適当文集

140文字でも書けそうな事を引き延ばして雑に書くところ

桑田佳祐のお家でRADIO演奏曲から幻の東北ライブのセットリストを雑に予想してみた

久しぶりの妄想垂れ流し雑文でございます。

3月20~22日の3日間、民放ラジオ101局の特別番組として「WE LOVE RADIO, WE LOVE MUSIC 桑田佳祐のお家でRADIO ~こんな時こそラジオでSMILE!~supported by SUUMO」が各局で放送されましたね。

サザン・ソロ・洋楽・邦楽が入り混じった、とても桑田さんでラジオらしい選曲でしたね。

一度セットリストをまとめてみましょう。

 

1.それ行けベイビー‼︎

2.恋のバカンスザ・ピーナッツ

3.鏡

4.大河の一滴

5.THE COMMON BLUES~月並みなブルース~

6.悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)

※6と7の間でSMILE~晴れ渡る空のように~の音源が流れる

7.いとしのエリー

8.Nowhere Man(The Beatles

※55分放送版ではカット

9.明日へのマーチ

 

そんなラジオを聴いていてふと思ったのです。「今回演奏された曲は開催予定だった東北ライブで演奏する予定だったのはないのか」と…。

ここからが大いなる遊びと妄想の時間です(?)。スタジオライブで演奏された9曲をベースにセットリストを予想してみました。あくまで予想ですのでどうかつっこみは優しめでお願い致します。

当初ライブの模様をこのラジオの枠で放送予定だった、ということで曲数は同時生放送で行われた2008年の石垣島ライブと同じくらいとこれまた勝手に予想しまして全20曲で考えて見ました。

 

1.それ行けベイビー‼︎

2.本当は怖い愛とロマンス

3.DEAR MY FRIEND

4.鏡

5.月

6.簪 / かんざし

7.THE COMMON BLUES~月並みなブルース~

8.Nowhere Man(The Beatles

9.恋のバカンスザ・ピーナッツ

10.恋人も濡れる街角中村雅俊

11.風の詩を聴かせて

12.明日へのマーチ

13.SMILE~晴れ渡る空のように~

14.大河の一滴

15.銀河の星屑

16.悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)

17.Let's try again~kuwata keisuke ver.~

アンコール

18.希望の轍

19.いとしのエリー

20.明日晴れるかな

 

さて、解説という名の言い訳タイムでございます。

1曲目はラジオからそのままですね。2011年の「年忘れ!! みんなで元気になろうぜ!!の会」で既に1曲目経験がありますしここは移動せずで行きましょう。この次が悩みましたねえ…多分最初のMCで、こういう企画私なんかで良いのでしょうか…?的自虐トークを入れてきそうではあるので、その返しもしくは前座扱いとして(?)「こんな僕で良かったら」も考えましたが、しれっと2010年の紅白再現をここで…という流れを。そして3曲目は3月だから、という安直な理由です。あと本当は~からの流れでも個人的に違和感がなさそうというところでのチョイスです。

4曲目からはいつも通りであれば、多分最初のMC明けになるのでこのポジションでしか歌われない鏡さんを、鏡の次はデータ的に孤独の太陽からの曲が続くので、その中でこういうライブで一番歌われそうな「月」を持ってきてみました。「簪 / かんざし」は去年夏の生歌ライブでも歌っていますし、多分桑田さんの近年お気に入り曲なのではという予想から…。そして「THE COMMON BLUES~月並みなブルース~」でメンバーソロ回しをして次のMCで改めてメンバー紹介という流れかなと。

カバーコーナーはある意味で全く予想出来ないので今回のラジオ+夜遊び1000回+女川ライブの印象で…。もしかすると他のビートルズ曲や青葉城恋唄だったり東北にゆかりのある別な曲を持ってきそうではありますが…。

そういえば「Nowhere Man」と「恋のバカンス」は夜遊び1000回でも演奏されていましたね。

もしくはゲストに原さんを呼び込んで2人で数曲披露も考えられますねえ…。…妄想は止まりません(?)。

ここでバラードコーナーといいますか聴かせる曲を…ということで。サウンド的に風の詩~マーチで繋げる頃かなと。

そしてMCで新曲です、と「SMILE~晴れ渡る空のように~」をここで初披露し、次から煽りコーナーへ…と流れになるような感じですね。ラジオライブでのメンバーを見ますに金原さんも参加されていた可能性が高いので、「銀河の星屑」は入れてくるかなと。そして最後は久々の「Let's try again~kuwata keisuke ver.~」で本編を締めるといったところでしょうか。

そしてアンコール。ここでサザンの曲を演奏しそうかなと。ラジオでも演奏したエリーとこういうライブでは外せない「希望の轍」を再登場の原さんを交えながら演奏しそうですね。…こうして見ますと大分私の予想は石垣島ライブの印象に引っ張られているなーと。

最後は「明日晴れるかな」で。今回は「祭りのあと」ではないかと。

 

駆け足で雑に理由を言い訳させて頂きました(?)。改めて見返すと少し暗いといいますか、実際はもう少しポップに選曲していただろうなと反省ですね(?)。

どうかテレワークならぬクワワーク(?)での遊びの1つとして捉えて頂ければ…。

個人的な件ですと、こういう予想をする時に自分の好きな曲よりも、前後のつながりを重視したりやりそうな理由が強そうな曲を選んでしまうのだなと…。

 

次にどんな企画でお逢いできるか分かりませんが、またこのラジオのような楽しめる企画を時々嫌われるタイプの妄想をしつつ(?)気長にお待ちしております…。

 

開幕延期で野球本を読みたいと思った方へ勝手に10冊ピックアップしてみた

タイトルの通りでございます。野球を欲している方で野球関係の本を読みたいと思った方へお薦め…といいますか押し付けたい本リストでございます(?)。

とりあえず手軽なところで文庫本と新書本を5冊ずつおそらく絶版になっていない物を10冊ピックアップさせて頂きました。

ただ私の趣味(古い野球関係)にかなり寄りますのでその辺りはご注意を…。

 

文庫本

「最弱球団 高橋ユニオンズ青春記」長谷川晶一

1954~56年に3年だけパ・リーグに存在した高橋ユニオンズについて書かれた1冊。

もしかするとチーム名だけは知っている方はそこそこいるのかもしれません。チームの誕生経緯・企業ではなく個人経営という点からして仕方ないのですが、タイトルにあるように弱いチームでした。しかしどこか惹かれてしまうのですよねえ…。球団は唐突に悲劇的最後を向かえてしまいますが、選手達は愛着を持ち続け、メンバーの高齢化・減少に伴い開催終了となりましたが、2017年まで毎年OB会が開かれておりました。

 

根本陸夫プロ野球のすべてを知っていた男」高橋安幸

西武・ダイエーなどで監督、実質GMを務めた根本陸夫を追った作品。

根本の関わりのあった人物へのインタビューがまとめられており、王貞治関根潤三工藤公康…などと証言者の顔ぶれだけでも根本陸夫という人物の凄さが分かるといいますか…。

何といいますかこういう人物だったからこそ強いチームを作り上げることが出来た…というところが垣間見える本ですね。

 

「戦火に散った巨人軍最強の捕手」澤宮優

この本の主人公はジャイアンツの捕手として活躍もビルマで戦死した吉原正喜の生涯を追ったノンフィクションですね。

熊本工業で川上哲治とバッテリーを組み、その川上とともに巨人に入団、沢村栄治スタルヒンともバッテリーを組んだ正捕手でありました。

吉原の生涯とともに当時の職業野球の空気も感じられる1冊ですね。また作者の澤宮優氏の書いた野球本にはスカウトや三塁コーチ、打撃投手にスポットを当てたものがありますので、興味がある本を1冊読んで見るのも良いと思います。

 

「勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧幻の三連覇」中村計

駒大苫小牧高校野球部の監督を務めていた香田誉士史氏を描いた1冊。

中村計氏は高校野球を長く取材していることもあり、より内容が丹念に書かれているといいますか。所謂苦悩と栄光を書いた作品ですが、栄光ではなく苦悩が先にくる印象ですね…。北海道を去るところは何とも言えないものがありましたね。

余談ですが文庫本ですと500ページ以上ありますので、少し読むのが大変かも知れません…。

 

「負けに不思議に負けなし 上下 完全版」野村克也

所謂ノムさん本です。

最近復刊(実質新刊版でしょうか…?)された本で、野村ノート以降の同じエピソードが書かれることの多くなった作品とは違い、83~84年に雑誌で連載された当時の評論をまとめたものとなっており、解説者・野村克也の視点本というのは今となっては貴重かもしれません。下巻では西本幸雄森祇晶との対談が収められているのも必見ですね。

 

新書本

「二軍監督奮闘記」小笠原道大

今年から北海道日本ハムファイターズのヘッドコーチを務める小笠原コーチの中日2軍監督時代に書かれた1冊。

発売は2019年シーズン終了後ですが、夏頃に書かれた本なのでファイターズの言及はなく、ドラゴンズの選手達について書かれていますね。ドラゴンズファンはここで名前の出た選手に、ファイターズファンは指導法に注目できる本ではないでしょうか。

最後にこの本はインタビューをまとめて頂いた本ですというように一言付け加えているのが小笠原道大らしいといいましょうか。

 

「長嶋巨人 ベンチの中の人間学元木大介 二宮清純

元木大介二宮清純両氏の対談をまとめた1冊。

長嶋監督時代、毎年多くの大物選手が入団してくる中でどのように元木が1軍で生き残っていたのかが大まかでテーマとなっています。この対談中にジャイアンツのコーチ就任が決まった事で元木コーチとしての発言もあり、今年ヘッドコーチに昇格したこともあるので共通点やここは経験して変わったところかな、という視線で読むのも面白いかも知れません。

 

国鉄スワローズ1950-1964」堤哲 

スワローズのスタートである国鉄スワローズの歴史をまとめた1冊。

球団誕生の経緯やエピソード、試合スコアも載っている国鉄スワローズ史を知るきっかけには良い1冊ではないかと。

こういう本を読めば読むほど改めて国鉄スワローズ金田正一のチームであり歴史であるということを感じますね…。

 

阪神タイガース 1965-1978」中川右介 

阪神タイガースの1965~78年の歴史をまとめた1冊。

筆者の中川右介氏が冒頭に書いているように、あくまで資料を元にした事実だけを載せた1冊なので(とはいえ主人公として村山実江夏豊田淵幸一の3人を中心に置いている)、この時代の数ある本・エピソードを知る前の最初のタイガース史入門本として良いのではないでしょうか。

また新書本には珍しく(?)400ページ近くあるので読み応えもあります。

 

江夏の21球」・「衣笠祥雄 最後のシーズン」山際淳司 

ノンフィクションライターの山際淳司氏の作品から野球作品だけをまとめた傑作選ですね。2冊取り上げていますが2冊とも傑作選なので両方載せさせていただきました。

江夏の21球があまりにも有名ですが、その他の作品も素晴らしいので自分の好きなエピソードが1つ見つかるのではないのでしょうか(私は「異邦人たちの天覧試合」が好きです)。

山際作品は殆どが絶版となっているので(近年電子書籍化されてはいますが)、紙媒体で山際作品に触れたい方には良いかと思います。

 

ということで10冊ピックアップしてみました。

見事に私の趣味が反映された内容になってしまいましたね…。

もしそんな声があれば単行本編も書くかもしれません…が期待はしないで頂けると…(誰もしていない)。

 

沼倉愛美 FINAL LIVE「みんなで!」の不完全な感想のようなものを

2月16日に豊洲PITで行われました沼倉愛美さんのライブにうっかりこっそりとお邪魔してしまいました。その感想のようなものです。

さて早速言い訳を…(?)。不完全な感想、というのは時間の都合上ライブの始まりと終わりを見る事が出来なかったのですね…。なので何とか運良く会場で体験出来た感想のようなものをつらつらだらだらと書いている次第でございます。

さて当日、急遽入ってしまった野暮用を何とか済ませるも開演時間にギリギリ間に合う新幹線には乗れず、何とか乗り継ぎと人には歩いているようにしか見えないダッシュ(?)で何とか会場へ。どうやらMCタイムだったようでしたね。しかしどうしてもトイレが

我慢出来ず…。という事でまさかのトイレで私にとって最初の曲を聴く事に…。

 

1.叫べ

2.ハレルヤDrive!

3.Checkmate

…の前に最初の3曲はこの曲だったのですね…(アニメイトタイムズの記事に載っていたセットリストを見ました)

 

4.Shining Days

5.グッバイ

6.Smiling & Smiling

7.Good Day

(メドレー形式での演奏)

「Shining Days」が私の1曲目となりました。どうやらMC前には既に3曲歌っていたようで、ライブとしては4曲目だったようですね。そして扉を開けた瞬間次の曲へ…?

どうやらメドレーでの披露だったようですね。しかし「グッバイ」という曲名の時に扉を開けるとは何てタイミングの悪いおじさんなのでしょう(?)。

…正直に申しますとこの辺はまだ息切れが続いていたり、まだライブに入りきれていないところがありまして、あまり深く覚えていないところが多々あるのが、悔しいといいますか情けないといいますか…。

ただ「Good Day」が始まった時に、どこかほっとしたといいますか「楽しまなきゃ損だよ Everytime」と聴こえた時に、そうだよ、そんなどこか遅れていたとか疲れたとか変に心の中で言い訳する前に今この時をちゃんと楽しまなきゃ、と沼倉さんに優しく喝を入れられたような、ようやく私のエンジンが掛かった感じがありましたね。

曲明けのMCで「ハッピーな曲を続けました」…とそういうコーナーだったのですね。思えばこういうハッピーな曲もたくさん歌ってきましたね、という話もしていたような。

 

8.彩 -color-

もう少しハッピーな曲を…といって始まった記憶があります。

メドレーの段階で既に気が付いていたのですが、「沼倉さんが見えない…」。私がいたのはほぼ最後列、これに私の低身長が重なれば当然の結果なので予想はしていたのですが、人の間からすらも見えないとは(バンドメンバーの皆様もほぼ見えなかった)。

もともとその場に入れれば…と思うタイプであることと見えない分よりがっつり「聴く」事に集中できたといいますか…。

そういう感情的なものがあったのもあるのかもしれませんが、この曲がよりぐっと来たところがありまして…。元々好きな曲ではあったのですが、大好きな曲となりました。

「会いたい会いたい夢の先」…見えない先にこう歌う会いたい会いに来た方がいらっしゃるのだなあ…とも少しね…。

 

9.Benvenuti

この流れ良かったですね…。ソロ活動第2期とも言えます活動のスタートとなったシングル曲からのアルバム1曲目という明るさといいますか彩りの鮮やかのようなものを感じましたね。

2曲とも沼倉さん作詞曲だったところもどこか要因としてあったのかなと。

 

10.Hello,Ms.myself

ここで少しスローなこの曲が始まりましたね。この日はあいにくの雨模様だったのですが、レイニーという言葉から始まる歌詞がどこかピッタリとマッチしていていましたね。

沼倉さんは今、曇りガラスにどんなありふれた雨を描くのだろうか…とおぼろげに頭の片隅で考えながら聴いていたのは、私の悪いところが出ていてしまっていましたね…。

 

11.恋愛したいっ!

