奏されずでした。ただシングル曲以外の収録曲は全曲演奏されていましたね。これは多分「人気者で行こう」以来かと(ただ未演奏だったのはミス・ブランニュー・デイのB面だったなんば君の事務所だけなので、実質全部やっているようなものですが)。

天国オン・ザ・ビーチもひつじ以降にやっと消化できたような感じだったので、今回聴くことが出来なかったのは残念でしたね。アルバムの中ではなんとなく他の15曲の実を繋げている蔕というか茎の役割をしているある意味重要な曲なのかなーとなんとなく思っていたのですが、それをこの「おいしい葡萄の旅」に当てはめると蔕や茎の部分は食べれないので置いてきたのかもしれません(?)。もしくは天国での公演が無かったからかもしれません(お前は何を言っているんだシリーズ)。

 

 

※そして武道館…まるで歌舞伎町ライブビデオの夏をあきらめてと似たようなところから観ていましたが、こういうのも良かったですね。同じツアーに2回行くというのも初めてでしたが、演奏曲をすべて知った上で行くとこんな感じなのね…と新しい見方が出来ました。

そしてアルバム「葡萄」…

今回で消化できたかと言われると、どうでしょうか…でも消化不良だったかもという後悔は薄れ、今までは葡萄をどう食べていいのだろうか…?という思いだったのですが、ようやく少しは味が分かるような食べ方が出来るようになったのでは、とは感じることが出来るようになりました。本当に行って良かった…。

 

 

そんなこんなで今回もまた長々と、まとまりも語彙も無い感想を架空の広場に晒してしまいました。でもみんなが集まるところではないので問題ないですね(?)

うっかりここまで読んでしまった方ありがとうございました。そして貴重なお時間を使わせてしまい本当に申し訳ございません(なら何故書いて置き逃げした)。

(以下言い訳タイム)実は正直今回は書かないつもりだったのですが、前回は書いてみようかとしましたが、早く書こうとしてしまい後で、ここはこうすれば…、これを書いておけば…と後悔してしまったので、リベンジを兼ねて書いてしまいましたが、時間をかけても酷い文章と漂うネガティブさは変わらないですね。次回以降ライブに行くかは分かりませんが、今後は多分書かないのでどうかお許し下さい…。

 

最後にサザンオールスターズ、そしてサザンに関わる皆様、これを読んでしまった方本当にありがとうございました。また明日からそれなりに頑張っていこうと思います。

 

サザンオールスターズの皆さん!!

最後にブラボー!!

素敵なライブをありがとう

さよならを言う前に

 

…最後までごめんなさい。

 

 

以上が発掘した感想でした。まず1つこれ長いですね…。読む方のことを一切考えていないですね。当時の私に代わって(?)ここで謝罪いたします。

あと最後の方に今後は多分書かないと言っておいて、こんな駄文集ブログをやっているとは2015年8月の私は思っていなかったでしょうね…。

以上この2つが過去に書いていた感想でした。