本日2020年7月19日は「HOTEL PACIFIC」の発売からちょうど20年になりますね。個人的にも好きな曲という事もありまして、今回久々に1曲にスポットを当てましたこの雑文ネタを放り投げたいと思います。
36曲中(アンコール4曲を含む)27曲目(前後曲:TSUNAMI/ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY))
このライブの為に作られた1曲ということもあってか初お披露目でありながらも、TSUNAMIの次、そして煽りの先頭打者という重要ポジションでのご登場となりましたね。
当時のWOWOWCMからのこの曲スタート。冒頭のヘリコプターがステージのサーチライト的な照明の使い方と相まって、いかに演出に力が入っていたかが分かります。
・ゴン太君のつどい(2000-01年)
29曲中(アンコール4曲を含む)20曲目(前後曲:この青い空、みどり~BLUE IN GREEN~/匂艶THE NIGHT CLUB)
茅ヶ崎ライブの映像が流れてからのスタート。そういえばこのライブも茅ヶ崎の時と同じく赤コーディネートでしたねえ。茅ヶ崎あたりのモーテル~のあたりで、一瞬カメラを間違える桑田さんが良いですね(?)。カメラの配置の関係なのかダンサーが他のライブと比べるとあまり映らない珍しいテイクのように感じます。
・建長寺ライブ(2003年)
曲中(アンコール曲を含む)1曲目(前後曲:/勝手にシンドバッド)
何とまさかの1曲目スタートです。後述するソロの古賀紅太ライブでも1曲目というのがありましたが、サザン&生演奏では初の1曲目となりました。
建長寺の建物の上から桑田さんが登場と言うことで自分が中央にいなくてもモーレツダンサーが出せる、という演出的なところでの1曲目だったのでしょうか。
終盤での演奏が多いこともあるのか、Tシャツやタンクトップではなく半袖とはいえ上に羽織っている桑田さんというのはこの曲では珍しいですね。
茅ヶ崎あたりのというところが、鎌倉あたりのモーテルにゃと変わっていましたね。
ふざけるなツアーでの1曲目東京VICTORYまでは唯一2000年以降発売で1曲目選曲となっておりました。
・SUMMER LIVE 2003「 流石(SASが)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」~カーニバル出るバニーか!?~(2003年)
34曲中(アンコール4曲を含む)32曲目(アンコール2曲目)(前後曲:希望の轍/いなせなロコモーション)
沖縄版ではイントロで映る片山さんがパラッパのところを口ずさみながらキーボードを弾いているシーンが好きです。ダンサーの中に男性が入るようになったのはこの時からなのでしょうか…。ラストでは茅ヶ崎ライブ以来のパンツ投げがありましたね。完全版での横浜公演ではなかったので、7年ぶりの沖縄公演ということとステージと客席が近いことが重なった沖縄限定のパフォーマンスだったのでしょうか。
完全版の横浜公演は弘さんに話しかけつつ、これにしよう、とスタートしましたね。広いステージでの披露はこのツアーが初だったこともあるのか、ダンサー総登場でステージの左右を埋め尽くすのは勝手にシンドバッドでのサンバダンサー登場とはまた違う光景でしたね。
・暮れのサナカ(2004-05年)
27曲中(アンコール3曲を含む)23曲目(前後曲:マチルダBABY/愛と欲望の日々)
マチルダBABYからの繋ぎで誠さんのギターソロが入った後のスタートでした。モーレツダンサーの中で、このライブでの桑田さん衣装の私服っぽさがミスマッチといいますか、一般人が紛れ込んでしまった感が割と好きです(?)。
直前のマチルダの爆発で天井が燃えてしまったことに気が付いたのか、会場のお客さんも振りをしつつも天井を見上げているところがちょいちょいと映っていますね。
「夜霧にむせぶ」と「嗚呼君の…」の間が少し長くなっていますね。
次の愛と欲望の日々も振り付きの踊れる曲でなおかつ新曲ですから、そこに繋ぐ役としてはベストな選曲だったように思います。
・ROCK IN JAPAN FES.2005(2005年)
14曲中(アンコール1曲を含む)11曲目(前後曲:希望の轍/勝手にシンドバッド)
ハワイアンな音楽からのフラダンサー登場と、まさかフェスという舞台でムクちゃんが歌うのか…?と期待させたかと思いきやのこの曲ですよ(?)。そういえば砂山の方のオールスターズでもHOTEL PACIFICをカバーしていましたね。
そのままフラダンサー衣装で踊るという初めてモーレツダンサー衣装ではないライブとなりましたね。
「茨城あたりのモーテル」と替え歌していましたね。ソロの2002年、再び出演した2018年ではなかったのでレアですね。建長寺ライブの「鎌倉あたり…」が何処かに残っていたのでしょうか…。
このライブも「夜霧にむせぶ」と「嗚呼君の…」の間が少し長くなっていましたね。結果的に前年の暮れのサナカとこの時だけあったアレンジとなりましたね。
・真夏の大感謝祭(2008年)
46曲中(アンコール4曲を含む)40曲目(前後曲:エロティカ・セブン/ボディ・スペシャルⅡ)
全体的に客席を多く映していたライブでしたが、その分客席で振りをしているファンの方が一番見やすいライブなのではないのでしょうか。この時の披露で茅ヶ崎→流石→大感謝際と完全に夏の野外ライブ定番曲となった感がありますね。