12.心はきっと

13.またあした

(メドレー形式での演奏)

ここでファンクラブサイトで行われていた沼倉さんに歌ってもらいたいリクエスト曲のコーナーとなりました。

1曲投票数が圧倒的だった曲があり、それを披露するとのこと。

そして始まったのがアニメ「恋愛ラボ」のOPだった「恋愛したいっ!」でした。

続けて歌われたのはアニメ「RELEASE THE SPYCE」のキャラクターソング「心はきっと」、ラストは「蒼き鋼のアルペジオ」のキャラクターソング「またあした」をメドレー形式で続けて歌われました。

ここで言うことではないとは思うのですが、私アニメを殆ど見ない声優好きというマイノリティーおじさんでして…。沼倉さんがラジオのパーソナリティを務めていたことで恋愛したいっ!とまたあしたは知っていましたが、このあたりはちょっと弱いところを突かれてしまいましたね。でもこれをきっかけに知ることが出来たので、今後キャラクターソングにも触れて行けたらな…と。

しかし恋愛したいっ!が始まった瞬間の歓声は物凄かったですね。やはり初主役の作品の歌というのは、ぬー民の皆様にとっても特別なものなのだな…と。ファンの方々の愛を改めて強く感じた瞬間でもありました。

 

14.AVALON

もう1曲、我が儘を言わせてもらいました、初めて沼倉愛美という個人名義で歌った曲ですという一言がそして「AVALON」と。

キャラクターソングメドレーからこの曲ですから、どこかこのコーナーは声優としての活動も反映された、それまでの声優沼倉愛美の足跡、という印象も受けました。

おそらくリクエストも数多くあったとは思うのですが、それとか関係無く歌ったのだろうなあと…。「THE IDOLM@STER STATION!!!」も終了してはいますが、何となくこの曲はまたどこかで歌われるような気がするのですよね…何故だか分かりませんが。

アウトロとともに1度ステージから下がっていったのは、不意の拍手で何となく感じておりました。

 

15.RELOAD

16.This Kiss

17.What You Want

18.Don’t back

(メドレー形式での演奏)

沼倉さん再登場まではダンサーの皆さんの華麗なダンスを堪能タイムでございました。

そしてポップアップで沼倉さん登場。この時ようやくお姿をちらりと拝見することができました。

「RELOAD」から怒濤のダンスナンバーメドレーがスタート、前半のハッピーや優しい印象のあるメドレーコーナーとの差といいますか、この二面性が沼倉さんの歌手活動の大きな核になっていたのだと改めて実感したコーナーでもありましたね。

 

19.夜と遠心力

20.Spiral Flow

21.Desires

この3曲はフルコーラスだったでしょうか。「Spiral Flow」の後に少しだけMCが入り、キツいやつを…と「Desires」に入りましたね。

MCを挟んでいるとはいえ、再びのダンスナンバーラッシュですからね…。凄かった…というよりもただただ圧倒されていましたね…。

えっ…姿が見えていないのに分かるのかと…?。もう歌声とぬー民の皆様の反応だけで充分過ぎるほど伝わってきておりました…。特にこのコーナーは歌声から格好良さがとてつもなく伝わってきましたよ…。

 

22.Climber’s High!

MCで「ぬーさんの夢を叶えるコーナー」ということでどうしてもある人と2人で歌いたい曲がある、とここでゲストの呼び込みが。登場したのは何とLynnさん。この2人が揃ったということはもうこの曲しかありません。

この時、初めての経験だったのですけど、背中がとてもぞくぞくとしたのですね…。何と申しましょうか…いや何も表現できない、ただただ脳の処理が追い付かない、身体も動かない、自分の中で電流が走ったような物凄いものを体験しているといいますか…。ライブ経験が決して多い方ではありませんが、今まで経験してきた中で衝撃的な瞬間を味わっていたのでしょうね、おそらく。

これは本当に生涯忘れない瞬間でしたね、ええ…。

歌い終わった後、こういう形でこの曲を歌うのは初めて、というLynnさんに対して「初めてを貰ったぞー」と沼倉さん。流石の返しでした…w。

 

23.星の降る町

もう1曲だけ2人で、と始まったのはやはりこの曲。正直衝撃的な「Climber’s High!」の印象があまりにも色濃く残り過ぎて少し記憶が薄くなっているところがありますが、この2曲が個人的ハイライトだったなあ…と。

曲が終了とともにお2人はステージから下がっていきました。そういえば1度もLynnさんのお姿を拝見せずに終わってしまいました。

 

24.言の葉

25.屋根上の朱い花

26.まどろみ

27.SWAY

28.暁

星の降る町終了とともにバンドメンバーが奏で始めたのは、「わたしたち」のインストバーション(沼倉さん再登場後のMCで知る)が。そのわたしたちに乗せてバンマス伊賀さんがまあ煽る煽るw。こういうの大好きです(?)。衣装チェンジの時間ということもありますが、しっかりとバンドメンバーやダンサーチームが主役となる時間があるというのが良いですよねえ。この時間がまた好きだったりするのですよ…。

そして「言の葉」のイントロとともに沼倉さんもステージに。

「言の葉」終わりで少しMCが入りましたが、ここからは5曲続けてバラードナンバーが歌われました。

何と申しましょうか…。ここはファイナルライブだからこそ、だからしか出来ない流れでしたね。

「屋根上の朱い花」はいつか生で聴ければ…とずっと思っていたので、間に合った、といいますか来て良かったな…と。サビ頭の「ねえ」の歌い方がとても好きです。

「暁」もしかすると1番最後に歌うのかな、と予想していましたが、ここでご登場でしたか。何となくですが、「言の葉」で始まって「暁」で終わるという流れは、とある1人の女性が歩んだ物語感がありまして、何か1本の映画を見たような、そういう時間のように思っておりました。

「暁」が終わりMCで、元々バラードは苦手だったけど…とお話されていたのが意外でしたね。でもこのバラードたち歌って行く中でそういう気持ちが無くなっていった、というようなこともおっしゃっておりましたね(ちょっと曖昧なところがあるので細かいニュアンスは違っているかと思います…)。

 

29.魔法

ここからは地獄です。と始まりました煽りコーナー(盛り上げる曲コーナーを私はこう勝手に呼んでおりまして…)。その先頭打者としてご登場されましたは「魔法」。

「最高の景色を あなたと見れるなら どんな困難だって超えて行けるよ」地獄と称したコーナーの最初に何とも相応しいフレーズではないですか…。

私、この盛り上がりの最初の曲という位置好きなのですよね…。これからライブの中で一番盛り上がるところに入るのと同時にライブの終わりを意識してしまうという、不思議な心境、もしくは感覚といいますか…。

その感覚、好きではあるのですが、その終わりの意識が今回はどうしても強かったですね…。

もう少しでライブ、そして沼倉さんの歌手活動という「魔法」が解けてしまうのだなあ…と。

 

30.アイ

まあそんな思いはこの曲で一気に吹き飛んでしまう訳なのですが。

ベストアルバムを通して聴いた時に、急に頭の中でこの曲がモノクロなイメージから鮮明なカラーのイメージに変わったのですね…。時々ある感覚なのですが、この感覚に襲われる曲はどれも大好きな特別な曲になっていくのですよね…。なのでこの曲が今回1番聴きたい曲であったのですね。

あの赤い照明がまた良かったですねえ…。あの赤いドレスのような衣装ととてもマッチしていたのでしょうね。ここだけは一瞬でもお姿を見たかったですがこればかりは仕方がありませんね。今目の前で生きている「アイ」を聴くことが出来ただけでもう充分過ぎるものを頂いてしまいましたから…。

 

31.Anti-Gravity

このまま一気に怒濤の流れになるのかと思いましたが、ここでこの曲が来るのかーと。もちろん盛り上がりますし格好いいのですけど、漂うクール感といいますか、ちょっと雰囲気が変わるのがアクセントになって良かったですね…。サザンでいうとミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)という感じです(そちら界隈の人にしか伝わらない例え)(?)。

この曲でステージの上の方に登り、左右に移動していたのですが、この時ようやくしっかりと沼倉さんのお姿を拝見することが出来ました。

 

32.My LIVE

そしてこの曲で地獄の深いところまで落とされる訳です(?)。

盛り上がりは最高潮でしたねえ。ライブ全体を通して思ったのですが、盛り上がるところはしっかりと盛り上がって、逆にバラードのような曲では聴き入るぬー民の皆様の切り替えが凄いなあ…と。演者とファンのとても良い関係を見れたような気がして、とても温かい空間だったなと改めて。

歌手活動終了宣言を聞いた時、この曲の「あなたの選択は概ね正解です」というフレーズがずっと頭の中でリピートされていまして…。基本的にはそういうことも(色々と見たり考えたりして飲み込んだ上で)受け入れてしまうタイプではありますのでそういう意味の近いフレーズを呼び起こしてしまったのだと思いますが。そしてこのライブでこのフレーズを改めて聴いた時に、ああ多分これからもこの方の活動を見続けてきっといつの間にか「概ね」を私の中で外す時が来るのだろうな、と。

…何か自分の中で勝手に終わりの心境になっていましたが、まだまだ続いているのですよ。ちょっと気合いを入れ直そうということでMCへ…。

 

33.みんなで!

