適当文集

140文字でも書けそうな事を引き延ばして雑に書くところ

サザンオールスターズの90年代ライブで放送・製品版からカットされた曲を雑にまとめてみた

90年代以降サザンのライブは主にTBS・NHKWOWOWを中心に放送されるようになりました。その中で特に地上波のTBSは時間的・CM的理由から放送されない曲もありました。

今回把握できる限りそのカットされた曲を一覧にして見ました。

ライブとして放送されたものを集計していますので、音楽番組内で数曲もしくは一部分放送されたものに関してはこちらに入れておりません。

そういう番組内以外で放送の無かった「夢で逢いまSHOW」やダイジェスト版と一部の曲(「平和の琉歌」と「いとしのエリー」)がDVDに収録されている「ザ・ガールズ 万座ビーチ」も集計から外しております。

 

・いっちゃえ'89サザンde'90(1989-90年)

生放送版

「夏をあきらめて」「Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)」「女呼んでブギ」「夕方Hold On Me」「いとしのエリー

完全燃焼版

「BE BOP-A-LULA

両方を合わせると全曲視聴可能

 

・歌うサザンに福来たる(1990-91年)

生放送版

「フリフリ'65」「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」「匂艶THE NIGHT CLUB」「みんなのうた」「いなせなロコモーション」「Happy Birthday」「Bye Bye My Love(U are the one)」「Ya Ya(あの時代を忘れない)」

勝手にシンドバッド」の年明け後の演奏パート、「東京サリーちゃん」の頭にはCMが被っている。

完全燃焼版

「Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)」「悪魔の恋」「OH,GIRL(悲しい胸のスクリーン)」「チャコの海岸物語」「いなせなロコモーション」「Happy Birthday」「Bye Bye My Love(U are the one)」「Ya Ya(あの時代を忘れない)」

どちらでも放送無し

いなせなロコモーション」「Happy Birthday」「Bye Bye My Love(U are the one)」「Ya Ya(あの時代を忘れない)」

 

・THE音楽祭 -1991-(1991年)

ツアー序盤で演奏されていた「恋はお熱く」は放送されず

 

・闘魂!ブラディ・ファイト(1991-92年)

生放送版

「サザン&ビートルズ合体メドレー」「怪物君の空」「女呼んでブギ」「夕方Hold On Me」「Oh!クラウディア」

また「いとしのフィート」の頭、「悪魔の恋」後半から「東京サリーちゃん」の頭までCMが入る

完全燃焼版

「悪魔の恋」「死体置場でロマンスを」「マチルダBABY」「女呼んでブギ」

どちらでも放送なし

「女呼んでブギ」

※「悪魔の恋」はフルバージョンが放送されず

 

南天群星 北京で逢いましょう(1992年)

初日

「HAIR」まで演奏後、「BOON BOON BOON~OUR LOVE[MEDLEY]」のイントロが少し流れるも桑田さんが体調不良によりストップ。以降は

17.ギターソロ(大森隆志小倉博和

18.花咲く旅路

19.I SAW HER STANDING THERE(ここで桑田がステージに再登場)

20.いとしのエリー

「HAIR」「ギターソロ」「花咲く旅路」が放送されず

2日目

「せつない胸に風が吹いてた」「GUITAR MAN'S RAG(君に奏でるギター)」「YOU」、「HAIR」「BOON BOON BOON~OUR LOVE[MEDLEY]」「CHRISTMAS TIME FOREVER」「DING DONG(僕だけのアイドル)」「愛は花のように(Ole!)」

総集編

「HAIR」「BOON BOON BOON~OUR LOVE[MEDLEY]」「CHRISTMAS TIME FOREVER」「DING DONG(僕だけのアイドル)」「愛は花のように(Ole!)」

全てで放送なし

「HAIR」「BOON BOON BOON~OUR LOVE[MEDLEY]」「CHRISTMAS TIME FOREVER」「DING DONG(僕だけのアイドル)」「愛は花のように(Ole!)」

※両日演奏し放送されなかったのは「HAIR」のみ

 

・歌う日本シリーズ1992~1993(1992~93年)

製品版

「君だけに夢をもう一度」「YOU」「怪物君の空」「愛は花のように(Ole!)」

 製品版収録後(12月29日横浜アリーナ)、最終公演の武道館でのみ演奏された

いなせなロコモーション」(「愛は花のように(Ole!)」から変更)も放送・製品化させず

 

しじみのお味噌汁コンサート(1993-94年)

生放送のみ

「流れる雲を追いかけて」「鎌倉物語

「シャボン」がCM開けに途中から放送

 

・ホタル・カリフォルニア(1995年)

製品版

エロティカ・セブン EROTICA SEVEN」「LOVE KOREA」

 

・牛(1996-97年)

生放送版のみ

「汚れた台所(キッチン)」「Oh!クラウディア」

※「Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)」「奥歯を食いしばれ」「Moon Light Lover」「Soul Bomber(21世紀の精神爆破魔)」「欲しくて欲しくてたまらない」「悲しみはメリーゴーランド」はCM被りあり

 

・おっぱいなんてプー(1997-98年)

生放送版のみ

ラチエン通りのシスター」

「Hey! Ryudo!」がCMの間に少しだけ放送、「Happy Birthday」の途中で放送終了

「ふたりだけのパーティー」「ジャズマン(JAZZ MAN)」「我らパープー仲間」「おいしいね~傑作物語」「汚れた台所(キッチン)」はCM被りあり

 

・Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~(1999年)

ツアーの途中まで演奏された「ニッポンのヒール」は放送されず

 

・シークレットライブ’99 SAS 事件簿in歌舞伎町(1999年)

製品版

「A HARD DAY'S NIGHT」、ALL STARS' JUNGOの途中で演奏された毛ガニさんボーカルによる「アトムの子」はカット

「BLUE HEAVEN」から「My Foreplay Music」までは「ボディ・スペシャルⅡ」と「君が代」を除いて一部カットされている。

 

・晴れ着DEポン(1999-2000年)

生放送版

「当って砕けろ」「朝方ムーンライト」「愛する女性とのすれ違い」「あっという間の夢のTONIGHT」「死体置場でロマンスを」「Ya Ya(あの時代を忘れない)」「イエローマン~星の王子様~」「マンピーのG★SPOT」「Oh!クラウディア」

メドレーの「せつない胸に風が吹いてた」~「松田の子守唄」までは放送されず



こんな感じでしょうか。ちょっと見辛くなっていますのはどうかお許しを…

さっと書いてしまったので間違いが多々あるかもしれませんが、発見した際は遠慮なくコメント等お寄せください。

また「晴れ着DEポン」のCM被りについては把握していませんので、何か被りがありましたら申し訳ございません。

TLの会話を見て、雑に書き上げてしまった事をここに懺悔いたします(?)

 

匂艶 THE NIGHT CLUBの追っかけコーラスパートで弘さんがカメラに抜かれているのかを雑にまとめてみた

あまりにもピンポイントな個人的に好きなところ雑まとめシリーズでございます。

匂艶 THE NIGHT CLUB」のライブ最大の注目ポイントといえば(?)、終盤の「Night Clubで男も濡れる 波をまくらに漂うほどに」のところ、CD音源ですと桑田さんの声で輪唱のようにボーカルを二重にしていますが、ライブではドラムの松田弘さんのコーラスで再現されているところでございます。

しかしそんな弘さん大活躍パートにも関わらずカメラが抜いていないことも…(怒)(大袈裟)。

そこで実際ソロで抜かれているのかどうなのかをチェックしました。というだけの雑文でございます。

 

さてまずはライブで演奏+放送もしくは製品化されたテイクがどれだけあるのか一覧にしてみましょう。

 

・縁ギもんで行こう(1984-85年)

・歌うサザンに福来たる(1990-91年)

・THE音楽祭 -1991-(1991年)

しじみのお味噌汁コンサート(1993-94年)

・スーパーライブin 渚園『モロ出し祭り~過剰サービスに鰻(ウナギ)はネットリ父(チチ)ウットリ~』(1998年)

・ゴン太君のつどい(2000-01年)

・真夏の夜の生ライブ~海の日スペシャル~(2004年)

・暮れのサナカ(2004-05年)

・ひつじだよ!全員集合!(2014-15年)

・おいしい葡萄の旅(2015年)

 

ありがたいことに「縁ギもんで行こう」以降は、「サザンオールスターズ-真夏の夜の夢-1988大復活祭」と「キックオフライブ2018「ちょっとエッチなラララのおじさん」」の2つ以外は放送・製品化されておりますね(ラララのおじさんもライブビューイングはありましたが、その1度のみで再確認出来ないという事で今回は除外しました)。

ではこの中で弘さんがカメラに抜かれているのか確認してみました。

 

あり

・ゴン太君のつどい(2000-01年)

・暮れのサナカ(2004-05年)

・ひつじだよ!全員集合!(2014-15年)

・おいしい葡萄の旅(2015年)

 

無し

・縁ギもんで行こう(1984-85年)

・歌うサザンに福来たる(1990-91年)

・THE音楽祭 -1991-(1991年)

しじみのお味噌汁コンサート(1993-94年)

・スーパーライブin 渚園『モロ出し祭り~過剰サービスに鰻(ウナギ)はネットリ父(チチ)ウットリ~』(1998年)

・真夏の夜の生ライブ~海の日スペシャル~(2004年)

 

大まかに分かるとゴン太君のつどい以降は、殆どカメラに抜かれていますね。スイッチャーの方、もしくは編集の方も弘さんの魅力にようやく気が付いたようで何よりです(?)。

まあそもそもがマイクの拾い方なのか、元々CDのように追い掛けを再現しようとしていなかったのか分かりませんが、渚園までは殆ど弘さんコーラスが聞こえないもしくはやっていないようなのですね…。その後はっきりと聞こえるようになったゴン太君以降は映るようになった、という感じですね。

…その中で「真夏の夜の生ライブ~海の日スペシャル~」くん…君は後で職員室に来なさい(?)。

 

では最後にどのように映っているのかというところを軽く書くという気持ち悪いまとめで締めにしましょうか(迷惑)。

 

・ゴン太君のつどい

「男も濡れる~」のあたりで1度映ります。1度だけです。以上です。

 

・暮れのサナカ

桑田さんのソロシーンと交互に2度ほど映ります。関口さんや片山さんもカメラで抜かれるので、この短いコーラス部分の中でおそらく最多人数映像出演なのではないのでしょうか(?)。

 

・ひつじだよ!全員集合!