モーレツダンサーの衣装に鶴のマークが付けられてはいましたが、モーレツダンサーの衣装で登場は、現段階でこのライブが最後となっていますね。
・SUPER SUMMER LIVE 2013「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」(2013年)
32曲中(アンコール4曲を含む)30曲目(アンコール2曲目)(前後曲:ロックンロール・スーパーマン~Rock’n Roll Superman~/いとしのエリー)
頭にフライングゲットブルースという太陽に吠える!!の替え歌風ソングが披露されてからのスタートとなりました。タイトルから分かるようにフライングゲットブルースがAKB48ネタの詰め込まれた替え歌だったためか、と言いますか呼び水的役割だったのでしょう。AKB風的な衣装でダンサーの皆様ご登場でしたね。
完全版だとラストでダンサーの皆様が胸元を開けていますが、茅ヶ崎では開けていなかったのですね。完全版は宮城の映像だったので、最後だけのサービス演出だったのでしょうか。
茅ヶ崎公演はどこか帰ってきたHOTEL PACIFIC感がありますね(?)。
ところで桑田さんが帽子を被って歌っていましたがあの意味が未だによく分からないおじさんでした(?)。
・キックオフライブ2018「ちょっとエッチなラララのおじさん」(2018年)
25曲中(アンコール4曲を含む)20曲目(前後曲:匂艶THE NIGHT CLUB/みんなのうた)
曲が始まる前に斎藤誠さんのギターが披露されていましたが、桑田さんに早くと催促されるという、がらくたツアーでのスキップ・ビート前の片山さんと同じような扱いをしておりましたね。流石サザン準々メンバーと言えるお2人の扱い方ですね(?)。
ダンサーの方の格好は水着と随分ストレートで来ましたね。
(ここまで雑文、以前に書きましたライブ感想から引用致しました…)
今思い返しますと、NHKホールでのライブという収容人数的にファンクラブ限定ライブという感のある会場でも披露というのはなかなか珍しいですね。
・ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018(2018年)
17曲中(アンコール2曲を含む)14曲目(前後曲:ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)/マンピーのG★SPOT)
2002(ソロ)・2005に続いてこの年のROCK IN JAPAN FESTIVALでも演奏されました。この3回全てで披露された曲が希望の轍・マンピーのG★SPOT・HOTEL PACIFICの3曲なのですよね。この2曲と共に並んで披露しているところにこの曲の立ち位置といいますか、フェスというステージでサザンのイメージであるところの夏やお祭り的要素を分かりやすく表現しているところがあるということなのでしょうか。
衣装はラララのおじさんと同じく水着スタイル。ラストに「モーレツ」と締めるクワタさんも久々でしたね。
ソロライブ
・古賀紅太No Reason! ライブハウスツアー(2001年)
23曲中(アンコール3曲を含む)1曲目(前後曲:/白い色は恋人の色)
※VHS収録曲からの集計数
カラオケでの披露でした。2人ダンサーがいましたが、MCの声を聞く限り1人は中西マネージャーでしょうか。そして何故か途中でダンサーが1人増えていましたね。
ビデオの編集で「恋の花火が浮かんで消えた」から「森に眠る古城のように」に飛んでしまいます。
この古賀紅太やラジオ出演による全国行脚がありましたが、そういったところで使いやすい前年の曲となるとこの曲になる感じなのでしょうか。
・ROCK IN JAPAN FES.2002(2002年)
14曲中(アンコール2曲を含む)13曲目(アンコール1曲目)(前後曲:マンピーのG★SPOT(アンコール前ラスト曲)/祭りのあと)
アンコールで登場する際、一部サポートメンバーの方々はモーレツダンサーのヘルメットをかぶっていましたね。桑田さんの格好で次の曲が分かるというツッコミがあってからのスタートでしたが、ダンサーが1人も登場しないというライブでは唯一の事態となっております。サザンとソロとの差別化をこういったところで図っていたのでしょうか…。
最後におしりを出していましたが、もしかするとこれが最後のおしり披露(?)だったのでしょうか。
…と雑にまとめてみました。夏の野外ライブでは2006年の無人島Fesを除けばほぼ披露されていますね。何となくですが、この曲以降桑田さんがあまりステージを駆け回らなくなった分をダンサー登場でステージ全体をカバー出来るというのが、要素としてありそうですね。
また曲終わりに1度切れる、というのが次にさらに盛り上げるマンピーやシンドバッド、デジタルサウンドのミスブラマチルダコンビ、アンコールに限られますがバラードへというどの曲にでも繋げられるというのも使い勝手が良さそうな感じがありますね。
茅ヶ崎や烏帽子岩など所謂ご当地ソング的要素もライブで欠かせない1つになっているのかもしれませんね。
久しぶりにこのネタで書きましたがやはり楽しかったですね。1度に同じ曲のライブ映像をまとめて見ましてこれを書いたおじさんでございました(?)。