少しだけMCが。「今日で一区切り、でも人生は続いていきます」といった内容だったでしょうか。みんなにまた逢うためにもオーディション頑張らなきゃね、というような事もお話しており、歌手沼倉愛美から声優沼倉愛美になる(戻る、といった方が正しいのでしょうか…)瞬間を垣間見たような気がして…。

そんなことを考えていましたら曲へ。思えばこの曲が披露されるのは、本当にこの1回きりなのですね…。

アルバムでもそしてこのライブでもアンコールを除けば、「叫べ」で始まり「みんなで!」で終わるのですよね。この2つを合わせた「叫べみんなで!」というのが、らしいといいますか、沼倉さん始めスタッフ、バンドメンバー、ダンサーチーム、そしてファンの皆様が作り上げたライブの象徴というように勝手に捉えてしまうのですよね。

おそらくこの曲に沼倉さんのメッセージが全て詰まっているのだと思うのですよ。それを自分はどこまで受け止めることが出来たのでしょうか。…と最後にうっかり悩んでしまうのは私の悪いところですね…。

時間の関係で私はこの曲が最後となってしまったのですが、この約5分間は何とも表せない時間でしたね。言葉に出来ない、とはこういう事なのかと…。

でも終わった時には楽しい・笑顔の忘れられない時間となりました…。

 

沼倉愛美でしたー!」の一言を最後に後ろ髪を引かれながらも会場を後にすることになりました。

最初を見れなかったこともそうですが、最後まで見ることが出来なかったことは残念でしたし後悔が残りました。でもこの温かい空間の片隅に少しの時間でもいることが出来たこと、最後に沼倉さんのライブにお邪魔できたということでそういったことへの悔いを残すことなく終わることは出来たのかなと…。

 

ちなみに聴けなかったアンコール曲はこちら

33.Come on New World!!

34.もっと一緒

35.HEY!

 

沼倉さん本人が歌手活動終了を区切りと話していましたが、本人もそういう思いだったのね、ととても安心しておりました。個人名義での歌手活動を始めるのも終わるのも自分で決めたとおっしゃっていたので、きっとそういうことなのだろうなと思っていたのですが。

私は基本的に好きな方に対しては少しでも日々幸せでありますように、と思うタイプでして

今回の決断が長い人生の幸せに繋がっていくのであれば、それ以上望むものはありません(これが引退、になっていたら受け入れつつもまた違う心境になるのでしょうが)。

もうきっと沼倉さん自身は未来の方を向いているのでしょうから、このライブがある種の門出の日になれば…と願っております。

 

改めまして歌手活動お疲れ様でした。また1つ忘れられない大切なものを頂いてしまいました…。

またいつか何処かでお逢いしましょう。

「出会えたの いとしい世界と」

 

優木かなアコースティックライブ in 東京の感想のようなものを

1月12日に新宿ReNYで開催されました優木かなさんのアコースティックライブにこっそりひっそりとお邪魔してしまいました。その感想のようなものです。

11月の名古屋公演に続いて昼夕の2公演を拝見することが出来ましたので、今回もこの2公演が合わさった感想となっております。

 

やって来ました東京の新宿、確かジュンク堂があった時に絶版野球本を求めて来た以来ですので、10年ぶりくらいになりますでしょうか…。

ちょっと迷いながらも会場に無事到着。席を確認しますと昼夕ともに何と珍しく下手側。普段上手側の席になることが非常に多いので、いつもと視線が変わって見えた気がします。

会場で流れていたのは、心の花が咲き終わる前にとKanaNote (アコースティックver)の2曲がリピートされていましたね。

開演時間になると曲が流れているのにも関わらず、優木さんを除く3Kの3人(頭痛が痛いのような書き方)が上手から(そういえば名古屋では下手側からでしたね)実にぬるっとステージに。位置に付いたところで音楽ストップ&ステージは暗転、最後に優木さんがステージに上がりライブスタートとなりました。

 

1.心の花が咲き終わる前に

ハンドマイクでの歌唱でしたね。確か名古屋ではスタンドマイクスタイルでの歌唱だったので、いきなり変化を付けていたのかしら…?と思っておりました。

昼の部でしたか「嬉しいこと つらいこと ちゃんと君に言うよ」のところを偶然かもしれませんが、マイク両手持ちで歌っていたところが、何と申しましょうか…メッセージが込められていた気がしたといいますか、優木さんご本人の「誠実」を改めてこちらに向けたシーンと勝手に解釈してしまうなあ…と思ってしまいましたね。

 

2.星たちへのワルツ

朗読で鉄琴のような音が奏でられていましたね。夕の部のMCで話していましたが、グロッケンという楽器らしく加峯さんが用意したとのこと。

サビでミラーボールが回っていました。サビで「星」や「星空」というワードで始まることもあるのか、ちょうどこのミラーボールの光がプラネタリウムのように星の役割を果たしていた演出になっていて良かったですねえ…。ステージの両端に固定カメラの映像が映っていたのですが、その画面で見ますとミラーボールが月のように映っていて、それを中心に星が流れ、そこで4Kが音楽を奏でている…という1つの作品感があってステージよりそっちを見ている時間が長かったような気がします。

この日優木さんは何度か咳払いをしており、あまり喉の調子が良く無さそうに感じましたが、この曲は特にちょっと辛そうに見えてしまいましたね…。

 

3.Unlimited

この曲でパーカッションの北村さんが正面に置いてある小さめのシンバルを叩く動きが好きでそちらの方を重点的にチェックしておりました。

ライトが白中心で次のOver The Rainbowのカラフルさと真逆の使い方になっていたのですが、優木さん自身も何と言いますか、Over The Rainbowでは表情豊かに動きも多めになっているのに対して、この曲では極力動きを付けないと言いますか、この曲の中で描かれている心情を歌声に載せている・表わしているのかな…と。間に朗読を挟まずに続けて歌っていることもあるのか、この2曲は表裏一体、陰と陽になっている感じを改めて強く感じました。

 

4.Over The Rainbow

昼の部では間奏に入る直前に菊池さんと北村さんが眼で合図をしていたようなところがあって、良いものを見れた…と思わず手拍子が遅れそうになっておりました(?)。そんな手拍子も前回の名古屋公演よりはついていけたような気がします(当社比)。

あのピースサインとともに「いえい」とスタートして最後に「ありがとう」と終わるのが、この世界観の中では1つの区切りの曲になっているのかな…とも思いました。

昼の部ではありがとうの後に「うふふ」とも言っていて最初はかなちゃんかしらと思っていましたが、いやこの世界の主人公の女の子だろうと自分の反応の悪さに呆れるおじさんでした(?)。

 

5.モノクローム・フラワー

昼ではスタンドマイク、夕の部ではハンドマイクで歌っていたように記憶しています。夕の部では、間でスタンドの高さを調整したり、星たちへのワルツの時に何度か口元にマイクの微調整を行なっていたのでその影響でしょうか…ただ確か名古屋でも昼夕で変わっていたはずなので意図的、もしくは気分で(?)変えていたのかもしれません。