ちゃんと(ちゃんと(?))映ります。桑田さんが抜かれるときにも同じカメラに収まるという新たな角度からの弘さんが楽しめます(?)。

ちなみに私は総集編しか持っていないので、生放送版とはカットが違うかもしれませんので、もし弘さんシーンが無いと言うことがあれば、どうか私に教えないでください(?)。

 

・おいしい葡萄の旅

こちらもWOWOW版を見ていない為、検証は製品版のみです。

ドーム版・武道館版ともにほぼほぼ弘さんソロショットがこの部分の大半を占めているという、全弘さんファンに向けたい映像となっております。「縁ギもんで行こう」から苦節30年(?)でついにほぼ理想的編集となったのでした(?)。

 

おまけ

・クローズアップサザン完全版

2018年にNHKで放送されましたテレビ用ライブですが、こちらも完全版の方でこの曲を拝むことが出来たためおまけとして載せさせていただきます。

映りとしては「ひつじだよ!全員集合!」くらいの割合でしょうか(?)。しかしこのテイクで特出すべきは(?)、途中桑田さんが弘さんに指を指すのですが、これによってセンターのカメラから弘さんのアップが映るのですね。それまではカメラの位置の関係からソロで抜かれても横顔というのが多かっただけに、正面からと言う貴重なワンシーンとなっています。やはり受信料は払わねばですね(?)。

 

・キックオフライブ2018「ちょっとエッチなラララのおじさん」

除外とはしましたが、一応触れて置きます。

ライブビューイングを見に行ってはいましたが、どうだったでしょうか…。当時の感想文を読んでも特に触れていないところを見ますに、全く映らなかったということはないかと思います。おそらくソロショットが映っていなければ、発狂した文章が残っているはずなので(?)。

 

いやー今まで書いてきた雑文の中で一番酷い物に仕上がってしまいましたねー。でも一番楽しかった(?)。次回はもう少し気持ち悪さを抑えられるよう、気を付けたいと思います(?)。

 

ロックンロール・スーパーマンと栄光の男についてふと思ったことを

近年のサザンオールスターズのライブでほぼ演奏されています「ロックンロール・スーパーマン~Rock’n Roll Superman~」と「栄光の男」の2曲。

所謂ライブ定番曲となりましたこの2曲ですが、定番曲の宿命と言うべきか、そのご登場回数ゆえに一部でやり過ぎでは…という声が上がる曲の代表になりつつもあるといいますか…。

そんな2曲の立ち位置について考えて見たいと思います。

 

まず、何故ほぼ毎回ライブで演奏されるのか、ということですが、これはもう単純に好きだから、という一言に集約されてしまうのでしょう。

桑田さんの言う好きな曲、には2つのパターンがあると思います。1つは所謂音源として完成されたものを指す時、もう1つライブで歌い演奏するという好きの2つに分かれると考えられますが、この2曲は後者になると思います(前者に該当する曲は好きと公言していますが、あまりライブでは演奏されない「あなただけを~Summer Heartbreak~」のイメージです)。

最初に最初に「ロックンロール・スーパーマン~Rock’n Roll Superman~」について考えて見たいと思います。まず第一にライブでの使い勝手が良いことが挙げられますね。3曲目・中盤・煽りの頭・アンコールというポジションで演奏されていることからもオールラウンダーな曲として重宝されていることが伝わってきますね。似たようなポジションの曲に「希望の轍」がありますが、ライブのラスト曲やまさかの(?)紅白出演を果たすなど、ライブでの便利屋からここ1番の重要なピースへと出世の道をまっしぐらですので、その後任ポジションに落ち着いた、というところでしょうか。

また桑田さん以外のメンバーも好きな曲というのも大きいかと思います。何処だったかは失念していますが(見つけたら追記します…)弘さんも好きと言っており、原さんも「ROCK IN JAPAN FESTIVAL.2018」のリハーサル時にこの曲が候補に挙がった際「絶対盛り上がるよー」と発言しており、好きかどうかは分かりませんがポジティブなイメージを持っていることは確かですね。

ここからメンバー自身が会場の雰囲気とともに士気も上がる曲、として捉えていることがライブの選曲に入れる傾向が高くなることに繋がっているのでは…と予想出来ます。

また特に2013年の活動再開以降はアンコールで演奏されることが多いのは、ライブが終わる前にサザンがバンドとして今この時代に奏でる象徴的な曲として、どこかサウンドに流れる多幸感とともに再確認しているのかもしれませんね…。

 

次に「栄光の男」について考えて見ます。基本的にはロックンロール・スーパーマンと立ち位置としては似ていますね。

ロックンロール・スーパーマンとの違いをあえて挙げるとすれば、何と申しましょうか…栄光の男はメンバー5人の曲、という側面が強いように思えますね。サウンド的にもロックンロール・スーパーマンと比べシンプルさがありますし、参加メンバーがサザン+誠さん&片山さんというのも、気心の知れたどこか学生バンドとしての雰囲気を残しつつも、年齢を重ねたからこその歌詞・音が、その時代時代の中で生きるサザンというある種2つの相反するものを絶妙なバランスで持ち続けているバンドを表わしている曲なのでは…と思ってしまったりするのです。そして5年という活動休止期間を経て、35周年というリスタートのタイミングで生まれた曲というのも1つ大きい気がしますね。

 

