適当文集

140文字でも書けそうな事を引き延ばして雑に書くところ

サザンオールスターズのライブでセットで歌われることの多い曲を雑にまとめてみた

ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」と「マチルダBABY」のようにライブではお馴染みと言えますコンビで演奏される曲がありますが、他にもいくつかこれはそういうコンビに該当するのでは…という組み合わせをセットリストの中から、いい加減ピースとハイライトさんに怒られてしまうような(?)という都合の良い解釈とともにいくつかピックアップしてみた次第でございます。

 

ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)&マチルダBABY

(大衆音楽・縁ギもん・音楽祭・闘魂・万座・渚園・晴れ着・茅ヶ崎・サナカ・みんな・マンピー・ふざけるな)12回

最初に曲名を出しましたコンビですがやはり圧倒的コンビ登場回数でしたね。

ちなみに

ミスブラ→マチルダ(音楽祭・闘魂・万座・茅ヶ崎・サナカ・みんな)

チルダ→ミスブラ(大衆音楽・縁ギもん・渚園・晴れ着・マンピー・ふざけるな)

と演奏順が入れ替わるパターンが現段階で同じ6回ずつなのですねえ。

私個人の印象ですが、炎や特効、ダンサー登場とマチルダBABYが「動」、モニターに映像が出るくらいのミス・ブランニュー・デイが「静」というライブの演出もコンビ感がより漂ってきますね(?)。

何と申しましょうか…。この2曲はコンビとしてあまりにも完成されている感が強すぎてこれ以上書くところがないといいますか、意味の無い流行ってすらいない言葉の羅列になってしまいますね(?)。

ちなみにこの2曲の好きな演奏順についてTwitterのアンケート機能を使いましたところ、

ミスブラ→マチルダが40票

チルダ→ミスブラが33票

という結果でした。投票頂きました皆様改めましてありがとうございました。

 

悪魔の恋&東京サリーちゃん

(音楽祭・闘魂)

コンビで演奏されるイメージが強い曲ではありますが、実際にコンビ披露されたのはこの2回だけだったのですね。1990年の年越しライブ「歌うサザンに福来たる」では共に演奏されてはいますが、まだピンとしての活躍(?)でした。

コンビとしては悪魔の恋はアルバム「Southern All Stars」に収録されているのにも関わらず歌詞に稲村ジェーンと入っている一方で、アルバム「稲村ジェーン」に収録されながらも映画では使われなかった東京サリーちゃん、というデコボココンビ…といいますか、お互いにないところを補っている見事なコンビと言えましょうか。歌詞も語感重視の似たもの同士なところも大きいでしょうか。

ちなみに2000年の年越しライブ「ゴン太君のつどい」ではリハーサルの段階では候補に上がっていましたが、採用されずでしたね。

あくまで推測ですが、悪魔の恋のギターは大森さんだからこそのプレー、という感じが個人的にはありまして、もしかするとリハーサル時にこのライブでサポートに入った誠さんのギターとどこかニュアンスの違いを桑田さんが感じたのでは…と勝手に思っておりまして…。この前が原さんと弘さんの歌唱があったので、次に関口さんにスポットを当てるという意味でベースプレーが光る(個人的印象)「よどみ萎え、枯れて舞え」から始まるセットリストになったのでは…という妄想です(?)。

 

希望の轍真夏の果実

(歌うサザン・音楽祭・日本シリーズ・万座・ゴン太君・RIJF2005)

稲村ジェーンコンビは特に発売当初はライブでもコンビを組んでおりました。

桑田佳祐小林武史コンビの凄さを嫌と言うほどまざまざと見せつけるメドレー、とも命名したいところですね(?)(大袈裟)。

万座ビーチでは+愛は花のように(Ole!)も加わった稲村トリオを結成するという禁忌まで犯しております(?)。そりゃ台風で順延してしまいますよね(?)。

そんなコンビも希望の轍の1曲目から年越し曲、煽りコーナーからアンコールまで何処でもどうぞ、というマルチな活躍により、同じライブでの共演は多々ありますが、コンビとしての登場は珍しくなっていくという、何と申しましょうか…ピンでともに活躍する芸人コンビのような道(?)を歩んで行くようになりました。

そのような中で、ゴン太君では20世紀最後の曲と21世紀最初の曲という大役(正確には轍で跨いでいますが、そこは大目に見て下さい(?))を任されたり、22年ぶりのフェス出演となったROCK IN JAPAN 2005でご登場と、ここ一番でコンビ復活している感じですね。

 

Moon Light Lover&赤い炎の女

渚園・ふざけるな・夢人島)

近年のセットリストの中でコンビ化した2曲と言えるのかも知れませんね。

1997年の年越しライブ「おっぱいなんてプー」で久しぶりに披露された赤い炎の女ですが、これ以降に演奏されたライブでは必ずMoon Light Loverの次に演奏されるという並びになっていますね。