間奏の途中途中で台詞が入っていましたが、星たちへのワルツやOver The Rainbowなどとその曲のフレーズが入っていると思わしきところで曲名を交えた台詞を言っていたので、答え合わせと言ったところなのでしょうか。

何となくですが、名古屋公演の時よりも笑顔を見せるなど優木さんの表情の変化があったように見えました。

この曲も星たち〜ほどではありませんが、まあ少し喉の調子で苦戦している感がありました。

昼公演ではこの2曲の時にスタンドマイクで、歌う前に水分補給を行なっていたので、スイッチの切り替え的な側面があるのかしら…と思っていたのですが、夕の部を見た限りですと水分補給のタイミングは私が意識過剰に見てしまっていただけで偶然でしょうね。

 

6.KanaNote (アコースティックver)(昼公演)/KanaNote(ピアノソロver)(夕公演)

名古屋公演の時と同じく昼がギター、夕がピアノオンリーの演奏でした。

あのモノクローム・フラワーからこの曲に入るまでの間が好きなのですよね…。心の花が咲き終わる前に、という物語の終わり、いや一区切りと言いますかこれからも物語が続く先に繋がるためのエンディング曲であり、希望の歌へ雰囲気自体が変わってゆく瞬間があの間に感じるのですよね…。

夕の部はこの曲も少し苦戦しているように見えました。そこで流れます「少しでも 支えてくれるなら 私はもっと頑張れるよ」…思わず頑張り過ぎないで…と私の中のお節介おばちゃんの心情が出てきてしまいましたね…。しかしそれと同時にこれは物凄く失礼な感情なのではと…。こっちが勝手に解釈していることもありますが、この日の100%を出している方に少なくとも公演中にそう思ってしまうことは駄目だなあ…と。

しかしその後「悲しい 思い出も 勇気になる」のところで自身の顔を指して笑顔を見せたところで勝手に救われたと言いますか…。

やはり私はこのKana Noteという曲に対してちょっと重い何かを持ってしまっているのかな…と。

 

MC

「…はい」という一言とともに笑いが起こり、歌手優木かなさんからラジオパーソナリティの優木かなさんへ、という空気の変わり様は流石でした(?)。

恒例のお土産は東京ということもあり、神奈川関係の物では無くかなちゃんの画がパッケージとなったチロルチョコの配布がありました。

そして名古屋でありましたアンケートトークはなく、代わりに4Kメンバーが選んだ品物が詰まった福袋争奪じゃんけん大会があったり、盛り沢山でしたね。

昼の部ではMCの段取りをかなり間違えてしまったらしく、夕の部ではしっかりやりますという一幕もありました。

 

7.FLY two BLUE

1曲カバーを…。と始まったのは優木さんが出演していたアニメ「はるかなレシーブ」のオープニングだったこの曲でした。

「かぶきゅん!」と言ってイントロが流れて曲が始まるところ、物凄くライブ感がありました(?)

サビになると、ステージは白っぽい明るめの照明で、客席は青色のライトで照らしているのが、ステージが浜辺、客席は海になるような演出に見えて、これ良いわね…と思っておりました。両サイドのモニターで見ると尚更そう感じましたね。

夏の曲ですが、アコースティックマジックなのか、そこまで夏を感じさせない、心の花が咲き終わる前にの世界に溶け込んでいる演奏だなあ…と思っておりました。

本来2人で歌う曲なので大変だった、とのことですが、それを感じさせないのは流石でした。

 

8.孤独のナイトライダー

次はぽよぽよナイトライダーです、と。少しアレンジを変えたとの事で、ピアノがエレピになったという説明は夕の部でしたでしょうか。それを言い表すのにぽよぽよという表現になったようで。

音が変わるとまた印象が変わりますね。元々アコースティックアレンジで柔らかくなった音が更にふわふわ感を持つようになり、歌詞にある「宇宙の片隅」というところがどこかの星、というよりも宇宙を漂っているような良い意味で孤独感の薄くなったアレンジに聴こえました。

元々がそうなのですが、この曲はステージが青色のライトで照らされるので、FLY two BLUEと逆になるのが面白いなあ…と思いました。おそらく狙っているのでしょうけど。

 

9.君との羽

最初はFLY two BLUEからこの曲へ…という流れかな、と予想していました。本来2人で歌う曲を優木さん1人で…という事だったので、次にこの曲で2人分の想いを羽に…という構成が頭を過ったのです。

前の2曲が、青色のライトだったのに対してこの曲ではオレンジに近い黄色のライトになっていたのも、夏だったりクールなイメージからふわっと温かい、この冬の時期だからこそ感じるものがあった気がします。

昼夕ともに間奏では振り付けを結構やっていましたね。

 

10.Be yourself!

本編ラスト曲ですね。テンポが名古屋よりも少し早いような気がしたのですがどうだったでしょうか…(既に名古屋の記憶が薄くなりつつあるおじさん)。

ライトがOver The Rainbowと同じくカラフルで、Over The RainbowとBe yourself!はライブの核になる曲なのだなあ…と改めて感じましたね。

昼の部ではラストの歌詞を間違えてしまうというハプニングも。ただその歌えなかった「今歩き出そう」を最後に叫んだところが、この言葉の感じといい、逆に締めとしては良かったのではと思っておりました。

そして本編は終了、4Kの皆さんが後ろに下がりアンコールが始まりました。

 

11.ピアノ弾き語り

アンコール明け、1人でステージに戻ってきた優木さん。ここでTwitterで予告していたあることに挑戦の詳細が。ピアノの弾き語りをするとのこと。実は幼少期にピアノを習っており今回久々に弾くということでした。

曲はデレデレな内容とのこと。菊池さんが作った曲で少し歌詞に手を加えた曲だそうです。

本人曰く成功率は3割3分3厘らしく野球だと高打率なんだけど…と。昼の部では1音弾いて「あー」みたいな展開を3回ほど繰り返していました。

内容は君は私のことが好き、私はまあ好きかも…というそういうあれです(?)。

昼の部は曲に入るまでの一連の動き(?)を除けばスムーズに進んでいましたが、夕の部では終盤に躓いてしまいましたが、もう一度とリベンジを果たして締めておりました。

夕の部は流石に悔しそうでしたね…。これが子どもの発表会を見つめる親の気分か…とおそらく経験することが無いだろう感情を経験しました(?)。昼の部では少し余裕があったのか、猫踏んじゃったエリーゼのためには覚えていると少しだけ弾いてくれましたね。

楽譜が見えないということでスタッフの方がハズキルーペを用意していましたが使うことは無く…w。

 

12.Natural Note

ラストはこの曲、Natural Noteさんでした。

大阪・名古屋を経て4Kとかなすこ民で育てた曲という感じでしょうか。エンディングとしてはこのアコースティックライブを綺麗に締まる曲だなと。

ラストのラララから「君の声聞こえたよ」の流れで昼の部は「でももっと声出せるでしょ~」と言われてしまいましたね…w。が、頑張ります…w(夕の部は頑張った(当社比))。

 

そしてライブは終演。夕の部では4Kがステージ前に勢揃いし、全員で手を繋いでわーして礼するあれがありました(説明が難しい)。そして最後に優木さんに花束が渡され、アコースティックツアーは無事に終了となりました。

 

さて少し改めての振り返りを…。

MCでも優木さんがおっしゃっていましたが、朗読パートで心の花が咲き終わる前にという1つの世界の答えが多く散りばめられていましたね。

主人公の女の子が絵描きになりたい、でも色が分からないというところがストレートに語られていましたね。

また昼夕とほぼ同じ席(1つ隣でした…w)だったこともあり、昼で感じたこと気が付いたことを頭に浮かべながら夕の部を見ることが出来たと言うことも、とても楽しく良い経験となりましたね。

そして夕の部のピアノの弾き語り前にお話されていましたが、年始に体調を崩してしまったと…。感じていた声の不調はおそらくこの影響だったようですね…。リハーサルの時間も限られた中でこれだけ素晴らしいライブを作って下さった優木さん・3Kの皆様・スタッフの皆様に改めて感謝でございます。