余談ですが、ロックンロール・スーパーマンでは「負けそうになったら おまじないはいつも「I'm a Rock'n Roll Superman.」」、栄光の男では「生まれ変わってみても栄光の男にゃなれない鬼が行き交う世間渡り切るのが精一杯」と歌っていますのが、何と申しましょうか…これから50代と60代に入る直前のタイミングで作られた歌のフレーズでどこか対称的であるというのが、興味深いと思うのです。

この50代60代直前の曲というのも大きい気がしますね。何と申しましょうか…結果的にロックンロール・スーパーマンは50代の、栄光の男は60代に入る・入った自分たちへの応援歌的な側面もあったのでは…と感じてしまいますね。ロックンロール・スーパーマンはおまじないは~というように自身を奮い立たせる曲で、栄光の男は何者にはなれない、良い意味で枯れた、自分たちの今を受け入れつつ進んでいく曲、と最近ふと思ってしまったりするのです…。

 

最後にこの2曲のライブでのご登場回数について、私自身はどう思うのかと聞かれてしまいそうですので、そのあたりについても少々…。

実につまらない回答となりますが、私は毎回演奏されても構わない派、になってしまいますでしょうか。

あくまで私の考えではありますが、ライブの選曲というのは基本的にその時歌いたい曲で構成されていると思うのですよね。その中にはファンの求める曲やライブ終盤の所謂「お約束」曲だったり演出・曲前後の繋がりで決まっていくもの、そしておいしい葡萄の旅での桑田さんのMCでの言葉を借りれば「SNSでいらないと言われてしまうコーナー」などあるかと思いますが、この2曲は自分たちがやりたい、自分たちのためのわがまま曲コーナーということで良いのかなー、と個人的には捉えているのですね…。

同じ曲でも、日付や会場、曲順や心境で曲の見え方が変わる時があるということをライブに行くようになってから実感するようになり、その感覚がほぼ毎回演奏されるこの曲たちで味わい易い、という個人的に思いがあるからかもしれませんが…。

かつての「Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)」や「夕方Hold On Me」のようにほぼ毎回ライブで演奏されていた時期のある曲もありましたし、そういうブーム的なものがあるのかもしれませんね。

 

と都合の良い解釈でまたまた雑文を書いてしまいました。ちなみにですが、だからこの2曲を毎回演奏して欲しい、という訳ではありませんよ。私の性格に起因してしまうのかどうしても肯定的に書いてしまいまして…。ということなので(?)うん?というところも多々あるかと思いますがどうかお許し頂ければと思います。

 

サザンオールスターズのライブでセットで歌われることの多い曲を雑にまとめてみた

ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」と「マチルダBABY」のようにライブではお馴染みと言えますコンビで演奏される曲がありますが、他にもいくつかこれはそういうコンビに該当するのでは…という組み合わせをセットリストの中から、いい加減ピースとハイライトさんに怒られてしまうような(?)という都合の良い解釈とともにいくつかピックアップしてみた次第でございます。

 

ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)&マチルダBABY

(大衆音楽・縁ギもん・音楽祭・闘魂・万座・渚園・晴れ着・茅ヶ崎・サナカ・みんな・マンピー・ふざけるな)12回

最初に曲名を出しましたコンビですがやはり圧倒的コンビ登場回数でしたね。

ちなみに

ミスブラ→マチルダ(音楽祭・闘魂・万座・茅ヶ崎・サナカ・みんな)

チルダ→ミスブラ(大衆音楽・縁ギもん・渚園・晴れ着・マンピー・ふざけるな)

と演奏順が入れ替わるパターンが現段階で同じ6回ずつなのですねえ。

私個人の印象ですが、炎や特効、ダンサー登場とマチルダBABYが「動」、モニターに映像が出るくらいのミス・ブランニュー・デイが「静」というライブの演出もコンビ感がより漂ってきますね(?)。

何と申しましょうか…。この2曲はコンビとしてあまりにも完成されている感が強すぎてこれ以上書くところがないといいますか、意味の無い流行ってすらいない言葉の羅列になってしまいますね(?)。

ちなみにこの2曲の好きな演奏順についてTwitterのアンケート機能を使いましたところ、

ミスブラ→マチルダが40票

チルダ→ミスブラが33票

という結果でした。投票頂きました皆様改めましてありがとうございました。

 

悪魔の恋&東京サリーちゃん

(音楽祭・闘魂)

コンビで演奏されるイメージが強い曲ではありますが、実際にコンビ披露されたのはこの2回だけだったのですね。1990年の年越しライブ「歌うサザンに福来たる」では共に演奏されてはいますが、まだピンとしての活躍(?)でした。

コンビとしては悪魔の恋はアルバム「Southern All Stars」に収録されているのにも関わらず歌詞に稲村ジェーンと入っている一方で、アルバム「稲村ジェーン」に収録されながらも映画では使われなかった東京サリーちゃん、というデコボココンビ…といいますか、お互いにないところを補っている見事なコンビと言えましょうか。歌詞も語感重視の似たもの同士なところも大きいでしょうか。

ちなみに2000年の年越しライブ「ゴン太君のつどい」ではリハーサルの段階では候補に上がっていましたが、採用されずでしたね。

あくまで推測ですが、悪魔の恋のギターは大森さんだからこそのプレー、という感じが個人的にはありまして、もしかするとリハーサル時にこのライブでサポートに入った誠さんのギターとどこかニュアンスの違いを桑田さんが感じたのでは…と勝手に思っておりまして…。この前が原さんと弘さんの歌唱があったので、次に関口さんにスポットを当てるという意味でベースプレーが光る(個人的印象)「よどみ萎え、枯れて舞え」から始まるセットリストになったのでは…という妄想です(?)。