こうして見ますとMoon Light Loverで歌われている情事は実は女性同士なのでは…という疑念が浮かんできますね(?)これが女神達への情歌だったのですか(?)。

曲調的に繋げやすい、という面も当然あるのかと思いますが、ふざけるなツアーを見ますと、月の黄色いライトベースから赤いライトに変わる、という視覚的な変化という演出もある程度含まれているのかもしれませんね。

余談になりますが、Moon Light Loverさん、万座・牛と最初はSoul Bomber(21世紀の精神爆破魔)さんと連続でコンビを組んでおられましたね。何と申しましょうか…相方運が良いのか悪いのか分からない2曲と結びついていますね…w

 

いなせなロコモーションみんなのうた

(大復活祭・歌うサザン・ホタル・茅ヶ崎

何となくコンビの印象があり、4回と回数は多くありませんが今回こちらに載せております。

コンビでの登場が終盤煽りコーナーのラスト2曲(大復活祭はいなせ→みんな、歌うサザンはみんな→いなせと逆になりますが)と、序盤の2曲での披露とコーナーがはっきり分かれているのは面白いですね。

しかし終盤登場では大復活祭は放送無し、歌うサザンでは生放送では中継されず、完全燃焼版ではいなせなロコモーションがカット、と何故か放送されないY系の彼方へという状態になっていますね(?)。

 

ボディ・スペシャルⅡ(BODY SPECIAL)&マンピーのG★SPOT

(万座・渚園茅ヶ崎・ゴン太君・流石・海の日・大感謝祭・葡萄・夢人島)

勝手にシンドバッドを加えたトリオ、という印象がありますが、トリオで連続というのは(渚園・ゴン太君・流石・海の日)の4回で、一時期に集中していた組み合わせだったのですね。

マンピーが茅ヶ崎で初ラストを務め、大感謝祭以降はほぼラスト曲に固定されるようになったことと、シンドバッドがアンコールで使うことが多くなったことが大きいですね。それとボディスペマンピーコンビは序盤やアンコールで使われたこともありますが、基本的に終盤の煽りコーナー以外には動かしにくいところもありそうですね。

ちなみにボディスペ&シンドバッドのコンビ演奏は(縁ギもん・SHOW・歌舞伎町・晴れ着・ゴン太君・ひつじ)の6回、マンピー&シンドバッドのコンビは(ホタル・渚園・流石・海の日)の4回となっております。

 

ここからはソロライブからも2つピックアップしてみたいと思います

 

悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)&波乗りジョニー

(X'mas・呼び捨て・元気・ビルボード・がらくた)

コンビ登場回数は5回でしかも全て煽りコーナーでの演奏と桑田さんのソロライブにおいて欠かせないコンビとなっておりますね。

ある意味で最もサザン的といいますか桑田さんのポップス歌手のイメージに近い2曲ですから必然的に登場回数が多くなる感じなのでしょうか。Keisuke KuwataROCK AND ROLL HEROまでのアルバムは特にコンセプトがはっきりとしているので、こういうサザン的顔が出来る曲というのは重要なのかもしれませんね。

ちなみに2001年の「X’mas LIVE in 札幌」だけはジョニー→悲しい気持ちという順番になっているのは、今にして思うとレアですね。

 

真夜中のダンディーROCK AND ROLL HERO

(けいすけさん・呼び捨て・悪戯な年の瀬)

こちらも全て終盤煽りコーナーにて演奏されているコンビですね。

このコンビは逆に桑田さんのロック歌手としてのイメージに近い2曲となりますでしょうか。この2曲はソロとしての顔としての象徴的なところもあると思うのですよね。

なんと申しましょうか…このコンビは悲しい気持ちジョニーコンビと対極にあるところがあるように感じまして、サウンド的にはもちろんですが、ライブではハンドマイクとギター持ち歌唱(時々ハンドマイクでの披露がありますが)という違いがありますし、何よりもポップコンビは若々しい良い意味での年齢不詳感があるのに対して、こちらのロックコンビは桑田さんの歌い方や心境と言いますか、そういう「今」や年齢が良い意味で生々しく映し出されるような感じがするというのが非常に面白いと思うのですよね。

このコンビが同時に演奏された呼び捨てライブは今思いますと凄いといいますか、絶妙なバランスを保っているのだなと改めて感じた次第でございますね…。

 

さていくつか挙げて雑にまとめさせて頂きました。他にもこういう組み合わせがあるかと思いますが、今回はこのあたりで…。

こうしてみますとやはり曲調的なところが大きい感じでしょうか。ただそれが同じような曲ばかりではなく対になっているコンビが多い、というのがサザン・桑田さんの幅広さといいますか、そういう再発見が出来た気がしますね。

気が向いたらまたこういう組み合わせを探してみようかなと思います。