幸せでした。本当にありがとうございました。

 

またいつかこのような企画がありますことを、そしてその時またお邪魔できますことを楽しみにいい加減雑な感想を終えようと思います。

 

また1つ大切な心の花が咲きました。

いつの日か咲き終わる前まで大事に抱きしめて日々を歩いて行きたいと思います。

 

「KAMAKURA」収録曲のライブ演奏回数を雑にまとめてみた

約3年前に書きました雑文、「「熱い胸さわぎ」収録曲のライブ演奏回数を雑にまとめてみた」のKAMAKURA編でございます。何故急にKAMAKURAなのかと言う声がありそうですが、気分しだいなものですから(?)。

今回は公式サイトのライブデータに載っているライブから調べております(セットリストの近い北京公演と歌う日本シリーズ、特別公演となっている流石だツアーの沖縄は通常公演はそれぞれ1つとカウントしております)。アルバム発売後の「KAMAKURA TO SENEGAL サザンオールスターズAVECトゥレ・クンダ」からカウントしております。

ライブ名は略しております。一応最後に全ライブ名のリストの方を載せております。



Disc1

1.Computer Children

(6/29)

KAMAKURA/おっぱい/渚園/ゴン太君/ひつじ/葡萄)

1985年のKAMAKURAツアー後、なかなか演奏されていませんでしたが、1997年の「おっぱいなんてプー」で12年ぶりに復活以降はちょこちょこと演奏されるようになりましたね。

偶然なのかもしれませんが、おっぱい→渚園、ひつじ→葡萄と年越しライブで演奏した次のライブでも演奏されているのですね。たまたまその時のセットリストのコンセプトに合ったというだけなのかもしれませんが、次の大きなライブでもやりたいと思わせる何かがこの曲にはあるのかもしれませんね。

 

2.真昼の情景(このせまい野原いっぱい)

(1/29)

KAMAKURA

たった一度のみの演奏となっていますね。この時のツアーは原さんがお休みだったので、原さんはこの曲をライブで弾いたことが無いのですよね…。

今にして思えばKAMAKURAツアーの映像がテレビでオンエアされたというのは、貴重でしたねえ…。選曲した人に感謝ですね(?)。

 

3.古戦場で濡れん坊は昭和のHero

(4/29)

KAMAKURA/音楽祭/牛/ふざけるな)

今年のツアーでも演奏された曲でしたね。21世紀になって初、23年ぶりの演奏だったのですね。

何故かこの曲を演奏する時のサザンのメンバーの参加パターンが異なっており、KAMAKURAツアーでは原さんお休み、音楽祭では関口さんお休み、牛で初めて6人が揃い、ふざけるなツアーでは5人サザンとして初演奏となっていますね。

地味に毛ガニさんはフル参加されていますね。濡れん坊とは毛ガニさんのことだった可能性がありますね(?)。

 

4.愛する女性とのすれ違い

(7/29)

KAMAKURA/大復活祭/歌うサザン/歌舞伎町/晴れ着/海の日/マンピー)

Disc1の中では、シングル曲のメロディ(Melody)と同じトップの演奏回数となっておりますね。特に夏曲ということではないということもあるのか季節を問わず、ツアー・野外・年越し・ライブハウスと場所を選ばずに演奏出来る曲という立ち位置なのが大きいのでしょうか。

序盤に演奏されることが多いというのも、何と申しましょうか…アルバムKAMAKURAのComputer Children~古戦場で濡れん坊は昭和のHeroの頭3曲からのバラードのサザンという安心感と言いますか、良い意味での箸休め感がソフトに演奏しやすい要因なのかもしれません。

 

5.死体置場でロマンスを

(6/29)

KAMAKURA/ブラディ/日本シリーズ/晴れ着/ひつじ/葡萄)

6回のご登場のうち3回は年越しライブでの演奏と言うこともあり、年越しライブ曲、という印象が強めではありますでしょうか。またその年越しで演奏後、次のツアーライブでも選曲されるというパターンが2度あり(ブラディ・ファイト→歌う日本シリーズ、ひつじ→おいしい葡萄の旅)、久しぶりに演奏して手応えを掴んでツアーでも…となりやすい曲なのでしょうか。1番終わりのパーカッションと2番頭の替え歌で毛ガニさんを、間奏で大森さん・誠さんのギターからの関口さんのベースとミニソロ回し的パートがあるので、メンバーの見せ場を作りやすい、というのもあるのかもしれませんね。

 

6.欲しくて欲しくてたまらない

(6/29)

KAMAKURA/大復活祭/牛/ゴン太君/海の日/ふざけるな)

春(ふざけるな)夏(大復活祭・海の日)秋(KAMAKURA)冬(牛・ゴン太君)と四季を制覇している(?)曲ですね。

牛以降登場する時は、その前のライブが夏の割と王道の選曲のライブが多い、というのは偶然なのでしょうか(万座ビーチ→牛、茅ヶ崎ライブ→ゴン太君、流石だ→海の日、ラララ→ふざけるな)。マイナー、という感じはあまり無いように思いますが、ちょっと横道に逸れたくなった時に演奏されやすい曲なのでしょうか。マイナー曲と呼ばれながらも意外と出番が多くマイナー界のメジャー曲でお馴染み(?)の奥歯を食いしばれ先輩の立ち位置に近い存在なのかも知れません。

 

7.Happy Birthday

(6/29)

KAMAKURA/歌うサザン/牛/おっぱい/晴れ着/葡萄)

この曲も6回中4回年越しライブでご登場、と年越しライブ曲といえる曲の1つになっていますね。この時だけはHappy BirthdayならぬHappy New Yearに改名しているのでしょうか(?)。おいしい葡萄の旅ではKAMAKURAツアー以来実に30年ぶりに横浜以外の場所で歌われるという開かない空に俺を閉じこめて状態(違う曲)からようやく脱したライブとなりました(?)。

 

8.メロディ(Melody)

(7/29)

KAMAKURA/大復活祭/音楽祭/茅ヶ崎/海の日/大感謝祭/ひつじ)

シングル曲ということもあるのか、Disc1の中では最もライブ演奏された曲となりました。

ひつじ以外は全て夏のライブで演奏されており、アルバムでは前曲となるHappy Birthdayとは真逆の扱いになっているのは面白いですね。ちょうどひつじとおいしい葡萄の旅で変わるのも某映画の私たち入れ替わってる、的な感がありますね(?)

音楽祭から茅ヶ崎ライブまで8年、間があいた以外は夏のライブで定期的に演奏されていますね。

 

9.吉田拓郎の唄

(2/29)

KAMAKURA/流石)

流石だツアーで18年ぶりに演奏されました。原さんはKAMAKURAツアーでお休みだったので、この時が初めての演奏となりました。これは関口さんがHAIRをお休みだった歌う日本シリーズ以来に演奏されたふざけるなツアーで初めてライブでベースを弾いた27年に次ぐ年数になるのではないのでしょうか(もし今後、マリワナ伯爵、恋のジャック・ナイフ、平和の琉歌のどれかが毛ガニさんがいるる時に演奏されればこちらにも抜かれてしまうのですが…(23年))。

どうでも良い余談ですが偶然にもこの曲が演奏される年は阪神タイガースが優勝していますね(1985、2003年)。

 

10.鎌倉物語

(5/29)

(大復活祭/しじみ/ホタル/茅ヶ崎/ひつじ)

原さんボーカル曲の中では「私はピアノ」の6回に次いでサザンのライブで演奏されている曲ですね。歌謡曲テイストとポップテイストでうまく使い分けているという事でしょうか…。

夏のライブ3回・年越し2回と両方で差もなく演奏されていますが、しじみ以降は神奈川県の中でのみしか歌われていないのですね…。まあタイトル通りといえばそうなのかもしれませんが…。

 

Disc2

1.顔

(4/29)