 

希望の轍真夏の果実

(歌うサザン・音楽祭・日本シリーズ・万座・ゴン太君・RIJF2005)

稲村ジェーンコンビは特に発売当初はライブでもコンビを組んでおりました。

桑田佳祐小林武史コンビの凄さを嫌と言うほどまざまざと見せつけるメドレー、とも命名したいところですね(?)(大袈裟)。

万座ビーチでは+愛は花のように(Ole!)も加わった稲村トリオを結成するという禁忌まで犯しております(?)。そりゃ台風で順延してしまいますよね(?)。

そんなコンビも希望の轍の1曲目から年越し曲、煽りコーナーからアンコールまで何処でもどうぞ、というマルチな活躍により、同じライブでの共演は多々ありますが、コンビとしての登場は珍しくなっていくという、何と申しましょうか…ピンでともに活躍する芸人コンビのような道(?)を歩んで行くようになりました。

そのような中で、ゴン太君では20世紀最後の曲と21世紀最初の曲という大役(正確には轍で跨いでいますが、そこは大目に見て下さい(?))を任されたり、22年ぶりのフェス出演となったROCK IN JAPAN 2005でご登場と、ここ一番でコンビ復活している感じですね。

 

Moon Light Lover&赤い炎の女

渚園・ふざけるな・夢人島)

近年のセットリストの中でコンビ化した2曲と言えるのかも知れませんね。

1997年の年越しライブ「おっぱいなんてプー」で久しぶりに披露された赤い炎の女ですが、これ以降に演奏されたライブでは必ずMoon Light Loverの次に演奏されるという並びになっていますね。

こうして見ますとMoon Light Loverで歌われている情事は実は女性同士なのでは…という疑念が浮かんできますね(?)これが女神達への情歌だったのですか(?)。

曲調的に繋げやすい、という面も当然あるのかと思いますが、ふざけるなツアーを見ますと、月の黄色いライトベースから赤いライトに変わる、という視覚的な変化という演出もある程度含まれているのかもしれませんね。

余談になりますが、Moon Light Loverさん、万座・牛と最初はSoul Bomber(21世紀の精神爆破魔)さんと連続でコンビを組んでおられましたね。何と申しましょうか…相方運が良いのか悪いのか分からない2曲と結びついていますね…w

 

いなせなロコモーションみんなのうた

(大復活祭・歌うサザン・ホタル・茅ヶ崎

何となくコンビの印象があり、4回と回数は多くありませんが今回こちらに載せております。

コンビでの登場が終盤煽りコーナーのラスト2曲(大復活祭はいなせ→みんな、歌うサザンはみんな→いなせと逆になりますが)と、序盤の2曲での披露とコーナーがはっきり分かれているのは面白いですね。

しかし終盤登場では大復活祭は放送無し、歌うサザンでは生放送では中継されず、完全燃焼版ではいなせなロコモーションがカット、と何故か放送されないY系の彼方へという状態になっていますね(?)。

 

ボディ・スペシャルⅡ(BODY SPECIAL)&マンピーのG★SPOT

(万座・渚園茅ヶ崎・ゴン太君・流石・海の日・大感謝祭・葡萄・夢人島)

勝手にシンドバッドを加えたトリオ、という印象がありますが、トリオで連続というのは(渚園・ゴン太君・流石・海の日)の4回で、一時期に集中していた組み合わせだったのですね。

マンピーが茅ヶ崎で初ラストを務め、大感謝祭以降はほぼラスト曲に固定されるようになったことと、シンドバッドがアンコールで使うことが多くなったことが大きいですね。それとボディスペマンピーコンビは序盤やアンコールで使われたこともありますが、基本的に終盤の煽りコーナー以外には動かしにくいところもありそうですね。

ちなみにボディスペ&シンドバッドのコンビ演奏は(縁ギもん・SHOW・歌舞伎町・晴れ着・ゴン太君・ひつじ)の6回、マンピー&シンドバッドのコンビは(ホタル・渚園・流石・海の日)の4回となっております。

 

ここからはソロライブからも2つピックアップしてみたいと思います

 

悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)&波乗りジョニー

(X'mas・呼び捨て・元気・ビルボード・がらくた)

コンビ登場回数は5回でしかも全て煽りコーナーでの演奏と桑田さんのソロライブにおいて欠かせないコンビとなっておりますね。

ある意味で最もサザン的といいますか桑田さんのポップス歌手のイメージに近い2曲ですから必然的に登場回数が多くなる感じなのでしょうか。Keisuke KuwataROCK AND ROLL HEROまでのアルバムは特にコンセプトがはっきりとしているので、こういうサザン的顔が出来る曲というのは重要なのかもしれませんね。

ちなみに2001年の「X’mas LIVE in 札幌」だけはジョニー→悲しい気持ちという順番になっているのは、今にして思うとレアですね。

 

真夜中のダンディーROCK AND ROLL HERO

(けいすけさん・呼び捨て・悪戯な年の瀬)

こちらも全て終盤煽りコーナーにて演奏されているコンビですね。

このコンビは逆に桑田さんのロック歌手としてのイメージに近い2曲となりますでしょうか。この2曲はソロとしての顔としての象徴的なところもあると思うのですよね。

なんと申しましょうか…このコンビは悲しい気持ちジョニーコンビと対極にあるところがあるように感じまして、サウンド的にはもちろんですが、ライブではハンドマイクとギター持ち歌唱(時々ハンドマイクでの披露がありますが)という違いがありますし、何よりもポップコンビは若々しい良い意味での年齢不詳感があるのに対して、こちらのロックコンビは桑田さんの歌い方や心境と言いますか、そういう「今」や年齢が良い意味で生々しく映し出されるような感じがするというのが非常に面白いと思うのですよね。

このコンビが同時に演奏された呼び捨てライブは今思いますと凄いといいますか、絶妙なバランスを保っているのだなと改めて感じた次第でございますね…。

 

さていくつか挙げて雑にまとめさせて頂きました。他にもこういう組み合わせがあるかと思いますが、今回はこのあたりで…。

こうしてみますとやはり曲調的なところが大きい感じでしょうか。ただそれが同じような曲ばかりではなく対になっているコンビが多い、というのがサザン・桑田さんの幅広さといいますか、そういう再発見が出来た気がしますね。

気が向いたらまたこういう組み合わせを探してみようかなと思います。

 

1979年夏、ふたつのいとしのエリー

サザンカバーまとめの番外編のようなものでございます。

1978年に「勝手にシンドバッド」でデビューし、一躍注目を集めたサザンオールスターズでしたが、世間からは当初コミックバンドという見られ方をしていた…。しかし翌年の1979年にリリースされた「いとしのエリー」で世間の眼は180度変わった…というのが初期サザン史の有名な話ですね。

そんないとしのエリーに火が付きチャートの上位常連となっていたこの年の夏、早くも自身のライブでこの曲をカバーしていた歌手が、2人いらしていた事をご存知でしょうか…?

その2人とは、小柳ルミ子さんと西城秀樹さんです。小柳さんは8月11日にNHKホールで、西城さんは8月24日の後楽園球場のコンサートという、もちろん偶然なのでしょうが、2人共に8月の非常に近い時期に披露していたのです。そしてこの時の歌唱は小柳さん版は「やさしさということ…」、西城さん版は「BIG GAME '79 HIDEKI」というレコードに収録され後に発売されているのです(「BIG GAME '79 HIDEKI」は後に限定盤として1999年にCD化されていますがこのCD版の入手は困難でオークションでも高値で取引されております)。

このお2人のいとしのエリー、当たり前なのですが上手いのですよねえ…。小柳さん版は後に多くの歌手によってカバーされることになりますこの曲の女性版のお手本といいますか、とてもスタンダードな歌唱という感じでしょうか。西城さん版は最後のエリーの部分など、どうしてもそういう印象が強いからなのかエリーでローラと傷だらけのローラが頭に浮かんでしまうところがありますが、ボーカルの強さといいますか、ヒデキの熱さと悪天候による大雨の音が相まって、まさに「熱唱」という言葉がぴったりなテイクと言った感じですかねえ。

恐らくこの1979年の段階ではお2人とも桑田さんよりも歌いこなせているのではないのでしょうか。桑田さん自身で作詞作曲していますが、サザンのいとしのエリーはテレビやライブで何度も歌い、演奏することで徐々に完成されていった…という気がしますね。

そしてこのお2人と桑田されるは年齢が近い(桑田さん1956年、小柳さん1952年、西城さん1955年生まれ)ところにも注目したいですね。同世代ではありますが、サザンのデビュー前から既に第一線で活躍している歌手の方にカバーされたというのは、話題性や当時のヒット作、という側面があったと思いますが、後の中村雅俊さんへの「恋人も濡れる街角」の提供や、高田みづえさんに「私はピアノ」を、研ナオコさんに「夏をあきらめて」とカバーされた曲がヒットしたということで、サザンのボーカルとしての桑田佳祐としてだけではなく、音楽作家としての桑田佳祐というところが、より評価されるようになっていったと思いますが、その才能を同世代だからこそいち早く感じたゆえのカバー、という一面がもしかするとあったのではないのでしょうか(ちなみに小柳さんはエリー歌唱前のMCで「私の大好きなシンガーソングライター」と桑田さんの名前を挙げています)。

このカバーは、1979年のサザンの世間や業界での評価が変化してゆく過程や空気感が含まれているのと同時に、同世代の歌手達から良い意味でライバル視されるようになった事を今に伝える貴重なテイクなのかもしれませんね。

 

桑田佳祐のお家でRADIO演奏曲から幻の東北ライブのセットリストを雑に予想してみた

久しぶりの妄想垂れ流し雑文でございます。

3月20~22日の3日間、民放ラジオ101局の特別番組として「WE LOVE RADIO, WE LOVE MUSIC 桑田佳祐のお家でRADIO ~こんな時こそラジオでSMILE!~supported by SUUMO」が各局で放送されましたね。

サザン・ソロ・洋楽・邦楽が入り混じった、とても桑田さんでラジオらしい選曲でしたね。

一度セットリストをまとめてみましょう。

 

1.それ行けベイビー‼︎

2.恋のバカンスザ・ピーナッツ

3.鏡

4.大河の一滴

5.THE COMMON BLUES~月並みなブルース~

6.悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)