KAMAKURA/大復活祭/大感謝祭/葡萄)

KAMAKURA・大復活祭と連続で演奏されて以降はしばらく出番がありませんでしたが、大感謝祭で20年ぶりに演奏されました。この時はメドレーコーナー内での演奏で一部カットでしたが、おいしい葡萄の旅ではついに完全体でのご登場となりました。

 

2.Bye Bye My Love(U are the one)

(11/29)

KAMAKURA/大復活祭/SHOW/歌うサザン/音楽祭/渚園/歌舞伎町/晴れ着/みんな/大感謝祭/マンピー)

アルバム「KAMAKURA」収録曲の中では最もライブで演奏されている曲となっておりますね。

ファン人気もあり中盤・メドレー・アンコール、夏・年越し・スタジアム。ライブハウスと場所を選ばずに選曲出来る曲ということも要因としては大きい感じでしょうか。

今後も数字が伸びていく曲になることでしょう。

 

3.Brown Cherry

(1/29)

KAMAKURA

KAMAKURAツアーでのみ演奏された曲ですね。真昼の情景と全く同じで、原さんがお休みでライブで弾いたことが無く、この唯一のライブ演奏がテレビでオンエアされた曲ということに現時点でなっております。

昔何処かの個人サイトで見ました、歌舞伎町ライブでこの曲を演奏して欲しいと絶叫していた女性の方がいたという話が今でも忘れられませんね…w。

 

4.Please!

(0/29)

ライブ演奏無し。

 

5.星空のビリー・ホリディ

(0/29)

ライブ演奏無し。

 

6.最後の日射病

(0/29)

ライブ演奏無し。

 

7.夕陽に別れを告げて~メリーゴーランド

(8/29)

KAMAKURA/大復活祭/SHOW/ブラディ/ホタル/渚園/流石/大感謝祭)

この曲も圧倒的に夏のライブ登場率が高いですね。ブラディ・ファイトは珍しい年越し演奏で且つサザン&ビートルズ合体メドレー内での披露とレアとレアが組み合わさった(?)ライブでしたね。

Bye Bye My Love(U are the one)に次ぐ演奏率ですが、大感謝祭以降12年演奏されていませんね。似た立ち位置のせつない胸に風が吹いてたと併用から徐々に出番を奪われつつある曲となっているのでしょうか…。ちなみに毛ガニさんは流石だツアー・大感謝祭をお休みしていたので、渚園以降22年演奏していない曲になっているのですね…。

 

8.怪物君の空

(7/29)

KAMAKURA/ブラディ/日本シリーズ/しじみ/牛/おっぱい/ひつじ)

5回が年越しライブでのご登場と、年越しライブ用煽り曲という立ち位置になっていますね。ブラディからおっぱいまで4連続で年越しライブにご登場しており、あのこの頃の年越しライブではよく出てきていた干支のオブジェ的なあれを怪物君ということにしていたのかもしれません(?)。

また年越し公演はなかったとはいえ歌う日本シリーズも年を跨いだツアーで1992年は12月30日までライブを行っていましたし、年越しライブ曲、という印象は余計に強くなっている感がありますね。

 

9.Long-haired Lady

(0/29)

ライブ演奏無し。

 

10.悲しみはメリーゴーランド

(3/29)

KAMAKURA/音楽祭/牛)

3回と演奏回数としては多くありませんが、毎回アレンジが変わっているというこれもまた色々な意味で珍しい立ち位置にいる曲になっていますね。

ロック感が強くなった音楽祭以降のアレンジでの演奏はソロのさのさのさツアーを含めて偶然にもすべてにサポートメンバーの片山さんが参加されていますね。

KAMAKURAツアーお休みの原さんといい、サザンを支えるキーボードコンビは原曲に近いバージョンを演奏したことがないというのは不思議な巡り合わせですね。



ということで雑にまとめてみました。

ちなみに1曲も演奏されなかったライブは(いっちゃえ/万座/セオーノ/サナカ/ラララ)の5つでした。

何と申しましょうか…割とコンセプトがはっきりとしているライブになると敬遠されがちという感じでしょうか。

このアルバムからライブでは演奏されない曲がちょくちょく顔を出すようにもなりましたね。

あとは割合どのライブにも1曲は何かしら演奏されるという感じで、夏はこの曲、年越しはこの曲と分かれている傾向が強い曲が多いですね。

 

さてまたいつかのタイミングではどのアルバムがまとめられるのでしょうか。まあフェードアウトの可能性の方が高そうですが(?)。

 

KAMAKURA TO SENEGAL サザンオールスターズAVECトゥレ・クンダ(1985年)

サザンオールスターズ-真夏の夜の夢-1988大復活祭(1988年)

・いっちゃえ'89サザンde'90(1989-90年)

Southern All Stars 夢で逢いまSHOW(1990年)

・歌うサザンに福来たる(1990-91年)

THE音楽祭 -1991-(1991年)

・闘魂!ブラディ・ファイト(1991-92年)

・歌う日本シリーズ1992~1993(1992~93年)

しじみのお味噌汁コンサート(1993-94年)

・ホタル・カリフォルニア(1995年)

Southern All Stars Stadium Tour 1996「ザ・ガールズ 万座ビーチ」(1996年)

・牛(1996-97年)

・おっぱいなんてプー(1997-98年)

・スーパーライブin 渚園『モロ出し祭り~過剰サービスに鰻(ウナギ)はネットリ父(チチ)ウットリ~』(1998年)

・Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)~素敵な春の逢瀬~(1999年)

・シークレットライブ’99 SAS 事件簿in歌舞伎町(1999年)

・晴れ着DEポン(1999-2000年)

茅ヶ崎ライブ~あなただけの茅ヶ崎~(2000年)

・ゴン太君のつどい(2000-01年)

・SUMMER LIVE 2003「 流石(SASが)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」~カーニバル出るバニーか!?~(2003年)

・真夏の夜の生ライブ~海の日スペシャル~(2004年)

・暮れのサナカ(2004-05年)

・みんなが好きです!(2005-06年)

・真夏の大感謝祭(2008年)

・SUPER SUMMER LIVE 2013「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」(2013年)

・ひつじだよ!全員集合!(2014-15年)

・おいしい葡萄の旅(2015年)

・キックオフライブ2018「ちょっとエッチなラララのおじさん」(2018年)

・“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!︎(2019年)

 

松田弘ミニアルバム「DRMS」を語りたい

12月20日サザンオールスターズの全曲ストリーミング配信がスタートしましたね。このタイミングでついに関口さんと弘さんのソロ楽曲の配信も始まりました。この2人のソロ配信のようやく…感の件についてはいつかの機会に語るとしまして(?)、私の好きな弘さんのアルバムである「DRMS」についてつれづれなるままにただ何となく好きという理由だけで書いていこうかなと思います。

 

1.Thursday Music Club

この曲大好きなのですよね…。冒頭の「昔の話だけでつながっているわけじゃないさ だってまだ途中だろ」のまだ途中だろの歌い方が良いんですよねえ…高音の使い方と言いますか、「EROS」の時の良い意味で荒々しさのあったボーカルから大人のボーカリストの歌に変わった独特の甘さのようなものを感じてしまうのです。

バックのサウンドも何と申しましょうか…1曲目という気負いがないと言いますか、木曜日の憂鬱さも感じさせつつ、おもむろに動き出したくなるような不思議なクセがある曲のような気がしますね…。

 

2.ふたり

弘さんの作詞作曲ではありませんが、サザン名義で発表された「遙かなる瞬間」や「君に贈るLOVE SONG」の雰囲気に近い曲、という印象がありますね。

この曲では弘さん自身がドラムを叩いているということもあるのか、アルバムの中では1番ドラムを叩きながら歌う弘さんの画が浮かぶ曲ですね(実際この時のライブでどうだったのかを知る方は是非教えていただけるとありがたいです…)。

 