※6と7の間でSMILE~晴れ渡る空のように~の音源が流れる

7.いとしのエリー

8.Nowhere Man(The Beatles

※55分放送版ではカット

9.明日へのマーチ

 

そんなラジオを聴いていてふと思ったのです。「今回演奏された曲は開催予定だった東北ライブで演奏する予定だったのはないのか」と…。

ここからが大いなる遊びと妄想の時間です(?)。スタジオライブで演奏された9曲をベースにセットリストを予想してみました。あくまで予想ですのでどうかつっこみは優しめでお願い致します。

当初ライブの模様をこのラジオの枠で放送予定だった、ということで曲数は同時生放送で行われた2008年の石垣島ライブと同じくらいとこれまた勝手に予想しまして全20曲で考えて見ました。

 

1.それ行けベイビー‼︎

2.本当は怖い愛とロマンス

3.DEAR MY FRIEND

4.鏡

5.月

6.簪 / かんざし

7.THE COMMON BLUES~月並みなブルース~

8.Nowhere Man(The Beatles

9.恋のバカンスザ・ピーナッツ

10.恋人も濡れる街角中村雅俊

11.風の詩を聴かせて

12.明日へのマーチ

13.SMILE~晴れ渡る空のように~

14.大河の一滴

15.銀河の星屑

16.悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)

17.Let's try again~kuwata keisuke ver.~

アンコール

18.希望の轍

19.いとしのエリー

20.明日晴れるかな

 

さて、解説という名の言い訳タイムでございます。

1曲目はラジオからそのままですね。2011年の「年忘れ!! みんなで元気になろうぜ!!の会」で既に1曲目経験がありますしここは移動せずで行きましょう。この次が悩みましたねえ…多分最初のMCで、こういう企画私なんかで良いのでしょうか…?的自虐トークを入れてきそうではあるので、その返しもしくは前座扱いとして(?)「こんな僕で良かったら」も考えましたが、しれっと2010年の紅白再現をここで…という流れを。そして3曲目は3月だから、という安直な理由です。あと本当は~からの流れでも個人的に違和感がなさそうというところでのチョイスです。

4曲目からはいつも通りであれば、多分最初のMC明けになるのでこのポジションでしか歌われない鏡さんを、鏡の次はデータ的に孤独の太陽からの曲が続くので、その中でこういうライブで一番歌われそうな「月」を持ってきてみました。「簪 / かんざし」は去年夏の生歌ライブでも歌っていますし、多分桑田さんの近年お気に入り曲なのではという予想から…。そして「THE COMMON BLUES~月並みなブルース~」でメンバーソロ回しをして次のMCで改めてメンバー紹介という流れかなと。

カバーコーナーはある意味で全く予想出来ないので今回のラジオ+夜遊び1000回+女川ライブの印象で…。もしかすると他のビートルズ曲や青葉城恋唄だったり東北にゆかりのある別な曲を持ってきそうではありますが…。

そういえば「Nowhere Man」と「恋のバカンス」は夜遊び1000回でも演奏されていましたね。

もしくはゲストに原さんを呼び込んで2人で数曲披露も考えられますねえ…。…妄想は止まりません(?)。

ここでバラードコーナーといいますか聴かせる曲を…ということで。サウンド的に風の詩~マーチで繋げる頃かなと。

そしてMCで新曲です、と「SMILE~晴れ渡る空のように~」をここで初披露し、次から煽りコーナーへ…と流れになるような感じですね。ラジオライブでのメンバーを見ますに金原さんも参加されていた可能性が高いので、「銀河の星屑」は入れてくるかなと。そして最後は久々の「Let's try again~kuwata keisuke ver.~」で本編を締めるといったところでしょうか。

そしてアンコール。ここでサザンの曲を演奏しそうかなと。ラジオでも演奏したエリーとこういうライブでは外せない「希望の轍」を再登場の原さんを交えながら演奏しそうですね。…こうして見ますと大分私の予想は石垣島ライブの印象に引っ張られているなーと。

最後は「明日晴れるかな」で。今回は「祭りのあと」ではないかと。

 

駆け足で雑に理由を言い訳させて頂きました(?)。改めて見返すと少し暗いといいますか、実際はもう少しポップに選曲していただろうなと反省ですね(?)。

どうかテレワークならぬクワワーク(?)での遊びの1つとして捉えて頂ければ…。

個人的な件ですと、こういう予想をする時に自分の好きな曲よりも、前後のつながりを重視したりやりそうな理由が強そうな曲を選んでしまうのだなと…。

 

次にどんな企画でお逢いできるか分かりませんが、またこのラジオのような楽しめる企画を時々嫌われるタイプの妄想をしつつ(?)気長にお待ちしております…。

 

開幕延期で野球本を読みたいと思った方へ勝手に10冊ピックアップしてみた

タイトルの通りでございます。野球を欲している方で野球関係の本を読みたいと思った方へお薦め…といいますか押し付けたい本リストでございます(?)。

とりあえず手軽なところで文庫本と新書本を5冊ずつおそらく絶版になっていない物を10冊ピックアップさせて頂きました。

ただ私の趣味(古い野球関係)にかなり寄りますのでその辺りはご注意を…。

 

文庫本

「最弱球団 高橋ユニオンズ青春記」長谷川晶一

1954~56年に3年だけパ・リーグに存在した高橋ユニオンズについて書かれた1冊。

もしかするとチーム名だけは知っている方はそこそこいるのかもしれません。チームの誕生経緯・企業ではなく個人経営という点からして仕方ないのですが、タイトルにあるように弱いチームでした。しかしどこか惹かれてしまうのですよねえ…。球団は唐突に悲劇的最後を向かえてしまいますが、選手達は愛着を持ち続け、メンバーの高齢化・減少に伴い開催終了となりましたが、2017年まで毎年OB会が開かれておりました。

 

根本陸夫プロ野球のすべてを知っていた男」高橋安幸

西武・ダイエーなどで監督、実質GMを務めた根本陸夫を追った作品。

根本の関わりのあった人物へのインタビューがまとめられており、王貞治関根潤三工藤公康…などと証言者の顔ぶれだけでも根本陸夫という人物の凄さが分かるといいますか…。

何といいますかこういう人物だったからこそ強いチームを作り上げることが出来た…というところが垣間見える本ですね。

 

「戦火に散った巨人軍最強の捕手」澤宮優

この本の主人公はジャイアンツの捕手として活躍もビルマで戦死した吉原正喜の生涯を追ったノンフィクションですね。

熊本工業で川上哲治とバッテリーを組み、その川上とともに巨人に入団、沢村栄治スタルヒンともバッテリーを組んだ正捕手でありました。

吉原の生涯とともに当時の職業野球の空気も感じられる1冊ですね。また作者の澤宮優氏の書いた野球本にはスカウトや三塁コーチ、打撃投手にスポットを当てたものがありますので、興味がある本を1冊読んで見るのも良いと思います。

 

「勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧幻の三連覇」中村計

駒大苫小牧高校野球部の監督を務めていた香田誉士史氏を描いた1冊。

中村計氏は高校野球を長く取材していることもあり、より内容が丹念に書かれているといいますか。所謂苦悩と栄光を書いた作品ですが、栄光ではなく苦悩が先にくる印象ですね…。北海道を去るところは何とも言えないものがありましたね。

余談ですが文庫本ですと500ページ以上ありますので、少し読むのが大変かも知れません…。

 

「負けに不思議に負けなし 上下 完全版」野村克也

所謂ノムさん本です。

最近復刊(実質新刊版でしょうか…?)された本で、野村ノート以降の同じエピソードが書かれることの多くなった作品とは違い、83~84年に雑誌で連載された当時の評論をまとめたものとなっており、解説者・野村克也の視点本というのは今となっては貴重かもしれません。下巻では西本幸雄森祇晶との対談が収められているのも必見ですね。

 

新書本

「二軍監督奮闘記」小笠原道大

今年から北海道日本ハムファイターズのヘッドコーチを務める小笠原コーチの中日2軍監督時代に書かれた1冊。

発売は2019年シーズン終了後ですが、夏頃に書かれた本なのでファイターズの言及はなく、ドラゴンズの選手達について書かれていますね。ドラゴンズファンはここで名前の出た選手に、ファイターズファンは指導法に注目できる本ではないでしょうか。

最後にこの本はインタビューをまとめて頂いた本ですというように一言付け加えているのが小笠原道大らしいといいましょうか。

 

「長嶋巨人 ベンチの中の人間学元木大介 二宮清純

元木大介二宮清純両氏の対談をまとめた1冊。

長嶋監督時代、毎年多くの大物選手が入団してくる中でどのように元木が1軍で生き残っていたのかが大まかでテーマとなっています。この対談中にジャイアンツのコーチ就任が決まった事で元木コーチとしての発言もあり、今年ヘッドコーチに昇格したこともあるので共通点やここは経験して変わったところかな、という視線で読むのも面白いかも知れません。

 

国鉄スワローズ1950-1964」堤哲 

スワローズのスタートである国鉄スワローズの歴史をまとめた1冊。

球団誕生の経緯やエピソード、試合スコアも載っている国鉄スワローズ史を知るきっかけには良い1冊ではないかと。

こういう本を読めば読むほど改めて国鉄スワローズ金田正一のチームであり歴史であるということを感じますね…。

 

阪神タイガース 1965-1978」中川右介 

阪神タイガースの1965~78年の歴史をまとめた1冊。

筆者の中川右介氏が冒頭に書いているように、あくまで資料を元にした事実だけを載せた1冊なので(とはいえ主人公として村山実江夏豊田淵幸一の3人を中心に置いている)、この時代の数ある本・エピソードを知る前の最初のタイガース史入門本として良いのではないでしょうか。

また新書本には珍しく(?)400ページ近くあるので読み応えもあります。

 

江夏の21球」・「衣笠祥雄 最後のシーズン」山際淳司 

ノンフィクションライターの山際淳司氏の作品から野球作品だけをまとめた傑作選ですね。2冊取り上げていますが2冊とも傑作選なので両方載せさせていただきました。

江夏の21球があまりにも有名ですが、その他の作品も素晴らしいので自分の好きなエピソードが1つ見つかるのではないのでしょうか(私は「異邦人たちの天覧試合」が好きです)。

山際作品は殆どが絶版となっているので(近年電子書籍化されてはいますが)、紙媒体で山際作品に触れたい方には良いかと思います。

 

ということで10冊ピックアップしてみました。

見事に私の趣味が反映された内容になってしまいましたね…。

もしそんな声があれば単行本編も書くかもしれません…が期待はしないで頂けると…(誰もしていない)。