3.INVADED

このアルバムの中では唯一弘さんの作曲で作詞も親交のある森雪之丞さんとの共作という形ではありますが、これまた唯一の作品ですね。

サウンドの印象はサザンの愛の言霊とPARADISEを足して2で割った感じがあるのですよね…(多分伝わらない)。アルバムの中では1番作り込まれた曲の気がします。

歌詞もエイリアンや侵略など相手が実は宇宙人という事を示唆している内容というのもより不思議な雰囲気を漂わせている感じがあります。

 

4.Sexual Chat~大人の童話~

サザンのライブでいえば煽りコーナーで演奏されそうな曲ですね。

テーマとしては不倫の歌でしょうか。LOVE AFFAIR~秘密のデートとは違い、相手の女性に翻弄されるちょっと桑田さんの描く弱気な男性像に近いといいますか、そんなヒロシに騙されてならぬ、そんなヒロシが騙されてといったところでしょうか(?)。

この曲は森雪之丞さんが作詞されているのですが、原さんのMOTHERに収録されている「お涙ちょうだい」もそうなのですが、桑田さんとはまた違う情念の深さと言いますか、登場人物のダークさが独特でいいアクセントになっていると思います。

 

5.それでも時は

珠玉のバラード、という表現がまさにぴったりな曲ではないのでしょうか。弘さんのやさしいボーカル・サウンド・歌詞が見事に嵌まっている、とりあえず聴いて下さいとしかもう言えませんね。

ちなみに作詞された相田毅さんは、とあるサイトで自分の好きな曲にこの曲を挙げています(詳しくはこちらのサイトに載っております)。

サビの「好きなあの映画みたいには生きることは出来なかった」と「好きなバラードみたいには愛せなくて届かなくて」は本当大好きなフレーズですし、この曲に合う好きな映画とバラードはおそらくずっと探し続けていく気がします…。



ということで恐ろしくざっくばらんにただ好きなところを書き続けてしまいました…。

本当いいアルバムなのですよ…。「EROS」が青年ヒロシの不埒なアルバム(?)と言えるのに対して、二十歳を2度も越えた(?)酸いも甘いも知った大人のヒロシさんだからこそ歌えるアルバムだったのでは…と思います。

個人的には「君に贈るLOVE SONG」と次のアルバムである「[FUTARi]O.S.T.」までが大人ヒロシの一連の流れである感じがあるので、またこの辺りも合わせて是非聞いて欲しいなと思っております(謎目線)。

 

サザンMV集について思った事ともし特典映像があった時の雑な予想のようなものを

本日サザンオールスターズのMV集「21世紀の音楽異端児」の発売が発表されましたね。

まず最初に思ったのは、上手いこと考えたなあ…と。ちょうど21世紀になってから5人サザンとなりまして、諸々があって6人時代の映像が世に出せない・出さないというのを、それが良いか悪いかは別としまして逆手に取っていますね。

ただそれで完全に割を食う形になってしまったのは、「この青い空、みどり〜BLUE IN GREEN〜」さんですね。海のOh,Yeah!!にも収録されず、MVも未だ製品化無しで、時代的にショートバージョンがYouTubeで公開される事が今後も無さそうですし…。そろそろ己の罪に懺悔する時間を終わらせる夜明けのベルを鳴らして欲しいところです(?)。

そしてもう一つ思ったのは、MVの清算に入っているなあ…と。2年前の桑田さんソロMV集「MVP」と合わせこれで、20世紀MVや他メンバーソロなどの一部を除いて殆どが製品化されました。

もちろん一定層が購入する数字の取れる商品としてのリリースというところが大多数を締めていると思われますが、これ以降のMVは全てYouTubeにフルバージョンが上がるようになるのではないのでしょうか。既に近年のMVは時代の反映もあるのかフルバージョンで公開される事が多くなっていますが、今後はまさにPVとしての色を強めていく、その為にMV集として売れる・需要があるラストチャンスとしてのリリースという側面もあるのでは…とも何となく思うのです。おそらく「MVP」はそれに見合うだけの売り上げがあった…というのも踏み切る要因の一つになったのではと思います(実際どの位売れたのかはわかりませんが…)。

この辺を一区切り付けて、2020年のお正月にサブスクリプションなどの音楽サービス解禁の流れ、などとなっているのではないのでしょうか。

もしそうなれば製品版と配信の共存と差別化が割と綺麗に行きそうな気がしますが。

(個人的にはそちらのサービス前に関口さんと弘さんのソロ曲配信を本当にお願いしたいところですが)


さてさて特典の予想に入りましょう。

その前にやはり一つ気になるのは、「緊急リリース」という言葉です。毎回大袈裟とも過度な期待を持たせると捉えられる一言があったりしますので、特に意味は無いと思いますが、「MVP」の告知時期を調べると桑田さんのソロデビュー日でもある10月6日に告知、12月13日発売(後に発売延期が発売され1月3日となる)と約2ヵ月前の告知でした。

今回は11月6日の12月31日発売で多少間は短くなってはいるものの、ほぼ告知から発売までの間は変わりません。となると急に企画が持ち上がったのでは…と考えられます。


とこの推測通りで尚且つ特典映像が付く事があるとすれば、やはり「ちょっとエッチなラララのおじさん」の映像でしょうか。一部厳選に不満の声を上げる方も一定数いらしたことを考えるとこのライブを収録の為に急遽企画したとも考えられます。…もっとも収録されるとしても既に数曲が厳選という形で世に出ている後、MVPが特典含みで33曲、今回が現段階で21曲、と見ますと、60分ほどのダイジェスト収録になるのでは…という予想です。

そして21世紀のライブ、という点で見てみましょう。

ありがたい事にサザンは殆どのライブが放送・製品化という形で見る事が出来ますが、その放送・製品化されていない曲をピックアップしてみます。


まず2005年のROCK IN JAPAN2005のマンピー のG★SPOT、希望の轍になりますでしょうか。NHKM-ONの2つで放送されたライブでしたが、この2曲はオンエアされませんでした。

次は翌2006年のTHE夢人島Fesで初日のみ放送された八月の詩ですね。翌日の生放送時には演奏されず、総集編でも放送は無しでした。

そして2015年のツアー、おいしい葡萄の旅でアリーナ会場のアンコール1曲目だったC調言葉に御用心チャコの海岸物語が日の目を見ることがありませんでした。

後テレビ番組用ライブまで拡げるとキリがなくなりそうですね。その中で敢えて一つ挙げるとすれば、2003年の建長寺ライブのふたりだけのパーティ、そしていとしのエリーですね。後に音楽寅さんのDVDBOXにダイジェスト収録されたライブの中で何故かこの2曲だけが未収録なのですよね…。


特典映像として収録されそうなライブとしてはこの辺りでしょうか。まあおそらくMVPと同じくMVオンリー作品になるとは思いますが。

まさかの悲しい気持ちパターンの新MVもあるのでしょうか…。ただそれと似た作りで愛はスローにちょっとずつのMVが作られているので、可能性は低そうですね…。もしそれば実現ならば、今のサザンのモード的にはっぴいえんどあたりが最有力候補になりそうですね。


あとはベストヒットUSASの愛と欲望の日々枠的な感じで壮年JUMPのメイキングあたりでしょうか。


こちらに書いたのはあくまで予想と都合の良い解釈ですから、期待はしないようにして下さいませ…。詳細発表後にでも全然違うと嗤いの種にして下さい(?)。


個人的にはDIRTY OLD MAN〜さらば夏よ〜が良い画質で手元に置ける、というのが嬉しいですねえ。これかラララのおじさんのDIRTY OLD MANで年を越したいと思います(?)

あと、21世紀の音楽異端児は好きですね…。何と申しましょうか…20世紀にある種の異端児として世に出たサザンが、21世紀になっても第一線で活躍し、しかも時に国民的と呼ばれながらもどこか未だに掴みきれないまま、現在進行形でい続けるバンド、という(個人的な)イメージに合っているような気がするのですよね…。

とりあえず今は詳細が出るまで待つとしましょう…。